「『麻帆良学園から来ました烏丸イソラです!』『仲良くしてね!』」 作:おーり
「……ぁっ、く、ふぁ……!? んぁ……っ!」
「ん、ちゅ、む……ふむ、ちゅ、どーやろー? そらくん、気持ち良くなってきたかなぁ?」
このかが乳首を攻めながらそんなことを問うが、応えられる状態でないことは火を見るよりも明らかだろうに。
お嬢様ってば超オニチク。
別に乳首と掛けたわけでは無い。流せ。
「応えられんとしばらくこのままやで」
「……っ!?」
「そらくんprpr」
「~~~~~っ!?」
お嬢様ってばマジオニチク(確信。
後ろ手に縛られてシャツの胸襟肌蹴させられてピタリと密着した状態で首筋に手を添えらるのはまあいいけどその指先が蠢いて擽るのと連動して舌先で胸元弄るとかとても初体験とは思えないテクニックを見せてくれちまいやがって誘ってるってレベルじゃねぇぞそれよりも傍で顔真っ赤にしてフリーズしてるせっちゃんを見てやれよお前わぁぁぁああああ!?
思考だけは冷静(きっと冷静。恐らく冷静)に働けられるモノの、言葉に出来ないくらいの感触に敏感な我が肢体がモノを云うのも億劫になるも仕方がないレベル。
目を見開き開いた口も塞がらない(別の意味でな)己は見るも無惨なだらけた表情筋を曝け出してしまっているのであろう。せっちゃんが生唾呑み込んで俺らの遣り取りを黙して凝視しているのも、きっと彼女のエロ琴線に触れたからとかそういう話では無くて、アヘ顔寸前の俺に呆れているとか、そういう理由であるのであろう。というか、そうであってほしい。せっちゃんはキレイなままで居て。……くそっ、いっそ殺せっ!
「むふぅ、クンカクンカ」
「ハァー、ハァー……っ! こっ、このかさぁん……っ? もうっ、満っ足、したよな……っ?」
舐めてしゃぶっていた肌から顔を離し、今度は後ろ髪に顔を埋めて匂いを嗅ぎだした京都のお嬢様に、息も絶え絶えに問いかける。
そんな俺へとふむ、と呼吸を置き、正面に座り直して、一言――、
「全然!」
畜生! 無駄に惚れ惚れするくらいの良い笑顔で断言しやがって!
「何なの? 俺、今日は新年の挨拶に来ただけなのよ? 入室早々せっちゃんに不意打ちで気絶させられたと思ったらこんな羞恥プレイの役処? 男のアヘ顔とか誰得だから即刻やめてくれやがりください」
最後は懇願になっていたけど、マジで頼むわ。
最早先日大柴君が何処かの祭典で購入し部屋に俺が戻ったにも拘らず置き場が無くて広げられていたエロ同人誌みたいに辱められるのも時間の問題。
俺的ファンクラブが消失しないうちに、速く。
尚、件の同人誌関連を片付けるまでご飯抜き、と宣言して自部屋からの逃亡を果たした先がこの様なのだから、もう笑うに笑えない。
俺の懇願が届いたはずのこのかはというと、俺の膝の上に乗り掛かり姿勢を正す。
――対面である。
「でもなぁ、そらくんも卒業後とか、麻帆良に
「……あー、まあ、エヴァの呪いも解けるし、進学を麻帆良に狭める意味も無いからなぁ」
え、この姿勢で真面目な話?
膝に乗っかるこのかのお尻の感触とか、体重とか、匂いとかが普通に此処まで近いと色々収まりが悪くなるんですけど?
微妙に目線を逸らしつつ、志望校、というか行き先を未だ誰にも告げてないので自然と後ろめたい気持ちにジクジク心中を苛まれる気分である。
「せやったら、やっぱりなんかの繋がりは作っといてええんちゃうかなぁ、って思うとるんよ。ウチもな?」
「いや、別に音信不通になるとかそういう予定は無いですし……」
「あれぇ? なんやぁ、此処までなっても気づかないわけないやろぉ? そらくん、そんな鈍い子ちゃうよなぁ?」
「……っえ、えー? なんのことかなぁ、そらくんわっかんないなぁー」
真面目な話かと思いきや話が変わっていなかった!?
