※この作品はR-18です。

Escape! 猫の世界巡り   作:ウルハーツ

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黒ウサギと共に。懸念して居た欲望 ※

 ベッドの上に横になって居るのかも曖昧になり、まるで浮いて居る様な感覚の中。私の胸に手を置いて居た黒ウサギがゆっくりとその手を退ける。絶頂を迎えてしまった私は、思考だけなら少しだけクリアになって来る。だけどそのせいで黒ウサギが次にしようとして居た事に気付いてしまった。……彼女は私の下に身体を移動し、私の太ももを摩り始める。そしてその手をゆっくりと上に上げて行き、スカートの中にその手が入り込んだ。

 

「まだ終わりじゃ無いですよ?」

 

「!?」

 

 黒ウサギの手がたどり着く場所は1つ。既に濡れて居た下着は先程の絶頂で更に濡れ、使い物にならなくなって居るだろう。そしてそんな濡れて居る布越しに突いて来る黒ウサギの指に、一瞬身体が勝手に反応する。私の意思とは関係なく、その指から逃れる様に動いた身体。だけど黒ウサギは私の反応を特に気にする事無く、自分の手を一度私のスカートの中から出すと見始める。そしてその指を見ながらゆっくりと笑みを浮かべた。

 

「凄い濡れてます……これならきっと、出来ますね」

 

 そう言って徐にベッドの上で立ち上がり、自分のスカートの中に手を伸ばした黒ウサギ。やがて彼女は自分の下着を降ろし始める。私として居た事で彼女は興奮して居たらしく、ゆっくりと下がるその布と黒ウサギの秘部の間には一瞬銀色の橋が掛かって居た。そして片足を上げ、もう片方も上げて下着を外した黒ウサギ。何時もの恰好なのにそのスカートの中に現在下着を履いて居ない彼女は今度、私のスカート部分を捲り上げる。私からは見えないけれど、きっと今私の使い物になって居ない下着が露わになって居るのだろう。

 

 黒ウサギは呼吸を荒くしながら私の下着の両端に手を伸ばし、掛けた。そうしてゆっくりと下げられれば、私のそこは解放されて一瞬寒気すら感じる。どうやら下着は濡れ過ぎてかなり重くなって居る様で、黒ウサギはそれを降ろし続けるとやがて片足がその布で出来た輪の中から解放された。黒ウサギはそれでもう良いと感じたらしく、もう片方はまだ足首に引っかかったまま下着から手を離す。

 

「お猫様。今度は【私と一緒に】気持ちよくなってください」

 

「……黒……ウサギ……」

 

 私の承諾などを得る間も無く、黒ウサギは私の右足を持ち上げる。そして左足を自分の両足の下にして膝で立ち、右足を自分の肩の上に担ぎ上げた。強制的に私は横伏せになり、黒ウサギはそのまま自分の解放された秘部を私の秘部と触れさせる。……黒ウサギも橋が出来る程に濡れて居た為、私の秘部と接触した瞬間。ピチャリと水音が響き渡った。

 

「お猫様……お猫様、お猫様、お猫様!」

 

「ひぁ! あ、あぁ!」

 

 一度触れたそれが始まりとなり、黒ウサギは私の右足を抱きしめる様にし乍ら一心不乱に腰を動かし始める。当然傍に近づき、触れあって居たそこを動かせばお互いの秘部が擦れ合う。触れるだけでも感じる程そこは敏感な場所故に、そんな事をすれば起こる事は1つ。お互いの秘部が擦れ合い、私と黒ウサギは声を上げて感じ合い始める。黒ウサギは喘ぐのと同時に私の事を呼びながら、私は只管与えられるそれに声を上げ乍ら。

 

「気持ち、いいっ、です! お猫様のと私のが擦れて、凄いっ!」

 

「ひっ! あっ! 黒、ウサギっ!」

 

