完璧超人なクラス委員長を脅迫したはずが、逆に底知れない性欲と悪癖で骨までしゃぶり尽くされている件「じゃあまた明日脅迫してね♡」 作:つる植物
※主人公と美咲との事後の話です
目を覚まして横を見ると知らない男が全裸で寝ていた。
(……あぁ、倫子のおもちゃでしたね)
少しづつ頭が働いて来て意識を手放す前の状況を思い出して来た。
倫子のおもちゃに抱かれてそのまま気を失ってしまったらしい。
身体を起こしてベッドに座り込んだ。
おもちゃは全裸ですやすやと眠っていた。
頬を軽く突付くが起きそうにない。
完全に熟睡しているようだった。
(しかし、何とも思いませんね)
倫子の命令には興奮できたがこの男自身には感じる事はない。
ただの倫子のおもちゃ、それ以上の感慨は持てなかった。
(まぁ、風邪を引いたら可哀想ですね)
夏用の毛布を被せて寝室を後にした。
スマホで時間を確認したら午後9時を過ぎたくらいだった。
シャワーを浴びて身体中にこびりついた体液を洗い流してさっぱりする。
カップ付きのキャミソールに短パンというラフな格好でリビングのソファーに寝転がりスマホを触りながら倫子の帰りを待った。
高校を機に勉強だと言われて2人暮らしをさせられた。
お手伝いさんを入れるか聞かれたが家事は苦でなかったので私が全てする事にする。
去年までは月に1回2人で親と食事会をしていたが面倒になり今年からはどちらかが参加する事で落ち着いた。
午後10時を回った頃に玄関が開く音がした。
リビングのドアが開く。
「ただいま、あれ、おもちゃは?」
「疲れ果てて寝てますよ」
「ふーん、美咲、着替え手伝って」
「はいはい」
お互いにラフな格好になりリビングのソファーに座りお茶を飲む。
「あー、つまんなかった」
「でしょうね」
まぁ2人とも親の金で生活している以上来いと言われれば行くしかない。
「美咲の処女喪失もちょっと面白かったけど、そんなもんって感じだったなぁ。やっぱり大画面にプロジェクターで投影して家族みんなで最後まで見るくらいしないとだめかぁ」
「お父さんもお母さんも発狂するので無理ですね。確定でおもちゃが処分されますよ」
「だよねー」
「倫子が望むならやりますが」
「そう言うと思った」
倫子がケタケタと笑う。
新しいおもちゃを手に入れてからずっと機嫌が良い。
「それにしても私まで差し出すとは随分アレのことを気に入ってるみたいですね」
「あー、自分でもびっくりかな?反応がいちいち面白いんだよね」
「倫子の事が好きだけど他の女にも手を出す程度には軽薄。中々得難いかもしれませんね」
「多分私が抱いて良いって言ったら誰にでも手を出すよ」
恐らくそうでしょう。
無意識下であれは倫子の命令を楽しんでいる。
「そういえば膣内射精(なかだし)された?」
「ええ、許可なく2回。妊娠しろとまで言ってきましたよ」
「悪いおもちゃだね」
「全くです」
2人で悪い顔で笑い合う。
「婚約者がいるって言ったらしいですね」
「膣内射精(なかだし)させたくて、つい」
「ピルは飲むんですか?」
「ちょっと考え中、美咲は?」
「倫子に合わせますよ」
2人で妊娠なら悪くないですね。
「2人とも妊娠したって言ったらどんな反応するだろうね?」
「慌てふためくでしょう。倫子好みの反応が見れますよ」
「まぁでも流石に飲むかなぁ、妊娠はいつでも出来るし」
「そうですね。学校でしか出来ない事は沢山ありますね」
明日おもちゃが帰った後にピルを飲む事にした。
「まぁ明日は3人でセックスしよう」
「いいですよ」
「美咲もうちの学校に転入すれば?学校で3Pしたいな」
「親が許さないでしょう」
お互いに共依存気味なのは理解している。
2人暮らしで加速してしまった感はある。
これ以上同じ時間を過ごすのはちょっと危ないかもしれない。
「おもちゃが入るから大丈夫じゃない?」
「2人が3人になるだけですよ」
「うーん、納得いかないなぁ」
「文化祭とか合法的に入れる時があるのでその時に楽しみましょう」
「はーい」
グラスにはかなりの量の水滴がついていた。
倫子は構わずグラスを手に取りお茶を飲む。
「私たちは2人で完結できます。私たちの中におもちゃを完全に入れ込むとおもちゃの可能性を完全に絶つことになります」
「あー、それはちょっとつまらないかも」
ある意味で私たちはすでに完成している感がある。
彼をこの中に完全に入れてしまうとおそらくただただ腐っていくだけだろう。
「おもちゃは良くも悪くも『普通』です。外からの別の刺激がなければそこから先は望めませんよ」
「いっそ実家にぶち込んじゃおうか!お父さんたちを排除して二宮グループ総帥の席に座らせよう!」
「その器(うつわ)があるようにはとても見えませんが……」
「私の方が見る目があるのか、美咲の方が見る目があるのか。楽しみだね!」
可哀想に……おもちゃの将来がこんなくだらない会話で決まってしまった。
でもなんとなく笑ってしまう。
「ふふ、私の見る目がなかった方が楽しそうですね」
「でしょ?とりあえず私たちどっちかと結婚すれば椅子に座る権利は手に入るわけだしね」
眠くなってあくびをしてしまう。
「美咲、もう休めば?」
「そうですね、そうします。倫子はどうするんですか?」
「とりあえず起きるのを待とうかな。起きてきたら遊ぶつもり」
「まぁ、明日は休みですから。お好きにどうぞ。おやすみなさい」
「おやすみなさい」
私は立ち上がると自室に戻ったのだった。