先ほどとは別の意味で視線を合わせられなくなる俺。
そんな俺に、このかは、
「ウチが言うとんのはもっと直接的な“つながり”や。具体的に言うと、セックスしよか、そらくん?」
「………………っ!」
引き攣った顔しか出来なかった。
▽ ▽ ▽
俺、魔法世界から帰ってからこっち負け続きじゃね?
なんなの? 此れで捕縛されたの4度目よ?
……あ、いや5回目だ。
うち一回は引き分けで済んだから、まだ大丈夫……じゃ、ねぇよ……(落胆。
幸い、校内へは噂とかの類は広まってないみたいだから問題ないとしても、こんな己を果たして堂々と向き直れるかと云うと断言できないわけで。
要するに己の裁量の問題なのだけど、やっぱ不純撒き散らしているとしか言いようがねぇ。
エヴァに顔向けできない、っていうかバレタラ縊ラレル……ッ(gkbr感。
あとは俺の事をお兄ちゃんなどと慕ってくる下級生らにも顔向けできない。ごめんな、お兄ちゃん穢れちゃったよ……(泣。
「断る!」
と、そんなわけで断然この言葉は出てくる。
しかし、
「――まあ、断ってもヤることはもう決まっとるんやけどな」
「おおおおぉぉいいぃぃ!?」
そんな言葉を発していたこのかは、既に俺のズボンから苦しそうにしている我が息子を後ろ手でぼろんと解放し
感触と匂いで半勃ちだった其れはこのかの手に直に触れられて、しかも力任せとかじゃない優しい手つきが触感の琴線を刺激する、と同時に理性の壁をもガリガリ削る。
何この娘コワイ! とても初めてとは思えないくらいに手馴れていて超コワイ!
「ほら、せっちゃんも
「っ、は、ハィっ! で、ではしつれいしまひゅ……!」
待て待て待て待て待て待て!!!
「そういえば今更ながらなんでせっちゃんまで同室でこんな有様になっているのを放置で更に参戦!? おい護衛! 仕事はどうしたぁ!!?」
「そうは言うてもなぁ。このセッティング、そもそもせっちゃんの為に用意したんやで? “つながり”持って欲しいんもどっちかといえばせっちゃん優先で取っといて欲しいからなー」
「汚い! 流石『近衛』汚い! それもどうせこのかからのお願いっつう名目で下された命令なんだろうに! お嬢様の無茶振りに一々応える健気な半デコ娘が可愛そうだとは思わんのか!?」
「言い方悪いなぁー。ちゃんとせっちゃんにも許可とっとるえ?」
「だったら声裏返ったり語尾噛んだりしねぇよ! 男慣れしてない美少女に何させるつもりだお前は!?」
「姫始めと貫通式やな」
「解答が具体的!?」
もうヤだよこのお嬢様。
幸いなのは明日菜がいないことか。
同室なのに居てないのは何処か不安が蔓延りもするが、なんとか拘束を逃れればこの2人に後れを取ることも無い筈。
墓守り人の何某で英雄共と遣り合ったのに比べれば、この程度乗り越えられない筈もねぇ!
今こそ湧き上がれ! 凡人力フルパワーッッ!!!
「大体、そらくんは初でもないんやし、そんなん拒否ることもないんやないの?」
ぷしゅぅぅ……、と自身のオーラが抜ける様を幻視した。
今このかに口走られた言葉に、虚を突かれたように彼女の顔を覗く。
ニコニコしていたのも束の間の事、今は何処かむくれたように目線を合わせないお嬢様が其処に居た。
「………………明日菜か」
「ま、な。あとはゆーなからのLineでクラス内に情況は広まっとるし」
戦犯を言い当てれば、ある程度は予想通りの名義も友釣れる。
アレだろ? ゆーなが明日菜と張り合ってるんだろ? 柿崎からメールが来たよ、大草原付きの爆笑メールでな。あとちうたんからも『死ね』って来たよ。なんでちうたんって俺にやたらと辛辣なの? 今回のに関してはわからんでもないけど。
い、いや、まだ半分だ。絶望するにはまだ遅くない筈、
「――で、察するにあと2人くらいクラス内に
お前エスパー?
