あ、レイプ物です そういうのが苦手な人は辞めた方が良いかと。
更に言うならば一晩クオリティ&初R-18。
その出来は察して図るべし。
「……ほんっと、こんな深夜にまで仕事を長引かせるとか、だらしないったら!
こんな日だっていうのに……」
「ごめんよ霞。私としても、君を早く宿舎に帰してやりたいところなんだが」
罵声、というには軽やかなそれは、私の秘書艦である霞の声だ。
頬を掻きながら謝罪をすると、霞はふん、と鼻を鳴らしてソファに座り込む。
さぁ、と描写するには聊か濁音が足りないほどの音量の雨音が、閉じられたカーテンから響いてくる。
「……別にいいわ、どうせこの雨じゃ宿舎まで帰れないし」
「急な大荒れで、傘も持ってこれなかったろう。
……少し、待ってなさい」
そう言って、私は執務室の隣にある休憩室へ赴く。
そこで、予めポッドの中に入れておいたホットミルクに蜂蜜と"粉末"を入れてかき混ぜる。
休憩室から出て、私の言った通りにちょこんとソファに座って待つ霞に、私はホットミルクを差し出した。
「私の事は良い、霞、君はこれを飲んでもう寝なさい。
ここにもベッドはあるからね」
そういって、私は執務室の一角にあるベッドを指差した。
「そうさせてもらうわ。……あんたも、早く仕事をでかして寝なさいよね。
体が資本なんだから」
……ああ。
やはり、君は優しい。
そう言ってベッドに入り、"予想通りに"すぐ寝付く霞を見やり、私は引き出しを開けた。
そこには拘束具と注射器が一つ。
そんな君だから私は好きになって。
だから、君を犯したいのだ。
ぴちゃり、ぴちゃり。
雨音よりも軽く、しかし大きいその水音で、霞は意識を取り戻す。
体が熱い。
妙に火照っている。
「んっ……んぅ」
自然に声が出る。
その火照りが混じった自分の声音で完全に目が覚めて……。
自分自身に跨っている提督の姿を見た。
「……ああ、起きたかい? 霞」
そう言いながら、提督は霞の慎ましい、というよりも未成熟な乳房を舐め回す。
「な……あんた、何をやってるのよ!?」
「君を愛している」
「何を、馬鹿な事を! 放しなさい! 放せ!」
艦娘の膂力は常人のそれを上回る。
しかし不思議な事に、霞の繰り出す蹴りは弱弱しく、霞に跨る提督の腹をつつく程度でしかない。
「筋弛緩剤って知ってる?」
霞の弱弱しい蹴りを意に介さず、提督は霞の耳元に口を寄せ囁く。
「ッッ……この、下種がぁ!! ……ッ!」
憎々し気に罵倒する霞の唇を、提督はキスして塞ぐ。
「止めろ……止めろッ!」
「嫌だね。こんなに楽しい事を止めるだなんて。
……大丈夫、気持ち良くしてあげるから……」
ヴィィィィィィィン…………。
電動音が響き渡る。
「あ”あ……ッ」
霞は股間から痺れるような快楽が走るのを感じた。
「バイブ、気持ちいいかい?」
「あ”あ”あ”……ん”っ、ん”ん”」
「気持ち、いいかい?」
カチチッ。
ヴヴヴヴヴヴッ……!
提督は問い直すと同時にバイブの振動を強める。
まるで、答えれば弱めてあげるよとでも言うように。
「ぎ、ぎもぢいい……ぎもぢいいがらぁ……!」
「あ、そう。じゃあ胸にも追加してあげるね」
ヴィィィィィィィン。
ヴィィィィィィィン。
ヴヴヴヴヴヴッ!
三つのバイブはけたたましく音を上げる。
「あ……あ……あ”っ……あ”っ」
「逝き続けてるのかなぁ?
ずいぶんと気持ちよさそうじゃあないか」
霞の眼は快楽で半ば白目になっている。
「だ……だれが……だずげ……」
「おやぁ? 助けを呼びたいのかい?
