pixivのほうに投稿した作品をまとめたものです。
飛龍と提督のいちゃラブセックスを描いています。序盤は過去の説明が中心で、「本番」は後半です。
本番最中に母乳を飲む描写がありますので、苦手な方はご注意ください。
なおこの話での艦娘は、
・深海棲艦の装備をもとに作られた艤装を身に付けた女性(艤装は女性にしか扱えない)。
・艦娘になる女性はもともと一般社会で普通に暮らしていた。
・深海棲艦の攻撃への耐性以外は普通の女性と同じ。なので怪我や病気にもなり、結婚、出産も普通に出来る。また身体も成長する。
という設定です。



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飛龍夜伽

「飛龍夜伽」

 

 

フタヒトマルマル。窓の外を見ると、すっかり暗くなっていた。窓越しに広がる海を照らすものは三日月の仄かな月明かりと、遠征に向かう「艦娘」と哨戒中の「艦娘」の持つ探照灯の光だけ。

 

古くからの軍港、横須賀。私はこの地の「鎮守府」で「艦娘」を率いて、未知の敵「深海棲艦」と戦う「提督」として働いている。

 

本日の仕事は何事もなく終わり、わたしは鎮守府内にある住まいへと戻っていった。

 

「提督、おかえりなさい。今日も一日ご苦労様。御夕飯用意してあるから、温めて持ってくるね。お酒はいる?」

「ありがとう、「飛龍」。お酒はいいよ。ご飯にしてくれるかな?」

「うん。ちょっと待っててね。」

 

彼女は「飛龍」。この鎮守府に所属する艦娘であり、私の愛しい妻だ。160センチくらいの身長にかわいらしい顔立ち、茶色がかった髪をサイドテールで纏め、黄地に深緑の着物を身に纏っている。

 

飛龍とは彼女が艦娘になる前、私が提督になる前からの関係で、もちろん互いに本名があるのだが、鎮守府内では役職名と付けている艤装の名称で呼び合うことから、普段も「提督」「飛龍」と呼び合うようになった。

 

数分経って出てきた料理は大盛りの白米、豆腐とわかめの味噌汁、肉じゃが、秋刀魚の塩焼き、胡瓜の酢の物。ごく普通の家庭料理だが、丁寧に作られていて、どれも美味しそうだった。

 

「美味しい。飛龍の作る料理はいつ食べても美味しいな。」

「良かった。こういうありふれたものしか作れないけど、いつも美味しそうに残さず食べてくれて、ありがとう。」

「感謝したいのは私の方さ。昔から飛龍の料理は、食べると心が落ち着くんだ。」

「昔って言っても、出会ってから7、8年くらいじゃない。」

「はは、それもそうだね。ともかく、いつもありがとう。」

「こちらこそよ。」

愛する妻「飛龍」との何気ない会話で、静かに時が流れる。

 

 

わたしたちの生きる20××年代では、「深海棲艦」と呼ばれる謎の生き物たちが海の底から現れ、船を沈め、飛行機を撃ち落とし、人間を死なせていた。

 

その深海棲艦に立ち向かえる唯一の存在が「艦娘」だった。艤装を装備した女性たちのことで、彼女たちは「深海棲艦」を身に付けた主砲や魚雷で倒すことができ、攻撃をある程度耐えることもできる。彼女たちは海に繰り出し、奪われた場所を取り戻すべく、日々戦いを繰り広げていた。

 

私は艦娘が勇ましく戦う姿に憧れ、提督となって彼女たちとともに戦いたいと思った。そのために彼女たちの所属する海上自衛隊に入るべく勉強に取り組んだ。

 

あまり勉強は得意ではなかったがコツコツと積み重ねてなんとか防衛大に入ることができた。そして無事卒業して入隊を果たし、3年ほど前に念願の提督に着任し、現在に至っている。

 

 

「飛龍」とは大学に入った頃からの付き合いとなる。彼女は大学近くの食堂の娘だった。出会った当時はまだ高校生で、学校から帰ってきてからと休日に店を手伝っていた。

 

今より顔立ちは少し幼かったがかわいらしい笑顔はそのままで、明るく店を切り盛りする姿に次第に心を奪われていき、彼女がいる時を見計らって足繁く通うようになった。

 

