任務を終え、二人は山の中にいた。
「南部博士には連絡を取った」
鷲尾健はそう言って、白鳥のジュンに振り向く。
今日は二人きりでの任務だった。そう難しくはない任務で体力には余裕があり、ジュンはバイザー越しに健をじっと見つめている。
「迎えはすぐに来るの?」
「いや……時間を空けてもらうよう頼んだよ」
応える健もまた、ジュンを見つめていた。
――二人は、科学忍者隊の仲間というだけの関係ではない。男と女として互いを意識し合う二人はすでに関係を結び、特別な想いを寄せ合っている。
「なあ、ジュン」
先に動いたのは健だった。
山の中の開けた場所には、人どころか獣の気配もない。木々の隙間からは青空が覗き、しばらくは穏やかな陽気が続くだろう。
恋人と二人きりになった健の気持ちは溢れる。健がそっとジュンの腰に腕を回すと、ジュンは健の胸にもたれるように身を寄せた。
「健……」
囁くジュンが見上げ、健が顎を取る。
間近で見つめるジュンの顔は驚くほど美しい。健はしばし至近距離でジュンを見つめてから、彼女のヘルメットに手をかける。
「ん……」
あえかに声を漏らすジュンの髪がふわりと広がった。
ジュンもまた、健のヘルメットに手を伸ばす。たおやかな指が軽やかに動くとすぐにジュンのヘルメットも外れ、二人のヘルメットは木陰に並べて置かれた。
「……」
改めて互いの顔を見つめ合えば、それだけで健とジュンの息遣いは荒くなる。
若い二人を阻むものは何もない。健とジュンはどちらからともなく互いの背に腕を回し、タイトコスチューム越しの身体を探りだす。
「っは……」
呼吸を乱すジュンが、続いて健が、それぞれのマントを外す。
ぱさりと軽い音を立ててマントが落ちれば、二人のボディラインを隠すものは何もない。健は改めてジュンの顎を取ると、薄く色づいた彼女の唇に唇を重ねた。
「――」
しっとりと柔らかな感触が、健の意識を満たす。
目を閉じた健とジュンの唇は潰れ合いながら密着する。健の瞼のすぐそばでジュンの睫毛が震えるのがくすぐったくて、健の唇は自然と綻んでしまう。
「――……」
健の唇の隙間から漏れた吐息を求めて、ジュンが薄く唇を開いた。
すぐに健も応える。互いの呼気を確かめるように何度か唇をついばみ合って、健とジュンはほぼ同時に舌を差し出す。
「……ん……」
熱を帯びた溜息が重なる。
遠慮がちに伸びたジュンの舌を、健がしっとりと受け止める。濡れた舌先が絡み合うと性衝動は膨らみ、健はジュンの腰をなぞりだした。
「っ、――」
腰をさすられたジュンの呼気が乱れる。
華奢な腰をかき抱いて舌を吸えば、ジュンも健の背中に腕を回して応える。昂奮の熱気とともに舌を絡める二人は、コスチューム越しの愛しい身体を撫で回していた。
「っん……」
ジュンの手は健の胸板に添えられ、彼の逞しさを感じている。
薄手の布は二人の身体の稜線を余すことなく浮き上がらせている。胸筋や腹筋の細やかな陰影の力強さを手で感じるたびにジュンの身体は熱を持ち、無意識に健に身体を擦り寄せてしまうのだ。
「……ふ――んん……」
陶然とした溜息を漏らしながら、健もジュンのしなやかさを味わっている。
驚くほど華奢な腰に豊かなヒップの盛り上がりが続く。コスチュームが張り付く美臀の盛り上がりは何度撫でても心地良く、柔肌を探る健はムラムラと欲望が湧き上がる。
「っん……」
くちゅりと、舌先で唾液が音を立てた。
「――ぁ……」
ジュンは吐息のような声を漏らす。
健に舌を強く吸われたジュンは、彼の下半身に宿る熱を感じ取っていた。六つに割れた腹筋をなぞる手を下に向けると、すぐに灼熱が指先に触れた。
「っく……」
ジュンの手がその場所に触れただけで健は腰を跳ねさせる。
「もう、こんなに大きくなってる……」
うっとりと呟いて、ジュンは健のその場所を握りしめる。
タイトコスチュームは伸縮性に富み、健の肉棒にぴったりと寄り添う。反り返ったカリ高ペニスのくびれから血管の隆起まで全てが感じ取れて、ジュンは色っぽい溜息を漏らしてはそこを撫でさする。
「……っ! ジュン……っ!」
やさしい愛撫に淫情をかき立てられ、健もジュンの大切な場所に手を伸ばす。
短いスカートの内側に手を入れると、しっとりと汗を帯びた秘部がある。薄手の布地はジュンの陰裂の形をくっきりと浮き上がらせ、健は布越しのラビアをかき分ける。
「……っん……」
甘い声を漏らし、ジュンもまた健の舌を強く吸う。
興奮を示してベーゼは強さを増した。絡み合う舌の表面からはどちらのものともつかない唾液が滴り、熱を孕んだ身体に落ちる。
ジュンの乳房は健の胸板に当たってやんわりと潰れていた。すでに胸の先はぷっくりと膨らみ、健にこすりつけられるたびに疼きを強める。
「ふ……ぅ、んん……」
健の片手はジュンの秘所を、もう片方の手は乳房を撫でる。
「んぅ……っ……!」
慈しむように胸を包まれた瞬間、ジュンは言い知れないほどの多幸感に包まれた。
「ん――ぅん、んん……っ……」
疼きが広がって止まらない。
ジュンは両手で健のモノを包んでいた。
片手で睾丸をやわやわと刺激し、もう片方の手はリズミカルにサオをしごく。健の好きな力加減を知り尽くしたジュンの手つきにたまらず、健は力強く腰を突き出してしまう。
「っんぁ……!」
雄々しい腰使いに、思わずのけぞってしまうジュン。
その拍子に二人の唇は離れてしまった。唾液の橋はすぐに途切れてしまうが、健とジュンの唇は唾液に潤み、互いの香りが移っていた。
「ジュン――」
健の手のひらの中でジュンの乳房がたゆんと揺れた。
