主人公は見た目はモブ小学生だが頭の中身は大人、更に転生ボーナス「精力絶倫」を手に入れている。
目的は獣人達とのセックス。
とりあえずにゃがみ原の某アパートの一室にてヤニねことセックスするまでは難なく成功したのだった。
にゃがみ原駅の近くの、チェーン居酒屋の外。
居酒屋の中から、大学の新入生と思われる女子が出てきて、周りを見渡した。
いた。
近くの駐車場の入口でタバコを吸っている、女子獣人。
すらっとしたスタイル、茶色の長髪がとてもよく似合う、いつもお洒落で、それでいて颯爽とした雰囲気がある。
とても落ち着いていて、面倒見がよく、とても頼りになる先輩だ。
「西先輩!」
声をかけると、こちらを見てにっこりと笑って手を振ってくれた。
「あら。もう飲み会終わりかしら?」
「いえっ。私、西先輩と話したくて、抜けてきちゃいました。」
「あらあら」
西先輩……フルネームは西薫子。関西出身なのに落ち着いた標準弁を話す、優しくて強く、新入生たちにとって憧れの存在である。
「私なんかが、お話つとまるかしら?」
「いえっ、いつも話面白くて。私、先輩の事、すごく尊敬してます!」
新入生にキラキラと輝く瞳で見られ、恥ずかしそうに瞳を逸らす先輩。それを見て余計に目をキラキラとさせる新入生。
誰もがにこやかになるような、微笑ましいシーンだ。
しかし……
「!?」
薫子は、通りを見て……絶句した。
「どうしたんですか先輩……え?」
後輩もつられて通りを見る。
雑多な飲み屋通りの中で、場違いなほど、キラキラと輝く少女が歩いていた。
青みがかったシルバーの髪の獣人女子。
スタイルは抜群で、顔も外国人のように綺麗に整っている。服はポップな雰囲気でショートパンツに白いTシャツとジャケットだけ。それだけに、中の美少女っぷりが判る。スタイルは抜群で、大きく形の整った胸と、健康そうな美脚が眩しい。体全てがぴちぴちのキラキラで、明るいオーラで周りが少し明るくなっているかのような錯覚を受ける。
普通の人とは住んでいる世界が違う。そう思わせるだけの美人だった。
「お知り合いですか?先輩」
新入生の女子から見ると、かなりタイプは違うが『憧れの西先輩』に並ぶ、いやそれ以上の完璧な美人に見えた。
「あっ、よぉ」
その美女がこちらに気が付き、声を出し、向かって歩いてくる。やっぱり、先輩の友達なのか、流石先輩は友達までレベルが高い、と新入生の女子が感心する。
「どうしたにゃあ、こんなところで」
声も可愛らしい。
「あ……大学の飲み会」
「ヤニしてるにゃあ?」
「うん、吸う?」
「いい。やめたにゃ」
「そうかい……って、あんたがタバコやめた?」
「そうにゃ」
「えっ、マっ、マジかぁあああ?
あ、あり得んわ……天変地異が起こるんちゃう……」
そこまで言って、西先輩は、慌てて口を閉じた。隣にいる女子が不思議そうに先輩の顔を見る。
「じゃなー」
「あ、うん、またね」
軽い足取りで去っていく美少女を見て、新入生の女子が先輩に囁く。
「ひょっとして、バイト先のモデルさんですか?」
そう、ちょっぴり浮世離れしたその雰囲気、かつ、それが自然に見えてしまう美しさ。モデルがぴったり来る仕事だろう。確かにアレならバイト先に紹介してもいいのでは……いやいや、何で、と頭を振る西薫子。
(いや、ちょっと待って。
確かに、ありゃ可愛いわ、めっちゃ可愛いわ……
そりゃな、素材はいいと前から思っとった。
ナイスバディな上に整った顔して、今までアレが美少女枠じゃないってのが不思議やったんや。
でもな、でもな……
……アレ、ヤニねこやろ……?)
たかがタバコをやめただけで、あれだけの変身をするんか?
