《 https://h.syosetu.org/novel/419862/ 》
《 https://h.syosetu.org/novel/421011/ 》
アンケートでも投票されていたプロットを基にした作品です。よく、おねショタ作品に出てくる「幼児化のアイテム」を書いたことがないと思ったこと、たまには王道のシチュにも挑戦したいと思ったことが今作の生まれたきっかけです。捕食者とも形容できそうなアカリが逆にショタに喰わせる展開も思いの外、しっくり来ましたね……。
――私に口づけする、アザのある顔の少年。
また、虚しい夢を見てしまった。身体を動かして起き上がると、日は西に沈みつつあるのが見える。お昼寝をするつもりが、どうやら夕方まで寝てしまっていたみたいだ。いつもの自分らしくない。
それにしても、辛い夢だった。
私よりも背丈が大きくなった玲央君とエッチする、そんな夢だ。肉づきのいい背中。柔らかい掌。優しい声。甘酸っぱい唇と舌。そして、美しく反りあがった一物。……それはあくまでも「夢」でしかない。キヴォトス人ではない玲央君があそこまで成長できるかというと不安だ。できるものなら先生から奪い取って、ずっと自分の傍にいさせてあげたい。守りたい。一緒にいたい。
でも、それすら叶わないことも、あの日、知った。玲央君には好きな女の子がいること。そして、その女の子に「初めて」を捧げたことを。私は本当に残酷なことをしてしまったのかもしれない。玲央君はそんな私を許してくれた。あんなに小さいながらも、父親みたいなことをされるともどかしい。玲央君と先生は別人だ。でも、どうしても面影を重ねてしまう。
会いたい。玲央君に会って、この思いの丈をぶつけたい。エッチでなくてもいい。玲央君との間に消えない愛を作りたい。例え、それが人の道に反するとしても。
……なんて、虚しいことばかりを考えてしまう。
雨の音で現実へと引き戻される。今日の雨はいつにもまして激しい。この私の思いが外の水と共に玲央君へ届いてほしいけれど、当の本人は知らないままだろうな。いっそのこと、雨に濡れながら彼の所に行こうか。会いたい。会いたい。会いたい!
電話が鳴った。そうだ、今日はこのやりきれない気持ちをどうにかしないといけないんだった。近くには札束、チップの現金、そして、ブラックマーケットで買った例の薬。この薬は噂によると、飲んだ男を幼児にさせるらしい。美食研究会の面々が知られたら破門にされかねないことを、私は今、やろうとしているんだ。薬の瓶をつかむと、掌が小さく震えている。いよいよだ。
――このやりきれない気持ちを、形にするんだ。
私の人生は、あの日、従弟が生まれたときに決まってしまったのかもしれない。
当時、小さかった私は自分よりも幼い従弟につきっきりだった両親が許せなかった。美味しいおやつやご飯、歯磨きの楽しさをいつも教えてくれるのに、従弟が生まれてからは、私はいない子になってしまった。そのときに食べるおやつはいつもより味気がなかったように思う。
そんなある日。伯父さん夫婦が私の家にやってきた。あの憎い従弟の親だ。いっそのこと、従弟をこの手で手にかけようかと思った。でも、小さかった私ではそんなことなんてできるわけがない。心の中でただ不満を持て余す他になかった。でも、そんな私の怒りは従弟を目にしたときにあっさりと消えてしまった。
小さい。とても小さいのだ。おくるみから見える指も、唇も、瞼も、足先も、全てが小さい。自分の掌を見る。目測であっても、やはり彼よりも大きいはずだ。私は隙が生まれるのを待つようにした。何とかして、彼に触れられることを願って。
母が従弟の所に移り、しばらくすると、先程までに大きな声が聴こえなくなった。周りには誰もいない。従弟のいる部屋に行ってみよう。音を立てないように、慎重に動いた。そのときはちょっとした冒険をするような気分だったのを覚えている。