指に力を入れて乳を掴み直せば、それだけでジュンの腰が跳ねる。短い髪を揺らして快美を味わうジュンの姿は理性が吹き飛ぶほどの淫らさで、健はジュンのコスチュームの胸元に手をかける。
「……破るぞ」
それだけ言うと、ジュンの返事も待たずに布地を裂いた。
べりっと軽い音を立てて裂け目が広がり、ジュンの生乳があらわになる。
「ん……」
健の前に乳房を晒したジュンの顔がほんのりと色づく。
モジモジと腰を揺らすだけで、柔らかそうな二つの膨らみが左右に揺らめく。ジュンは羞じらいこそすれバストを隠すつもりはないようで、物言いたげに健を見つめていた。
「――綺麗だ……」
生唾を呑み込み、健はそれだけ呟く。
端正な顔に負けないくらい整った美乳だ。左右でまったく同じ大きさの乳房はふっくらと丸みを帯び、ジュンの身じろぎに合わせてふるふる揺れる。
「っ……恥ずかしいわ……」
紅潮する頬と、胸の先の色は同じだ。
小さめの乳輪は可憐そのもの。淑やかな淡色の中心にある小粒な乳首はツンと尖って、まるで健を誘っているようだ。
「――」
ジュンの生乳に見入る健の股間は、これ以上ないほど勃起している。
腹につくほど勃ち上がった陰茎は触れられてもいないのに跳ねる。欲情しきった健の姿にジュンも情欲を煽られ、そっと彼の腰に手を添える。
「ねえ、健も――脱いで」
囁くジュンの手が、健の腰の布地を引っ張る。
健は全てを受け入れた。ジュンの指がコスチュームの股を破ると、すぐに男根が現れる。ジュンはサオを握って引っ張り出し、その威容をあらわにさせた。
「……ああ……」
一陣の風が吹き、健の陽物をさっと撫でた。
豊かな陰毛がそよぐ。布が破られる前から存在感を発揮していた健の肉棒は、露出しただけで猛々しさを増したようだった。
力強く天を向く剛直は無骨な剣のようにも見え、茎胴を這う血管は大樹を思わせる雄大さすら備えている。
「――」
乳房を見た健がそうしたように、ジュンもまた陰茎を前に生唾を呑んでしまう。
雄々しい陰茎の、何より目が離せないのは先端部。赤みの強い亀頭部はすでにカウパー液に濡れ、テラテラと妖しい光を帯びてジュンを誘うのだ。
「っは……ぁ、ん……」
その場所を前にしたジュンは、そっと健に腰を突き出す。
「健……私のここも――」
「ああ」
幾度となくジュンを抱いた健には、ジュンの望みがすぐに分かる。
木の幹にもたれるようにして腰を差し出すジュンは軽く足を開き、スカートの内側にある純白の股布を健に見せつけていた。
健のモノを前にしたジュンはますます欲情したのだろう。その場所は健が触った時以上に湿度を高め、ヒップと女陰の割れ目の形に細かなシワを寄せていた。
「破るぞ」
「っん……」
ジュンがコクンと頷くのを待ってから、健はその場所の布を取り払った。
「――ああ、もうこんなになってる……」
布が破れた瞬間から、女の薫香が立ち上る。
生い茂る叢の向こう側から、ジュンの陰裂は匂やかなフェロモンを漂わせていた。数え切れないほど健と愛し合ったはずなのに割れ目は清楚な佇まいで、ラビアの合わせ目がほのかに潤んでいるのが見て取れる程度だ。
「健――」
淫欲を込めた熱視線に灼かれて、ジュンは気持ちが収まらない。
「もっと見て……」
吐息を混ぜて囁くと、ジュンは自身の身体に手を這わせる。
「――ん……」
たおやかな指が、己の乳房と割れ目に沿って動き出す。
瑞々しい乳肉に五指が沈んだ。持ち上げるようにバストを揉む手つきは淫らなのにどこか神秘的で、健はジュンの自慰姿に釘付けだ。
「っは――ぁ……」
続いて、下半身にあてがわれた指も動きだす。
淫裂が寛げられ、濡れた秘部が健の前に晒される。艶めかしいピンク粘膜を前にしただけで健の亀頭から先走り汁が滲み、恋人の興奮を感じ取ったジュンもまた興奮を募らせる。
「んっ……」
ラビアの上で指が何度かスライドしたかと思えば指先が沈む。
「っは……ぁ、ん……」
蜜部を探るジュンは色っぽく悶え、クチュクチュとその場所を刺激しはじめる。
色香を立ち上らせるジュンの姿を見つめる健は、自然と自分のサオを握っていた。
「ジュン……」
「健……」
互いの名を呼びながら自分のモノを刺激すれば、甘酸っぱい多幸感が全身を満たす。
木々のざわめきすら耳に入らない。二人の荒い息遣いが辺りに響く中、健とジュンは目の前の恋人の姿を糧にオナニーを続ける。
「……ぁ、っは……!」
快楽にジュンの腰が跳ねた。
ラビアの内側に潜り込んだ指は糖蜜にきらめいている。ヌラリとした輝きの隙間からは勃起したクリトリスが覗き、ジュンの欲悦の強さが見て取れる。
「ふ……んんっ、く……!」
そんなジュンを前にして、健も自涜の手を速める。
ジュンに見せつけるように雄幹をしごき上げる。シュッ、シュッとサオをこするたびにジュンの瞳が上下に振れ、彼女の美しい瞳いっぱいに逸物が映っている事実にたまらなく興奮する。
「っは……っは、っは……!」
荒い呼吸を繰り返すうち、健の先端からは透明な液体が滲みだす。
「――ぁ……」
ぷくりと膨れたカウパーの粒が亀頭から滑り落ちかけ、思わず声を上げてしまうジュン。
しかし健は機敏だった。先走りが落ちる寸前に指の腹でそれをすくい取ると、今度は透明汁を亀頭全体に塗り広げたのだ。
「っは……!」
真っ赤な先端が淫らに濡れるのを見て、ジュンは自身の乳首を擦り上げる。
「ぁ――っは……ぁあ……っ……!」
自慰を続けるジュンの身体はうす赤く火照る。
乳頭の薄紅色は木々のあわいで色鮮やかだ。肉欲に駆られたジュンが強めの力で胸の先をつまめば、快美のあまり腰を突き出してしまう。
