※この作品はR-18です。

「『麻帆良学園から来ました烏丸イソラです!』『仲良くしてね!』」   作:おーり

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此れまでのタイトルを修正して濃厚エロ描写がある回の頭に印をつけて見ました
尚番外編は基本的にエロ回なのでどうしようかと迷いましたが、一応
20の大台を更新したので、そろそろ烏丸が覚悟を決めたご様子です



☆「決めたわ、お前ら今日から俺の性処理係りな」

 

 

 「ところで悪魔くん、知ってるか? このマンションは中々に高級志向のようでなぁ、最上階には宿泊客プライベート専用の屋内プールまで用意してある。どうだ? ひと泳ぎしていかないか?」

 「夜中にオッサンとプライベートプールとか何の拷問っすか!? 絶対御免です!」

 「残念だなぁ、お前さんの実力を測っておきたかったんだが」

 

 

 ここのところ呼ばれ続けているオッサンに今夜も御呼ばれしたイッセーですっ!

 常連さんがご指名入るのは嬉しい話だけど、せめて美人なお姉さんとかが良かったぜ! 支払いは良いけど、このオッサンの用事ってショボいのばっかなんだもんよ!

 

 ――そんなショボいオッサン略してショボサンが、実は堕天使の総督だとわかるのは大体あと数分後の話。

 先日は聖剣使いであった2人も眷属入りまで果たしたし、なんでこうも耳に馴染まない事態ばかりが集まってくるのやら。

 相変わらず、俺の周りは騒動だらけだな!

 

 

 

 ▽ ▽ ▽

 

 

 

 奥行きは8メートル弱、幅は3メートル届かない程度の適度な大きさのプールが目の前に在る。

 四角い水箱でしかないのだが、それが『在る』場所が場所なので言う程の拙さを感じさせない高級感が垣間見える。

 上は斜に張られたガラス張りの夜空で、横に目を向ければ若干遠くに駒王町の夜景が覗えた。

 柵こそあれど、屋外へ出れば一望できるくらいに距離が開けた、ベランダと云うにも憚られる屋上庭園。

 その中心に位置するこの部屋は温室プールになっており、本格的な『水泳』では無く『水遊び』を愉しむための水箱だ。またはサロンとでも呼ぶべきか。

 何処か適当に場所が取れる遊び場、と希望したところ、バイト先の常連さんからご紹介されたのがこのホテル最上階のプライベートプールであったりする。

 何者だ常連さん。名前はサクライ某と云うらしいが、孫娘がアイドルとして有名な財閥にそんな名が連ねてあった気がする。気の所為か。偶然か。

 

 そんな水場へ今夜誘ったのは、とりあえずアーシア。

 

 

 「あ、あのっ、どう、ですか……?」

 「――ん、似合ってんね」

 「ぇ、えへへ……」

 

 

 屋内を睥睨としていると場違い感でも覚えているのかややおっかなびっくりな仕草で、しかし確りとレンタルのライトグリーンにラメの入ったビキニを着て参上仕った、内股でもじもじとはにかむ金髪少女。可愛い。

 グレモリー先輩や姫島先輩を筆頭に先日転校してきたゼノちゃんイリナちゃんとも比べれば胸部のボリュームはやや心許無いのだが、年相応の女子高生や塔城なんかと比較するならば充分以上に膨らんだ其処へ詰まって居るモノは恐らく夢と希望だろう。今現在布の下からわずかばかりに食み出ているし、かつて手の平へ収めれば微かに溢れる乳肉がその存在感を興していたのだから、間違いはない。比較対象が絶望的? そりゃスマン。

 

 数度ばかり全裸姿を見せている相手なので羞恥はそれ程覚えて無さそうにも見えるが、マイクロなそれを着て参戦するという現状には別の期待感が見え隠れしている。

 先ほどから垣間見せていられる『恥じらい』が特に。水泳が苦手だとのいう話を伺ったので指導入れてやろう、という『名目』で呼んだのだが、どう見ても『別の授業』を求めているんじゃないかって顔つきだ。

