メイドユズのカフェモーションを見たとき、「あの段ボールの箱の中で奉仕してくれたらなぁ……」と考えたのが今作のきっかけです。自信のないユズが、最初は箱の中でのエッチからスタートしていくのだろうなと思うと、期待と興奮で心が止まりません。

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第1話

 クラクションが鳴った。多分、僕に向かって鳴らしたのかもな。その音で我に返り、周りを見る。あぁ、道路の白い線から大きくはみ出ていた。車からは大人が何か喋っている。それっぽくさっさと頭を下げると、大人はすぐにそこから離れた。車が去った後は、あの大人の声が嘘のように静かになる。ハチは耳障りな音を立てて辺りを飛び、道端の虫の死骸には砂でこんもりと覆われている。

 そういえば、ここ数日間はあまり雨が降っていなかったなぁ。さっきのクラクションに気づかなかったことといい、僕は砂漠の旅人になったみたいだ。昨日の国語の授業もたまたまそんなお話だった。暑い砂漠を彷徨っていたところ、見つけたオアシスで鉢合わせた人たちと救助が来るまで一緒に生活をする、だったかな。

 ヤバい、暑くて頭が回らない。タブレットもとっくに尽きた。水筒もそんなに入っていない。あの主人公のように早く見つけないと、一休みできるオアシスを。DMで紹介した場所に向かわないと。早く、は、や、く……。

 

 突然、視界が暗くなった。

 顔に伝わる布の感触。ミントの香り。

 少しずつ瞳をあけてみた。

 日焼けを知らない、真っ白でまっすぐな足。飾りのない、素朴なサンダル。

――暑い中、呼んじゃってごめんね。さ、行こっか。

 可愛い声だ。今日、ゲーセンへ遊びに行く妹みたいだ。誰だろう、でも、怖い感じはしない。この人なら信じてもいい気がする。僕にとってのオアシス、なのだろうか。

 気が遠くなっていく中、僕はなすがままに連れられていった。

 

 瞼が重い。目に力を入れてみる。あ、やっと緩んだ。何か見える。……天井、窓だ。それに、涼しい。疲れた身体にはとても心地いい。あぁ、生き返る……。

「そ、その、身体、大丈夫?」

 声がした。その方向を見ると段ボールがあった。人の姿は見えない。でも、確かに声がしたのはこの段ボールの辺りだ。まさか、あの箱の中に入っているのか?

「あ、私はここにいるよ。そ、その、暑い中、来てくれてありがとう」

 ……僕の読みは正しかったようだ。やはり、箱の中に相手がいるみたいだ。

「もしかして、君が?」

「……そ、そうだよ。今日はよろしくね」

 あれ?そういえば、僕、何のためにあの道を歩いていたんだろう。何かの目的があったとしてもそれが何だったのか、忘れてしまった。

「なんで僕、ここまで来たんだっけ?全く覚えてないや」

 箱から声がした。

「わ、忘れちゃった?DMで約束したよね、お姉さんと出会うって」

 え?君と会うって約束?知らなかった。心当たりがない。そんなこと聞いたっけ?カラカラに乾いた頭を捻りまわしてみる。確か、えっと、どうだったか……。思い出せ、思い出せ……。

 あ、思い出した!

 先週、ムラムラしていてオカズを探していたとき、衝動で約束をしてしまったんだった。元々、勉強はできる方だったし、部活ではエースを任されるのが当たり前だった。家族との仲も悪いわけじゃない。でも、あまりにも普通過ぎる。色んなお姉さんたちとエッチしたとか、ちょっと背伸びしたことをしてもらったとか、そういう噂話をよく聞くようになったのに僕はというと何の変哲もない毎日を送っている。憧れを持っているわけではないが、どんなものなのか気になってしまう。そうだ、そう思って僕は「SGS限定、タダで叡智します」とプロフィールに書いたアカウントに連絡したんだった。約束した場所で会い、そして、エッチをするんだって。

 そのときの約束をした相手は今、箱の中で籠っている。不思議だ。

「あの、どうして箱に籠っているの?」

「私、面と向かって初対面の人とお話するのは怖くて……。だ、だから、こうして箱の中に籠っているの。身体、大丈夫?」

 さっきまで干からびそうだった僕を助けてくれた上に、身体を労わってくれる。とても嬉しくなったと思うと、股が急に痛くなってきた。……おかしい。いつもより身軽だし、布団の感触がさらに伝わる。

 布団をめくると、そこには僕の裸が広がっていた。いつもならお風呂の時間でしか見ないはずの、僕の身体。チンチンが硬くなっている以外はごくごく変わらない。

「な、何で……」

「ごめんね。汗、すごくかいてたからパンツも全部脱がせてあげたんだ。パンツと下着は今、こっちにあるよ」

 「こっち」って……。まさか、箱の中にあるというの?

