ドラゴンメイド・ラブコール(R18) 作:雲と誠二
―――――ティルル。今日はティルルにやって欲しい、っていうか、お願いしたいことがあって
もちろん気が進まないなら断ってね、と慌てて付け加え。チラリ、チラリとお互いベッドの上に座って向かい合ったまま、早くもその髪色のように顔を真っ赤にする今夜の夜伽担当に来てくれた少女、ドラゴンメイド・ティルルとぎこちなく視線を合わせる。この様子だと彼女も私がナニを言い出すのかはもう見当が付いている、なんなら誰かから言い含められてきたのだろう。正直少し、いやだいぶ恥ずかしいのだが夜伽の日の度にどんなプレイをして私が何に弱くどうすればより悦ぶのかといった情報は、どうもこの館のメイド間では共有事項らしいし。
なので本来私は彼女たちのおまかせにただ身を委ねていれば至福のひと時での最高に気持ちいい射精ができ、こちらからおねだりする必要は全くない……のだが。そうも言っていられないわけが、これだ。彼女のやや気の強そうな美貌を捉えたはずの私の視線が、早くも股間が疼き始めたのを感じながらごくごく自然な流れでその少し下へと吸い寄せられる。その誘引力はあまりにも強大で、ちょっと我慢できそうになく。そこに広がっていたのはいくら眺めてもまるで見飽きることのないほどに雄大で素晴らしい、寄せたり上げたりといった手とは無縁どころかむしろ下着で締め付けている(はず)にもかかわらず、そのメイド服をなおも内側からぐんと盛り上げる膨らみ。この屋敷にいるドラゴンメイドの中でも最大サイズを誇る、圧巻の乳房だ。
―――――えーっと、その、つまり……
「は、はいっご主人様!」
危ない危ない。見惚れて思考が止まっていたのを誤魔化すように、無理やり言葉を繋ぐ。そんなあからさまな引き延ばしにも気づいた様子のないガチガチにテンパっているティルルがびしりと背筋を伸ばすと、それに伴いそのふたつのお山がかすかにだが確かに、重量感たっぷりにゆさりと揺れたのを私の目は見逃さなかった。
当然過去にもこうやって夜伽という形でティルルと肌を重ねた経験のある私には、あの膨らみが見掛け倒しなどではないことはわかっている。いや、おっぱいだけではない。昼間はメイド服とエプロン、ロングスカートで隠されている肢体はこの屋敷のドラゴンメイドの例に違わず男の目には暴力的ですらあり、モデル並みの長身には今こうして見えるよりもさらにひと回り大きな爆乳にそうかと思えば背面に広がる翼のせいで余計に細く見えるくびれたお腹、そしてこれまた重量感たっぷりの、太い尻尾まで有した一際大きくたくましいお尻と腰回り。すらりと伸びた両脚は引き締まっているにもかかわらず太腿の肉付きはムチムチで、なるほどこの身体を支えているだけのことはあると妙な納得さえ抱かせる。全身余すところなくあらゆる要素が男の劣情を刺激してやまない、超正統派のダイナマイトボディ。
しかもティルルの場合そこに、基礎体温の高さというあまりにも夜伽に都合のよい要素が加わる。炎属性である彼女の体はその力を使わずともデフォルトで他のドラゴンメイドより温かいため、ただ愛情たっぷりに照れながら抱きしめられるだけでその全身の感触も相まって蕩けてしまいそうに心地よく気持ちいいのだ。まして本番など挑もうものならばさらに芯までトロトロでホカホカ、熱さすら感じるほどな搾精器官が肉棒をみっちり肉厚に包み込んだ大歓迎のうえで嫌というほどしごき立て、うねり、涙が出るほどの快楽と共に無茶苦茶に濃いものを私の体力が続く限り一番奥に解き放つこととなる。つまるところ、私が滅茶苦茶にされる。いつものことだが(ベッドの上に限らず私がドラゴンに勝てるはずもないので)。
そう、彼女の夜伽は、その生まれ持った天然の才によるものだけでとにかく死ぬほど気持ちいい。そこに不満などあろうはずもない。だが今回に関していえば、そこが逆に問題なのだ。
―――――ティルルってさ、いつも服脱いで、抱きしめてくれて、キスとかもちょっとして、すぐに……その、本番するじゃない
「はい……」
少しばかり簡略化はしたが、これがティルルの来てくれる日のざっくりとしたルーティーンだ。もじもじと太腿を擦り合わせているあたり今日も脱ぐ前から完全に出来上がっているのであろう彼女の秘所は前戯いらずであり、即挿入でも最上級のおもてなしのうえで根こそぎ搾り取ってくる。
いやむしろ、搾り取れてしまう、と言うべきか。繰り返しになるが、それ自体に不満はない。だって死ぬほど気持ちいいもん。だが人間の欲とは際限がないもので、どうしても彼女を見ていると他のことを夢見てしまう。とうとう私も意を決してベッドに両手をつき、土下座の前準備のような姿勢になる。このまま頭を下げれば立派な土下座だし、ここからの話の流れによってはそうすることだって辞さない構えだ。
―――――お願い!今日だけでもいいから、ティルルにパイズリしてほしい!
