「お姉様が美味しいクッキーをくれるそうなので行ってきます。」
「うん、と言っても、そこの中庭だろ?」
「そうです」
「いってらっしゃい」
「はい♡」
―――――
「お姉様、クッキーをもらいに来ました♡」
「はい、どうぞ」
「お、お姉様……んっ」
お姉様の咥えているクッキーをメアは口にした。
「んっ、あっ…」
私はこうなると気が付いていたが、逆らえなかった。やはり、キスをされた。
「んっ、お姉様、ダメです!おにいたんが見ています!」
「大丈夫ですよ、ちゃんと許可取ってありますから」
おにいたんが許可を出した!?というか、お姉様がおにいたんにそう言った!?それで許可を得た!?その時点で驚きです。
「メアさん、気持ちいいことしましょう?」
「だ、だめ!」
「私とはダメなんですか?」
「そ、そうじゃないです……」
お姉様とメアは同性です。だから、弱いところはお互いにとてもわかっています。でも、おにいたんよりは激しくないのでいいんですが、いえ、何も良くないです!なんで。お姉様が、まさか、そう言う方に目覚めてしまった!?(※違います)メアは罪な女です……
「メアさん?」
「し、仕方ないです…いいですよ」
「じゃあ、私の部屋来てくれませんか?」
「?わかりました」
―――――
「ふふふ、よく似合っていますよ」
「は、恥ずかしいです……」
「御主人様の為に写真を撮っておきましょう♡」
メアは今、下着とワイシャツしか着ていません、正確には、そういう格好にさせられました。ワイシャツは着ているというか羽織っています。というか、このワイシャツから微かにおにいたんの匂いがします。
「お姉様、はぁはぁ、わかっていて着せましたね!」
おにいたんの匂いを嗅ぐと感じやすくなってしまうんです!お姉様は絶対わかってます!だって、私だってお姉様がウサ耳じゃない普通の耳をおにいたんに甘噛みされると感じやすくなるの知っているんですから!
「ふふふっ、どうして、そんなに息を荒げているんですかね?」
「いじわる!お姉様がおにいたんの様に見えてきました…」
「御主人様と同じ……ふふふっ、いいですね…」
「お、お姉様?や、やめ――」
言葉を言い終える前に唇を塞がれた。そして、舌がメアの口内に入ってきた。おにいたんと違って、柔らかい舌だった。
「(おにいたんと違う…舌でメアの舌が包まれている)」
おにいたんの舌はメアの舌に沢山絡まって、おにいたんのものにされちゃいますけど、お姉様は優しく包みこんでくれる感じです。