Dirty Works~Piece of Story~ 作:空薬莢
――五体投地しながら懇願しろ。
そして、小綺麗なその面をみっともなく歪ませ、快楽に溺れるがいい。
――男達が思う一端は、そんなものかもしれない。
※グロとエロが苦手な人は回れ右。ブラウザバックを推奨。
人型機動兵器を屠った後の事。
私達は死体漁りをしている。
理由はただ一つ。――武装の調達。
この世界が平行世界――異世界である為、当然の如く違うであろう、弾薬の規格。
銃火器――特に、自動式は弾薬の融通が利かない。さらに言えば、現代の銃火器は趣味やポリシーで射撃を行う馬鹿とプロ以外は、皆が自動式銃火器を使用しているのが現実。
ならば、手持ちの弾薬は温存すべき、ということ。
(……これ、《JA AB-40》に近いなぁ)
私は血に塗れた突撃銃――彫られた刻印曰く、《FL AF25 Ver.3》――を一瞥し、動作確認。
口径5.56㎜、ガスピストン式。弾薬の規格は合わないが、信頼性は高そう。
(……こっちは良いなぁ)
更に、死体の背から対装甲擲弾筒と思われる物を取り、確認。
基本構造は自分もよく使う《JA TRG-4》に近いが、決定的に違うのは
明らかに簡易照準用ではない、光学式。形状から考えて、二波長光波ホーミング式のミサイルのランチャーか。
ランチャー本体に打たれた銘は《FL SA/AA-PSL》。名前から推測するに、対装甲、対空両用のランチャーっぽい。
各種弾薬を拝借。コンテナの余剰スペースに格納し、私は口を開く。
「皆~物色は終わったぁ~?」
『メドヴェーチ7、完了した』
『メドヴェーチ8、終わってるぜ』
『メドヴェーチ10、同じく完了です』
無線から聴こえる仲間達の声。
全員、装備の拝借は終わったらしい。
『当然、メドベェーチ3も終わっているな?』
「当然♪……で、どうする皆~」
と、返しつつ周囲を見回すと――
(……ん?)
17時方向、約7マイル先に人工物が見えた。
(…………形状的にコンテナと、矢倉っぽいなぁ)
おそらく、現地軍の設営地か。
(依頼は戦場を引っ掻き回す事…………なら――)
設営地――基地を襲うのも、引っ掻き回す範疇。
「17時方向、7マイル先に人工物の山――おそらく、
『それホントか、メドヴェーチ3』
すぐに食いついたのは、
『……どうやら、間違い無さそうだな。次の目標はアレにしよう、ということか?』
一方で、彼のストッパー(というには、少々抵抗を感じるが)らしいメドヴェーチ7は冷静に返してくる。こういう人がいる部隊は纏まりやすい気がする。……いつものセルゲイにあたる役割かな。
「私はそう考えているよ~。あ、メドヴェーチ8も、か。ゴメン、忘れてた☆」
『ふざけんなよっ!ビスクド――』
言い方がムカついたのだろう。メドヴェーチ8が激昂、ある単語を言いかけたので、
「それはノルシェの方が適切だよ。……まぁ、本人の耳に届いたら、死ぬだけだけどね♪」
取り敢えずは、嗜めておく。……口が悪いよね。
『お前ら、その辺りで止めておけ。……メドヴェーチ10はどうする?』
……流石にふざけ過ぎた?
