雁夜おじさんに憑依してしまった大学生のR18版です。

これを読むのでしたら、本編に一度目を通されてからをお勧めします。

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どーも!久しぶりの投稿、幼馴染み最強伝説です!

久々の投稿がR18になってしまったわけですが、原因があるとすれば、そう。FGOで水着のタマモが出てくるとわかったからです!

超欲しいです。だからタマモのお話書いたら出てきてくれるかな、と思い、一気に書き上げました。我ながらかなり頑張ったと思います。タマモお願いだから俺のスマホに降臨して!

無駄話はここまで。拙い文章だとは思いますが、どうぞ。


二人の熱い夜

「ふっふっふ、もう逃がしませんよ、ご主人様」

 

「……一応聞くけど、何この状況?」

 

「何って、もちろんナニですよ。今から私達の愛の結晶を作るんですよ、ご主人様♪」

 

なんて事を笑顔で言っているのは俺のサーヴァントであるタマモ。

 

俺に馬乗りになり、手をわきわきしているあたり、こいつは本気で言っているらしい。

 

ほんの少し前に聖杯戦争が終結し、現存するすべてのサーヴァントの受肉という形で終えた第四次聖杯戦争。

 

被害こそほとんど無かったものの、それでも終わらせた後は色々と面倒だった。

 

まずは俺こと間桐雁夜が魔法使いであることの露見。そしてそれに伴う魔術協会からの勧誘……というか、割と懇願。聖堂教会は俺の存在を危険因子と見なして一度執行者を送ってきたが『何?本部ごと更地にするぞ、てめえら』と言ったら来なくなった。まあ、ごたごたがあったとはいえ、うちに三人も英霊がいるからっていうのもあるからだと思うが。

 

次にランサーのマスター、ケイネスに時計塔に来るように提案されたので、一度行ってみた。成る程、確かに魔術師の学校として最高峰だといえる。それに関心していたら、いきなり特別講師として立たされた時は本気で焦った。極東の人間が殆どいない時計塔で、ほぼ没落していた間桐は少しばかり舐められていたように感じたが、魔法を見せると全員目の色が変わった。さながらテレビの向こうにしかいなかった本物のヒーローが目の前に現れたような。おかげでちょくちょく時計塔に講師として出向かなければいけなくなった。

 

で、そんなゴタゴタが落ち着きを見せ始めているころ、俺はタマモと籍を入れることになった。

 

これは聖杯戦争を無事乗り切れたらと始めから約束していた事だ。タマモの籍は根回しして誤魔化し、偽の戸籍名簿がある。もっとも、これからは全て本物になるわけだが。

 

結婚式も既に冬木の教会で行うと決めている。そもそも知人関係のだいたいが冬木内に留まる以上、出る意味もないし、タマモも『ご主人様と出会ったこの地でしたいです』と言っていたので、それもすぐ決定。三日後に決まっている。

 

「だからな、タマモ。初夜にしては後三日早いと思うんだ」

 

「初夜まで待てなんて……焦らしプレイですか、ご主人様」

 

「いや、違うけど。なんで今?」

 

「それはもちろん。今までご主人様は忙しそうだったし、流石にお疲れかなぁ、なんて思ったりしちゃってましたけど、今日は特に何も無かったようですのでこれはもう夜這いに行くしかないと、タマモちゃんは思ったわけですよ!」

 

そんな握り拳を作って力説されても。

 

まあ、時間はそろそろ日付けが変わる時間帯で桜は寝てる。そういう配慮はしてるんだな。

 

「というわけで、作りましょう。私達のこ・ど・も♪」

 

「もう隠す気もないな……」

 

やれやれ。勘弁してほしいよ。

 

こちとら本体の経験値も皆無、憑依した俺も経験値無しの完全童貞野郎だってのに。

 

そんなこと言われたら……。

 

「ご主人……んっ」

 

もう性欲爆発しちゃうのが当然ですよね。

 

上半身を起こして、タマモを逆に押し倒して、その柔らかい唇を奪う。

 

何気にファーストキスだな……なんて思っていると、ぬるりとした感触と同時に口の中に異物感が生まれる。というか、舌が入ってきた。

 

「んむっ、れろっ、ちゅる、んちゅ……ふぅ、どうです?ご主人様?タマモちゃんのお味は?」

 

