女達は偶然の出来事に本来の目的以上の目的を見出だした。

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レズバトル・キャットファイト小説です。

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摩耗

日が高くなり、草木が一段と色鮮やかに感じられる。そんな景色の中を黙々と歩く女は、ただ漫然と歩いていたわけではなかった。

女に目的地はない。しかし辿るべき道は決まっている。自分の前方を行く女性を追えば良いからだ。残る作業は、この女性にどう近付き、いつ接触するか、それだけだった。

 

対象の様子を見ながら、もう一人自分の近くを歩く女がいなくなるのを待つ。しかし、道を何度か曲がっても女がいなくなる気配はない。

女は次第にもう一人の方が気になり、軽く視線を向ける。身なりにも挙動にもおかしなところのない普通の女だったが、前方の女性の進む道は決して外れない。

 

女の方へと近付く。相手も同じ考えだったらしく、二人は並んで歩く恰好となる。

天空から眩しい日差しが瑞々しい緑に降り注ぎ、木陰を取り囲み明暗の対比をなしている。

 

「用事が一緒みたいですね」

 

「実は今少し変わりました。たぶん、そちらも」

 

「はい、することはあまり変わりませんけど」

 

「話が早いですね」

 

会話をそれ以上続けることなく足を動かす。もう前方の女性を追うことは止めて、途中で曲がり全く別の道へ進んでゆく。

 

空いているらしい土地に物置がぽつんとある。大きさは大の大人が二人程入れるくらいだ。

そこに女達は近寄って戸に手をかける。

 

戸を開く直前、

 

「日向、です」

 

「若葉、です」

 

名前を告げる。

 

真っ白い日光と新緑の葉がぶつかる、二人の名前をそのまま形にしたかのような眩しい光景。そんな景色を尻目に物置へと入り込む。

 

暗闇に身を潜めるなり、相手の体を掴んで自分の方へ引き寄せる。相手の方を向いて掴み合っているため密着することになる。

 

顔を寄せると相手の吐息を肌に感じる。

目の前の女を固定したまま唇を重ねる。舌を動かすと相手の口内に涎が混入する。一人分の幅の口内で二本の舌が交差する。必然的に舌を絡め合わざるを得なくなる。互いを食むように吸い付いていると涎がこぼれる。

 

涎が口元を伝って下顎を汚し始める。それと同時に両者体を寄せて距離を詰める。

懐に実る果実が揺れ、別の果実と密着する。接触面に柔らかい感触を覚えながら果肉の輪郭を歪め合う。

 

相手の体を掴んでいた手を後方へ滑らせる。背骨を探り当て、肩、胸の後ろ、腰、骨盤へと背部を撫でてゆく。

胴体のくびれを過ぎて、豊かに膨らむ球体へと指を食い込ませて揉みしだく。両手に鈍く、重く、肉の詰まった感触がまとわりつく。

首から上の部位で感じる互いの息が若干熱くなる。

 

今度は手を少し上へやり、脇腹、肋骨、腋、と触れてゆく。

ほんの少しではあるが双方の体がピクッと反応するのが分かる。

 

「「............。」」

 

手を止めてやや距離を取る。

相手の愛撫を受けたばかりの体に今度は自分で触れる。上体を包む服を剥がし、下半身を包む服を取り除く。一対の果実を覆う下着を外し、胴体の底を隠す下着を下ろす。

 

対峙し直す二人。骨盤の後ろへと手を伸ばし、豊満な尻を指で摘まみ上げる。指先で肉を挟み二方向から圧迫してやる。

突然受けた刺激で胴体に緊張が走る。しかしそんなことは責めのうちに入らないとばかりに涼しい顔をして平静を装う。

 

日向は若葉の口へと片手を入れる。指にまとわりつく涎をしばらく絡め取る。

相手の口から手を抜いて、今度は胸へと移す。膨らみの頂点に涎を塗りたくる。乳首を歪ませて乳輪ごと引っ張ってやる。

痛み故か快感故か、若葉は固まってしまう。

 

「はぁ、っ......、...!」

 

