貧乳武闘家娘のNTR闘技場 作:自宅の戦闘員
“契約魔術が切れるまで、俺の問いには嘘偽りなく答えろ”。
リーファはゴダスが普段使っているベッドに仰向けを強制された。
マメに洗っていないのだろう、彼の匂いが沁みついている。意識すればそれだけで子宮が疼く。
命令によって自分自身の手で太腿を押さえ、股を開かされる。前戯をしていないのに、既に秘所は少し濡れていた。
軽い愛撫の後、ゴダスの剛直が膣内にゆっくりと挿入される。
「うっ、あっ、あ……」
相変わらず大きいし、硬い。膣壁を押し広げられる圧迫感に、リーファの息が乱れる。
異物の侵入を受け入れて、愛液の量が増す。ゴダスは腰を止め、根元まで埋めたまま顔を覗き込んできた。
「どうだ、リーファ。俺のちんぽ、感じてるか?」
契約の力に縛られ、嘘はつけない。
リーファは歯を食いしばりながら、掠れた声で答える。
「感じてる、わよっ! おっき過ぎて、挿れられるだけで、キモチいいところを全部擦ってるのっ!」
悔しい。憎い。涙がこぼれる。
なのに逆らえない。このクソ男の問いには答えるのが当然なのだ。
「俺のちんぽ、好きか?」
「あっ、んっ。そ、そんなわけないでしょっ!? だいっ、きらっ……んあっ!?」
嫌い、と言おうとしたのに奥を小突かれた。
嬌声にかき消された言葉。本当に、この男は最悪だ。
なのに、蜜壺の感触を味わうようにゆっくりと擦り、腰を回して膣壁を舐め上げる。
これまでされたことのない優しい責めに、背筋がぞくぞくとした。
「おら、今の気分はどうだ。いいか?」
「あっ、あっ、き、聞くなぁ……っ! 奥っ、奥を、ぐりぐりされるの、い、いいっ! そこっ、やだっ!?」
恥ずかしい言葉を強制的に言わされて、リーファは顔を背けようとした。
しかしゴダスはそれを許さず、片方の手で顎を掴んで、顔をまっすぐ向けさせた。
「顔を見せろよ。快楽に蕩けた、いいツラしてやがる」
「見ないで……っ、よっ! あっ、んっ」
膣が勝手に収縮して男のものを締め付けていく。
すると快感が余計に強くなる、リーファの喘ぎが甘くなった。
「おし……んじゃあよ。優しいのと激しいの、どっちが好きだ?」
「どっちも、好きじゃないに決まってんでしょ。本当なら、あっ、あんたと、こんなことしたくないんだから、ふぁっ。ついでにあんたも大っ嫌いなのよ、ド変態ぃ!」
絶対服従である以上、その返答は本音だ。
リーファは、キモチよくてもゴダスとのセックスが本気で嫌だと思っている。
「めんどくせぇな。ならよ、どっちが、キモチいい?」
好き嫌いではなく、快感の比較なら確実に答えが返ってくる。
悪意に満ち満ちた笑み。
突き付けられた問いに逆らう手段はない。
リーファは目に涙をためて、かすれた声で絞り出す。
「は、激しい方が……っ! い、やぁ、なんで、こんなのひどすぎる……あぁんっ!?」
その答えに満足したのか、一気にゴダスの腰の動きが激しくなった。
リーファの細い腰を掴み、力強く、容赦なく奥を貫く。それだけで軽くイッてしまい、愛液がぷしゅりと飛び散った。
「あっ、ひぃ、いやぁっ……んぁぁあっ!」
「ははっ、嫌なのに感じちゃうぅ、ってか!? このマゾメスがっ、乱暴にされるのがいいか!」
「きもひっ、いいっ! いやああぁっ!? 違うのにぃぃ!?」
