アクセスを見た限り、羽黒を扱った回の方が、性行為もろくになかったのに人気だったので、こちらにウェイトを置くようにしました。
やはり、足柄さんが人気って、幻想やったんや……。
貞二は口腔を羽黒に犯される間、かつて妙高に対して行った仕打ちを思い出していた。
昨日妙高に散々口移しで唾液を飲まされたのは、あのときの意趣返しということか。だが、納得がいかない。
あの時貞二が妙高に飲ませたのは、レ級下し用に調合されたバラムツのカプセルだった。
しかし、あれはレ級の弱体化に伴い、廃棄されていたはず。
眉間を寄せて過去に思いを馳せる貞二に羽黒が気づいた。
ちゅぷっという音と共に、貞二の唇から羽黒の舌が離れた。唾液が糸を引いて落ちても、ピンク色の舌は湯気を立てながら虚空を泳いでいた。
甘い息を吐いてから、恍惚のまなざしの羽黒が体を離す。
こぼれた唾液を浴びた乳首は怪しく濡れ光り、誇らしげにツンと張りつめていた。
胸をむき出しにした黒地のエナメルメイド服から、透き通るような白い肌、ピンク色の乳頭と、美しかった。
口の端から唾液を垂らしながら妙高四姉妹の末妹は言う。
「どうして妙高ねえさんと別れたんですか」
どう答えようもない事を羽黒が訊ねた。
「どうして姉さんを捨てたんですか」
光が羽黒の瞳に取り戻された。
ベッドをきしませて羽黒がその瞳で迫る。
だが、その目の光は執務室ではついぞ見せたことのない色だった。
自分が望む答え以外をすべて拒む意志。
そんな視線に耐えられず、貞二は思わず目をそらした。「関係ないだろう、お前には」
「うれしい。お前、ですか」
「何が嬉しいんだ」
視線を羽黒に戻すと息を飲んだ。
「お前は、何を言いたいんだ」
屹立した己の股間を包むシーツにボトボトッと粘ついた液体が掛かる感覚だけで達してしまった。
「う、うぁぁぁっ!」
「嬉しい。本当にうれしいっ。『お前』って言ってくれて、提督のものになれて嬉しいっ。それと」
半開きだった股間のエナメル生地を閉じこめるジッパーをジジジと開くと、羽黒の愛液がビチャビチャと重力に導かれて陰茎を溺れさせた。
逝ったばかりで敏感なのに、雌の匂いのする液体による疑似セックス行為で貞二はまた達した。
「私、妙高ねえさんが大好きだったから、ねえさんが提督の愛人だった頃はずっと我慢してたんですよ」
今度は羽黒が目を逸らす番だった。
「おい待て羽黒、俺がいつ妙高を愛人にして・・・・・・」
「夜毎、いえ、昼でも執務室から響いてくる哀切の声を聞くたびに、私、切なかったんです」
貞二に突きつけた羽黒の人差し指には赤黒い点線の型があった。
ーーその型はお前の歯なのか。
落第生のように間抜けな問いに突き動かされて口を開けたが、再び羽黒に口を塞がれた。
「痛っ」
ごりっとした感覚が舌に走った。「提督、私の気持ち、分かってもらえました?」
何も抵抗できない貞二は頬を両手で掴んで三度目の口づけを行う羽黒にされるがままだった。
喉に唾液と羽黒の咀嚼した食べ物の残りが可憐な舌で押し込まれる。
「んむっ」
反芻の前兆を鼻呼吸で羽黒が示したが、もう不思議と逆らう気力も失せて、次に羽黒が行うことを期待して、勃起が痛いほど張りつめていた。
一瞬の間を置いて、羽黒が室内で食べていた朝食が逆流し、食道から喉、歯から唇を越えて、貞二の口腔を満たしていった。
再度の逆流は許されない。貞二の目元には、華奢な親指が力強く押し込まれている。体で異を唱えれば、その指が眼窩に押し込まれるであろう事は、今までの積み重ねで分かっている。
ならば、羽黒が与え続ける快楽を味わおうと気持ちを切り替えていた。
