”壁から伸びる女性の丸尻”に、私は無造作に腰を打ち付けた。
見た目は設置型の尻オナホ。だが、このローション塗れの筒は私の腰つきに反応して、うね♡うね♡と本物の膣のように蠢く。
遠隔姦専用の尻オナホ。
離れた女性と脳波をリンクさせ、疑似的なセックスを行うためのオモチャだ。
現代では、このオモチャで”間接セックス”するのが当たり前となった。
そして、私が遠隔姦でセックスしている相手は―――…
―――『今日もいっぱい出ましたね?……――
妻の妹。つまり、義妹の華奈(かな)ちゃんだった。
これは私たち義理の兄妹が、不貞な”遠隔姦関係”へ溺れる話。
※ノクターンノベルズ、pixivでも同様の小説を投稿してます。
※【あらすじ】の内容を変更しました。
ご指摘してくださった皆様、ありがとうございます。
―――パン♡ パン♡ パン♡
昼下がりのシンとした部屋で、私は必死に
『あっ♡ んっ♡ はぁはぁ♡ んんっ♡♡』
私の腰つきに合わせ、堪らなく快感が滲んだ女性の嬌声が漏れる。
しかし、声音はどこか電子的で、まるで、スピーカーで再生された音声のようだった。
『おチンチン、ビクビクってなってます。あっ♡ いいですよ…|膣内〈なか〉で出しても♡♡』
「ああ、いくよ…ッ!
彼女の声につられ、私はググっと尻を窪ませた。
つんのめる射精感を、
「で、出るぅ!」
『ああ…きてる♡♡ すごっ…熱い♡♡』
むにゅ♡むにゅ♡と勝手に蠢くオナホの感触に、私の口角は自然と吊り上がる。
感嘆を漏らしながら、私はどぴゅ♡どぴゅ♡と、尻オナホへ精子を注いでいく。
そう、私が先ほどから腰を打ち付けていたのは、
それは、離れたところにいる相手と性行為に及ぶこと。
私は最新型の尻型オナホを用いて、遠距離に居る女性と間接的なセックスに及んでいた。
『はぁ♡ハァ♡…ンっ♡―――ふふふ♡♡ 私もイっちゃいました♡♡』
スマホから響く甘い声。
私はオナホ越しに、彼女――
どうやら、彼女も絶頂したらしい。
『今日もいっぱい出ましたね?……――
◇
この関係の始まりは、
「私、
目鼻立ちがはっきりとした、長い黒髪の美少女が、私と一緒に台所へ佇む。
テラテラと揺れる瞳の
思いもよらぬ義妹の言動に、私は眉を顰めて、現実逃避をする。
(いや、この春から
大学が妻の実家よりも家が近いということで、この春から同棲することになった義妹の
一体、何がどうなったのか。
同棲三か月目、妻のいない二人きりの家で、
大学生になる彼女が私にそんな思いを募らせているなど夢にも思わない私は、かなり面食らったが、彼女への答えなど決まり切っていた。
「えーと、
もちろん、私は
妻帯者である私はどんな女性とも浮気する気もないし、ましてや相手は妻の妹だ。
絶対に手を出すわけにはいかない。
「そうですよね…。ごめんなさい変なこと言って、今の忘れてください。」
居た堪れなくなったのか、彼女はそれだけ述べると、台所から逃げ出すように立ち去った。
それから、私たちは気まずい関係となったのは言うまでもない。
◇
一つの物事がうまくいかなくなると、全部がおかしくなるというのはあるあるなのだろうか?
「もういい…出ていく!」
「おい!」
妻が金切り声を上げて、家から飛び出した。
私は止めようとしたが、それさえ彼女は無視した。
「はぁ…。」
一人きりのリビングで、私は力なくへたり込んだ。
結婚三年目。新婚当初の熱愛ぶりが冷め始めた、今日この頃。
私たちは些細なことで喧嘩するようになり、妻は段々と朝帰りを繰り返すようになっていた。
「ごめんんさい…。
私はその声に顔を上げた。
すると、そこには華奈ちゃんがそっと佇んでおり、美しい顔立ちを歪めて私を見つめていた。
妻が出て行ってしまうと、必然的に家の中では私と彼女の二人きりになってしまう。
「ああ、いや。
未だ、彼女の告白の気まずさを引きする私は、苦笑いで当たり障りのない文言を並べることしかできなかった。
◇
妻とは、長らく性的な関係がない。
つまり、私は溜まっていた。
―――ぐじゅっ♡ぐじゅっ♡ぐじゅっ♡
チンポとローション、そして、オナホが擦れる虚しい音が夫婦の寝室に響く。
結婚してから全く使ってなかった、オモチャを引っ張たりだし、私はオナニーに興じていた。
そんな時だった――…
「
「か、
―――…義妹が突然、部屋に現れたのは。
目を剥く
泡を食う私は、咄嗟にオナホとチンポを隠そうとするが、ぎっしりと重い大人のオモチャが入った箱をひっくり返してしまう。
「ああ…
しどろもどろになる私に対して、
そして、とあるオモチャを目に止めた彼女は、キュッと
「お手伝い…しましょうか?」
「え?」
すると、彼女は足元のオモチャの中から、尻型オナホを一つ、そっと拾い上げていた。
「コレ、遠隔姦の奴ですよね?―――コレなら、私も
「へぇ?!」
清楚な彼女に似合わない艶美な笑みを浮かべる
「どうです?