否定しても、膣壁が勝手に収縮してゴダスの肉棒を包み込む。
逞しい筋肉、有り余るパワーをぶつけるラッシュのようなピストン。雄の猛々しさを膣に教え込まれている。
「どこが一番、弱い? 性感帯だよ」
「しっ、知ってる、くせにぃ……! ナカの、お腹側の、上の方っ!」
「ここか、おらぁっ!」
「ひあっ、んにゃぁぁぁぁっ!?」
自ら一番感じるポイントを晒して、そこを抉られる。
屈辱と敗北感、そこから生まれる背徳の極悦にリーファのカラダが跳ねた。
もう突かれながら何度絶頂しているか分からない。それでもゴダスは止まらない。
「こいつは、マジで聞きたかったんだけどよ。初対面の時から、なんか妙に顔を赤くしてやがったな。俺の匂いに反応してたみたいだが、ありゃ、なんだ?」
「わ、かん、ないぃぃ……ひいっ」
「あぁ?」
本当に、リーファには一切の心当たりがない。
【原初の神秘】の逆行による、「前回、雄の匂いに包まれながら何度もセックスして絶頂した影響」なんて答えは導き出せない。
だから彼女にとっての真実は「ゴダスの濃い体臭を嗅ぐと何故か分からないが子宮が疼き発情する」、つまりは自分がそういう浅ましい女である、という結論にしか行きつかなかった。
「ほんとに、分かんないのぉ! はぁっ、で、でも、あんたの濃い匂いを嗅いでたら、大事なところがきゅんってして! すっごいエッチな気分にっ、なっちゃうのよ! ……もうやだぁ……」
心をズタズタにされながら、カラダは快楽に浸されて。
ただ甘い痺れに悶えるしかできない。
そこにゴダスが、トドメを刺しに来た。
「だったら、もっと嗅がせてやらぁ」
「んんんんんんっ!?」
マズい。
ゴダスが体重をかけて前傾になり、リーファの頭を抱えて逞しい胸板に押し付ける。
長時間のセックスで汗をかいていたため、強くなった雄の匂いがダイレクトに脳を犯す。
疼く子宮が反応して膣壁が蠢き、更に強く肉棒を締め付けたことで得られる快感が増すという悪循環。
雄に組み伏せられ抵抗できないこの状況が、彼女の興奮を否応なく高めた。
「はぁっ、あぁんっ! 匂いが、あそこがっ、ひぁっ!?」
「おまんこだ、ちゃんと言え!」
「あああっ、すごぃっ!? おまんこ蕩けちゃう、あたし変になっちゃうよぉ!」
もう理性なんてとっくに吹っ飛んでいる。
全身が性感帯になって、ただただゴダスのセックスの快楽に溺れていく。
「ナカに精液出してほしいか?」
「ほしくないぃぃぃ!? こんなのイヤッ、あっ、あっ、ひぁああんっ!?」
この期に及んで、まだ本心から拒否する。
ここまで快楽漬けにされてもリーファのスタンスは変わらない。「ゴダスのことは大嫌い。セックスは気持ちよくても、望んで抱かれている訳ではない、クソ変態最悪さいてー」。セックスがすごいと認めただけで、人格に対する評価は変わらずゴダスに靡いたわけでもないのだ。
「ちぃ、ほんとに生意気だな、このメスガキがっ! とっとと堕ちろや!」
「あっ、熱いぃ! イクイクイク、んにゃああああああ!?」
猫の喘ぎを響かせながら、膣内射精の勢いに流されて、リーファが絶頂する。
だが、しがみついたりしない。彼女はどこまでいっても、ゴダス自身を求めはしなかった。
それが気に障ったのだろう。ずるりと肉棒を引き抜けば、蜜壺から大量の精液が流れ出る。
