http://www.mai-net.net/bbs/sst/sst.php?act=dump&cate=18&all=37175&n=85
ナンバーズ二番機 ドゥーエの受難
――心肺交換処置完了――
――脳活動、パルス再活動確認、蘇生良好――
――人工筋肉移植処置開始――
――骨格異常なし――
――チップ増設処置開始――
声が聴こえる、幾重にも、感情のこもらぬ残響の群。
脳裏に浮かぶ最後の光景、騎士ゼストの刃。
冷たい死と熱い血。
――意識活動の兆候確認――
――血中薬量を減少させます――
一体この声は何なのか。
時折体中をちくちくを弄られるのが、微かながらわかる。
メスが肌に入り、骨格に、筋肉に、神経に、脳に、何かをされている。
その何かが死を遠ざけ、再び渇望した生を与える。
――蘇生対象の拘禁場所移設開始――
――全処置完了、後は少将へお任せします――
やがて彼女の意識は深い眠りと暗黒から浮上した。
そこは光溢れる世界であり、同時にかつていた静寂の無よりもなお、酷烈だった。
□
「ん……」
微かな吐息を零し、彼女は起き上がった。
手を上げ、天井の蛍光灯に透かして五指を見る。
握る、開く。
手は思い通りに動く。
実体の、肉と骨を持つ手が。
死後の世界にしては、あまりに生々しい。
体を起こし、己が粗末なベッドの上に寝ているのを知った。
さらりと前に垂れた髪を、さっと手で掻き上げる。
「生きてる、の?」
ぼんやり呟いた。
戦闘機人、ナンバーズ二番機、ドゥーエは、過去を追想する。
騎士ゼストを舐めてかかって殺された、無様な最期だ。
しかし死んだはずのこの身はどういうわけか生きて、動いている。
「自分が生きているのがそんなに不思議かね」
突然声がかけられた。
ぼんやりしているあまり、ドアを開けて入ってきた影に気付かなかった。
そこに立っていたのは、中年の男だった。
ハゲかかった頭に制服を膨らませる肥えた体、見れば手の甲に体毛が茂り、他の部分もそうであろうことを連想させる。
一目見た瞬間から異性として意識したいと思えない類の印象を与える。
そのくせ、こちらへ向けられる視線は明らかに好色のそれだ。
男が着ているのは管理局制服。
「正式な取り調べかしら」
状況からドゥーエは、自分が蘇生処置を受け、逮捕されているのだと憶測した。
しかし男はドゥーエの考えを否定するように、首を振った。
「おおっと、違う違う。勘違いしないで欲しいんだが、確かに私は管理局員だ。でも君の尋問や事情聴取をするつもりはないんだ」
「どういう事かしら」
「こういう事だよ」
男はおもむろに近づくと、手を伸ばした。
ドゥーエの体の上にかけられていたシーツを剥がす。
そこにあった肢体、見事な起伏を描く豊満な肢体。
柔肌を包むのはご丁寧にナンバーズ用の戦闘スーツだった。
しかも、邪魔な部分だった硬質な金属パーツ類だけは、彼の欲する用途に不要なのでパージしてある。
純粋に、体に張り付くエナメル状素材だけのスーツ。
乳首からへそのくぼみまで浮き上がらせる、凄まじく淫靡な装束だ。
そのスーツの上から、男は痛みさえ感じるほどの手つきで彼女の胸を掴んだ。
「ッ!!」
目を見開き、凝然とするドゥーエ。
相手が最初から好色そうな目で見ていたという事実が、おぞましい真実となって彼女を襲う。
男は存分に胸をまさぐり、ドゥーエの余裕ぶった顔が嫌悪に染まるのを見つつ、ベッドの上に膝を乗せて彼女を押し倒した。
「管理局の人間が全て事件解決に動いていると想うかい? まさか、そんなわけない、権力と地位と金、部下を使う方法はもっと人生を豊かに楽しくする為にある、そう考える人間もいるのさ」
男は実に楽しそうに言いながら、ドゥーエの胸元をまさぐり、そのたわわなボリュームに満ちた肉の塊へ指を埋める。
素晴らしい弾力と同時に存在する柔らかさ、乳首を摘み、痛いくらい転がす。
ドゥーエは嫌悪感と痛みに、遅れてようやく手を振り払おうとする。
だが、その力はどこまでも弱く、戦闘機人である筈の彼女が軽くあしらわれる。
どうやら筋力レベルは最低限まで落とされているらしかった。
おまけに、乳首を摘まれた感触は、おぞましいほどの快感となって、痛みと一緒に走り抜けた。
