ナナは ソファーに座り
テーブルの上の 性教育の資料を開いて
目を通していく・・・・・・
ミユキ「・・・・・・ナナは 性的な興味って ある?」
ナナ「私が同じ質問して ミユキは 簡単に答えられる?」
一瞬 ミユキが 困った表情をしたが
ミユキ「・・・・・・うん 答えれるよ 興味あるよ」
ナナ「・・・・・・答えると思わなかったわ・・・・・」
ナナはそう言って 茶色い髪を少しかき上げて
性行為の画像を見ていく・・・・・
が
全く表情を変えない・・・・・・
でも
数日前
教室で カズヤに 『土』の力と思われる何かで
性的刺激を与えられ
確かに 感じている表情をしていた
だから
性的に 感じる ことは 出来てるんだと思う・・・・・
ミユキ「・・・・そういえば 数日前の・・・・もう大丈夫?」
ミユキがそう聞くと
ナナが顔を赤くして 顔を隠した
ナナ「あぁ・・・・・カズヤのバカ・・・・・・公開処刑されたじゃない」
ミユキ「あ・・・・・・思い出させちゃってごめん・・・やっぱり カズヤの『土』の力の悪戯よね」
ナナ「・・・・・・そうね 机の角の形を変えて 私の股間を 刺激してきたからね」
ナナは 顔を隠したまま話す・・・・・・・・
ミユキ「その前に ナナが 少し その・・・一人エッチみたいな事しちゃうから・・・」
ナナ「少しカズヤをからかっただけのつもりだったんだけどね・・・・思い出すと恥ずかしいわ」
ミユキ「ねぇ・・・・・・・・・・誰を想像して・・・・・・・・・一人で してるの?」
その質問で ナナは 顔から手を離し
普通の表情に戻っていた・・・・・・・・・・
ナナ「ん 私が妄想してる相手が居るなら その相手に 告白したら?って いうんでしょ?」
ミユキ「おおあたり」
ナナは 少し天井を見上げ
それから
僕の方を見つめ始めた
ナナ「ここまで いろいろ 話してるんだし・・・・・少しは ホントのこと 言っても良いよね」
ナナは そう言って 僕の方を向いたまま
両手を拡げてきた・・・・・・
ナナ「・・・・・・ライ 試して欲しい・・・・・・本当に 好きな相手になら ドキドキとか 性的に 欲しくなる とか・・・・・・」
ミユキ「え?」
ライ「え?」
ミユキが 少し動揺している
多分 僕も 動揺している・・・・
ミユキ「そ・・・・・・それって・・・・・・まさか ライを?????」
ナナ「貴女が悪いんだからね 告白しろとか 一人エッチの妄想相手を教えろとか エッチな事しろとか言うから」
ミユキ「言ってない 言ってない!そこまで言ってない!」
ナナ「でも ミユキ きっと ここで ライ以外の男子に 裸とか見せてあげたんでしょ?もしかしたら 触らせたり 抱き合ったりも してるんじゃない?貴女 やさしいもん」
ミユキ「!・・・・・・・・・・・・・・それは」
ナナ「うそ・・・・・・少し意地悪のつもりで言ったのに・・・・・・・」
ナナは また赤面して 顔を手で隠していく
ナナ「ごめん ごめん・・・・・・ほんと 嫌なことを言ってみたかっただけなのよ」
ミユキ「私 皆に 頑張って幸せになってもらいたいだけなんだ」
ナナ「・・・・・・・・・それで ライを えらんだのね」
ライ「え?」
ナナは僕を見て 優しく微笑み
ゆっくり僕に近づくと
僕の身体を 正面から 抱きしめ始めた・・・・・・・
ナナの スタイルの良い体が 密着する・・・・・
髪からの香りと
胸の柔らかさと 身体の温もりが・・・・・・・・・
ミユキ「!・・・・・・・・・・・」
ミユキは 何か言いたそうだったが
辛そうな顔をして 目をそらした
ライ「ナナ・・・・・・・・・・えっと」
ナナ「・・・・・・・・・・ライ」
ライ「・・・・・・・・・・・はい」
ナナ「・・・・・・・・・・私 だんだん 胸が・・・・・・」
ライ「・・・・・・・・・え・・・・・・・・はい・・・・」
ナナに抱きしめられたまま
動けずいた・・・・・・・
ミユキも こちらを見てくれない・・・・・・・・・
どうなるんだ???
と思っていたとき
ナナ「胸が・・・・・・・ザワザワしてきたわ・・・・・・・やっぱり ライじゃ むり」
といって 簡単に 突き放されてしまった・・・・・・
安心したような
悲しいような・・・・・・
ソファーに座り直したナナは
本を捲りながら
もう僕には 全く興味なさそうにしていた・・・・
ミユキ「・・・・・・・・誰か 好きな相手は いるみたいね」
ナナ「・・・・・・・・いるわ・・・・・誰かは言わないけどね」
ミユキ「うん・・・・・聞かないようにするけど・・・それだと もうこれ以上 手助けできないし」
ナナは 指先に 小さな火を出した
ナナ「その人への気持ちは しっかりと 燃えてるよ・・・・・恋が叶おうが叶うまいが 関係なく燃えてる・・・・・・」
ミユキ「・・・・・・・・・・ナナから 叶える気は ないんだね」
少し諦めながらも 微笑んでいるミユキ
ナナ「そうね その相手は 私を選ばない・・・・・・・・なら 傷つかないように おとなしくしておくわ・・・・・妄想でなら 何度も愛し合ってるし・・・・・これからも 妄想で何度も愛されておくわ たとえ 違う男に抱かれていても・・・・・」
ミユキ「・・・・・・・・・・・」
ミユキは 何か言いたそうにしていたが
言葉を出さずに ナナの指先の火を見つめていた・・・・・・
ナナ「そろそろ 退室しても良いよね?」
ナナはそう言って 開きっぱなしだった本を丁寧に閉じ立ち上がった
ミユキ「・・・・・・・・・・」
ナナ「なにミユキが暗くなってるのよ!私はもう誰となっても良いって覚悟出来てるんだから!って・・・・・・カズヤだけは 絶対にいやだけどね」
そう言って 少し笑ってから 退室していった・・・・・・・
僕とミユキは 数分 無言で ただ 座っていた・・・・・
その後 僕の部屋で
アキラとヤヨイと話をした
二人は 今日は ユキと話をし 好きな相手に対して 少し素直になれないでいることを聞けたらしい・・・・・
勇気づけるように話し 前向きに進める流れになったらしい
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翌日の朝
皆が教室に揃い あとは先生が来るのを待つだけになったタイミングで
急に マモルが立ち上がって 声を上げた
マモル「ユキ!!!!!もう一度言う!!!!!カップルになろうぜ!!!!!」
ユキ「いいよ」
マモル「くそ~!そんなに簡単にカップルにはなれな・・・・・・・・・・・へ?」
ほとんどの生徒も「え?」となったと思う
ユキ「そんなにしつこく言うんなら仕方ない!カップルになってあげましょう」
ヤヨイを始め 数名の生徒が歓声をあげた
アキラもなにか叫んでいたけど・・・・・きこえない
そこに先生が タイミングを見計らっていて様子で入ってきて
正式に マモルとユキを カップルと認定した