催眠術のような魔術を使う醜い女に見初められ、無理矢理婚約させられてしまう俺。
更に付き合ってた彼女は生ハメソープに勤務させられ、客との行為を報告する事を義務付けられてしまう。
そして俺自身も、その女に性交を強いられる日々を送ることに——。

※同内容をノクターンノベルズとpixivに投稿しています
※胸糞要素が強いかもしれません

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魔女を殺した日

不快のフィルターを通してみる世界

殺意、憎悪、混沌に彩られ

死色に染まり崩れゆく

 

 

 

◇◆◇◆◇◆

 

 

 

「きょ、今日は、10人のお客様に膣内射精して頂きました……」

 

「ぷぷっ、生ハメされてかわいそぉ~。私は愛されてるから、ダーリンはちゃんとコンドームしてくれるのにぃ~、ギャハハ」

 

呪璃(じゅり)の汚らしい笑い声が耳に響く。悪魔のような女の酷く不快な声。だが、裏腹に、俺の一物は硬く勃起していた。

 

「あ~、やっぱり勃ちが違うわ。元カノが目茶苦茶にされて興奮してるのね♡」

 

「そ、そんな事は……」

 

俺は否定しながら、ズブズブと一物を悪臭が漂う呪璃の膣に抜き差しした。

 

「さ、最初のお客様は、即尺が大好きな方で、ち、ちんかすの付いたおちんちんを一時間も咥えさせられて、すごく臭かったです……」

 

悲痛な顔で告げる、俺の元彼女である華蓮(かれん)、いや俺はまだ彼女の事を恋人だと思ってる。

 

「ぎゃはっ、あんたの口もチンカスの臭いになってんじゃない?」

 

黙れ。お前の口臭はチンカス以下だぞ。

 

「ううっ、ひぐっ、凄く嫌だったけど、お客様の言う事に逆らえないようにされているので、ちんかすを頑張って綺麗に舐め取りました」

 

彼女にフェラなんて俺だってして貰った事が無いのに、そんな汚いちんぽを舐めさせるなんて。俺は悔しくてギリギリと歯噛みをした。

 

「二人目のお客様は物凄い巨根のお客様で、30センチもあるおちんちんでゴリゴリって突き上げられて、拳みたいな亀頭で子宮を抉られて、おしっこを漏らしてしまいました。太くて長いおちんちんでおまんこがギチギチになってしまって、あまりに苦しくて逃げようとしたんですけど、押さえ付けられて、髪を引っ張られながら、オナホみたいに私のおまんこを使われてしまいました……」

 

俺の倍以上もあるのか。いや、そんな事より何て酷い客だ。優しい彼女にそんな乱暴するなんて。

 

「三人目のお客様は今日の為に10日間も精液を溜めてきて、物凄い量の精液を、ううっ、な、膣内射精されて、子宮がぱんぱんになる感覚がしました……。とても長い射精で、精液が出終わるまで、ずっとディープキスされて唾液を口内に流し込まれました。挿入してる間『若い女の生まんこ気持ち良い』ってずっと言っていて、凄く気持ち悪かったです……」

 

俺はいつもコンドームを付けていたのに……。気付くと拳を固く握りしめていた。

 

 

 

 

「10人目の凄く太っててハゲてるお客様はとても早漏だけど絶倫で、う、ぐ……な、7回も膣内射精されて、最後に時間いっぱいまでお掃除フェラをさせられました」

 

華蓮は俯いたまま、はらはらと涙を流していた。

 

悲痛に啜り泣く彼女に、慰めの言葉も掛けてやれない。俺と彼女が会話する事は禁じられているからだ。

 

「うっ!!」

 

彼女の涙がぽとりと床に落ちた瞬間、俺は精液を射出した。

 

「あはっ♡ いっぱい出たわね、ダーリン♡」

 

呪璃が気持ち悪い笑みを浮かべむちゅっ、とキスをする。臭っ!!

