※この作品はR-18です。

「『麻帆良学園から来ました烏丸イソラです!』『仲良くしてね!』」   作:おーり

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前回の更新で『猯穴』という単語について誰からもツッコミを受けられなかったので補足しておきますが、この言葉自体には特別な隠喩表現などは含まれておらず、単純に雌の狸のことを猯(まみ)と呼ぶ『牝狸の巣』という意味しか含まれていなかったことを説明しておきます
でもまあ桑田も歌っているのだしいいんじゃね?的な暗喩表現です
他でドヤ顔しても恥を斯くだけなので、その辺口遊むときは開き直って使いましょう

描いていたらいつの間にかエロになってた35話。あの人の登場です!


☆「……そろそろ俺も転生特典系の特殊能力欲しいなぁ。必殺技として役立てられそうなやつ……」

 

 

 「これ、何本に見える?」

 「さ、ん……ぼん……」

 「ちょっと前まで何をしてた?」

 「悪魔、たちと、戦って……やられて……」

 「自分の名前は云えるか?」

 「……ミッ、テルト……」

 「おーけい、上出来だ。是非ともそのまま生きてくれ」

 

 

 記憶に乱れはないし、自我もはっきりとしてる。

 生体反応的には経過を看ないと定着してるかもあやふやだが、魂そのものが人外であるから強度自体は上々の筈だ。

 その辺りは『経験的に』周知している。

 

 とある教会の地下にて用意した、デカいフラスコのような容器から解放された濡れ(そぼ)った肢体の金髪少女。

 癖っ気の髪は背中くらいまであり、それが肌に張り付き風呂上がりのような艶めかしさの発露を――微塵も覗えさせないのは女性として肉体的に未熟な所為、だけではないのだろう。

 あまりにも呆然自失とし過ぎていて、彼女からは『羞恥を自覚する』という【意識】が未だに回帰させられていないようにも覗える。

 そんな彼女にいくつかの質問を重ね、サルベージ前に読み取った【天網(記憶骨子)】との齟齬が無いことを確認しつつも、意識面での補填が未だに拙いのは、前例的にもやっぱり『こういう仕様』としか言いようがないのかねぇー。

 そこに【生前の自覚】を促すとなると、やっぱ肉体言語(意味深)に頼るしかないのかなー。

 

 何はともあれ、此れで【死者の復活】も難なくクリア。

 堕天使少女ミッテルトたん、復ッ活!

 

 

 

 ▽ ▽ ▽

 

 

 

 支取会長とグレモリー先輩の勝負の行方? 描写しなくても良いよね?

 会長のアイドルプロデュースはお姉さんのセラフォルーさんがノリノリであったし、匙先輩の魂の咆哮を聞き届けたのかサーゼクスさんまでノリ気になってた。

 政治的には色々と問題ありきな人に見えたけど、民衆の為に惜し気なく心血を注ぐ辺りは『良い魔王』なのだろう。

 腹芸を覚えていない感じではあるけど、人間的には好感が持てるのだし、其処が支持率にも繋がるのかもしれない。

 そんな魔王様までやる気になっていて所謂『魔王からは逃げられない!』という奴で、会長が脱する隙など一ミリも残されていないのは明白だ。

 

 そして会長のメルヘンデビュー☆を心待ちにしつつ、俺とヴァレリーは先立って駒王町へと戻って来ていた。

 いや、グレイフィアさんに弟さんのことを報告した時、変な反応が出た所為でもあるのだけど。

 

 なんでも、グレイフィアさんのご実家のルキフグス家は既に断絶しているらしく、弟さんの生死すらも不明のままであったとか。

 そこへ飛び込んで来た俺からの報告と、【ルキフグス】が代々【魔王に仕える一族】であるとかいう自負から生じる、共にいた【男の正体】を疑問視するグレイフィアさんの洞察。

 それを俺が撃破した、とさらりと告げると呆気に取られた顔をしていたが、ともあれ、男の正体については予測もつきやすいらしい。

 旧魔王ルシファーの血統、そして、聖書に記された【暁の明星】の息子とされる、悪魔の歴史から見ても警戒に値する男、名を『リゼヴィム』。

 多分だけど、死んでないよな、その屑。

 

 いやさ、ヴァレリーから聖杯抜き取っていて、それを使って俺の居場所まで辿り着いた奴らだよ?

