「あーあ。今日から一週間もレッスン室の罰掃除なんて・・・・・・」
立花がむくれている。この間の保健室のおイタがバレてしまい委員長の立花が責任を取らされたのだ。行為そのものではなく、状況証拠と漏れた声で致し方ないといった感じだった。否定の余地もあったけど、司法取引みたいなことにしたのだ。内密の手打ちだ。私は怪我人ということもあり、一応ペナ無し。しかし立花一人だと後々とばっちり来そうなんで、私も手伝う。
「マユは声が大きいのよ。次は猿ぐつわ噛まそうかしら。感じやすいもの良し悪しね」
「えー、それって、私だけが悪いっていうの? 立花が、上手過ぎるからだよ。編み物とか超下手なのに、こういうことだと指が確実にポイントを逃さないんだもの」
「でも、さすがに次見つかったら、ヤバいよね。首から性行為しましたって札下げて、不純同姓交遊で校内引き回しで、全裸で縛られ石投げられる罰とかになりそうだよ」
そんなこと言いながら、的にされる自分を想像して少し感じてしまった。私はMなんだろうかと自問する。
「いくらミッションスクールだって、そんなことしないわよ。それに最後まで投げてるのなんて、沙沙貴さん達位しか居ない気がする。蘇芳さんだって意外とむっつりかもしれないし」
「そうだね。当たってるよ多分それ」
「でもさ、マユは縛られてされるのが好きそうだよね。この間確信したわ。だってリボン使ってからのマユ、感じ方変わったもの。またしてあげるから・・・・・・ね」
掃除の手を休め、立花がキスをしてきた。誰も居ないけど、周りは鏡張りだからそこかしこに二人が映り、まるで見られているように錯覚する」
そしてそれは二人を高ぶらせた。ネットリとしたディープキス。舌を絡ませる。唾液が混ざりあう。美味しい。そう思う。だけど廊下を通る生徒の声に我に返る。
「ダメだよ。これ以上は。見られてると拙い。立花、離れて! ちょっ、手 」
キスはやめたものの、手は腰に回したまま、身体を離そうとしない。
「大丈夫。マユはびびりさんね。鍵掛けてあるから平気よ。声さえ抑えれれば」
そう言いながら再び唇を奪う、立花。そのまま私を端まで押し鏡に押し付け滑らす様に床に倒す。華奢な身体なのにのし掛かられて動けない。
「ねえ、続きする? 止めちゃう? マユはどっちがいいのかな。ちゃんと言ってくれないと、お姉さんわかんないわ」
「意地悪・・・・・・。でもここじゃ恥ずかしい・・・・・・。鏡に写ってるから・・・・・・」
顔を鏡に向けて、立花に訴えた。それなのそのままに妖しく微笑むだけ。
「そうね、良いこと思い付いた。起きて。でね、こうするの!」
床に仰向けだった身体を起こすと、私のバックを取り、私の腕を掴んで後ろ手にし制服のリボンで結わい付けてしまった。あっという間のことで正気に戻った時、既に腕は決められていた。
「何するの、ほどいて。立花お願い、怖い・・・・・・」
「これからが本番なのに。何を言ってるの? 自分からおねだりできない子には、こうよ」
スカートをまくり、下半身を鏡の前で晒す。勿論立花はそこを凝視し
「何この染み。触ってないのに、こんなに濡らしちゃって。イヤらしい・・・・・・。堪え性の無い子はお仕置きしないとね、マユ! 」
私を抱えながら、左手は胸をまさぐり、右手はショーツの中に。巧みに割れ目に指を滑らせ突起を刺激する。思わず大きな声が出てしまった。慌てた立花は左腕を私の口に噛ます。立花の右手はずっと触手のようにうごめいてる。馬銜を噛んだような私の口から唾液が銀の糸を引く。目を閉じようとすると、ダメという声と同時にクリトリスを指で挟んだりして阻止しようとする。
バレエのレッスン時は特段意識しないけど、今鏡に映る二人は背徳感で一杯だ。非日常。してはいけな場所でしてしまっている、それは甘美だ。あっという間に高ぶる。
「何、もう逝くの。一人で先に逝くなんて恋人失格よ、マーユ」
立花の言葉を聞き終わらないうちに、逝ってしまった・・・・・・。
「続き・・・・・・しよ」
腕の歯形を愛おしそうにさする立花。
「まだ時間はたっぷりあるし」
そう言い、いきなりショーツを脱がしにくる。逝かされて直ぐなので抵抗する力がでない。脱がされ"まんぐりがえし"の姿にされてしまった。
「恥ずかしい・・・・・・」
「聡明なクラスの人気者が、レッスン室の大鏡の前で、恥ずかしいとこ晒しちゃってるんだものね」
「ほ-ら、鏡の中でクラスの皆がマユを見てるわよ。マユの取り巻きの子も、蘇芳さんもね」
立花の囁きに目を閉じて妄想する。苺や林檎が指を指して嘲笑する。白羽さんは汚いモノを見るような冷たい目で睨み、雑巾を投げつける。ダリア先生は無毛のアソコに太い釘を刺そうとする。コルゴダのキリストの代わりだろうか。