 かなり強い快感に襲われ、私はそれを受け入れるしかない為に無我夢中で彼女の名前を呼ぶ。黒ウサギは私と同じ快感を受けて居る筈。にも関わらず腰の勢いは衰えるどころか更に激しくなり、お互いのそこからは水が飛んではベッドの上に落ちて行く。既に私の左足、黒ウサギの足の下に轢かれて居るそこは恐ろしい程ビショビショになって居て、黒ウサギの勢いも遂に最高に達し始めた。

 

「お猫様! 黒ウサギは、イっちゃいます! 一緒に、どうか私と一緒にイってください!」

 

「あ、あっ! 来、る!」

 

「お猫様! お猫様!!!」

 

 黒ウサギの腰の動きが激しくなり、私は再び絶頂の手前に近づき始める。黒ウサギも同じ様にイきそうになって居るらしく、私にお願いする様に言うと同時に腰の動きを勢いを変えずに角度を付ける等して変化させ始める。自分が感じる事は覚悟の上で、私も一緒にイかせようとして居るらしい。そうして彼女が私を再び呼び、私は先程とは違い彼女と共にそこにたどり着いた。

 

≪ひあぁぁぁぁぁ!!≫

 

 お互いに声を上げ、絶頂する。私は元から横になって居て、黒ウサギは背中から倒れ始める。先程までは足の下に挟まれていた私の左足にも黒ウサギの体重が掛かり、私達はお互いに荒い息のままその余韻に浸り続けるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「本当に申し訳ありませんでしたぁぁぁ!!」

 

「……」

 

 ベッドの上で土下座をして謝罪をしてくる黒ウサギ。お互いに何とか動ける様になった時、黒ウサギはそこでようやく我に帰った様で自分のした事に慌て始めた。最初、私に無理矢理したことに顔を青くして。次に自分がした事を思いだし、顔を赤くして。そうして2,3回表情を変えた後、黒ウサギはこうして私に謝って来た。

 

「気が付いたらお猫様の事で頭が一杯で、お猫様が欲しくて欲しくて堪らなくなって……そしたら私はお猫様を……」

 

 自分の手を見ながら震え始める黒ウサギ。やがて私に向けて来た視線は明らかに怯えて居た……『私に』と言うよりも、私に『嫌われる事』を怯えて居る様子。でも私としては黒ウサギを攻める気なんて一切無い。寧ろ私の方が悪いのかも知れないのだから。……私の意思では無いけれど、私の体質で黒ウサギはきっと暴走してしまった。黒ウサギからすれば自分が加害者かも知れないけれど、私からすれば黒ウサギも被害者だ。

 

「……嫌わない」

 

「へ? で、でも私はお猫様を襲ったんですよ!?」

 

「……別に……良い」

 

 私は黒ウサギの事を一切嫌う気もないし、今回の事は仕方のない事だからこれ以上気にしてもきっと仕方が無い。それに

 

【黒ウサギ 承認欲 MAX・養護欲 MAX・性欲 MAX】

 

 どうやら私が一番懸念して居た欲は満たすことが出来た様子。私を捌け口とし、思い通りに出来た事で満たされたのだと思う。……これから先は同じようなのが出て来ない様に願うしか無いけれど、もし出てしまったのなら場合によってはこの手段をせざる負えないのかもしれない。……にしても黒ウサギがまた顔を真っ赤にして居るのは何故なのだろう?

 

 その後、落ち着く事がようやく出来た黒ウサギは濡れてしまったシーツの後始末を始める。流石に子供達に洗わせるのは気が引け、レティシア等に洗わせるともしかすれば察されてしまう可能性もあるから自分で洗うのだろう。私は部屋に戻って残りの時間、休むようにいわれてしまった。手伝おうとしたのだけれど、黒ウサギは何故か三度赤くなって「だ、大丈夫です!」と言うだけ。ほぼ追い出される形で出た私は、その後飛鳥達が帰って来るまで自分の部屋で猫の姿になって眠るのだった。

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