 そもそも最初の名目があるのだから、学校指定のスクール水着でも用意してくれば宜しいモノを。

 ……まあ、この格好はこの格好で眼福なので否定する気はないが。

 しかし格好に場所柄も相俟ると、どうにもジュニアアイドルのイメージビデオを此れから撮影します、とでも言い換えられそうな現状だ。

 特に彼女は小柄だから、脱いで寄せた時のボリュームを思い返すと完全にロリ豊乳というニッチな趣向へストライク……ああいや、今は言う程隙間でもないのか。

 

 

 「じゃ、先ずはストレッチから」

 「はいっ」

 

 

 余計な思考だが強ち間違っても居ない推移とは一端おさらばの腹積もりで声を掛ければ、喜色張った声音で返事が返る。

 だから期待する目をやめい。

 

 

 

 ▽ ▽ ▽

 

 

 

 嬉し恥ずかし密着授業をKENZENに終えて、水箱に入っての手を引くバタ足作業。

 姿勢を制御するために腹や胸へと手を廻しつつ、その度に嬉しそうに身を捩らせる彼女へ、しかし俺はそれ以上(・・・・)へ進もうとはしない。

 今はまだ、飽く迄も水泳の授業ですから(素っ惚け。

 

 

 「そういえば、2人とは最近どう? 眷属入りしたんだよな?」

 「ぁ、はい。色々とお互いに、んっ、難儀なところもあるのですが、ぁっ、元々同じクラスですし、っ、みなさんと、仲良くしています、よっ?」

 「それはオカ研でも?」

 「はい。ぁっ、あの、そらくん、んっ、もう、そろそろ……ぁんっ」

 

 

 ぱしゃぱしゃと水音と一緒に互いの声が響く中、アーシアはこちらに身を預けつつ、潤んだ目で俺を見上げる。

 まあ、そろそろいいだろうとは俺も思ってた。

 

 

 「んじゃ、下脱いじゃうか」

 「ぇうっ、あの、」

 「ほらほら、上も、早く」

 「あ、……ん、はい」

 

 

 水の中で彼女のセパレートな水着の下部分、そこの布の下へと手を潜り込ませ、尻肉を撫でながら徐々に摺り下げる。

 抵抗もせず恥ずかしげにだが、着けていた上部分を支えている後ろ紐へと手を廻すアーシア。

 少しもしないうちに彼女の着ていた水着は剥ぎ取られ、波間の無い水箱でぷかぷかと揺蕩う。

 此れがガチのイメージビデオならば憤慨モノであろうか。詳しくは無いが。

 

 透き通った水面越しに覗えるアーシアの裸身は身を覆うモノは何一つ付けておらず、そんな実はやはり恥ずかしいのかより一層俺へと近づいて抱き着くように身を寄せる。

 晒された素肌は温水など何の抵抗も見せず、ぴたりと吸い付くように俺の胸板と密着する。

 相性の良いことを判っている彼女は、気づいて我が儘に呟いた。

 

 

 「そらくん、そらくんも、シタ、脱いでください。ね? いいですよね? 今日はそういうつもりなんですよね?」

 「まあ、慌てない慌てない。スル前に、ちょっと話があるんだけど」

 

 

 何しろ前の会合ではお前要らね、って言ったのはこっちだ。

 なのにアーシアは、どうしたって離れようとしないし、昼休みなんかには弁当持って突貫までしてくる始末。

 そういうのは兵藤先輩相手にやってあげればいいだろうに、いくつか覗った処、兵藤先輩は先輩でグレモリー先輩狙いだろうとアーシアの中では決定されてしまっているらしい。

 一つ屋根の下での自身を預かってくれている家族の下なので口にしづらいとは口遊んでいた覚えもあるにはあるが、直接聞かれない限りはギリギリまで回避を続けそうだという若干腹黒い面がうっすらとも覗える。

 まあ女衒宜しく俺が彼女を見受けする気は無いのだから、そんな状態で放逐されてそれを何とかしてくれるほどの度量の広さを及ぼせる誰かに巡り会えるまではそれもまた選択だろう。

 それを浅ましいと思えども、しかし、俺もまた経験則上見限れるわけもない。むしろ共感すら覚えるし。

 