そして、この西薫子こそが、獣人ボロアパートの住人の1人、お姉系の可愛らしい見た目に相反して、とにかく寒いギャグをひたすら連発する「カンサイ」の表の顔だった。
大学では美人キャラで通っているが、自宅アパートでは残念キャラなのである。
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数日後。
カンサイ……この場合、表の立場だから西薫子か……は、大学の教職の教育実習生として、にゃがみ原第三小学校にいた。
表面的にはいつもの「薫子モード」で無難に受け流しつつ、頭の中はヤニねこへの思いでいっぱいであった。
(結局、あれ以来会えてないから、何も聞けなかった……あいつなんやねん)
正直、自分より下の存在だと思っていたヤニねこが、明らかに自分より上のカーストに行ってしまったような感じがして、悔しいし、残念だし、何が起きたのか知りたくてたまらなかった。
カンサイの頭の中は混乱していた。
それでも表面的には薫子モードで、落ち着いたやり取りが出来るのは、流石だった。
自分でも何がなんだか判らないまま、あっという間に放課後になってしまった。
今日が最後の教育実習生だったので、子供達からプレゼントを受け取っていた。
花束に寄せ書き、定番の贈り物。
最後日だというのに混乱して少し雑な授業をしてしまったが、子供達からの感謝の気持ちを受け取った時だけは完全にヤニねこの事は頭から消え、素直に嬉しくなり、涙を浮かべた。
そして、一人放課後に教室に残って、感傷に浸っていた。
「薫子先生」
ふと振り向くと、男子生徒が一人。他の子供の多くが既に帰宅しており、この階にはひょっとしたら自分とこの男子生徒しかいないかも知れない。
そして、その男子生徒が、顔を真っ赤にして、こちらを見ている。
(いやーん、告白ちゃうか?先生の事、好きです!とか。いやいや相手は小学生やで。アカンアカン)
と、数秒の間だけ頭の中がカンサイモードになったものの、一応学校内という事で、薫子モードで接する。
「どうしたの?」
我ながら、完璧な美人教師の卵だ。
これは子供でも惚れてまうやろ、と自分でも思うような完璧な笑顔で男子生徒に対応した。
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数十分後。
にゃがみ原インターチェンジ近くのラブホテル。
この令和の世で、未だにディズニーのお城のような作りをしたラブホテルである。
そこの一室に……何故かカンサイがいた。
(アカン……アカン……何でここにいるん……?)
教育実習先で、最後の授業のあとの放課後の教室で、担当の男子小学生に告白されたのだ。
ちょっと夢見ていたシチュエーションではあったものの(小学生男子が好きというわけではなく、単にモテモテである事が嬉しかった)、流石に男子小学生は子供としか思えず、振るしか無かった。
大人の態度で何とか振ろうと思ったものの、薫子モードは圧しに弱いのだ。
おとなし目の、何でも優しく聞く、頼りになる先輩キャラ。なので、若い子からの話を頑として断る、といった事には不向きだったのだ。
男子生徒の圧しは薫子モードが耐えられないほど強く、つい、流されて……ホテルまで来てしまったのだ。
『先生と会えなくなるの、嫌。最後の思い出が、欲しいです』
何でこうなったんや、何で……カンサイは頭を抱えていた。
自分達獣人は条件が揃わない限り、子供が出来ない。人間とは違う性の価値観を持っていて、ヤニねこのように裸で街の中を歩き回るヤツもいるぐらい。日常では性欲は滅多に出てこない上に、自分がその対象とも思っていない。
ただ、自分は普段から「人間」として表面的に取り繕っている。それが美人キャラのためモテモテなのだが、男子は獣人差別の厚い壁に阻まれ遠巻きにしか来ない。後輩女子が慕ってきて嬉しいは嬉しいが……
つまり、薫子モードは、男女のストレスがどんどん溜まっていく生活なのだ。
なので、獣人ボロアパートでは「カンサイ」となり、ギャグキャラとしてやたらハイテンションでつまらないギャグを連発し、ストレスを発散していた。