大きく開いた足を閉じることも出来ずに、深い絶頂で蕩けた顔を晒しているリーファを見下して、ゴダスは猛禽のような笑みを見せた。
「まだ、終わりじゃねえぞ。そんなに俺が嫌いなら。徹底的に壊してやらぁ」
※ ※ ※
マティアス侯爵の屋敷を出た後、僕は宿屋に戻った。
まだ、リーファちゃんは帰ってきていない。
前の周とは違い、敗北したすぐに陵辱を受けることはなかったみたい。代わりに今日、呼び出された。
その時は、顔をズタズタにされて、白濁まみれで闘技場からの帰り道をふらふら歩いていた。
でも、闘技場まで迎えに行ったがリーファちゃんと出くわすことはなかった。
「やっぱり、前回とは動きが全然違う」
ゴダスの行動が全く変わってしまっている。
だからリーファちゃんの状況が読めず、【原初の神秘】を使うか、少し迷ってしまう。
えっちなことをされている可能性は高い。でも、可能性で発動するには制限回数やリスクが問題になる。
だから一目確認したいのだが、闘技場には入れないし周辺にも彼女らしき人物は見当たらない。
「この時間帯には解放されてたのに……」
やはり行動には変化があった。
しかし、直接ゴダスに会っていない僕は、どうして変化が起こったのかも分からない。
結局得るものはなく、すごすごと宿屋に戻るしかなかった。
でも借りている部屋の扉を開けようとした時、
「……ぐっ!?」
後ろから殴られて、僕は気を失った。
……ぬちゅぬちゅと、水音が聞こえる。
変な匂いが漂っている。
誰かの、声が。知ってるはずなのに、聞きなれない声がする
「ひぁっ!? そこっ、あっ! やだっ、ラトレの前では、やめてぇ!?」
そこで、僕の名を呼ばれ、一気に意識が覚醒した。
でも体が動かない。気付くと椅子に座らされ、縄で縛られて身動き一つとれないようにされていた。
そして、目の前のベッドでは。
「おぉ、気付いたか。わりぃな、借りてんぜ」
「ら、らとれっ!?」
「おい、メスガキ、今お前のおまんこはどうなってる?」
「やだやだやだっ、あんたのちんぽを締め付けてるわよ! おまんこ、すっごいキモチいいっ! いやぁぁぁぁぁっ!?」
目の前の状況に理解が追い付かない。
でも、リーファちゃんが、甘く喘いでいる。その表情は、快楽に蕩けている。
だけど、僕は唇を血が出るまで強く噛む。
リーファちゃんが、自分から、そんなことを言うはずがない。考えろ、言う理由。そんなもの、契約魔術による絶対服従の強制しかない。
もともと、“こういうこと”をさせるためのルールだ。だから傷付くな、本当に傷付いているのはリーファちゃんだろ。
「大丈夫だよ! 分かってる、絶対服従の影響だ! リーファちゃんに恥じるところなんて何もない!」
「ラトレぇ……」
どれだけ効果があるかは分からないけどとにかく叫ぶ。
続けて僕は、彼女を犯す妙に若い容姿のゴダスさんを睨む。
「ゴダスさん、“なんであんたがそんなことをするんだっ!?”」
「あぁ?」
「奥さんも息子さんもいるんだろ、なんでっ!?」
そうだ、ゴダスさんは豪放なようで奥さんを大事にする愛妻家の筈だ。
面倒見が良くて、迷宮に挑む僕に近接戦の心得を教えてくれた。
そんなあなたが、どうして。
「なに言ってんだ、頭イカレてんのか」
……あれ、僕はなんでそんなことを?