羽黒が咀嚼した己の胃の内容物を押し込むという事は、野生の動物の親が我が子に食べやすい環境を与える行為ではないか、何も言葉で伝えようとしない羽黒だったが、そんな気持ちが伝わってきた。
いや、もしかしたら内臓に納められた内容物を共有することで、羽黒の考えていることが分かるのかもしれない。思えば性行為とは体液と体液、内臓と内臓の交換にして交歓だ。
それが下の口か上の口かに変わっただけなのかもしれない。事実、妙高とは、互いに上の口で、下の口に奉仕したり、後ろの口を上の口で奉仕し合ったこともあった。それと同じ事を妹としているだけかもしれない。
だが、それでも、許せないことがあった。それはーー。
鼻だけを使った激しい呼吸が終わり、すっかりと胃の内容物を流し込んだ羽黒が口を離した。
酔い香りのまるで存在しない、甘ったるい香りの唾液がベッドに落ちる。
しばらくの時をおいて、羽黒は冷たく言い放った。
「お下がりはお嫌いでしたものね、提督は」
ビクッと貞二の体が震えた。
と、同時にまた高射砲が発射された。
愛液と精液で濡れそぼったシーツに羽黒がしゃがみ込む。
「何のことだ。お前はお下がりじゃ」
「妙高ねえさんは、貞一様からのお下がりでしたものね。提督の服って、私服もそうですが、いつもオーダーメイド」
「何の話だ。服くらい」
「私は末っ子ですから、姉のお下がりをよく貰いました。服に袖を通すたびに、妙高ねえさんや那智ねえさんの匂いがして、『ああ、一緒なんだ』って思って安心できたんです。なのにーー」
「お前に新しい服を買ってやったのに、それを着なかったのはそれでか」
「いえ、提督から貰った服は大事に取っていますよ。提督から預かった服は有り難くって、袖を通すのも気が引けます」
羽黒との会話の間、何度も発射しているはずなのに、股間が熱くなってくる。いや、シャフトそのものがまるで溶鉱炉のように熱を持っている。事実、股間を覆うシーツからは湯気が出始めている。
羽黒が首に手を回す。
「ねぇ、提督。そんなに姉さんを玩具にしていながら、どうして捨てたんですか。どうして姉さんを解体したんですか」
「解体と言っても、艦娘を本人の希望通りやめてもらっただけだ」
「本当にそれが姐さんの望みだと思っているんですか」
目だけが笑ってない笑顔で羽黒が迫る。
髪の匂いが鼻孔をくすぐる。
身動きできない体では、其れにあらがうことができない
「あ、あいつがそれを言い出したんだ! 自分から解体を」
「嘘おっしゃい」
眦を上げて羽黒が股間の肉棒を掴んだ。
「ぐっ」
「言って下さい。提督の本音を。ねえさんの何が不満だったんですか」
情けないことに握られているだけで、また射精する。
「うぁぁっ、こ、怖かったんだ。妙高のあの目がっ! あいつは優しい振りをしながら、いつも僕を比べていた。自分の良人だった前の提督を。あいつの目がいつ貞一と僕を比べていたんだ!」
「だからねえさんを辱めたんですか。しかも那智姉さんの見ている前で」
「あ、あいつが望んだことだ! だから、妙高の本当の姿を見せつけただけだ!」
「妙高ねえさんだけじゃなくて、那智姉さんまで壊しておいて良くもそんなことを平気で」
羽黒が立ち上がる。
足下のシーツから立ち上る湯気と、羽黒のエナメルの股間からこぼれ落ちる愛液とが混じり合い、その中で髪を振り乱した羽黒はうつむいて口を開く。
「ねぇ、提督。あなたが妙高ねえさんに飲ませた薬、あれって副作用があったってご存じですか」
「副作用だと?」
羽黒が手だけ伸ばしてシーツに手を掛ける。
もぞりとシーツの下の肉棒がうごめく。
