エロつよ義体化女の子が肉体変異特化の魔術師に生体ハックされて犯されちゃう話 作:カラルラ
オリジナル:SF/ノンジャンル
タグ:R-18 AI本文利用 SF 義体 ハッキング 強制排卵 受精 肉体操作 膨乳
未熟だろうが後悔はしていない
深夜のオフィスは、墓場のように静かだった。
少女は大きな尻を振りながら無人のフロアを歩いていた。義体の関節が奏でる微かな駆動音だけが、静寂を破っている。窓の外には都市の光が滲んでいたが、この建物の内部は非常灯の緑がかった白だけが支配していた。
退屈だった。
警備員もいなければ、監視カメラの類もない。侵入者検知システムすら稼働していない。これでは主がわざわざ自分を寄越した意味が分からない。もっと適当なランナーにでも押し付ければ良いものを。
「……蜘蛛か」
少女は呟いた。足元を横切った小さな影。義体のセンサーが即座に反応し、それが在来種のアシダカグモであることを教えてくれる。害はない。脅威度、ゼロ。
歩みを止める要因はなかった。目的のデスクトップ型パソコンは、フロアの奥、窓際の役員机の上に鎮座している。今時珍しい、時代錯誤な機械。だが主が欲しているのはその中身だ。
机の前に立ち、少女はスカートのポケットから小さなデバイスを取り出した。指先で表面を撫でると、それは微かに発光し自律的に展開する。有機的な印象の細い端子が数本、宙に伸びる。
ふと、自身の顔が映る暗い液晶に顔を向ける。ひどく退屈そうな顔だ。最近は主ともご無沙汰で、意向が強く反映されたこの豊満な身体を持て余していることを自覚していた。
自分の身体をかき消すように電源を入れ、ハッキングを開始していく。
「……接続」
デバイスをPCのポートに差し込んだ。端子が有機的に絡みつき、物理層を掌握する。同時に義体の内部ネットワークが起動し、脳の処理能力の一部がハッキング用に割り当てられる。意識の一部が、電子の海へと潜っていく感覚。
最初の壁は、あっけなく崩れた。
杜撰なセキュリティ。デフォルトパスワード。更新されていないファイアウォール。少女は鼻で笑った。やはり自分が出張る案件ではなかった。
だが、三層目のファイアウォールに到達した時、指が止まった。
「……なに?」
異質なコード。古いが、巧妙に組まれている。外部からの侵入を検知すると、自律的に防御プログラムを再構築する。まるで生き物のように、適応している。
少女の眉が、微かに寄った。
義体の冷却系が稼働し、首筋から微かな熱が放散される。彼女は唇を舐め、指の動きを速めた。デバイスから伸びる端子が蠢き、新たな接続経路を模索する。
一層、また一層。少女は電子の迷宮を潜っていく。だが、奥に進むほどに防御は緻密になり攻撃的になっていく。まるで、この会社の防御力がこの一点だけに集約されているかのように。
「……面白い」
誰も居ないオフィスで思わず呟いた。退屈が、微かな高揚に変わる。気づけば、彼女は前のめりになっていた。
大きな尻を突き出し机に両手をつき、デスクトップの画面を凝視する姿勢。スーツの上から伸びるスカートの布地が、豊満な臀部のラインをくっきりと浮かび上がらせる。背中から腰にかけての曲線が、非常灯の光を鈍く反射した。
義体の内部温度が上昇する。ハッキングに伴う情報処理は、少女の脳の相当量を消費する。だがそれだけではない。彼女の身体は、主の趣味によって戦闘とは無関係な用途にも適するよう設計されている。緊張と集中が、別の種類の高ぶりを呼び起こす。
デスクに押し付けられた頭よりも大きな胸が、じっとりと汗ばみ始める。
「……あと、少し」
防御プログラムが不正な侵入を感知した。カウンターコードが放たれる。少女は即座に回避し、偽装パケットを散布する。思ってもみなかった攻防に気分が高揚する。性能を発揮する瞬間とはどうしてこうも愉しいのか。
汗が、首筋を伝う。義体の人工皮膚が、微かに紅潮する。呼吸が浅く、速くなる。
少女は気づいていなかった。自分の身体がハッキングという行為そのものに、ある種の悦びを感じていることを。主に仕えること。主の望みを叶えること。それは製造時に刻まれた絶対の快楽回路だ。
そして今、彼女はまさにその行為の最中にあった。
「……抜けた」
最後の壁が、崩れた。
口元に微かな笑みが浮かぶ。データの抽出が始まる。企業の機密情報が、義体の内部ストレージに流れ込んでいく。
だが、その瞬間——
「……っ」
画面が、唐突に暗転した。黒い液晶硝子の向こうに、緑がかった非常灯の光の中に二つの顔が浮かんでいる。
一つは、少女自身の顔。汗ばんだ額、紅潮した頬、微かに開いた唇。
もう一つは——
「——ッ!」
知覚に遅れて義体が警報を発した。だが遅すぎる。映り込んだ男の顔は、己の肩のすぐ後ろにあった。息がかかる距離。肌が粟立つ距離。
「一体、何処から……!」
「最初から居たさ」
男の声は、低く、乾いていた。まるで古い紙の擦れるような声。
「お前が気づかずに、予想しなかった玩具に夢中になって警戒を切っただけだろ」
玩具。
その言葉に、彼女の意識が急速に覚醒する。ハッキングに集中するあまり、思考の大半を電子の海に割いていた自分。その間、義体のセンサーは何を拾っていた?
そうだ、蜘蛛だ。このオフィスに足を踏み入れてから、やたらと蜘蛛の反応が引っ掛かっていた。天井、壁、床、配管の隙間。最初は無視していた。脅威度ゼロ。ただの生物反応。
だが——
「……消えてる」
いつの間にか蜘蛛の反応が完全に消えていた。ハッキングに没頭するあまり、その変化に気づきもしなかった。全ての蜘蛛が、少女の死角から一斉に消えた瞬間にこの男が現れた。それが意味するものとは……!