ああ、そうだね、確かにこの状況を他人に知られたら私はおしまいだ。
確かにそうだとも。
だけどねぇ……」
提督は霞の耳を舐め上げる。
耳たぶからそのふちに沿って、ゆっくりと。
下書きのできた絵画に、絵具を隅々まで、線から漏れないように、丁寧に。
蟻地獄に吸い込まれていく蟻のように、舌が円を描いていく。
そして、耳の穴に舌が挿し込まれた。
「ぁ……ゃあ」
耳穴の内壁を舐り、その最奥まで舐り。
「さぁ……聞こえるかい?」
とろん、とした目つきの霞が、全身から伝わる快楽から半ば現実逃避するように、言われたままに耳を澄ませる。
バイブの振動音の先から聞こえてくるのは、雨音。
だがその音は最早豪雨と言うのが相応しい。
「こんな雨で。
君が大声を出した所で……誰かが聞きつけたり、すると思うかい?」
はあ、はあ、はあ。
幾多の快楽のためか。
当然のように霞は汗をかいていた。
提督は霞の汗を指で集める。
そして、霞の汗が集まり、水滴がへばりつく自らの指を舐めた。
「しょっぱいねぇ……でも、君の甘い香りも幽かにするんだから、不思議なものだよ」
ピシャリ。
提督の頬に水滴が落ちる。
呆けたような顔で提督がその水滴を拭うと、それは粘性を帯びていた。
それが霞が吐き付けた唾だと言う事に、提督は数瞬かけて気づく。
「……変態……!
絶対に、ぜぇったいに、あんたを更迭させてやる!
暗い所で、臭い飯を一生喰わせ続けてやる!
朝になったら他の艦娘も来る!!
そしたらあんたはもう更迭よ!
それからは……それからは、二度と朝日を拝めると思うなッ!!」
「ふふふ」
「いいね、そうこなくては」
ペロリ、と掌についた霞の唾を提督は舐め上げる。
「夜はまだ長いんだ。
……ねぇ、霞。
残念だけど、君の思う"暁の水平線(しょうり)"を手にする事は出来ないよ」
「そんな気力も起きなくしてあげるから」
「ほら、起きなよ」
霞は頬を張られた痛みで意識を取り戻した。
そして、これまで与えられているバイブの快感以外に、別の感覚がある事に気付く。
尻だ。
「霞、君は知っているかい?
"こっち"を使うセックスもあるんだよ。
……ああ、そろそろ解れてきたね、頃合いだ」
「……っ!?
馬鹿、止めなさい、何をしているのこの屑が!」
黒々と、そして生々しく。
その男根は禍々しい。
これまでの所業ですら海軍制服を脱いでいなかった提督がベルトを外しそれを霞の眼前に晒している事で、これまでのはただの前戯でしかなかった事を霞は悟る。
霞は提督に抱き上げられる。
ゆっくりと、抱きしめられて、回される。
提督の吐息がうなじを撫で付ける。
「止めろ……止めなさい」
そして、霞は尻に熱い何かが宛がわれるのを感じた。
「お願い止めて」
くり、くり、と。
その穴の縁をなぞるように。
「止めてくださ……い”っ」
そして、唐突にそれは突き込まれた。
「あ」
「良く締まるな。
気持ちいいよ、霞」
その焼くような熱も。
その熱を覆いつくすような快楽も。