「ん、くうッ!」
ドゥーエは諜報活動として、男を籠絡するなど造作も無い、色事に関してはプロフェッショナルだった。
快楽を制御するすべを知り尽くしていると言って良い。
その彼女が、ただ乳首を弄られただけで声が上ずった。
「へえ、そう……感度まで、いじってるの……く、あ……はぁッ♡」
出したくもないのに、蕩けるような声が出た。
顔はくしゃくしゃに歪み、目尻に涙さえ浮かんでいる。
スーツの中で、股間はぐっしょりと濡れていた。
わざわざ人を蘇生させてまで抱きたいのかと、頭の片隅で呆れるやら驚くやら、感嘆にも似た感情が浮かんだ。
富も権力も手中に収めた人間とは、退屈していて、強欲なのだ。
それを彼女はこれからその身を以って知る。
男は指先に力を込めた。
すると、簡単にスーツは破れた。
本来の対衝撃構造の強靭さなど微塵もない、犯す為だけに調整された淫具としてのスーツは脆く破れ、弾力性の生地が食い込み乳房をよりいやらしく強調する。
ぷっくりと膨らんだ大き目の乳輪と乳首に、男はすかさずしゃぶりついた。
醜面の中年男が美女の爆乳へ吸い付く様は美醜の対極であった。
じゅるじゅると音を立て、強い吸引で乳首を責める。
舌と歯の巧みな愛撫が、カリッ、と微かに甘噛みしてドゥーエを嬲った。
「や、あぁ! この、変態……あ、ああッ♡ このぉッ♡」
相手を押しのけようと暴れるドゥーエだが、調整された非力の上、与えられる愛撫の快感がさらに力を弱くする。
身をよじり、ベッドの上で豊満な肢体を躍らせ、戦慄く。
じわじわと胸の先からつのる切ない感覚。
片方の乳を吸われ、もう片方の乳を指で捏ねられる。
何かが溢れる、そう思った瞬間、実際に胸の先から白いものが飛び出した。
甘い匂いと共に噴出するそれは、紛れも無い母乳だった。
「うそ……な、あんたッ」
「改造は順調だったようだ、良いねぇ、私好みの体だよ」
「やめ、この! 人の体をなんだと思って」
「オモチャだよ、私のね。それ以外何がある?」
当然の事のように男は言い、音を立てて下品に母乳を吸った。
甘く、素晴らしい味だった。
戦闘機人なだけあって、体の調整と改造は常人以上に楽なようだ。
かつてスカリエッティの考えた事のない、性玩具としての人体改造である。
過剰にチューニングされた性感覚に悶えるドゥーエを、男は面白おかしく弄ぶ。
爆乳を吸い、しゃぶり、揉みしだき、たっぷり焦らしてから、やがて手は股間へ伸びる。
胸と同じように破けば、ぐっしょり濡れた秘所が恥毛と割れ目を見せつけた。
ひくひくと蠢く肉のヒダへ、男はズボンを脱ぎ取り出したものを突き付ける。
硬く大きい、赤黒い肉。
ドゥーエは唇を噛み、嫌悪も露わに表情を歪める、が、そこで一転して抵抗を止めた。
「いいわ、しなさいよ」
捨て鉢に見えるような言い草だが、実際のところは違う。
敢えて相手に好きなようにさせ、時間をかけて誑し込もうと思ったのだ。
そう、男を手球に取るのは慣れている。
つっけんどんにするより、こちらが従順になったように見せかければ良い。
だがそんな余裕は、そう長く続かなかった。
男がぴたりと肉棒を添える。
触れる、たったそれだけの、ほんの少しの結合。
「~~ッ!」
それだけで、びりびりと頭の芯まで電気が駆け抜けた。
雷撃、と形容しても良い。
衝撃だった。
目を剥き下半身を見る。
まだ挿入もされていない。
男はにやりと笑い、一気に腰を沈めた。
「あああああああああッッ!!!」
部屋に木霊する、絶叫。
ドゥーエはほんの一突き、たった一回の挿入で、数回に匹敵する絶頂を味わった。
信じがたい快楽、脳がショートしそうな快感の荒波、アクメの嵐。
「あ、ああ……ひ、いぃい……お゛お゛ぉぉッ♡ なに、これ……ごれ、あ、……あ゛ッッ♡」
男が腰を引く、ずりずりと傘の部分が膣壁をこそげた。
いつもなら腰をくねらせ相手を責めるところだが、そんな事など不可能だった。
ドゥーエはただただ与えられる法悦に身をよじり、鳴き叫ぶしかない、できない。
「どうだ、最高レベルまでここの感覚を調整してやった。私を落とそうなんて、無理な話だよ」
