※この作品はR-18です。

「『麻帆良学園から来ました烏丸イソラです!』『仲良くしてね!』」   作:おーり

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【朗報】お気に入り登録数がとうとう2000を突破した模様
やったぜ…(ガッツポ


☆「今こそ愛という名の信仰心を試すとき」

 

 「っ、ぃっ、ぎぃっ!?」

 ぞぶり、と自身の身体を裂かれるような鈍い痛みを感じると共に、腹の下から異物を押し込められているような衝撃を受ける。

 そうなるとは自覚していたが、破瓜の痛みを味わうよりより以上に、己の口から真っ先に漏れたのは悲鳴であった。

 「ぎゃ、あっあっあっんぎぃぃっ!? ひっ、ゃだぁ、やめ、ぇっ!?」

 刺されたような苦しみが、彼自身が腰を動かせることで、身体を揺らされた私の呼吸が乱れる。

 逃げようとも、右太腿を彼の脚でがっしりと固定され、2人の接合部は密着したまま離れなかった。

 その上で伸ばされた左脚は彼自身の腕が捕まえて、空いている腕が私の腰を捕まえて彼自身へと抱き寄せられる。

 寄せられたニヤニヤと愉悦に歪むその貌から伸ばされた舌が、鎖骨と首筋をぞるりと舐めればより一層の嫌悪がこの身に走っていた。

 「くっ、このっ! んぐぁっ! あひぃっ!?」

 ――蠢く。

 子宮の入り口で、膣の中で、彼の『自身』に別の生き物のような暴虐を果たされた。

 跳ねるような脈動の硬いソレを押し返すことは最早私には不可能で、16年守って来た純潔はあっさりと彼の手へと奪われていたことを、今になって苦しみが心中へと襲い来る。

 ――惨めだった。

 「がっ! あっ! あっ! んぁっ! あぅっ! とめっ、とめてぇっ、うごくのっ、とまってぇっ!」

 暴れられるソレに、人間としての、生き物としての雌の本能に従って『反応』を示してしまっている私自身が。

 そして、いとも容易く掃き捨てられてしまった『聖職者である』という『過去』に、未だに縋ろうと心の何処かで叛意を抱えようとしている『計算』が。

 ――事此処に至っては、最早何も抗えないということを騎士として自覚してしまった筈なのに。

 「やぁぁっ! らめぇっ! らめらめらめんぁぁああああっ!!!」

 勢いで動かされた腰が、生物として何を意味するのかを知らないほど、女として疎くは無い。

 放射される感触を子宮の奥へと響かせられるそれと、ほぼ同時に果せられた絶頂に、私は、ゼノヴィア・クアルタは女としても実に情けの無い悲鳴を上げて仰け反った。

 「……ぁっ、ぁ、ぅあ゛っ……」

 腰から手を離されてベッドへと自然に仰向けに沈み、半開きになった口から酸欠した時みたいに息が漏れることを自覚する。

 そして、それを己で止められないことも。

 子宮の中に弾けている、彼の精液の熱さで、自身の躰が未だ跳ねるように反応を示すのを抑えられていないのだ。

 これは恐らく、鍛えたはずの聖騎士としての己の意志でどうにかなるモノでもなく、生物としての反射的なモノ。

 捨て去っていた筈の女を、雌を、半ば無理やりに起こされて身体を開かれたようなモノだ。

 すぐに順応なんて、出来る筈が無かった。

 「ぁ……、ん、んぁ゛っ!?」

 ぐじゅ、と解放されたはずの『私』へと彼の『未だ硬いモノ』が奥へ押し付けられる。

 余韻にすら浸ることなく、もう身体を休めたかった私は、覚醒されたその身に更に断続的に打ち付けられる衝撃で再び声を上げた。

 今度は悲鳴では無く、それはもう、

 「ひゃぅっ、んぁっ、まっへぇっ、まら、いっらまっかりっ、なのぉっ」

 ――嬌声。

 身体が、意思が、反射だけで雌としての反応で、彼へ拒否することを出来なくなってしまっている。