 

「今はゴム付きだけど、結婚したら、あなたの子供を妊娠してあげるからね♡」

 

絶対嫌だ。あまりにも気持ち悪い発言に俺は嘔吐寸前になっていた。

 

 

♢

 

 

始まりは半年ほど前、俺が働いてる会社に呪璃が派遣社員としてやって来た事だ。

 

俺の事をいたく気に入った奴は、やたらとベタベタして来るようになった。40後半の不細工なおばさんにそんな事されて、俺は気持ち悪くて仕方がなかった。

 

ある日の飲み会の帰りに告白されて、きっぱり断ったのだが、奴は激昂した。

 

「私のどこが悪いのよ!」

 

醜悪なけばけばしい化粧を施された顔、糖尿病でもないのにマンジャロを使ってガリガリに痩せた醜い体、汚らしいうんこみたいな茶髪パーマ、しかも性格も悪い。

 

「あのですね、考えてもみて下さい。20歳以上も年下の相手に言い寄るなんてどうかしてますよ。それに俺には高校の頃から付き合ってる彼女がいますから」

 

きつくビシッと言ってやった。

 

「ふーん、じゃあ、無理やりにでも私のモノにしてやる」

 

奴の両目がカッと紅く光り、それから俺は奴に逆らえなくなった。魔法、あるいは催眠術のようなものだろうか。

 

そして俺は奴と婚約させられた。家族や友人は、あんなに可愛くて優しい彼女が居たのにどうして、と困惑していた。

 

しかも、被害は俺だけに留まらなかった。俺の大事な彼女まで術をかけられ、生ハメソープで働かされて、鬼出勤させられてしまっているのだ。

 

そして、俺達に客にされた事を報告するよう義務付けられてしまった。客の要求に逆らえないようにされてしまったため、毎回酷いプレイをさせられてしまっている。彼女はそれまでフェラもした事がなかったのに。

 

彼女は控えめに言って世界一可愛いから、きっと奴の嫉妬を買ってしまったのだろう。

 

 

♢

 

 

奴の術は一日で解けるが、毎日掛け直され、俺と彼女は奴のいいようにされている。奴は図々しくも俺と彼女が同棲していた部屋に住み着いているのだ。

 

「今日は肛門を舐めるのが大好きなお客様に、30分も肛門を舐め続けられてしまいました」

 

「あんたみたいな地味デブの肛門舐めるなんて、物好きな奴もいるのねぇ~」

 

彼女は決してデブではない。胸と尻がとても大きいセクシー体型ではあるが。こいつがガリガリ過ぎるだけなのだ。それに地味なわけでは無い。素顔が良過ぎるから薄いメイクで充分なのだ。むしろすっぴんの方が可愛い程だ。

 

「次のお客様はデブハゲ不細工ロリコンのお客様で、挿入してる間わたしのパイパンのおまんこを見ながら、小学生を犯してるみたいで興奮する、とか、小学生みたいなおまんこ好き放題レイプするの気持ち良い、とか言っていて、こんな最低な人に生でセックスされて膣内射精までされるのが、ううっ、凄く、悔しくて、ひぐっ、悲しかったです…」

 

「ひひ、お前は一番ブサイクで気持ち悪い客と結婚させてやる。そいつは有力な候補だね」

 

「うう、そんなのいやぁ……」

 

あまりの怒りで目の前が真っ赤になった。

 

「お前っ!!」

 

思わず拳を振り上げ、奴の顔面に叩き付ける、が――。

 

「ぐっ!」

 

俺の拳から血が噴き出していた。防御の魔法に覆われている奴を殴ったところで、自分が痛い思いをするだけなのだ。

 

「あらら、ダーリンってば学習しないんだから。痛そぉ~」

 

茶化すように言った後、ギラリと鋭い目で俺を睨み付けた。

 

「でも、いまだに私に拳を向けるなんて、罰が必要ね。そうだ、久し振りに私も肛門を舐めてもらおうかしら」

 

俺は内心ほっとしていた。クンニを要求されるかと思ったからだ。こいつのまんこは尋常ではない悪臭を放っているのだ。以前クンニを二時間させられた時は、あまりの辛さにいっそ殺してくれと思うほどだった。

 

あの剛毛悪臭グロマンに比べれば、肛門なんて屁みたいなものだ。愚かなこいつは自分のマンコが肛門よりもはるかに臭く汚い事に気付かず、厳罰を与えてやったみたいな顔をしている。

 

そして俺は彼女が見守る中、奴の肛門に舌を這わせた。

 

こんな時でも、彼女は俺を気遣うような目を向けてくれている。

 