「あぁ……っ!」
惜しげもなく脚を開き、愛しい人に大切な場所を見せつけるジュン。
ネットリした淫蜜にまみれた秘部は、湯気を立ててすら見える。どろどろに濡れた蜜口は物欲しそうに開いて、ジュンが指をあてがえば自然と吸い付く。
「は……ぁ、ん……っ!」
外性器を撫でるのとは違う、プリミティブな歓びがジュンを満たす。
潤んだ瞳は健の股間に注がれている。あからさまな視線だが健には好ましく、健もまたジュンに見せつけるようにして腰を差し出す。
「っジュン……!」
健はじりじりとジュンとの距離を詰めていた。
互いの呼気が触れるほどそばに立って、それぞれの膨らみは触れてしまいそう。健もジュンもそうと分かっているのに離れず、むしろ触れ合いを待ちわびるかのように手の動きを激しくする。
「あぁ……っ、あ……んん……!」
指を動かすだけでは足りなくなって、ジュンが身体をくねらせる。
ハリに富んだ乳房は残像が見えそうに弾む。健は思わず乳揺れに合わせて顔を上下させてしまうが、そんなところもジュンには愛しく思える。
「っは……ぁ、ん……っ!」
秘所をまさぐる指先は、クチュクチュと淫猥な音を奏でている。
指は浅い場所の出入りを繰り返す。情欲を燃え上がらせた膣肉は指先に吸い付いて、ジュンはその場所をかき混ぜるのに夢中になってしまう。
(でも……健のは、もっと太くて……逞しくて……)
指で自分を慰めながらも、心は健のモノに傾けられている。
健もまた、ジュンと同じだけの猛々しい欲望に衝き動かされている。激しく上下する手に当たる睾丸も気にならずしごき続ける健が半歩ジュンに迫ると、ジュンの胸の尖りが胸板に触れた。
「っ……!」
「はぁ……っ!」
喘ぎが重なる。
コリコリしたバストの先端が胸板に触れただけで、二人の髄を快楽が走ったのだ。二人が鏡写しのように下半身を突き出してのけぞれば、健の亀頭もジュンの下腹部に触れてしまう。
「あ……っ、熱い……」
「っく……ジュン……!」
亀頭冠を濡らすカウパーが、ジュンのコスチュームに染みてゆく。
コスチュームに薄いシミが広がった。淫欲に支配された健にはざらりとした布の感触すら気持ちよく、サオを掴んでジュンの下腹部に自分自身をこすりつけてしまうのだ。
「ん……っふ、ぅん……っ」
ペニスを押し付けられ、ジュンは興奮の溜息を漏らす。
当たる先端部は灼熱だ。マラを当てたことで健はますます昂ぶったと見え、男根はピクピク動いている。
「健……もう出そうなの?」
尋ねるジュンの声は上ずっていた。
せわしなく手を動かすのはジュンも同じ。ボルテージは高まって、あと少しのきっかけがあれば果ててしまいそうだ。
「っああ……ジュン、俺と一緒に……っ!」
息を詰まらせながら、健はジュンを求める。
健とジュンは自慰行為に耽ってはいるが、同時に互いへの気持ちを通わせてもいた。一人で慰めるのとは桁違いの歓びに満たされて、二人は同時にスパートをかける。
「んぅ……っ! は、あぁ……!」
「あぁっ……あ、ああ……ああ……!」
高まりが臨界を迎えるのに、さほどの時間はかからない。
「――イく……っ!!」
「出すぞ、ジュン……!!」
木々のあわいに嬌声を響かせて、二人は同時にエクスタシーを迎えた。
「――っ!!」
ジュンの身体が大きく跳ねる。
寛いだ秘所から糖蜜が溢れ出る。華奢な太もものわななきに合わせて愛液が飛び散り、内ももはびっしょり濡れてしまう。
「……っく……!!」
健は歯を食いしばりながら精を吐く。
ジュンの下腹部に押し当てたままの亀頭が大きく跳ねたかと思うと、勢いよく白濁液が溢れ出た。ドクン、ドクンと力強く脈打つ男根から放たれるスペルマは真っ白で、健の淫悦が煮詰められているのだと分かる。
「っは――あぁ……っ……!!」
「あ……ああ……っ!!」
オーガズムの歓声は長く続く。
勢いよく放出されたザーメンが収まるのとほぼ同時に、ジュンの法悦の波も収まる。はあっと熱い溜息を漏らす二人は、深い絶頂の余韻にしばし呆けていた。
「は……っ……」
溜息を漏らすジュンは、後ろにある木の幹にもたれている。
脚にうまく力が入らず、膝は震えている。手はまだ秘所にあてがわれたままで、身体の痙攣に合わせてクリトリスがこすれるたびに腰が跳ねてしまう。
「っん――ぅ……んん……」
身体に残る歓びを味わいながら、ジュンは自身の下半身に目を向ける。
(健……こんなに出して……)
ジュンのコスチュームのスカート部分には、健の精液がこびりついていた。
独特な精液臭がたちこめる。決して良いにおいとは言えないはずなのに、健の逐情の証だと思うと言いようもなく嬉しく、紅潮した顔が綻んでしまう。
「……ジュン……」
婀娜っぽい笑みを浮かべるジュンを前に、健の顔も赤い。
自慰行為の果てに、恋人の着衣に精子をかけてしまったのだ。興奮で我を忘れていたとはいえ恥ずかしいことだと目を伏せる健だが、そんな気持ちとは裏腹に肉棒は硬いままだ。
「……あ……」
少し遅れて、ジュンも健のモノに気付く。
「健、まだシたいの?」
「……。ああ」
ためらいながら健は頷く。
「だが、無理にとは――」
ジュンを気遣って遠慮がちに言う健に、しかしジュンは艶然と微笑む。
「……っ!」
美しい微笑を見ただけでペニスが跳ねる。
そんな健の情欲に応えてジュンは後ろを向く。形良いヒップは薄く汗をかいていて、見ているだけで惹き寄せられてしまう魅力をたたえていた。
「……いいわ」
木にもたれるようにしながら、ジュンは片手で美臀を開く。