 閉じることを忘れた口から出ている其の音が、言葉にすらなってないことに気づくことも出来ない。

 そんな反応だけを身体が自然と応えている状態で、がくがくと仰向けで揺すられていた私は、視界の端に其れが映っているのをようやく認識した。

 ――それは、イリナが呑気にシャワーを浴びている姿――。

 ガラス戸で仕切られた部屋の向こうで、こっちに気づいてない様子で身体を洗っている。

 「気づいたか? アレ、マジックミラーみたいだな」

 胸に手を添えられて、掴まれてぐにぐにと片方の乳房を潰しながら、彼に面白そうに囁かれた。

 私は叩きつけられる腰に甘く蕩ける声を上げることでしか応えることは出来なかったが、イリナの其れが私と同じ目に遭うための『下準備』にしか見えなかったのは仕方のないことなのだろう……。

 

 

 

 ▽ ▽ ▽

 

 

 

 「ぜ、ゼノヴィ、ア……?」

 

 

 まさに戦々恐々としたご様子で、ツーサイドアップに括っていた髪を下ろしたままの湯上り美少女がお風呂シーンを終えて戻って来ていた。

 女騎士みたいな青髪ボブの娘は、その間俺に蹂躙しつくされていたわけで、其の様を、結果を目の当たりにした上での戦慄の表情なのだろう。

 こちらの青髪美少女は、ベッドの上で息も絶え絶えに、股からは白い液をごぼりごぼりと時折噴き出すくらいの痙攣で、序でに全裸であったのだから。

 

 

 「…………イリナか……」

 

 

 小休止中の俺を挟むことも無く、湯上りで部屋に備え付けのバスタオルを巻いた彼女を認識し、長めの沈黙ののちに何処か掠れたような声で小さく呟くゼノなんとかちゃん。

 ふむふむ、そっちはイリナちゃんね。りょーかい。

 

 

 「あ、アナタ、その、それ……」

 「お風呂空いたし、ゼノちゃんも頂いてきたら? 身体洗っておいた方が良いだろ?」

 「…………ああ、そうさせてもらう……」

 

 

 視線だけが何かを言いたげにこっちを向いた気がしたが、それを検める気もなさそうなので放置。

 よろりと足取り覚束ない様子でだがなんとか立ち上がり、ふらふらとイリナちゃんの方へと歩み寄るゼノちゃん。

 それを心配そうな眼差しで、しかしどういう経緯があったのかは空気で理解できたのだろうイリナちゃんは、声をかけるのを躊躇っているようだった。

 そんな様を見て、ゼノちゃんは空虚に微笑(わら)う。

 

 

 「……イリナ、心配するな。私が此れだけ受けたのだから、あの男ももうそれ程激しくはないさ……」

 「ぜ、ゼノヴィア、それって……」

 

 

 イリナちゃんの疑問に直接答えることはせず、そのまま幽鬼のように丸見えであったバスルームへ足を運ぶ。

 前にアーシアの時にも使わせてもらったけど、此処って結構サービス良いよな。

 それはさておき、交替のお時間です。

 

 呆然と見送るイリナちゃんの腕を掴み、それ程広くない部屋の中央にあるベッドへと放り投げるように引きずり込む。

 何が起きているのかを今一つ理解していない様子の彼女は、抵抗する暇も無く為すがままにその身体を柔らかな其処へと沈めた。

 

 

 「――キャッ!?」

 「改めて思うけど、2人とも身体つき良いよなー。聖職者なのは間違いないんだろ? それでこんな男を誘惑するような身体つきって、教義に反したりしないの?」

 「な、何を言って、ひぃっ!? 触らないでっ! ぁんっ!」

 

 

 倒れた拍子に広がったバスタオルを回収することも出来ず、あられもない姿を晒してしまうイリナちゃん。

 そんな彼女の年相応に豊満な乳房に健康的な桃色の先端を観察し、そして健康的なしっとり湿った湯上り肌へ手を伸ばす。

 さきほどアレだけ喰った筈のモノは何処へ行ったのかミステリーな、細い腹へ手を回して撫でるように弄んだ。

 