「……当たりか」
気づけばこちらを見据えて、俺の表情から読み取ったらしい。
女子ってそういうのホント目ざといよねぇ……。
「……教師陣にはせめて云わないでください」
「云わへんよぉ、ウチらだって“そういう”んに興味ある年ごろなんやし、クラスメイト売る様な性根でもあらへんし」
「でしたらついでに此の拘束も解いてください」
「其れは後でなぁ」
ニコニコ笑顔に戻って応えるこのかさん……。
……後で? って、
「――ぅひっ!?」
ちょ、なんか股間のところを濡れたモノが全体を!?
待って、この感触まさか……、
「よいしょ」
と、思う間もなく、このかが俺に抱き着いてくる。
肌蹴たお互いの胸元がくっつくくらいに密着しており、ぷにぃと彼女の小ぶりながらも形のある発展途上のぷちぱいの感触が同時に加わった。
乳房というよりは、先端が肌の上で潰れるような様だ。
上と下とで刺激のある感触に苛まれて身悶えが止まらないんすけど!?
「こーすれば、見えるかなぁ?」
ぐい、と俺にそのまま抱き着いて、首筋へと顔を伸ばし、肩へ顎を乗せる姿勢。
そんな彼女の肩越しに、俺の股間に吸い付いて、というか咥え込んでいるせっちゃんの姿が見えた。
……お前何してくれてんの!?
「んぐ、じゅぽっじゅぽっ」
「ちょ!? せっちゃんやめっ!?」
「ふふふー、そらくんとヤると決めてからしっかりと教え込んだんやでぇ? 美少女にご奉仕されるとか、まんざらでもないやろ、そらくんも?」
完全にご奉仕要員です、と宣言するこのかが不敵な笑みを浮かべていた。
見えないけど。
殴りたい、そのどや顔……!
見えないけど。
「んむ、……ちゅぽっ。……お嬢様、準備が出来ました」
「そか。ほなそらくん、いただきまーす」
気づけば反り立つ我が息子の様から万全だと思ったのだろう、せっちゃんが口を離し、このかは身体を離しだが腕は俺の首へと絡ませ直して、反り立つ其処へと着物を捲り上げながら跨ってゆく。
わぁ、着物を着るときは下に穿かないって都市伝説と違ったんだぁ……じゃなくて!
「おいちょっと待てこのか、そのままとかお前もうちょっと慣らしてから、」
「ん、ひぐ、っ、ぁ、んぎぃ……っ!?」
う、わぁ……! ほんとにそのまま挿入れやがったよこの娘……!
せっちゃんのご奉仕とは比べ物にならないくらいに窮屈な、あまり湿っているとは言えない肉襞を押し広げる感覚。
いきなり体重をかけたのか、入り込むその異物感に連なる痛みを想定しきれていなかったのか、目を見開いたこのかは流石に笑顔にはなれなかった。
視点を虚空へと定めたままに、食い縛ったような口はなんとか空気を取り入れたいのか、陸上でもがく魚のように意味も無く開閉を繰り返し、だが、何も目論み通りにはいっていない筈である。
さて、此処で一回抜いて、とか選択するようなら、その後がまた最初以上に忌避感を抱きそうではあるが。
果たしてどうするつもりなのか……。
……って、なんか中が湿って来た? じんわりと熱を帯びたような伝導が……ああ、破瓜か。
……俺、この半年で一体何人の処女をかっ食らってるんだろう……。
思わず、自嘲するような乾いた笑みが浮かぶ。
但し目元が笑っているとは到底思えないのだが。
「~~~っ、は、ぁぁ……! ん、ぅん、ん。こ、れで、初めて、デキタ、な……?」
「……うん、まあそうだけど」
苦しげに、だがなんとか言葉を絞り出すこのか。
おかしいなぁ、このかはもうちょっと利口なはずだったんだけどなぁ。
興味があるから、とかそんな軽い理由で好きでもない男とこんなことをする意味もないだろし、そもそも『繋がり云々』だって肉体関係に直接なる意味合いだってこのかには薄いはずなのだが……?