「パイ……!」
そう。実は私、幾度か肌を重ねたというのにまだあのティルルの爆乳をほとんど味わえていない。彼女に任せっきりだととにかく本番が早いうえに、一度始まるとそこから抜け出す気力なんて理性と共に根こそぎ吹っ飛ばされるほどの快楽を予断なく与えてくる天然の名器に全部搾り取られるので途中でこうしてほしいなどと言い出す余裕もなく。結果今に至るまで、抱きしめたりキスしたりといったごくごくわずかな前戯の間に少し手を出す程度のことしかできていない。
これはおっぱい星人を自認する身としては非常に由々しき問題ではあるが、これまではそれでもティルルがそのほうがいいなら、と飲み込むこともできていた。重ね重ねになるが、彼女との時間は本当に心底気持ちいいのだ。快楽の荒波に翻弄されて嬌声を上げながら意識を保つのもやっとな私に、何度も愛の言葉をぶつけてきてくれるほど本人も幸せそうだし。
ではなんで今日に限ってそのいつもの流れを壊すような真似をしたのかといえば、これは大体パルラのせい……いやおかげ……いややっぱり彼女のせいであるといって過言ではない。先日に受けた彼女の奉仕であるパイズリフェラオンリーによるお仕置きご奉仕は大変、非常に、すこぶる気持ちよく、あれはあれで後から振り返れば幸せの形ではあったけれど。いかんせんせっかくの彼女の美巨乳をあまりにワンパターンな形でしか味わえておらず、というか一目拝むことすら結局できなかったためおっぱいは散々使ってもらったというのにどうにも溢れ出る私のおっぱい欲は半端な形でしか満たされていない。そして今日も夜伽担当がティルルならばたとえ燃え尽きるまで搾精されたとしても、性欲とはまた似て非なる私のこのおっぱい欲は燻ったままより一層大きくなって残り続けるだろう。
「……ご主人様、実は……」
―――――お願いっ!
赤い顔、はっきりしない言い淀み、そして逸らされる目線。恥ずかしがるのはわかっていたが、少なくとも即答してくれない程度にはまだどちらに転ぶかわからない。しかし私としては今日こそは、あの屋敷一番の爆乳を味わい尽くしてなんとしてもこのおっぱい欲を満たしたいのだ。頭というより下半身で素早く考え、ピンク色に染まった頭の方は躊躇なくベッドに擦りつけるように下げて駄目押しの土下座に移行する。
「そんな、頭を上げてくださいご主人様!それに……実は、私も……」
主の土下座を前に慌てて止めにきてくれるティルル。しかしその制止よりもそのまま続いた妙に歯切れの悪い言葉が気になってそっと顔を上げた私の目に映ったのは、彼女がメイド服から勇気を振り絞るように取り出してもじもじと差し出してきた半透明なガラス製の小瓶だった。
「他の皆からも、ご主人様はその……胸、でするのが好きだから、というのはずっと言われていまして……私自身もずっと興味がないわけじゃなくて、それで……本日は、こういうものを用意して……きて……」
後半になるにつれて消え入りそうなほどに小さくなっていく、穴があったら入りたいと言わんばかりの羞恥に満ちた彼女の声。それを聞きながら私の目は、彼女が手にした小瓶に吸いつけられていた。震える手の中でたっぷり詰まったその中身は、見るからに粘度の高い液体。間違いない、と言い切れるほどずっと彼女なしだった私に馴染みのある代物ではないが、あれはどう見てもローションだ。
あのティルルが今日の夜伽のことをこんな道具まで用意して考え、それをずっと隠し持っていたという事実。正直それだけで私としてはもう辛抱たまらなかったのだが、そのタイミングで固まったままの私にとうとう羞恥が限界に来たらしい。
「うぅ~……っ!もう、始めますから!」
その言葉を最後にふいっと後ろを向いた彼女がその背中にあるエプロンの結び目に手を掛けたかと思うと、先ほどまで縮こまっていた立派な尻尾もヤケになったのか堂々と振り抜き、あまりもたもたしていたら余計に止まってしまうからかえいっとばかりにひと息でそれを脱ぐ。
―――――……!