頻繁に会うようになり、次第に彼女も私に興味を持つようになって、いつしか恋仲となった。店番の合間にデートにも行った。もっとも、まだ彼女は高校生だったこともあり、いわゆる「清いお付き合い」という感じだったが。

 

彼女と私はとても相性が良かった。私はどちらかと言えば物事をなかなか決められない方だが、そういうときに彼女は背中を押してくれた。また私の気持ちの変化によく気付き、私に必要な答えを的確に出してくれる、そんな女性(ひと)だった。

 

胆が据わっているというか、心が強くて、細かいことにとらわれすぎず、優しく困ったときに頼りになり、よく世話を焼いてくれる、私のことをよく支えてくれる。こういう女性(ひと)と結婚したら円満な家庭を築いていけそうだ、などとぼんやり思っていた。

 

 

今思うと、彼女との結婚は案外すんなり決まったものだった。自衛隊に入ってからは仕事がたくさんあって、彼女になかなか会えないでいた。彼女に会えないでいると、寂しさ、不安が募るようになっていった。

 

彼女も同じ気持ちだったようだ。いくら強い心を持っていたとはいえ、親しくしていた相手に会えないというのは辛いものだろう。なんとか時間を見つけて会えたときは、再会を喜んで涙を流したものだった。

 

「○○ちゃんとは離れられない。いつまでも一緒にいて、わたしを支えてほしい。…結婚、してください。」

わりとベタな求婚の言葉だったと思う。もう少しムードを作ってからとか、他にもいい言葉があったかもしれないが。

 

「うん!わたしも…、××さんと…いつまでも一緒にいたい!よろしくお願いします!」

彼女は満面の笑みで、求婚を承諾したのだった。

 

結婚して一緒に暮らすようになると、やはりこの女性(ひと)は私にとって欠かせないと、改めて思うようになった。仕事で疲れたときも私を励まし、その笑顔で癒してくれる。彼女に何度助けられたことだろうか。

 

 

念願だった提督着任の辞令が来たのは、結婚して半年も経たない頃だった。横須賀に新たな鎮守府が作られるので、そこに着任してほしい、とのことだった。私はかねてからの夢の実現に舞い上がる思いだった。

 

彼女も私の提督着任を心から喜んでくれた。

「よーし!××さんのために頑張らなきゃね!」

そう言って張り切っていたのを思い出す。もっとも、その時はその言葉を、家庭から私のことを支えてくれる、という意味で言ったのだと思っていたのだが。

 

「××さん。…わたしを「艦娘」にしてほしいの。」

彼女はそう切り出した。私は予想だにしていなかった彼女の言葉に戸惑いを隠せなかった。

 

「○○、艦娘は危険な仕事なんだぞ?わかって言っているのか?」

私は反対した。艦娘は戦果をあげる華々しさばかりが注目されるが、実際には死と隣り合わせの過酷な仕事である。戦場で大怪我を負ったり、死ぬことだってある。

 

かつて「アイアンボトムサウンド」と呼ばれた戦場では、多くの艦娘が沈み、恐怖に発狂していったという。そんな話もあるほどだ。そんな目に彼女をあわせたくない、そう思い、反対したのだった。

 

「じゃあ、わたし以外の子は危険な目にあわせてもいいって言うの?」

私の言葉に対して痛いところを突いてくる。言い返す言葉がない。さらに彼女は続けた。

 

「危険な仕事だってわかってるわ。昨日まで元気だったのに明日沈むこともある、そんな仕事だってことも。でもあなたの憧れていた仕事がうまくいってほしいから、わたしがあなたの手足となって頑張りたいの。わたしを信じて。簡単には沈まないから。」

そこまで言われては断ることができなかった。こうして私の提督着任とともに、彼女は艦娘になった。

 

彼女は「飛龍」という空母の艤装を纏うことになった。この「飛龍」という艤装は、なぜかはわからないが結婚している女性、子供がいる女性に適正があることが多いという。

 

私は防衛大生だったときに、ある鎮守府の艦娘の演習を見学した際、「飛龍」を見たことがある。周囲の同級生たちは高い練度を誇る見た目17、8歳くらいの駆逐艦「吹雪」や、正確無比に艦載機を飛ばし、攻撃を全く受けない空母「赤城」に目が行っていたが、わたしが惹かれたのは「飛龍」だった。

 