が、それは根本的な解決にはならない。男にモテるようでモテない。それは無意識的に彼女の精神を蝕んでいっているのであった。
今日告白してきた少年は、ボロアパートの「カンサイ」を見た、と言っている。
『それがすごくて……
普段の綺麗な薫子先生と、アパートでとっても明るいカンサイお姉ちゃん、同一人物だったと思うと、すごく胸がキュンとして……本当に、本当に特別に、先生の事が大好きになったんです』
(アカン、それはズルいやろ……同い年ぐらいのいい男なら、間違いなく付き合っとるわ)
自分の事をそこまで知ってくれている。そしてそれを受け入れるどころか、大好きと言ってくれた。
薫子モードでもカンサイモードでも、自分を理解してくれる人など、今までどこにもいなかったのだ。
だから、少し特別な感情になってしまっている。
判ってる。自分でも、チョロいなとは判っている。
(でも、だからって、いきなりラブホはアカンやろぉおおおおおお)
顔が真っ赤になって、これが漏れたらと思うと真っ青になって、薫子モードになったりカンサイモードになったり……
「お姉ちゃん、出たよ」
振り向くと、少年がシャワーを浴びてバスローブを着てそばに立っていた。
「ひぃえええええええ!!!!!!!」
驚いている隙に、ぽん、と押され、そのままベッドに倒れ込む。
その上に、少年が覆いかぶさる。
「お姉ちゃん、お姉ちゃん……」
(何やその甘ったるい声は……何か、その気になってまうやろ……)
そう、獣人は基本チョロい。普通の獣人であればもう堕ちていただろう。
だが、薫子は珍しく人間社会でも一流の美人の顔を持っている。であれば……
(そうや、ここは薫子として、毅然とした態度で断るんや)
「お姉ちゃん、すごくいい匂い」
「そう、ありがとう」
余裕をもったお姉さんの微笑みで返す。
「すごく体、軽いんですね。僕でも押し倒せるぐらいに……すごい細くて、柔らかくて……」
「駄目よ、おイタしたら……」
(ぷっ「おイタ」やて、いつの時代のキャラやねん)
思わず笑みが浮かんでしまう。
「お姉ちゃん、喜んでる」
「ちゃう……あ、いえ、ち、違うの……」
「お姉ちゃん、今、すごく綺麗な顔してるよ。大好き」
少年はそう言うと、薫子の顔を優しく手で包みこんで、覗き込んできた。
(早速チューか?もうチューなんか?最近の子供はマセとるなぁ)
薫子……というか、カンサイは、ここで根本的な誤りをしていた。
薫子モードは、強引な展開には、かなり弱い。前述の通り薫子は後輩からの頼み事を断りにくい人格なのだが、それ以上に、薫子とカンサイの二重人格が常に脳内にいるせいで、いささか強引な展開であっても「心の中のカンサイ」がツッコミを入れてしまい「表面の薫子モード」が上手く捌けないのだ。
あれよあれよという間に、小学生男子相手に、キスまでされそうになっていた。
「ああああああ」
キスされそうになり……ああ、もう口が口と触れ合いそうに……少年の身体が纏っている薄い空気の膜は、とっくに薫子の唇に触れていた。そこまで近くに唇を寄せられた。
が、すっと外され、頬に小学生の唇が当たった。
うわっ、小学生の唇、柔らかっ!ちゃう、そうやない、ああ……
「お姉ちゃん、残念そうな顔してるよ」
「ちゃうねん、ちゃう……」
「お姉ちゃん。僕、まだ子供だけど、確信してる。人生で出会う人の中で、お姉ちゃんが一番綺麗な人だって。
だから、特別な思い出、欲しい」
「いや、まだお前12歳やろがい!……はっ」
「大好き……」
とうとうカンサイが表に出てきてしまったが、少年は構わずキスをするする詐欺のような、じらしたキスをしてくる。
そう、キスは、するまでが一番ドキドキするのだ。そして、女性は脳で感じ、脳でイく。乳首や女陰に触るより、脳を騙した方が、女性は感じるのだ。
少年は、小学生らしからぬ駆け引きで、どんどんカンサイの表面を剥がしていった。外面だけはいい薫子モード、無駄に空回りするカンサイモード……どちらも同時に攻略できるのは、実は、甘えん坊ショタっ子という事は、かなり前から考えていた。