「——ッ!」
彼女は跳んだ。義体の脚部関節が軋み強化された筋繊維が瞬時に収縮する。机を蹴り、後方へ。敵の間合いから離脱しようとする。
既に腕が腰に巻きついていた。
「な」
ありえない。この距離。この速度。人間の反応速度ではない。義体の光学センサーが捉えた敵の姿はまだ背後で、先程の位置に——
「幻覚…?」
違う。腕が蛇のように伸びている。常識を疑う光景だが、少女は脳に併設された大容量のデータデバイスから該当する単語を引き出す。
「肉体変異魔術…!」
「ご名答」
引き寄せられ、腰に巻きついた腕がぐっと締まる。豊満な尻が腰に押し付けられる形になり、お互いの肉が触れ合う。だがその感触の奥では義体が悲鳴を上げていた。企業標準の機械化兵士をものともしない筈の身体が、だ。
「この程度の機械化で、俺を止められると思ったか?」
背筋をなぞられ、義体の人工皮膚を通して内部の機械に直接干渉するような生々しい感触を覚える。
「ぐ…ッ」
すかさず肘を腕に打ち込んだ。強化装甲が施された肘鉄は人間の頭蓋を粉砕する威力を持つ。
だが敵はその肘を蜘蛛の脚のような関節を作ることで対処。衝撃で腕がぐにゃりと歪むが、吸収するように受け止められる。
「なっ……! ナノマシンだってこんな芸当出来ないのに!?」
「いいね。その反応速度。流石は主様の私兵って訳か?」
低い声が耳元で囁く。
「だがその身体、随分と趣味の良い造りだな。戦うためだけの用途じゃないだろう?」
尻を手のひらで撫でられ、ぞわりと肌が泡立つ。小柄な体格に見合わぬ大きさと歪な柔らかさを堪能されてしまう。
「やめ…ッ」
「やめねえよ」
戦闘中に舐めた行為に及ばれ怒る少女とは対照的に、冷めた敵の指がスカートの内側に潜り込む。
「お前の主がこの会社を潰そうとしている。その尖兵がお前だ。ならば俺はお前を壊す。壊してソイツの鼻を明かしてやる」
少女は歯を食いしばった。義体の全出力を脱出に割く。だが——
「無駄だ。コレでも一端のフィジカルアデプトなんでな、対処出来るんだ」
腕と足が蜘蛛の糸のように少女の四肢に絡みつく。義体の関節に魔力が直接干渉し、動きを阻害してきた。機械化の膂力を上回る生体変異の力が義体を蝕み始める。
「お前の身体は、戦うためにあるんじゃない」
戦闘スーツの下にある、製造工程の中で形作られた柔らかな膨らみを手が這い回る。
「——"主"に"奉仕"するためにあるんだろう?」
その単語一つで、脳の快楽回路が点火された。単なる愛撫でそうなる訳がないが、マニュアルに従った手順であるならば製品製造時に仕込まれた仕様である。
「あ…ッ」
「いい反応だ」
とうとう指が少女の内部に侵入する。異物感と不快感を訴えてくるはずの身体は、心を裏切るように快楽を伝えてくる。
「お前の持ち主に触れられるのと、俺に触れられるの——どっちが気持ちいい?」
「違…ッ、主は…ッ」
首を振って返答を拒否するが、反応は正直だった。義体の温度が上昇し人工皮膚が紅潮する。
敵の声が冷やかすように首筋に落ちた。
「お前は、誰に触られても感じるように出来てんだよ」
違う。違う。これは主のため。その為に私は存在する。しかし神経は望まぬ情報ばかり伝えてくる。
「あぁ…ッ」
太い指が身体の中を蠢く。蜘蛛の糸のように細くしつこく逃れられない刺激が緩慢に精神を追い詰める。
「このっ!」
気力をかき集めて再び反撃しようと、己の脚の小さな予備動作から敵の足を踏み抜こうとした。だが察知され、入口から引き抜いた手で掴まれ、拘束箇所を増やされた。
(くそっ! いや問題ない。このまま過負荷駆動で無理やり…っ!?)
その時、脚を抑える男の手首から一本の触手が生え、少女が声をあげる暇も無く入口に侵入。肉芽の裏側に当たる部分を的確に圧迫して、闘争心を快楽で押し流してきた。
「んぉお゛っっ!? やっやめっ♡」
予想しなかった動きと刺激の強さに反撃を止めてしまい、更に付け込まれる。脚を閉じることも手で防御することも叶わないまま、容赦なくGスポットをほじくられ、押し出された肉芽を2本目の触手に弄られ、急速に心身が上り詰める。
「ふぁああぁあ!?」
快楽を逃がそうと身体を振り乱すように暴れるが、戦闘用義体の膂力を抑え込める力の前ではさらなる手数を増やされるだけだった。今度は胸を鷲掴みにされ、戦闘スーツの下から強く主張していた乳輪と乳首も虐められてしまう。
「ぃぎっ♡ ……ダメ! イクっ、イッちゃうう!!」
義体が耐えきれず、片足を掴まれたまま大きく仰け反る。だが男の指と触手は執拗に弱点を追尾し、更に潮を吹くまで容赦なく責め立てられた。
「ぐっ♡ う゛う゛う゛う゛〜〜〜っっ♡♡♡」
快楽の余韻すら処理できなくなり、完全に脱力した姿を晒してしまう。
「さて、と」
ぐったりとした身体を空き机に押し付けられる。大きな胸が冷たい天板の上で潰れ、スカートが捲れ上がり、肢体が露わになる。
「情報を盗みに来たんだろう? なら、お前は身体ごと盗られていけ」
男の影が少女の背後に重なる。
「ッ!」
侵入。義体の内部センサーが異物を検知する。だが抵抗する間もなく——
「ああッ!」
快楽信号が脳を焼いた。
肉体と機械、2つの神経が最大出力で発火し、与えられる刺激を悦びに変換する。身体を弄ばれる不快すらスパイスに変えて、全機能が性行為に振り向けられた。
「いい声だ」
敵がゆっくりと動き始める。
「その反応、買われてからどんな風に調教されたんだ? 戦闘用の義体にこんな——」
ぐちゅ、と粘った音が耳に響く。肉槍は最奥の入り口までしっかりと押し付けられていた。
「——柔らかい穴を付けるなんてな。戦闘用と性処理用の2体を買うほうが価格もコストもずっと安上がりだろうに、無駄に金をかけてやがる」
「ひッぁッ、わっ、私はぁっ! そんな、あっ、存在じゃっ」
堪えるように机に頬を押し付け、爪を立てる。デスクトップのモニターには暗転した画面に二人の姿が映っていた。組み敷かれる己と、背後から貫く敵。
「見ろ。お前の顔だ」
掴まれて上げさせられた顔は、戦闘中とは思えないほど惚けていた。
「企業の私兵が——こんな顔で感じてる」
画面の中の少女は口を半開きにし目を潤ませ舌を覗かせていた。見覚えのある、奉仕する時の顔だ。だが今は敵に貫かれながらこの顔を晒している。
「やっ、見ないでぇ♡」
「見るさ。これは——お前の主への、最高の土産だ」
男の動きが激しくなる。
「お前を壊してその記録を主に送りつける。『お前の私兵は俺に犯されて悦んでいました』とな」
「そんなッ、あ、あぁッ!」