せっちゃんを優先してほしいと言いながら、何故か先に自らを差し出すその順番に、どうにも作為的な意味合いを覗わざるを得ない。
そんな風に彼女の有様に疑問符を抱いていると再び俺に抱き着いて、しな垂れかかって腰を浮かせるように膝立ちのまま、自身を上下へとゆさゆさ動かし始めるこのか。
そのテンポは随分と緩慢だが、彼女と俺との結合部である『其処』へは確実な差異が滲んでいた。
「んっ、ほ、ほな、うごく、な? これ、でっ、きもち、ええ、かなぁ……? ぁっ」
滲み滴っているであろう血にもお構いなく、部屋に微かに響くだけの膣穴が喰い付く肉の滑る音に依り、その程度の動作だとも判る。
だが、ぬぷ、ぬぽっ、と連続して響くそれは断絶することもなく、このかの身体が上下するタイミングで淫靡に響くことからも、それが俺の自身にも連動している動作であるというのも良く判る。
緩慢な動きは次第にその間隔も短くなって行き、俺に抱き着いたこのかの呼吸が荒くなってゆくことを、何もできずに耳に届かせることしかできなかった。
せめて後ろ手の拘束だけでも外して貰えれば、拙いながらもどうにかサポートは出来たのだが。
其処を外してくれないのは、やはりこのかなりに色々と判断している部分でもあったのだろう。
そんなことを頭の隅で何処か冷静に読み取りながら、彼女の荒い呼気に連想する彼女の表情を容易く連想する。
「ぁっ、んっ、はっ、はっ、あっ、あっ、あっ、んっ、ひぁっ」
抱き着いている所為ではっきりとは覗えないが、次第に狭まる間隔からもこのかが快感を覚え始めているのは確実だ。
自慰をしている時と同じような調子でリズムに乗り出しているというならば、自然と目を瞑って顔も紅潮としている可能性が高かった。
「んっ、はっ、せっちゃぁん……、っん、あんっ」
「はぃ、お嬢様……、此処にいます」
そのこのかの様相に連動しているせっちゃんがすぐそばにいるからね。
これで判らなかったら嘘だわ。
呼ばれてこのかへとしな垂れかかるせっちゃんは、同じように着物を着崩して肌蹴させ、それでも限界ぎりぎりの局部だけは晒さないような有様のままにこのかへと顔を寄せる。
このかを挟んで俺の反対側へ並ぶせっちゃんに、俺に抱き着いていたこのかは首を向けてせっちゃんと相対した。
紅潮とした2人は、そのまま優しくも卑猥に唇を重ね、ちゅぱちゅぱと粘つく水音を響かせながらも、腰の動きは止まることは無い。
「んっ、んっんっんっんっんぁっ」
「はっ、ぁっ、んっ、おじょうひゃまぁ、んっあっ」
このかの反応は腰の動きに連動し、間隔が狭まっているからこそのこの反応だと判るのだが、せっちゃんの方は唇を重ねているだけなのでそこに追い付くことは無い。
しかし、俺の横でそういうレズプレイを実践されていると、どうにも置いてかれてる感が否めないというか……。
「ぁ……はぅぅっ!」
びくん、とこのかの身体が震え、抱き着く力が強まった。
強張ったその手が、俺の背に回されていたその先の細い指が、引っ掻くように肌へと喰い込む。
……どうやら
レズプレイは好みとちゃうねん。