その事で、少し救われた気持ちになる。だけど、そんな気持ちになってはいけないのだろう。彼女が辛い目に遭ってるのは俺のせいなんだから。俺の恋人だったせいで、華蓮は――。

 

 

♢

 

 

それから一年後――。

 

奴はホストにハマり、俺に飽きていた。

 

解放されるかと思ったが、甘かった。クンニできるATMとして扱われ、俺は以前よりもさらに地獄のような日々を送っていた。

 

俺と華蓮の稼いだ給料はほとんど奪われ、奴がホストに貢ぐ金となった。ホストに催眠を掛けないのか?と思ったが、推し活が楽しい、などとほざきやがる。

 

俺の食事は僅かに残された給料から、激安のカップ麺やカロリーメイトを買って何とかしのいでいた。華蓮は客からの差し入れや、店外デートで食事に行ったりして何とかなっているようだった。

 

俺も彼女がもらったお菓子などをこっそり分けてもらう事もあり(会話は出来ないが物の受け渡しは出来る)、どうにか必要カロリーは確保できたが、彼女を好き放題している男からの物だと思うと屈辱だった。

 

 

♢

 

 

「今日は顔におしっこをかけられてしまいました……。すごく、惨めな気分でした」

 

それを聞いた奴は手を叩いて爆笑していた。

 

「そうだ、あんたもっと出勤増やしてよ。まだまだ貢ぎたいからさ。今は9時から0時で週6だよね。6時から0時で週7にしなさい」

 

「いい加減にしろ! 彼女はもう限界だ!」

 

俺は思わず声を荒げてしまった。

 

「ふーん、そんな事言うんだ」

 

奴はじろりと冷酷な視線を向け、彼女の肩にぽん、と手を置く。

 

「あんた、今日からピル飲むの禁止ね」

 

「そ、そんな!」

 

彼女は絶句した。

 

「す、すみませんでした」

 

俺は慌てて土下座で懇願する。

 

「顔上げて」

 

「うぶっ!」

 

俺の顔にぬめった腐臭のするまんこが押し当てられる。まるで腐った魚を押し付けられているような不快感だった。

 

ぬるぬると俺の顔に剛毛グロマンを擦り付けられ、顔中が悪臭を放つ粘液と恥垢まみれにされてしまった。

 

更にぬぷっと、肥溜めよりも臭い膣穴に鼻を挿入させられた。これ以上臭いものがあるのだろうか? だが、それで終わりではない。じょろじょろと小便をし始めたのだ。口に流れる小便の不味さと、吐き気を催す腐臭に、俺は泣いた。

 

 

♢

 

 

そんなある日の事だ。

 

「あんた、かれんちゃんの恋人だろ?」

 

彼女の客に道端で話し掛けられた。客に逆らえない催眠を掛けられている彼女は、働いている理由を聞かれ、俺と奴の事を話したらしい。

 

「これをあんたにやる」

 

渡されたのは銀のナイフだった。

 

「魔を討つのは、銀の武器と相場が決まっているだろう?」

 

確かに古来より銀は魔除けに用いられてきたが――。

 

「あんたがかれんちゃんを巻き込んだんだ。あんたには、あの子を助ける義務がある」

 

その通りかもしれない。俺と付き合っていなければ、彼女は奴に目を付けられることも無かったのだから。

 

この状況から抜け出せるなら、彼女を救えるなら、奴を殺す事に微塵の躊躇いも無い。

 

俺は渡されたナイフを握り締め、礼を言った。彼女の事を考えてくれる客もいた事に、少し安堵しながら。

 

月の光に照らされて、冷たい輝きを放つ刃を見つめる。

 

本当に効果があるかは分からない。けれど、僅かでも可能性があるのなら――。

 

そして、俺は人殺しになる事を決意した。

 

 

♢

 

 

機会は思ったよりも早く訪れた。

 

ホストクラブから泥酔して帰って来た奴は、そのまま眠ってしまったのだ。

 

俺に掛けられた催眠の効果が解ける時間になる。

 

このまま逃げても恐らくいずれ見つかるだろう。それに、彼女を置いていくわけにはいかない。彼女の催眠は夜中、彼女が帰宅してから掛けられていた。まだ数時間ある。

 

銀のナイフを手に取る。光を放つ刃に縋りつくように柄を握り締めた。

 

鼓動が高鳴り、呼吸が浅くなる。

 

眠っている奴にそっと忍び寄り、ナイフを振りかざして――。

 

「――死ね」

 

喉笛に刃を突き立てた。突き立てることが出来た。手に伝わる、確かな手応え。やはりこのナイフは防御魔法を破る事が出来るのだ。そのまま一気に引いて切り裂く!

