---キディ---
「僕達のチームは財団から極秘の指令を受けて、とある場所に幽閉されている人物の救助に向かった。ターゲットを助けて、脱出しようとした時にアクシデントが有ってね。幽閉されていた人物達は人質を取られていた。僕は、仲間に当初のターゲット二名を安全な場所まで連れて行ってもらい、僕一人で、その人質を救助しようとしたんだけど、相手のボスが人外ハーフだった。それも魔王と神のだ。最悪だろ?」
マノンの瞳は遠くをみつめていた。
「そのボスは魔王と神の加護を受けていた。もし、彼に危害を加える者はその加護により、同じ目に遭うらしいという。僕は迷わず、銀の弾丸でヤツの心臓と頭を撃ち抜いてやった」
おい、それって…
「そう、僕は死んだんだよ。人間としての僕はねぇ。その時の人質も人外だった。自分の為に死んだ僕をどうにかして助けようとして、僕の魂と身体をつなぎ止める為に、彼は力を使ってくれた。その後、神と魔王、この二人が幽閉されていた人物なんだけどね。僕と人質に起きた事を知ったんだ。神と魔王は人質になっていた夢魔を必要としていた。そのことを知っていた息子が両親の力を奪おうと幽閉し、人質を取って強請っていたのが、後に僕達のチームの手で情報をつかんだ」
マノンは、手にしていたグラスの中の液体を飲み干した。
「そして、生き残ったチームメンバーは、その事で神と魔王を強請った。僕の処遇というか、僕を生きて返してくれとね。その結果、僕は彼、夢魔インキュバスと契約をした。僕の望み、人外及び人外ハーフの犯罪の撲滅を条件に、僕の魂と身体を差し出すことにした。そんな僕の願いに対して、神と魔王がスポンサーについてくれた。あの二人も人外犯罪に頭を悩ませていたから」
「インキュバスって、淫魔じゃないの?」
香津美から指摘がなされる。
「そうともいう。そこから導かれる結論は、なんだと思う、レビア」
レビアの顔が蒼白くなってきている。
「あの装備の秘密は、そういうことか」
「おい、どういう事だ?」
私はレビアに聞いた。
「インキュバスの能力、女性を興奮させ交配できる準備にする。それにサッキュバスの能力、精を吸い取るを組み合わせると、女性の絶頂に達する時の精神の高ぶりを吸収して、それを動力源のエナジーとして使う訳だ。あの装備はインキュバスの細胞で作られているってことだ。だから女性でしか動作しない。そして、あの装備の製造過程を見せないのは、マノンの身体の一部を増殖して、スーツの内側に敷き詰めて、人工筋肉を動かすように加工しているからか」
「レビアさん、ほぼ正解だ。そんな感じなんだよ。あの装備はね。まぁ、ここでのことは、しばらく忘れて貰うよ。悪いけどね」
え?身体が火照る。香津美もレビアも?
「僕はインキュバスなんだよ。女性を絶頂にするなんて簡単なんだ」
マノンが微笑んでいる。マズイ、ここから出ないと。全裸になったマノン。そそり立つモノ。あれが欲しい、衝動に駆られる。
「まず、香津美さん。お口で奉仕してくれるかな?」
香津美はマノンのモノを口に頬張って、奉仕をしていく。その間、マノンの助手の女性2名が香津美の服を脱がせていった。マノンが香津美の頭を撫でると、香津美はマノンのモノを口から解放した。マノンの手にはカプセル状の物があり、それを香津美の膣に入れてから、自分のペニスを挿入して、運動を施していく。
「あのカプセルは絶頂とともに記憶を混濁、もしくは消去させる薬だ」
廃人のようになった香津美、レビア…そして、私の番。
「キディさんに効くかな?」
---マノン---
キディさんの身体を少しばらして、記憶を2週間分ほどリフレッシュさせた。これで、三人とも…三人の首には首輪を嵌めて、人外ハーフの経営するお店に潜入させた。
---南雲---
行方不明になっている捜査員の一人、香津美・リキュールの行方がわかった。人外ハーフの経営する売春宿に捕らわれているらしい。特殊捜査隊第2課 第1小隊、3小隊で救出しにいく事になった。私率いる第1小隊は正面から突入して、篠原君率いる第3小隊が裏口から突入する作戦だ。
「2200に作戦を決行」
後藤さんの声がスピーカーから聞こえてきた。
「第1小隊、了解」
「第3小隊、了解」
---磯崎---
自分の部下の救出作戦というのに、作戦に参加できないとは。イラだってくる。
「磯崎さん、イラだっても何も解決しませんよ」
マノンが、背中から抱きついて来た。今日はどんなセクハラだ?マノンは抱きしめているだけだった。あぁ、イライラするなぁ。もっと、セクハラだった色々あるあるだろうが。
「いいんですか?あれこれして」
マノンが私の耳元で囁いた。それだけで、私の膣から液が湧きだしてきた。いつの間にか、私の上半身は全裸だった。いつ、脱がしたのよ。乳首に何か装置が付いている。乳房が勝手に弛緩と緊張を繰り返している
「マノン、これは?」
「新しい磯崎さんを苛める装置ですよ。ふふふ」
「私とマノンって」
「こういう関係でしたよ。以前からねぇ」
私はマノンにバック責めされていた。いつの間にか。そして、いつの間にか果てて、
医療施設にいた。
「磯崎さん、部下を思いすぎて睡眠不足ですよ。マノンが傍にいて昏倒するのを防いだので、大事にはならなかったようですよ」
マノンと何かを話していたんだけど、なんだっけ?
作戦の方は、香津美の救出が成功したそうであった。しかし、香津美は廃人のようになっていて、まともに話すことができなくなっていた。