 それ以前に聖杯を抜き取っていたのなら、相応に色々使い回しているって見ても過言じゃないよね?

 例えば、自分のコピー、とか?

 

 となると予測に予測を重ねて、警戒に値する防衛力を構築しても不足に当らずも遠からず。

 矢荷成荘の中だけでは不充分な実験場の確保をグレイフィアさんにも申請し、ヴァレリーの真価を如何なく発揮できそうな場所を目当てにして冒頭に至る。

 要塞兼実験場を、死者(聖杯で好き勝手出来るモルモット)らがなんか埋没してそうな『町外れの教会』を目安に、設備も揃えたわけである。

 グレイフィアさんに最初に確認とった記録によれば、なんか此処って春先にグレモリー眷属らとか兵藤先輩とかが堕天使一部と一戦交えた場所らしいぜ?

 

 死体の一部が残ってればもっと楽だったのだが、検索するに塵一つとて痕跡が無い廃教会。

 しょうがないにゃあ、と聖杯を最大展開させることにより土地の記録(Immortal Record)を蜂起させ、この場で喪失したと思われる【意識】の喚起を一斉に引き起こす。

 聖杯を通じて出張る情報量の多さに関しては、ヴァレリーが俺とアストラルコードで繋がっている為フィルターを掛けることが可能だし、肉体の再生に関しては予め【倉】から発掘しておいた『ホムンクルス製造』に使用した幾つかの容器から流用できる。

 ……なんだろう、こっちの世界に来てもやってることが幼少期と変わらないんだけど。

 

 ややノスタルジックな気分になりつつ、【死者の舞踊(Dance Macabre)】染みて来た教会地下で死者共の選別作業に移る。

 とは言うものの『蘇らせた奴ならなんでも受け付けるよ!』というわけではない個人的な理屈に依る理由なのだが。

 いや、ヴァレリーひとり程度なら問題は無いんだけどね、吸血鬼らからそこそこの支援も貰ってるし。

 でも数知れずに蘇生させまくって、その全部を面倒見れるほど生活に余裕は無いんだよね。

 かといって保健所に持っていくわけにもいかないし。

 復活させた二十数名のうち、大多数は人間だったりするし。

 つかグレモリー先輩ら殺し過ぎwww 大量殺人の証拠が出揃っちゃったよぉ、ふぇぇwww

 

 巫山蹴るのはこのくらいにして、実際生前が只の人間だったのが大多数なので、完全な意識の喪失が為されている所為で『ある程度』まで肉体を復活させても意識の回帰が追い付かなかった奴らはそのまま廃棄逝きだし、意識反応が出ても記憶を読み取って執着や怨念が強い奴らでは、手数(配下)()えるには心許が無さすぎる。

 獅子身中の虫を飼う趣味なんて無いし。

 そんな中から、上手い事使えそうだったのがミッテルトたんのみであった。

 廃棄逝き以外? 人外だし、なんかの材料に使えるかなぁ、って具体例探してたんだけど、結局脳潰して教会に敷いた結界に繋がる魔力(エネルギー)源として流用しておいた。

 俺が居ない時に侵入されるのも嫌だから、王国結界……は解析されている恐れもあるから普通に聖域系の、悪魔とかに有効な奴を常時発動型にしといたわけで。

 イリナとかの話だと俺の拙い聖別でも『こうかはばつぐんだ!』らしいし、同じレベルの侵入阻止施せとけば問題無いよね。

 建物が元々持ってる聖属性を復刻させただけの処置だから天界側にも気取られないし、許可なく入って来た奴は問答無用で身動き取れなくなる程度に捕縛するだけだし、ちょっとばかしステンドグラスがご立派に輝いてるけど許容範囲内だよね。