黄地に緑の着物に灰色に赤い丸のハチマキを身につけ、手にした長い弓から艦載機を飛ばす姿、隣の「赤城」ほど正確無比というわけではないが、その戦う姿から「赤城」には無い迫力を感じたのだった。まるで「誰かを守るために戦う」、そういう風に感じた。

 

後で知ったところでは、その「飛龍」は艦娘になる前にすでに結婚して子供がいて、鎮守府に家族とともにやって来たという。旦那さんは鎮守府の工厰で整備士として働き、彼女が万全の状態で戦えるよう努力しているのだそうだ。「愛する家族を守るために戦う」、それがその「飛龍」の原動力だったのだろう。

 

こうして「提督」となった私と艦娘「飛龍」となった妻、二人三脚の日々が始まったのであった。飛龍は艤装への適正が高かったのかめきめき練度を上げ、次々と戦果をあげていった。

あわや轟沈という危ない目にあったこともあった。でも飛龍は必ず生きて帰ってきてくれた。

 

「わたし、もっと戦える。あなたのために、どんな苦境でも帰ってくるんだから、ねっ?」

飛龍はよく、笑顔を見せながらそう言っていたものだ。かくして2年間、私と飛龍はともに戦い続けたのであった。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

フタフタサンマル。夕食を終え、私と飛龍は寝室へと向かった。六畳の小綺麗な和室に布団を敷き、寝巻きに着替えた。

 

「…△△、ぐっすり眠っているようだな。」

「うん。」

「もう三ヶ月か。生まれたときと比べてずいぶん身体も大きくなってきたな。あんなに小さかったのが信じられないくらいだよ。」

「毎日ミルクたくさん飲むからね。抱いているとどんどん重くなっていくんだ。首もすわるようになったしね。」

「ああ。子どもの成長って、思った以上に速いものだな。生まれたときはあんなに小さかったのに。」

「提督に顔が似てきてないかな?ほら、目元とかさ。将来、提督みたいなカッコいい男の子になるかもね。」

「そうだなあ。でもわたしの悪いところは受け継がないでほしいな。」

「めっ!それも含めて提督の個性なんだから、自分に自信持たないと。」

「はは、飛龍には敵わないな。」

 

 

目の前で眠るのは、私と飛龍との間に生まれた息子である。幸せそうに眠る姿を前にして、私と飛龍は微笑むのであった。

 

飛龍が艦娘になってから2年がたった頃、飛龍に子どもができたことがわかった。二人とも深海棲艦との戦いに明け暮れる日々だったこともあり、最初の一年半くらいは子どもを作る余裕が無かった。そろそろ子どもを、と思ってもそこは「授かり物」であるがゆえ、思うようにはいかなかった。

子どもができたとわかったときには二人揃っておおいに喜んだものだ。将来は子どもを育てながら幸せな家庭を築きたい、そう願っていたからだ。

 

艦娘のなかでは、艦娘の出産はとても縁起のいいことと思われている。この20××年代では少子化が進んでいるという社会背景もあるかもしれないが、海に出たら人数が減って帰ってくることはあれど、増えて帰ってくることはないのが戦場で戦う艦娘の世界。だからこそ、新しい出会いや命の誕生ということを特にありがたがるのだろう。

 

子どもができたことで、飛龍は戦場から離れることになった。艦娘は子どもができてから、子どもが生まれて1年は産休、育休を取ることになる。その間は育児を優先し、空いた時間に体調を見たうえで簡単な事務作業を手伝ったり、復帰に向けての訓練を積むこととなる。

 

もともと人当たりのいい性格だったこともあり、飛龍を慕う艦娘がたくさんいて、身重の彼女の身の回りの世話をしてくれた。

特に飛龍と仲のいい同じ空母の「蒼龍」という艦娘がよく世話をしてくれたのだった。私も仕事の合間をぬって、家事を代わりにやるなどして飛龍に負担をかけないようにしていた。

 

周りの支えもあってお腹の子どもは順調に育ち、無事生まれてきてくれた。

お産にも立ち会ったが、それはよく聞く通り本当に感動するものだった。痛みに苦しむ姿にハラハラしたが、元気な産声を聞いたときには、感激のあまり二人揃って涙を流したほどだった。

 

 