興奮しきるにはもうちょい欲しいなぁ。
「っぁー……、……っ、ふぅー……はぁー……、こ、これアカンわ、もう、むり……」
「ふぁ……ん、お嬢様、だいじょうぶですか?」
このかの横で自慰の真似事みたいな好意で己を慰めていたせっちゃんが、遅ればせながらお嬢様の身を案じる。
……老婆心ながら思わせていただくが、せっちゃん今のうちに逃げておくべきなんじゃね? だってさ、このかのさっきの発言からすると、次は、
「ん、今退くからな」
「いえ、そんな御体に障ります。直ぐに動くことなくとも……」
「だーいじょうぶや、って……ん、っ」
「お、お嬢様……」
「ぁ、はぁ、ふー……――ほな、次はせっちゃんの番やな?」
「……あ」
ですよね。
さっきも言った通りならそういうことですよね。
俺の逸物から跨ることを放棄し、しな垂れかかったままだがせっちゃんの方へとしっかりと顔を向けたこのかは、恐らくはにんまりとした笑みで以て彼女へ俺を促していることであろう。
それより全体的に此れを辞めるのが第一だと思われまーす。
この中途半端な大きさを維持するのって、すっごい大変なんですけどー。
▽ ▽ ▽
「ほな、此処で見ていてあげるから、せっちゃんもしっかりな」
「………………ハイ、オジョウサマ……」
後ろから実に嬉しそうに朗らかなこのかの声が聴こえる上体で、正面にはせっちゃんが全裸となって俺の膝の上へと跨ろうとしていた。
ハイライトこそ仕事しているものの、その声音に覇気は無い。
お嬢様のご命令に然り従いますよ、と全身で以て応えて居る所存であるのだ。
例えそれが好ましくも無い男とのSEXであろうとも、命令とあれば応えなくてはならないのが彼女なりの矜持であるのだろう。
阿呆である。
断言し、為すがままとなっている俺はというと。
衣服は総て剥ぎ取られ、肌蹴た背中にこのかのぷちぱいが密着している状況。
要するに女体サンド寸前という、男の夢が今ここに!
……後ろ手の拘束さえなければね。
はよ外せ。
「せっちゃんさぁ、そんなに嫌ならきちんとこのかへ云えば?」
「……私の為だから、の言葉で押し切られたんだ。今更できません、とか、先に処女を喪ったお嬢様に申し訳が立たないだろう……」
その点はこのかの自己責任と思われるのだが。
というか、お前ら百合百合してたのに貫通式未だだったんだな。今更気付いたけど。
「というか、その辺の細かい理屈とかは無いのか。流石に『お前の為』の一言で全部を片付けて貰えるほど世の中は優しくないだろ」
「……」
そう応える俺に、無言のジト目。
なんすか。
「流石は明日菜さんの為に魔法界を殲滅した男の言は格が違うな。それを貴方が言うのか」
「人の黒歴史
それで済ます気は無かったから黙っていたのに、なんでちうたんは其処を暴露させちまうのかねえ。
しかも全員の目の前で。
「これも愛だ。貴方と同じ、な」
「ねぇホント止めて? 何気ない言葉のナイフが俺のライフをぐりぐり抉ってるからマジでやめて?」
「そんなことより、その、なにか無いのか、せめて……」
俺の黒歴史が『そんなこと』扱いである。悔しい!