 よし、此処を【かくされし きんだんの せいいき】と名付けよう。

 ここには昔、少女の像があったんだって……。

 

 

 「つーわけで、今からミッテルトたんをぺろぺろするから、ヴァレリーはしばらく時間潰して来ておいてくれ」

 「いっそ清々しいですね……!?」

 

 

 意識蘇生の手順はヴァレリーだって通った道なので、隠す理由も無くに堂々と告げて置く。

 つらいわー、今から大変な仕事しなくちゃいけなくて気が重いわー。

 でも幼j少女をボケ老人みたいにしておくのも問題だしー、張り切ってマッサージ(意味深)しなくっちゃー。

 そういう心積もりで説明したのに、ヴァレリーは何故かジト目で見る。解せぬ。

 

 

 「……そらさん、言っておきますけど『ああいう行為』が男女のアレコレ、っていう知識くらいは私にもありますからね?」

 「なん、だと……?」

 

 

 てっきり世間知らずで、蝶よ花よと箱入りに育てられた生娘かと思っていたのに……!?

 あ、いや、生娘だったのは間違いなかったけど。

 

 

 「性知識くらい人並みに備えています。驚き過ぎですよ」

 

 

 考えて見ればヴァレリーって大学生くらいの見た目に見えるし、マリウスとかいうメガネに精神使い潰される前は常人並みの感性は備えていた筈だから、そんな下地があっても可笑しくは無いのか。

 ……まあ、この先別に彼女を騙くらかして引き留めるほどの意義も特に無いし、彼女が自分から離れるというのならそれはそれで問題無、

 

 

 「あの、それで、ですね、よろしければ……見学していても、構いませんか……?」

 

 

 ――なん、だと……!?

 

 

 

 ▽ ▽ ▽

 

 

 

 肉付きも薄く、未成熟な彼女の肢体を、そらさんは無遠慮に撫ぜる。

 胸を、その先端をこりこりと摘まむ仕草は焦れったくて、その間隙にお腹や太腿なんかへと手を這わせる行為を交互に重ねて逝く様は、私にシタように随分と手慣れたようにも見えた。

 呆然としていたミッテルトさんは、時折吐息のような声を漏らすだけであったが、次第にそのリズムはペースを上げてゆく。

 「ん……っ、はぁ、……だめ、ぇ……、そこ、はぁ……んぃぃ……!」

 決して反応が薄いわけではなく、受け答えも相応に出来る。

 自意識が完全に回帰していない仕様、とそらさんが把握したとおりに、聖杯を通じた私にもそれくらいは見通せるのだ。

 云わば、低血圧の子が起き掛けで朦朧としているような、そんな状態。

 「ぁ、ぅんっ、や、ひぅっ、んぁっ、らめぇ……っ!」

 そんな状態であったミッテルトさんは、そらさんの愛撫で反応も次第にペースを上げて逝き、遂には弾むような声音で悦楽の嬌声を上げた。

 そらさんの手は何時の間にか彼女の太腿の内側へも伸びており、敏感な部分を撫でられたことで身体も跳ねるような反応をする。

 擽ったいだけでは済みそうにない、『その先』を受け入れる気が万全にしか見えない恍惚に蕩けた表情で、まだ回帰しているとは全然言えないミッテルトさんは、呆然と天井を見上げていた。

 ――そして、そんな様子の全貌を余すところなくRecする私。

 「……面白いか?」

 「はい、とっても♪」

 記録で記念で将来の参考です♪

 