「……そうだな。まあ……いいと思う」

 

答えられるかそんなこと。視線を逸らしつつ、そんな事を思う。

 

俺は気にしていないが、やはりこういう部分では経験値の違いもあるのかと思う。なんといっても、遠い昔にはタマモは……なんだっけか。偉い人の側室だったわけだし。

 

「ふふっ、ご主人様ってば、こういう時は可愛いんですね」

 

「男に可愛いとか言うな。こっちは未経験者だぞ」

 

ちょっとだけ非難するようにジト目で見ると、タマモは目を瞬かせる。

 

「……本当に誰ともまぐわってらっしゃらないのですか?」

 

「ああ。初めて会った時に言ったと思うんだが……まさか、嘘だと思ってたのか?」

 

「……少しだけ。まさかご主人様のような方がモテないはずは無いとばかり」

 

やめて!そういう言葉は何気に傷つくから!友達に『なんで彼女出来てないの?』って言われた時以上に!知らねえよ、こっちが聞きたいよってなるから!

 

「でも、そうですか……ならばこのタマモ。此度ばかりはリードさせていただきますね♪」

 

また引き倒された。

 

俺達キスまでに体の位置変わりすぎだろ……。

 

なんて思っていると、ごそごそとタマモの手が下半身を弄りだす。

 

パジャマであるため、当然チャックはない。タマモの手はごく自然にズボンの中に差し込まれ、パンツの中にまで入ってくる。

 

「ぐぅっ……!」

 

陰茎を優しく握られただけでも、快楽からか変な声を上げてしまった。

 

経験があるとないとでここまで差があるのか、とまだ始まってもいないのに痛感する。

 

聖杯戦争中は余計な事を考えている暇も無かった為に一月位は溜まっている。油断すればすぐに達してしまいそうだった。

 

「ご主人様、こちらもどうぞ♪」

 

膝枕をされる形でタマモの太腿の上に頭を乗せる。

 

俺が脱がすまでもなく、晒されている豊満な乳房は眼前にあり、欲望にかられるまま、俺はピンク色の突起に吸い付いた。

 

「ひゃん…っ。もう、ご主人様ったら、赤ちゃんみたいですよ?」

 

なんて言いながらも、タマモは手を上下に動かして、陰茎をしごく。

 

まだ快楽の波に流されていないのが不思議なほどに、俺はかつてないほどの快楽を感じていた。彼女の胸に貪りついているのも、殆ど本能の赴くままというやつだ。おっぱいが嫌いな男はいないんだよ。

 

つーか、もうやばい。我慢の限界なんですが。

 

「あはっ、びくびくしてますよ、ご主人様。イきそうなんですか?いいですよ、びゅっびゅって出してください」

 

しごく手の速度が上がり、一気に快楽の波が押し寄せてくる。

 

我慢の限界点を突破すると同時に自然と腰が上がった。

 

どぷっ、びゅるるる、びゅる。

 

大量の精が吐き出され、視界が白黒に点滅するほどに快楽が脳を刺激する。

 

その間も、タマモの手は止まらない。

 

完全に吐き出すまで、と言わんばかりにしごきあげ、俺が腰を落とすと、その手が止まった。

 

「はぁ……はぁ……」

 

特にまだ何かをしたわけではないというのに、息切れが凄まじい。後、パンツの中が気色悪い。中でそのまましごかれたから、全部パンツの中にぶちまけた。

 

「どうです、ご主人様?」

 

「……はぁ、最、高だった、とは思うけど……納得、いかん」

 

「そうですか?では失礼して……」

 

タマモは太腿の上で悦に浸っている俺の頭をそっと下ろし、移動したかと思うと、パンツごとズボンを引き下ろした。

 

「手でも確認しましたけど、ご主人様の大きいですね。性欲も衰えてなさそうですし」

 

「なっ!?何やってんだ、おま……」

 

「まだお元気そうで何よりです。良い感じにぬるぬるになってますし……ローション代わりですね」

 

俺の抗議を軽くスルーし、タマモは俺の下半身を持ち上げて、膝の上に乗せると、未だいきり勃つ陰茎を胸で挟み込んだ。所謂パイズリ状態だ。

 

「お、おおっ!?」

 

「むふふ、ご主人様がおっぱい大好きなのはさっきわかりましたからね。私の本気を見せてあげます!」

 

いや、本気出されると俺本当に死ぬかもしれないんですが!?

