すいません、足柄と那智のパートを振りきって、妙高のパートを描いてしまいました。
一応、那智と足柄のお話に続けるつもりではあります。
冒頭で出てきた、赤城と加賀の話にも繋がる話なので、よろしくお願いします。
なぜ、那智が浣腸マニアになったのか、その原因を描くお話になってます
「ホントに、この命令を出されるんですか?」
秘書艦を勤める妙高は、提督の提出した書類を一読すると、面を上げた。
困惑しきったその顔を見たときに、日頃やんわりとやりこめられている提督は勝利を味わうことができた。
「艦娘とはいえ、内臓は普通の人と変わらない。先日、バシー海域で座礁した赤城が救助を待つ間、いい子でいたと思うか?」
「たしか随伴していた加賀さんもその海域に残って救助に当たっていたと先月末の報告書にありましたが。確か救助隊が出たのが月曜で水曜に赤城さんたちが帰投したとか」
秘書艦として有能であるという鎮守府の評判通り、妙高は己の記憶力を誇示した。
「出航の曜日まで覚えているとはな。そろそろ本題に入ろう。大食漢、もとい大食艦の二人が大人しく救助を待つと思うか?」
妙高は書類を胸に抱いて一瞬目を瞑った。
おかっぱの彼女が瞑目すると和人形に見える。
「瑞鶴さんも残しておくべきでしたか」
さすがに思考が早い。妄想に浸る暇もないほどだ。
「艦娘の人間関係にも配慮ができる秘書は有能だと思うが、座礁したのが加賀ならばそれは正しかったろう。だが赤城を海域に残した時点で結果は同じだ。加賀が自分で残ると言いだした打電を聞いた時点で、こうなることは予測されてしかるべきだった」
「いったいなにが起きたのですか。報告書には何も」
事件は会議室で起きると抜かした同期がいたが、さすが机の勉強と出席しか能のない首席様の回答だと思った。
報告書に戦場や海域のすべてが掲載されているわけではないし、その後のことを予想するのが提督の仕事だ。
ましてや相手はあの赤城だ。
今朝の新聞の切り抜きを挟んだ回覧版を妙高の前に放り投げる。
「漁師が謎の怪物に襲われかけたところを、明石に助けられたとある」
「ま、まさか、その怪物って二人組だったということですか」
「深海の連中だと明石が言いくるめてくれたそうだが、海藻まみれでサザエもボリボリと生で食べてたそうだから、漁師も納得はしてくれたんじゃないかな」
「でもせめて秘書官である私に話しくらい」
「鎮守府に動揺が広がる危険があったからな」
片手で妙高にごめんね、のポーズを取る。片目をつぶってかわいさをアピールしているから、たぶん許してくれるはずだ。
「可愛くなし、許すとお思いですか、貞二さん」
いかん、逆効果だった。しかもプライベートモードに切り替わっている。
しかし、妙高の甘く怒った声は、実に心地いい。
「わかったわかった、間宮で奢るから」
「飽きたので舶来ものをお願いします」
妙高が近づく様子を悟り、イスを蹴り、背もたれを倒して、視線の高さを下げる。 ちょうど妙高の尻と脚が綺麗に拝めるベストの位置だ。
スカートのラインから丸みを帯びてはみ出したヒップラインがつかつかと歩みごとに揺れて机の横を過ぎる。妙高の到着を待つべく、背もたれを後ろに曲げる。
頭の後ろに両手を組んで、甘味のおねだりを聞くのも楽しい。
と思ったら、
どすっ。
「ぐぇぇぇっ、お、お」
「重いって言ったら、艤装を展開しますよ」
艤装を展開された日には、腰が砕けるどころか、この執務室の床が抜ける。
「言わない言わない、言うはずもない」
頭をフルフルと振ると、満足したのか、コーラの瓶のモデルを思わせる肉桃が、スラックスのチャックがある位置にスライドしてきた。
タイトスカートの布地越しにぐりぐりと、妙高が尻をこすりつける。
「や、やめ、つぶれ、折れる」
「硬くするから悪いんですよ。今の話のどこに、硬くする要素があったんですか」
「妙高の素敵なお尻を見てたからだ」
「あら、胸も貌も素敵じゃないんですか」
体重をどんどんとかけてくる。
しかもわかってやっているのか、肉棒が尻肉の間に挟み込まれている。その上で、体重をどんどん掛けてくる。片足を宙に浮かし、残った脚も浮かそうとしている。
「わかったわかった、降参」
「わかればいいんですよ、貞二さん」
タイトスカートがふわりと浮いて、尻肉の拘束から解放される。
しかし昴ぶったこわばりは切なげにうずいている。
「これ、どうしたらいいんだよ」
スラックスに張られたテントを指さして主張する。
「どうしてほしいんですか、貞二さん。追加料金が発生しますわよ」
「追加料金は、体で払うさ」
「きゃぁっ!」
服越しに妙高の尻に指を差し込む。
そして尻から太腿へと秘所に向かうべく進行させる。
「もう、いけない子ですね」
言葉とは裏腹に声が濡れた甘い調べに変わる。
それを証明するように妙高は提督机にその豊満な尻を乗せて劇場の幕を徐々に引き上げていく。
小さく唾を飲んで姫との対面を待っていると思わず口笛がこぼれた。
白い太股の奥には着飾られた下着はいなかった。