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今更ながらだが、少年について振り返りたい。
名前は田中太郎、転生者だ。見た目は小学生だが、中身は大人なのである。
そしてチート能力は「精力絶倫」。女神らしき存在から無理矢理その能力を得た。
そう、この男、とりあえず女性とセックスする事しか考えていないのだ。
先週、にゃがみ原の獣人ボロアパートにて、少年はヤニねことの性交に成功した。
ボロアパートの防音性で何度もセックスをするのは危険かと思ったが、何故か住人の多くが出払っている期間だったので、ここぞとばかりに二人はセックスしまくったのだ。
そして、少年はヤニねこに他住人の特徴と性質、弱点を聞き出していた。
当然、その獣人達を攻略するためだ。
その中の1人、西薫子の名前を聞いた時は驚いた。自分のクラスに来ていた美人の教育実習生。
少年は早速ヤニねこにカンサイの特徴を詳しく聞き出した。普段の薫子とは全然違うその性質、授業中の態度などなど、前情報をたっぷりと集め、少年は攻略法を編み出していたのだ。
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「ねえ、お姉ちゃん。僕、誰にも言わないよ。判るでしょ、僕が誰にも喋らないって。子供じゃないって。」
そう囁かれて、カンサイは思った。
確かに、この少年は、この事を他に漏らさないだろう。そこまで子供ではない。それに、少年から誘ってきたのだ。
頭の中は、もうぐちゃぐちゃだった。
実はもう、キスしたくてしたくてたまらなくなっている。いい具合に攻略されてしまっているような気がするが、それが全く嫌な気がしない。攻略される事自体が嬉しい。どんな状態でも結局は気を張ってる自分を、全部理解してくれて、全部受け止めてくれそう……
もう、いいではないか。
薫子で我慢をするのは疲れる。そして、いい具合に逃げ道を用意してくれている。
なら、もう……
「もーー、さっさとチューせいて!クスクス……」
半笑いでカンサイは言った。その瞬間、少年の手がカンサイの脇に少し触れた。
「っ!何すんねん、くすぐったいやん!やっ、あっ、アハハ!やめぇや、アハハ!」
やった。とうとうやった。
眼の前の女性は、我慢しきれなくなり、とうとう少年に「素」の姿を見せてきたのだ。心の垣根を取っ払ってくれたのだ。
もう、この女性を攻略したのも同然だった。
「もう、まどろっこしい!」
スポーン!という擬音が聞こえてくるような脱衣。あっという間にカンサイは全裸になっていた。
「ほら、来い、やったろうやないか!」
ここまで変わるものか、と少年は思ったが、ここでニヤけると全てが台無しだ。
これは多分、最後の抵抗なのだ。ふざけた雰囲気でその場をぶち壊す。今のカンサイが出来る精一杯の抵抗。
可愛い。
ここまで無力になると、年上の美女でも、とてつもなく可愛く思える。
少年はカンサイのおっぱいを持ち上げ、おっぱいの横に手を添えてふんわりもっちり、ぽよんぽよん、と半ば遊ぶかのように弄んだ。
「や、何か、すごいやらしいなぁ」
そう、カンサイは体の快感ではなく、脳で感じるタイプだ。だからこうして、感じるかどうかはともかく、エロい事をしているという実感を沸かせる方がいいのだ。
「おねえちゃんのおっぱい、すごく柔らかいね」
「いや、垂れ取るやんか」
「すっごい気持ちいいよ。柔らかいし、肌もきめ細かいし、本当に綺麗だし……」
そう言っている間にも、カンサイのおっぱいは、持ち上げられ、落とされ、横に揺られ、指の間で暴れ、ふわんふわんと揺れた。
ヤニねことは違って、カンサイのおっぱいは柔らかくきめ細かく、女性の甘さと優しさを形にしたような、そんなおっぱいだ。
人間でも、薫子のような女性は全身の美容を気にしている事が多く、デリケートゾーンに近いほど肌の手入れはしっかりとしている。きちんと保湿等の肌の管理をしており、極上の女体を持っている事が多い。