 

 「まあまあ、ゼノちゃんは受けたぜ? 此処の宿泊費は俺持ちだし、一宿一飯の恩をこうして支払うだけで良いんだ。今後ともこういう付き合いを続けよう、みたいな誘惑じゃないんだから、破格の値段なんだと割り切らなくちゃ」

 「お、女の子の身体をそんなに安く差し出せるわけないでしょ……!?」

 「そうか? むしろ充分高価で扱っていると思うけど。あ、それと、キミもやっぱ処女だよな?」

 

 

 んぐ、と言い淀む。

 まあ、此れで処女でなかったら問題でしかないのかもしれないけど、日本じゃ神職代表の巫女さんだって元々は身体を差し出してお布施を回収していたっていう歴史がある。

 欧米でシスターが似たようなことをしていても特に不思議とは思わない。

 そもそもが人間は何処で生きていても人間なのだ、生物としての本能をそうそう易々と切り離せたら、とっくの昔にもっとマシな進化を促しているだろう。

 話が逸れた。

 

 

 「誰か好きな奴でもいる? 操を捧げるって誓った相手とか」

 「、い、ない、けど……」

 

 

 ふむ?

 この反応は、思い当たる人物がいるけど其処まで深く想っていない、くらいのレベルか?

 それなら問題ねーな。

 

 

 「居ないんなら早いうちに此れくらいの『経験』しておいて損はないだろ。『そういう御相手』っていう認識だから俺もアンタらを相手に一晩付き合ってくれる、っていう条件でこちらの支払いをチャラにするって提示してんだしー。……そもそも、若いうちだけだぞ? こうやって処女を高価に扱ってもらえるのなんて」

 「……」

 

 

 何か言いたげだが、納得もしたのか、恥ずかしそうに顔を背けるイリナちゃん。

 うむ、お2人とも、喰われるくらいなら死んだ方がマシーとか生死を問う様な短絡思考でもなく、散々奢ってもらったけど食い逃げしようぜ!みたいな逃亡も選択肢には入れていないようで、良い子過ぎてお兄さん一安心だよ。

 それじゃあ、始めますかねぇ……(ゲス顔。

 

 

 

 ▽ ▽ ▽

 

 

 