「か、返してよ!は、恥ずかしい……」

「へ、変に大人ぶらないでいいよ。パパもママも、皆が同じことをしているから。恥ずかしいことじゃないし、エヘヘ……」

 まぁ、それはそうだ。学校にある保健体育の本で読んだことがある。セックスはお互いの楽しみのためにする行為でもあるそうだ。でも、いざヤろうとするとこんなにもドキドキするものか。

「身体も、もう大丈夫。いつでも始められるよ」

「そっか。じゃあ、こっちに来て」

 僕は起き上がり、段ボールに向かって歩き出した。

 

 段ボール箱をよく見ると、雑ながらも穴が開いている。図工の時間で作った作品が頭に浮かんできた。その穴の奥は暗くて見えないけれど、吐息と唾を呑む音、何かを嗅ぐような荒い鼻息が聴こえる。鼻息……、多分、僕のパンツを嗅いでいるのかな。

「あの、ここにチンチンを入れればいいの?」

 尋ねる僕を無視して嗅いでいたお姉さんは、やっと僕に気づいた。

「……ん?あ、そうそう。そこに、おちんちんを入れてくれればいいよ。今から私が気持ちよくしてあげるね」

 一体、何をするんだろう?チンチンを穴に入れると気持ちよくなるのかな。いつもは手でシコシコしているけれど、そうしなくても気持ちよくなれるのかな。

「い、入れるね」

 暗闇の中へチンチンを入れてみる。

 ……電気が走ったような衝撃が全身に伝わってきた。まるで、柔らかい何かで包み込まれるようだ。チンチンの隅々まで気持ち良くなってくる。どこで気持ちよくしているんだろう。手ではないことは確かだ。……まさか、口?いやいや、ションベン出すところを口にするなんておかしい。流石に、きたな、お゛っ、ヤバ、気持ちぃ……。

 腰が勝手に動き出し、段ボールに当たる音がよく聴こえる。すごい、すごい!手とは違う気持ちよさが身体にジンジンやってくる。全身の意識がチンチンに集まって、このまま死んでしまいそうだ。

「お゛、お゛、お゛ぉっ!何か出る!出そぉ!」

 

 硬くなったチンチンから何かがあふれ出した。待てよ?口の中にチンチンからの液体が出てしまったのか。ま、マズい、何かの病気になったら僕の責任だ。どうしよう。

「……ふ、ふほ。ひ、いっはいらへあえ♡」

 僕は穴を覗いた。自分が気持ちよくなったとはいえ、お姉さんを病気にさせるわけにはいかない。ここは僕が責任を取らないと。

 穴から見えるお姉さんの口の中には、ハチミツをかけたヨーグルトがあった。いや、それはヨーグルトというには臭いがキツかった。彼女に汚いものをぶちまけてしまった自分が許せない。

 そう思うも束の間、お姉さんはなんとその口の中の液体をすべて吞み込んでしまった。

「……やっぱり、美味しい……。ありがとね」

 怖かった。いや、理解ができなかった。あんなに臭い体液を呑み込んでしまった彼女がどうしてできてしまったのか、分からない。

「の、呑み込んだ……。どうして?」

「何で、て……。どうして、かな。すごく美味しいから、これで納得できる?」

 ダメだ……。僕にはやっぱり理解できない。エッチが好きだからといって、ここまでできてしまうの?同じ人間とは思えない。

「あ、私、そのね……。私、ちょっと前にある男の子としたんエッチしたんだ。その子、すごく上手かったし、優しかったし、私をいっぱい愛してくれたの。だから決めたんだ。男の子からの愛は全部受け止めてあげようって。だからさ、怖がらずにいっぱいザーメンさん出してほしいな……♡」

 男の子とエッチ……?学校で噂になっている「アビドス怪文書」が頭に浮かぶ。確かに気になるけれど、現実味がないから考えもしなかった。まさか、あれって本当なのかな……?