「せっかくわたしと提督を選んで生まれてきてくれたんだから、立派に育てないとね。」

「ああ、この子が幸せに生きていけるように、私たち頑張らないといけないな。」

「まずはこの戦いを終わらせないとね。少しでも多くの海域を取り戻すために、早く戻れるようにしなきゃね。」

「くれぐれと無理はするんじゃないよ。万全な状態に戻ってから出してやりたいんだから。」

「任せてよ。以前よりも強くなって、どんどん深海棲艦を倒すんだからね!」

 

愛する子どもが平和に暮らせる未来を作るため、私たちは戦っている。そのことを確かめながら、静かに夜は更けていった。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

フタサンマルマル。ひととおり話をしたところで、私と飛龍は寝ることにした。

 

「それじゃあ寝るか。おやすみなさい、飛龍。」

「うん。おやすみなさい、提督。」

 

おやすみの挨拶をして、横になろうとした時だった。

 

「…んっ、ふぎゃあ…、ふぎゃあああああああああ!ふぎゃああああああああああああ!!」

 

眠っていた息子が、突然泣き出したのであった。

いわゆる「夜泣き」であり、これまでに何度もあったことではあるが、どうしてもびっくりしてしまう。

 

「あらあら、どうしたのかな?おしめ?ミルク?」

 

どこかの戦艦のような言葉を喋りながら、飛龍は息子をベビーベッドから抱き上げる。

 

「うーん。どうやらミルクみたいだね。」

息子の様子を一瞥しただけで、なぜ泣いているのかを理解したようだ。私には生まれて三ヶ月たった今でも、すぐにはわからないというのに。父親と母親でこうも違いがあるものなのだろうか。オカルトじみた話になるが、へその緒でつながりあってお腹で育てていた、それでお互い通じあえる絆でもできるのだろうか。

 

「ミルクか。ちょっと待っててくれ。今用意してくるから…。」

「ああ、大丈夫だから。あー、ちょっと待っててね。よしよし、いい子いい子…。」

 

ミルクを作りに行こうとした私を止める飛龍。すると…。

 

「うんしょっ。…ふふ、ママのミルクだよ?いっぱい…飲んでね?」

 

寝巻きの上着のボタンを外して胸をさらけ出したのだった。そして乳首を息子の口元に近づける。母乳を飲ませるようだ。

 

「…ふふ、美味しそうに飲んでるわ。ミルクに夢中みたいね。」

 

先ほどまで泣いていたのが嘘のように息子は泣き止んで、飛龍の出す母乳を美味しそうに飲んでいる。

 

「よしよし、いっぱい飲んでうんと大きくなってね…。」

 

腕のなかに抱きしめている息子が母乳を飲む様子を見て、目を細める飛龍。それはいつしか見た西洋の母子を描いた絵画のようで、とても美しい構図で、私はそれに見いってしまったのだった。

 

「お腹いっぱいになったかな?じゃあげっぷしてね?うん、ちゃんと出たね。ふふ、お腹いっぱいになって、もう眠っているよ?」

 

母乳を飲んで満足し、すっかり眠った息子をベビーベッドに寝かせる飛龍。

 

「あ、寝てても良かったんだよ?ほら、いつも忙しいからさ…?」

 

私に話しかける飛龍。だが話の内容より、私は飛龍の上半身に目が行ってしまったのだった。授乳を終えた後で、まだ寝巻きのボタンをしめておらず、肌と胸がさらけ出されたままであったのだ。

…新雪のような白い肌に、やや小振りだが形のいい胸。その表面にはうっすらと青い静脈が浮かび上がっている。その先っぽには桜色の乳首。ほどよい大きさでふっくらとしていて、口に含みやすそうな形だ。そして先ほどまで息子に飲ませていた母乳が、乳首の周りに水滴となって付いている…。

 

「…ゴクッ…!」

 

私は思わず喉をならした。そしてみるみるうちに身体が熱くなっていくのがわかる。…飛龍に「欲情」、してしまったのだった。

 

そういえば、飛龍に子どもができてからというもの、飛龍と「身体を重ねた」ことは無かったかもしれない。

決して飛龍に魅力が無くなった、というわけではない。お腹に子どもがいるのに無茶なことはできないと、飛龍の身体をいたわるがゆえだった。

 

それが一部分とはいえ、飛龍の裸身を見たことで身体が熱くなってしまった。それがなんとも生々しく、色めかしかったがために…。

 

(飛龍が、…欲しい!)