あらわになったその場所はジットリと濡れていた。水気は淫唇の全体を覆うほど豊かで、ジュンがヒップを掴む手に力を入れると、ヒクヒク動く膣口まであらわになる。
「……っ!」
ジュンの姿に、健のサオは痛いほど勃ち上がる。
羞じらいを乗せながら自身を誘う恋人の姿に欲動が止まらない。健は瞬きも忘れてジュンのその場所を見つめ、自身のモノを肉のスリットにあてがう。
「……挿入れるぞ」
「ええ……」
ジュンの頷きを待って、腰に力を入れる。
「ああ……っ!」
絶頂直後の淫裂はやすやすと広がり、健を付け根まで受け入れた。
「っ……キツい……!」
あっさりと道を空けたとは思えないほどナカは窮屈だ。
ジュンの指によってほぐされた膣肉はすぐさま肉棒に絡みつく。幾度となく健と愛し合ったジュンのヴァギナはペニスに吸い付いて、潤んだヒダを竿にこすりつける。
「く……っ、ふ、うう……っ!」
健が腰を押し付けると、ジュンのヒップが柔らかそうに潰れる。
細い腰を掴み、健は膣内をじっくりと味わう。ねっちりと纏わりつくヒダの一本一本が健の弱いところを刺激し、健はブルッと胴震いする。
「あっ……あぁっ……健……」
ジュンもまた、結合の歓びに震えている。
すでに射精したとは思えないほど健の肉棒は猛々しい。烈しい情欲にマラが脈打つたびに膣壁が押し返され、ジュンはたまらず腰を揺らしてしまう。
「っジュン……! 腰、動かすと――……!」
どこか苦しげに呟いて、健は腰の往復を始める。
「は……ぁっ! あぁあっ……!!」
引いては突き出される腰の運動に、ジュンはたまらず声を上げる。
カリ首は逞しくジュンの膣肉をこね回す。媚膣の弱い部分を刺激するような腰使いにジュンの臀部はわななき、蜜液は後から後から止まらない。
「ぁう……っ! んぅっ、っは……あぁあぁ……っ!」
色っぽく声を上げて身体を揺するたび、あらわになった乳房が大きく揺れる。
「ああ……ジュン……!」
コスチュームを纏う背中を撫でると、ジュンは大きく身体を反らす。
「ふ……っ! うぅんっ……!」
着衣越しにも分かるほどジュンの身体は熱い。
そして、それは健も同じこと。健の頬を汗が滑り落ちるが、汗を拭うためにジュンから手を離すのが惜しくてたまらず、健は流れる汗をそのままにピストン運動を繰り返す。
「っく……ああっ、あ……!」
雄々しい喘ぎとともに、健はジュンの身体を撫でさする。
「ああ……ジュンっ……!!」
熱情に駆られて深い打突を加えれば、ジュンの乳房が大きく揺れる。
「はぁん……っ!!」
のけぞるジュンの乳をがっちり掴み、力強い突き挿れに動く乳肉をも味わう。
瑞々しい柔肌に手を沈めると、健の手の中でジュンの乳房がふにゃりと形を変える。手の中で大きく暴れる乳房はしっとりと健の手のひらに密着し、乳を揉めば揉むほど健の中に愛しさが生まれる。
「っくう……!!」
腰は止まらない。
ばちゅんっ!とひときわ大きな打擲音が響く。全力のピストンを受け止めるジュンは短い髪を揺らし、耳やうなじまで赤く染めて美悦を味わっていた。
「はぁ……っ! ぁあっ、あぁん……!」
健の手のひらと勃起乳首がこすれて、ジュンは腰を悶えさせる。
繋がった場所からはとめどなく淫熱が広がる。ジュンが女性的な円みを帯びた下半身をくねらせるたびに健からは結合部が見え隠れし、あまりの淫猥さに出し挿れのピッチは上がってゆく。
「っふ……ううっ! ふぅう……ッ!」
健のピストン運動は獰猛ですらあった。
肉打ちは力強さを増し、ジュンの秘唇はめくれ上がりそうなほど。結合部は白い液体に包まれているが、それが健の一発目の精液か、ジュンの本気汁なのかは二人にも分からなかった。
「あぁあ……っ!! あぁん、んぁあ……!」
ジュンの喘ぎ声にも負けないほど高らかに水音が響く。
膣内の潤いはとめどない。健が腰を引くたび、ジュンの愛液と健のカウパーが混ざり合った液体が溢れてジュンの太ももを濡らす。すでにジュンの内ももは二人の混合液にまみれ、ヌラヌラと光を纏っていた。
「ふう……ッ!」
カリ首が抜ける寸前まで腰を引いた健が力強く剛直を押し込めば、蜜が爆ぜる。
「ぁはあぁ……っ!!」
カタカタと震えるジュンの美臀にまで水気は散っていた。
「あ……うぅん、んぅ……っ」
乱れた声を上げるジュンの膣肉は強く締まる。
「ジュン……ッ! そんなに締めたら、……っ……!」
引き抜けないほど力強い喰い締めに、健の幹が反応する。
射精間際にも似た拍動がジュンの膣いっぱいに広がる。
「はぁうっ――!」
肉傘に膣奥を拡げられて、たまらずジュンが声を上げた。
健のモノに馴染みきったジュンの媚肉はうねりながら健の竿を引き込む。これ以上ないほど密着した結合部からはまぐわいの淫香が立ち上り、辺りの木々の香りも分からないほどだった。
「っくう……!」
まだジュンと繋がっていたくて、健は努めて腰のペースを落とす。
「――っぁ――」
抜き挿しのピッチが落ちたのを感じ取ったジュンが小さく喘ぐ。
膣粘膜がたわむ中、健は付け根まで突き立てた竿を小刻みに往復させる。蜜肉の深いところを短く動く剛直の先には、深く絡みつく媚肉とは違うコリコリした感触が届いていた。
「はぁ……ッ! ぁあう、そこッ、健ん……ッ!」
深部を立て続けに刺激され、ジュンは狂わんばかりに腰をグラインド。
腰がくねるたび、コスチュームの背中部分の光沢が移ろう。ジュンのボディラインを引き立てる科学忍者隊のコスチュームすら健の昂奮を煽り、健は繰り返し着衣の背中や腰をなぞってしまう。
「そんな、に……ッぁ、触ったら――っは、あぁ……っ!」
何度も背を撫でられ、腰を掴まれ、ジュンは惑乱状態だ。