 首筋から胸元へ、撫でるように舌を這わせ、流した水気(みずけ)を掻いて肌を浣う。

 仰向けに倒れたままから自発的にサービスする気は恐らくなさそうなので、そのままの姿勢での攻勢だった。

 片手は彼女の秘部を、穴の周りを弄び、指先で比較的『開けても平気な』浅い処を、薄く生えそろった陰毛の奥をくちゅくちゅと蠢かせる。

 若いから薄いのか、はたまた手入れをしているのか、それとも元から薄毛なのか。

 ああでも、確か外国人は生えっぱなしではなくて処理をするとか、むしろ無毛に傾けるとかって聞いた覚え有るな。

 ということは、アーシアがパ●パンだったのもそれなりに理由があったのか。

 ゼノちゃんも剃ってたみたいだったし。

 それはさておき意識を戻す。

 もう片方の手はたぽたぷと意外に重量がある乳房を水風船で遊ぶかのように弄び、時折コリコリと先端を摘まんで、力を入れないようにくにくにと潰す。

 唯一不満があるとすれば、普通に姿勢が遣りづらい。

 せめて後ろ手から回すか抱くかするような姿勢になってくれれば、もうちょっと楽に手を掛けれたのだけどなぁ。

 「あっ、んっ、んひっ、ぃぁっ」

 いきなり挿入()れるわけではない、執拗なその前戯に、イリナちゃんは戸惑いつつも抵抗することは無い。

 生物として反射するように反応するのはゼノちゃんと同じだが、彼女を同じに扱うにはタイプが違うのだとすぐに理解できた。

 というか、ゼノちゃんの方が一般的には珍しい方かも知れない。

 例えるならば『女騎士タイプ』。正義の魔法使いタイプ、と銘打っても意味合い同じやも知れぬ。

 悪党に屈するくらいなら自決か死を選ぶ、っていうステレオでテンプレな誇りの高いタイプだ。

 高音さんとかと話が通じるんじゃなかろうか。はたまた同族嫌悪で恥ずか(キュン)死するかも。

 ああいうタイプが「くっころせ!」とか云うのはなんか様式美みたいに扱う処もありそうだが、ゼノちゃんの場合は微塵も云わせることなく貫通式は終了した。

 覚悟の決まってない女騎士とか正義の味方()とかの宣言を一々待つような、そういう方向性の遊び心は持ち合わせてないのだ。愉しむときは相手にも気持ち良くなってもらうのが俺は第一だし、そもそも今日の初弾はストレス発散。

 逃げ場を用意される前に、スピード勝負で脚を奪ってから次弾を装填。

 結果として、良い生贄になってくれたゼノちゃんには感謝。

 直前で『前例』が出来上がったお蔭で、イリナちゃんの受け入れる最初のハードルはぐんと下がってくれたから。

 次は彼女と同じように気持ち良さを教えてあげよう、とちらりと見たマジックミラーの向こうにて座り込んでシャワーを浴び、恐らく股から掻き出しているであろう俯いている彼女へ好意を向けつつ、目線をイリナちゃんの貌へと上げた。

 「ふっ、んっ、ぁっ、くっ、ふくっ」

 自らの両手で目元を隠し、必死で現実を見ないようにしながらも身体が反応するのを止められない様子だ。

 息も殺したいのだろうが、膣内(なか)で指先を動かすたびに反応して漏れる其れは止まることは無い。

 いや、本当に殺したいのは俺の事かもな。ははは(笑)。

 「ふぁっ、ぁァ゛ッ!?」

 中指一本だけで動かしていた指先に、准えるように薬指と人差し指を追いつかせた。

 要するに3本入れたわけだが、入ると思ってやってみたら(彼女にとっての)予想外に押し広げてしまったようだ。

 狭くて窮屈に締め付けてくるその穴の中を掻き乱して、更に蠢かせる。

 出し入れでは無く、

 「アッ、ァアッ、やめて、やめっ、ぁぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!」

 曲げて突き立てて閉じて開いて蠢かせれば、緊張した肉壺を解すように均す。

 「あ゛っ、あっ、あっ、ぁ……!」

 ぐぱぁ……、と歪な二等辺三角形を作る様な小さな『隙間』をゆっくり広げれば、最終的には閉じたがっていた目元から手も離れ、焦点の合わない目が何処と無しに中空を見上げる。