ヤニねこの体は脂もタンパク質もたっぷりのアメリカン・ビーフ、カンサイの体は繊細かつ溶けて消えそうな脂が乗った超高級和牛といった感じだ。和牛と比べるとスレンダーではあるが。
カンサイは、自分の胸がこんなにもいやらしいのか、こんなにも自分の体はエロいのか、と気が付かされた。実際に乳首や乳輪への刺激などは殆ど無かったが、この時点でぐっしょりと濡れてしまっていた。
お腹の中で、こんこんと泉のように愛液が湧き出て、とろとろと割れ目から流れてお尻を伝い、シーツをぐっしょりと濡らしている。
まるで発情期だ。いや、今発情期の季節ちゃうやんな、おかしい……
カンサイが混乱している間に、少年はカンサイの下半身をさっと触って確認した。もう、ぐっちゃぐちゃの、ドロドロだ。
ヤニねこの時に獣人の体で色々と検証してみて判ったが、獣人は乳首や陰核などへの刺激より、えっちをしている、自分の体がエロいものであり、男と欲望を絡み合わせているというシチュエーションの方が燃え上がってくれるのだ。
もう、挿入しても大丈夫そうだ。充分に感じている。
正直なところ、ヤニねこ以外との獣人のセックスは初めてであり、もっとこの極上の女体を味わっていたかったが、カンサイがこのような状態にある事は奇跡に近い偶然であり、いつその波が引いてもおかしくなかった。
今、ここで、やっておく必要がある。
小学生なみならぬ転生者ならではの豊富な経験が、そう告げていた。
「え、あ、えええ?」
少年の股間にあるものが、子供のそれではなく、先っぽがズル剥けて丸い亀頭が見えたような……
カンサイが気が付いた時には、もう、少年のものが自分の入口に差し込まそうになっていた。
(やるんか?もう、やっちゃうんか?)
えらくすんなりとセックスを許してしまったな……と自分ながらに思ったカンサイだった。亀頭がにゅるん、にゅるん、と入口を探るように穴の周辺を撫でまくる。ああ、もう、つるんと入ってまうやん……と思ったが。
……
にゅるん、にゅるん、と、いつまでも穴の周辺をほじくるばかり。
これはこれで、入口の上の方がぴりっとくる程気持ちいい。穴と亀頭が正面から触れ合った時に快感がすごく、これは中に入れたらとてつもなく気持ちいいのだろう、と思わせた。
が、入ってこない。
「入って来ないんかいっ!」
顔を真っ赤にしながら、カンサイが叫んだ。
「いいの?挿入れて、いいの?」
「いいっ!さっさとしろやぁ……」
カンサイの顔が真っ赤だ。自分の口でねだるような事を言って、恥ずかしくなって、顔を真っ赤にして両手で覆いながらも、少年のアレを指の間からじっと見ている。
にゅるん、にゅるる……ちゅっ。
先っぽが、入口を定めて挿入……したが、すぐに抜かれてしまう。
嘘っ、嘘やん、中、すごい切ないやんか……
少年の、少年とも思えない老獪なテクニックが、カンサイの脳の奥まで完全に蕩けさせていた。
何度か少年がそれをすると、穴のもっと奥に、もっと奥にと腰を使ってくる。
そして……
何度目かの浅い挿入中、穴の奥から強烈な吸い込みがあり、すぽっと、全部入ってしまった。
「……っ!いきなり全部……」
「ちっ、違うよぉ。お姉ちゃんのあそこが、ちゅうちゅう吸い込んできて、止められなかったんだよ」
「そっ、そんな事せぇへん!バカっ、バカちゃうかっ!?」
そうは言ったが、自分の穴が、ちゅうっと相手を中まで吸い込んだというのは、実感があった。自分の体に、そんなに淫乱な機能があったのか?そう思った瞬間、穴の一番奥が熱くなった。
相手の亀頭を、自分の肉がぐるぐると絡みついて、先っぽを吸い上げ、とてつもなくいやらしい動きをしているのを感じたのだ。
ああ、もう、これ、言い訳できん……
脳が溶けていく実感があった。
実は、カンサイは処女では無かった。この乗せられやすい性格で、この美貌で、この肉体で処女でいられるわけがなく、大学で何度か「お持ち帰り」されてきた。それ以前に高校でも男子とは付き合っていたのだが……