頭を撫でられて吐き気を催すのも、同時に少し嬉しく感じてしまうこれまで密かに抱いていた感情の残滓も。
全てが一気に押し寄せて来て。
「あ」
かすみは、じぶんのなにかがひびわれてしまうのをかんじていた。
「あ、あ」
「あっ、んっ」
「ん、ぁ、ひぃっ」
ぱん、ぱん、と。
突き動かされるたびに、その音が、その"ひび"が大きくなっていく音として聞こえるようだった。
少しずつ動きが速くなっていって。
「霞、出すよ……っ!」
その時、霞の意識が白く染まったのは。
いつの間にか雨が上がり、雨雲の残滓たる雲の切れ目から差した暁の輝きのせいだろうか。
それとも、腹に放たれたモノのせいだろうか。
ぺたり、ぺたりと霞が自らの頬を触る。
その顔は、笑みにとろけていた。
そしてその時に、霞は突き入れられた時にひび割れた"なにか"が、砕け散っている事に気が付いたのだ。
キィ、と執務室の扉が開いた。
そこにいたのは、朝潮。
霞の姉にして、朝潮型駆逐艦一番艦だった。
それだけではない。
大潮、満潮、荒潮、朝雲、山雲、霰。
この鎮守府にいる自らの姉妹とも言える者たちが、皆そこにいる。
「姉さん、助けて……っ」
「司令官、指令通り、0400に朝潮型駆逐艦、集合致しました」
「姉、さん?」
「うん、時間通りだね」
「ねえ、助けて、姉さん、皆」
「それでは、"予定通り霞の姦通式を行う"」
「え?」
霞の尻から男根が引き抜かれ、しとどと濡れそぼる霞の女陰に宛がわれる。
くりくりと女陰を突き回され、霞の落ち着き始めていた快楽の炉心にまた火がくべられる。
「やあ……やらぁ!
たしゅけて、姉さん!」
霞は生真面目で、頼れる自らの姉に助けを乞う。
その声に反応して、朝潮は霞の眼前へと歩き寄る。
「姉さ「大丈夫よ、霞」ふぇ?」
「提督は、優しく愛してくださるから」
「や、やらぁ」
「何が嫌なの?
あなた、あれほど提督が好きだったのに」
「らって、こんにゃの、おかしぃ」
「おかしくないわ、愛にあるべき形なんて無いのですもの。
あなたは提督が好きで、提督はあなたを愛してくださる。
おかしい事かしら?」
「……いぃの?」
「良いのよ、霞」
霞は朝潮型の皆を見た。
皆、笑っていた。
ああ、いいんだ、と思った。
「さあ、霞。
君は、今なんて言えばいいのかな?」
「……入れて、ください」
「何を?」
「提督のおちんぽ、私の中に入れてくださいぃ!」
「良く言えたね」
ぽん、と霞は頭を撫でられて。
そして、突き入れられた。
ぱぁん!
思い切り突かれた女陰はその中に溜めていた蜜を弾けさせる。
ぽたぽたと提督の足元に女臭い汁がしたたり落ちる。
「しま、るな、流石に……!
もう出しちゃうか」
その言葉と同時に、熱い液体が霞に注がれる。
「あっ……はあ”っ」
終わった、と思うような一瞬の間を認識して霞の体が弛緩した瞬間にまた突き入れられる。
突かれて、突かれて、出されて。
その回数も分からなくなった頃。
「止まれ! 憲兵だ!