 

ツッコむ余裕なんて全くなく、吸い付くような柔肌ともちもちした感触、そして時折亀頭に刺激を与えてくる舌に俺は唸るしか無かった。

 

他の誰かとしたこともないが、こいつは間違いなく上手いと思う。俺が童貞であることを差し引いてもだ。

 

しごかれるだけでも気持ちいいというのに、緩急をつけたり、時々ぎゅーっとされると言葉を発するのすら億劫になる。何も考えずに、ただこの快楽に身を任せたいとすら思う。

 

おまけにこすられる度に先程吐き出した精液のせいで卑猥な音も出ているので、それすらも快楽を刺激するスパイスとかしている。

 

ずりゅ、ずちゃ、にゅる、にちゃ、たぱんっ。

 

静寂の中、卑猥な音だけが部屋の中に響き渡る。

 

なんとなくパイズリ本を好む人の気持ちがわかってきた気がする。これ最高だわ。

 

知らず知らずのうちに動きに合わせて、腰が勝手に動き始める。これ以上の快楽はマズいとわかっていても、本能的にそれを求めてしまうのは男としての性か、はたまた人間も獣であるからか。

 

当然、それ以上の快楽を求めれば、限界も総じて早くなる。そしてそれがわかっていても、余計に快楽を求めてしまっていた。

 

「また出そうなんですか?先っぽがびくんびくんしてきましたよ?」

 

わかっている。もう出そうだ。

 

だが、ギリギリまで快楽を味わっていたいとそう思い、本当に限界まで我慢しようと試みる……が。

 

「頑張ってますね、ご主人様。では、私も……」

 

「うぁ……それ、やばい……!」

 

パイズリの速度が上がり、さらには亀頭を吸い上げられる。

 

俗にパイズリフェラと呼ばれるその状態は、限界点を一瞬で飛び越し、溜まりに溜まっていた精をタマモの口内に思い切りぶちまけた。

 

どびゅっ、びゅくっ、ごぷっ、びゅっ、びゅっ。

 

二度目なのに、先程よりもさらに上の快楽と射精感に包まれる。

 

あまりの快楽に飛びそうになる意識をなんとか繋ぎ止めるように拳を強く握り、歯をくいしばる。

 

そんな俺とは裏腹にタマモは余裕綽々といった表情で、さながら水でも飲み干すかのように吐き出された精をごくごくと飲んでいく。最後には尿道に残っていた精液までも搾り出して、完全に飲んでしまった。

 

「……一応、聞くが、美味い、のか、それ?」

 

身体を起こして、ベッドの上に座る。一旦休憩。魔法使いになってから体力が落ちたから本当に辛い。

 

「?ええ、まあ。愛する人のものですから」

 

俺の隣に座り、きょとんとした顔でそんなことを言う。あー、やばっ。俺こいつ嫁にもらうんだよな。最初の頃こそノリみたいなものがあったが、やっぱ普通に可愛いわ。嫁に貰えて良かった。俺みたいなのが。

 

「ところで……元気なくなっちゃいましたね」

 

陰茎を見て、少しだけ残念そうにタマモが呟く。

 

そりゃまあ、あれだけ搾られたらな。と思うが、残念ながら一ヶ月も溜め込んだものは二回出した程度でどうにかなるわけでもない。単に休憩モードみたいなものだ。

 

だから……。

 

「ひゃうっ!?ちょ、ご主人様!?いきなり尻尾はやめてくださいまし!?敏感なんですから!」

 

「おおっ、思った通りだ」

 

油断していたタマモの尻尾を掴むとびくっと露骨に反応した。

 

休憩がてら、今度はこちらが攻めるとする。どうにも、やられてばかりは性に合わない。

 

もふもふ。

 

「ちょっ、やめっ、ご主人様!?」

 

もふもふもふ。

 

「んんっ、だ、駄目ですってば……本当に……もう」

 

もふもふもふもふ。

 

「く……ぅん。うぅ……はぅ」

 

ふぅ……つい普通にもふもふしてしまった。尻尾っていいな。

 

しかも、もふもふしてるうちにタマモが顔を赤くして、呼吸を乱していた。尻尾が性感帯か。なんだかこういうキャラにありがちなやつだな。

 

さて。ここから反撃開始だ。

 