部屋に着いた。その奥には従弟がいる。敷き物の上で寝ている。でも、着ていたおくるみを身につけていない。生まれたまんまの素っ裸だ。
思えば、そのときが初めて見た、男の子の身体だった。自分の身体とさして変わらないと思って見回すと、ある所で視線が止まった。
――股からちょこんと生えている、小指よりも小さな棒と木の実みたいな膨らみ。
さっきよりもその小ささに奇妙な気持ちが芽生えてきた。もっと触れたい。もっと触りたい。いや、口をつけてみたい。どうして口をつけたいのか、自分でも分からない。でも、自然と頭の中でそう思ってしまう。
最初は小さい掌を握ってみるだけ、のはずだった。……とても柔らかい。身体が、身体の奥がじんわりと熱くなってくる。吐息が出る。寂しくなったこの口をどうにかしたい。
私は迷うことなく、口に掌を入れてみた。柔らかい肉と小さな爪の感触が口に伝わってくる。不思議なことに、口の寂しさがなくなっていく。身体が段々と幸せな気分になる。もっと、もっと欲しい。続いて、淡い色の乳首。垂れた脂肪に包まれた胴体。太もも。脛。甘い味わいに加えて、肌の温もりがしっかりと伝わってくる。男の子の身体はこんなにも愛でがいがあったとは……。
そして、股の間の不思議な場所だけが残った。従弟はまだ寝ている。よく見ると、自分の身体にはこんなものはない。一体、どんな味がするのだろう。よし、試そう。
口に含んでみた。おやつのそれとは違うしょっぱさ、他とは違う柔らかさの皮、潰れそうで潰れないおかしな棒の硬さが伝わってくる。私と違う身体を持つ「男」はきっと、こんな身体を持っているに違いないのか。どこか羨ましくなった。
――何をしてるのアカリ!いい加減にやめなさい!
突然、母から突き飛ばされた。気づくと、頬がヒリヒリと痛むし、従弟は助けを求めるように泣いている。そのとき、私は自分のしたことが「悪いこと」であったと初めて知った。そして、私は両親と段々疎遠になり、ゲヘナ学園に入学する頃には文字通り勘当された。
でも、そんなことをされても私は辛くなかった。何せ、中学生の頃から男の子を精の尽きるまで愛でるようになったのだから。あのときの従弟の感動を味わいたい。そうして、私は欲望の赴くがまま、男の子をひたすら愛撫しては口淫し、「初めて」をじっくりといただくのを何度も何度も重ねるように体験した。
今日はちょっとばかり趣向を変えてみようと、少しご法度なものを使ってみた。そう、飲んだ人間を子どもにする薬だ。この薬を今日、指名したキャストに飲ませてみよう。本当に子どもの姿になるのか、是非とも試してみたい。あのときには遠く及ばないとしても、少しでも傷を埋められるのなら構わない。覚悟はできている。
チャイムが鳴った。
部屋に入ってきたキャストはごくごく平凡な見た目の人だ。お店のプロフィール写真とはそんなに違わない。もちろん、パネマジもない。美形というわけではないけれど、程よく清潔で小綺麗な印象だ。
「本日はご指名ありがとうございます。「スラターンズ」のレンです。よろしくお願いします」
「えぇ、よろしくお願いします……♡」
とびきりなイケメンの幼い頃なんてきっと美形に決まっている。むしろ、彼のような平凡な格好の人の方が想像の余地があって期待が高まる。事前に考えた通りだ。このまま薬を一気に飲ませてしまえば……。
「それでは、オプションも含めた合計料金をお願いします。ポーチを出すのでちょっと待っててくださいね」
あらあら、不用心に背中を向けてしまうなんて……。
――そうして背中を向けてしまったら手を出したくなっちゃいますねぇ……♡
私はあらん限りの力で彼を抱きしめた。レンさんはアナコンダに締められるワニのように無抵抗だ。力では女の人に勝るはずなのに、こうして負けている姿を見るとひどく欲望が湧き立ってくる。
「な、ど、どど、どうしたんですか?やめてください!」
「安心してくださいね。お金を払うのはこれをいただいてからにします☆」
「な、何をのま、……ッ!」