アソコが漏らしたみたいに、濡れてる・・・・・・。私、こんなに女してる・・・・・・。まだ子供なのに。いやらしい泉に立花が口を付けクンニする。もうなすがままだ。時折後ろの穴も舌で刺激する。また意識が飛ぶ。逝かされてしまう。痙攣して体制が崩れた。起こして抱き寄せる立花。
「マユ、可愛い・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・」
余韻に浸る私よりも先に、立花が気付いた。
「ちょっと、マユ。貴女オシッコ洩らしてるじゃないの。止めなさい・・・・・・、あー無理か」
「えー、こんなに垂れ流して。雑巾取ってこないと。あー、仕方ないわ」
慌てた立花は私から離れる時乱暴に扱い、私は縛られたままゴンっと床に倒された。丁度お漏らしの上にだ。
「嫌ぁ、滲みてくる・・・・・・。立花助けて、早く来て・・・・・・」
泣き声で呼ぶ私。雑巾とバケツを手にした立花がやっと戻って来た。
「そんなに泣かないの。ちょっと前まで貴女の中に有ったんでしょ。この水たまりは。汚くなんかないわよ」
「だけどばれると拙いから、拭くの。今度はお漏らしシートでも準備しようかしらね。花組のマユちゃん」
園児に語りかけるような口調の立花。手早く床を拭く。そしてオシッコまみれの私の制服と下着を脱がして、水の入ってるバケツに浸けた。靴下だけの私が鏡に写る。
「そそるわね、その格好。取り敢えず着替え持ってくるから、シャワー使って待ってて」
浸かった制服見て、もう直ぐ衣替えで良かったと思った。明日から予備着て二三日すれば春服は来春まで着ないし出入りのクリーニング業者に出してそのまま保管OKだから。
濡れた股間は特に丁寧に洗い、全身をシャワーで流す。備え付けのハンドタオルで身体を拭き、立花を待つ。靴下も脱いでの生まれたままの姿。鏡の前でポーズを取ってみる。白羽さんみたいなモデルさん的スタイルではないけど、まあ年相応でそんなに悪くないと思う。胸がもっとあればと思うけど・・・・・・。
怒るから言わないけど立花よりは大きいんだ。今クラスで白羽さんからリサーチした『胸大きくなる実証済みレシピ』なるプリントが出回っていて、胸の小さい子は私を含めて全員実践中だ。
普通のポーズも飽きてきたので、よくグラビアにありそうな扇情的な寝転がったポーズにしてみる。手ブラやしなを作ったり、上目遣いしてみたり。四つん這いでワンとか吠えたりしてたら、後ろに立花が・・・・・・。
「何してんの、マユ。鍵もかけないで。こーゆー趣味もあるんだ? 。言ってくれたら首輪とリード用意したのに。尻尾も要るわね。まあお楽しみは後にしておきましょう」
「それにしても鍵をしていないなんて、気を抜きすぎよ。見られては無いでしょうね? 今の姿はヤバかったわよね」
「見たのがダリア先生だったりしたらアングレカム学院にこんな破廉恥な牝犬は要らないです。汚らわしい捨ててらっしゃい・・・・・・とか言って全裸で放り出されるところよ」
「ありえる・・・・・・」
「ニカイアの会だったら、公開で鞭打ちかな。八代会長も小御門副会長も嬉々として振るいそう。怖いわね、マユ」
「もう言わないで・・・・・・」
「その点、私は理解あるから、一生飼ってあげる。卒業したら一緒に暮らそうね。実家の離れリフォームして座敷牢作って・・・・・・」
妄想が止まらない立花から、制服をむしり取る。
「ちょっと。犬は服着ないわ。そうでしょ」
「裸じゃ帰れないって、立花。勘弁してよ。勘弁してください。後生だから・・・・・・長く居るとまた疑われる、よ? 」
「そうね、最近はワンちゃんも服着てるし、許してあげる。でも、下着は禁止っても新しいのは持ってきてないから。わかったわね。マユ」
強い口調に仕方無く従う。スースーするけど普通にしてたら見えないし、ブラは無くても白のブラウスじゃないからまずばれない。
手にした制服、何か違和感がある。夏服だこれ。丈は同じだけど地が薄い。インナー無いし。キッと立花を睨むも、涼しい顔してる。
まだ夏服を着てるの居ないし、悪目立ちするに決まってる。でも裸では帰れないし、立花は折れたりしない。仕方ない。諦めだ。後片付けして本来の罰掃除を終わらせる。
「こんなことなら、罰掃除も悪くないわね、マユ。明日が待ち遠しいわ」
私もだよ、立花。口に出さず心の中で呟く。
鏡の前でクルリと回り、ノーパンがばれないか確認した。
「首輪・・・・・・購買に無いかしらね」
立花の軽口を聞き流しながら、恋人つなぎで二人手を取り茜色の部屋を出た。