「きゃっ。あ、あのご主人様?」

 

タマモの腕を引っ張り、こちらに抱きよせる。

 

右腕を腰に回し、左手はそのまま尻尾を掴む。

 

「ひゃんっ。だ、だから、駄目ですってばぁ!そ、そこは弱いんですから……」

 

「そういえばな、タマモ。一つ言い忘れてたことがある」

 

「は、はい?」

 

「実はな。俺って結構Sなんだ」

 

「あ、あの、それはどうい……んはぁっ!」

 

ギュっと尻尾を強く掴むとタマモが短く嬌声を上げる。

 

腰に回した腕には逃げられないように力を入れ、その間、尻尾を左手で強弱をつけて握ったり、もふもふしたり、こすったり、またもふもふしたりと良いように弄っていく。

 

その度にタマモは俺の顔のすぐ横で小さく押し殺したようにくぐもった声を上げる。

 

「我慢してるのか?」

 

「い、いえっ。んんっ、は、はしたないぃ、声を上げる、わけ……ひぅ、にはいきません、からぁっ」

 

可愛いな、おい。

 

そんなに健気にされると、俺のやる気スイッチ入っちゃうんですが。精神が闇落ちしちゃうけどいいですか?

 

「タマモ。こっち向いて」

 

「ふぇ?……ん」

 

タマモをこちらに向かせ、そのまま唇を重ねる。もちろんディープ。

 

舌を絡めて、互いの唾液を交換しながら、口内を貪る。

 

俺はそれに加え、尻尾を弄るのを忘れない。念入りに丁寧に、ときには乱暴に尻尾を責め続ける。

 

それを数分ほど続ける頃には、タマモの目がとろんと垂れてきて、いつの間にかこちらに抱きつくように腰に手を回されていた。

 

キスをやめると、あっ、と名残惜しそうにタマモが呟く。何から何まで可愛いやつだ。そしてそれは俺の本能を強く刺激した。

 

「タマモ。ここに座れ」

 

俺はベッドの上で胡座をかいて、ぽんぽんと太腿の上を叩く。

 

何も言わず、タマモはこくりと頷き、俺の身体にもたれかかるように座った。

 

ちょっと尻尾が邪魔になっている気がしなくもないが、これはこれであり。可愛いから許す。

 

後ろから手を前に回し、両手で乳房を掬い上げるように揉む。

 

タマモのびくっと身体が震える。どんな顔かわからないが、痛がっている様子も見えないので、そのまま出来るだけ優しく揉みしだく。何かで言っていた。揉むといっても極力優しくしないと女性は痛いと。

 

手に吸い付くような瑞々しい肌と柔らかさは揉めど揉めど尽きることなく欲求が溢れてくる。正直、明日の朝まで揉み倒したいとすら思う。流石にそこまではしないけど。

 

欲求を満たしつつも、そのままいけば永遠と揉んでそうなので、一度左手だけは止めて、その先にある突起を軽くつまむ。

 

「んぁっ」

 

こりこりとした突起をつまみながらも揉むことは忘れない。

 

流石にここまで来たら、俺の休んでいたアレも復活してきた。というか、さっき以上に元気になってらっしゃる。

 

今度は両方の、と思って両方の突起を少しだけ強めにつまんだその時。

 

「ひゃ、あ、ああああぁぁぁ……」

 

びくびくっとタマモの身体が震えたかと思うと、嬌声を上げた。

 

も、もしかして今のが……?

 

「タマモ、イったのか?」

 

これにもタマモはこくりと頷く。僅かに見える頬が赤いのは感じてくれていたからか、それとも恥ずかしさからかはわからないが、ともあれ初めての俺の拙いテクニックに達してくれたことは本当に嬉しい。

 

内心で喜びながらも、俺の手は止まらない。

 

左手は右胸を掴み、右手は下の方へと伸びていく。

 

服の下の方に手を伸ばした時、腕にそっとタマモの手が重ねられる。

 

「タマモ?」

 

「あ、あの、ご主人様……?そろそろ、私の方に……その、主導権を返してもらってもいいですか?」

 

「嫌だ」

 

「即答!?」

 

「言ったろ?俺はSなんだって。やられっぱなしは嫌だし、何よりーー」

 

するっとタマモの手を抜けて、ズボンの下に手を入れる。

 