「はい。体内のレ級細胞を取り除く虫下しは、体内の組成を一時的にレ級にすることで、拒否反応を起こして吐き出すようになっていたんです。だからそれを飲み続けたり、より純度の高いそれを飲めば」
「まさか」
シーツがはぎ取られたそこにあったのはーー
「こうなるんです!」
シーツの覆いをはぎ取られたベッドの上には、レ級の尻尾の色をした陰茎があった。
そしてシーツをはぎ取られた衝撃で、またザーメンが発射されて羽黒の体を打った。
ビチャ、ビチャッ。
「素敵、妙高ねえさんの匂い」
うっとりと精液を体に塗り込む羽黒をよそに貞二は叫んでいた。
「う、うわぁぁぁっっ! オレの、オレのチンポがっ!」
「良かった。まだちゃんと提督のオチンポの形、残ってた。さすが提督ですね」
「お前、よくもオレの、オレの」
「さてと」
貞二の抗議を無視して羽黒が手と足の錠を外す。
「貴様っ!」
羽黒を掴もうとした手をすり抜けて羽黒は身を翻すと、手を股間のジッパーに伸ばした。
ジジジジジッという音と共に、フロントジッパーは真後ろにまで解放された。
尻をこちらに向けて、開いた足の間から羽黒が顔を向ける。
小振りだが十分に発達した胸が揺れて、先端の乳頭が妖しくうごめく。
「提督、妙高ねえさんに、足柄姉さんに会いたいんでしょ。私の穴の好きな方を犯してくれたら、案内しますよ。どちらでもお好きな方を選んで下さい」
そう言うと、二本の指で前の穴を、もう片方の手で後ろの穴をくぱぁっと羽黒は拡げた。
「後ろの穴なら足柄姉さん、前の穴なら妙高ねえさんに、先に会わせて上げます」
ぬぷり、と前の穴から愛液が足を伝っていく。
「こちらの穴は、さっきからずっと提督のものをほしがってうずいていましたの」
ピンヒールとガーター以外、何もまとっていない羽黒の足を白濁液が犯していく。
その足の付け根からは、充血しきった貝肉が愛液を吐き出し続けていた。時折ぴくっと震えては、またごぽりと愛液を吐き出す。
その妖しさに思わずゴクリと唾を飲んだ。
「それとも、こちらの後ろの穴を選びますか」
前の穴に負けずと、薄いピンク色をした肉菊の華が呼吸をするように花弁を割って腸液をこぼしていく。 ヴァギナに比べて口の開閉がはっきりしている分、アヌスで呼吸をするたび、捲れあがった内臓の色が目を焼く。
ぱくぱくと開く口からこぼれる腸液はおそらくバラムツを食べたことで脂分が沸きだしているのだろう。 その潤滑と締め付けの良さを思うと、自然と高射砲はアヌスの方角を選んで角度を付けていた。
もうまともな思考は浮かべられない。
足柄か、妙高かなども関係なかった。
脂に塗れた羽黒の尻の穴。ぬるぬるに光った羽黒の尻肉に思う様肉棒を叩きつけたい。レ級へと変わりつつある肉槍は、同じ匂いのする故郷の海を求めて、羽黒の尻穴に帰りたがっている。
ぺた、ぺたと生まれたままの姿で貞二は歩く。
どちらも未使用ですよ。だから提督、安心して下さい、と羽黒が言ったような気がしたが、耳には届いても脳が理解しない。
貞二の接近に伴い、肉棒を受け入れるべく、羽黒が壁に手を突き、首をこちらに向ける。
その間も、高射砲は泉のように液を吐き出し続けている。
「来て、入れて下さい、貞二さん」
羽黒が今まで呼んだことのない呼び方をした。
それで貞二は我に返った。
「入れて欲しければ、自分の指で入れるんだな、妙高」
妙高と呼ばれた羽黒がビクッと震えた。
「わ、私は羽黒です。提督」
羽黒の抵抗を無視する貞二。
わずかな間を挟んで貞二が呟く。「誰のどこに何を入れるのか、それを言って見ろ、妙高」
形勢は逆転していた。羽黒は貞二に一方的に犯されることとなった。
続く)