そこで目を丸くしたのは私だ。エプロンを脱いだということは、当然残るはメイド服のワンピース部分。割合ぴっちりとした素材のそれは彼女の暴力的なプロポーションをこれ以上なく強調しているのだが、私の目が奪われたのはそこではない。律儀にエプロンを畳む彼女はこちらに対し背中を向けているのに、その両端からごくわずかとはいえ確かに見えたのだ、膨らみが。前々から大きい大きいとは思っていたしいくら彼女の胴体が細いとはいえ、まさかあの肉球をふたつ横に並べるだけでそちらの横幅の方が大きくなるほどだったとは。そしてそれほどまでに雄大な双丘が、ローションという鬼に金棒を得た状態でこれから私の一物を挟んでくれるのだという。夢のような状況に生唾を呑む一方で、いくらエプロン着用中だと隠れて見えない構図とはいえこれまでひとつ屋根の下で彼女と暮らしてきてそんなことさえ知らなかった自分が心底情けなくもあり。
そして呆然としているうちにいよいよそのワンピースまでもが彼女自身の手によって脱がされはじめ、羞恥にほんのり紅潮した白い肌が艶やかな赤い長髪越しに白日の下となっていく。そしてやはりその両端から覗く、特大サイズなブラジャーをみっっちり満たしてなおその内側から溢れてこぼれかかる上乳の肉。
で、まあ。なんだかつい先日にも、こんなことがあった気もするが。あの時と比べて特に前に進めているわけでもない私に、当然あの時もできなかった我慢ができようはずもないわけで。
―――――ティルル!
「はいっ!ご主人さ……きゃっ!」
私から大声で名前を呼ばれ、嬉しそうに返事して振り返ろうとしたティルル。立派なメイドの鑑ともいうべき行動なのだがいかんせん肝心の呼びかけた私の側に大した意味があったわけではなく、これは単なる限界を迎えた発情の鳴き声でしかない。後ろから飛び掛かって彼女の肢体に抱き着き、髪越しのうなじに顔を埋めて砂糖のように甘い中にもわずかに香辛料のようなピリッとしたものを感じる彼女の香りを存分に吸いながらとにかく刺激の欲しい下半身をぐいぐいと彼女の腰、というか尻尾の付け根あたりに擦りつけ、密着することで前に回した両手で必死に求めてやまない双丘をまさぐる。
「もう……!」
人としての尊厳をだいぶ捨て去ったような姿(パイズリ懇願の時点で今更ではあるが)にも半ば呆れながらとはいえ幻滅も拒否もされないのは、当の私が言うのもなんだがいくら本人の側にも負い目があったらしいとはいえ本当にだいぶ甘いと思う。しかしそのおかげで私の両手は邪魔されることなくその上乳に辿り着き、手が沈み込むような柔らかさなナサリーのそれとはまた違う、とにかく張りがあって私の手を強気に押し返してくる中身のみっちり詰まったそれを撫でまわし、内側からの乳圧でぎゅうぎゅうに締め付けられているブラジャーの中に潜り込み、高い体温でほんのり蒸れて汗ばんだ乳肉をひたすらにこれでもかとあちらこちらから揉みしだき、時にその中央に感じる固いグミのような出っ張りの感触を指でつまんだりと心ゆくまでやりたい放題できたのも事実なので何も言わない。
しばらく(時間感覚すらなくなっていたのではっきりとは言えないが下手をすると数十分、いやもしかしたら1時間単位。心底ありがたいけれどよくもまあそれだけの間、されるがままになってくれていたものである)そのままの体勢で、途中そのワインレッドのブラジャーを外してもらいついに一切の抑えなく真のサイズを開放したなまちちを露にしたりながらもただひたすらにおっぱい欲の発散を受け止めてもらっていると、やがて彼女の声にも甘いものが混じり始めてきた。
「ん……んんっ……これ、そんなに楽しいんですか?ご主人様……あっ」
―――――楽しいというか、しあわせ……