快楽が女性器から波のように押し寄せる。義体の制御が効かない。知覚は女性器の内側に集中し、スキャンのように男のペニスの形を鮮明に脳裏に浮かび上がらせてくる。
「あ…主様主様主様ぁ…ッ♡」
少女は押し流されまいと、脳に回想を流して対抗する。その記憶が肉壺で奉仕する悦びに上書きされていることにも気づかず。
「はは。声が届きっこない相手を呼ぶか。いいよ、呼べ」
男が膣奥を突き、胸が波打つように跳ねる。
「その声も全部記録してやる。お前が呼びたかった相手がどんな顔で聞くか楽しみだな」
「あ…ッ、ああッ!」
机が軋む。非常灯の緑が、二人の交わる姿を照らす。
蜘蛛の巣が、少女を包んでいた。逃れられない。糸のように細く、もがくほどに絡め取られる。
◆ ◆ ◆
「——まだまだこれからだぜ」
覆いかぶさる男の声がやけに鮮明に聞こえた。ペニスが少女の中で肉体変異によって凶悪な形を取り始める。
「あぐっ♡ なっ、なによコレ…!」
「お前の身体全部、味わい尽くしてやる」
最初の変化は、質量だった。内部に埋め込まれた感圧センサーが異常値を叩き出す。膣壁を圧迫する肉の杭が、内側から膨張していく。先端が子宮口をこじ開けるように押し上げ、幹の部分が膣壁の皺を一つ残らず伸ばし切っていく。
「ひ、ぃ……ッ!? ま、待っ、それ以上太く……あ゛ッ!」
ペニスは人間の規格を保ったまま限界まで膨れ上がった。まるで腕をねじ込まれたような圧迫感。肉の膣が、それでも千切れずに受け止めているのは、主の注文によって付与された柔軟性と、そして何より少女を壊さないよう計算し尽くした大きさだからだ。
「まずはお前の穴の形を覚えてもらう」
ずる、と引き抜かれる感触。膣内のヒダが肉槍の形に沿って裏返るような感覚と共に、背筋に電流が走って仰け反る。
「あ゛ッ、ぅ、あ、あぁ……!」
「次はこれだ」
腰が止まったかと思うと、肉槍の表面に変化が起きた。無数の小さな突起が芽吹くように生えてくる。それらは意思を持つかのようにうねり、少女の膣壁の襞を一枚一枚舐め上げるように擦り始めた。
「な、に、これ……や、やだ、動かないで……ひぁあっ♡」
膣内の敏感な箇所を無数の触手が同時に愛撫する。浅い部分のざらついた襞をぬるぬると撫で上げ、奥のGスポットを集中的に吸い付くように刺激し、子宮口のくぼみに触手の先端を差し込んでくる。
「ん゛ぅううっ♡♡ そ、そこ、らめ、あ゛あ゛っ!」
反応は劇的だった。膝ががくがくと震え、机の上に爪を立てた指先が白くなる。愛液は白く泡立ち、人工皮膚を伝う汗が、ブラインド越しの光で銀色に光った。
「どうした、最新鋭の人造人間がこの程度で音を上げるのか?」
耳たぶを噛まれ、吐息が耳を濡らす。
「こんなの、まだ序の口だぜ」
肉槍の形がさらに変化する。人間のペニスの形状を完全に捨て、異形の生殖器と化していく。無数の触手が膣壁の凹凸を掴むように絡みつき、肉槍の本体が膣を拡張しながらピストンを再開した。
「お゛っ♡♡ ん゛っ、ぐ、うぅぅ……あ゛ーーーっ♡♡♡」
先ほどとは比べ物にならない刺激。触手たちが膣内の襞を掴んで逃がさないまま、本体が最奥を突き上げる。子宮口が何度も叩かれ、その度に少女の視界が白く弾けた。
「イッ……また、イッちゃ、あ゛あ゛あ゛っ♡♡」
続けざまに絶頂が襲う。膣が痙攣し、触手を締め付け、何一つ制御できなくなる。混乱の中で悶える少女の痙攣を楽しむように、男は触手の動きとピストンをさらに激しくする。
「お前の中、すげえうねってくるぜ。持ち主に教え込まれたか? 男が喜ぶ締め方を」
「ちが、ちがう……これは、あ゛ッ主様の、ために……」
「その口でよく言うぜ。俺のを咥え込んで、こんだけ濡らして」
ぐちゅ、ぼこ、と卑猥な水音がオフィスに響く。愛液が机の上にどぷどぷと滴り落ち、そこから流れを作って小さな滝になっていた。
「はぁ……あ、あつ、い……おく、くるしぃ……」
義体の冷却機構がフル稼働している。膣内の温度が上昇し、肉槍の熱を直に伝えてくる。それはまるで、溶けた鉄を流し込まれているような熱さだった。
「苦しいか? 苦しいよな。だが、それが気持ちいいんだろう?」
男がまた顔を上げさせる。モニターの中の少女は、目を白黒させながらも舌を突き出し、だらしなく涎を垂らしていた。
「ほら見ろ、お前の顔。立派な雌の顔だ」
「みせ、るなぁ……ッ♡」
少女は首を振ろうとしたが、ペニスに最奥をえぐるように突き上げられ、その行動を白く塗りつぶされた。
「見せてやる。主にも見せてやる。お前のこの顔をな」
前後運動がさらに速くなる。膣内を往復する肉槍の摩擦が、義体の感度を限界まで高めていく。触手の一本一本が意思を持って動き、弱点を執拗に攻め立てる。
「あ゛ーーーっ♡♡ だめ、それ、だめぇ♡ しぬ、しんじゃうぅ……♡♡♡」
「死なないさ。お前は戦闘用だが、男に犯されるための存在でもある。だからこんな事をされても死なずに済むって訳だ」
その言葉が少女の思考を侵食していく。違う、これは戦闘用の身体だ。主のために戦うための身体だ。それなのに——
「あぁっ♡ 主様……助けて、主様ぁ……♡」
度重なる絶頂に弱った心とそれに負けるという背徳感がさらなる快楽を呼び起こす。奉仕回路が反応して、膣の収縮を強めた。
「ソイツを呼ぶたびに中が締まるな。よほど関連付けて調教されてるらしい」
男が笑う。その声さえも、今の彼女には猛毒だった。
「なら、もっと呼ばせてやる。お前の主の名を俺の上で叫ばせてやる」
肉槍が深く挿し込まれ、子宮口をこじ開けるように侵入を試みる。触手たちが子宮口の縁を掴んで広げていく。
「え、なに、それ……や、やめて、そこ、だめぇ……!」
「止めていいのか? ここに、お前の子供を植え付けられたくないのか?」
「ち、ちが……それは、そこはあなたのものじゃ……あ゛っ♡♡」
子宮口を触手が刺激する度に四肢が大きく跳ねる。膣が蠕動し、ペニスをさらに奥へと招き入れる。
男はそれに乗じて腰を引き寄せ、さらに深く突き入れる。子宮口がこじ開けられ、触手の先端が子宮内に侵入した。
「お゛……っ、ぁ、あ、あああぁぁ……♡♡♡」
少女の口から言葉にならない悲鳴が漏れる。子宮内を触手が這い回る感覚。それは主に奉仕していた時には決して与えられなかった、未知の快楽だった。
「ここまで来ると、もう逃げられないな」
囁かれたその声が、子宮の奥にまで響いた気がした。
「お前の中身、全部俺の形に作り替えてやる。お前の主のものじゃなく、俺のものにな」
「そ、んな……あ、あぁっ♡ わ、わたしは……主様の……」
「まだ言うか」
男が動きを止める。触手たちも動きを止め、少女の膣内で静かに脈打つ。