怯んだ若葉の尻をつねり、一旦離した手を振り下ろして鋭くひっぱたく。その手も相手の口に突っ込んで涎をまとい、もう片方の乳首を弄び始める。乳首を磨くように細かく擦り上げる。

 

「あっ、んん...、んぁぁ......!」

 

「......っ、はっ...!」

 

声を漏らして反応していた若葉が、日向の両肩を掴んで乳首に吸い付いた。唇を乳輪に重ね、キス同様にむしゃぶりつく。既に下顎が濡れているため胸の下側も涎で汚れる。

相手の口内の熱で上体が軽く痺れる日向。

 

舌を押し付けて乳首を転がし、乳輪にも涎を塗りたくってゆく。時々歯を立てて甘噛みをする。

 

「はぁぁっ...くぁっ......!」

 

日向の声が震える。

 

上体の中心に相手の責めを直接感じる。体の最前部に食らい付かれてどんどん追い詰められてゆく。

 

「んは、っ......ふぅぅ......!」

 

「んんんっ...!むぅぁぁっ......!?」

 

どちらが決壊してもおかしくない状況であったが、明らかに形勢が傾く。乳越しに悲鳴を漏らしたのは若葉だった。

口を使う若葉と比べて、両手を使う日向は責められる箇所が多い。日向の方が与えられる刺激の量で上回っている。

 

日向は身を乗り出す。足元から額に至るまで、全身で目の前の女の体を押し返す。

捕らえた標的を指先で執拗に弾ませる。その硬い感触に慣れて何も感じなくなってきた頃、手元が突然振動し始める。

 

「あぁぁぁぁっ......!!んぁぁぁ......!」

 

若葉は日向の体からはみ出し、声を上げながら痙攣する。相手の胸から口を離しているため、今回の悲鳴ははっきりと響く。

 

目の前の女の肩にしがみつき、胸を膨らませては縮めて息を宥める若葉を見下ろす日向。 

捕まえたまま離さずにいる乳の先端を再び歪ませる。

 

若葉の体が微かに動く。緩んだ体を追い討ちされては反応せざるを得ない。

相手の胸に顔を埋め、口を開いて先程と同じ箇所に吸い付く。

両肩にやっていた手を下ろして胸部の真横に移す。竪琴を掻き鳴らすように肋骨を下から一本ずつなぞってゆく。

 

「......んっ、はぁっ......く......」

 

落ち着かなくなって体を小さくひねる日向。思わず漏らす吐息、その吐息を起こす肺の外壁を責められる。自らの呼吸に合わせて肉の薄い箇所が形を変える。相手の指はそれを確かめるように撫でてくる。

 

若葉は次第に歯を立てて、乳首や乳輪を積極的に襲い始める。立ち上がった乳首を歯の上で転がす。歯の先端を乳輪に当て、自分の歯の形を覚えさせるかのようにしつこく触れてゆく。

 

「あぁぁっ......あっ、あっ...!」

 

上体で受け止めた快感に日向はつい声を上げる。

両方の乳房を狙った日向の責めよりも、胴体の正面に加えて側面も狙う若葉の責めの方が刺激を与えられる箇所が多い。女達の性感の大小は逆転していた。

 

若葉は相手の女の乳首を歯で挟み込む。硬い乳首の芯をほぐすように押さえ付ける。肋には爪を立てて異質な感触を送り込む。爪を滑らせる度に背中がわななき、その反応が収まることは最早ない。

 

「うぅ...んあぁぁぁぁぁっ......!!はぁぁぁぁっ...!」

 

日向は懐にいる若葉に支えられながら嬌声を発する。

 

若葉の眼前では、量の多い乳肉が悦楽のために波打っている。柔らかく重い波が涎で濡れた口元に繰り返し打ち寄せる。

乳首を歯でそっと挟みながら胸から顔をゆっくりと離す。口が離れる瞬間、歯の擦れる感触に相手の上体が跳ねる。

 

肋に回していた両手を顔の真横、耳の周りに移す。顔を寄せて唇から舌を垂らし相手の頬に付ける。舌を滑らせて、鼻筋から反対側の頬まで日向の顔を一舐めする。蒸れた吐息が自分の頬にかかる。

