今年初めての積雪があった幻想郷。まだ誰の足跡もついてない雪原を二人並んで歩む人影が。
抜けるような爽快な青空と対になる長くて蒼い髪を揺らして鼻歌混じりで雪を踏む天子。
間違いなく暇を持て余しているだろう博麗神社を冷やかしついでにお茶をもらって家に帰る途中。
ふとあなたの横顔を見つめてきた。
「どうしたの?」
「ん~、初雪だって私かなりの回数見てきているし、もう見飽きた光景だと思ってた。
けれど、何か一緒にこうやって並んで雪を踏みしめるのは何だか楽しいし、退屈な感じも受けないの」
ふんふんふ~んと軽いステップを踏んで前に踊り出てくるりと回って愛らしい笑顔を見せる。
あなたも天子に笑顔を返せば、頬を更に赤くさせて華麗にステップを繰り返す。
「ただいま~。うー寒い寒い」
玄関を開けて家に帰ってきたが、留守中に家の中はすっかり冷え切ってしまっていた。
手洗いうがいを済ませて居間に行くがまだコートなどの防寒具を脱ぐことは出来そうにない寒さ。
香霖堂で見かけて購入したストーブに火を入れて温かくなるまで二人身を寄せ合う。
「早く温まってくれないかしら」
「そんなに急いでは温かくはならないよ。もう少し我慢だね」
「じゃあもっとくっついてよ、寒いじゃない」
そう言って身体に巻き付けていた毛布を広げてあなたを誘う天子。しっかりと身をくるんで密着すれば少しは寒さも凌げてきた。
部屋がゆっくりと温まっていく中、寒さでかじかんだ手をお互い繋ぎ合わせて時折指を動かす。
あなたは天子の細く柔らかな、彼女は男らしい大きな手のひらにどことなく恥ずかしさと愛おしさを感じる。
毛布の中で器用に身体を動かしてあなたの膝上へ跨るようにする天子。
「……んっ、ふぅ、んっ……ちゅっ、ちゅるる……ぷぁっ、……んんっ」
澄みきった紅い瞳の中に仄かに灯る情欲の熱を感じながら、幾度となくキスを交わす。
舌先を口の中へ差し入れてお互いの唾液をすすり、口を離す時にはしたなく先端から銀の橋を伸ばす。
いたずらっぽい笑みを浮かべて舌をべーっと出す天人が好意をより燃え上がらせ、彼女の背を抱き寄せながらもっと情熱的に天子を貪る。
「ふむぅぅんっ!? んふ♪ んっんっ……ふぁっ、あんっ、むちゅ……んんっ、じゅ、ずず……っ」
独りよがりの求めではないことに、機嫌をよくした彼女も身体を押し付けながら激しく口愛撫を交える。
はふはふと仔犬のように息を荒げながら、小ぶりな乳房をあなたの胸板に押し付けて身体をよじる。
立てた膝にはスカート越しに股ぐらを乗せて腰をゆるく前後に揺らしだす。
ほんのりと甘酸っぱい桃のような匂いが鼻孔をくすぐり、彼女が心地よくなっているのに感づく。
キスを止め頬を赤らめて期待に満ちた顔をしている天子を毛布の上へと横たわらせる。
「んっ、いいよ……脱がして」
ブラウスとスカートを取り払うと、染み一つない白く透き通るような天子の裸体が露わになる。
彼女の素肌に匹敵するくらいにさらさらと手触りのいいシルクのブラとショーツ。
その下に軽く布地を押し上げている胸の蕾と、愛らしい姫割れが隠されている。
温まったとはいえ、若干の寒さは残る部屋で儚げに横たわる恋人の姿に胸は高鳴る。
ホックを外してふるんと小ぶりで可憐な乳房が外気に触れる。
「あっ……ぅんっ、ふにゃ、ぁぁっ、もっと、舐めて、吸っていいから、好きにして……ぁぁんっ」
手のひらに収まるほどの大きさだが、弾力があって感度もとても良い天子の双房。
細かく指できゅっきゅと揉みしだいてやれば、薄桜色に肌が色づき感じているのが分かる。
痛みを感じないよう優しく、それでも少し乱暴に胸をいじられて、びりびりとした快感に天子は身をくねらせてよがる。
より濃く色づいた乳首が固く天井に伸び、揉みしだかれて揺れる胸と対になって動くのが少女らしさも残しつつ淫らだ。
その揺れる彼女の苺を舌先でぺろりと舐めたら、びくびくんと天子が腰を浮かす。
「ひぃぃぃんっ! あっあっ、びりびりってきた……っ、おっぱい、しびれちゃう、あふぁっ、んんっ! もっとぉ、してぇ……」
小指の先ほどの小さい乳輪を尖らせた舌で輪を描くようになぶられると、可愛らしいくらいに乳首がぴくぴくと動く。