ぴくぴくとごくわずかにだが確かに悶えるティルルを抱きしめた両手の動きは一切止めないままに、それでも先ほどまでの性欲の暴走は少し落ち着いて、というよりも突き抜けるあまりの一周回った半ば夢うつつの陶酔状態でうっとりと答える。さぞ人には見せられないだらしなく緩んだ顔をしているのだろうが、どうせこうやってうなじに顔を埋めている限り誰にも見られないのだから関係ない。
おっぱいの与えてくれるものは色々とあるが、なんといってもこの理屈抜きの多幸感こそが一番だろうと私は思う。片手では到底持ちきれないほどに大きく重い爆乳はこうしてただ好きに触っているだけで全く飽きることがないどころかいくらでも幸せな気分になれるし、同時にわずかながらの征服欲も満たせ、そして我慢汁は下着がぐちゃぐちゃになるほどに垂れ流し続けられ突っ張った股間は暴発寸前となる。
そう。私の心としてはまだまだしばらくはこのままでいたいぐらいなのだが、そろそろ体の方が求めているものとの剥離が出てきている。人間という生き物は、どれだけ心が満たされていても物理的な刺激が無ければ射精しないのだ。いや例外も実例もここにいるのだが、本当に極度の興奮状態でないとそうそう起きる現象ではないのでまあ基本的にはそうだと言い切って問題ないだろう。
今の状態はこの上なく満たされている。だけどそろそろ今夜本来の目的、パイズリもされたい。本当に、欲望というものには限りがないものである。うなじから顔を離して後ろから彼女の顔を覗き込むと、潤んだ瞳と目が合った。
「ご主人様ぁ……?」
真面目なティルルにしては珍しい語尾にハートマークが付いているような、雄に媚びた甘え声。考えてみれば私にとっては彼女のように人間ではお目にかかることなど不可能な爆乳美少女相手にひたっっすらにおっぱい欲が満たせたこの上なく幸せな時間でも、普段の夜伽は前戯の時間すら惜しんでの即本番、一滴残らず全部膣内出しをずっとやってきたティルルにとっては自分の性感帯は中途半端に刺激されるのにいつまでも私を射精させられない、奉仕もできない延々生殺しが続いているような時間だったはずだ。さすがにやりすぎたかと少し反省もするけれど、それ以上に蕩けながらも懸命に理性を保とうとしている彼女が醸し出す不意打ちの色香にクラリとくる。
「むぐっ!?……ん、ちゅっ……」
クラリとくるだけでは済まず、気が付いた時にはもう本能に導かれるままにその唇を奪っていた。おっぱい同様に張りのある、押せば押しただけ押し返してくるような唇に私のそれを合わせながら舌先を伸ばして誘いをかけるとその意味を即座に理解した彼女の舌が伸びて私のそれを捕獲し、そのまま私の口の中へと絡み合ったままもつれ込んでくる。目の前の信じられないほど整った彼女の瞳は相変わらずハートマークが見えそうなほどにとろんとしたままだというのにその情熱的な奉仕の舌遣いはまるで鈍っておらず、わずかばかりの反撃も一瞬で絡めとられあっという間に口内を蹂躙されながら逆にこちらが骨抜きにされる。
私がうかつだったのだ、よりにもよって性技でドラゴンメイドに勝とうなどとは。キスに意識を持っていかれるあまり抱き着いておっぱいを揉んでいた手からも力が抜け、そのまま体が離れ……ない。ディープキスはそのままに太い尻尾が私の胸をぐるり締めつけるように捕えて引き寄せ、むしろより一層彼女の体に密着させたからだ。熱い肢体と熱いキス、いまや捕食されているのは完全に私の方だ。
「ぷはぁ……それではこちらを使わせていただきますので、お召し物を……」
長いディープキスからようやく私を解放して熱に浮かされたようにどこかふわふわと、しかし妙に普段は感じないタイプの圧があるティルルが自分はベッドに座ったまま尻尾の力だけで私の体を軽々持ち上げ、彼女の首元に私の股間があるような高さに固定する。ズボンの上からでも痛いほどに膨らんでいるのが分かるそれを見て愛おしげに熱く息を吐き、空いた両手でベルトとチャックを外す。ここからさらに焦らしたりといった駆け引きができるほどの余裕は彼女の側にもないのか、そのままズボンと下着に同時に手を掛け……下ろす。逆向きに勃ち上がった肉棒が一瞬ひっかかりを覚えたものの下げる彼女の力の方が強いためにそれもすぐに消え、唐突な解放感。
