紅いボッチでございます。
今日は投稿が遅れていますが、気休めにR-18でも出そうかなと思い、単発で出させてもらいました。
それではどーぞ。
妖怪の山 山岳付近
「ッと・・・滝壺付近異常なし…谷間付近も異常なし…」
白狼天狗哨戒部隊の一人の俺は、山の上から双眼鏡で山の入り口付近を哨戒していた。
「よし、今日も侵入者はいないな…業務連絡をッと…」
俺は懐から「とらんしーばー」、と言われるものを取り出した。
何でも、最近谷の下の川辺に住んでいる河童、にとりが開発したものらしく、遠くに居る仲間にも連絡が出来る代物だそうだ。さすが河童…幻想郷一の開発力は伊達ではない…。
「あーあー、こちら〇〇。こちら〇〇。応答願います、犬走」
俺の同期である犬走椛に連絡を取る。
「はい、こちら犬走、犬走です。どうしましたか?」
椛の凛とした声がとらんしーばーから響いてきた。
「えー、滝壺付近及び、谷間付近に侵入者無し、そちらの現状を聞きたい、どうぞ」
「はい、こちらも異常無しです」
互いに業務連絡をし終わったと同時に、山の方の神社から鐘が鳴り響いてくる。
神社とは、最近越してきた守矢神社の事である。
「お、ちょーど鐘が鳴ったな…撤収しよーぜ、椛」
犬走という呼び方を変え、椛、と下の名前で呼ぶ。
「はい…」
返答は少しモジモジしているようだった。
「?どーした?」
俺は怪訝そうに質問する。
「い、いえ!何でもありません!」
そう慌てた様な返答が聞こえたと同時に、とらんしーばーの会話がブツン、と切れた。
「ありゃ?俺なんかしたっけなぁ…」
そう呟き、俺は勤務で疲れた足をのろのろ動かし、詰め所へ歩いた。
その道中、舞い散る紅葉が俺の頭にひらひらと落ちてきた。
「お、もう葉が色づく季節か…早いなぁ」
俺はしみじみと白い尾を振り、詰め所へと急いだ。
詰め所の中は合いも変わらず汚かった。
食べ残しやら、ゴミやらが散乱している。恐らく、年配の白狼天狗がやったのだろう。
「はぁ…綺麗にしといてくださいって何回も言ってるのに、全然聞かないんだもんなぁ…嫌になっちまう…」
そうぶつぶつ愚痴を叩きながら、俺は詰め所の整理を始める。
数十分もしただろうか…、やっときれいになった時はもう日が沈み、暗くなり始めていたのだった。
「あー?もうこんな時間か…飯の準備と宿直の準備をしとかないと…」
そう呟き、台所へ向かおうとしたとき、詰め所のドアが叩かれた。
「?どちら様ですか?」
俺は、ゆっくりドアを開け外を確認してみた。が、誰も居ない。
代わりに、風呂敷が地面に置かれていた。
「?なんだこりゃ…」
開けてみれば、美味しそうな芋の煮物や、魚の塩焼きが入った容れ物ではないか。
「書置きもない…誰だろう…」
白狼天狗自慢の鼻を使って、臭いを嗅いでみるが、微妙に誰か分からない。分かるのは女の白狼天狗という事だ。
「…まーいっか」
お気楽に考え、ドアを閉め、その風呂敷を台所に置き、俺は宿直の仕事にとりかかった。
仕事といっても、今日の勤務の報告書だけであるが…
「えーっと…今日ハ侵入者ナシ、平和ナ一日デアッタ。〇〇ッと・・・」
端的に勤務の報告書を書き、名前を添える。
「さーって…飯でも食って寝ようか…」
風呂、と言いたいが…この詰め所は風呂場が無い。もっと上の方々が使っている宿直の宿は風呂は完備されている。しかも露天風呂。クソったれ・・・。