 だが、それとこれとは別だ。

 

 俺はこの先この世界から抜け出すためにこそ今を消費している。

 その上でこの世界上での出会いなんぞは足枷にしかならないし、帰る時に連れてゆける保証もない。

 ならば、と行きずりの関係で終わらせる気ではあったのだ。

 帰らない、という選択は無い。

 遺してきたモノは幾つもあるし、死別したのでもないそれを見限れるほど、俺の『執着』は軽い気はない。

 なれば、仕方がないよね。

 

 

 「アーシア。俺はお前を愛する気はないよ」

 「……っ」

 

 

 先ずは、言っておかねばならないこと。

 次いで、その上での事。

 

 

 「それでも、身体だけの関係でもいいって言うなら幾らでもシテあげr」

 「お願いしますっ!!」

 「お、おう」

 

 

 喰い気味に詰め寄られた。

 ま、まあ、気持ちは絶対ではないし、何度かするうちに手放せなくなる気持ちを抱くようになるかもしれないし。

 帰る気は絶対のつもりだけどな、やはり残してきたものがどうしたって不安要素煽るし。

 

 

 「本当にいいのか? 俺がしたいときにしたいだけする関係になるけど」

 「だぃっ、だいじょうぶ、です……っ! 桐生さんが言ってました! 女の子へ優しくエッチしてくれる男の子はめったにいないから、手放すのは無しだって!」

 

 

 誰だ、キリュウさん。

 ある意味余計なアシストを決めてくれた何処かのどいつへと若干の胡乱さを覚えつつ、

 

 

 「んじゃあ、とりあえずは今日もいっかいめ」

 「は、ひぎゅぅぃんっ!?」

 

 

 じゅぷぅ、と回想の合間に準備していたイチモツが彼女の股間を貫いた。

 じゅぶぶぶぐじゅにゅぶ、とほとんど一番奥までゆっっっくりと突き刺さったその感触に、か、は、は、はぁっ……! とアーシアは呼気を漏らす。

 俺へと掴み掛ったような体勢のまま、白目を剥きそうになるくらいに舌が飛び出るくらいに目と口とをかっ開いて、痛みとも快感とも覚えれないであろうその衝撃にされるがままに、こつん、と一番奥までようやく届いてやっと口を閉じ、んっんぅ、と声音を絞る。

 俺は彼女が水中へと落ちないように抱き締めて、その体重を支える姿勢でアーシアの頭を後ろから撫でつつ、彼女の唇へと舌を這わせた。

 

 

 「んちゅ、はむ……ん」

 「んむ、みゅ、ふみゅう、んぁ……」

 「ぷ、は……、はーい、お疲れさま」

 「ふひゅぃ……、はひぃ……」

 

 

 文句ひとつ言わず、というか、蕩けた目つきでされるがままのアーシアへと、もう一つのサプライズだ。

 

 

 「ちなみにアーシア、お前のその役処ってお前だけのモノじゃないから」

 「はー……はー……はー……………………………………はい……?」

 

 

 「沈黙長いな。まあ、そんな状態なら無理もないか」

 「アーシア、次私たちの番だから、すぐに逝っちゃってくれてもいいからね?」

 

 

 「……………………は?」

 

 

 つい先日、転生悪魔へとシフトした聖剣使いの2人組。

 白いマイクロビキニを着けたゼノヴィアと、レモンイエローなビキニのイリナがプールサイドに並んで居た。

 ゼノヴィアの乳房は以前にも弄ったが、大きさも柔さも過充分で魅力的に丸く白いふかふかのもっちりとした乳肉。それでいて張りもあるのは、彼女自身が脳筋であることに由来するのであろうか。全体的には筋肉質なのに、胸や尻や太腿ばかりは柔らかくもち肌且つ重量感抜群とか、女子としての魅力の潜在的期待値は実はトップレベル。小さな布地でほとんど先端と局部だけを隠している水着は、彼女の肢体を素晴らしく魅力的に推し出していた。修道女をしていたというのは、実に何気に勿体無かったのだろう。特別着飾らなくとも素材の味だけで勝負できる。そういう自信の表れもあるのかもしれない。