 

片手で押さえた耳へと口を移し、耳の形を確かめるように舐め出す。凹凸を味わうように舌で触れる。若葉の涎が耳を覆い、何層にも重なってゆく。

 

同時に、もう片方の手を下ろして、上下ではなく左右に分かれた唇へ当てる。既に濡れていたそこを手で拭っては、体液をこすり付けて送り返そうとする。筋をなぞり続けながら次第に秘所の内部へと指を進める。

 

「あぅっ......んんぅぅぅ...、くはっ......」

 

日向は体内の鼓動にうち震える。気が付けば自分から若葉に抱き付いていた。

間近にあるのは相手の女の首筋。そこに口付けをし、舌を伸ばして舐め回す。時々歯を立てては甘噛みする。

 

「はっ...んぁ、あぁぁ......」

 

口で責めていた耳元へと直接喘ぎ声を伝えてしまう若葉。突き立てられた歯が首を満遍なく刺してくるのを感じる。先程の責めの報復だろうか。

 

日向の口内は若葉の首が小刻みに反応するのを捉える。口の端からこぼれた涎が降りてゆく。胴体に達すると鎖骨の形作る窪みに溜まる。

その軌道を追うように下へと責めを進める日向。鎖骨の内側の肉に歯を立てる。

 

「うぅんんっ......はぁっ、はぁ......あぁひっ...!?」

 

若葉は吐息と同時に甲高い悲鳴を上げる。日向の手が割れ目を襲っていたからだ。

縦に割れた唇には透明な膜ができていて、指を侵入させるのは容易いことだった。

 

突起に愛液を塗り付ける。割れ目の表面を擦り続ける。徐々に内部へと指をねじ込む。肉の形成する空間に自分の指を鈍く突き刺す。

部屋一帯に広がる粘液と戯れる。壁をこすっては指先に絡め取ったかと思えば、指を押し当ててなすり返す。

 

「ひぁぁぁっ......!んぃぃぃ......っく、うぅぅぅぅ......!」

 

若葉の濡れきった唇が日向の手をしっかりと咥える。相手の指の動き一つ一つに腰が跳ねてしまう。

負けじと指を日向の中へと突き入れる。両手を動員し、片方は中を責め、もう片方は突起を責める。

 

しかし、突起に回した手を掴まれる。相手の体からゆっくり引き離される片手。

振りほどこうともがいている間にも、上に下に止まらない責めで体力を削られてゆく。次第に足の指の力が入りにくくなる。

 

目の前の女の力が明らかに弱ってきたと踏んだ日向は、掴んでいた手を解放してやる。当然、自分の片手も自由になる。その空いたばかりの手で若葉の割れ目をなぞる。

濡れた指を片胸の頂点に移す。先程弄んだ乳首と乳輪にしつこく愛液を塗りたくる。指の先端が乳輪に軽くひっかかるようにしながら、指の腹で乳首を思い切り潰してやる。

 

「んぅぅぅぅ......!?くはぁぁぁぁぁぁぁっっ...!!っひいぃぃぃ...!」

 

首元を晒すように真上を向いて若葉が声を発する。上体と腰が同時に痙攣する。胴体から起こった甘い痺れは末端の手足にまで至る。

横向きの唇は涎を首筋に垂らし、縦向きの唇は愛液を腿に流して床を汚す。

 

弱々しく刺さった手の力が抜けるのを感じ取った日向。顔を少し上にやり、若葉の顔に舌を置く。そこから舌を左右に動かして顔の中央部を舐め回してゆく。

べっとりと涎を付けて満足すると、相手の尻を掴みながら脚を絡める。そうして丁寧に下半身を崩させて立位を止めさせる。

 

尻を着かせた若葉の髪を引っ張って、床にできた水溜まりへと突っ伏させる。相手の顔を片手で床に押し付けながら、空いた手で突き出た尻を叩いてやる。

尻の方を向いて若葉の背中を跨ぎ、腰を抱えて持ち上げる。割れ目に唇を当ててむしゃぶりつく。ひどく濡れているせいで暗所中に液体音が響く。キス同様涎を送り込みながら舌で内壁を抉ってゆく。