色の濃い繁みを頂いた、テラテラと光る淫水だけをまとわりつかせたウェヌスがそこにいた。
「最近の姫は、なにも身につけないのが流行なんだな」
「演目はサロメですの」
「ビーナスじゃなくてか」
「似合うと思います?」
「いや、男を蕩かすという意味でサロメの方がふさわしいな」
「じゃあ、蕩かしてさしあげます」
我慢ができなくなり、妙高の唇を荒々しく奪う。
妙高の手は優しくも手慣れた様子で、猛る分身を閉じこめるジッパーを引き下ろしていく。
ぶるん。
トランクスのスリットから先走り汁を飛び散らせて肉槍が現れた。
静脈を浮き上がらせた砲身はびきびきと、脈動する。
そのたびに、先走り汁がとろとろと砲身を伝って下着を湿らせる。
ぽとぽとと、砲身を伝ううちに重力に負けたカウパーが机を濡らす。
「素敵。羽黒の腕くらいある」
口づけをやめて男性自身を誉めそやす。
実に男を喜ばせるすべを知った女だ。だが、その言葉の背後に存在するであろう前の男を思って、嫉妬がゆらりと燃える。
「そうはいいながらも、貞一と比べたな。息子とはいえ長さと太さは負けるつもりはないぞ」
ほんの一瞬詰まって返す。
「何のことですか。私は別に。お、お父様の方が小さいですよ」
「なら言え、どっちの方が優れていると。でなければ、これはやらんぞ」
妙高が目が見えなくなるほど笑顔を作り、それを維持したままこちらを見つめる。
アブラゼミの声が執務室に響く
今まで耳にも入らなかったはずの音が、急にうるさく聞こえる。
アブラゼミの合唱が終わると、ツクツクホーシの番になる。
妙高は笑顔のままだった。
沈黙に耐えきれず、自分から口を開いた。
「お、おれのものは、おまえの腕くらいにも大きくなるぞ」
返事を聞きたくなくって、再び口をふさごうとすると、
「貴方の方が太くて、あの方は少し長かったですよ」
首に妙高の手が回る。
「だから、嫉妬しないでください。私は貴方のものです」
耳元で甘い匂いと鈴の調べが脳を蕩かす。
自分のふがいない悋気を見透かしておきながらも、優しく受け止めてくれる。思わず目元が熱くなり、鼻孔を通じて喉に塩水が貯まる。
喉を鳴らしてバレないように顔を背ける。
だがそんな抵抗も、すべて彼女はお見通しなのだろう。
自分を初めて男にしてくれた彼女の胸を吸いながら、ずっと赤子のように包まれていたい。
そんな幼い欲望を振り払うと、妙高の唇を思い切り吸った。
そして妙高からすべてを奪うべく、体全体で腰を押しつける。
目標は、淫水焼けをしたサーモンピンクの肉びらだ。
じゅぶりっ。
「んむぅーっ」
切れ切れの息が喉から鼻へ抜ける。
だがまだ余裕がありそうだった。
「んん、まだ、んれたんかりだぞ」
ふやけきって目に見えぬ蒸気をあげているおまんことはいえ、肉の弾力は強く締まり、肉槍の侵入を亀頭の雁首までしか許していなかった。
膣口がエラを食いしめると、膣肉が自分の肉棒を食べたように思えるほど、膣中の襞は繊細だった。
思えば妙高と初めてしたときは、この入り口で果てたものだった。
その過去の貧弱な自分に復讐すべく、体を起こしてより深く腰をつき入れる。
そして期待に応えて妙高が泣き咽ぶ。
「あぁぁっ、ふ、太いですっ、ひ、広がっているぅ」
目元を赤くして涙をたたえながら妙高が叫ぶ。
肉のシャフトが半ばまで収まり、膣肉の弾き返す抵抗がますます強くなる。
肉の楔の侵入を拒否しているのではなく、より深く快楽をむさぼりたいのだ。妙高の思惑を悟って、さらに、
「胸、触るぞ」
「えっ、ええっ、いいですよ」
切れ切れの息で妙高が返す。
それに満足して制服の上に右手を置いて、そのボリュームを確かめる。しっかりと弾力のある、重みを持った柔らかい肉の球。服の上から触ると重量と弾力があるのに、強く揉みしめると柔らかく指が沈み込む。
その素敵な感触に思わず口元がほころんでしまう。
その手触りをもっと確かめたくて、両の手で下から持ち上げるようにして、肉のボリュームを確かめる。
服の上から触ることで、より重量を感じ、繊維の堅さがほどよいバランスを作り出し、力強く掴んでもはじき返す。
それでいて揉むたびに、汗と体臭の甘い匂いが服のボタンの隙間から漏れてくる。
「んぁっ、提督、まだ二十代なのに触り方に年季が入りすぎです」
この年でおっさん扱いはひどい。そんなに中年ぽい触り方だろうか。確かに駆逐艦とかが、自分を見てくすくす笑ったことがあったような気が。いや、秋雲が服を直している妙高を見て、ニヤリと笑った事が、ああ、もういい。
「他の女のことを考えてましたか。胸を触る手がおろそかですよ」
ドキリ、するどい。
「お前がおっさん臭いというからだ」
「自覚がお有りなら、もっと嫌らしくお攻めください」
満面の笑顔でこう言うから辛い。
だが見ていろ。今回の報告書の案件、お前が被験体第一号になるとは夢にも思っていまい。
もっとも、生魚を食べ尽くした赤城と加賀が寄生虫を鎮守府に持ち込んだ事がキッカケだから、ある意味二人には感謝しないとな。
(続く)