健はジュンの全身に愛撫を行き届かせるのに、立ったまま後ろから貫かれるジュンは木の幹にすがりながら腰をくねらせるのが精一杯。
「っは……あぁっ、んぁう……っ!!」
その非対称性がたまらなくもどかしく、だからこそ昂ぶって、甘ったるい声を上げてしまう。
「っく……また締まった……ッ!」
ジュンの嬌声にすら淫情を高めて、健は力強いストロークを繰り返す。
肉棒が抜けるギリギリまで腰を引けば、カリ首のくびれに白い液体が溜まっていた。
「ああ……こんなに……」
膣内で繰り返し撹拌された双方の体液は、白く泡立っていた。
ヌプリと肉棒を挿入れ直すと、膣奥は短い別れに耐えきれなかったとばかりに強い締まりを見せる。
「ああッ……!!」
とめどなく押し寄せる肉悦に、健は我を忘れて力強い往復運動を繰り出す。
溢れ出た蜜はジュンの太ももどころか、健の股間全体すらも濡らしていた。陽物を叩き込むたびジュンの美臀にぶつかる睾丸すらしとどに濡れて、ピストンのたびに糸を引く。
「くうッ、っふ……ああッ……!!」
「あ……っ、あ……、あ、あッ……!!」
喘ぎを漏らす健に、ジュンの高い声が連なる。
「ッああ……!」
何度もジュンと愛し合った健には、ジュンが絶頂寸前にあることが分かる。
「健っ……一緒に……イきたいの……っ!」
喘ぎ喘ぎに囁くジュンは顔だけ健の方に向け、潤んだ瞳で懇願する。
「――っ!!」
艶やかなジュンの姿は、それだけで達しそうな麗しさ。
再び健の剛直が脈打った。鋼鉄のように硬い茎胴の長いストロークにジュンは大きくのけぞり、深いエクスタシーに落ちてゆく。
「ッ健――イく、一緒に――」
「ああ、俺も――出るッ……!!」
ジュンの声に応えた瞬間、二人の意識は白に染まる。
「あぁああ……ッ!!」
「は――ああ……ッ!!」
逐情の声が重なり、健のスペルマがジュンの膣奥で炸裂する。
「あぁああ……ッ!!」
発射のタイミングでジュンの媚肉はこれまで以上の締まりを示す。
もはや二人の間に一分の隙間もない。絡みつく膣粘膜の悦さに呑まれた健は、呆けたように腰を振り、ジュンの内奥に白濁を塗り込むことしか考えられない。
「ああッ……あッ、ああ……ッ……!!」
熱っぽい喘ぎは、手淫で果てた時とはまるで違う。
慣れたオナニーよりも、愛しいジュンとのセックスの方がずっと深い歓びをもたらす。健はジュンのヒップに十指を食い込ませ、ひたすら精を送り込むのだ。
「――ッは――あぁあ……!!」
そして、スペルマを受け止めるジュンもまた髄喜の中にある。
触れてもいないのに乳首とクリトリスは限界まで勃起し、女の歓びにヒクついている。
「ぁ――あッ、あぁああ……ッ!!」
エクスタシーとともに激しく収縮した膣肉はみっちりと肉棒に絡みつき、妖しく蠢く。ジュンが力を入れずとも締まり続ける蜜器は、健とジュンをこれ以上ないほど深い欲悦へと導く。
「はあッ……あ、あぁうッ、……!!」
「ッふ――……!! ああッ……!!」
昂奮に染まった沈黙は、先ほどの比較にならないほど長く続いた。
射精が終わっても、健はジュンの尻を抱いたまま動けない……ジュンもまた法悦に痺れきって動けず、二人はまぐわいの余韻に浸るのみ。
「――っ、は……ああ……」
長い長い時間を経て健は溜息を漏らし、ジュンのヒップを撫でる。
吐精の間、ずっと強く掴んでいた美臀には健の指の跡が残っていた。色づきは淡くすぐに消えるはずだが、それでもどこか後ろめたくて健はその跡を撫でさすってしまう。
「……ん……健……?」
遅れて我に返ったジュンの問いかけに、健は彼女に覆いかぶさるように抱きしめる。
「ジュン……すごく、気持ち良かった」
「ええ……私も……」
言葉を交わす二人の声には、まだ熱情が灯っている。
射精はすでに終わったが、健はジュンの中に挿入れたまま。太幹はジュンの膣穴に栓をしてしまっていて、繋がった場所から白濁が溢れる様子はない。
「っん……」
不意に、ジュンが甘い声を漏らす。
エクスタシーを終えた膣の収縮は収まったが、繋がっていることで伝わる快楽はある。
「ジュン?」
「もう……いつまで挿入れてるの……?」
呆れたように、それ以上に歓びを秘めて尋ねるジュン。
「ああ……悪い……」
頬を染め、気まずそうに腰を揺らす健。
名残惜しそうにしながらも肉棒をジュンの中から抜き取ると、ジュンの双臀がぶるっと揺れた――汗の一筋がヒップの割れ目に吸い込まれるのを目で追って、健はジュンのその場所を覗き込む。
「……すごいな……」
視線を向けただけなのに、ムワッと淫靡な熱気が顔に迫る。
力強い抜き挿しを何度も受けたジュンの割れ目は綻び、薄紅色の粘膜がめくれていた。薄く開いた膣口からは吐き出したばかりの精子が見えているが、大量のスペルマは垂れる気配もない。
「もう……こんなに出して――」
健の視線に落ち着かないジュンは、そわそわと腰を揺らす。
落ち着かないのは、膣を満たす淫熱のせいでもあった。健が放った大量のザーメンはジュンの膣粘膜に絡みつき、ナカを白く染め上げた。吐き出された精子に重量感すら覚えるほどで、ジュンは木の幹にもたれるようにしてその場にしゃがみこんでしまう。
「ジュン……!?」
「ん……平気よ……」
健の呼びかけに気丈に微笑むジュンだが、疲労の色は濃い。
「ジュン、これを敷くから――」
慌てて健は脱ぎ捨てたマントを引き寄せ、ジュンの足元へ。
薄い下生えにマントを敷くと、ジュンはその場所に座り込む。健はジュンの肩を抱き寄せ、彼女の身体の熱さを感じていた。
「……すごく、気持ち良かったの」
