※この作品はR-18です。

<番外編>霧島さんと「合法ロリ巨乳」提督(ショタ顔)の秘密…の番外編   作:如月真澄

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投稿日時 2026/06/26 07:49
全期間 UA 38


<全面書き直し前>旧第1章-12.「艦娘乱交未遂事件」の真相(中編)O事実~P辞書とごまかし

※主人公、如月真澄の上半身(※「艦これ」の提督服と、色々違いはありますがご容赦下さい)

 

【挿絵表示】

 

 

<第1章-12.O 「艦娘乱交未遂事件」の事実>

 さて、いよいよ「艦娘乱交未遂事件」(と、報告書で呼ばれている事件)の真相に迫っていく。

 

 すでに述べた通り、この事件に対する報告書は2つある。

☆対海軍全体に向けた報告書(通称、オモテの報告書)

☆艦娘の管理・育成サイド(※つまり身内)に向けた報告書(通称、ウラの報告書)

 

 今回は、オモテの報告書で、この事件が「艦娘乱交未遂事件」と呼ばれている真相について考えていく。

 

<「乱交はなかった」というのは不自然>

 今から2年ほど前、2代目提督として深海棲艦をほぼ壊滅させた如月誠(まこと)(※ボクはマコト兄さんと呼んでるが、実際には兄ではなく、いとこである)

 しかし、百人ほどの艦娘と一緒の祝勝会の途中、深海棲艦の残党から、ピンク色の光のかたまり(=欲情エネルギー)を約半日送られつづけ、会場では淫(みだ)らな行為が行われまくった。ここまでは事実だ。

 

 くわしいことは、『第1章-5.「艦娘乱交未遂事件」の真実(中編)。あるいは金剛さんへの徹底的な胸責めへの結末』(の5-F)で書いた通りだが、文章を引用すると

 

>部屋にいる百人近い艦娘は、みんな気持ちよくなっていました。一人で自分をなぐさめたり、複数人で愛し合ったりして。

 

☆普通の人のイメージでは、これはまさに乱交パーティーだろう。

 「乱交未遂」であって、実際には乱交など行われなかった、と言うには無理がある。

 

<乱交はあった説も微妙>

 かといって、「ほーら、やっぱり乱交はあったんじゃん!」と言えるのかというと、これもまた少々微妙だ。

 

★会場ではオナってる艦娘が、かなりの割合でいたわけだが、「オナってるだけなら、乱『交』ではないんじゃ? 誰とも『交』わってないよね?」というツッコミは可能。

 また、

★カップル(2人)で愛し合ってる艦娘も、「『乱』交と言えるのか? 乱交というには、せめて第三者の参加が必要ではないか」とも言えそうだ。

 

<さて、どっち?>

 さらにツッコむと

☆感じまくる金剛さんを見て、たくさんの艦娘がオナっていた。このようすは、ふつうに考えて「乱交」では。直接交わっていないとしても。

 それに、さきほどの文章に「複数人で愛し合ったりして」とある。「二人で」とは書いていない。つまり、三人以上でしてる例がある=乱交はあった、ということだ

→★いや、割合で見れば、ソロプレイ+カップルがほどんどであり「祝勝会は乱交パーティー会場と化した」とは言えないのでは

→☆しかし、報告書のタイトルは「艦娘乱交未遂事件」。これだと、たとえ一件でも乱交パーティー的なことがあったら、「未遂」ではなくなるのでは

 

<第1章-12.P言葉の定義、あるいは 「辞書引きサギ」というごまかし>

 このままだと、話がまとまらなそうなので、(オモテ)報告書から「艦娘乱交未遂事件」の定義関係の文書を引用する。

 

『乱交という言葉を(※ここで有名な辞書の名前が入る)で引きますと

>3人以上(特に不特定多数の人間)で性交すること

とあります。

 

 当日、このようなことは、まったく行われませんでした。

 深海棲艦の残党から、欲情エネルギー(=ピンク色の光のかたまり)を約半日送られ続け、乱公的な性交が行われやすい状況にあった、にもかかわらずです。

 

 つまり深海棲艦の残党が、艦娘を乱交させようとしたにもかかわらず、それは未遂で終わったわけです。

 それを踏まえ、この報告書ではこの事件を「艦娘乱交未遂事件」と呼称することとします。

 

<辞書引き詭弁(きべん)=サギ>

 おわかりいただけただろうか?