片手で薬の瓶を開け、息の荒くなった彼の口に流し込んだ。ラッパ飲みの姿のままゴクゴクと喉仏が動く。こんなにも無様な姿は中々見られないかも。
薬を全て飲み終えたレンさんは崩れたと思うと、真夏日の氷のようにどんどん小さくなっていった。小さくなるとき、当然かもしれないけれどその身体は服よりも小さくなるので身体がすっぽりと隠れてしまう。あぁ、あの中に私のご馳走が待っているんだ。ホイル包みのステーキを開くように、私は衣服を一枚ずつ開いた。あるはずがないのに、ほんのりとステーキの香りがした気がする。
「……お姉さん、誰?」
「こんにちは。僕、迷子ですか?」
やはり、飲む前の面影はある。薬の効果は強いのか、外見のみならず、その内面も年相応の幼さになっている。山海経の力は本当に恐ろしいなぁ。
「迷子?僕、迷子だったの?どこにいたのか思い出せない……」
「心配ご無用です☆お姉さんと一緒にいれば怖いものなしです」
「ホントに⁈ありがとう!」
さて、これで信頼は得られた。悲願に移る前にちょっとお話をしないとね。
「お姉さんはアカリといいます。食べることが大好きです♡」
「僕はレン!好きなのはゲームとテニス!よろしくね、アカリお姉ちゃん」
「……えぇ、よろしくお願いします♡」
あぁ、なんて無垢なんだろう。口が疼く。この口で彼の存在を、彼の血肉を実感したい。もう、我慢しなくてもいいよね。
「あ、ちょっとだけお伝えしたいことが」
もう、我慢の限界だ。さっさと始めよう。
「どうしたの、お姉ちゃん?」
「私、「食べることが好き」と言いましたよね?」
「うん」
「その「食べること」はですね、……君みたいな愛らしい男の子のことなんです♡」
「……え?何を言って」
彼の口に自分の舌を優しく、甘くねじ込む。口の中をグルグル回していると、色んな発見があった。傷のない頬の内側。洪水のように湧き出る唾液。そして、生え揃っていない歯の数々。抜けてしまっているものもあればちょっとだけ顔を見せているものもある。あの薬、そこまでして再現しているのか!ますます身体が湧き上がってくる。
「……ハァ。私の「食べるもの」は食材だけじゃありませんよ。今のは下拵えです」
「……!……!……!」
レンさん、いや、レン君は小さいながらもおちんちんがピンと立っている。こうも男の子の証を固めていると、愛してあげたくなってしまいますねぇ……♡
「アラッ?」
レン君が突然、私を押し倒した。多分、さっきのチューで目覚めてしまった気持ちのやり場に困っているのかしら。顔も耳たぶも赤らめていて、お腹にはそそり立つおちんちんがちょこんと当たっている。こういうのも悪くはないかもね。
「そんなに私をいただきたいんですか?……いいですよ。いっぱい「召し上がれ」♡」
「い、いただきます……」
レン君は欲望のなすままに、不器用な手つきで私の身体を味わった。あのときと違って、小さな身体に弄ばれるのも悪い気分じゃない。彼はさながら秘宝を探す冒険家のように慎重に動いていた。私に声を掛けては乳首を吸ったり、谷間に顔を埋めたり、お臍にチューしたり……。躊躇いながらも相手してくれるからこそ、すごく幸せな気持ちになってくる。
「さぁて、最後のデザートと行きましょうか~~☆」
「デザート?どこにあるの」
「そうでしたね……、ここは私がリードしてあげましょう♡」
エッチもいよいよ大詰め。彼に甘々エッチをやらせてあげたからには、ここで彼を焼き尽くさんがばかりの本番をしてあげないと。玲央君本人には遠く及ばないかもしれないけれど、それなりに楽しめるかもしれない。
彼の身体を逃がさないように抱きしめた。股の切なさも急になくなる。下を見ると、丁度自分のと彼のがピッタリとくっついていた。抱きしめるときに勢い余って入ってしまったのかな。そのままにしているだけで少しずつながらグン、グンと大きくなる。
「……ン゛!ふぅ……、流石ですね。レン君の「お姉ちゃん大好き~~♡」って思いが身体にドクドク伝わってきます……」
