※この作品はR-18です。

Escape! 猫の世界巡り   作:ウルハーツ

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敗者の姿。形だけの会議 ※

 目の前に映るのは私を倒した魔王である少女の瞳。口に広がるのは食べ物等とは全く違う、私の意思とは関係なく這う様にして動き回る舌。口元から来るその僅かな刺激はこの身体には十分に大きな物で、私は徐々に手足から力が抜けて行くことが理解出来た。だけど倒れるよりも早く少女に腰を片手で抱えられ、頭の後ろを固定される。逃げる事も離れる事も出来ず、私は成すがままに目の前で瞳だけで私を笑う少女に翻弄され続けて居た。

 

 私は結果的に負けてしまった。その後目が覚めた私は、様々な事を教えられた。既に私に自由と言う物は存在せず、変わりにあるのは少女の傍に隷属しなくてはいけないと言う契約である事。他にも少女と今まで読んでいた存在が【ペスト】と言う名前で、黒死病と呼ばれる昔に存在していた伝染病その物である事。ラッテンとペスト、そしてもう1人仲間が居る事。私は既にペストの者であり、私が解放されるにはペストのコミュニティ。【グリムグリモワール・ハーメルン】が解散、或は解体しない限りはありえない事等。……つまりもう私に私を助ける方法は無い。あるのは黒ウサギ達が今度のゲームで勝つか、もし負けた場合は未来の何処かでペスト達が負けるその時まで私はここを離れる事が出来ないらしい。

 

 ゆっくりと少女……ペストが私から顔を離す。既に私の身体に力は入らない状態で、ペストが軽く支える手から力を抜けば簡単に私は膝から崩れ落ちてしまう。すぐに受け止められた為、身体に衝撃などはそんなに無くて済んだけれど……この状況は非常に不味い。このままでは私は何時まで経っても対象の欲を満たせず、世界を渡る事が出来ない。それは私が帰れない事に確実に繋がる。

 

「舌を出しなさい。私を見上げながらね」

 

 力の入らない身体を支えられ、そのまま顎を片手で上げられた私はペストに命令される。飛鳥と違い、身体が勝手に動くわけでは無い。あくまで付き従う存在となってしまう訳であり、私の意思で動く事は可能だから。……だけど、もしもこれを断り続ければ主人であるペストの権限で私に様々なお仕置きを行う事が出来るらしい。そしてその種類は様々で、痛みを与える事も快感を与える事も出来るらしい。

 

「!?」

 

「言われた通りにしなさい。貴女はもう私の玩具。これから私が躾て上げるわ」

 

 ペストが好んで使うのは後者で、言われてから行動を起こさなかった私は身体に何の前触れも無く突然走った快感に思わず声にならない悲鳴を上げる。身体が痙攣する様に動くけれど、ペストの見た目に反した強靭な力で押さえつけられた身体は体制を変える事はなかった。そうして同じ体制のまま、ペストはもう1度私に言う。「舌を出しなさい」と。私はそれに応じるしか選択肢は無い。

 

「……ん、あ」

 

「ふふ、良いわ。貴女を見つけた時、すぐに思いついた。貴女を玩具にして、穢れの無いその純白を私が汚す。素晴らしいでしょ?」

 

 舌を出し、見上げる私の姿を視界に納めたペストはそう言って笑みを浮かべる。そして私が出した舌の先を突然摘み上げる。戻したくても戻せなくなってしまった舌に困惑して居ると、ペストは私の耳元に顔を近づけて静かに囁いて来る。「可愛いわよ、とっても」と。

 

「マスター、今回のゲームに付いて話が……って何やってんだ?」

 

 私達が居た部屋の中に突然1人の男性が入って来る。ペストの事をマスターと呼んで居る事から、ラッテンとは別にいるもう1人の仲間できっと間違いは無い。そしてその男性は私達の姿を見て驚き、後に呆れた様に質問してくる。傍から見れば、膝立ちの幼女の舌を摘み上げる幼女の姿。……変だと思わない方がおかしいだろう。私は同じ体制のまま視線だけを動かして、ペストは私の舌を摘んだまま顔だけを動かして男性に意識をお互いに向ける。

 

「ヴェーザー、空気を読みなさい」

 

「いや、まさかこんなことしてるとは誰も思わないだろ。……仕方ねぇ、出直す」

 

