初の性的描写を終え、R18作品故にそれが駄目なら一気に酷評されるのではないかと内心びくびくして居たので、少し安心しました。……数は少ないかも知れません。でも書かなければ上手くなる事も無いと思うので、これからも頑張ります!
目の前に居る真っ白で綺麗な髪と肌をして居る少女の姿に寝起きのぼやけた思考は一瞬で冷める。そして次に私の頭の中には昨日の夜にあった出来事が鮮明に再生されて、どんどん自分の顔が赤くなっていくのを見なくても分かった。
ハクと最初にあったのはアスナと知り合いになって交流を持ち、しばらく立ってからアスナが店に連れて来たのが始まりだった。このゲームの世界に猫が居る事には最初驚いた。だけどハクは私を警戒する様子も無く、すぐ私に懐いた。今思えばハクが懐いたんじゃ無く、私が懐いたのかもと思ってしまう。ハクは最初から私を警戒してなんかいなかったんだ。とにかくアスナとハクはこの絶望でしか無かった世界で出来た親友とその飼い猫であり、アスナも感じてるみたいにハクは癒しでもあった。
一昨日、攻略に出るアスナに頼まれて預かったあの日。私はハクの正体を知る事になった。最初、ハクを調べようとしたことがきっかけ。余りにも利口で、NPCでは無い存在だったために気になった私はハクの詳細を調べようとした。そしてそこにあった変化と言うコマンドを見つけ、どう見ても押してほしく無いと言う様な意思を示すハクに私は面白半分でそれを選択してしまった。結果、ハクは人の姿になってしかも偶に噂になって居た【純白の天使】である事を私は知る事に。余りの事にその時は気絶をしてしまった。
起きた時、ハクはもう隠す気が無い様にその姿のまま私の目の前に存在していた。飼い主であるアスナは人になれる事を知らず、自分の存在について本人も分かって居ない。ハクが語った記憶とアスナから聞いた拾った経緯についての話は特に可笑しなところも無く繋がり、私は半信半疑ながらもそれを信じる事にした。そしてハクがどうしたいのかを聞いた時、意外な言葉が帰って来る。
『……お話、したい』。そう言ったハクの姿はどう見ても健気な少女で、私は何となく分かった。アスナも知らないと言う事はつまり、知って居るのは私だけと見てまず間違いない。言葉を話せるのだから、『話し相手が欲しい』。そう言った所だろう。余りにも拍子抜けした私はそんな事ならと了承し、その時ハクは私に変わらない静かな声で言った。『……リズベット、大好き』と。思わず照れ隠しに別の事を言ったけれど、あの時の恥ずかしさは今思い出しただけでも赤くなる。
その日の夜、私は預かった者としてハクの寝床などについて考える事になった。1人しか寝る場所の無い私のホームで2人分の寝床は存在して居ない。するとハクは猫の姿になって私の布団の中に潜り込んで来た。思わず『何やってるのよ!』と叫んだけれど、猫の姿なら一緒に寝ても問題ないと考えた様子。何となくアスナは毎日やってるんだろうと思いながら私はハクを迎えて眠ろうとした。
ハクは猫の癖に臭かったりすることも無く、それどころか良い香りがした。ずっと1人で寝ていた故か今は人間では無いのに傍に何かが居ると言う状況自体に慣れる事が出来ず、寝付きにくいと思いながらも私はそれでも寝ようとした。だけどそれ以上の事が私を襲い始めた。ハクが人型になれると分かり、今私の胸近くで丸くなって居る猫が今までの猫とは違うと改めて認識した私は無意識の内にハクに手を伸ばして居た。既に寝入って居るハクの姿は私の中でドンドン大きくなり、やがて私の心に1つの感情が生まれた。
【この子を私の者にしたい】