まだショーツの中には手を入れていないし、触っていないのに、中はぐちょぐちょになっていた。

 

「もっと可愛いタマモが見たいんだ。だから、絶対に返さない」

 

ショーツ越しに秘部を人差し指で押すとタマモの身体が震えた。

 

今まで以上に震えたので驚いたが、それも一瞬のこと、そのままぐにぐにと秘部とその少し上にある突起を弄る。

 

「あぁっ、だめ……そこ、弄っちゃ……め、ですっ」

 

そんなことをタマモがいうものの、最早やってくれにしか聞こえないし、そう脳内変換する。いや、童貞男子に今やめろって言ってやめれるわけないでしょ。殺されでもしない限り。

 

押すだけでは止まらず、なぞったり、突起をつまんだり、ついにはショーツをずらして、秘部の中に中指と薬指を入れて、中をかき回す。

 

それらの行為をしているうちに、元々敏感な体質だったのかどうかは知らないが、タマモは三度ほど絶頂に達し、力なく、俺の方にもたれかかっていた。

 

「本当に……はふぅ……ご主人様は、鬼畜ですね……イってるのに、全然やめてくれないなんて」

 

「否定はしない。それに……まだ終わってない」

 

「ふふっ、そう、みたいですね」

 

柔肉に俺の陰茎が当たっている事で大体悟ったのか、タマモが微笑んだ。

 

「どうします?エロエロで鬼畜なご主人様はこのまま挿れたいんじゃないですか?」

 

「お前は俺をなんだと思ってんだ……」

 

否定しないどころか図星なんですけどね。いや、本当に。なんだか後ろからしてると、こう、征服感がね?たまらないんですよ。俺はどこぞの征服バカではないが、こればかりは本当にたまらない。

 

とはいえ。

 

「最初だしな。俺はお前の顔を見ながらしたいと思ってるんが……どうだ?」

 

そういうと、タマモは一瞬目を瞬かせた後、部屋の薄灯りで見える顔が急速に熱を帯びていくのが見て取れた。

 

「い、今のは反則ですよ、ご主人様!なんですか、飴と鞭なんですか!?ギャップが最高過ぎて萌え死にそうでしたよ!」

 

「わかったわかった。……で、どうなんだ?やっぱり後ろからの方がいいか?」

 

「いえ、前からが良いです♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「行くぞ」

 

もうお互いに服は着ていない。局地的に体液で大変なことになってるし、何よりもう邪魔でしかない。

 

見惚れるほどに美しいタマモの身体に、俺はごくりとつばを飲んだ。

 

陰茎を秘部に当てると、タマモが小さく喘ぐ。

 

「来てください。ご主人様」

 

にこりと笑みを浮かべて、タマモが俺を受け入れるように両腕を広げた。

 

それに向かっていくように、俺はゆっくりと陰茎を秘部に沈ませていく。

 

中の肉壁を押し広げるようにどんどん陰茎は進んでいき、根元近くまで飲み込まれた辺りで止まった。

 

まだ挿入したばかりだというのに、脳みその中が快楽で埋め尽くされる。もしも、先に二度射精していなければ挿入している途中で出していたと思う。確かにこれはハマるな。恋愛にそこまで積極的でない人間もこれを知れば溺れると知人が言っていたが、まさしくその通りだ。これ程の快楽はかつて味わったことがなかった。

 

「ご主人様?好きなようにしていただいて構いませんよ?」

 

「ん?あ、ああ。わかってる」

 

ずるりとゆっくり腰を引いて、抜けそうになるギリギリのところでまた打ち付ける。

 

その単純な所作が俺を快楽の海に引きずり込む。陰茎から与えられる快感もそうだが、それとは別に視覚から与えられる快感、聴覚から与えられる快感がさながら泥沼のようになっていた。

 

タマモの腰を手で掴み、何度も打ち付ける。

 

「あ、くぅ、…ご、ご主人様、ど、どう、えぐっ、です、かっ?私の、中、んあっ、は?」

 

「やばい……気持ち、良すぎ……」

 

他の思考を全て放棄して、ただ彼女と愛し合いたい。

 

本能も理性も全てがそう訴えている。

 

いや、一部だけは別のことを訴えていた。

 

快楽の波に翻弄されながらも、ずっと思っていたことだ。そろそろ、言うべきだろう。

 