「……いえ、待ちなさい。ゲームの事なら話しましょ、今ここで。ラッテンも呼びなさい」

 

「? 了解、んじゃちょっくら探してくる」

 

 男性……ヴェーザーはペストの言葉に最初は呆れて居た。だがペストがゲームの話をする気になった事に不思議そうな顔をした後、言われた通りにラッテンを探すために部屋を出て行く。そうして再び2人だけになった時、ペストは私の舌を離すこと無く再び私に視線を向ける。その瞳は、表情は何か面白い事を思いついた様な思いを見せて居て……私は後に来る未知の何かに恐怖を感じるしか無かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「駄……目……ん!」

 

「……あの話し合いの場で子供の隣に座っていた男。あいつはかなり強い、注意しとくべきだろうな」

 

「止め、て……ひぅ!」

 

「はぁ、はぁ、月の兎がプレイヤーとして参加するとなれば。はぁ、はぁ、このゲームはかなり厳しくなる可能性が高いですよ」

 

「んん! ひぁ!」

 

「それでも勝つわ。負ける訳には行かない物」

 

「……なぁ? マスター、頼むからそういう事は止めてから言ってくれないか? 台無しだし、何より色々気まずい」

 

 ヴェーザーはそう言って私を見つめて来る。だけど私は【私の身体を這うペストの手】のせいで彼に何か返答することが出来なかった。

 

 ゲームに関する会議はラッテンも呼ばれ、3人が同じ部屋に集まった事で開始。だけど何を思ったのか、ペストは私を自分の膝の上に置いて話し合いを始める。そしてあろうことか、話し合いをし乍ら私へ愛撫を始めた。服を脱がすこと無く、最初は服の上から胸などを。後に服の中に両手が入り、私の身体をペストの思い通りに愛撫してくる。そうして堪える事の出来ない私の声を聞きながら、ヴェーザーは気まずそうに。ラッテンは息を荒くしながら私とペストを見て、会議が進行して行った。

 

 基本的にペストはリーダーであるけれど、会話の中で積極的に話したりする訳では無いらしい。ヴェーザーとラッテンが彼女を引っ張って居る、と言うのが一番正しいだろう。それ故にペストが言った最初の言葉が大きな意味を持つ物となる……だけどヴェーザー達から見れば幼女を愛撫しながら話に参加してコミュニティに取って良い事を言って居るマスター。格好も何も無いだろう。

 

「マスター! もう少し上の首筋とかを攻めると良い声できっと鳴きますよ!」

 

「こうかしら?」

 

「んんっ!」

 

「快感に堪える美幼女……萌える!」

 

「ラッテン。頼むからお前も普通にしろ。……これじゃあしっかり話なんか出来ないじゃねぇか」

 

「別に詳しく決め無くても平気よ。私達は勝つ、それだけよ」

 

 ヴェーザーの言葉にペストはそう答えると、「会議はお終い」と言って会話をする意思さえも無くしてしまう。それに溜息をつきながら、「頼もしいけど……な」と言って不安そうな表情をし乍らこの場を去って行ってしまう。そうして始まったのはペストの本格的な攻め。ラッテンはまるで鑑賞する様に私に視線を向けて来て、ペストは稀にラッテンからアドバイスを貰いながら私を攻めて来る。

 

「舌で耳を舐め乍ら、脇腹辺りを撫でる様に。太腿とかも攻めてあげましょう」

 

 ラッテンのアドバイスにペストは言われたとおりの行動をすれば、私の身体には快感が通り抜ける。まるで私の身体を分かって居る様に私が理解出来て居ない、意識をそうそう向けて居ない場所から快感が迫って来て……本来は何も無い場所故に、慣れない刺激は私の身体を快感で痺れさせる。と、ラッテンがペストの耳元に何かを囁く。ペストはその言葉に口元を歪めて……服の中に入って居る手の片方を太腿の更に内側、下着の方へと向けて来る。そこは私の意思とは関係なく、湿っていた。

 

「ここに来て、ゲームに負けて、良く眠ったわよね? だから今夜は寝かせない」

 

「!?」

 

 ペストはそう言うと同時に私の下着を迷いなく引き千切る。一瞬にして外気に晒され、スカートですぐに隠されたその部分は徐々にスカートの布をも湿らせていく。そして「イき狂いなさい」と言う声と共に、地獄の様な時間は本格的に始まる事になった。




残念ながら次回はR18になりません。
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