―――――あっ……
限界まで跳ね上がっていた肉棒は抑えがなくなると同時に必然ぐんと上を向き、今なお我慢汁を垂らすその先端がちょうどティルルの顔を指す。まるで気持ちよくしてほしいとおねだりしているような(いやまあ実際そういう話なのだが)その姿には自分の物ながら何とも言えない決まり悪さを感じたが、彼女に拘束されて持ち上げられている状況では隠すこともできず。
その一方で当のティルルは醜悪としか言いようのないその姿を前にますますうっとりと熱のこもった視線を向け、彼女の美貌に見つめられているという事実と直接当たる熱い吐息の感触にさらに興奮を煽り立てられてビクビクと震える肉棒を超が付くほどの至近距離で瞬きひとつせずにたっぷりと眺め。考えてみればこれまでの夜伽のスタイルからして彼女にこうやってじろじろこれを見られたことなんてなかったな、などと決まり悪さと恥ずかしさ、そしてちょっぴりくすぐられるマゾ心由来の興奮に現実逃避する私の前で小瓶を開き、思った通り粘性の高いその中身を惜しげもなくたっぷりと深い自らの谷間へと注いでいく。
「ん……ふふ、冷たい」
ひと瓶たっぷり使いきっても、彼女の下乳から液体が漏れることはない。小瓶の容量が小さいことと中身の粘度の高さはもちろんだが、それだけあの双丘が大きいのだ。私に見せつけるようにその両側に手を掛けて、先ほどまで散々揉みしだいたせいかほんのり紅潮した爆乳全体へと馴染ませるよう交互に動かしていく。
―――――にちゃあ、にっちゃあ、くちゃあ……
よく耳をすませば確かに聞こえる、湿った音。あの乳房の谷間で、ローションが混ざり合いその表面をより広く浅くコーティングしていく音。ティルルの爆乳が目の前で形を変えながら交互に擦り動くあまりに淫靡で迫力のある光景に、おおよそ彼女らしからぬあまりに大胆な淫行に、息をすることも忘れて目を奪われると同時に限界まで跳ね上がっていたはずの肉棒がさらに猛れとばかりに反り返る。
そしてついに、その時が来た。私の股間の位置に合わせて自分の高さを微調整した彼女が、その両乳をゆっくりと開いたのだ。体温の高さで湯気すら立ちそうな谷間にはローションの橋がいくつもかかっては千切れて消えていき、薄明りにてらてらと濡れて光る乳房の光景はもう神々しくすらあり。
「お待たせして申し訳ありません、ご主人様……私、頑張りますから」
そう言って、その谷間が正面からゆっくりと処刑台のように私の肉棒へと近寄っていく……巨乳の中でもさらに上位以上のサイズがないと不可能なパイズリ、いわゆる縦パイズリの構えだ。
前にも主張したが別に私の一物は格別に小さいというわけではない、しかしこのサイズの差は歴然。私の肉棒が根元まですっぽり包まれるところまで彼女の乳房が到達してもなおその先には未知の秘境が存在し、どう挟もうが明らかに私の先端は彼女の乳房を犯しきってその胸板まで届かない。彼女自身の手によって解放された谷間の熱が、まだ触れてもいないのに肉棒を温める。
「えいっ」
そして可愛らしい一言とともに、その両乳が閉じられた。
―――――あっ
おっぱいの感触以前に私が感じたのは、全くの無だった。いや違う。極限まで神経が集中された結果、時間の流れが極度に遅く感じられているのだ。それこそ、神経伝達の速度よりもなお早く思考できるほどに。
これは俗に言う走馬灯現象……その理由など、ひとつしかない。今は、いわば猶予期間。これからあの双丘に挟まれた最初の感触が脳へと届きその快楽が襲い掛かってくる直前に、その覚悟を固めるために与えられた時間だ。一体私の体はどうなってしまうのかと、もはや何もかもが手遅れになったこの段階で全身から冷や汗が噴き出る。
そして、最初の快楽が私の脳に届いた。
―――――あ、あああああっ!?