 実際目で見て確認したわけじゃ無いが、指先から感じる感覚的にも拡張できたのが本当に『隙間』だ。

 ……今更だけど、『こういう相手』ばかりとヤってばかりいる気がする俺は外道なのではないだろうか……。

 まあ、逆に今更的に辞めないけど。

 息も絶え絶えに両腕を広げて、放心している彼女の膣口に、俺は休んだお蔭で復活した自身の先端をこっそりと宛がった。

 それにしても自分で言うのもなんだけど、復活速いなぁ……。

 「――ふぎっ!?」

 ずむ、と挿入()れた其れが、膜のようなモノを一息にブツッと突き破る感触を覚える。

 イリナちゃんもまたそれを自覚できたのか、意識を失いかけていたっぽいのに呻き声を上げて覚醒した。

 彼女が正常に事態を理解しきる前に、ぐにずぐむにゅずむ、と膣中を奥まで押し進める。

 「な――はひぃっ!?」

 歯を食いしばる様な顔で、子宮口にキス(意味深)したと同時に仰け反って声を上げられた。

 何か言いかけた気もするけど、多分現状確認の為の言葉でしかないだろうから問題は無い。

 「あ゛っ、おっ、んおっ、んひっ、ひぁっ、ぁはっ!」

 子宮口へ突き入れる寸前のキスを何度も、腰を打ち付けることで繰り返す。

 雌としての本能でも起こしてしまったのか、辛そうだったのは最初だけで、次第に悦ぶような声まで上げるようになった。

 叩きつけるスピードをもっと早くし、勢いもついて肌のぶつかる音が激しく部屋へ響く。

 「あ゛っ! あ゛っ! ん゛あ゛っ! あ゛っ! がっ! ん゛ぁっ! ぎぃっ!?」

 手が空いてるのだからこっちに反撃でもすれば良さそうなモノなのだが、そういう意図を抱えていないのかはたまた思いつきもしていないのか、随分と律儀だなぁとは思う。

 そんな彼女は悲鳴に似た声を上げつつ、両手を放り出すように大の字に広げたままに、顔を強張らせたように目を見開き歯を食いしばってされるがままに揺さぶられる。

 対して俺は空いた片手で腰へ添えて揺らす補助、もう片方は乳房を掴まえて感触を楽しみ、視覚的には突くたびに跳ねるもう片方のおっぱいの上下運動を愉しんでいた。

 おおう、跳ねる跳ねる。

 バインバインだぜっ!

 「っと、そろそろ出すぞっ、膣中(なか)にイクからなっ」

 手と下の触感的に割といい感じで締め付けてもくれるイリナちゃんへご褒美タイム。

 あとついでに目も愉しませてくれたから、これはチップ代わりね。

 「ひっ、ぎっ、あっ、やぁあああああああああっ!?」

 どぷぅ、と普通の量ならば噴き出して注がれている筈の一発が、どぴゅどぴゅどぷどぽどぽどぽびゅるびゅるびゅるるっっ!!!とまあスゲェオノマトペで効果音表した方が正確じゃねぇの?っていうくらい噴射して彼女の子宮へと直出しされた。

 熱さが直接内臓へ伝わっているだろうから、そのタイミングで絶叫を上げるのも納得の一発である。

 腰を完全密着させて、ぉっぅぉ~っ、て声にならない気持ち良さを上げている俺の余韻に白目になりかけつつも、伝わる射精の脈動にあへっあへぇっと身体を痙攣させるイリナちゃんがちょっと可愛かった。

 「――んぁっ!?」

 ――ので、思わず腰を更に動かした。

 ぐじゅりっ、と出した精液が押し込まれたのか掻き混ぜられたのかわからない感触が伝わった気がしたが、インターバル無視で続投。

 VSイリナちゃん、第2ラウンドの始まりです。

 「~~ぁっ、まっ、」

 はーい、それじゃあ続きと逝きましょうかねぇー(アルカイックスマイル。

 

 

 

 ▽ ▽ ▽

 

 

 

 「………………………………ぇ?」

 「おー、ゼノちゃん来た。やっと来た。早くしろよー、夜はまだこれからだぞー?」

 「ぁっ、ぁっ、ぁっ、ぁんっ」

 

 

 目の前で行われている光景に声にならない声しか出ない。

 というか、認識がすぐに出来なかった。

 

 なんとか腹に注がれた精液を出せる分だけ掻き出し終えて、身体の疲れを落とすようにゆっくりと熱いシャワーで流し、ついでに汚された感触も落としたかった私は時間をかけるように湯浴みを終えて部屋へと戻った。

 最中に、そういえば浴室のこの大きな鏡には私の姿が全部映っているのだろうな、ということを思い出したので、あまり長く居てもバレるだろうとは理解も出来たから、渋々戻らざるを得なかったというのも本音だが。

 だが、その時間も精々取れて1時間が限度だろう、とは思っていた。

 自分で言うのもなんだが、私は元々早湯なタイプだ。

 風呂に時間をかけるということを元よりやり方を知らないのだから、ずっとシャワーだけ浴び続けているわけにもいかなかった。

 そうして、体感時間で1時間ほどしか稼げなかったとも理解している。

 ――その1時間で、イリナが完全に陥落している様にしか見えないのだから、私が間抜け面を晒すのも仕方のないことだとは思わないか……?