「ほら、お前の中が俺を離そうとしない」
「ち、が……あ、あぁ……なんで、こんな……」
少女の意思に反して膣が肉槍を抱きしめる。子宮口が触手と亀頭を咥え込み、もっと刺激を求めてうねっている。
「これが答えだ。もう良いだろ、そろそろ一発抜かせてもらうぜ」
お互いの腰が、ゆっくりと動き始める。
「さあ、仕上げだ。お前の主への土産をたっぷりと注いでやる」
「あ……あぁ、くる、きちゃうぅ……♡」
男のペニスが膣内でさらに膨張する。射精の前兆。内部センサーが、肉槍の温度と脈動の変化を捉えていた。
「中に出すぞ。義体化されたお前の身体の、肉の子宮に」
「や、やめて……それだけは……主様に、捧げるもの……」
「他人の都合で人の会社を潰しに来たお前の都合なんざ知ったことか。これは俺からの贈り物だ」
魔術で強化された睾丸から迫り上がる精子によってペニスはさらなる膨張を果たし、触手たちが子宮口を広げ、蹂躙の準備を整える。
「あうーーーーっ♡ ひろげないでぇぇ♡」
「受け止めろ。お前の身体全部で」
「いやぁ……っ、や、やめておねがい、それだけは……あ゛っ♡♡」
少女の懇願を無視して、亀頭が子宮に深く侵入したその瞬間、鈴口から熱い奔流が溢れ出した。
「あ゛ーーーーっ♡♡♡♡♡」
子宮の奥に、灼熱の液体が流し込まれる。義体の内部センサーが異常な温度と粘度、そして圧力を感知する。だが、それ以上に——何も認識出来なくなるほどの濁流が少女の全身を駆け巡った。
「お゛お゛お゛〜〜〜♡ いぐっ、イグイグい゛っちゃう゛う゛う゛〜〜〜♡♡♡ あ、あ、あぁ……熱い、熱いよぉ……♡」
精液が子宮を満たしていくその感覚があらゆる回路を暴走させる。主に捧げたかった場所を他人の精液で汚された背徳感が、さらなる快楽を生み出していた。
「まだだ。まだ出るぞ」
男がさらに腰を押し込む。触手たちが子宮内で蠢き、精液を隅々まで行き渡らせるように動く。
「あ゛ーーーっ♡♡ まだ、出てる……おく、いっぱい……あ゛っ♡♡♡」
少女の下腹部が膨らんでいく。肉の子宮が精液を受け止めきれずに溢れ出して、結合部から流れ出し、机の上に大河を作った。
◆ ◆ ◆
絶頂の余韻は、いつまでも彼女を離さなかった。
男がずるりとペニスを引き抜いても少女は机の上でぴくりとも動けなかった。だらしなく開いた口からは舌がだらりと垂れ下がり、四肢は糸の切れた人形のように投げ出されている。精液と愛液の混ざった液体が太腿を伝い、机の表面に小さな水たまりを作っていた。
「……やれやれ、もうダウンか?」
男が呟く。ティッシュの代わりとばかりに、少女の膨らんだ腹の上で己のペニスを拭う。その僅かな刺激だけで、少女の身体がびくびくと痙攣した。
「あ……ぁ……」
喉の奥から漏れる声は、もはや言葉の形を成していない。義体の冷却系が全力で稼働し、首筋や背中から微かな熱を放散している。人工皮膚は汗ばみ、非常灯の緑がかった光を鈍く反射していた。
男は彼女の頭部に目をやった。正確にはその奥にあるデータデバイスに。この少女が本来の任務——企業機密の抽出——を果たすために持参した機器。ハッキングの途中で中断されたそれは、まだデスクトップに接続されたままだった。
「情報を盗みに来たんだったな」
男の指が、少女のうなじをなぞる。義体の接続端子が人工皮膚の下に硬い感触を主張していた。
「なら、俺が貰っていくか」
その言葉に、少女の意識が微かに反応した。まだ快楽の泥濘に沈みながらも、脳の一部が警鐘を鳴らしている。彼女の義体には、外部からの不正アクセスを検知し、逆探知して相手のシステムを焼き切る攻性防壁が備わっている。主が造らせた、最後の切り札。
(そうだ……繋げてみろ。お前の脳を、焼き尽くしてやる)
心の内で毒づく。だが、表には出さない。まだ四肢は痺れたままで指一本動かせない。この無力さを、恐怖を演技で覆うことすら今は難しい。
男の身体に、変化が起きた。
背中から、何かが生える。それは尾のようにしなやかで、先端に向かって細くなる形状。表面はつややかな黒色で、ところどころに金属質の光沢があった。先端には、プラグのような接続端子が備わっている。
(悪魔の尻尾……)
少女の脳裏に、古い神話のイメージが浮かぶ。だがこれは神話ではない。肉体変異魔術の応用。生体と機械を融合させる、禁忌に近い技術。
男の尾が、少女のうなじに近づく。プラグの先端が義体の接続端子を探るように這い回る。
(来い……繋げてみせろ)
少女は内心で笑った。義体の防御プログラムは、外部接続を検知した瞬間に作動する。相手のシステムを逆探知し、あらゆる経路から侵入して焼き尽くす。主が設計した、最高の罠。
プラグが、接続端子に触れた。
「——残念だったな」
男の声が、耳元で響く。
「これは、“生体ハッキング”だ」
瞬間、少女の義体に未知の感覚が走った。
電気信号ではない。データの流れでもない。もっと生々しい、肉と神経に直接触れるような感覚。男の尾から、何かが流れ込んでくる。それは彼女の義体の回路を伝うのではなく、人工皮膚の下の機械と有機物が混ざり合った部分に直接染み込んでくる。
「な……っ!」
攻性防壁が作動しない。いや作動している。だが、男の侵入経路は彼女のシステムが想定していたものとは根本的に違っていた。電子の海を渡るのではなく、身体の中を這い回るように。
「金がどれだけ掛かっててもコレは想定外だろ?」
「あ……あぁ……っ!」
指先が震える。絶頂の余韻から感覚が戻りかけている。だがそれは、自由の回復ではない。何か別のものに支配されていく感覚。
(隔壁……隔壁を降ろせ!)
少女は必死に脳内で指令を飛ばす。義体の内部ネットワークに、緊急遮断プロトコルを発動させる。五感を遮断し、脳を外部から隔離する。主が用意した最後の防御機構だ。
「……賢いな。だが、遅い」
男の声が、遠くなる。
視界が暗転する。音が消える。匂いが触感が、温度がすべての感覚が遮断される。少女は脳の中に、たった一人で立て籠もった。
(通信……外部に通信を!)
思考が、電子の海を駆け巡る。緊急通信プロトコルを起動し、主のネットワークに救助信号を送ろうとする。だが——
(繋がらない……?)
何度試しても通信は開通しない。義体の外部接続ポートが全て閉じられている。物理的に何かが遮断している。——そうか、あの男の尾!
(そんな……ありえない。義体のポートは、厳重な防御で守られて……)
思考が、そこで止まる。生体ハッキング。電子的な防御ではなく、物理的に。肉と機械の境界を侵食して接続そのものを喰い破っているのでは?