 

「ごぼっ!! お、おごぉ、お前っ! ごぼっ! よぐもっ!!」

 

喉を切り裂かれても死なないのか? 奴は血を吐きながら恐ろしい形相で俺に掴みかかった。

 

「ぐっ!」

 

奴の心臓の辺りを幾度か突き刺し、腕を振りほどいて離れた。が、肋骨に当たったのだろうか。銀のナイフは曲がってしまっていた。

 

「あがああっ! 殺してやるっ!!」

 

奴は叫び、掌から炎の塊を放った。

 

「うわっ!!」

 

こんな事も出来るのか、化物め。床に転がって燃え移った火を消す。だが、その間にも奴は連続して炎を放っていた。家具や壁に火が燃え移る。

 

きらきらと火の粉が舞う。煙に紛れて、奴の服を掴み押し倒し、眉間に曲がったナイフを必死に突き立てた。

 

「よくもっ! よくもっ!!」

 

奴の体はドロドロの黒いスライムのような姿になっていた。本当に化物だったのだろうか。それとも強い能力の代償か?

 

そんな姿になっても、奴は信じられない力で俺の首を締め上げた。

 

「いやだ……一人で死ぬのは……」

 

ああ、いいぜ。一緒に死んでやる。お前を確実に殺すために。それが、彼女を巻き込んでしまった、せめてもの償いだ。

 

彼女が助かるなら、それでいい――。

 

ナイフに体重を乗せ、力を込める。首を絞めていた部分が力を失くし、ずるりと床に垂れ落ちる。奴の体は溶けて半ば液体のようになっていた。

 

死んだ、のか?

 

ぴくりとも動かなくなっていた。

 

達成感よりも先に、疲労と痛みが襲い掛かり、俺は床に倒れ込んだ。

 

眩めいて歪む視界。煙を吸い込み過ぎたのだろう。

 

その刹那、巻き上がる紅蓮の焔。

 

カッと目の前が光り、暗転。そして、何もかも分からなくなった――。

 

 

 

 

白い部屋で目が覚める。病室、か?

 

全身が痛い。何が起きたんだ?

 

思い出せない、何も――。

 

 

♢

 

 

火災によるガス爆発に巻き込まれたらしい俺は、しばらく入院する事になった。怪我よりも、ここ二年ほどの記憶、そしてそれ以前の記憶も所々失っている事が不安だった。

 

大切な事を忘れている焦燥感。心にぽっかり穴が空いた感覚がずっと続いている。

 

病室のドアをノックする音が響く。

 

「どうぞ」

 

入って来たのは、びっくりするほど可愛い女性だった。控えめに言って世界一可愛いのではないだろうか。

 

「私、華蓮っていいます。私の事を覚えていますか?」

 

儚く壊れそうな、悲痛を湛えた表情で彼女は言った。

 

「すみません。俺は記憶を失ってしまっていて――」

 

 

 

フラッシュバック

 

放課後の教室

差し込む赤い夕日

『好きです、付き合って下さい』

セーラー服の彼女

 

ホワイトノイズ

 

 

 

「好きです、付き合って下さい」

 

無意識に、その言葉が口を衝いて出ていた。

 

靄(もや)がかかったままの頭だけど、分かる。この人は俺の大切な人だ。

 

彼女はゆっくりと歩み寄る。

 

その両目からは、ぽろぽろと流れ出す涙の雫。

 

手が届く距離に来た時、倒れ込むように俺に抱き着いた。

 

「ううっ、ひぐっ」

 

嗚咽で震える背中に腕を回して、彼女をぎゅっと抱き締めた。そうしなければいけない気がした。いや、そうしたかったから。

 

ああ、そうだ。俺はずっと、泣いている彼女を慰めたかったんだ。

 

「大丈夫。もう大丈夫だから」

 

そう言って、俺は彼女の頭を優しく撫で続けていた――。


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