その度に、発情期ではない獣人がセックスをするのは、男へのサービスだと感じていた。あまり気持ちいいと思った事は無かった。好みの男の場合、多少気持ちいいかな、と感じる事はあったが、夢中になるほどではなかった。
それが、この少年とのセックスでは、気持ちいい事しかない。そして、既に自分が快楽に溺れてしまっている。
もうこれ、最後の最後までやるしか……いや、今更やめたいとも思えない。もっともっと、深く溺れたい。
カンサイの性の開花が、始まろうとしていた。
少年は少年で、極上の気分であった。
ヤニねこもセックスのために生まれてきたような女体をしていたが、カンサイはまた別のタイプで、セックスのために生まれてきたような存在だった。
何しろチョロい。ヤニねことは違う方向でチョロい。金で買う女とは違う、堕とす快楽がたまらない。
そして、肉体がエロい。美容系でバイトしているだけあって、全身脱毛や保湿処理など手入れが完璧だし、髪も化粧もそつが無い。最初は体中からコロンの匂いがして女性らしさを感じたが、途中からメスの獣としか言えない、強烈なキャラメルのような甘い香りがしはじめた。
全身すべすべで、絹のようにきめ細かい肌。男好きというか、触るとしっとりと指に絡みついてくるようで、ただ肌に指を添わせるだけで指がとろけるかのようだった。
胸も垂れているように見えたが、実際は大きい上に極上に柔らかく、肌の質もよく、脂肪ばかりではない、なんというか実に女性を感じるおっぱいだ。
これはこれで、いつまでも触っていたくなるような、いや、触っているだけでいつか射精したくなるような、極上のおっぱいだった。
全身の触り心地も極上だが、女陰も素晴らしい。あまり大陰唇が大きくなく、ぱっと見で陰核や割れ目の奥の粘膜が見えるが、そこから泉のように湧き出す愛液が実にたまらない。その香りが、基本的には愛液の香りなのだが、キャラメルのような独特の甘みも感じる。嗅いでいるうちに中毒になりそうな匂いだ。
そして、きゅっきゅと締め付けてくる強さは、女性ならではの控えめな筋力ではあるが、腰回りの筋肉が全部締まって精一杯締め付けてくるこの感じが、実にいやらしい。
ヤニねこと違って粘膜は不思議なぐらいふわふわぬるぬるしていて、入れてすぐに刺激がくるわけではないが、擦れば擦るほどに絡み合い、いつしかギュウギュウに締め付けてくる、耕しあいがある魅力的な穴なのだ。
そして獣人特有の、穴の奥の吸い付き。ゆっくり挿入れるつもりだったのに、途中からすぽっと吸い込まれてしまった。
そして、それを顔を真っ赤にして恥ずかしがる。
更に、奥の方でちゅうちゅうと男のものに愛しげに吸い付いてくる。
こんなにいい女を、こんなにチョロく戴いてしまっていいのだろうか。
自力で堕としたこの女が、たまらなく、愛しくなってくる。
そして、ヤニねことのセックスで、射精は我慢する必要はない、という事を、少年は知っていた。
「おっ、お姉ちゃん、出ちゃう、出ちゃうよ。」
「なっ、駄目、駄目や……」
「無理っ、無理だよぉ!すごいもん、お姉ちゃん、にゅるにゅるして、ぐにゅぐにゅして、気持ちいいのが止まらないんだもん!」
確かに、カンサイには自分の穴がいやらしい、という自覚があった。少年は挿入後に一切動いていないのに、女穴の粘膜がぐいぐいと動き、絡み、先っぽまで全部扱きまくっているのだ。自分が男だったら、我慢出来ずに中に暴発しているだろう、という実感があった。
「しょ、しょうがない。大丈夫、ウチはどんなネタでも拾ってやるからな……
どんと来いや!」
多少オリジナリティが激しかったが、射精の許可が出た。少年がカンサイの腰の辺りに手を回すと、腰を激しく打ち付けた。小学生の筋力ではしかし、ぺちっ、ぺちっと小さな音がするだけだったが。
しかし、それだけで、少年と女獣人は、魂が蕩けるような快楽が襲ってきて、お互いにきゅっと抱き合い、求め合った。
「出るっ!出ちゃうっ!おしっこ、でちゃう!」
「そっ、それ、おしっこちゃう!おしっこちゃう!」
「えっ!?」
「ちゃう、ちゃう……ああっ、ううっ……
……も、もう、我慢できへん……」
……あああああおおおおおおお!