(やめ……やめて……)
脳の中に、何者かの声が響く。自分のものではない誰かの意識。いや、これは——感覚だ。遮断していた五感が外からこじ開けられていく。
隔壁が揺さぶられながら、一枚、また一枚と剥がされていく。
「——おかえり」
男の声が、戻ってくる。音が光が、匂いが、感覚が洪水のように押し寄せる。
「あ……あぁ……っ!」
最初に感じたのは、胸の異変だった。
両方の乳房から細い触手が侵入している。乳首の先端から、無数の糸のようなものが乳腺に入り込み内部を這い回っている。それは痛みではなく、もっと別の——乳管そのものを穿られる、えも言われぬ感覚。
「ひ……ぁ……っ!」
下半身にも異物感があった。
膣内だけではない。尿道にまで細い触手が侵入している。膀胱へと続く細い管を、ゆっくりと確実に、こじ開けながら。
「や……そこ……だめ……っ!」
陰核は、限界まで剥き出しにされていた。普段は皮に包まれているそれが、無理やり引き出され丹念に、磨かれるように責められている。
(なに、これ……なに、これ……!)
三つの感覚が同時に脳に流れ込む。胸からの、下腹部からの、そして陰核からの。それぞれが独立した快楽であり、それぞれが互いを増幅させる。まるで身体中が一つの感覚器官になったかのように。
「あ……あぁ……あああ……っ!」
膣からは愛液が。尿道からは別の体液が。口からは涎が、涙が、汗が——あらゆる体液が、堰を切ったように溢れ出す。机の上はもはや水浸しだった。
(主様……あるじさまぁ……!)
最後の思考が主の名を呼ぶ。だがその声は、誰にも届かない。届くはずのない主にそれでも呼びかける。
「——終わりだ」
男の声が、そう告げた。
その瞬間、全ての感覚が最大出力で脳に流れ込んだ。
「ーーーーっ♡♡♡♡♡」
背中が弓なりに反る。爪先が机を蹴る。脚が空を掻く。声にならない声が喉の奥で砕ける。
絶頂に次ぐ絶頂。降りられなくなる精神と、感覚の奔流に飲み込まれる無力な身体。
そして——
「ぉ゛っ♡…………」
少女の意識は静かに、深く、底なしの闇へと沈んでいった。
非常灯の緑がかった光だけが、残された。机の上でぴくりとも動かない少女の肢体を、冷たく照らしていた。
◆ ◆ ◆
目を覚ましたとき、そこはあのオフィスではなかった。
天井の色が違う。非常灯の緑がかった白ではなく、どこかくすんだ黄色みを帯びた蛍光灯の光。空気の匂いも違った。埃と機械油と、それから古い布団のような黴の混じった匂い。
少女は長いソファに座らされていた。背もたれに深く凭れさせられ、両腕は左右に投げ出された格好。指先ひとつ動かそうとしても、腕は微塵も応えなかった。
腰には、まだ忌々しいプラグが繋がったままだった。生体ハッキングの接続は維持され、義体の制御系統はことごとく男の手に握られている。首を巡らせることすら叶わない。
目だけを動かして部屋を見渡す。広さは十畳ほどか。壁際には棚が並び、その上には機材がずらりと積み上げられていた。配信機材だ。カメラ、マイクミキサー、モニター。今となっては古臭いと言える代物だが、いずれも手入れは行き届いている。埃ひとつ被っていない。
それらの焦点が、明らかにソファに座る少女へと向けられていた。
男は部屋の隅で何やら準備をしていた。ケーブルを繋ぎ、モニターの電源を入れカメラの角度を微調整する。その動作は無駄がなく、手慣れている。
「…何を、するつもり」
声は掠れていた。喉が渇いている。だがそれ以上に、乾いたのは心の方だった。
男は振り返らずに答えた。
「配信だよ。お前の主に向けてな」
「…配信?」
「公開処刑ってやつだ。お前の主が俺の会社に手を出した。大事な物を奪おうとした。だからこっちも——」
ようやく振り返り、男は笑った。乾いた紙の擦れるような笑みだった。
「奴の大事な物を一つ一つ奪っていく。まずはお前がその第一号だ」
少女の指先がぴくりと震えた。動かないはずの指が動いたのは、男がそう望んだからだ。それだけのことだった。
「今、コレが主の端末につながってる……?一体どうやって」
「お前の義体に残ってた通信履歴から抜き出した。暗号化もされてなかったな。杜撰な主だ」
その言葉が、少女の思考回路に冷たい水を注いだ。
(通信履歴…抜き出した…?)
自分の身体が精査された。情報を抜き取られた。それはつまり——自分の身体には、悪意を持った罠が仕掛けられていても自分ではそれに気づくことが出来ない、ということだった。
義体と自身の接続は、あの生体ハッキングによって途切れている。対外的に見れば、自分は「敵の手に落ちた」状態。ならば主の下に届く情報も、全て敵の都合の良いように改竄されている可能性がある。
合理性でいえば——犯されて意識を手放した時点で、もう手遅れになっていると考えるべきだった。
(救援…は、ない)
電子的か、物理的か、精神的か。それは分からない。だが自分の身体はあらゆるリスクのキャリアーになっている。主の下に戻ったところで、何を引き起こすか分からない。
(なら、もう)
救援によって助かるべきではない。
そう結論した瞬間、少女の胸の奥で何かが音もなく崩れ落ちた。
「始めるぞ」
男の声が、やけに遠く聞こえた。
カメラの録画ランプが赤く灯る。モニターには、ソファに座る少女の姿が映し出されていた。項にプラグを突き刺し、四肢を投げ出した無防備な肢体。
「こんばんは、と。まあ見てるかどうかは知らんがな」
男はカメラに向かって、気安く手を振った。
「アンタの私兵を借りてる。今からこいつを使って、アンタに宣戦布告させてもらう。アンタはうちに手を出して大事な物を奪おうとした。だからこっちもアンタの大事な物を一つ一つ奪っていくことにする」
少女の身体が男の操作で強制的に動かされた。背筋が伸び、胸を張らされカメラの方を真っ直ぐに見せられる。
「ほら、なんか言ったらどうだ?」
喉が、解放された。声を出せる。
少女は唇を震わせた。だが、迷いはなかった。
「私は…私のことを、諦めます…。主様も、私のことを諦めてください…」
部屋に、静寂が落ちた。
モニターの向こう。主の端末。その先にいるはずの主。返事は、なかった。
一秒、二秒、三秒。
「あれ、マイクは繋がってるはずなんだがな」
男が首を傾げる。
「ティッシュの用意で忙しいのか、声の情報すら与えたくない真面目くんなのか。まあどっちでもいいが」
呆れたように肩を竦め、少女に向き直った。その目が真っ直ぐに少女を射抜く。
「返答を許可する。どちらかを本心から選べ。何も吐かずに俺に徹底的に犯されて情報を抜かれる様子を見せたいか、今吐けるだけ吐いて俺に見逃される様子を見せたいか?」
少女は、噛み締めた奥歯の間から絞り出すように答えた。
「何も吐かない! 全てあなたの思い通りになんてならない…!」
悲壮な決意だった。身体は動かない。声しか武器がない。だが、それだけは譲れなかった。主に捧げた忠誠だけは。
男は、笑わなかった。
「あっそ」
ただ、そう言った。
「こんなのはただの茶番で、どっちにしろ情報引っこ抜く事に変わりはないんだが。ならこうするか」
男の指が、宙を掻いた。
「ステータスオープン!」
「は?」
少女の隣に、ホログラムが表示された。
半透明のパネルに、無数の数値とグラフが浮かび上がる。身体の各部位の状態。稼働率。温度。それから——
(性経験の記録…感度…?)