「や、やだ、まって……こんな、あ……あ゛ぁあああッ♡ や、ちんぽ、だめ……ひッ♡ お、おほぉぉぉ♡ こわれ、こわれる、まって、たすけ……あ゛あ゛あ゛ぁあああッ♡」
腰振りが始まり、ドゥーエは鼻水まで垂らして泣き叫んだ、絶叫を上げた。
長いブロンドを振り乱し、だぷだぷと爆乳を波打たせ、半狂乱の有様でだらしない雌声を振り絞る。
吸い込んだ空気はひっきりなりにアクメに染められた甘い響きとなって口から出た。
粗末なベッドを軋ませ、贅肉を乗せた醜い体が上下し、女を犯す、侵略する。
それはまさに征服だった。
法外な手段によって一切の抵抗力を削がれた相手を、絶対的な攻撃によって粉砕する。
男が腰を突きおろし、子宮口へ長い肉棒の先を押し当て、こじ開ける。
そこまで改造がされていたのか、簡単に開いた子宮口に亀頭が入り込む。
瞬間、ドゥーエは掛け値なしに発狂寸前の絶頂を味わった。
「あ゛ぁあぎゃあああ、あ、あ♡ お♡ お♡ お゛ぉぉ♡ んほぉぉおおおおおおおおおおお♡♡」
白目を剥き、唾液と鼻水と汗に濡れた白い顔が赤く染まる。
母乳が飛び散り、愛液が飛び散り、潮まで噴いてドゥーエはイッた、イキ続けた。
絶え間なく切れ間もない絶頂の連続は、正に地獄だった。
アクメの地獄。
甘美濃厚を極め、考えるなどという人間的行為を無に帰す。
「おぉ、おぉ、良く締まる。こりゃあ良い、しばらくは飽きないオモチャになりそうだよ」
「ひ、いや、あぁああ! いや、や゛た゛、こわれ、ひゃ、あ゛ぅう゛ぅうう♡ やめ、あ♡ イク♡ またイグ♡ イク、イク、イクぅう♡ イキ死んじゃううううう♡♡」
ベッドが壊れるか、それともドゥーエが壊れるか、どちらが先だろう。
それほどに二人のセックス、いや、二匹の交尾は凄まじかった。
贅肉を重く乗せた少将は遠慮会釈なく全力でぶつかり、腰を下ろす。
ドゥーエも次第にそんな彼の陵辱を受け入れ腰を絡め、イクたびに全身をのけぞらせた。
かつて男を手玉に取った美貌が、今はどうだろうか。
唾液と鼻水と涙で濡れ、くしゃくしゃに歪んで理性も知性も欠片もない。
妹のクアットロは自分を育てたドゥーエを最高で完璧な戦闘機人として尊敬した。
今のドゥーエは家畜以下の精液排泄用の肉だ。
「よぉし、出すぞ、出すぞ! 受け取れ、俺のザーメン受け取れ! 孕めぇえ!」
「やら、ああ、や……イグ♡ ザーメン…排泄、あ♡ お゛ッ♡ お゛ッ♡ 受精アクメ、種付けアクメくる♡ い、いやなのに、イク♡ イグううううううう♡」
エナメルボディスーツに包まれた豊満な尻が、むっちりとした脚が、全身のしなやかなラインが、最上の法悦に波打った。
ギュッと脚は相手の腰を絡め、注がれる精液の熱さに何度も力に強弱をつける。
舌を突き出し、ふうふうと息を切らせる様のなんと下品な事だろう。
人としての品格の全てを失ったがゆえに、今のドゥーエは浅ましく、そして淫らだった。
少将はたっぷりと子宮口から子宮内部に突っ込み射精すると、息をついて腰を抜く。
「ふう、実に良い具合だ。ほら、何を呆けているんだこのクソ犬! こっちを向け」
「ひゃぃんッ」
大きく音を立て、弓なりに反って、肉棒が抜かれる。
ドゥーエはその感触だけでまたイッた。
男は乱暴にドゥーエをひっくり返すと、今度はその尻を掴んだ。
うまい具合に破り、尻全体はスーツに包ませたまま、すぼまったアナルを晒させる。
当然、ここもきっちり改造されていた。
ぱっくり開いた菊座は貪欲そうに口を開閉させており、愛液のような腸液を垂らしている。
洗浄済みのそこに、少々は一気にねじ込んだ。
「ひゃぉおおおおッ♡♡」
叫びの声量は、もしかすると膣よりも上だったかもしれない。
ぬめり、きゅっときつい尻穴は、完全に性の喜悦を得る場所だった。
膣以上に締まるそこを、少々は再び獣となって犯す。
張り詰めた尻たぶに腰がぶつかり激しい音を立てた。
まるで極限まで膨らませた水風船同士を叩きつけるような音だ。
「お゛♡ お゛♡」
「ふはは! いい声だ、雌犬でなく雌豚だったかな?」
嘲りの声、反論する余裕など、当然ない。
ごりごりと奥までえぐられる、イク、イキ過ぎる、意識が飛ぶ、真っ白になる。