うぁあああああああおおおおおおお!!!
あーお!あーお!
発情した獣人が発する「サカリ声」または「求愛鳴き」と呼ばれる鳴き声が、ホテルの部屋に響いた。
少年は眼の前の女性が発した声に全身をぴりぴりと震わせながら、最後の一突きという自覚をもって、女獣人の淫穴に自分の棒を奥の奥までねじ込んだ。
腹の奥で、液体が湧き、淫棒の真ん中を通って先っぽへ。もう、止めようがない。
亀頭の先っぽが、爆発した。
どくっ!どくっ!どくっ!どくっ!どくっ!
出てしまった。
ヤニねこも、この女も、人間の淫穴を遥かに超えた、極上の肉壷の持ち主だ。耐えられなかった。いざ挿入して少し動いただけで、呆気なく亀頭が女陰に負けてしまった。
亀頭の先が爆発し、どくっ、どくっと精液がさきっぽから出ているのを感じる。そのタイミングに合わせて、カンサイの下腹部がぽこん、ぽこんと少し浮いているように見えた。
そう、少年は転生ボーナス「精力絶倫」の持ち主、射精の勢いが天井に届くほどの勢いなのだ。その勢いで、子宮に精子が入ってくるのだ。
そしてそれが、最低でも数分間続くのだ。
びゅーっ!びゅーっ!びゅーっ!
ああ、注いでいる。気持ちいい……!
またしても、精液を女性の中に捨てるような、精液便所のような扱いで、大量の精液を穴の中で出してしまっている。普通なら絶対妊娠を覚悟する。実際、性交直後のヤニねこも「子供いつ出来るかにゃあ」と、珍しくそれを言う時だけ顔を赤くして言う程だった。
カンサイも、絶対に、妊娠を意識しているに違いない、のだ。しかも、今、甘んじてそれを受け入れてくれているのだ。
どくんっ!どくんっ!どくっ!どくどくっ!びゅーっ!びゅっー!
全身が蕩けるような、魂が消えてしまうような、あたりが真っ白になってしまような快感。
その快感に身を焦がし、数十秒、それだけを感じて、彼女の中に精を放ちまくった。その第一陣の快感を乗り越え、やっと意識が効くようになってきた。
淫棒の先の角度を変えると、精液の当たり方が違う。まだ自由に体を動かすほどの余裕は無いが、少し、ほんの少しだけ動かすと、先が粘膜ではなく、何かに注ぎ込んでいるという感触があった。
そして、注ぎ込むと、明らかにカンサイの表情が変わった。
カンサイは、今までに感じた事が無い感覚に戸惑い、しかし戸惑う暇も無くその快楽がどんどんと詰み重なり、高くなって、追い込まれるのを感じた。
それだめっ、妊娠、妊娠してしまう……発情期でもなければ妊娠をしないのが獣人だが、妊娠してしまうと錯覚してしまうような、それだけの勢いを感じる放精だ。
注がれるたび、強烈な快感が、女体を襲う。
何度も、びゅーっと吹き出す度に体が痙攣し、拗じらせ、伸びて、縮んで、最後には必死になって少年に抱きついた
何度目かの射精で、明らかに、「求愛鳴き」が、切羽詰まったものになった。
「あっ、おっ、おっ、なぁああああああおおおおおおおーーーーーーっ!」
実は、これが、カンサイの初の膣イキだった。
膣イキは、弱くて浅いものから、強くて深いものまで幅がある。あっと思ったら、もう、弱い膣イキを実感していたが、そこから精液の勢いが止まる事なく、一撃ごとにどんどん追い詰められていくのが判った。
一撃ごとに、深い膣イキになっていく。
「なぁおっ!なぁおっ、なおぉおおおおおおおーーーーーっ!!!!