「……いや、て…手伝うって。何を言っているの?
私は上擦った声を上げ、思わず彼女の提案を聞き返してしまう。
すると、
嫌な緊張で心臓が跳ね動く中、義妹は頬を赤らめながら、意を決した強い瞳で私の顔を覗いてきた。
「だから、
そのいじらしい姿に、私もドキリと甘い情動が胸に走った。
「いや、イヤイヤ、何言ってるの?
努めて冷静に声を出したつもりだったが、私の声は見事に上擦っていた。
そんな忠告では
そのたわむ感触に股間は正直で、自慰中とりも一層、雄々しく張り詰める。
「告白、断ったくせに。
拗ねたような口ぶりの彼女に、私の額からは嫌な汗が噴き出した。
一つ屋根の下で暮らす、血のつながらない妹。
あの告白依頼、私は女性として、
「いや…それは「嬉しかった…♡」―――え?」
私の言い訳を彼女が遮り、思わず、私は隣を覗き込んだ。
「
「…。」
俗物な義妹の発言に、私は息を飲む。
「でも、
彼女は私の眼前に、尻型のオナホを掲げた。
「私も詳しくないですけど…コレ…♡ 遠隔姦、出来るオナホですよね?女性のおマンコとオナホを脳波でリンクさせて、間接エッチできる…。―――これなら、
「
美しい黒髪がサラサラと揺れ、
そして、理性を溶かすような殺し文句が、熱い吐息と共に、私の
「―――…それに…、直接、セックスする訳じゃないから…コレ、浮気じゃありませんよ?♡
ゴクリと生唾を飲み込んだ私。もう我慢などできなかった。
私は床に散らばったオモチャの中から、少し大き目のヘアベンドのようなものを拾い上げる。
「コレ…。遠隔姦の…オナホと脳波を連動させる装置…。つけて…くれるよね?」
「はい…♡」
妖美に微笑む彼女に、私の股間はヒクヒクと疼いていた。
◇
「んんんっ♡♡ なにこれ♡♡ おマンコ何も入ってないのに…凄い|膣内〈なか〉に何かが詰まってるみたい♡♡
―――あぁつ♡ あっ♡
ベッドに横たわる
私はそれを横目に眺めながら、尻型オナホへ、パン♡パン♡と腰を打ち付ける。
「―――んんっ♡♡ ヤバぁ♡♡ 遠隔姦って♡♡ こんなに気持ち良いんだ!…♡♡んんっ♡ 変な声出る♡♡ 恥ずかしいのに…♡♡ 止まらないですっ!♡♡ ああっ!♡♡
―――おチンチン…ビクビク…♡いっているぅ♡♡ あはっ!♡
そして、せり上げる射精感に、私はピストンを早める。
「―――あああ!!すごっ♡ はやっ♡♡ ん゛ん゛ん゛っ♡♡ 気持ちいい♡♡ あああ?凄い、可愛くない声が…んん゛ん゛、あ゛あ゛あ゛あ゛、おほ゛ううう゛う゛!! やばぁ♡♡ イ゛くっ!!イキそう♡♡…イキそうです♡♡!!
―――
絶頂した
私はそれに興奮を隠せず、鼻息を荒くしながら、最後までオナホの奥へ精子を注ぎ込んだ。
夫婦の寝室が、静寂で包まれる。
「……………はぁ♡…………………………ッ!………………ンっ!……………………………はぁ♡――――いっぱい出ましたね?♡♡
汗がにじむ中、
その時、私は直感した。
この間違った関係に、私たちはどこまでも溺れていくのだと。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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