それはそうと。
そう言葉を紡ぐせっちゃんは、今更ながらもじもじと顔を赤らめさせて身を捩る。
ふむ、
「……」
「……」
胸は、他と比べて言う程目立た無いのだが、中学生ならば年相応。
ふっくらと手のひらに収まるサイズで、垂れを微塵も覗わせない微かなふくらみに、桜色の先端が淡い円を滲ませた局部もしっかりと晒されて、恥じらいとか無いのこの娘?と思わず問いたくもなる。
だが、其れが良い。
このかの時には確認できなかったが、下の毛は無くつるりとした恥丘が顕わでもあり、小さな割れ目に俺の自身の先端が添えられている。
今にも沈んで往きそうなその様へ、俺は頷くと一言告げた。
「キレイだな」
「あ、りがとうございます……」
もっと飾った言葉でも出てくるとでも思っていたのか、一瞬呼吸が止まったようにつっかえたが、せっちゃんは絞り出すような返答で目線を合わせてくれた。
やる気になっている、とか自棄になっているとか、彼女なりのそういう態度云々は除けておくとしても、男として女子の肢体を堂々と眺められるのは冥利に尽きるのも事実である。
「で、では、いきます、ね?」
「おー、ゆっくりでいいからな。何処かの阿呆は人の忠告も聞きやしなかったけどな」
後ろからむぅーと怒ったような声が聴こえるが無視。
ぐいぐいと背中で形のある柔っこいぷっくらした突起物系の何かが潰れているけどそれも無視である。
「ん、ぁっ、は、ぁ、ふっ、んんんんっ」
ゆっくりでいいって言ったのにこの娘てば。
「はい、り、まし、たぁ……っ!」
はっ、はっ、はっ、と息も絶え絶えに手は俺の腰を掴み、赤らめた顔のままに半目のせっちゃんが自己申告。
上目遣いまでされて、意外にもエロい。
「うっ、動きます、ね?」
いえ、そんな、無理しなくとも宜しいのですけど。
と押し留めることも出来ず、ゆっくりと、だが、せっちゃんが腰を上下へと稼働させる。
抜き取る仕草で彼女の割れ目から滴る血は、
後ろから見れば小ぶりな尻が俺に圧し掛かり、一生懸命に上下しているのであろう。
なにそれ、超見たい。
そうして数分くらい動かれた後。
そろそろテンポが安定して来たな、と思った矢先、不意にこんな声が後ろから聴こえてきた。
「――ほな、それじゃあここからはお楽しみタイムやな」
本日の戦犯の楽し気な宣言である。
何をする気だ……!? と戦々恐々とする暇も無い束の間、手首を封じていた何かの拘束が緩んで消えた。
「此処まで来たらそらくんやて辞めたりせんやろ? フリータイムに突入やでー」
――ほほぅ、有り難い。
「っ、えっ?」
がしぃ、と自由になった手を、せっちゃんの背と尻へと回す。
しかしそれにしても、確実に狙っていたのが間違いないくらいのタイミングでの解放。
このか……!恐ろしい娘……!
「――っは!? きゅうぅぅぅうううっ!?」
奇声を上げて驚愕しているのは、尻と背に手を回されて抱きしめられたから……だけでは無いのだろう。
そのついでに俺自身へと圧し付けて、セツナの膣穴の深いところまで一息に届けてやったわけだから、今迄浅い部分で自慰とも変わらぬ軽めの刺激だけで
例えるならば、肩叩きで満足していた肩凝り初心者に、お灸と足つぼマッサージとタイ式整体とのフルコースへと連れ出すようなモノ。死ぬしかない(確信。
「はっ、はっ、はっ、はっ、はっ、はっ、ぁあっ!?」
犬みたいに荒い呼吸になったせっちゃんを抱き締めつつ、がっちり嵌った膣穴の中のそいつへと押し留めていた血流を意識して送る。
要するに、テンパりせっちゃんが可愛いので我慢しきれませんという、実に判り易い論理の旋律。
ぐんっ、と大きくなった肉棒の刺激が、彼女の中へとびりびり響くのがよく伝わっている筈である。
「……今更だけど、せっちゃん肉付き悪いよなぁ。まあ、付いてるところは付いてるから問題は無いか」
「ぁっ、んひぃっ、まっ、どこさわ、はひっぃっ!?」
ぐにぐにと、何度も言うが小ぶりなお尻を揉み解せば、敏感肌のご様子なセツナさんがビクンビクン悶えた。
女子って皮膚が柔らかい分、触られるだけで気持ちイイってアキラたんとかも言ってたのだけど、せっちゃんの場合は男慣れしていないのも相俟って凄い敏感。
普段の修行で生傷作っている、とかいう設定すら凌駕する反応の良さに、せっちゃんの中で自身が跳ね捲ります。
「~~~~~~~っっっ!!!!」
「さぁて、弱い部分は何処かなぁー」
「まっ、おねっ、やめっ」
「……此処も弱いのか?」
「ぁ、~~~~~~っっっ!?」
背中の、多分翼の付け根とか生えてくるところ、と思われる個所、肩甲骨の上あたり?をもぞもぞと弄る。
原因はそれだけでは無いだろうけど、声にならない声を上げ、腕の中で身を悶え攀じり顔を真っ赤にして口を大きく開けっぱなしのセツナさんは最高にエロいと思います。
亜子といいせっちゃんといい、貧乳っ娘は背中が弱いっていう風潮なの?