もう一方の乳房は手でこねくり回され、テンポよく揉みしだかれて固く実りだし、心地いい反発を与えてくる。
目じりに涙を浮かべ、抑えきれない嬌声が口から洩れて端からは露が溢れだしている。
快楽の電流に翻弄されうっすらと汗ばんだ天子を一回落ち着かせるように床に寝かす。
クロッチ部分が濃く色が変わっているショーツをするりと脱がして、楚々とした姫割れを外気に露わにする。
少し口を開きかけている花弁からは透明で甘酸っぱい香りのする愛液を滴らせ、ときおりひくんと動く。
おもむろに天子の腰を抱き上げて、自分の目の前まで陰唇を近づける。
「ああっ! やっ、こんな格好、恥ずかしい……っ、んにゃっ、あぅぅっ、ふわぁっ、んくぅ!」
高く腰を持ち上げられて、背中を浮かしてあなたの顔へ秘部を押し付けるような体位に恥ずかしさを感じながら、陰唇を嬲られる快感に喘ぐ。
ひくひくとしている膣口を舌先で丁寧に舐めてあげれば、抱えた太ももがびくびくと震えとろとろと蜜を溢れさせて悦びを示す天子。
固さがほぐれてふんわりと花開くように陰唇が開き、より強い発情の香りを振りまく。
産毛ほどの茂みしかなく可憐さがある天子の秘部をより入念に解きほぐせば、顔を紅に染めていやいやと首を振る彼女がとても愛おしい。
「あぅあぅっ、ひぃ……、んんっ! やぁぅ、そっちはだめぇっ、んんんっ! むずむずするからぁっ、あああっ、だめっていったのにぃ……あふぁぁっ!」
あふれ出る愛蜜が尻の谷を伝って、小さなすぼまりをも濡らす。きゅっきゅと開閉を繰り返す菊門にも舌をあてがう。
尻穴を舌で舐めまわされる忌避感とぞくぞくとしたむず痒い快感に、ぎゅっと目を閉じながら喘ぎ続ける。
アナルにも口をつけてちゅっちゅと吸われてしまい、恥ずかしさで顔から火が出そうになるが、そんな汚いところも愛してくれることも仄かに悦びを感じる。
菊門から尻たぶの間を通り、姫割れの天辺にある陰核にも触れてまたお尻の穴へと舌が幾度も往復する。
恥ずかしさと法悦の波に翻弄されて何も分からなくなっていく。
「ひぃっ、あぁぁっ! ふぁっ、あうあっ、ああっ! らめらめぇ、イクっ、イクイクっ、トんじゃうぅっ! あっあっあっ、
いやっ、もう、あひっ、あぁぁっ、――――あぁぁあああぁああぁぁぁーっ!!」
ぶしゅうと噴水みたいに大きく潮を噴き上げて、背を海老のように反らせて絶頂する愛しい天人。
がくがくと壊れた機械みたいに全身が震え続けてぴゅっ、ぷちゅっと愛液がこぼれ出るのが止まらない。
天子の股の間から彼女の顔がのぞき見え、半泣きで荒く息をしている放心状態な姿がちょっといじめすぎたかなと思わせる。
持ち上げていた腰を下ろして天子が気を取り戻すまでゆっくりと待つ。
虚ろだった目が段々と焦点を取り戻していき、あなたと視線が合った時にぷうと頬を膨らませる。
「なんか毎回いじめられている気がするんだけど、気のせいじゃないわよね?」
「じゃあ次からはやさしくしてあげようか」
「……それはいや。もっと私のこといっぱい、いじめてほしいもん」
普段周囲やあなたを振り回し天衣無縫を地でいく彼女だが、二人きりで陸み合う時には思い切りいじってもらう方が嬉しく、意外にも甲斐甲斐しくご奉仕するのも得意だ。
多少落ち着いて休むことが出来たが、まだ身体はほてり陰茎も滾っているし秘園の泉も蜜をたたえている。
足を開かせて亀頭を割れ目へ押し当ててやれば、くちゅっと甘く粘った音を立てひくひくと求めるように動く。
「ん……っ、いいよ、挿れて……」
太くて熱い肉塊が天子の膣へ押し入れられていく。下腹部を圧迫するような快感にぎゅっと毛布を掴み白い首を逸らせて抑えられない声が漏れる。
「んんっ、ふぃっ、あぁぁ……おっきぃのがぁ、あふっ、んにゃぁっ、はいってるぅ……あふぁっ」
締まりがよくて狭い蜜壺はうねるようにヒダが陰茎に絡み、気が緩めばすぐにでも精を出してしまいそうなほどの悦楽をもたらしてくる。
根本まで肉竿を押し込めば最奥の子宮口をこつんと突き、その刺激でびくっと身体を震わせる。
細くたおやかな天子の腰を掴み、ゆっくりと挿送を始める。