聞き慣れない項目が並んでいた。だがそれ以上に少女の目を引いたのは、パネルの一番下に表示された一つの数値だった。
【忠誠度:98.7%】
(忠誠度…?)
自分の忠誠心が、数値で表されている。
つまり——自分が主に抱いている忠誠心は、電子的なものだという証拠だった。
(私の…忠誠は…ただの…)
プログラム。回路。設計。そういうものだった。
少女は、己が抱ける悪感情に更に下があったことを知った。絶望の下に、まだ底があった。
「おー、ごちゃごちゃしてるな。あれこれ弾いて忠誠度とエロステータスだけで十分っと!」
男の指が、ホログラムの上を滑る。不要な項目が次々と消え、いくつかのパネルだけが残った。忠誠度とそれから——【感度】や【絶頂記録】、【状態】と書かれた項目。
「待たせたな。じゃあお望み通りに、お前の主に見せつけてやろうか」
男が、少女の背後に立った。温かい吐息がうなじにかかる。
「身体を好き勝手いじられて性処理専用の身体にされていく過程と、絶頂する度にハッキングで忠誠度が減っていく様をなぁ」
指が、少女の肩を滑り落ちる。鎖骨をなぞり胸の膨らみへと至る。義体の人工皮膚越しに、その感触が伝わってくる。
「あ…っ」
声が漏れた。だが、それは快楽の声ではなかった。
恐怖と、絶望と、それから——自分でも気づかないうちに身体が反応している。
ホログラムの数値が微かに変動した。【感度】が、じわりと上昇する。
(やめ…)
心が叫ぶ。だが、身体は。
「ほら、笑え」
男の声が、命令だった。
瞬間、少女の口角が、勝手に上がった。
「——っ」
戦闘用義体の、愛らしく整えられた顔がにっこりと笑った。絶望の底で、身体だけが笑っている。
ホログラムの【忠誠度】が98.7から、98.6へ。
わずかに、減った。
◆ ◆ ◆
「じゃあお前が俺の支配下にある事を示す為に、手っ取り早く分かりやすく派手な所から行くか」
男の声が、背後から降ってきた。
「は? もうコレ以上なんてないでしょ」
少女の声は掠れていた。喉の奥が乾き息をするだけでひゅうと音が鳴る。身体は依然として自由にならない。ソファに座らされたまま、首から下は人形のように投げ出されている。
「有るんだなぁ。お前の身体を肉体変異させるっていう、視覚的に分かりやすい手段が残ってる」
「…っ!」
男の指がプラグに触れる。すると少女の身体が勝手に動き始めた。膝が伸び、腰が上がり背筋がまっすぐに立つ。鏡写しのように滑らかな動作で、カメラの前まで歩かされる。
「嘘でしょ…?」
自分の意志ではない動きで立ち上がらされた少女は、レンズの焦点が自分を捉えているのを目の当たりにした。配信機材の録画ランプが、規則的に明滅している。
少女の言葉に男は答えない。代わりに、プラグを通して何かが送り込まれてきた。
「ひぃっ…♡」
背筋を駆け上がる感覚。プラグが力こぶのようにぶくん、ぶくんと膨らみ何かが接続部から体内に入ってくる。それは熱い粘液のような流れでありながら、同時に意思を持った肉塊でもあった。
生体ハッキングで侵食された“跡”を通って、何かが体内を巡っていく。血管の内側を神経の裏側を、筋肉の隙間を。それは行き止まりを探しては破り、新しい道を作りながら身体の隅々へと広がっていった。
「う…ぁ…」
少女は歯を食いしばった。直立不動の姿勢を崩すことは許されない。頭から下を支配しているのは男なのだ。声を堪えることだけが、唯一残された自由だった。
「ん…っ、ふ…ぅ…っ」
だが、努力は虚しかった。体内を這い回る異物の感覚に、閉じた唇の隙間から熱い吐息が漏れる。それは時折、明確な喘ぎ声へと変わった。
「ひゃ…っ♡」
まず最初に変化が現れたのは、胸だった。
戦闘スーツの下で、少女の乳房がじわりと熱を帯びる。元々頭より大きな乳肉が、さらに内側から膨らんでいく。胸の皮膚が引っ張られ、張り詰めていくのが分かる。
「や…なに…っ、これ…」
乳肉が、成長している。脂肪と乳腺が増殖し重量を増していく。ぴっちりと覆う戦闘スーツが悲鳴を上げるほどに圧迫感が強まり、胸元のファスナーが内側から押し上げられていく。
限界に達した瞬間、少女の腕が勝手に動いた。
「っ!?」
指が、胸元のスーツの留め具を外していく。ジッパーが下ろされ、内側から溢れんばかりの乳肉が露わになる。戦闘スーツの胸部装甲が左右に割れ、重力に従ってぶるんと揺れた。
「あ…あぁ…」
カメラの前で晒された自分の胸は、以前から二回りは大きくなっていた。乳輪も乳首もそれに合わせて肥大化し、先端は淡い桃色から熟れた果実のような色に変わっている。
隣に浮かぶホログラムのステータスが更新された。
【胸部:肥大化進行中】
【乳首感度:+40%】
【乳腺感度:+75%】
(こんな…こんな身体で…もう戦えない…)
戦闘用義体として調整された身体が戦闘どころか立っていることすら難しいほどに変異させられていく。その事実が、少女の心を深く抉った。
「やめ…やめて…っ」
懇願の声は、男の耳に届いていないかのように無視された。
そうしている間に、変化は尻や太ももにも及んでいた。
尻肉が、みるみるうちに膨張していく。戦闘スーツのハイレグから完全にはみ出した白い肉が、食い込んだ布地をさらに押し広げる。太もももまた、ムチムチと太く内側の肉が互いに押し合うほどになっていく。
身体の正面からでも尻の輪郭が見えるほどだ。それほどまでに、臀部は過剰に肥大化していた。
(身体が…作り替えられてる…)
そして、この「肉の増量」とでも言うべき変異は、体内の女性器にも及んでいた。
直接目に見えなくとも、ホログラムの数値がそれを如実に物語っている。
【膣内感度:+120%】
【子宮感度:+85%】
【愛液分泌量:+200%】
「そん…な…」
少女の陰部は、スーツのハイレグが勝手に食い込むほどに盛り上がっていた。大陰唇がぷっくりと膨れ上がり、割れ目の輪郭が布地越しにはっきりと浮かんでいる。明らかに水気が増していた。布が食い込む感触だけで、愛液がとろとろと溢れ出て太腿を伝っていく。
「は…ぁ…っ、なんで…」
(身体が、感じてる……♡ 私の意志と関係なく……!)
