えっちぃのが苦手な方はご注意ください。
それはいつも通りの妖怪退治のはずだった。
何のことはなく、ただ弾幕ごっこで相手を下し罰を与える。
それで終わりのはずだった。
何が予想外だったかといえば、ただ相手が大馬鹿だったということだろう。
まさかスペルカードルールを破ったうえに博麗の巫女に手を出そうなんて輩がいるとは思わなかった。
幸い、そいつは木っ端妖怪程度の実力しかなかったので一瞬でけりが付いたが、不意打ち気味の最初の一発をお腹に食らってしまった。
「痛った……はぁ、散々だわ」
何やら腹部に違和感を覚えながらも、とりあえず人里へ行き退治完了の報告を村人に告げた。
報酬の話やらを済ませて、さっさと神社への帰路に就く。
腹部の違和感が酷くなっている気がする。
神社に着くころには、私はもう這々の体だった。
酷く下腹部が熱い。頭も熱を持っているようで意識が朦朧としている。
たまらず敷きっぱなしだった布団に倒れ込む。
荒くなっている呼吸も、どこか他人事のように感じる。
これはまずい。
と、回らない頭のどこかで考える。
「う…あ…」
吐き出そうとした言葉は呂律が回らず、うわごとになって口から出て行く。
下半身の疼きが止まらない。
このまま右手でぐちゃぐちゃにかき回してしまいたい。
そう思うだけで、どろりと蜜が溢れてくるのが分かる。
そっと手を伸ばすと、下着どころか腿の辺りまで濡れている。
腿から上に指を動かしていくが、秘所に辿り着くまでに軽く達してしまう。
こんなに敏感になっているのなら、直接触ったらどうなるだろうか。
その思いを実行に移そうとした瞬間、視界にむらさきいろが映った。
「霊夢!?」
聞き覚えのある声、見覚えのある色。
隙間から降り立ったのは。
「ゆか…り…?」
「大丈夫?何があったの?」
そう言って、優しく抱き起こされる。
だけど今の私は秘所を弄ろうとしていた訳で。
紫も私の体勢に気付いたのか、少しだけ顔を赤くしている。
「…何か盛られたのね」
紫が何か喋っているようだけど、遠くの事のように感じて何も分からない。
そんなことより、身体の疼きが激しくなった気がする。
時間が経っているからなのか、紫に見られているからなのか。
どうでもいい。
どうでもいいから、早くこの疼きを治めて欲しい。
「ゆかり…たすけて…」
ちゃんと言葉になっているかな。
まあいいか。
邪魔になっている下着をずり下げて、紫に乞う。
「わたしのここ…めちゃくちゃにして…?」
紫は答えない。
いや、なんだか口をパクパクしている。
絶句しているのかな?
ああでもなんだか美味しそうだなあ、紫の唇。
食べてしまえ。
がっちりと頭を捕まえて、紫の唇を貪る。
珍しく口紅をしていないのは慌てていたからか。
咥えてみたり、舌を入れてみたり、たっぷり30秒程紫を味わってから離れる。
これで紫にも気持ちが伝わっただろうか。
「ゆかり…おねがい…」
対する紫は吹っ切れたようで。
「…どうなっても知らないわよ」
「うん…めちゃくちゃにして…」
今度は紫から、そっと唇を重ねられる。
何度も、何度も、互いを確かめるように。
紫の舌が優しく口内を蹂躙していくたびに、高みへ上っていく。
次第に、紫の手が下がっていくのが分かる。
するりと何の抵抗もなく服が脱げて、私の身体が露わになった。
膨らみかけの双丘を撫でるようにしたかと思えば、支えるように包まれた。
途端、弾けるような感覚と共に脳に快感が叩き込まれた。
耐えられず仰け反ると、がくがくと腰が震えるのが分かる。
それでも紫は弄ぶのを止めない。
首元に唇を落としながら、ぐいと引き寄せられる。
「…胸だけでこんなに乱れちゃうなんて、本当に敏感になってるのね」
そう囁く紫の声が、何故だかとても心地良い。
不意に飛んでしまいそうな意識を抑え込もうとして、紫の胸元に顔を埋めた。
「ふふ、こんなに甘える霊夢なんて初めてだわ」
食べちゃいたいくらい可愛いわね…なんて呟きながらこちらに体重をかけてくる紫。
もちろん今の状態で耐えきれる訳もなく、呆気なく押し倒される。
今にも舌なめずりしそうな紫の顔を見て漸く、これからが本番だと予感した。
最早私の体液でどろどろになっている秘所に紫の手が伸びる。
待ちわびていたはずなのに、何故だか怖い。
たまらず紫を強く抱きしめると、優しく唇を重ねられた。
幼子をあやすようにそっと頭を撫でながらのそれに、力が抜けていくのを感じる。
知らず押さえていた紫の手が、今度こそ秘所に辿り着く。
「もうほぐす必要もないくらいトロトロね…」
そう言って、紫の、指が、私の中に、
「あっぁううぅ……んんっ!!!」
脳内に直接快感が叩き込まれるような感覚に、思わず意識が飛びそうになった。
最早夢か現かも分からず、ただ放すまいと両手に力を込める。
「ゆ…かり……ゆかり、ゆかり」
ただ名前を呼んで乞う私に答えるように、紫の指が激しくうごめく。
言葉になっているかもわからずに、纏まらない思考を声にする。
「あぁっ…ゆかり、ゆか…り……すき、すきぃ」
そして、止まらない絶頂に導かれるように意識が沈んでいって、
「ああっ…すきっ…ゆか…り……」
意識が閉ざされる寸前に、紫の顔が見えた気がした。
翌日目を覚ますと、当然のように紫が枕元に座っていた。
昨日の乱れ具合を思い出して、少し頬が赤くなる。
「昨日の霊夢は可愛かったわぁ」
「うるさいっ」
思わず怒鳴りつけて、赤面を隠すために布団に顔を埋めると、頭に紫の手がのせられる。
そのまま私を撫でながら、
「まあ、あなたが無事で良かったわ」
そう、優しい口調で言うものだから、ますます顔を上げられなくなる。
そうして訪れる暫しの静寂を、今は大人しく享受することにして、今一度ふて寝することを決める私だった。