 ヴァンパイアの王族として囚われの身であった私に、そらさんは決して表立っては云えないような行為をした。

 しかし、そのことで私は自己を取り戻し、そのままでは失われる恐れすらもあったヴァンパイア社会全体の将来を繋ぎ止めてくれたのも事実だ。

 『行為』の内容が、観方によっては雄の欲望に塗れた代物であったとしても、『その先』に控えた采配で救済を示していただいたことは間違いようがない。

 ……それに実際不快では無かったし、気持ち良かったし、ヴァンパイア社会の中では引き取り手すらも不明瞭であった私のハジメテを、不本意では無い形で卒業できたことは、王族としては駄目なのだろうが女性としては不満も無い。

 ならば、そらさんよりも『年上である』私が彼に応えてあげるべきことは、上手に彼の相手を務めることではなかろうか。

 それこそが彼へと捧げるべき私からの対償と備えることであると、私ヴァレリー・ツェペシュは貴族としての礼儀を持って愚考するのです。

 ……まあ、うだうだ考えるより感じることが大事なのも事実。

 要するにそらさんの手練手管で腰砕けにさせられるよりも、きちんと応えられる女性として嗜みを持ちたい。

 それだけが理由で理屈で前提ですね。

 

 茹で上がった貌で天井を見上げ、上向きとなったことで喉の通りも良くなりなんとか気道を確保できたのは、きっと生物としての本能的な仕草に依るものなのでしょう。

 絶え絶えな吐息で口呼吸を、ロングブレスで重ねるミッテルトさんへ、そらさんは追撃の手を止めませんでした。

 「敏感だなぁ……、久しぶりの肉体で反応が張り過ぎてるのかね。――うむ、此処も大洪水」

 実は衣服も纏っておらず、髪も解かれたままの、ゆるふわうぇーぶな金髪をした彼女。

 そんなミッテルトさんを背中から抱えているそらさんが、今迄触れていなかった股間をくぱぁ……と撫ぞります。

 無毛の秘所が肉襞を曝け出し、ピンク色の綺麗で小さな穴からはとろとろの粘膜が溢れ出てて、受け入れる準備も万端のようでした。

 尚、この場所はステンドグラスからの光も眩しい教会本堂。

 一種神々しいような、神秘的な光景が目に焼き付きますね。

 「上手く起きてくれると、助かるんだけどなぁ……」

 仕方ないよね、と言いながら、そらさんは彼女の身体を自分に向けさせて、反り立った逸物を細い太腿の合間へと侵入させてゆきます。

 対面座位、という奴ですね。

 私は気づいた時には後ろから犯されてました。その後はキチンと正面からでしたが。

 

 じゅぷ、じゅぷ、とゆっくりと身体が沈み込む水音が、静寂に包まれた聖堂内へと響きます。

 うっすらとした意識のままのミッテルトさんは、それでもまだ起きる様子を見せません。

 そらさんの身体が進むその都度、声が漏れるような反応を見せてはいるのですが。

 というか、何故ひと息に進ませないのか。

 「きっつ……! 小柄だとは見てわかるけど、此処まで狭いか……!?」

 あー……。

 まあ、肉体は基本一新させた状態で形成されてる筈ですから、やはり幼い躰での復活ではそーなりますよね。

 でも此処で止めるのは無しです。

 頑張れ! 頑張れ烏丸イソラ!

 「よ、し、とどい、たぁ……っ」

 「――ひっ、ぐぅ……っ!?」

 やったぁ! ミッテルトさんの処女、貫通です!

 無駄な達成感に感動する私を他所に、膣穴の膜が裂かれた痛みで回路がようやく繋がったのか。

 小さな悲鳴を上げたミッテルトさんが、目を瞬かせながらそらさんを見上げていました。

 「な、に、ぇ……っ? だれぇ……っ!?」

 「あー、やっと起きたか。おはようミッテルト。寝覚めはどう?」

 さて、これで私たちが閲覧した通りなら、彼女の反応も予想通りの筈ですが。

 上手く行ってると良いですねぇ。

 

 

 

 ▽ ▽ ▽

 

 

 