『僕はどちらでも。……依頼内容が内容ですから』
『……了解した』
それきり、メドヴェーチ7が押し黙る。思案かな。
(……作戦を練っているのかな)
なら、邪魔しちゃいけない。
『早くしろよ……メドヴェーチ7。早く撃たせろよぉっ!』
『静かにしてください、メドヴェーチ8。後、無駄弾が多いですよ』
……が、残りのメンバーをからかう気は起きなかったから、私は前線基地の観察に戻る。
そして、数分後に作戦は決まり、目的地は前線基地へと正式に決定、進攻開始を始めた――
同時刻 前線基地内 広場
広場には、興奮気味のタンカラー
だが、兵士は全員、黒髪黄色肌の黄色人種――つまり、モンゴロイド。女性達は金髪碧眼の白肌、ネグロイドである。
そして、彼らの眼前には小さな演説台があり、壇上には兵士達の指揮官が立ち、口を開く。
「諸君。戦争に興じている我らにとって、勝利は重要だ。頭の凝り固まった愚鈍な欧州人によって回る世界など、クソ以下の価値しかない。クソが統治する世界の在り方がクソであるのは自明の理……違うか、諸君?」
「その通りだ!」
「あんなメタボ共が牛耳る政治はクソばっかだろ」
兵士達が口々に吐き出す言葉は同意の意見。
「だが、戦闘だけでは諸君らの気も滅入るのは承知している。……そこで、だ」
指揮官は一ヶ所に集められた、ネグロイド達を一瞥。
「今回の戦闘で捕虜とした、
話が終わると同時に、
女性達はいずれもが、後ろ手に両手親指同士を結束バンドで括られ、両腕の自由は無い。
その女性達へと一斉に群がる兵士達。
禁欲的な日常が続いた彼らは当然の如く、溜まっている。
ポルノ雑誌なんて、嘘と整形手術で塗り固められた紙の束よりも、生の女性器に男根を叩き込む方が、気持ち良いだろう。
引き裂かれる野戦服。
宙を舞う、色とりどりのブラジャーとショーツ。
全裸に剥かれた女性達の生地獄は始まった。
ある女性は引き倒され、愛撫もロクにされないまま、前から膣に太い男根が突き立てられ、
「くっ……あぁっ!?」
背後から、肛門にも突き刺さる男根。
双方が始めからトップスピードで
既に膜も破られ、男根と膣口からは血が出ている。
激しい痛みと微弱な快楽。何より、好きでもなんでもない、忌まわしき敵国兵士に処女を奪われた彼女は、自分の無力を呪うしかない。
やがて、膨張した男根が熱く、粘り気を帯びる精液を放出し、一滴残さず、子宮と大腸に注がれる。
(これで………終わる)
と、思う彼女だが、現実は非情だ。
「終わったか。……次は俺にヤらせろ」
「抜け駆けは許さねぇ、俺もだ」
「待てよ。穴は二つだけじゃねぇだろ?」
二つの男根が引き抜かれた代わり、新たに三人の兵士が群がり、再び肛門と膣に突き刺さる……だけではない。
頭を掴まれ、無理矢理横を向かされて、口も開放。
「ムグッ!?」
直後、喉に突き刺さる男根。ご丁寧にもヘッドロックを懸けられ、吐き出せなくなる。
ならば、噛み千切るしか――
と、彼女は思い、犬歯を突き立てようとした瞬間、
「大人しくしろっ!」
兵士の怒号。
何かが空を切る音。
「あぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁっ!!」
鼓膜をつんざく女性の絶叫を聴き、
視界の端を白い脚が映り、消えた。
(人間の……脚……?)
彼女は呆然とするも、
「あ~あ……。やっちまったよ、あの馬鹿。欠損フェチも大概にしやがれってんだ」
別の兵士の声で理解する。
仲間の一人が脚を斬り落とされた、と。
気付いた時にはもう遅い。
「ま、俺達は俺達で楽しもうぜ」
三穴全てに収まる男根のピストンが始まる。
激しく、早く。
喉を、肛門の粘膜を、膣内の肉襞が男根で擦られ、先程は微弱だった快感が増していた。
発情してきたのか。
(私も……雌、なんだ)
種として、或いは生命としての本能――生存本能に負けてきたのだろう。
削り取られる理性。
代わりに増していく、雌としての快感。
自然と吐き出す喘ぎは、くぐもった声になり、兵士の動きは激しさを増すだけ。
何度も、何度も前後運動が続き、理性が飛びかけた時、男根達が一層深く突き込まれ、
膨れ上がると、精液を噴き出す。
子宮と腸が再び満たされ、新たに喉を通る。
口腔内で飛散する余剰分が舌に触れた。
苦い。
濃い。
よく分からない味。
などと思っている彼女から、男根は引き抜かれ、それぞれの穴から溢れる精液。
激しい性交で気力と体力が奪われており、解放されても、動く事は構わない。
そんな彼女の視線の先には――