 イリナの格好は元修道女と云えば過激かもしれないが、年相応と見れば少し大胆でもそのままレジャーへと繰り出せそうなくらいには健康的だ。髪の色ともマッチして、彼女自身の持つ溌溂さを惜し気もなく演出している。日系と覗えるイリナはゼノヴィアと比べると肌は比較的黄色(おうしょく)依りなので、揃った元修道女2人と比べればその残滓は実に希薄だ。事実、何度か苛めた素肌の張りはやや筋肉質であると思しきゼノヴィアよりもほんの少し粗く、乳の膨らみも一歩足りない凡才気質。しかし、それは先も言った通りに『年相応の女子高生』として見れば、美少女としては基準を突破できる魅力なのだ。前の世界で例えるならば大いに揃っていた48人アイドルグループの一角、とでも呼べるのではなかろうか。是非ともそのまま偶像として参戦して貰いたいくらいの期待度を彷彿とさせる。

 それらの格好もまたレンタルなのだろうが、品揃えが如何にもな映像作品に使われてそうチョイスで不安になる。このプライベートプールってどういう意図で借りられる場所なんだよ。教えてサクライ=サン!

 

 そんな俺の葛藤など当然知る由もなく、2人を見て固まったアーシアは再び俺へと視線を向けた。

 

 

 「ど、どういうことでしょう……?」

 「いや、あの2人とも前に関係持ったんだよね。で、お前と同じような要求が出たからさ」

 「で、でも、お2人はリアス部長の眷属に……」

 

 

 そこは、まあ誰だとしても問題じゃなかったんだけど。

 

 

 「それ、俺からの要求。ホラ、悪魔って子供が出来難いんだって話でしょ?」

 

 

 性欲解消の為にするのだから、子供とか不要ですし。

 信仰がどうのこうの、って話も出たには出たけど、上手く擂れば何とかできるんじゃないかな。力技で。

 

 ……可笑しい、真面(まとも)なことを呟いたはずなのに次元の果てからの視線が若干鋭くなった。

 最近糞親父に似て来たね、って頓に云われるんだよねぇ。心外だわぁ。

 

 

 「そ、そういえばそうでしたね……。あ、あはは……」

 「ん? 作りたかったの? やめとけやめとけ。学生のうちから妊娠するとか先行き不安しかねえよ」

 

 

 だったらきちんと避妊しろとな? 術式避妊(子種メガ●テ)してるじゃないか(白目。

 というか、アーシアの目が微妙に泳いでいる辺りを見ると、どうにも俺との関係を継続させるための布石としてその辺の事情を伏せていた感が。微妙に強かだよね、彼女。

 ……危険日とかは特に要注意だろうから、アーシアから強引に要求された時には断るべきかね?

 

 

 「と、というか、転校してきてから妙にそらくんに近いって思ってたらそういうことだったんですねっ? 私だけで充分ですっ! お2人はお呼びじゃありませんっ!」

 「おいこらアーシア、そうすると私たちがわざわざ悪魔にまで転生した意味は無くなるじゃないか」

 「せっかく表向きはグレモリー先輩の戦力を増やす、っていう名目を叶えたのに、それはないんじゃないの?」

 「知りませんっ。そらくんは、そらくんだけは私が……っ」

 

 

 む。妙に独占欲が強いな、……兵藤先輩がアレだからハーレムに否定的とか、そういうことかな?

 まあ、決めるのは彼女じゃない。

 

 

 「ぁっ!? はっ、んっ、はひぃんっ!? そ、そらくっ、いきなりっ、はげしっ、んぁっ!?」

 「悪いんだけどさー、俺元々は結構絶倫っぽいんだよね。まあそこはアーシアも実感済みだとは思うんだけど」

 「あっ、んひっ、はっ、はぁんっ」

 「そういうわけで、何人かで役処分割してくれればキチンと相手してあげられるし。其処を了承してくれないことには、やっぱりアーシアとは相容れないなぁ」

 「はっ、んっ、んっ、いっ、いやですぅっ、そらくんはっ、そらくんはわたしのぉっ!」

 