 

 件のイリナは完全に悦んだ声を上げている。

 座った姿勢の彼に抱き着くように密着し、首に手を回して脚まで腰へと絡めて、彼が掴まえているのは彼女の尻だ。

 そこを持ち上げるようにイリナの身体を動かして、自分の上で跳ねさせて遊んでいる。

 その勢いは解けた彼女の長い髪が、跳ねるたびに放射状に広がって乱れる程だ。

 その姿も扱いも、まともに女性へと施される行いで無いのは明白なのだが、それでも何処か淫靡なそれには、思わず目を奪われた。

 それを、白く剥いたような半目で蕩けたように悦んで、甘んじて受け入れているのだから、本当に我が目を疑っても仕方がないと思う。

 

 間の抜けたところがあったり、幼馴染が悪魔になっていても気安く話しかけたりと、色々とアレなところのある娘だがああ見えてイリナも敬虔なシスターの一端だ。

 それが、ああして肉欲の快楽に意図も容易く溺れる? それもわずか1時間で?

 ……それとも、私の目論見が明確では無かったのだろうか。

 少なくとも、一般的な性知識として知っている限り、男性というのは日に何度も射精できるものでは無い、と聞いていた筈なのだが……。

 

 

 「んひぁっ! ~~っ、っ、んっ、あひぇぇ……」

 「おい、早く来ないとイリナちゃん人語忘れるぞ。2人ともきちんと相手してやるから、ベッドへ戻れよ」

 

 

 ――っ!?

 ……気持ち良さそうに顔を蕩けさせて、恍惚の声を漏らす彼女が本当にシスターであったのかと問い質したくなってきたが。

 それ以上に、彼の言い分に、今、腹の奥が蠢いたような感触を覚えた……。

 こう、なんか、ジュン、って……濡れた、漏れた?

 もしくは、こう、妊娠した、みたいな?

 まあ、アレだけ出されたのだし、むしろ納得も出来るが……。

 

 

 「んほぉぉ……、もっとぉ、もっとしてぇ……」

 「あ、これ駄目だ。ほんと駄目だ。さっきまでの面影微塵もねぇ。此れ完全に堕ちた雌豚の貌だ。見て見ろよゼノちゃーん、面白いよ?」

 「……仮にも私の相棒にトンだ言い草だな」

 「雌豚なだけに?」

 「ぶひぃ~」

 

 

 ――ぉい。お前本当にそれでいいのか。

 冗談めかして挑発しているのだか、本気で冗談を口にしているのか、彼の思惑は理解できないが、少なくとも共に任務の為に日本まで赴いたかつての相棒は既に死んだのだと諦めの念とか思い出とかが心中に去来する。

 しかし、豚みたいな啼き声で喘いだ彼女を救う、という目的もあるのも事実。

 

 

 「――ふっ、良いだろう。その挑発、受けてやるっ!」

 「お、おぅ。なんかやる気になったみたいで良かったけどさ」

 「んぁっ、んぁっ、んひぁっ」

 

 

 ……取りあえず。

 其処を退けイリナっ、私が相手だっ!

 

 

 

 ▽ ▽ ▽

 

 

 

 「……やっぱ見つからねぇかなぁ」

 「なぁ、今更なんだけど結構穴だらけじゃないのか? その作戦」

 

 

 昨日、球技大会も無事(……無事?)終えてホッとしたのも束の間、この町へ新たな火種が舞い込んできた。

 それは【聖剣】。

 7本に分割された俺でも知っている有名な聖剣【エクスカリバー】のうち4本が、とある一団の手に渡った上でこの町の何処かに潜伏している、という情報である。

 その情報を持ってきたと同時に、聖剣回収を目的とした2人のシスター、紫藤イリナとゼノヴィアというエロいレオタードもどきな戦闘服を着た2人を探す。

 それが今日の目的であった。

 

 