 

…我慢など、…できなかった。

 

「提督、どうしたの?なんだか顔があか…んっ!?て、提督!?」

 

布団の上に座る飛龍の背中に手をまわして抱き締め、紅色のふっくらとした唇を奪ったのだった。

 

「ん…!んふ…っ!てい、と…んふっ!?」

 

いつも仕事に行くときにする軽い口づけなどではない、口の中に舌を入れる「ディープキス」。何か喋ろうとしている飛龍の口を塞ぎ、互いの唾液を交換しあう。

何も味がしないのだが、唾液を吸っているとなぜか余計に興奮してくる。互いの体液を混ぜあうことで、身体が一体化しているかのようにでも感じるのだろうか。

 

息が続かなくなり、一度口づけを解く。すると荒い息で飛龍が言葉を発した。

 

「ていとくっ!!」

 

その声にハッとして我にかえり、身体を即座に離してしまった。

 

(やってしまった…。)

 

突然無理矢理抱き締めたりして、怒ってしまったのか。傷付けてしまったのか…?大事な、人を。自分のやってしまったことに、茫然自失となったところに、飛龍は続けた。

 

「どうして、こんなこと、したの?」

 

もう誤魔化してもしょうがない。素直に話そう。そう覚悟を決めて話した。

 

「飛龍が、欲しくなったんだ。その、…見えている肌と胸を見て、つい、…ごめん飛龍!こんなことして…。」

 

やってしまったことを謝っても許してくれるかはわからない。でも誠意は伝えよう。そう思ったのだったが…。

 

「提督、どうして、謝るの?」

飛龍はそう答える。予想していた言葉ではなかった。

 

「怒ってないのか?あんな声あげて…。」

「さっきのは突然でびっくりしちゃったから…。…提督?ひとつ、聞いていい?」

「?」

「さっきのは本当?わたしの身体で、ムラムラ、しちゃったって…。」

どうしてそんなことを聞きたいのだろうか。そう思いながら答える。

 

「ああ、本当だ。その、飛龍の肌と胸を見て、抱きたくなってしまったんだ、飛龍を…。」

「そう…。」

飛龍は一瞬視線を反らす。そして恥ずかしそうにして、こう続けた。

 

「ふふ、嬉しいなあ…。わたしで、興奮…してくれるなんて…。」

仲のいい空母の艦娘の口癖を交え、そう話した。その顔はほんのりと赤く色付いている。飛龍はさらに続ける。

 

「赤ちゃんができてから身体を重ねるなんてこと、無くなったから、てっきり、わたしに魅力、無くなっちゃったのかな、なんて思ってたから…。」

「そんなのじゃないよ。…飛龍の身体に、負担をかけたくなかったからなんだ。それは本当だ。」

飛龍の目を見てはっきりと答える。魅力が無いなどとんでもない。飛龍の姿はとても魅力的で、今すぐにでも抱きたいほどだった。

「…ありがとう。そんなにわたしのこと、大事に思ってくれて。」

「飛龍…。」

 

飛龍は顔を赤らめながら笑みを浮かべる。その姿が色っぽく、余計に劣情を誘った。

 

「飛龍、改めてお願いがある。」

「?」

「飛龍を、…抱かせてくれないか?」

 

無理矢理抱こうとした直後だというのにまた抱かせてほしいなど、都合がいいにもほどがあるんじゃないか。そうも思ったが、飛龍は嫌がる素振りを一切見せなかった。

 

「ええ。わたしで良いなら、喜んで…!わたしを抱いて、わたしで、気持ちよくなって…?」

 

 

 

 

 

「んんっ…。ふうっ。ん…。」

「んっ、はあ、はあ…。」

 

寝室を照らすのは枕元の明かりだけ。薄暗い中で、わたしと飛龍は再び身体を抱き寄せ、唇を重ねて、舌を絡め合った。

口づけを続けているうちに、私のどんどん身体は熱くなっていき、目がとろんとしてくる。

飛龍も同じで、抱き締めていると身体は温かく、真っ白な肌はほんのりと紅色を帯び、興奮しているのか目はとろんとしていた。

 

「はあ、はあ…、身体、熱くなってきちゃう…。」

「飛龍、苦しかったりしないか?久し振りにこんなことして…。もう少しゆっくりやろうか?」

「大丈夫、このままで…。それより提督、服着たままじゃ何だから、その、服、脱ぎましょう?」

 