「タマ、モ。一つだけ、お前に言いたい……!」

 

腰の動きは止めず、息を切らせながら、俺は言う。

 

「今ぐらいは、名前で呼べ!つーか、今から、ずっと、名前で呼べ」

 

タマモの頬に手を当てて、僅かに潤んだ瞳を見据え、言い放った。

 

結婚するんだ。なのにご主人様はおかしい。とっくに主従の関係は終わっている。これからは対等に、俺の伴侶として、パートナーとして死ぬまで過ごしてもらうのだから。

 

きょとんとしていたタマモだったが、俺の言葉の意味を理解したのか、そっと頬に当てていた手に手を重ねてきた。

 

「……はい。雁夜さん」

 

にこりと微笑んだタマモの表情を見て、俺の中に溜まっていたものが一気に収束していくのがわかった。

 

好きなやつに名前を呼ばれるというのがこんなにも嬉しいことだとは思わなかった。

 

桜を説得する時に名前を呼ばれた時とはわけが違う。

 

こいつを愛おしい相手と思ってから、主従関係は煩わしいと思っていた。聖杯戦争なんてとっとと終わらせようと思っていた。

 

タマモが俺の魂に惚れ込んだというのなら、俺も同じだ。タマモの、彼女の在り方(魂)に俺も惚れた。

 

俺みたいなのが仮にヒロインであれば、相当のチョロインに違いない。

 

我ながら笑えてくる。

 

陰茎がびくんびくんと震え、一気に射精感が高まっていく。

 

「イ、くぞ。タマモ!」

 

「わ、私も、です。一緒に、雁夜さん!」

 

最後のスパートをかけ、蓄積されていた快楽を彼女の中に全て吐き出した。

 

「ん、くぅ、あぁぁぁぁぁぁぁぁああああ!!」

 

身体を反らして、タマモが一際大きい嬌声を響かせる。

 

俺も俺できゅうきゅうと肉壁に締め付けられ、溜め込んでいたものを全て吐き出す。尿道を通っていく感覚すらもわかり、その射精感がたまらない。立ち眩みのように一瞬、視界が真っ暗になり、目の前がチカチカと点滅するほどだった。

 

悦に浸り、肩で息をする。

 

気持ちいい。気持ちいい事には気持ちいいが、これはなかなか疲れるな。

 

なんだっけ……マラソンに匹敵するだけ体力を使うんだっけか?おかしいだろ、命を育む営みなのに、育む方は命削ってるじゃん。

 

「はぁ……はぁ……これで、あかちゃん、出来ちゃいましたね」

 

「ふぅ……それはわからんぞ。何せ、性行為における受精率ってのはーー」

 

「だって……一回出されたら、あかちゃんが出来るように色々と下準備しましたから……♪」

 

俺が巷説垂れる間もなく、タマモがとんでもない爆弾発言をした。

 

いや、まあ。夜這いかけるんだから、それぐらいはしてると思ってけどさ。

 

「責任、取ってくれますよね?か・り・や・さん?」

 

「わかってるよ。お前の人生、全部責任取ってやる」

 

子どもができようができまいが関係ないってのに。やたらと心配性なのが玉に瑕ってところだな。

 

「さてと……一回戦は済みましたし。二回戦に行きましょうか」

 

「そうだな……ん?待て、二回戦ってなんだ?」

 

俺が問いかえすと同時、タマモが俺を押し倒し、上に乗っかってきた。

 

「やだなぁ、雁夜さん。いくらあかちゃんが出来るのが確定と言っても、ほぼ百パーセントなだけですし?これまで自制していた分、たっぷりとさせてもらわないと」

 

きらりーん、とタマモの目が光る。あ、あれまずいやつだ。

 

「い、いや。流石に体力とか精力が……」

 

「大丈夫ですっ。私はキャスター適正持ちの雁夜さんという規格外マスターのサーヴァントですから。それぐらいお茶の子さいさい、明日の腰痛すら残さない程全て元通りにしてあげますから♪」

 

結局、この行為は翌朝まで続き、俺は骨の髄まで精を搾り取られた……はずだった。

 

しかし、最も恐ろしかったのはタマモの精力というよりも回復させられたからといって、翌朝、タマモの裸を見て、ムラッとした自分自身だった。肉欲に溺れるとはまさにこのことである。


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