うにゃあおおおおっ!うにゃあああああっ!にゃあああっ、にゃああああああっーーーー!!」
薄れる意識の中、懇願するように鳴いてみたが、精液が出ている間、絶対に引き抜かれる事は無いだろうという事は、判っていた。精液が出尽くすまで、この快楽の嵐に付き合うしか無いと本能が察知した。
次第に眼の前が真っ白になっていき、体中に電撃が流れ、頭の中がふわふわして、かろうじてどくっ、どくっという精液が自分に注がれる感覚だけがあった。
二人は、いつしか体中をつなぎ合って、きゅっと、手をつなぎあった。カンサイの長くて靭やかな脚が少年の脚に複雑に絡み合って、挟んで、締め付ける。その分、中もキュウキュウに締まっていた。
カンサイのフェロモンは、個性の差だろうが、ヤニねこのバラのようなむわっとくる匂いとは違い、キャラメルのような、嗅いでいるうちに意識が甘く蕩けて消えてしまうかのような、そんな夢のような香りだった。
カンサイから、大量の汗が出た。最初にヤニ臭い汗が少し出ていたものの、後は強烈な甘くて脳が痺れるほどの匂いの汗が滾々と出続けた。
鳴き声、甘い香り、極上の女体……少年はこれ以上ない桃源境の中にいる心地で、存分に精を吐き出しまくった。
カンサイも、最初は子供というのは精液が多いのだなと思ったが、途中からこれは流石におかしいと思ったものの、もう取り返しがつかないところに来ており、抵抗も虚しく、人生で初の膣イキを深く深く味わっていた。
カンサイの大きな「求愛鳴き」が、二人の体をびりびりという振動で包み込む。
とくん、とくん、とくん……
やっと、頂上を下りきり、少年の精液の勢いが落ちてきた。とはいえ、この時点でも通常の人間の射精を優に超えるほどの勢いで、二人は切羽詰まった快楽から命からがら抜け出し、でも、二人を繋ぐその射精を出す・受け止めるという行為は止めず、出している・出されている感覚をお互いに味わいながら、その快楽にじっくりと身に受け止めていた。
とくっ、とくっ、とくっ……
ひくっ、ひくっ……
ようやく、射精が終わった。何度も最後を惜しむように、少年の鈴口がぱくぱくと空打ちをした。
ゆるい勃起状態のまま、二人は繋がったままだった。
「お姉ちゃん、大好き……」
少年はここで、やっとキスをした。口と口とのキスだ。カンサイはそれを受け止めた。少年は舌を入れていなかったが、カンサイの方から舌を少年の口の中に入れてきた。
甘い。
女性の唾液は、こんなに甘いものなのか。いや、これは発情で身を焦がした女性だけでしか味わえない、その女性の持つ濃い匂いの体液だ。獣人は更にその匂いが独特になる。
恐らく猫の種類が異なると、味も匂いも根本的に変わるのだろう。ヤニねこのバラのようなむせ返る匂いではなく、蕩けるような甘みのキャラメル味。
それが、カンサイの本気の時に出る、フェロモンの味と香りだった。
ぬるり、と少年のモノがカンサイの外に出て、ようやく、二人は口を離し、見つめ合った。
ここで、カンサイの口から出た言葉は、カンサイ自体驚くような事であった。
「……ひょっとして、ヤニねことも、やったん?」
少年はびくっと反応したが、うん、と頷いた。
「そっか。なるほど、なるほどなぁ……」
カンサイは、しかし、その事実を優しく、おおらかに受け止めていた。
あのヤニねこの変貌は、この少年とのセックスが原因だったのだ。自分で体験して、それが理解できた。
そして、自分もまた、ヤニねこのように美人に生まれ変わる。
その確信があった。
「今度、ウチに遊びに来て。歓迎するわ」
「ヤニねこさんと一緒に?」
カンサイが、一瞬、意味も判らず?となったあと、顔を真っ赤にして「無い!無いわぁ!」と叫んだ。
「そういうつもりじゃないんだけど」と少年が言って、アハハハァと心の底から笑うカンサイ。
こうして、少年はカンサイともセックスをする仲になったのだった。
カンサイ、なかなか抱くまで苦労しました。話をつくっている最中は簡単だったんですが、いざ執筆してみるとなかなか……実はこれでも短いエピソードを何個か削っています。最低限、抱けるまでの道のりを残しましたが、それでもかなりの量になりました。
次はおちんぽ達郎先生の予定です。