俺は、先ほど玄関に置かれていた風呂敷から芋の煮物と魚の塩焼きを出し、カッカ、と胃の中にかきこむ。とても優しい味がした。
「…んぅ…飯食ったら眠くなったな…寝床へ…」
立ちあがろうとするが足がうまく動かない。眠気がだんだん襲ってくる。
「…もーいいや…誰も来ないし、寝ちゃえ…」
そう言い、俺は床に身を投げ、すぐに深い眠りへと落ちていった。
もぞ…もぞ…
深夜頃だろうか、誰かが俺の服を脱がしているのを肌で感じ取った。
「…曲者!」
俺はすぐさま起き上がり、寝首を掻こうとしている者の顔を見た。
「…椛!?」
そう、そこに居たのは犬走椛だったのだ。
「あう…ばれちゃいましたか…へへ…」
椛はバツが悪そうに、苦笑いしその場を離れようとする。
その手を俺は掴み、引き戻す。
「おい、待てよ…何しようとしてた?」
「え、えーっと…それはですね」
椛は勤務中の報告時に聞かせたモジモジした声をまた出しながらそわそわし始めた。
心なしか、顔も少し赤いようだ。
「…ア~…」
ようやく、俺は合点がいった。
発情期(個人差もある)だ。犬や狼の発情期は春と秋、今の時期は秋真っただ中。
顔が赤いのも、モジモジしてるのもうなずけた。
「…はー、椛。そういう事か」
俺は少し頭を抱え、椛に苦笑して見せた。
「何で最初からヤりたいって言わなかったんだ?」
「え…あぅ…」
椛は躊躇ったのち、言葉を発した。
「私…怖かったんです…その、〇〇さんに嫌われるんじゃないかって、心配で…だから…ご飯に眠り薬を…しこん、で…その…お、犯そうかと…エグッ…」
だんだん涙声になっていく椛を俺は優しく抱き寄せた。
「ふぇ…?」
「嫌がるもんかよ…」
俺は右手で椛を抱きしめながら、左手で椛の頭を優しく撫でていった。
「俺は…その、椛が好きだ…だから、発情期で俺を襲う事ぐらいで怒らないって…」
言っている俺が恥ずかしくなってきた。これが昼間なら、顔は真っ赤だろう。
「-っ…〇〇さん…!」
椛はギュッと俺の事を抱きしめ返し、俺の顔の前で微笑んで見せた。
その姿が愛おしくて、可愛くて…
「椛…キスしても良い?」
「はぅ…良いですよぉ…」
顔を真っ赤にしながら、了承する椛。
俺はゆっくりと椛の唇に自分の唇を合わせた。
最初の方は、ただ唇を重ねるだけのキスだったが、椛がいきなり唇を俺の口内へと押し込んでくる。
「ングぅ…!?」
俺は困惑気味だったが、椛は気にせず俺の口内を犯していく。
ねっとりとした椛の唾液が俺の唾液と交換されていく。その甘い味に俺の脳は電撃のような気持ちよさを感じていた。
「んむぅ…ちゅ…くちゅ…ん…」
椛は一心不乱に舌を俺の舌に絡ませてくる。
「ん…ぷは…」
「はぁ…はぁ…」
息を止めるのが限界になり、お互い唇を離す。
二人の呼吸だけが部屋に静かに響く。
「はぁ…椛…」
呼吸が整ったところで、俺は椛に声をかける。
「ハイ…何ですか…〇〇さん」
椛も息を少し荒くしながら答える。
俺は息を大きく吸い、言葉を発する。
「お前を、喰いたい。犯したい…いいか?」
椛は微笑みながら、「ハイ、食べてください…犯してください」、と答えた。
布団を敷くのもめんどくさく、床で行為をすることにした二人。
「椛…脱がすよ」
「ハイ…お願いします…」
俺は椛の服に手をかけ、ゆっくりと脱がしていく。