声を掠れさせたジュンが囁く。
頬を汗に光らせたジュンの姿は、これまで以上の官能美をたたえている。しっとりと淫靡な色香を帯びた顔はまだ上気したままで、ジュンがいまだに強い淫熱に取り巻かれていることが見て取れた。
「……健――」
健の腕の中、ジュンの手が健の下半身に伸びる。
「っ……!」
茎胴を握りしめられると、サオにこびりついた液体がぬるりと揺れる。
「……健、まだ大きい……」
ほうっと溜息を漏らして、ジュンの指が肉棒を上下にしごきだす。
二度の射精を経たというのに、健のモノはまだ硬い。指先が触れるだけで大きく跳ねるイチモツを前に、ジュンの口元には艶やかな笑みが浮かんでいた。
「熱い……それに、ヌルヌルしてる……」
囁くように言いながら、ジュンの手はゆるやかな愛撫を続ける。
指使いはあやすよう。茎胴への指の巻き付けはゆるく、上下にこするというよりは指の力を強めたり弱めたりしている。
「っあ……ジュン……!」
淡い快楽だが、射精したばかりで敏感なイチモツにはそのくらいが心地良い。
健はジュンの肩を抱く腕を震わせる。強い淫情に駆られた健の姿を間近で見たジュンは健の顔をじっと見ながら、ペニスを撫でる手に力を入れる。
「く……っ!!」
ともすれば苦しそうな声を上げて快感に震える健。
至近距離で健を感じるうちに、ジュンの下腹部にはムラムラと淫熱が灯る――ジュンは一度だけ強く健のモノを握ると手を離し、精子に濡れた手で健の胸板をなぞる。
「――健……」
しっとりと呼びかけるジュンの手が、健のコスチュームをはだけさせる。
シュルッと軽い衣擦れ音が響いたかと思えば、健の首筋から胸筋にかけてがあらわになった。
「……素敵」
鍛えられた若々しい素肌に、ジュンはうっとりと声を漏らす。
生肌に寄り添うジュンの乳房は健の胸に触れている。つるりとしたコスチューム越しの触れ合いも甘美なものだったが、肌と肌が重なる歓びはそれ以上で、健は思わず溜息を漏らす。
「ジュン……俺も、脱がせていいか?」
「ええ」
頷くジュンは、健の着衣を上から下に脱がせている。
健がジュンの胸元からコスチュームの内側に手を入れると、胸の部分が破れた布地は裂け目を広げた。あっという間にジュンも首元を曝け出し、鎖骨を艶めかしく浮き上がらせるのだ。
「ああ……」
「ん、健……」
どちらからともなく、二人は唇を重ねていた。
突き出した舌が絡み合う。ぬちゅぬちゅと唾液を交わす健とジュンは互いのコスチュームを丁寧に脱がせてゆき、そう時間はかからず布は腰にわずかに残るのみとなった。
「ん……っ……ふ、ぅん……っ」
甘ったるい声を漏らしたジュンの手が、健の腰だめを辿る。
皮膚と布の境界線を撫でる手つきはどこまでも淫靡。深いキスの中で身体に触られた健がビクッと腰を揺らすと、勃起ペニスがぶるんと揺れた。
「――ん……」
ゆっくりと、ジュンの手が健のコスチュームを下へ巻き取ってゆく。
健はわずかに尻を浮かせ、ジュンのするがまま。逞しく引き締まった股間は濃い陰毛に覆われていて、衣服を取り払われるにつれて期待感を募らせる魔羅からは先走りが垂れる。
「っ……」
健の大腿が、膝が――足首が現れる。
つま先からコスチュームが抜き取られれば健は全裸だ。対するジュンはまだ腰回りに布を残し、健の手によって脱がされる時を待っている。
「――」
健の目の前、ジュンは胸も秘部も曝け出している。
それでも、腰を隠す衣服に手をかける時は緊張感があった。健は真剣そのものの表情でジュンのスカートを下ろしてゆき――そして、ジュンもまた一糸纏わぬ姿になる。
「ああ……」
二人のそばを涼風が駆け抜けても淫熱は収まらない。
急き立てられるような思いで、健は改めて脱いだマントをジュンの足元に広げる。あっという間に森の中には即席のベッドが出来上がる。
「……」
「……」
親密な空気を纏う沈黙の中、二人は見つめ合う。
手でマントに触れると草の感触は伝わるが、それが妙に心地良くもある。健はジュンと見つめ合うだけで深い満足感を覚えるが、健の下半身はそれだけでは満足できないようだった。
「ジュン――」
生まれたままの姿になった健は、同じく裸のジュンをゆっくりと押し倒す。
「……健……」
健の名を呼ぶジュンは、広げたコスチュームの上で仰向けになっている。
短い髪は白布の上で広がっていた。服を着ていても分かる端正な身体は一糸纏わぬ姿となったことでますます美しく際立ち、健はジュンの美体に見入ってしまう。
「――」
見れば見るほど裸身は蠱惑的だ。
汗を纏った素肌から立ち上る淫香が鼻腔をくすぐるだけで、健のイチモツは跳ねてしまう。見惚れるうちに肉竿は何度も跳ね、またしてもカウパー液が垂れてしまう。
「……ぁ……っ」
透明なしずくはジュンの下腹部に垂れた。
生い茂る陰毛の下、ふっくらした恥丘のすぐ上に極小の水たまりが出来ていた。粘度の高い先走り汁は健の亀頭とジュンの下腹部を繋げていて、その場所を見た二人はほぼ同時に顔を見合わせる。
「――ふふ」
微笑むジュンの指先が、カウパー液の水たまりに浸る。
粘液を纏った指はさらに下へ。ジュンの下の毛は指先が隠れるほど豊かに萌えて、ジュンの指が通り過ぎるだけで軽い音を立てる。
「私のここ……」
すでに寛いだ陰裂のナカに指を挿し込むジュンは、健に向けてその場所を開く。
「……!」
ラビアが広がると、ついに白濁液が滴った。
とろりと垂れたスペルマは、ジュンのヒップの割れ目に吸い込まれていくようでもあった。
「――来て、健……」
蜜部を両手で広げたまま、ジュンは健に呼びかける。