 理屈が通っているようでもあり、何だかおかしいような気もする。

 

 これは典型的な「辞書引き詭弁(きべん)」だ。

 詭弁(きべん)というのは、一見理屈が通っているように見えて、実はごまかしがある、一種のサギだ。

 

 上の定義だと

☆乱交というためには

  「性交」=セックス

 をしていることが必要

 

 つまり、

  艦娘どうしの行為=レズセックスは、セックスそのものではないので、乱交ではない

ことになるのだ!

 

 何をごまかしているのか。言葉には文脈というものがあり、前後の流れを含めて考えるべきなのに、そこをわざと無視しているのが、ごまかしなのだ。

 『辞書に「性交」と書かれているからと言って、それは女どうしでワッセワッセやっているのは除く、という意味ではないでしょう。前後の文脈も踏まえて考えるべきことでしょう。』となるところを、その前後の文脈をわざと無視することでごまかしているわけなのだ。

 

 艦娘どうしの行為は違うし、金剛さんと提督も、セックスそのものは回避した。(金剛さんの処女は守り通されたので、つまりはそういうことだ)

 だからこの事件は「艦娘乱交未遂事件」ですよ、とオモテの報告書は言っている。まあ、ウソはついていない、ということだろう。これが報告書の「艦娘乱交未遂事件」の真実であり、真相である。

 

<補足1>ちなみに、他の辞典では「性交」ではなく「性交およびその類似行為」「性的な行為」となっているものもあった。それだと理屈のこじつけができなくなるので、避けたのだ。

 結論が先にあって、それにあてはまる有名な辞書をがんばって探したのだ。

 

<補足2>ちなみに、ウラの報告書でも、この事件を「艦娘乱交未遂事件」と呼んでいる。

 

『すでに(オモテの)報告書が海軍全体に向けて出ており、そこではこの事件は「艦娘乱交未遂事件」と呼ばれております。

 混乱を避けるため、こちらでも同じように呼ぶこととします。』

 

 つまり「前例があるので、同じようにするよ」という話だ。

 

ーーー

 

 こちらは、艦娘の管理・育成サイドという身内、それもかなり身分の高い人間でないと見ることができない。だから艦娘の乱れるさまが徹底的に(報告書作成者の趣味じゃないの、言いたくなるくらい)記録されている。

 しかし、中身はそうだとして、報告書の名前そのものは、外部に見られるのだ。具体的には

 

オモテの報告書:正式名「艦娘乱交未遂事件に関する報告書」

ウラの報告書:正式名「艦娘乱交未遂事件に関する報告書(詳細版)」

 

 味もそっけもないが、なくていいのだ。「オモテの報告書をちょっと細かく書いて見ました」と思われるぐらいでいいのだ。本当はオモテに書かれていないことがタップリあるのだが、報告書の名前から、それに気づかれては困るのだ。

 

ーーー

 

<次回予告/なぜ、ウソを押し通せるのに、そうしなかったのか?>

 さて。

 「艦娘乱交未遂事件の秘密」は、これで終わりではない。

 

 報告書そのものは、「まあ、だいたいはウソではない」くらいの書き方になっている。

 しかし、わざわざそんな書き方をしなくても、ウソを押し通すことはできたのだ。

 

 具体的には「ピンク色の光? そういうのが来たのは事実です。しかし、効果はなかったんです。人間にも艦娘にも。

 えっ、その光で欲情? バカバカしい。いくらピンク色だからって」などと否定すれば良かったのだ。

 

 ピンク色の光が飛来し続けたことは、第三者に知られている。画像や動画つきで報道もされている。

 

 しかし、それによって鎮守府に何が起きたのか、外部には知られていない。

 そのとき、鎮守府には提督と艦娘だけしかいなかった。

 詳しい動画が記録されているが、外部には流れていない。

 

 つまり、ウソを押し通せる立場にあったのだ。

 なぜ、それをしなかったのか?

 




 乱交の定義については、コトバンクで引いて、出てきた複数の辞書の定義を見ました。が、それとは丸かぶりしないようにしました。
 いえ、さすがに「性交」の部分はカブるところが出てきましたが、それ以外の部分は一致しないようにした、ということです。

 まあ、小説側の流れも考えて「3人以上」にした(カップルは除外)んですが、本当の辞書的な定義としては微妙ですね。
 たとえば、カップル2組が相手を取り替えて……という場合、それは(スワッピングではあっっても)乱交とまでは呼べないのでは? とか
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