あると思います!
「じゃ、適度に弄ったところで……」
「……っ、……っ、……っ、……?」
呼吸だけしか出来なくなったせっちゃんを抱き直して、ぐいと姿勢を正すホールド。
意識が薄れかけているみたいな、反応の弱々しくなっちゃっている彼女を、再び上下運動へと再起させよう。
お仕事だよー。
「ほっ」
「ひっ!? んぁっ! ふにゃぁっ!? ひあぁっ!? んぁっ! んぁっ! んあぁっ!?」
さっきまでとは違う大きくなったソレで動かしている所為なのか、反応が全然違って止まりませんね。
ぐぶっ、ずぶっ、ぐじゅっ、ぐにゅるぷっ、って、下からも響くのがすっごい生々しい音してるもの。
上下運動の衝撃で俺を直視できなくなっているのか、目元は視点が定まってないご様子で口は開いたまま。
腕とかが否定の姿勢を取ろうとするも、衝撃に流されて俺を掴むのもままならない。
揺するたびにちっぱいがふよんふよんて、縦横無尽に跳ねるのも好評価だよね!
「ああー、これ良いわー、せっちゃん、もうちょっとがんばってなー?」
「ひゃぅっ! むっ、むりぃっ! これむりぃっ! やぁっ、やだぁっ! とめてとめてとめっ! んひぁぁっ! んにゃぁぁっ!?」
「いっくぞー」
「やぁぁぁあああああああああああああああああっっっっ!!!!!!!!?????」
―――――っと、脳みそが真っ白になるくらいに、凄い、出た。
そりゃあなあー、このかの時出してないんだから、出せるときには出しちゃうのが生物としては自然だよなぁ(他人事。
せっちゃんの膣中にどぷどぷ注がれて、出されている感触に反応しているのか、それが続く間はずっと痙攣するように身体が跳ねているセツナが其処に居た。
目も見開いて、虚空を見上げて、口は半開きのままに言葉も無い。
いっしょに絶頂もしていたようで、気持ち良くなってもらえたのなら言うことは無いのだ。
……ところで、さっきから誰か静かじゃないか?
「ぁ。このかー、交替」
「――ぇっ!?」
気づいたので後ろを振り返り、せっちゃんをそのままにベッドの上へと寝かせると、やや距離を取っていたお嬢様が視界に入った。
んん? 引かれた? それとも逃亡寸前?
「何驚いてんだ、次はお前の番だよ」
「ぇ、い、いやいや、ウチはさっきキモチヨクしてもらったし、そらくんも連続で疲れたやろ? ほなら今日はこの辺で、」
「いやいや、寝た子を起こした所為か今凄いヤル気になっちゃってんだよね。しっかり相手して貰わないと、収まりがつかないわ」
じり、じり、と窓辺へと近づくこのかへ近づく俺。
逃げ道なんて寮内への内ドアだけなので、本気で逃げようとしたら窓から飛び出して3階の高さを飛ぶしかない。
が、せっちゃんという足代わりを封じられた今となっては、このかに逃亡の手段など既にない。
「つーわけで、第2ラウンドよろしくねー!」
息を呑む攻防戦空しく、俺は早々に攻勢へと打って出る!
詰んでいることを自覚したらしきお嬢様が絶望の貌を見せる前に、全裸俺はルパンダイブを決行した――!