ゴダス選手と会うのはこれが初めてなのに。
困惑する僕の嗜好を、リーファちゃんの甲高い喘ぎが掻き消す。こうしている間も、彼女は激しいセックスに悶えている。
僕が見ても分かるくらい、強い快楽に蕩けた表情だった。
「だが、なんでってんなら。こいつが、強情でよ。堕とすの手伝ってもらおうってな」
「なに、を」
「おい、リーファ! お前が今日何をやっていたか小僧に教えてやれ!」
僕の問いを無視してリーファちゃんに命じれば、泣きながら答える。
「やだ、許してぇ。あたし、今日一日中、ゴダスの家でセックスしてたのっ! すごく気持ちよくて、何度もイッちゃって、ナカダシもされたのぉ!? もう、こんなの……」
「悪いのは大会だ、ルールだ! リーファちゃんは何も悪くない!」
傷付いた顔を見せず何度も否定の言葉を吐く。
そんな僕が気に入らなかったのだろう、ゴダス選手は苛立ちのまま、リーファちゃんに命じる。
「命令だ。“小僧に布でも噛ませて喋れなくしろ”」
一度性行為を中断したリーファちゃんが、それに従う。
泣きながら「いやいやと言いながら」。
これは、やばい。慌てて僕は祈る。
「神様、どうかおね、ぐむっ!?」
「ごめん、ごめんなさいぃ」
唱える前に口に大量の布を突っ込まれ、更に縛られて言葉を封じられた。
それでも祈りを捧げようとするが【原初の神秘】が発動しない。
やばい、知らなかった弱点だ。心の中で思っていても、祈りをカタチにしないと奇跡は発動しない。
僕は、喉を潰されただけで手詰まりになる。
「おし、ご褒美だ」
「ひゃあああぅ!?」
セックスを再開し、更に激しく責め立てる。
そして後ろからリーファちゃんを抱え上げ、結合部を僕に見せつけるような体位に移行した。
「あっ、ひっ、んにゃぁっ!?」
「どうだ、この体位の感想は?」
「おくっ、ぐりぐりされて、すっごいぃぃ! こんなの耐えられないぃぃ!」
全部、契約魔術のせいだ。
そう思おうとしても、目の前で快楽に染まった瞳に胸が締め付けられる。
ゴダスの腰の動きの質が変わった。
リーファちゃんも限界が近い。男女の交わりが、到達点に辿り着こうとしている。
「おらっ、ナカに出してやる! キモチいいとちゃんと言いながら絶頂しろや!」
「あっ、あああっ、キモチいいっ! きもちいい、イクイク、またイッちゃうううう!?」
そして宣言通り、リーファちゃんの膣内にたっぷり精液を吐き出した。
その勢いで、何度も小刻みに絶頂している。
僕は唇がちぎれるぐらいに噛んで、ゴダスを睨み付けた。
「くっ、はは。まったく、淫乱すぎて困るぜ」
なにを……契約魔術の命令じゃないか。
視線を叩き落とすように、彼は見下した笑みを見せる。
「最後のセリフの時は、もう一日が終わった後だ」
聖王国では、魔術の発展と共に時計が開発されて、正確に時刻が計れる。
だからこそ契約魔術の「休養日の終わりまで絶対服従」といった内容が成立する。
でも、今ゴダスは終わったと言った。それを信じられなかったのは、僕以上にリーファちゃんだった。
「あ、ん……う、そ。そんな、の嘘、よ……」
「あぁ? じゃあ見ろや」
そうしてベッドの橋に置かれた円形の魔導時計を見せる。
確かに、既に日付は変わっていた。つまり。
「最後の、俺の精液を受けて叫んだ“キモチいい”は、こいつの本心ってわけだ! くっ、はははは!」
勝ち誇ってゴダスは高らかに笑う。
これは、リーファちゃんの心を折るためにやったこと。
淫乱女だと教え込んで、堕とすための策略だ。
「契約魔術、切れてた? それなら、あたしは……?」
呆然とするリーファちゃん。
ゴダスは彼女の目の前に、膣から引き抜いたばかりの肉棒を突き付けた。
「おら、お前のメス汁で汚れたんだ。しっかり舐めてキレイにしろや……そうしたら、またキモチよくしてやるぜ?」
「あ……」
彼女は、その命令に素直に従い、肉棒を口に含み。
「あぎゃあああ!?」
そのまま歯を立てて、噛みついた。
噛みちぎるにはたぶん力が足りなかったのだろう。それでも痛みから、ゴダスは大きく後ろに退いた。
「てめえ、なにしやがる?」
「絶対服従は終わった……なら止められていた自傷自殺も、あんたへ従う理由も、攻撃不可もなくなった。従うわけがないでしょうが……」