後ろに引けば触手の群れのようにカリ首や裏すじにぞくぞくする快感をもたらし、前に進めば緩急をつけて吸い付いてくる淫穴。
「ああっ、んぁっ! ふぁぁっ、いいっ、もっと動いて……っ、おくに、ごんごんってしてぇっ、あああっ、ふわぁっ、あっあっ、ああんっ!」
勢いを増して腰の突き上げを速めていくと、ずちゅ、ぐちゅとはしたない水音が強くなっていく。
ふるふると可愛らしく揺れるというより震える乳房を撫でて、先端の突起も指ではじいてあげれば電気が走ったようにしびれてしまう。
止まらない喘ぎ声をあげ、ふいにこちらを見つめる天子が手を伸ばす。その手を繋げば、法悦に溶けながらも安心した顔を浮かべる。
「あっあっ、ああぁっ、んくっ、ぅぅーっ、すきっ、すきぃっ、もっと、もっとあいしてぇっ、あふっ、ふわぁっ、あああっ、ひぃんっ!」
腰に足を絡ませて溶けて混じればいいと思うくらいにぎゅっとあなたの身体を引き寄せて、快感をねだる。
ぱちゅぱちゅと飛沫が飛ぶほどに激しい挿送を繰り返し、彼の胸板に真紅に染まった乳首を擦りつけている天子。
「はふっ、んくっ、……じゅるるっ、んふぅっ、ぁぁぁっ……あふあっ、ひぅん!」
溜まった唾液を舌で絡めて、お互いのがまじりあった蜜を飲み込めばずぅんと腹奥に響くように快感を脳裏に届ける。
共にじんわりと甘く痺れるようなものがこみ上げてくるのを感じて、限界が近いのを覚る。
繋いだ手はそのままに天子を離さないようにしっかりと開いた腕で抱き寄せて、彼女も足をきちんと絡ませる。
「あぅぅっ! イクっ、もうわたしっ、イクイクっ、イこっ? ねぇっ、一緒にっ、あっあっあっ、ひぃぃっ、あひっ、あぁぁ!」
一番強く足を引き寄せてぴったりと腰を押し付ける天子に、勢いが合わさった陰茎が彼女の最奥を強く突く。
その瞬間、白い花火がぱっと脳内で花を開き、濁流のような快感に飲み干されて天子の膣も一際絞りを強めた。
「あああっ、イクっ! イっちゃううぅぅ――――ッ!! あぁあぁぁああぁあああ――――ッ!!」
それに瞬刻遅れるように、彼女の胎の中に煮えたぎる白い愛汁が溢れるほどに注ぎ込まれる。
愛する人の精を自身の蜜壺内に受け入れる悦びを、達してぼんやりとした夢心地のような中天子は感じている。
どくん、どくんと膣内で跳ねるたびに止めどなく射精されているのに「あは……」と嬉しそうな声が漏れてしまう。
自分の上にのしかかるようにしているあなたが優しく髪を梳いてくれている。
その頬にそっと口づけをして、起き上がれるようになるまで毛布の上でゆっくりする二人だった。
またちらちらとゆっくり雪が降りだした中、すこし熱めな湯舟にあなたと天子は浸かっている。
心地よい疲れが湯の中へ溶けだしているような気がする。
あなたの前に収まるように身を委ねている天子が不意にこちらへ視線を向けた。
「……なに?」
「んー? 異変起こしたり解決したりも楽しいんだけど、こうやってさ、二人での~んびりしているとね、なんかほんわかした幸せも悪くないって思えるの」
そういう大それたことを出来る力もない一般的な人であるあなたには想像もつかないが、彼女が幸せであるのならそれでいいかと。
弾幕ごっこで生傷が絶えないが、肌は絹のように滑らかな天人を抱きしめながらいたずら心を出してまだ敏感なところをいじる。
「あっ、んんっ、ちょっと……あんっ、いまは、だめぇ……あっ、ほんと、だめだって……ぁぁっ」
再び硬さを取り戻してきた乳首に陰核を指先でくすぐるようにいじっていると、ぎゅっと目を閉じてふるふるっと天子が身体を震わせた。
ちょうど股部分にあった指に温かな水の流れを感じて、彼女がおもらししてしまったのを覚る。
「……ばかぁ、だめって言ったのに。私悪くないもん、やめてくれないのが悪いんだもん」
若干拗ねてしまっている天子を慰めながら彼女の手を自分の陰茎へとあてがう。
硬さと熱さを再び取り戻しているのを知って、呆れと淫靡さの混じった笑顔を浮かべる。
「私のおもらししたの知って、こんなに興奮してるの……? へんたい。ふふっ、じゃあ上がったら……続き、しよっか?」
日が暮れて夕飯を作って食べるまで、あなたと天子は布団の上で長らく愛を確かめ続けたのだった。