 「は……、はぁ!?」

 お、上々な反応。

 俺を人間と見て侮ったのか、狭い秘所をぶち抜いた状態だというのに、威嚇するように見上げてくる金髪少女。

 意識蘇生に関しては、混じり物無しに再生できていると見ていいかもね。

 「ちょ、ちょっとぉ? なんなのぉ、アンタは……!? 人間の癖に、このミッテルト様で童貞卒業とか、ふざけたことシテくれちゃってぇ……っ!」

 童貞ちゃうわ。

 しかし、彼女は記憶の部分で俺を知らないのだし、先ず貶めるような科白でアドバンテージを得ようというのも納得の仕様。

 威嚇というか、煽ってるというか。

 「まあまあ、気持ち良くしてやるから。難しいことは後でな」

 「はぁ!? ぜんっぜん気持ち良くないんだけどぉ!? むしろキモイんで早いとこ抜いてくれないっ!?」

 うっわー、口悪ぃ。

 まあそれを見越しての再生だから、其処は良いけどね。

 「え? 気持ちイイだろ? 狭いけど、こんなに濡らしてるくせに」

 「はっ、どーせ寝てる間にローションとか塗りたくったんじゃんぎぃっ!?」

 ぐりぃ、と抉るように挿し込めば、苛立っていた表情が悦楽に歪む。

 此れを『細くする』なんてことはできやしないが、狭い膣中(なか)を拡げようとするギリギリの大きさに膨張を保ち、濡れた穴の全方向の肉襞を擦る『痒い処にまで届く』仕様だ。

 種族的なアドバンテージを持っていると疑いもしなかったと思われる、上位にいると自負していた筈の余裕の笑みは一瞬で崩落し、ミッテルトは歯を食い縛ったような悲鳴を上げた。

 「こっ……の……っ! いきなり動く、とか……っ! アン、タ、女の、子の、扱いっ、知らないっのぉ……っ!? んっあっひぅっ!?」

 が、抗議の声は然程も続かず、すぐに腰の動きに合わせて嬌声を上げる。

 ようく(ほぐ)したお蔭で蕩けるくらいに緩まったが、未だ狭い膣から伝わる快感に身体はしっかりと反応しているらしい。

 痛みで歪んでいた、と自分でも思っていた筈の彼女の顔つきは――、

 「ぁっ、んぃっ、ひんっ、んあぁっ」

 「おいおい、気持ち良くないんじゃなかったのか? お前の貌、すげぇ悦んでるようにしか見えないぞ……?」

 ――雌としての喜びを覚えた艶めかしい歓喜の貌、所謂、アヘ顔という奴へと変わり果てていた。

 「……っ!? んぃっ、んむぅぅっ!」

 上げていた嬌声を抑えるように、彼女自身の手が自分で己の口を塞ぐ。

 それを遮るように、俺はより深く、心なしかペース早めに腰を動かす。

 見開いた眼は信じられないようなモノを見るように愕然とし、自分でもその快楽に溺れることを受け入れられていないようにも覗えた。

 「こんなに感じるのが不思議か? まあ、記憶からしてみれば未経験ってわけでもないんだろ? すぐに熟れるのだって、無理も無いと思うけどなぁ」

 「――っ! ――ぁっ! ――ぅっ!」

 段々と形に余裕が出て来た膣内の壁に沿うように、俺の自身も余すところを失くそうと膨張を示す。

 逃げ場なんてない快楽の奔流に、ミッテルトは悦に染まることに必死で抵抗していた。

 見下していた筈の人間に犯されるだけならばまだしも、更に『こういう面』で下へと廻ることが我慢ならないのだろう。

 それでこそ俺が選別した女性であるし、遣り甲斐があるというモノだ。

 ――そして、最終確認に至るべくスパートをかけた。

 「――ぁっ、あーっ! んぁっ、あああぁぁっ!」

 我慢も利かなくなった彼女は、手で自信を抑えることも出来ないくらいの快感に呑まれ、絶頂に至ることを絶叫で曝け出す。

 ――と同時に、彼女の背に隠れていた翼が、大きくその全貌を明らかとした。

 

 ――純白に輝く、神秘的な両翼が。

 

 

 

 ▽ ▽ ▽

 

 

 

 「――は? なにこれ……なんでぇ!?」

 

 

 語彙が酷く低迷なミッテルトたんが驚愕の表情を露わにする。

 まあ、堕天使が天使へランクアップしたことを自分で体験すれば、相応に驚愕するのも仕方がない……のか?