「おいおい、ショック死か。死体を犯す趣味は俺に無いぜ?」
「そりゃあ勿体ねぇ。死後硬直と、その後の腐敗具合があるから、二度美味しい、天然オナホールだってのに」
四肢を切断され、虚ろな瞳となった死体を犯す二人の兵士、
「ムグォッ!?フグゥッ!?」
「美味いだろ?もっと飲め」
背後から男根を突き込まれながら、無理矢理フェラチオ、口内射精をさせられる女性、
「そぉら、もう一丁!」
「あぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁっ!!!?」
軍用手斧で両肩を寸断される女性。既に両脚は無い。
肉欲の地獄絵図。
彼女を含め、むせ返るような精液の臭いと、白濁液に塗れ、瞳は虚ろ。
血に塗れ、四肢を持たぬ女性が大半どころか、彼女以外の全員に手足が無く、四方八方に斬り落とされた手足が散らばっており、断面から血管や神経。骨を覗かせている。
尋問も糞も無い、ただのレイプであり、殺戮。
兵士達にとって、敵国の女は肉便器であり、生きたオナホール。
人としての尊厳など家畜に食わせる残飯以下、とでも言わんばかりに。
肉便器は肉便器。テメェらは性交の快楽に溺れ、腑抜けた面を引っ提げて、喘いでナニを搾り上げてれば良い。
そんな兵士達の主張を全身に感じつつ、彼女は再び三穴責めに遭う。
たかが二度の性交で雌犬になりかけた彼女の理性は完全に削り取られ、人間の女性から、ただ貪欲に男性器と精液を欲する雌犬……或いは雌奴隷へと成り下がる。
再び喉を下る精液。
力尽きた男根が口から抜かれた直後、背後と真下から
蒼天の空に舞う、砲弾を。
次の瞬間、彼女達の意識は刈り取られた――
同時刻、前線基地近郊――
『着弾確認。……広場の奴等は軒並み死亡した。次、15時方向に300m、距離2700m』
無線から聴こえる新たな指示に従い、私は60㎜迫撃砲の仰角、方位修正。
コンテナから榴弾を取り出し、ロード。
撃発。
放物線を描いて飛翔する砲弾は、暫しの時間を於いて着弾。
『着弾確認。……兵舎は吹き飛んだ。……メドヴェーチ8、10は突入開始。残敵掃討を開始。メドヴェーチ3は迫撃砲を収納次第、彼らに同行、バックアップを。俺もすぐに合流する』
『了解だ!』
『了解です』
「りょーかい♪」
応答しつつ、二脚の支持架を畳み、底盤と照準器も外してコンテナに格納。
代わりに《FL AF25 Ver.3》を取り出し、走る。
既に先行したメドヴェーチ8、10がケリを着けていると思うけどね。
なんて、思った為か、合流目前になって、
『まず一人!』
『思った通りだ。……敵兵の大半はメドヴェーチ3の砲撃で死亡したようですね』
戦闘開始した二人が思った通りの事を告げる。
『この分じゃ、支援は要らねぇな……っと、五人目!』
余裕そうだが、私も着いちゃったよ。
眼前に映る、土嚢とコンテナ。
それら掩体を用いる十数人の残敵。
「隠れても無駄だよ……」
ブーメランとは思いつつも、私は近くのコンテナの影に隠れ、
腰に下げる手榴弾《AA GHG35》を三つ取り、ピンも引き抜く。
二秒数え、投擲。
掩体後方に落ちた直後に、信管起動。
爆発。
散発的に続いていた射撃も止む。
「……チッ、もう終わりかよ」
「油断は禁物ですよ」
《FL AF25 Ver.3》を肩に担いだメドヴェーチ8、同突撃銃を保持したままのメドヴェーチ10が合流。
「予想以上に小規模だったな」
少し遅れて、メドヴェーチ7も合流し、
「さて、弾薬回収をしよう……と、その前に」
私は基地入り口を見て、言う。
「隠れても無駄だよ、オジサン?」
同時に、25㎜擲弾機関砲《AA MW-01》に持ち替え、構えておく。
敵ならば、すぐに不味い挽肉に変えて、豚の餌にしよう。砂漠に豚はいないだろうけど。……いや、動物の餌にするのも勿体無いか♪
どうでもいい事を考えつつも、隠れた誰かへの警戒は解いていない。
やや時間を置いてから、
「チッ……バレてたのかよ」
なんて声と共に、出てきたのは、
「魔法か何かかい、嬢ちゃん?」
戦場に似合わぬ、スーツ姿の優男だった――
以上、BreakⅡでした。
戦争に於いて、レイプ――凌辱というものは、切っても切れない関係がある事が多い。
ベトナム戦争は元より、近年の戦争でもそうなんじゃないかな、と思います。
軍人の娯楽は酒、飯、ポルノ雑誌(又はセックス)だという現実があったらしいので。……今は知りませんが。
あ、実は今回も極僅かですが、コラボです。
では、今回はこの辺りで。
拝読ありがとうございました。