一瞬頭が弾け飛んだかと思うほどの、脳細胞ひとつひとつに刻み込み過去の記憶を上書きするようにして許容量オーバーの快楽を叩きこまれる。このまま無限に続くのではないかというほどに、壊れた水道のように始まる長い長い射精。自分の叫び声が耳の中に反響し、両手も両足も制御できない反射で全身を突っ張らせる。
熱い。それでも辛うじて復帰した脳の一部が与えられている快楽の種類をひとつひとつ分解して分析し、最初に感じたのはそれだった。ただでさえ高いティルルの体温は私が好き放題に揉み込んで知らず知らずのうちに彼女を興奮させていた結果さらに上昇しており、ましてそこは熱のこもりやすい谷間。私の体温よりも上のこの程よい高温は、彼女だけが与えてくれる唯一無二の快楽だ。
そして、感触。張りの強い彼女の乳房は、当然そこに挟まっていても力強い。私の肉棒という異物をそれぞれが左右に押し返そうとして、それが押し潰された際の乳圧をより一層に高める結果となっている。
そしてそこにダメ押しとなるのが、あのローションだ。ともすれば痛いとすら感じたかもしれない本気の乳圧を、たっぷりとしたぬるぬるの感触がより快楽を強める方向に緩和する。ローション自体も彼女の体温ですっかり温められており、ぎゅうぎゅうに潰されながらもその中を摩擦は一切なく、欲望を吐き出しながら肉棒が滑る……しかし私の肉棒のサイズがいくら暴れたところで彼女のおっぱいから抜け出すことはできず、むしろ動けば動くだけ乳肉を満遍なく感じてより一層の精液を噴き出すことにしかならない。
―――――あ、ああぁ……
長い、長い射精がようやく終わったのは、落ち着いたからというよりも単なる打ち止めだ。まだ彼女は挟んだっきり動かしてすらいないのに、既に肉棒は豊満な乳房の中で力なくカラの射精感に痙攣している。そして私自身も、ちょっと今の反動は大きすぎた。頭はうまく働かないし、手足にも力が入らない。それでも例の悲恋の話のように廃人とならなかったのは、それだけ私も強くなっていたのだろう。夜伽の度にひいひい鳴かされてばっかりだけど。
「ご主人様!?ああ、私……い、今下ろしますから!」
そして私の激しくも情けない絶頂に、ようやくティルルも自分を取り戻してくれたらしい。解放された肉棒に外気の涼しさを感じ、視点が動いて体がゆっくりと寝かされ、ずっと巻き付いていた尻尾が離れていく。彼女の体が離れていくことに一抹の寂しさを感じながらもまだ手足に力が入らないためされるがままでぼんやりとそれを眺めていた私の目に、心配そうにこちらの手を両手で握り私を見つめる彼女の姿が飛び込んできた。正確には彼女が前屈みになった際に重そうに揺れ動いた乳房とその谷間、先ほど放った大量の精液とローションが混じり合いぬらぬらとした光沢を放っているその様を。
「……あの、これは?私、本気で心配したんですけど」
―――――えっと、その……
あれほどに大量の射精をしたばかりだというのに、私の体はその光景に対し正常な反応をした。大の字に両手足を投げ出したまま、股間の一点だけが再び宙を向き始める。どうにも自分では止められない生理的反応に若干呆れてジト目を向けながらも、その視線には同時に満更でもなさそうな気配と隠しきれない喜色が含まれていて。しばし考えたティルルが、ややあって重そうな両乳を下から掬い上げるように持ってみせる。
「その……もしご主人様さえよろしければ、ですけど。私もまだご主人様のために『これ』の練習をしてみたいので……お付き合いいただいて、いいでしょうか?」
―――――うん!
