「また明日な!」
「おう!」
元気に答えたのは俺だった。
はぁ.......今日も家に帰ったら暇だなぁー。そう思いながら帰路に着く。
しばらく自転車をこいでいると喉が乾いたことに気づいた。
「近くにコンビニあったよな?」
ふと呟きながら自転車をこぐ。
あのコンビニちょっと遠いなぁ......近道するか!
ちょっとした思いつきで路地を右に曲がった。
.......が......。
そこは行き止まりだった。
「おいおい!なんだよクソっ!ついてねぇなぁ」
俺は腹立たしく自転車を蹴る。
ガッシャァァァンッ!
自転車が倒れ、塀にぶつかってかごが破損した。
「あークソっ!何でこうついてねぇんだよ!」
腹立たしく自転車を起こす....
というもの、俺、島風 陽斗には親が1人。父親しかいない。俺が3歳の時に夫婦喧嘩が原因で離婚したらしい。母親が子育てを拒否したらしく、俺は父親の元へと移ったのだが、父親は働きに出ているため、朝にしか会わない。妹も弟も兄も姉もいない。俗に言う一人っ子なのである。
ん?
俺は左側の店に目を向ける。
まだ真新しいその店にはレンタルショップとだけ書かれていた。アニメが趣味な俺は、何か借りていくか。と思い、店内に入る。
カランカラーン♪
鈴のようなものがなった。
「いらっしゃいませー!」
店員らしき20代後半風の店員が出迎えた。
「当店へのご来店は初めてですか?」
「そうですが......」
「それじゃあ会員登録をしていただきます。」
そうか。レンタルカードを作らないといけないのか。
「それでは身分証明書の提示をお願いします。」
「あ、はい。」
俺はおもむろに学生証を提示した。
「おたく、如月高校の生徒さんなんだね?」
笑いながら店員が聞く。
「そうです。どうかしましたか?」
「あ、いや、如月高校の生徒さんはよく来るからね。」
「そうなんですかー。」
確かにここは高校から近い。レンタルショップもゲ〇が遠くにあるだけだ。
「はい。完了です。これがカードね」
おお。渡されたのは黒いカードだった。なんか格好いい。
「それでは当店の説明をいたします。レンタル期間は1週間です。旧作は500円、準新作は1000円、新作は3000円となっております。それから...」
「おいおいおい!」
俺はとっさに突っ込んだ。
「な、なんか高くないですか!?」
「これでもうちは安い方なんだよー?」
「そ、そうですかね.......?」
おかしい。ゲ〇でも旧作は1週間100円程度である。
「まぁ、堅苦しい説明をしたってあれだから、好きなのを選んでおいでよ。」
「は、はぁ。」
促されるがまま奥の部屋へと連れていかれた。
「うぉ!?」
俺は驚きを隠せなかった。そこにはショーケースに並んだ女の子がいるではないか!
「こ、これは.......」
カードの裏面を見てみる。そこには
『妹レンタルショップ』
と書かれていた。
うへえええ!俺は心の中で思いつつも妹を借りられるという喜びに浸っていた。
隣には弟や兄、姉のコーナーもあるらしい。
「ど、どれにしようか.....」
いつもアニメを見ている俺は前から妹が欲しいと思っていた。レンタル品とはいえ借りられるということは夢のようだった。
お!この娘かわいいな!そう思ったのは小学5~6年生くらいだろうか。ツインテールのかわいい女の子だった。見ると旧作と書かれていた。今日は金もねぇしこれにしよ。
「すみませーん!」
店員を呼ぶ。
「あーはい。この娘ですねー。2012年製ですよー?今年のもありますがよろしいですか?
2012年製!?機械なのか.....?
「あの.....この娘って機械なんですか?」
「あ、そうだよー。でもかなり精巧に作られてるよー。防水、耐圧だから安心して使ってね。」
店員はサラッと言った。大丈夫なのか?