艦娘強姦の現行犯で、提督を拘束する!」
朧気な意識で、開かれた執務室の扉から憲兵と大淀の姿を確認して、霞は意識を失った。
その意識が落ちる一瞬、朝潮が笑ったように見えた。
どういうことだ。
提督は手錠をかけられて、総員起こしがかかる前の静かな朝の鎮守府を歩きながら考えた。
そもそもが完璧な計画だったのだ。
大淀も憲兵も買収済み。
鎮守府建築時に艦娘の宿舎と分けて建築したために遭遇する事も無く、執務室は防音設備を備えていた。
念には念を押して既に"落とした"朝潮型を付近の部屋に待機させて警戒もさせていた。
どう足掻いても、霞に暁の水平線が……提督が憲兵に連行されるという勝利は訪れないはずだったのだ。
「なあ憲兵君。
これは一体どういうことだい?」
「答えかねますな」
そうかい、と肩をすくめて、次は扶桑型を狙ってたのにな、と嘯きながら、提督は憲兵に与えられた専用車両に乗せられる。
そして、さも当然のように、気絶した霞も朝潮が背負って、朝潮型の全員が車両に乗り込む。
それを見て、提督はいい感じに落とせたな、こいつらがいれば何とでもなる、とほくそ笑む。
再起の目途がつき、胸を撫で下ろして、見送りにでも来たのか同じく買収していたはずの大淀に提督は声をかけた。
「良くやってくれたな。
これでも金払いは良かった方だと思っているんだが?」
「ええ、実によかったですとも、提督。
では、さようなら、お幸せに。
もう二度と会うこともないでしょう」
車が発進する音を聞きながら、提督は再起した後あの大淀を薬漬けにしてやる、と誓った。
提督が連れていかれたのは、裁判所でも刑務所でもなく、さびれた街の、更にその郊外にある一軒屋だった。
荒地にぽつんと佇むその姿は異様さを漂わせる。
なんだこれは、と訝しむ提督を降ろし、連れてきた憲兵は"朝潮に向かって"敬礼をする。
「……では、終了しました。
後ほど入金のほどお願いします」
「ええ、滞りなく入金致しますので、ご安心を。
大淀にも同じようにお伝えください。
それでは」
「ええ、それでは」
その言葉に危険を感じ、瞬時に提督は逃走を図る。
「あらぁ~、駄目よぉ、提督さぁん」
しかし、頭に衝撃が走る。
「あぁ、今となっては元、だったっけぇ~?
まあ、いっかぁ、私達にとっては提督ですものねぇ~?」
暗転していく意識の中で、提督は微笑む荒潮の姿を見た。
提督が目を覚ますと、そこは牢屋のようだった。
フィクションであるような電気椅子じみた造形の椅子に座らされている。
手足は鉄の拘束具で拘束されており、身動きが取れない。
「おはようございます、司令官」
眼前に暗がりの奥から現れたのは、朝潮だった。
「……朝潮、どういうことだい? これは」
「はい、司令官! ここが、私達の新しい家となります!」
いつも通り過ぎるほどいつも通りに、朗らかな声で朝潮は言う。
「そういう事じゃない! 何故こんな事をした!」
「だって、司令官が他の人に手を出そうとするのがいけないんですよ」
朝潮が浮かべていた笑みが、消えた。
「私が最初なんです、私が最初に提督に選ばれた。
とても嬉しかったんです。
そして提督が他の朝潮型を愛する計画を立てられた。
これも、私は嬉しかったんです。
皆で一緒になれるから」
いつもは澄んだ水色の瞳は、今はコールタールの如く光を映さない。
「でも、提督は他の艦種にも手を出そうとなされましたよね?」
朝潮が提督に歩み寄る。
「駄目ですよ、提督」
一歩、一歩。
「不安になってしまうんですから」
一歩、一歩。
「愛されたのは朝潮型ではないのではないか、と」
一歩。
まつ毛が触れ合うほどの距離。
朝潮は瞬きせずに提督を見続ける。
「でも朝潮は物分かりの悪い凡婦ではありません。
人間誰しも過つ事はあります。
ですので、過ちを犯せないよう、こうさせて頂きました」
そして、朝潮はキスをする。
長く、長く。
舌を入れて、歯茎の一本一本を確かめるように。
「大丈夫ですよ。
皆、提督の事が大好きです」
朝潮がそう言うと、暗がりから霰と荒潮、満潮、大潮、朝雲山雲……そして、霞。
朝潮型駆逐艦が全員現れる。
「これからは、執務も出撃も遠征も、何もしなくていいんです。
朝潮達が、ずぅっとお世話をして、ずぅっと愛し続けますから……」
提督のチャックが開け放たれる。
開け放たれた男根を、朝潮は女陰で加えこんだ。
文字通り形を覚えた女陰は提督の弱点を知り尽くしており、当然のように射精を促す。
「んっ……はい、次は大潮よ」
そして次は大潮が跨り。
その次は満潮が。次は荒潮。
朝雲、山雲、霰、霞。
ずっと、ずっと、ずっと。
繰り返されていく肉欲の宴に、提督は意識を手放していった。