 

宙に浮いた両足を前後に跳ねさせる若葉。日向の顔に勢い良く潮を噴き出してしまう。

一向に責めを止めない相手の舌使いに悶えさせられるが、体を回転させて前後の向きをひっくり返す。

 

真上には広めに開いた日向の両脚、そしてその頂点にあたる尻がある。

自分の顔に付いた愛液や涎を手で拭う。汚れた手を持ち上げてゆく。手が尻に到達すると、肉の間をかき分けてまだ触れていない口へと侵入する。体液をなすり付けて入り込み、内側を手当たり次第弄ってゆく。

 

「ふぅぅぅっ...!?あぁぁ...んぁぁぁぁ......!」

 

不意を突かれた日向は力の抜けた声を上げる。両脚が震え出すが何とか踏ん張って耐える。

しかし、体勢上踏ん張れば踏ん張る程若葉にとっては責めやすくなる。そうかと言って耐えることを止めてしまうと今度は自分が崩されかねない。

 

日向のジレンマを尻目に、空いている手を床の水溜まりに浸した若葉。その手を伸ばして前の穴にも突き入れる。指の当たる箇所を激しく擦り上げる。入れる指の本数を増やしてさらに刺激する。

尻も同じく指をねじ込む。内部の空間を執拗にかき混ぜる。一本、二本、と指を加える。

 

「っあぁぁぁぁぁ......!!あぁぁぁはぁぁぁぁぁああ...!!」

 

死角から前後の口を一度に貫かれた衝撃でのけ反って絶頂させられる日向。体内から腰を挟み撃ちされて、下半身は快楽に酔いしれる。皮肉にも踏ん張った上で崩れ落ちそうな状態に追い込まれ、危惧した結果を両立してしまう。

 

若葉は体を動かして腰の拘束を解く。日向の背後を取る形で立ち上がる。相手の女の背中に顔を寄せて、胸の真裏辺りを舐め回す。

尻を責めていた手で割れ目を一撫でする。十分な量の愛液を手に取り、再び同じ手で尻の奥を弄ぶ。分厚い体液の膜を内壁になすり付ける。

もう片方の手を前面、相手の片胸へとやる。堂々と実る果実を鷲掴みにする。掌で頂点を押さえながら果肉をもぎ取るように揉みしだく。

 

「きゃぁぁぁぁっ......!!んくぁぁぁぁぁ......!!」

 

日向の背中が跳ねて、若葉は自分の涎で顔を濡らす。しかし、最も濡れているのは二人の足元だった。日向の噴き出した潮が床一面に流れ落ちていた。

 

かろうじて立位を保っている目の前の女の胸を解放する若葉。そして胸を責めていた手で髪を掴んで相手を壁に押し付ける。相当に弛緩した体の重みで胸が無惨にひしゃげる。

 

尻に突き立てていた手を引き抜く。もう一度割れ目を撫で回して過剰な量の愛液を纏う。

尻の真後ろで握り拳を作り、奥へと一気に突き刺す。相手の女の体内を、上に、下に、右に、左に、幾度となく押し退ける。分厚い液体音を響かせて拳を出し入れし、尻の奥を否応なく潤してゆく。

 

「ぎひゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ...!!!んんぐぁぁぁぁぁぁぁぁ...!!」

 

耳障りな声で断末魔を上げる日向。上体を大きく反らし背筋を異様に硬直させる。全身の筋肉を激しく痙攣させて淫らな電流に痺れる。

しばらく余韻に浸った後は、立っていられる力をなくしてしまい床に崩れ落ちる。

 

「............。」

 

幸い汚れることのなかった衣服を再び身に付けながら、最早まともに動けない日向を見下ろす若葉。

 

日向の衣服も汚れてはいなかったが、それを手に取ってわざわざ体液の沼に浸す。そしてその上に脱力しきった日向を敷く。

 

扉を開けて外気に触れ、肌に纏わり付く異様に重い湿り気を振り払い、若葉は物置を後にするのだった。


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