「す、スゴ……。お゛、おぉ……」
あら、やっぱり初めてをいただくのは本当にいい。さてと、止めの言葉をあげようかしら。
「どうですか?このままお姉ちゃん専用のデザートおちんちんに、なりたいですか?」
「な、なるぅ!お姉ちゃんの、お姉ちゃん専用の」
「ハッキリ言えたら、ご褒美をあげますよ☆」
「お姉ちゃん専用の、デザートおちんちんに、させて、くださいッ!」
ついに変わってしまったね。私はお尻に回した両脚にありったけの力を込めた。
「合格、ですッ♡」
「で、ぅお゛ッ!」
力を込めて壺の最奥部を突かせると、レン君は情けない喘ぎ声をあげた。直後、活〆された魚のようにグッタリと倒れる。そして、萎れた彼の先っぽから、いつもの体液が糸を引いている。
今日も大成功……!指を突っ込むと、ぐちゃぐちゃに混ざった液の臭いがする。……ちゃんと出せたんだね。可愛い……。
「でさでさ!その後、レン君はどうしたの?」
「それはもちろん、身体を洗ってあげた上でヴァルキューレに連絡しましたよ☆」
「でもそれ、バレちゃうんじゃないの~~?」
「そこは安心を。性行為で分泌されるホルモンで自然消滅するそうですから、「突然変異で幼くなった」とアリバイができちゃうんです。流石、山海経ですかね♡」
私たちは今、会員制の焼肉店でいつもの面子とお肉を食べている。お互いのショタ喰い体験談を赤裸々に語るアカリさんとモモカを見ると、私はまだまだなんだと痛感させられる。
「そうそう!私なんてさ、地雷系ファッションでショタとエッチしてたら危うくヴァルキューレにひっ捕らえられそうで怖かったよ~~。ま、でも、このお肉の跳ねる脂のように逃げたけど。アハハ!」
「あらあらぁ、危なかったですね。そういえば、ユズさんはどうでしたか?」
わ、私に話が振られた!私の体験談なんて、二人に話せるような凄みなんてないのに……。
「わ、私は……。箱の中に入って、ショタチンチンでお射精をいただいただけです……」
「本番はどうなの~~?」
「シ、シました。本番も……」
「やっぱ、シてんじゃん!楽しいねぇ、お肉もサラダももっと美味しくなるよ~~」
た、確かに、何だかんだ楽しいお話をしているからか、いつもよりお肉が美味しく感じられる。鳥の皮を噛む度に、剝けるショタのおちんちんを嫌でも思い出してしまって辛くなるけれど。
「思えば、アビドス怪文書って、一体、どこの誰が書いたんでしょうかねぇ……」
アカリさんが突然、話を切り出してきた。
私たち3人の運命を狂わせたアビドス怪文書。玲央君が私たちと出会うきっかけになったともいえるあの怪文書、書いたのってアヤネって子じゃないの?
「確かにちょっと引っかかるんだよねぇ。アヤネが書いたのなら、逃げる前にわざわざネットに上げるなんておかしな話じゃん?」
あぁ、言われてみればそうだ。愉快犯か釣りでもない限り、わざわざ見せびらかすなんておかしな話だな。こういう話の流れ、推理ゲームでやったことがある。大抵は主人公と関係のある重要人物が関わっていたのが真実になりやすい。
それに、玲央君からの話を聞く限りではアヤネという子はそんなことをするとは思えない。アヤネの身近にいる誰かが関係している……?
「もしかしたらさ、アヤネちゃんと関係のある人が投稿したとか?」
「おぉ、流石ユズ。18禁推理ゲームでもクリアしたの?」
「それは、まだ手を出してないです……」
「あり得る線、ですね……。ま、私は誰が書いたのかなんて大して気にしませんよ☆いっぱいショタ喰いができれば幸せですから。さ、ドンドン注文しましょうね♡」
アカリさんは極上牛肉セットを10人前も注文した。まぁ、私もあまり食べていなかったし、思い切って食べるか。
アビドス怪文書、誰が書いたなんて後でも考えられるし。
私は残していた鳥の皮を口に突っ込んだ。ショタ喰いの背徳感、気持ちよさ、そして玲央君の面影を思い出しながら、その皮を噛み締めた。