 「おい、なんかキリッとした貌で回想し(モノローグ入れ)ているっぽいけど、言葉の端と顔つきは完全に下卑たおっさんのソレだぞ。なんか、今から援交するために獲物狙っています、って制服のJKを品定めするようなソレ。どうせアレだろ? 美少女シスターの上に身体の線がぴっちりと出る服装にハァハァ(*´Д`)してたんだろ? エロゲなら最高のシチュで最高の素材だもんな。わかるけど真面目な雰囲気で連れ出された俺の事も覚えておいてくれよ」

 「うるっせぇよ匙! 文句ばっか言ってねぇで探せ!」

 「いいから落ち着けよ、マジで。ほんと今のお前警察呼ばれても可笑しくねぇ目つきだから」

 

 

 この失礼なことを宣う男子は匙なんとか。

 球技大会前に顔合わせをした、生徒会所属の兵士(ポーン)だ。

 そして生徒会唯一の男子でもある。

 美少女ハーレムかよ、爆発しろ!

 

 

 「町の何処かで聖剣とやらを探している最中なんだろうさ、そういうのは基本的に隠密行動だろ? 駅前で探して見つかるような手段を取っているっていう保証も無いんなら、やっぱ探し方を変えようぜ、小猫ちゃんたちみたいにさ」

 「……匙、お前、聖剣の気配とか、追えるの?」

 「そりゃあアレだろ? 聖なるオーラを追っかければいいんだろ?」

 

 

 簡単だろ、みたいに応える匙。

 ……俺、そういうのわかりませんっ!

 しかし、同輩のコイツが出来て俺が出来ないとか、不覚にもほどがある……!

 なんか、いい言い訳は……あ、

 

 

 「待て待て、それじゃあイリナとかじゃなくてもっと持ってる敵方を先に発見しちまうじゃねぇか。俺たちには基本毒なオーラなんだし、いきなりボス戦とかじゃまず無理だろ。仲間集めから始めねぇと」

 「……あ、そっか、それもそうだな。わり、それでシスターから見つける目的だったのか。俺、てっきりエロいっていう恰好をまたしみじみ視姦したいから先に探してるのだとばっか思ってたわ。マジで考えてるんだなぁ」

 「は、はは、当たり前じゃねぇかよ……」

 

 

 ば、バレてねぇよな……?

 ……模擬戦じゃこてんぱんにされたし、あわよくば今度こそ脱がせようと思っていたけど、やっぱそれはもっと後に持ち越しだなぁ……。今回はマジで真面目な話みたいだし。

 

 聖剣計画。

 それは佑斗が幼いころに~(省略)~というわけである。

 その果てに成功例として生み出されたらしいあの2人の高慢ちきな鼻を折るために、佑斗はハイライトさんを解雇して~(省略)~しかし、勝てなかった。

 そのついでに、堕ちた聖女なんていう不名誉な誹りを受けたアーシアまで侮辱され、憤慨許せなかった俺も模擬戦に及んだがあっけなく捕縛。

 聖剣ズリィよ……、形が変わって縛りつけるとか、しかも聖なるオーラまでくっついて来て痺れさせるとか……。

 だが、朱乃さんに新しい扉を開いてもらった俺に死角は無い!

 その程度の痛み、快感に変えてくれたわ!

 話が逸れたが、日の目も見せられなかった装備破壊(ドレスブレイク)を次の模擬戦では確実に食らわせてくれる……!

 佑斗の復讐を晴らすために、俺たちは『戦力』として認められる必要があるのだから、そのためには戦って実力を示すのが一番だもんな!(ゲス顔。

 幼馴染だろうが関係ねぇ、全裸にひん剥いて成長したおっぱいを堪能……じゃなかった、俺の前に屈服させてやるぜ!

 

 

 「お、おい兵藤走れ! さっきの女子高生らがマジで通報してやがった!」

 「にゃにぃ!?」

 

 

 そんな! 待ってよおまわりさん! ちょっと脳内で3(ピィィィ!!)のひと枠にぶっこんだだけじゃないっすかっ!?