「500円になります。」
俺は金を払い、抱き抱えた。
「こ、これ動かないんですか?」
さっきからピクリとも動かない。
「古いから利用開始の受信も遅いんです。あと30分くらいで動きますよ。もうガタが来てるので壊れたら連絡してくださいね」
店員はにこやかに笑った。
店をでてふと思った。自転車のかごはさっき破損してしまい、この女の子(機械なので女の子ではないのかもしれないが.....)をどうやって運ぶか迷っていた。
どうしようか.....迷って座り込んでいるいるうちに30分たったのだろうか。女の子が動き出した。しかし、機械っぽい音や動きは全くしない。普通の女の子のようだった。
「こんにちはお兄ちゃん♪サラです!よろしくね!」
女の子はそう言った。サラと言うらしい。
「あ、あぁよろしく。サラ。」
俺は驚きつつも妹ができた喜びに満ち溢れていた。
「帰ろ、お兄ちゃん♪」
声も可愛かった。すぐにサラのことを好きになった。
自転車を押し、サラと歩いて帰った。
家に着くとサラはすぐに料理の支度を始めた。
「お兄ちゃんの好きな料理は何ー?」
「ハンバーグかな?」
「りょーかいなのっ♪」
サラは元気に答えた。なんだ。可愛いじゃないか。すごい楽しい。
俺は料理ができるまでの間、自分の部屋に行き、パソコンを開き、エロゲの続きを始めた。
「あ、あぁぁぁんっおにぃにぃ!」
パソコンから如何わしい声が聞こえる。
ガチャッ
部屋のドアが開く。
しまった!部屋のドアの鍵をかけ忘れてしまったようだ。
「お兄ちゃん....何してるの?」
「あ、これはだな......」
絶対に引かれる。せっかく妹ができたのに....何やってんだ俺は...しかしサラから返ってきたのは想定外の言葉だった。
「私というものがありながらお兄ちゃんはそんなことしてたの......?私じゃ....だめなの?」
「サラ...何言って......」
「私、お兄ちゃんとえっちしちゃだめなの!?」
えええええ!
えっちしていいのか!?借り物だぞこれ...
「えっち.....しよ?」
サラはそう言うと服を脱ぎ出した。
えええええ!ちょ、ちょ!俺は明らかにびっくりしていた。
サラはお構いなくブラもパンツも脱ぐ。
「お兄ちゃん.....お兄ちゃんも脱いで...?」
そう言うサラは機械とは思えないほど精巧だった。胸も凄くリアルだった。
「お、おう....」
俺も脱ぎ出した。サラはじっと見ている。
「お兄ちゃんのおちんぽさん....おっきいね!」
サラはサラッと言ったw
「あ、ありがとう...」
反応に困るな.....
そして俺も全裸になった。すると
「あむっしゅるっじゅるっ」
!!!!????
サラは俺の......を舐め回している。
「サラ!お前どこでそんなのを覚えたんだ!?」
「前のお兄ちゃんも前の前のお兄ちゃんもさせてきたよ?」
前....?あぁ、レンタルだったな.....
そうしているうちにあっという間に限界が来てしまう。
びゅるるっ!
あぁ、出てしまった。(ここではカルピス呼ぼうw)
カルピスはサラの口の中に出てしまったようだ。サラがゲホゲホと吐き出す。
「だ、大丈夫かサラ!」
「へ、へーきだよ....お兄ちゃん」
か、かわいい.....にっこり笑うサラは本物の妹のようだった。
かくして俺とサラは毎日毎日フェラをくりかえした。サラの精巧にできたおまんこに(ここではソーセージと呼ぼうw)入れる日も増え、あっという間に1週間が過ぎたのだった。
「返却は自分で歩いて行きます。ご利用ありがとうございました。」
サラはそう言うと靴をはいた。
「また、私を......サラを.....借りてくれますか?」
サラは悲しそうにそう言った。
「もちろんだよ!また行くね!」
俺は笑顔で答えた。
サラはにっこり笑うと家を出ていった。
★
次の日、家に帰るとシーンとしていた。
「サラ?」
.......返事がない。そうか。昨日で返却したんだよな....
「借りに行くか!」
そう呟いて家を出た。
このまえの路地を右に曲がる。相変わらず真新しい店だ。何も変わっていない。当たり前か。1週間でそんなに変わらねぇよなー。
店に入る。
「いらっしゃいませー!」
この前と同じ店員が出迎える。
「サラを貸してください。」
店員はしかめっ面をしてこう言った。
「あーサラちゃんかー。あの娘、もうガタがきちゃってねー。昨日帰ってきたんだけど捨てたよ。」
.........言葉を失う。
「そ、そんな!サラは.....サラはどうなったんですか!」
店員に問いただす。
「今頃はもうスクラップにされてるかなぁ。仕方ないよ。3年間もよく頑張ってくれたよ。」
ポンと俺の肩を絶たいた店員はカウンターへと歩いていった。
その後、いろんな娘を借りたが、反抗的な態度をとったりとなかなかサラのような娘は見つからなかった。
今でもサラと過ごした1週間を忘れない。このまま借り続けたらサラが入荷されるかもしれない。いつかサラに会えるかもしれない。そんな思いで今日もレンタルショップへと急ぐ。
END
今回は短編で微同人ということを目標に書きましたので、話をもう少し掘り下げたかったところで掘り下げられなかったりとありましたが楽しんで頂けたでしょうか。
楽しんで頂けたら幸いです。