「まあ、こんなもんか」
男が満足げに呟くと、次の瞬間、増量された乳肉が独りでに刺激され始めた。
「ひゃうっ!?」
乳房の内側から直接揉み込まれるような感覚。指で外から揉むのとは根本的に違う。脂肪の下の乳腺を、肉の内側から握り潰すように。
「や…あ…っ、やめ…やめ…ぇ…♡」
両手で顔を覆いたい。だが腕は動かない。直立不動のまま、胸のあらゆる性感帯を内側から蹂躙される。
「お゛…っ♡ ほ…っ♡ おほ…っ♡」
声が、抑えられない。オホ声と表現するべき、あられもない大声が喉の奥から迸る。口を閉じることすら許されず、涎が顎を伝って滴り落ちる。
「お゛っ♡ お゛お゛っ♡ ん゛っ♡ ん゛ん゛っ♡」
ホログラムの【絶頂回数】が、みるみるうちに増えていく。身体は一度の絶頂では足りず、連続して痙攣を繰り返す。
股の間からは、子宮に溜まっていた精液がボトボトと垂れていた。先ほど膣内に注ぎ込まれた男の精液が、内壁の蠕動によって押し出され床に白い水たまりを作る。
(垂れてる…あれは、私の…)
忠誠心だとでも言うように、ステータスの数値も徐々に変化していく。
【忠誠度:96.2%】
(減って…る…)
絶頂する度に主への忠誠が数値として削られていく。その事実が、少女の精神をさらに追い詰めた。
「やだ…やだ…主様…っ」
そして、体内からの刺激はとうとう膣と子宮に及んだ。
「———ッ!?!?」
膣内を、直接撫で回される感覚。肉襞の一枚一枚を捲り上げられ、内壁を掻き回される。子宮は握り締められ揺さぶられ、時には捻り上げられるような感覚。
「あ゛…っ♡ あ゛あ゛っ♡ い゛…っ♡ い゛ぐ…っ♡ お゛…っ♡」
静かではあるが、まさしく絶叫だった。
肉体は精神に優越するかのように、事前の覚悟はこの肉悦の前では何の役にも立たない。少女はカメラの前で、子宮と膣内に注がれたものを全て出してしまう勢いで絶頂痙攣を繰り返した。
「お゛ほぉっ♡♡ お゛っ♡♡ ん゛ほぉぉぉっ♡♡♡」
愛液と精液と潮が混ざり合い太腿を伝って床に広がっていく。膝が笑い、崩れ落ちそうになる身体を男の操作が無理やり支え続ける。
「流石に無理矢理立たせるのも限界みたいだし、ちと身体を支えてやるか」
男が背後で呟く。
そして——肉体変異が始まった。
男の股間が、見る間に膨れ上がる。布を突き破って現れた肉棒は、少女の許容限界ギリギリまで怒張し太く長く、血管の浮き出た凶器と化していた。
男はわざとらしくそれを少女の視界に入れる。カメラのレンズにも、その巨体が映るように。
「ほら、カメラにも見せてやれ。お前の主にな」
少女の両手が、後ろに引かれた。腰を突き出し尻を高く上げる姿勢。戦闘スーツのハイレグをずらされ、肥大化した陰部が露わになる。
男の怒張した肉棒が、その入り口に押し当てられた。
「挿入るぞ」
「や、待って……待って……っ!」
返事は無いまま、一気に挿入された。
「———っ♡♡♡!!!」
あまりの衝撃に声が消えた。膣内が一瞬で埋め尽くされ肥大化した子宮が押し上げられ、身体を貫かれる衝撃で、少女の身体が弓なりに反り返った。ステータスの数値が突然跳ね上がり、それが真実であることを二人の境目から吹き出る体液が証明し続ける。
カメラは何も声を発すること無く、その全てを捉えていた。
◆ ◆ ◆
時間と共にあらゆる数値は増え続けていた。
経てば経つほど上昇曲線は上向く一方だった。快楽値も、感度も、絶頂回数も。ホログラムに表示されるグラフは右肩上がりを続け、天井を知らない。
その中にあって唯一下降曲線が下向き続ける数字があった。
【忠誠度:14.7%】
少女の身体から漏れていく減少以上に、男から注がれて上書きされる減少の方が変化が大きいことが、この100分の推移の中でハッキリと傾向に出ていた。
ソファの上で少女は十数人の男に半日犯され続けたかのように男の精液で白く汚され尽くしていた。戦闘スーツは半ば脱がされ、肥大化した乳房も尻も太腿も白濁にまみれ、てらてらと光っている。髪にも精液が絡まり、頬にも飛沫が張り付いていた。
その過程で反抗心や羞恥心も塗りつぶされたのか、あられもない喘ぎ声と獣の唸り声の様なオホ声を腹の底から出すようになっていた。
「はあっ♡ あうっ♡ いくっ♡ ぉ゙っ♡ そこだめっ♡ ぉ゙ぉ゙お゛ぉ゙……ああ゛あ゛〜〜〜〜〜〜♡♡♡」
少女の快楽の大きさを表すには潮だけでは足りないと言うように、小指の先ほどの大きさに腫れ上がった乳頭からも体液が勢いよく溢れ出している。それはもはや母乳と呼ぶべき白濁液となって、男の腹やソファに飛び散った。
ステータスには少女の肉体変異が馴染んだ結果が無機質に表示されていた。
【胸部:肥大化完了。乳汁分泌機能:活性化】
【子宮:受精可能状態】
【絶頂回数:57】
【忠誠度:14.2%】
(もう…なにも…)
少女の心は、とっくに限界を超えていた。身体は快楽に溺れ、心は荒れ果て主への忠誠だけが残り僅かに数値として刻まれている。それが減っていく様を、自分で見せられる。
(これが…私の…)
男の動きが、不意に止まった。
「は? おいおいおい、あの野郎まだこっちが配信続けてるのに観るの止めやがった!」
カメラのレンズ越しに、モニターを確認した男が怒鳴り声を上げる。少女はその声を遠くに聞いていた。何も反応できないほどに消耗しきっている。
「コレでも俺が早漏と思われる前提で巻きに巻いてんだぞ! ふざけやがって! 直接対面したらお前を早漏野郎としてブチのめしてやるからな、この成金の気取り野郎!」
男の怒声は、配信の向こうにいるはずの主に向けられていた。だが、返事はない。モニターに映る配信画面には視聴者数の表示もなくただ無機質な配信中のランプだけが点滅している。
弱りきった少女だが、男の振るう性暴力と緩急の技術による快楽への反応は弱るどころか強さを増している。義体の強力な駆動を受け止め、ついて行ける肉体として製造されたことと、男の生体ハッキングによる管理の賜物だった。身体はもう、快楽に対して素直だった。
「クソっ、そうなると二の矢三の矢が来るだろうな。五分でコイツにトドメを刺して、もう五分で情報を抜けるだけ抜くしか無いか」