裸の恋人から求められて健はもう辛抱ならない。組み敷いたジュンに身体を寄せ、身体を乗り出すようにしてジュンの秘所に雄幹を迫らせる。
「っはあ……!」
先端がジュンの膣口にあてがわれるだけで、蕩けるような快楽に腰が震えた。
ガチガチに張りつめたペニスには、まだジュンの指の感覚が残っていた。やさしく陰茎を撫でさすられた悦びを思い出すだけで全身がゾクゾクするほど昂奮する健は、挿入に際して自分のモノに手を添えることもしない。
「ジュン……挿入れるぞ……!」
それはひとえに、ジュンの感覚だけを味わっていたいから。
ジュンにもそんな健の気持ちが分かるのだろう。ジュンは膣口を広げたまま腰を浮かせ、自ら健を迎えに行く。
「ええ……健、挿入れて――」
ジュンが囁いた時、二人の粘膜が重なった。
「っ……」
健とジュンは互いに腰を差し出し、大切な場所を重ねる。
ヒダが広がると膣粘膜が亀頭を包む。ヴァギナはくちゅりとあえかな音を響かせて慣れ親しんだ健の形に広がり、健はいつもの深い歓びを携えてジュンの膣に腰を進める。
「あ――あ、ジュンの中……すごいぞ……」
まだ先端を沈めただけなのに、健の腰はわなないてしまう。
何度身体を交わしても、膣口を広げてジュンに受け入れられるこの瞬間はたまらない美悦をもたらす。健は膣の浅い場所で腰を止め、目を閉じてジュンの膣粘膜の甘やかさを堪能する。
「――っふ……ふう……ッ……」
情欲に駆られて最奥まで突き立てたくなるのを堪え、先端にだけ意識を集中させる健。
ジュンはそんな健の姿を見つめながら、ヴァギナから伝わる健の熱に感じ入っている。
「健――熱くて……気持ち良い……」
うっとりと呟けば、ジュンの膣粘膜は勝手に動き出す。
二度目の性交渉の予感に期待を高めているのはジュンも同じ。濡れそぼった媚肉は剛直を引き込もうとヒクヒクと動き、二人の昂奮を煽るのだ。
「っは……んん……」
「あ……ああっ……」
深い結合が欲しくて焦れる気持ちすら幸せだ。
ジュンの秘部を味わいたい一心で、健は腰をごくゆっくりと進める。ジュンもまた健の亀頭を隅々まで感じようと、秘部に意識を傾けている。
「――あ」
そうして密着感を味わっていたジュンが、不意に声を上げる。
「ジュン? ……あ」
問い返す健だが、肉の切っ先に触れる質感でそれを理解する。
ジュンの膣粘膜が収縮を繰り返すうち、膣内に残ったスペルマが垂れてしまったのだ。
「っん……」
「う、んん……」
すでに隙間なく密着していた粘膜部の境界線が溶けてなくなる。
ジュンの媚肉は彼女自身の体液と健のザーメンで抜群の滑りを持つ。気を抜けば引き込まれそうな膣粘膜を前に、健は少しずつ腰の力を抜いていく。
「っく……あ、あぁっ……!」
腰を突き出そうとしていないはずなのに、奥へ奥へとペニスが引き込まれていく。
あるいは、それは健が無意識のうちに腰を進めてしまっているのかもしれない。どちらにせよ健の肉棒は半ばほどまでジュンのナカに進み、歓迎するように蠢く膣ヒダに囲まれるのだ。
「ん、っぁ……は、中に――あぁ……っ……」
茎胴を受け入れたジュンは長い睫毛を震わせ、竿からもたらされる快楽に身をよじる。
ペニスの熱によって、ヴァギナのどこまで剛直が届いているかも分かる気がした。健の下で仰向けになりながらもジュンは軽く腰を揺らし、浅い場所でサオを抜き挿ししてみる。
「っは……あぁっ……! あ……っ……!」
敏感な膣口がこすれてたまらない。
垂れた精液のせいもあるのだろう、結合部からはぬちぬちと粘ついた音が響く。浅い場所で繰り返される出し入れのたびに体液は二人の境界線で糸を引き、それらの繊細な感覚すらも健とジュンの歓びを強めるのだ。
「ああッ……!! っく、ジュン……俺……!!」
このまま浅い出し入れを楽しみたいのに、健の情欲は燃え上がって止まらない。
健は苦しげに腰をわななかせたかと思うと、ジュンの腰を掴み、これまでにない強さで雄槍を打ち込んだ。
「――ッはぁああ……!!」
ばちゅんッ!!と音すら聞こえるほどの強さに、思わず声を上げてしまうジュン。
「あッ、はぁ……ッ!! は――あぁッ!!」
膣の最深部に肉棒を突き立てた健は、そのままジュンにのしかかる。
「ッああ……健……!!」
たまらず叫んだジュンは、両手足で健の裸身にしがみつく。
健は遠慮なくジュンの裸身に体重を乗せる。華奢なジュンの身体には健の身体は重たいが、欲情が滾るジュンにはそれすら心地よかった。
「はあ……ッ! ああッ……!!」
ジュンの最深部に行き着いた健は、荒々しい呼吸が整わない。
すでに一度愛を交わしたおかげで、肉の馴染みは待つまでもなかった。ジュン自身の糖蜜と健の樹液にジットリと濡れた膣奥はより複雑なうねりを呈し、二度と離さないとばかりに締め付けを強めるのだ。
「ふうッ……ふううッ……!!」
「あぁ……ッ……!!」
深く繋がる歓びに、ジュンも四肢の力を強める。
健もジュンに体重を乗せているのだ、ジュンも手足の力を加減する必要はない。
「っは……ああッ……あ、ッああ……!!」
細腕からは想像もできないほど強く健にしがみつき、荒い呼吸の合間に愛しい人の名前を呼ぶ。
両足は健の腰をがっちり挟み込んでいる。汗まみれの裸体はねっちりと絡みつき、何をしても結合が解けることはなさそうだ。
「――ジュン……ッ!!」
深い場所にペニスを突き立てたまま、健は腰を左右にグラインド。
「ッひぁ……!!」
剛直によって膣内すべてをかき回され、ジュンはあられもない嬌声を上げてしまう。
「は――ひぁ……ッ!! あぁああッ!!」