▽ ▽ ▽
「たっだいまー、っておわ、凄いわねー。あ、そら、あけおめ」
「お、おう、あけおめ」
やだ、超気まずい。
あの後、逃げようとした戦犯このかにも極太のアレで足腰立たなくなるくらい後ろからズコバコしてやったり、目を覚ましたセツナを上に重ねてレズプレイの隙間にこのかの穴を苛める遊びとか、逆に重ねてこのかの乳を揉み解しながらせっちゃんを組み敷かせての擬似レズ貫通式もどきとか、下の口だけじゃなく上の口中も舌で交互に蹂躙して蕩けさせたところで盛りの憑いた雌猫が2匹出来上がったので横に並べて四つん這いになれよぉ!とかさせて交互にとか。
まあ色々やっていたわけだが、そのもう数回目のフィニッシュで4つのぷちぱいで微分ぱふぱふも愉しんだ其処へ白濁ぶっかけとかやった仕上げ段階で帰って来たのが明日菜であるわけで。
考えて見ればこの部屋は元来明日菜とこのかの部屋で、そこへ昼間から彼女が居なかったというのは、普通に疑ってかかるべき事項であるはずなのだ。
居ないのをいいことに、というつもりは微塵も無かったが、全裸でルームメイト+αと3pな情事に勤しんでいる幼馴染(しかも肉体関係済み)という図式は、いかにもな修羅場の様相でしかない。
は、図ったなぁこのかぁぁぁぁ!?
「え、えーと、これはだな、」
「あーあ、もうこんなに汚しちゃって。ほらこのか、せつなさんも、お風呂湧いてるから洗って来たら? 今なら人は少ないと思うし」
「んぁー……、今何時なん……?」
「ま、まだ、昼の2時です、お嬢様……」
「んー……ほんならいっかい休もかな……、せっちゃん、あらいっこしよか……?」
「そうですね……、これ、ちょっとじゃ落ちなさそうなくらい濃厚ですし……」
あれよあれよという間に、よろよろと足取りの悪い2人に棚からバスローブを出して着せて外へと送り出す明日菜。
いやいや、もっとなんかしら気に掛けることがあるんじゃねぇの?
ていうか手際良いな。
なんか、凄い計画が陰で働いている気がしているんだけど……!?
そうして送り出した明日菜はというと、さて、と気を入れたかのように呟き、俺へと向き直った。
「そら、まだ元気よね?」
「お、おう、一応な?」
「じゃ、2人が帰るまで私専用ということでっ」
「いや待て、その前に説明――」
と、静止も止む無く、魔法世界の元お姫様はルパンダイブを敢行して来た――!?
待て! 説明! 説明プリーズぅぅぅ!!!
――姫御子には、勝てなかったょ……!
作中で語り切れなかった設定解説
~実は正月初日の時期
実家に帰ろうにも新婚を邪魔する気の無かったこのかさんらは麻帆良に留まりました
しかし、晦日に学園長がもたらした話題が、このような形になるとは、思いもしなかったのです…(そらが
~手ごろなところでキープくんを作ろうというこのかの策略
このかと同じように孫扱いして貰っているセツナに見合い話を持ち掛けた学園長への牽制の為に、お付き合いしている男性として
そらを麻帆良に留めておく計画…と見せかけて、
世間的に百合百合してるのは流石に認められないだろう、と自覚もしているので自身の仮面婚約者的な立場にそらを据える計画でもある
重婚が認められない?
籍を入れなきゃいいんだよ!(暴論
~そしてそれらを裏から扱う明日菜の謀略
魔法界から帰って来て本格的にそらゲットへ乗り出した姫御子さんはとりあえず既成事実を作ることから始めたご様子
それとついでにハーレムで囲うことによる包囲網まで計画のうちみたいですね(ニッコリ
クラスを煽って男女関係を誘発する幼馴染とか、まったくもってけしからん。いいぞ、もっとやれ
~そして烏丸との距離感がどうにも安定しないせっちゃん
仕様です
と、いうわけで麻帆良話、番外編でした
一部の方はご存知の通り、アンケの結果です
結果発表は活動報告にて
次回はキチンとハイDをやりますからぁ!