 ちなみにそう驚くに至ったのは、彼女を満足させて自分もそこそこ中に出してヴァレリーのハンディカムの中身も充実した数時間後のこと。

 これが、聖杯の力だ……!(キリッ。

 

 

 「無駄にドヤ顔決めてないで説明しなさいよぉ!? なんでアタシが天使にていうかエッチしたのに堕ちてないってどういうことなのぉ!?」

 「仕様だ」

 「果たしてよぉ! 説明責任を果たしてよぉ!?」

 

 

 いや、だって、弱点が多いらしい悪魔側に沿えるよりは弱点らしい弱点が訊くに少ない天使の方がお得でしょ?

 悪魔と堕天使の違いとかって、ぶっちゃけ良く知らんのだけど、今のところ警戒すべきが旧魔王っていう立場なんだから、弱点少な目に控えさせるのは常識じゃねぇかな。

 あと簡単に落ちないのはアレだ、そういう精神仕様のミッテルトを選んだ俺の功績?

 ある意味彼女自身の勲等なのだし、むしろ誇って良いんじゃないかね?

 

 

 「上手く行きましたね。種族変更」

 「だなぁ。聖杯って万能だな」

 「其処は発想力だと思いますけど……」

 

 

 ヴァレリーとからからと笑い合う。

 因みに、ミッテルトを復活させたという過程に至っては、エッチの後で実例交えて説明済みである。

 選別漏れの『行く末』を曝け出しておけば、そうそう反抗しようとはしない筈だよね?

 尚、逃げ出したとしても逃げる『先』が無いことも自覚できていると思うので、その辺は気に懸けてない。

 

 

 「ていうかなんでアタシなのよ……! レイナーレさまやカワラーナはあんな扱いだし……! ま、まあ、エッチは気持ち良かったけど……、か、簡単に落ちたりしないんだからね……!」

 

 

 色々と葛藤が激しいようだが、まあその調子で頑張ってくれ。

 敵方に捕まったとしても、ミッテルトならば媚を売ってまで命乞いしよう、とはしない筈だ。

 そういう矜持を持ってる奴だと閲覧できたから、俺は彼女を選別したのだし。

 

 そう、彼女を復活させた理由には、しっかりと俺の目的に沿うキャラを選別したという前提も備えられる。

 第一に、気位の高さ。

 堕天使で人間種を見下している、という前提こそ在れど、全体的に選民思想が蔓延った世界線なのだし種族として脆弱な人間が下になるのはある意味当然だ。

 見下される側からすれば堪ったものではないが、そういう上下関係を基より構築するのが社会生物としての常。

 一万年以上進化を続けてもそこ(動物)から脱却できない己らを呪え。

 問題は其処では無く、彼女が見るからに上位に位置する相手と対峙したとしても、自己のスタンスを崩そうとしないキャラであるという、勝ち気な部分を評価する。

 相手の実力を見通せないのでは、という疑問も浮かびそうだが、これから矯正して逝けばなんとかなるのではないかな。

 ともあれ、【土地の記録】から喚起したグレモリー先輩との対決シーンを閲覧し、俺は彼女を候補に入れた。

 