「すっかり元気じゃないですか!もう、本当にエッチなんですから……」
ぶつぶつ言いながらもやはり嬉しそうに、私の股間へと陣取るティルル。そしてそれを、胸と股間を期待に膨らませながら見守る私。
しかし私はこの時、やはりまだ脳が上手く働いていなかったのだろう。たったひとつ、しかし致命的な、よく知っていたにもかかわらず見落としていたことがあった。それは、彼女の生真面目さだ。挟む際の力加減ひとつからローションと精液まみれの肉棒に対するお掃除フェラのより私を悦ばせるやり方に至るまで、私のよがり具合をつぶさに反映させながらひとつひとつの性技を磨いていく彼女の真剣そのもののまなざしに、まさか途中でもう限界だからやめてくれとも言い出せず。とうとう最終的に、その夜最後の射精と共に涙も涎も体液全てを垂れ流しながら意識をゆっくりと手放して。
「……まさかティルルまで……!本当に、本当に加減を知らぬものばかりで申し訳ございません……!」
―――――いや、変なお願いした私もだいぶ悪かったし、ね……?
監督不行き届きの情けなさと私への純粋な心配と申し訳なさ半分、そして雌としての羨ましさ半分(ナサリーの見立て)にぷるぷると肩を小刻みに震わせ、今にも床に頭を擦り付けて謝罪せんばかりのハスキーさんを必死に宥めるところから、次の日の朝は始まるのだった。
ドラゴンメイド・ティルル
屋敷一番の爆乳、そして高い体温によるパイズリ適性の高さという眠れる獅子、もとい竜を今回目覚めさせてしまった、恋心の限界突破したご主人様ラブ勢。ご主人様を迎えるまで体温の高さは冬場に水仕事が冷たいラドリーを抱きしめて温めてあげたり、手先が冷えたパルラが無許可で谷間や太腿に手を突っ込んでくる(そしてシバかれる)くらいにしか生かされていなかった。最近のマイブームは次の夜伽に向けてのパイズリ練習。さすがに恥ずかしいので誰にもバレないようこっそりとだが、毎日のようにこの夜の主人の反応ひとつひとつを思い返しながらどう攻めるのが一番気持ちよくなって喜んでもらえるかを何度もシミュレーションしている。ただしそのまま我慢できずに自分を慰めることがほとんどなので、結果自分でする回数がここ最近爆増しているのがちょっと気がかり。
主人
顔より大きな爆乳をさんざんに好き放題揉みしだき、おっぱい欲はどっぷり満たされて大満足。ティルルの『練習』ならいつでもどこでも体力の続く限り付き合う所存ではあるが、まさか日常的に彼女が自主練を繰り返しているとまでは思っていないため知らないうちに何度もの機会を棒に振っている。次回の夜伽の際にはその練習の成果を一度にぶつけられてまたさんざんに鳴かされる未来が待っていることは知る由もない。
しかし毎回こんな感じだと、ハーレムタグはどうなんだろうと思わなくもない。
3P、4Pなどのハーレムプレイ、別に私は嫌いどころかむしろ大大大好きなんですよ。性癖ど真ん中。ドラゴンメイドだと現在は最大8Pですね。
ただ全年齢の方ですらそういう掛け合いができなくて書くの諦めたのに、R付きでキャラの書き分けがちゃんとできるのかというと、ね……人生難しいものです。
誰か私の代わりに書いて、あるいは描いてください。切実に。超切実に。