脳髄は芯からぐずぐずに溶かされ、ドゥーエがかつて持っていた誇りも矜持も自我も崩壊させた。
人格というものが、物理的摩擦で粉微塵になっていくのがわかる。
今夜、この一晩で、自分が終わるのがドゥーエには理解できた。
何よりおぞましいのは、快楽という暴力で蕩けた思考回路は、その事実への忌避感さえ抱かないという事だ。
「あ♡ あああ♡ やだ、やだやだぁ♡ ば、ばかになっちゃう、あたし、ばかになる♡ あ゛♡ あへぁあああッ♡ おちんぽばかになる♡ チンポ中毒になるううう♡ イグ♡ イグう♡ ケツイグううううううう♡♡」
男の腰が振られ、最奥まで剛直が至り、ドゥーエの脳髄でアクメの火花が炸裂する。
母乳と汗で全身を濡らし、さらにエナメルボディスーツをてからせた豊満な女体のなんという淫らさか。
少々は荒々しく腰を打ち付けながら、手を伸ばし、だぷだぷ揺れるドゥーエの爆乳を掴んだ。
指が沈み、いやらしくひしゃげる巨大な肉の球。
乳首を摘んで扱けば、母乳の飛沫と共にドゥーエは裏返ったケダモノの声を発した。
「おぉぉぉ、お゛♡ ミルク、ミルクアクメ、ケツアクメと一緒にくる♡ あぁ♡ も、もっとばかになるぅう♡」
「いいぞ、気にするな、馬鹿になれ! なっちまえ!」
「はひ、ひああああ♡」
何度目か、もうイッた回数など覚えていなかった。
かつてスカリエッティに誓った忠誠と信頼、ナンバーズの姉妹へ向けた親愛、全てが甘い甘いアクメの大うずに飲み込まれて消えていく。
太く硬い肉が、アナルを擦り上げ、締め付けられ、より大きく屹立した。
奥を突きながら、ぶるりと身震いする少将。
彼は目の前の淫靡な女を、ただの家畜にまで落とすべく、そのトドメを刺した。
張り詰めた剛直が、一気に白熱の汁をぶち撒けた。
どくどくと注がれる大量の精液。
粘つく熱が子宮も乳も、脳髄まで、アクメの波が駆け抜けた。
「~~~ッッ♡♡」
もはや声にもならない、掠れた吐息をこぼしながら、ドゥーエは何度も身をのけぞらせ痙攣した。
「はひ、あ♡ あはぁ♡ ちんぽ……ちんぽぉ♡ あひ、あ……ああ♡」
最初、この男を逆に籠絡させてやろうと思った女郎蜘蛛のような思考は、もうない。
そこにいたのは、ただ男の玩具として犯され飼われる哀れな一匹の肉奴隷だった。
□
「いやあ、今回のはなかなかの上玉でしたなあ」
「ええ。苦労してわざわざ蘇生スタッフを集めた甲斐がありますよ」
男たちは高級葉巻と酒を嗜みつつ、豪奢なベッドの方を見た。
絢爛な調度で囲まれた室内、中央に鎮座する巨大ベッドの上では、一匹のブロンドの雌が腰を振っていた。
一人の男に膣を貫かれ、背後からはアナルを、左右から突き出された二本の竿も美味そうにしゃぶっている。
どうやら一突きごとに達しているらしく、その度に裏返った凄まじい声を上げてよがり泣き、潮や母乳を吹いていた。
乳首とクリトリスには黄金のピアスが穿たれ、たわわな白い肉に彩りを加えていた。
乱れるブロンドの長い髪、天上の美貌は知性を失い崩れ、それゆえに果てしない情欲の炎に揺らめく。
管理局上級将校達はこの新しい玩具を飽きもせず、代わる代わる入れ違いで、三日三晩も犯し続けていた。
「戦闘機人でしたか、タフですなあ」
「肉体も脳も常人の何倍も耐久力があります、そのうち部下を集めて一週間くらい犯してみますか?」
「面白そうだ! それと金持ち連中の知り合いにも貸してみましょう、下手をすれば原型を留めないまで壊されるかもしれませんが」
「大丈夫ですよ、人工物とクローニング素体がベースだ、脳さえ無事なら幾ら潰したって構いませんよ」
「そういえばあれには姉妹機もおりましたな。そっちも手に入れては?」
「面白い。根回しを今度お願いしても?」
そんな会話を行う主人たちを尻目に、ドゥーエは新たに入れ替わった男に子宮口をこじ開けられ、真珠を埋め込んだ幹で膣壁をこそげられる快感に荒々しいアクメ声を張り上げる。
霞んだ瞳に理性の光はない。
自分がこれからどうなるか、明日はどんな仕打ちを受けるか、瑣末な不安と縁のない楽園に、彼女はいた。
何一つ憂える事もなく考える必要もなく、ある意味でそこは本当に幸福な場所かもしれなかった。
終幕