当然そんな事が許されないのは分かってる。ハクは攻略の鬼と呼ばれるアスナが溺愛して居る猫。それはつまりハクがアスナの物なのだと言う事でもあり、私のこの思いを叶えるなら親友であるアスナの大事な物を奪う事になる。そんな事、したくなかった。だけどそう思えば思うほど、私の身体は何かに憑かれたみたいに疼き始める。思い浮かべるのはハクの人型。あの白い髪に触れたい、頬を触りたい。唇を、耳を、その身体を私の腕の中で抱きしめたい。つまるところ私はハクを……好きな様にしたいと思った。
私の心は揺れ続けて居た。だけどその日、私は只管自分を抑え続ける事が出来て何もしないで無事に朝を迎えられた。私の思いなんか知りもしないでぐっすりと眠って居たハクは私の疲れた様な表情を心配し、私はそれからもこの思いを抑えて1日を送る。
無表情に可愛らしく首を傾げる姿に私は自分を諭したり、戦う事は無いかも知れないけれど、もしもを考えてハクの為に武器を作って持たせたり。アスナに何時まで隠して居るつもりなのかを聞いてみたり。武具店を開くとハクは猫の姿になったため会話と言う会話は出来なかったけれど、それでも今までと違う相手と居る様な気分になった。そして1日はすぐに過ぎて夜になった時、私はまた同じ様に自分を抑えなければと寝る前だと言うのに気合いを入れてハクの待つ寝る部屋に入るとベッドに横になった。だけどその気合は一瞬で無意味に変わった。
削れ続ける私の理性。ふわふわな毛を持ちながら私の胸の前に居るハクを私は見る。と、ハクも起きて居たのか目を開けて私をその真っ赤な瞳で見つめて来た。そして私は見つめるその真っ赤な瞳の奥にあの人型の姿を見る。すぐ傍に見つめ合うこの現状で、私は何かが千切れる様な感覚を身体の内側で感じた。そして気が付けばハクを片腕に抱きしめたまま、メニューを出して私はハクを人型に。すぐに体勢を変えてハクを押し倒す様な形になった。
目の前で横たわって居る少女を今、私は自分の好きな様に出来る。そう考えた時、私はハクの服を破いてその身体に触れようとした。隠そうとした腕を持ち物のアイテムからロープを出して拘束、いざ触ろうとした時。私はやっと自分のして居る事を改めて理解する。そしてそれと同時にハクが隠そうとしたぐらいで表情も変えずに唯私を見て居る事に少し怖いと思ってしまった。
思わず聞いてしまった私にハクは聞いて来た。『……私が……欲しい?』と。こんな状況で聞いて来る事では無い。だけど私の心は正しくその通りにハクが欲しくて堪らなかった。そんな困惑している私にハクは自分からキスをしてきて、何時もの無表情から本の僅かにだけれど笑顔になって『……優しく……してね?』と。その言葉を最後に私の残り少ない理性は完全に削り切れてしまった。
それからは無我夢中だった。元々そう言う知識はあってもしたことは無いし、自慰だって片手の指に入るぐらいの回数しかやった事が無い。だから何をすれば良いのか分からなくて、キスをせがまれてからは唯々ハクを気持ちよくしてあげたいと言う思いで行動を起こした。それからはあの物静かなハクを私の手で鳴かせ、絶頂まで導く事が出来た。その時、私の心は一気に満たされた気分になる。
ハクは絶頂と共に気絶してしまい、私もその行為で十分に満たされたからかハクを抱きしめたまま眠ってしまった。そして今、私は先に寝た筈のハクより先に目が覚めてしまった訳だ。その寝顔はとても可愛らしく、赤くなって居る事を自覚したまま私はハクの頬を撫でる。そして徐にその口に私は自分の口を付けた。感覚は一瞬だけれど、心は一気に温かくなる。そうよ、もうハクと私は秘密を共有し合うだけの関係なんかじゃない。こんな思いを私にさせるくらいだから、ハクにはしっかり責任を取って貰おう。……あれ? 襲ったのは私だから私が取るべき? まぁ、とにかく。
「どうやって切り出せば良い訳?」
ハクを溺愛して居る