色白で、適度に引き締まった体が姿を現す。その上には既にその先端を勃起させていた大きすぎない、適度な胸が堂々とあった。
「椛の肌、凄くキレイだ…」
俺はそう呟き、首元から、肩、胸へとキスをしていく。
一回ずつキスをするたびに、椛はビクッ、ビクッ、と体を震わせる。
「あうぅ…これだけでも気持ちいいですぅ…」
椛の目はもう蕩けていた。
俺はその言葉を聞き、もっと声が聞きたいと思った。
椛の胸に手をかけ、優しく揉みしだく。
「ああ!はぅ…!あん…!」
椛は軽く体を反らせ、声を上げていく。
その声が俺の理性をすり減らしていく。
「椛…もう俺…我慢できない…」
俺は自分の袴を脱ぎ、いきり立った愚息を表に出す。
「わぁ…〇〇さんの…大きい…」
椛は下の履物をすぐに脱ぎ、ピンク色のそれをあらわにする。
既に、ぐちゃぐちゃに蕩けきっていた。
「早く…ここに…〇〇さんの…挿れて…」
椛に懇願され、俺は理性が切れた。
椛の秘裂に俺の愚息をあてがい、ゆっくりと奥へ押し進める。
「あああああ!!い、痛いぃ…あうう…!」
「椛、お前…初めてだったのか!?」
椛は涙目になりながらもうなずいた。
「ハイ…でも…ッ…〇〇さんに…初めて…あげたかったからぁ…あううう…」
そう言い終わると同時に、椛は顔を隠す。
「ありがとう…椛…動くね…」
俺は、ゆっくりと動き始める。
慣れないが、奥へ進めたり、引いて戻したりをゆっくり繰り返す。
「あん…もうっ…だい、じょうぶ…です…きて…ください…」
その言葉で完全にリミッターがはじけ飛んだ。
椛をまんぐり返しの体勢に持っていき、動きを速めていく。
奥の子宮口を叩くたび、椛の膣は俺の愚息を締め付けていく。
「あう…キッツ…やっべ…」
「あああ…!イイ…それ、良いですぅ…!奥にッ、コンコンって…入口ノックされてるぅ…!」
椛の膣の締め付けは俺が逃げるのを許さない。どうやら中に出してほしいらしい。
「くぅう…椛…もう…!」
「ッはあぁ…!キて…一杯…〇〇さんの…子供の…あん!種ぇ…!くださいぃぃ…!」
「ああああ…もう…!あああああ!」
「ああッ…イク…あああああ!」
一番奥に到達したとき、俺の意識は白く染まり、白い白濁液が、椛の子宮口に吐き出されていく。
椛の膣はその液体を一滴も残さぬようにと、俺の愚息をきつく締めあげる。
「ああ…椛…大好きだよ…」
「ハイ…私も…です、よ…」
互いにキスをした後、俺たちは裸のまま、眠りに落ちた。
「あややあやや、あやややや…」
翌日、俺たちは上司の射命丸文さんの前で正座していた。
「全く…あなたたちねぇ…場所を考えなさいよ…場所を…」
『ハイ…申し訳ありませんでした…』
二人そろって頭を下げる。
「ま、交際については私はどうでもいいし、好きにして。ただし、二度と詰め所ではシナいでね…絶対に」
そう念を押し、文さんは飛び立っていった。
「…怒られたな…」
「そうですね…」
俺たちは顔を見合わせ、苦笑し合った
「…これから、よろしくな。椛」
「ええ、こちらこそ」
二人で、正座したまま手を取り合い、紅葉が舞う空を見上げた。
ここは妖怪の山、白狼天狗たちが里を守るために日々努力をしている。
巫女でも魔法使いでも何でも来い。
今なら、誰だって倒せそうだ。
そう俺は思った。
はい、ありがとうございました。
本番シーンが少なめだったことは、今後の反省点にしたいと思います。
それでは、また別の作品で。