 

 強情め。

 

 

 「……じゃあ、耐え切れたら、ってことで」

 「んぃぃっ!?」

 

 

 

 ▽ ▽ ▽

 

 

 

 肌と肌の打ち付け合う、パンパンとした濁った音が反響しています。

 朦朧とした意識を起こしたのは、其れと合わせて耳に響く女性の嬌声でした。

 「あっ! んぁっ! そっ、そこぉっ! しゅごいのぉっ!」

 「おいおい、キャラが崩れてるぞ。普段の精悍さはどうした」

 「んほぉぉっ! らめぇっ! お●んちんでいっじゃぅううう!!」

 ――気づけば、隣で絶叫しているゼノヴィアさんが目に入りました。

 それを後ろから覆い被さり、ケダモノみたいに腰を打ち付けるのはそらくん。その手はゼノヴィアさんのお胸を鷲掴みにして、四つん這いになっている彼女を決して逃がさないと体中で表しているようです。

 「ほら、何処に欲しい? 言ってみろよ」

 「中ぁっ! 子宮の中にたくさん注いでぇっ! 赤ちゃんほしいのぉっ!」

 「そう直ぐにはできねぇっての」

 「っ、んひゅぅぅっ! ギダァァァァっ!」

 ごぷっ、と2人が繋がったところから濁った水音が溢れました。

 ……そういえば、ゼノヴィアさんはリアス部長の眷属入りを果たした時に、修道女であったままでは叶えられない夢、女性としてのあるがままの姿を叶えたい、と口にしていた筈です。

 子供を作り、家族を作り、旦那様を支えるという、ごく平凡でも女性としては憧れる『普通の夢』を叶えたい、と。

 リアス部長曰く、悪魔とは己の欲望のままに生きる者だとか。

 夢もまた欲望の一端、それを目標として妨げを振り払うのは、悪魔として正しい姿である、と。

 その時「まずは子づくりだな」と呟いたゼノヴィアさんへと向けるイッセーさんの目がイヤらしかったのは兎も角として、女性としては実に憧れる夢だと思ったのも確かです。

 ――白目を剥いて舌を出すくらい口を大きく開いた、だらしのないくらいに己の欲望に忠実に従ったケダモノみたいなアレが、本当に女子としての夢への第一歩と看做して宜しいのでしょうか……?

 「あひぃぃ……、はひぃぃ……!」

 「あーあ、もう飛んじまったのか。――あ。アーシア気づいた?」

 「は、はい……。あの、そらくん、わたし、一体……」

 と疑問を口にして、思い出しました。

 「っ、そ、そらくんっ、浮気はっ、ゃぁぅ……っ」

 自分がなんで気を失っていたのか、そして今の光景への抗議をと立ち上がろうとしたところで、そのまま崩れ落ちます。

 自分の体を支えられず、脚にも腰にも力が入らず、へなへなと這いつくばる自分に困惑しか浮かびませんでした。

 「な、んで……?」

 「いや、そりゃあアーシアが果ててからまだ30分も経ってないし、腰とかがくがくじゃんか。力入らないのは当然だって」

 そう云われて、思い出すのは直前までシテいた悦楽の記憶。

 繋がったまま水際より持ち運ばれて、プールサイドで大きく脚を広げさせられて、子宮へ届くくらいにガンガン押し付けられた容赦のない衝撃と快感。

 それでも求められることが嬉しくて、もっともっとと彼を抱きしめて、身体を放さないように脚と腕とを彼へと絡めて、腰がぶつかるたびに、子宮と脳の奥に火花が飛ぶくらいに熱く痛く弾けた感触。