「じゃあさ、お姉さんって「アビドス怪文書」の真似もしてくれる?」

 お姉さんは箱の中から嬉しそうに話した。

「い、いいの?じゃあ、いっぱいしよっか」

 僕のチンチンはさっきよりも、硬くなった。

 

 僕のすること全部を受け止めてくれる……。それだけで身体がこんなにも覚醒するなんておかしな話だ。でも、僕の身体は正直者のように変化しきっている。

「じゃあ、また穴に入れればいい?」

「うん。でもちょっと待ってて」

 箱がガサガサと動いた。何をするんだろう?

 穴から見えたのは口ではなかった。何と、……お姉さんの女の子たらしめる場所だった。

 キツい臭いを発するそこは、茂みだらけだった。肌が他と違ってとても色が悪い。ホテルの温泉でよく見る大人たちの身体を嫌でも思い出した。授業で「男の子と女の子の身体は違う」と学んできたけれど、やはり別物のようだ。掌でも口でもない、この股の穴に入れたら一体どんなに気持ちいいんだろうな。今にも僕のチンチンは爆発しそうだった。

「お、おまたせ。ほ、ホラ、好きなだけパンパンして、いいよ」

 迷うことはなかった。僕は湿ったその穴にチンチンを差し込んでみる。……あれ?思っていたよりも、当たらない。さっきの口のときよりも密着すると思っていたけれど、ヌルヌルするだけであまり締まっていなかった。僕のやり場のない不満は、股の一点へ集まる。

――もう知らない!

 僕は箱の角をつかんで、チンチンをお姉さんにぶつけた。口でシてくれたときと違って、お姉さんのはますます湿ってくる。僕はそれに負けないように、中の壁に硬くなった自分のを擦りつけてはその奥に先っぽをぶつける。

 す、すごい……。手でするときの自由さ、口でスるときの乱暴さ、それらにはない愉しみが目の前で起きている。箱の中のお姉さんはどんな様子なのかは分からない。でも、ますます声も大きくなり、箱の揺れや軋む音が激しくなっている。お姉さんもきっと、僕の頑張りでお姉さんも幸せな気持ちなのかもしれないんだ。自然と腰も心臓も早くなってくる。

 

 僕がお姉さんの中で一番奥の場所にチンチンをぶつけたとき、暴発した。

 

 身体は勝手に崩れ、箱の上に重なった。熱い、そして、ダルい。いつものオナニーよりも身体は疲れているみたいだ。それでも、気持ちよくて僕は幸せだった。しばらくして、額から流れる汗の痛みで目覚めた。箱は僕の汗でグッショリと濡れていて、角も隅っこもボロボロだ。あ、お姉さんは大丈夫なのかな。

「……お、お姉さん。大丈夫?い、生きてる?」

 声を掛けると、箱が動いた。そして、上の壁がメリメリと音を立てて剥がれて、そこからお姉さんが現れた。昔、理科の授業で育てたアゲハチョウの羽化のように見えた。

 汗にまみれた身体。

 額や首、胸に絡みついた髪。

 生臭い臭いを放つ口元。

 小さなおっぱいには似合わない大きさの乳首。

 茂みのように毛の生えた股。

 そして、僕の妹よりも幼さのある顔。

――僕よりも年上とはとても思えない。

「だ、大丈夫、だよ。一緒にエッチしてくれてありがとうね。エヘヘ……」

 そう言って、お姉さんは僕を抱きしめた。そして、僕の頬にツンとキスしてくれた。ほんのりと香るイカ臭さと彼女の汗の酸っぱい臭いを最後に、僕は意識を失った。

――このまま死んでしまってもいいや。

 そう思いながら。

 

 男の子は抱きしめられたと思うと、ガックリと崩れ落ちた。

 あのとき、アカリさんとモモカさんの2人と会ってから私は少しずつだが自信がつくようになった気がする。男の子とのエッチの楽しさは、やっぱり、リードしてあげるのもそうだし、何より、無知なショタが加減も知らずに身体をぶつけてくることに価値があると思う。しかも、こんな私でもエッチしてくれる男の子なら尚更嬉しい。

 床にそっと彼の身体を倒してみる。大人の男の人にはない、スベスベした肌がよく見える。

「じゃあ、もうちょっとだけ堪能するね……♡」

 傷一つないその身体を、私は口や手、陰部で愛してあげた。いつものオナニーよりもとても気持ちいい。いつまでも、ずっとこうしていたいなぁ。

 

 さて、次はどんな子を相手にしようかな。

 


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