 そんな言い訳むなしく、俺たちは夜の駅前を全力疾走するのであった。

 

 

 

 ▽ ▽ ▽

 

 

 

 「ぜ、ぜの、ヴィ、ア、生き、てる……?」

 「な、んと、か……?」

 

 

 返事は返って来たけど、何故か疑問符を抱えての応え。

 自分でも、無事をキチンと認識できていないのだろう。

 何が無事なのか。

 何をもってして、無事と定義すればいいのか。

 少なくとも今は、この先一般社会へと復帰できるかどうか、という点を注視して応えて欲しい。

 

 窓から射すのは朝日の光。

 部屋には既に彼の姿は無く、床へ脱ぎ散らかしてある服のところには彼が置いていったお金が何枚かあるのを、私たちは後になって確認した。

 しかし、この時の私たちはまだ彼が部屋に居て、多分シャワーでも浴びていて、出てきたら何度目かわからない享楽の宴が再開されるのだろうと、そう思っていた。

 

 その最中に2人だけで会話が出来た、ということ自体が可笑しい話に今なら思えてくるが。

 それが笑い話で済まないくらいに絶倫であった彼ならば、まだ来るんじゃないか、と心持ち身構えてしまったのは仕方が無かったかと思われる。

 

 止まらなかった。

 理性こそ働いていなかったが、快感を追い求める本能で脳のリソースは完全に占められていたわけだが、それでも意識はキチンと残っていた。

 四つん這いになって後ろから交互にあそこへアレが出し入れされたり、2人一緒に彼へと胸を押し付け乍ら股間を両手で(それぞれ)苛められたり、重ね合わさって彼をサンドイッチの具みたいにして一番下の私が身体へ2人分の体重を掛けられたまま子宮も下から押し潰されたり、それが逆になったり、私たち自身が重ね合わさってその股間の隙間に彼の其れが上下交互に出し入れされたり、2人一緒に彼のアレを舐めて綺麗にしたり。

 思い出すと、一晩で遣り尽せることを遣り切ったみたいな、そういう濃密な宴だった。

 

 始める前、彼は今夜だけで済ませると言っていた。

 ――冗談じゃない。

 今夜だけで終わるほど、私たちは聞き分けも良くない。

 

 

 「ゼノヴィ、ア……、任務、絶対、生き延び、よう……。わ、たし、もっと、シたい……し」

 「……そう、だな、異論は、ない……が、」

 

 「「まず、は……休ませてほしい、な(ね)……」」

 

 

 苦しくも同じ意見になった私たちは、今度こそ意識を落とした。

 間際、そういえば彼の名前を聞いていなかった、という思考にも苛まれながら。

 

 

 




~くっころs
 「云わせねぇよ?」


~木場君の過去
 原作を読んでね!


~堕ちた聖女と誹謗中傷の誹りを受けたアーシアちゃん
 実はそれに加えて処女も失ってます、とは口が裂けても言えそうにも無いアーシアちゃん
 内心すっごい焦っているので、ゼノヴィアにこの場で切って捨てるか、とか云われるよりも思考は明後日の方向へ行っていてあんまり話を聞いてないご様子
 朱乃さんは知っているけどそれをこの場で言うのもなんだかなぁ、と空気読み中
 ちなみに本気で斬り掛かっていたら惨酷王の自動防御でゼノヴィアが真横に歪に3分割されていたという恐れもあり
 そんなことよりそらとえっちしたい(真顔
 尚、今回の木場の復讐にはノータッチ。こっそりとそらの部屋へと赴いたけどご本人不在なのですごすご帰ったらしい


~時既に時間切れ
 イッセー は あたらしい トビラ を ひらいた !
 めのまえ が まっくら に なった !



ホントはラストに3(ピィィィ!!)のシーンもがっつり描写しようかと思ったけど、残念ながら事切れました
前書きでテンション低い?
何を馬鹿な。ガッツポーズ取ってるじゃないですか
アレです、感想が凄い数で嬉しいんですよ(白目
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