快美の叫びを上げるほどに締まりは強くなって、健の腰は次第に速度を上げてゆく。
大きく腰を旋回させるたび、二人の陰毛はショリショリとこすれ合う。自然のままに生やした縮れ毛の隙間には汗の粒が溜まり、健の腰使いとともに広がる水気は毛すらも密着させていた。
「ぁうんッ……!! んぅッ、はぁあ……ッ!!」
全身で健を感じるジュンの身体がビクビクと跳ねる。
正常位で体重をかけられたおかげで、勃起したクリトリスにも刺激が入っていた。
「は――ぁあッ……!! あッ、あぁあッ……!!」
勃ち上がった淫核が健の身体にコリコリと刺激され、ジュンは健の下で裸身をくねらせる。
「ああ……ッ!!」
ジュンが悩ましげに身体を揺らすたび、健の胸板のすぐそばで乳肉がたゆんたゆんと動く。
上半身も隙間なく触れ合わせているから、ジュンの乳丘は健の胸板に潰されていた。それでも柔らかな美乳は二人の動きに合わせてゆらめき、健をたまらなく昂奮させるのだ。
「ジュンッ……動くぞ……!」
告げて、健は力強いピストンを開始する。
「ッは――!! ぁッ、あぁッ!! あぁあんッ!!」
腰に絡めた足すら力ずくで引き離され、かと思えば全力で最奥まで穿たれる。
膣奥に叩き込まれる力が強すぎて、ジュンは声を出そうと思っていなくても嬌声を上げてしまう。閑やかな山中にはジュンのあられもない声と同時に、パワフルな肉の打擲音が響き渡っていた。
「はぁ……ッ!! あぁッ、あ……!!」
「ジュン……ッ!! ジュン、ッくう……!!」
貪るような苛烈なピストンを繰り返す健は、愛しいジュンの身体を強く抱きすくめる。
傍目には、ジュンが健の腰使いを一方的に受けているように見えただろう。
「ジュン……っく、キツ……うあ……ッ!!」
しかし、ジュンの膣粘膜は淫靡そのものの収縮を繰り返し、健の剛直を締め上げる。
休むことなく蠢くヒダは、慣れた調子で健の弱点ばかりをまさぐる。そのせいで健は腰振りが止まらず、強烈なピストンを何度も何度も繰り出しているのだ。
「っは……ああッ、あ……!!」
「んぅうッ――ぁ、あ――!!」
無我夢中でまぐわううちに、いつしか二人は唇を重ねていた。
「んふ――」
最初から舌を絡め合い、喘ぎ声を互いの口腔で響かせ合う。
溢れた唾液が二人の唇から溢れてジュンの顎を伝い垂れる。健が休むことなく腰を打ちつける間、ジュンは何度も健の舌を吸い、愛しむように舌全体を絡ませていた。
「ッふぅ――ん、んん……んぅっ……」
「んう――ううん、んんう……!!」
深いベーゼに言葉が出せなくても、歓びは伝わる。
何もかもを重ね合わせた恋人同士の情交に、二人のエクスタシーは目前まで迫っている。
「ふ――うッ! く……ッ!! ううッ!!」
「んぅう……っ!! んっ! んっ――!!」
健がラストスパートをかけるように腰振りのピッチを上げるとジュンは秘所の締まりをさらに強める。
長いストロークによって撹拌されたヴァギナ全体がわななく。二人は言葉もないまま息を合わせ、ともにその時を迎えた。
「っ――……!!」
射精の瞬間、健はジュンの最奥にペニスを打ちつける。
「――!!」
その衝撃に、ジュンは絶頂に至った。
深いオーガズムに膣肉の食い締めが増す――最高の締まりの中で、健の白濁汁が溢れ出た。
「あ――ああ……ッ!!」
あまりに深い快楽にのけぞれば、二人の唇が離れる。
唾液の橋は太く長い。健とジュンの唇は半開きで、惚けた喘ぎが共鳴するたびに濡れた唇がテラテラと輝いた。
「っは……ああ……ッ!!」
ペニスの律動は力強い。
締め付ける膣粘膜を拍動のたび押しのけ、三発目とは思えない濃厚精子を注ぎ入れる。
すでに中に出ていた分の精液と混ざり合って、ジュンの膣内は健でいっぱい。ジュンはうっとりと健の顔を見上げたまま、深いオーガズムに全身をわななかせていた。
「ぁはあ……ッ……っは……あ……あぁ……ッ!!」
健を受け入れたヴァギナと、健の股間に刺激を受けるクリトリスの二箇所から快美が押し寄せる。
ツンと尖った乳首が健の胸板で潰れるのもたまらない。全身で健を感じるジュンは髄喜に震え、健が射精を終えた後も絶頂感の中にいた。
「――っは……あ……」
長い長いエクスタシーの波が、同じだけの時間をかけて引いていく。
くたりと地面に身を横たえるジュンの中には、今も健のモノが挿入っている――そこから伝わる淫熱を心地良く思って、ジュンは健の頬に口づける。
「っあ……」
「ん……」
チュッと軽く唇を触れ合わせただけで、健のモノがジュンのナカでぴくりと跳ねる。
「……ジュン……」
健は恥じらうように顔を染め、それからゆっくりとジュンの身体を抱きしめる。
情交の時とは違う、やんわりと包み込むような抱擁だ。ジュンの膣内にある肉棒はまだ硬いが、それでも先ほどよりはずっと柔らかくなっていて、もうしばらくすれば勃起が収まるのだろうと察せられる。
「……すごく、気持ち良かったわ」
健の腕の中、ジュンはもう一度頬にキスを。
「ああ。俺もだ」
頷く健もお返しとばかりに頬に――さらに、首筋にもキスを落とす。
軽い口づけを交わすたび、全身を包む気だるさが抜けていくような気がした。
「ん……」
「……ん、ふふ……」
キスは頬や首筋、胸元にまで。
唇が素肌をかすめるのがくすぐったくて、健とジュンはどちらからともなく笑いだしてしまう。
「ふふ……っ」
小鳥のさえずるような笑い声を響かせながら、二人はもう少し、恋人同士の愛しい時間を過ごすのだった。
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