怒鳴りつけたりはしない。
むしろ静かに、大きく息を吸っては吐いて呼吸を整えている。
逆に、完全に躾けたと思った少女からの手痛い反撃に、ゴダスは怒り心頭といった様子だ。
「こんの、メスガキがぁ!」
手を伸ばそうとするゴダス。
だけどリーファちゃんは力なく倒れ込む。
「落ち着けば、風は練れる……風、撃ぃ!」
違う、倒れ込むように重心を移動し、そのまま掌に作った風の塊を爆発させて加速。
そのまま高速の肘打ちに繋げた。
肘は、ゴダスの肉棒と陰嚢に直撃した。
「おごっ、ご……!?」
男性の急所にとんでもない一撃を食らった。
激痛に泡を吹きゴダスはベッドに倒れ込む。重そうにカラダを引きずりながら、リーファやんは僕の拘束も解いてくれた。
「ぷはっ、あ、ありがとう、リーファちゃん」
お礼を言っても反応はない。
ふらふらと僕の傍から離れて、彼女は涙を流しながら力なく笑った。
諦観に満ちた、自暴自棄の乾いた笑いだった。
「……ごめん、ラトレ。あたし」
「謝らないで。これは大会のルールなんだ、なんにも悪くない」
「違うの……本当なの。あたし、あんな最低な男にえっちなことされて。契約なくなってたのに、キモチいいって言っちゃった」
「そんなの……!」
仕方ない、と叫びたかった。
でも彼女の目がそれを拒んでいる
「犯されるだけならまだ耐えれた……。悪いのはルールだって。でもさ、ラトレの前で、あんなこと言っちゃうのは、ただの裏切りだよ……」
「違うよそれは!」
「なんで、こんなことに、なっちゃうの……?」
僕の声が届かない。
もう、リーファちゃんの目は絶望し切っている。
犯されたことじゃない。犯されて「僕が目の前にいるのに性の快楽に屈した自分を許せなくて」絶望している。
そうして僕は、スタートの片鱗に触れる。
最初の最初、僕がいっしょに迷宮都市に行けなかった世界のことだ。
リーファちゃんは。
主催者である貴族の男性、デシデリウム・レテ・トラニア魔導爵、彼の招待を受けて。
迷宮都市ウォルプタスの特別区で開催される武闘大会【華燎宴武】に参加する。
そうして───リーファちゃんは死ぬ。
鍛え上げた拳で、自らの頭蓋を砕く、凄惨な自殺だったそうだ。
その最期を僕は直接見ていない、あくまで伝聞だ。
「あたしは、ただ、ラトレを好きで、いたかっただけなのに……」
でも、それが今、目の前で再現される。
絶望した彼女は風を練り、恐ろしいほどの速度の拳で、自分の頭蓋を打ち抜いた。
それを僕は止められなかった。
「あ……あ……」
僕は、リーファちゃんの自殺を止めるために逆行した。
でも、彼女が死んだのは武闘大会に参加した三年以上後。
なんで死ぬのか、理由を知らなかった。
……でも、条件が分かってしまった。
彼女は僕が思っているよりも繊細で、弱かった。
僕のことを、僕が思っている以上に好きでいてくれた。
絶望は陵辱されたことじゃない。たぶん、ただ犯されただけなら泣きながらも立ち上がって、もう一度やり直すことが出来た。
だけど陵辱によって教え込まれた快楽に屈し、心が傾いた自分が許せなかった。
快楽の優先順位が、ほんの僅かでも僕を上回ったなら、過程がどうあれ最低な裏切り。
それに耐えられない。想いを捨てて堕ちた己を受け入れられない。
つまり、リーファちゃんは『たとえどれだけ些細でも、己の意思で僕を裏切ったと自覚した時、それ以上堕ちないように死ぬ』のだ。
こんなの予想してなかった。想いの強さを測り違えていた。
リーファちゃんは、僕を好きなままでいたいから死ぬ。
彼女にとって、僕の前でゴダスとのセックスがキモチいいと言うのは、死んで贖う必要があるくらい重い裏切りだった。
……逆に言えば、あいつとのセックスは、僕への愛情を脅かすほどの快楽なのだろう。
「“神様、どうか願いを叶えてください”……」
だから、戻らないと。
もう一度やり直すんだ。
彼女を死なせないために僕は、彼女を裏切らせない道を求めなきゃならない。
・残り使用回数:18/21
『前回の影響で、少しだけ世界は歪みます』
長々語ったけどシンプルに「陵辱自体は耐えられるけど、それで寝取られるは無様。そんな醜態を晒すくらいなら死んでやる」というイノシシ思考