 全身を走った嬉しい悲鳴に、自分が何を叫んでいるのかもわからなくなったその果ては、真っ白く塗りつぶされたのが最後の情景です。

 感覚がほとんど無くなってますけど、自分の股から熱い何かが溢れて零れてるような滑った粘度が覗えて、思わず動かない手を添えようとぷるぷると腕を廻しました。

 「~~んっ、ぁぅ、……っ」

 「ああ、処理したいの? 手伝ってやろうか?」

 へたり込んだゼノヴィアさんをその場へ置いて、腰を離したそらくんは彼女を跨いでこちらへ来ます。

 処理、とは一体……? と疑問を思う前に、彼の身体に抱かれて、廻した腕をそらくんは添えるように支えました。

 「ひぅっ、んにゃぁっ」

 「アーシアってほんとスキモノになっちゃったよなぁ。起きてすぐオナニーって、エロいなぁ」

 くすくすと哂いながら、彼はおっぱいもくにくにと弄りつつ、添えた私の腕を股間で擦りました。

 ぐちゅぐちゅとした粘り気のある濁音が全身へ響かせられているのがわかり、尚更恥ずかしくなるのに、それよりも彼に触られていることの方が嬉しくて、別の意味で身が捩ります。

 「ぁっ、ぁぅっ、そら、くんっ、う、うわきはぁぁっ」

 「まだ言うか。というか、そんな様でよく言えるね」

 それでも、と苦言を呈しても、確かに自分の有様では説得力は無いのです。

 彼を取られることは、普通に嫌です。

 しかし、彼が先だって一方的に告げた条件はクリアできず、私一人の躰では彼を満足させるには到底足りないことも確かみたいです。

 それでも。

 「それ、でもぉ、わたしだけぉぉ、みてほしいのぉ……~~っ、ひぅっ」

 「アーシア……重いわ」

 「酷いっ!?」

 直接に返された言葉に、思わず悲しい衝撃が身を苛みました。

 うぅ……、そらくんは酷い人です……。

 そう云う癖に、私の身体を弄るのを止めないのだから、決して魅力が無いというわけでは無いはずですのに、なんで私だけ、と操を改めてくれませんか……!

 そりゃあ私も悪魔になった身ですから、修道女であった頃の常識が通用しないのは分かりますけど、そらくんは人間じゃないですか……。

 ……人間ですよね? 今夜間なのに、なんで(悪魔)を体力的に圧倒出来てるんです……?

 「うわぁ……、ゼノヴィア凄いことになってる……」

 疑問符が浮かんだところへ、イリナさんの声が届きます。

 振り返ると、………………何故か犬耳を備えたイリナさんが、そこに。

 「そらくん、こういうのって好き? わんわんっ」

 腕を、ワンちゃんみたいに服従のポーズで揃えて、おっぱいを挟んだイリナさん。

 実に変態的に誘惑してきますが……、――ふっ、甘いですね。

 そらくんはイッセーさんみたいな変態さんでは無いのです! 例え私一人では満足できないと口にしようとも、私以上のボリュームがありそうなおっぱいを見せつけようともっ、安易な変態プレイで流されるようなら今私は苦労してませんっ!

 「……うん。嫌いじゃない」

 「やぁんっ♪」

 ――イリナさんの乳房へと伸ばされた手は、嬉しそうに声を上げる彼女に容易に受け入れられました。

 そらくんっ!?

 えっ、あの、わたしまだ身体に力が入らないんですけど、放置っ!?

 「どうして欲しい? ゼノちゃんみたいにバックでやる? それともアーシアのみたいな種付けプレス?」

 「あっ、んっ、まずはぁ、キスして?」

 「犬だろ? ぺろぺろ舐めるのはお前じゃない?」

 「んひゅふ、じゃあ、しちゃおっかな♪」

 私の見ている目の前で、イリナさんはそらくんの唇をぺろぺろと舐ります……!

 ……やだ、やです、けど……、ずるい……!

 「そら、くん……!」

 「アーシア、暫く見てろ」

 「んちゅっ、んむぅ、ねぇー、余所見しちゃやだぁ」

 こ、この泥棒猫……! いや、雌犬ですけど! 調子乗ってますよね……!?

 ……良いでしょう、その喧嘩、買いますよ。

 身体が動くようになったら、絶対そらくんを奪い取るんですからぁ……っ!

 

 




プール清掃なんて無かった

あとスタイルの参考にソシャゲイラストを採用しています
カード画像集、で検索すると割とすぐ出てくるので皆さんもご覧アレ

それとお前ら仲良くしろよ
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