そう言って二人とも寝巻きを脱ぎ、一糸纏わぬ姿となって布団の上に座った。

 

久し振りに見る飛龍の裸身はより興奮を誘うものだった。ほんのり紅の差した白い肌にお椀型のきれいな胸、肉付きのいい安産型のおしりに、太ももはむっちりしている。お腹まわりは子どもを産んでそれほどたっていないからかまだ少し膨らみがあったが、それがどこか淫らさを醸し出していた。

 

「飛龍の身体、すごくいい…。」

「嬉しい…。誉めてくれるなんて。お腹、まだ引っ込みきってないから大丈夫かなって、思ってたから…。」

 

飛龍の顔が一段と赤くなる。なんともかわいらしいその様子。堪らず私は飛龍を抱き寄せ、そのまま布団へと押し倒して覆い被さった。

抱き締めていると、飛龍の身体から体温とともに鼓動が伝わってくる。少し速くなっているようだ。そのまましばらく抱き締め続けて、飛龍の身体の温かさと力強い鼓動を感じていた。

 

「胸、…触ってもいいかな?」

「うん、お願い…。」

そう言って私は飛龍の胸に手をあて、揉みしだいた。その感触は以前と同じように柔らかく弾力があって、まるでマシュマロのようだった。その心地よさに、もっと触っていたくなる。

 

「んっ、…、んっ!きもち、いいよ…。ていとく…。」

 

胸を揉まれて、飛龍はとても気持ち良さそうにしている。しばらく触っていると、桜色の乳首の先に、何やら白い水滴が滲んでいるのに気づいた。

 

「?…母乳?」

「うん…。さっき飲ませたけど、まだ、残っているのかな…。」

息子に飲ませていた母乳。それが湧き出てきたようだ。

 

(…飲んで、みたい…。)

 

どんな味がするのか興味がわいた。味を確かめたかった。愛する妻が、愛する息子を育てる命の水、それがどんな味がするのかを…。

 

「…飲んでもいいかな?」

「…おちちを?」

私の申し出に一瞬戸惑ったようだが、すぐに答える。

 

「…いいよ。あまり飲み過ぎないでね。赤ちゃんの分、無くなっちゃうから…。」

 

了解を得るやいなや、私は飛龍の乳首を口に含み、母乳を吸い出した。最初はなかなか出てこなかったが、コツがわかってくるとどんどん湧き出てきた。

その味は牛乳などとは違いさらっとしていて甘く、どこか懐かしさを覚える味だった。飲むたびにさらに身体が熱くなってくる。夢中になって、さらに飲もうとした。

 

「ふふ、提督、赤ちゃんみたいだね。」

そう言いながら私の頭を優しく撫でる飛龍。子どもをあやすような優しい手つきでだった。

 

 

 

 

 

「じゃあそろそろ、…いいかな?」

「…うん。」

 

母乳を飲み終え、いよいよ私と飛龍は身体を重ねようとする。飛龍は布団に仰向けの体勢で横たわり、両膝を浮かせ、足を開いた。

きれいに生え揃った黒い陰毛の下に、やや濃い桃色の割れ目が目に入った。…飛龍のおま×こ、先ほどから感じていたのか、びしょびしょに濡れきっていた。

 

「準備は、できてるみたいだな…。」

「うん…。提督も、準備は念入りにできてるみたい。お××ちん…やっぱり立派だね…。」

「ああ、…飛龍を孕ませた自慢のものだからな。」

「めっ…!こんなときに恥ずかしいこと、言わないの…。」

「ははは、すまない。じゃあ、そろそろ…。飛龍、生で入れて、いいのか?ゴム…着けようか?」

「生で入れて…いいよ?提督のお××ちん、直接感じたいから…。」

「わかった…。じゃあ、行くよ…。」

 

私は飛龍の足の間に身体を置き、手を飛龍の身体の横につけた。いわゆる「正常位」という体位だ。そして私は右手をあてがいながら、お××ちんを飛龍のおま×この中に突っ込んだ。

 

…ずぶっ、ずぶぶぶ…

 

飛龍のおま×この中にお××ちんが入っていった。おま×この中はぬるぬるしていて温かく、お××ちんを優しく包み込んでくる。子どもを産んだ後だったが、その気持ちよさは以前と全く変わっていなかった。