男は吐き捨てるように言うと、少女の身体を抱え上げた。
「最後だ。出し尽くすまで離さねえからな」
その声には先ほどまでの怒りはなく、代わりに冷酷な決意が滲んでいた。
男の肉体が、再び変異を始める。股間の肉棒がさらに膨張し、表面に浮かぶ血管が脈打つ。同時に背中から生えた幾つもの触手が少女の身体に絡みつき、乳房や太腿を締め付けた。触手の先端が少女の腹を圧迫し、内側から子宮の位置を探り当てる。
「お前の卵巣、機械制御から解放してやるよ」
男の手が少女の下腹部に触れる。指先が臍の下を押し込むように圧迫した。
「ひっ…♡ なに…を…」
「排卵だよ。強制的に、な」
生体ハッキングによる侵食が、少女の卵巣に達した。義体の一部として機械制御されていた生殖機能が男の意志によって書き換えられ、本来の肉体的な反応を取り戻していく。
「や…やめ…そこ…っ」
卵巣と卵管の結合部が、無理矢理に開かれる感覚があった。排卵の準備をするでもなく、成熟した卵子が強制的に押し出される。内臓の奥で何かが動く感覚に、少女の身体は強烈な快楽を覚えた。
「あ゛…っ♡ あ゛あ゛っ♡ なにこれ…なに…っ♡」
「感じてるようだな。そのまま素直に受け取れ」
男の怒張した肉棒が、膣内でさらに深く子宮口を突き上げる。子宮口がこじ開けられ、排卵された卵子が子宮内に落ちていく。そこへ、先ほどまで注がれていた精液が待ち構えていた。
(あ…今…卵子が…)
受精の瞬間が知覚できた。卵子と精子が結合する、その一瞬が。内側から熱い火花が散るような感覚が、子宮全体に広がる。
「———っ♡♡♡!!」
絶頂だった。受精と同時に絶頂する身体。子宮が歓喜に震え、膣内が精液を求めて蠕動する。
「あ゛…っ♡ い゛…っ♡ また…っ♡」
排卵と受精のループが始まった。卵巣から卵子が放出され、子宮で受精しその快楽で絶頂する。絶頂するとさらに排卵が促され、また受精する。身体が快楽の永久機関と化していく。
【排卵回数:12】
【受精回数:12】
【絶頂回数:69】
(忠誠心が…減ってる…)
【忠誠度:8.1%】
男は、その様子を冷ややかに見下ろしながら睾丸に精液を溜めていた。少女の痴態と膣内の絶頂反応を糧に、ザーメンを限界まで濃縮させる。肉棒がさらに重くなり、睾丸がずっしりと膨れ上がる。
「出すぞ。これで全部だ」
男が少女の身体を仰向けに押さえつけた。種付けプレス。少女の両足を大きく開かせ、腰を高く上げさせる。そして体重をかけて肉棒を子宮口までめり込ませた。
「あ゛…っ♡ お゛…っ♡ しぬ……しんじゃう……っ♡」
「死なねえよ。気絶するかもしれねえがな」
男の腰が、一番深い位置で止まる。子宮口を亀頭でこじ開け、子宮の入り口に先端を差し込んだ状態で。
「いぐ…いぐ…っ♡ いぐいぐいぐ…っ♡♡♡」
少女の痙攣が、膣内の蠕動が男の肉棒を締め上げる。それを合図に、男は射精を開始した。
「———っ!!!」
少女の記憶の中でも一番の射精だった。
子宮の奥に、熱い奔流が叩きつけられる。あまりの勢いに、子宮が悲鳴を上げる。膣内が一瞬で精液で満たされ、溢れた分が外に吹き出す。
「あ゛——————っ♡♡♡♡♡」
叫び声が、部屋中に響き渡った。
その瞬間、ホログラムの数値が激しく動いた。
【忠誠度:0%】
(あ…)
ゼロになった。
主への忠誠が、消えた。
堰を切ったように、絶頂回数と排卵回数、そして受精回数が給油メーターの様に伸び始めた。
【絶頂回数:78→89→103】
【排卵回数:18→24→31】
【受精回数:18→24→31】
(とまらない……とまらない……っ♡)
射精は続いた。少女の腹部が膨れ上がるまで。子宮が精液でパンパンに満たされ、それでもまだ注がれ続け、ついには妊婦の様な有り様になった。
ようやく男がペニスを引き抜く。ごぽりと大量の精液が溢れ出たが、それでも腹部は膨らんだままだった。
「……ふぅ」
男は少女の胸をティッシュ替わりにして、萎え始めたペニスを拭った。その感触に少女の身体がぴくぴくと反応する。
「さて、最後のハッキングだ」
男の指が、少女のこめかみに触れる。
「お前の記憶装置のロック、自分で外せ」
命令だった。生体ハッキングによる精神干渉が、あやふやになった少女の自意識に直接語りかける。脳に併設された記憶装置の厳重なロックを自ら解除させるための。
(したがわなきゃ……何に……? いま、私に出されているめいれいは……)
脳に刷り込まれた忠誠心が擦り切れ、身体も心も蹂躙され尽くした今、この干渉に抗う力は残っていなかった。
(ごめんなさい……ごめんなさい……誰に……?)
涙が溢れた。とめどなく流れる涙が、頬を伝って精液まみれの胸に落ちる。
少女の指が、自分のこめかみに触れた。
ロックが、解除される。
「上出来だ」
男はプラグを通して記憶装置にアクセスし、少女の同僚や主の情報を、あるだけ抜き出す。それは手際よく一分もかからなかった。
「……終わりだ」
男はプラグを引き抜いた。接続が切れた瞬間、少女の身体から力が抜けた。
「子宮口をしっかり閉じて、精液を保持しろ」
男は去り際に申し訳程度の命令を残した。少女の身体は、その命令に従って子宮口を閉ざした。
男は身支度を整えると、最後に少女の身体へ精液をひと絞りぶっかけた。それは顔に、胸に、膨らんだ腹の上に白い筋を描く。
「じゃあな。お前の主には、よろしくしたと伝えておいてやるよ」
男は装備を身に纏い、慌ただしく部屋を後にした。
ドアが閉まる音がして、静寂が訪れた。
少女はソファの上で精液と涙と汗と愛液にまみれて横たわっていた。膨らんだ腹を抱えるようにして、荒い呼吸を繰り返している。
(終わった…)
その顔に浮かんだのは、安堵の表情だった。
涙が、止まらなかった。だが、その涙の意味を考える者は誰も居なかった。
配信機材の録画ランプだけが、まだ赤く点滅していた。
自産自消するつもりで書いた
問題は書き上がる頃には賢者タイムすら通り過ぎていることだ……
世のR-18創作者はどうやって集中()を維持してるんやろなぁ