 第二に、執着心の低さ。

 【記録】から察するに、堕天使の作戦に参加していた彼女であるが、その活動の様相からして『目標』を持っているように見えなかった。

 作戦行動をするうえで、なんとしても任務をこなさなければいけない、という気概は評価されて然るべきモノではあるが、あまり目標を狭めれば視野狭窄に陥るリスクを伴う。

 俺が欲しいのは云われたことを何としてでも熟す、という【部下】では無く、適度に目的を果たして余裕を持って動ける、フットワークの軽さを兼ね備えた【手駒(人材)】だ。

 そいつ自身に野望や目的があっても良い。

 土壇場での裏切りを想定しないわけではないが、そうならないように囲い込む、というのも手の使い処だろう。

 前の方でも言ったが、獅子身中の虫は飼う気こそない。

 が【獣そのもの】を飼い慣らせずして策など練れるか、と付け加えておく。

 それに作戦という奴は、あまり根詰めても上手く廻らないのが世の常だ。

 予測の付き難いフラットな余裕を持たせないと、予想外の事態が起こった場合に寸詰まりになるものである。

 ……それでも予想から外れる事態には、中々余裕を持って対処できているとは云い難いが……。

 そして別の堕天使のように恨みの念に苛まれているわけでは無い、という部分もまた【執着】の項目に当たる。

 高すぎる矜持も無い執着心も薄いミッテルトは、選別して復活させるには実に最適な人材であったと言える。

 

 そして第三に、幼児体型。

 此れこそが俺が決定打にした最大の理由であり、今回拠点を造る理屈を兼ねた目的のひとつだ。

 どうにも、俺の中には『幼い外見の女性』には控え目な対処を取ろう、という意識が潜在的に刷り込まれている様に思える。

 嫌悪では無いが、穢したり傷つけたりしよう、という行為を為すには抵抗感や罪悪感がどうしたって湧くのだ。

 それを何とか払拭し、最低限、相手が女性として身を差し出すというのなら、キチンと女性として相手をできるようになっておきたい。

 そうして――塔城やオーフィスへリベンジを果たす……!

 

 旧魔王? そんなことより今はロリが怖い。

 今後アドバンテージを取られないためにも、ミッテルトたんで経験を積み、快楽堕ちさせてやる……!

 そんな決意を新たに、グレイフィアさんへ建前として用意していた拠点確保も並行して行うべく、俺は次の手を想起するのであった。

 

 





~原作展開はスルー
 平常運転。前回さらっと流されていたけど、シトリー眷属へ大量放出した玩具の数々が普通にそこらの神器に匹敵できそうな件について
 小猫もラカン封じのコンボを適応されては逃げ場がない
 バッファローなグレートホーンで100万パワー!すらもスルーされたけど、匙くんがやる気になっていたのも事実なので今後出番があるかどうかは不明
 そんなことより会長のアイドルデビューにはぴはぴしようぜ!にょわっしょーい!
 魔王様はホント働き者だなぁ(棒


~ミッテルトたん、復ッ活!
 赤竜亭がエタったのでこちらで転がす所存。キャラが掴み切れてないので、ギャル系で決めてみた
 レイナーレさん? 教会地下で奉仕活動(意味深)ですけど、何か?


~ヴァレリー視点
 挿絵が19巻にもあると聞いて拝見したけど、やっぱり胸の大きさがはっきりとわからなかった件
 そんなことよりレイヴェルちゃんのむちむちビキニの方に目が行った。後ろの方にスリングショットのリアスさんが居るけど、レイヴェルさんのむちむちビキニの方が凄かった。ゼノヴィアの生徒会長? ゴメン、何のはなし?
 あと口調がいまいち掴めないので八重ちゃんを参考。七瀬家不動の四女。嫁に欲しいです(切実


~防衛拠点を構築
 気づけば対小猫用に色々やってた
 魔王以上ってことは大魔王クラスか。まあオーフィスさんが世界最強らしいから間違ってないよね



夏休みはまだこれからだ!
というわけで、冥界から帰ってきちゃったけど休み明けるまでは5巻分から脱却しません
まだこれからも出すキャラは居るのでお楽しみに

ディオなんとかくんの寿命が延びただけ、とも云える…
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