 

「んっ!ああっ!入ってきたよ…、わたしのおま×こに、提督の、お××ちん…!」

「はあ、はあ、入った…。う、動くよ…?」

「うん。…あまり痛くしないでね?」

 

私は腰を上下に振って、おま×この中でお××ちんを激しく動かした。快楽が矢継ぎ早に伝わってきて、射精しそうになるのを必死で堪える。

 

「んっ!んああ!気持ちいいよお!提督のお××ちんっ!おま×この中、擦れて、奥っ、突いてきて…!」

「はあ、はあ、飛龍のおま×こも、すごく気持ちいいっ!温かくて、とろとろで…!」

 

私は飛龍の背中に手をまわして、飛龍を抱きしめ身体を密着させた。それに呼応してか、飛龍も手を私の背中にまわしてくる。そして先ほどのように舌を絡めながらの口づけをしながら、激しく腰を動かしていた。

身体を密着させていると飛龍の体温と鼓動がじかに伝わってくる。それはつながりあってから時間がたつにつれ、より熱を帯び、力強くなっていった。

 

「はあ、はあ、嬉しい!提督と、またつながることができて!」

そう言いながら、より強く私を抱きしめてくる。

「ああ!私もだ!こんなに素敵な女(ひと)と結婚して、こうして気持ちよくなれるんだ!絶対に離さないからな!」

「わたしだって!こんなにわたしを愛してくれるひと、絶対に別れたりしないっ!」

私も飛龍を強く抱きしめ、さらに腰の動きを加速させていった。

 

十数分ほど続けているうちに、お××ちんの根元あたりから強烈な射精感が伝わってきた。

 

「飛龍っ!もう精子っ、出ちゃいそうだ!…おま×この中で、出していいのか?」

「うん!出してっ!いっぱい出してっ!赤ちゃんのお部屋っ、いっぱいにするくらいっ…!」

「わかったっ!…いくぞ飛龍!全部受け取ってくれっ!」

 

…びゅくっ!どぷっ、どぷっ!どくん、どくん…。

 

激しく腰を突き出したとともに、大量の精子が飛龍のおま×この中に放たれた。あまりに気持ちよくて意識が飛びそうになり、歯をくいしばって耐えようとする。

 

「ああっ!出てるよぉ!提督のお××ちんから、せーし、いっぱい出てるっ!ああ、熱い!熱いよお!おま×こ焼けちゃうよお!」

 

飛龍にも快楽の絶頂が訪れたようで、熱を帯びた身体が小刻みに震えている。伝わる拍動もとても速く、力強いものだった。

 

「ああ、飛龍のおま×こ、気持ちよすぎて!射精、止まらないよ!まだ、まだ出る!」

 

射精は長い時間続き、ようやくおさまった。射精を終えたあともつながったまま、抱きしめあっていた。

 

「飛龍、…飛龍…あい、してる…。」

「ていと…く、わたしも…。」

お互いの愛を確かめあいながら、私と飛龍の意識は薄れていき、そのまま眠りについた。

 

 

 

 

 

翌朝、マルロクマルマル。目が覚めてからもしばらく、お互い裸のままで抱きしめあっていた。

 

「昨日は、なんか成り行きでああなっちゃったな。」

「そうだね。でもよかった。すごく気持ち良かったし…。」

「私もだよ。飛龍、ありがとう。」

「わたしこそありがとう。今までより仲良くなれた気がするわ。」

「ははは…。飛龍。これからも、抱いていいかな?」

「うん、喜んで!でも次からは避妊、考えた方がいいかもね。また赤ちゃんできたら、戦えなくなっちゃうし…。」

「そうだな…。しばらくは子どもはお預けかもな。この子の兄弟は、この戦いを少しでも早く終わらせて、それからだ。」

「一日でも早く兄弟をつくってあげられるようにわたし、頑張って戦うよ!」

「どのみち早く戦いを終わらせたい。戦争のない、平和な社会で、この子と、これから生まれるかもしれない子どもたちが暮らせるようにな…。」

 

本日は快晴、射し込む朝日。その光の中で、提督と飛龍は、決意を固めたのであった。

 

 

(終わり)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




最後まで読んでいただきありがとうございました。
生々しいセックスを表現したので、それが伝われば幸いです。

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