アリサ・バニングスと月村すずかという恋人が出来た彼の夏休みはキラキラと輝かしいものだった。
毎日3人で遊び、何処を行くにしても一緒だった。
アリサは彼の優しさを知っているし、すずかは彼の心の強さを知っている。困っている人を放っておくことが出来ない正義感も二人とは見せられた。自分たちと同い年の女の子と話していると胸がモヤモヤするが、それを彼にぶつけることはしない。
彼が好きなのであって、彼に嫌われたくはない。
それに、彼は3人で遊んでいると常に笑顔を浮かべてくれているのだ。アリサもすずかも彼の笑顔を好きで、見ているだけで幸せな気持ちが溢れてくる。
今日はアリサの家に3人は泊まりでやって来た。
アリサの家は簡単に言えば金持ちで、仕事に忙しい両親に変わって家政婦がいたが、今日はお休みらしい。
今日は私たちだけよとアリサが言ったのを今でも覚えている。
「はぁ……アリサちゃんの家のお風呂も大きくていいなぁ……」
もう一人の恋人であるすずかの家も金持ちの家で、昔ながらの日本家屋だが、浴室は広い。
湯に浸かる前に身体の汚れを落とし、プカプカと浮く。ちょうど良い温度で、これならいつまでも入れそうだ。
そんな事を考えているとガラガラと浴室のドアが開く音が聞こえた。
「あれ? 二人とも来たんだ。ご飯は出来たの?」
二人はご飯は私たちが用意すると彼に言い、彼を先に風呂に入らせたのだ。
まだ小学生な彼女たちだが、ハイスペックを生かして家事洗濯に炊事と一通りこなせてしまう。金持ちの令嬢ながらも慣れた手付きで食材をカットし、火にかけた。
今日は家政婦の人がほぼ用意してくれた物を調理しただけなので、さほど時間がかからなかったのだ。
「うん。だから一緒にお風呂に入ろうかなって」
「そういうこと。それに、あれからアナタに私たち、裸を見せてなかったしね。ほら、こっちを見なさい。アナタの事が好きな女の子の裸よ♡」
湯に浮いていた彼はアリサの言葉を聞いて顔だけを声の方向に向ける。
横から見ればまだまだ平らながらも、ぷっくりと膨らんでいる乳房。少女から大人になろうときゅっとくびれてきた腰回り。まだ毛が生えていない陰部が隠されることなく彼の視線に晒される。
羞恥心で股間を押さえる彼とは違い、二人は彼に見られていても堂々とした様子だ。
好きな人には全部見て欲しいといういじらしい思いからきている。
「……うん……その、二人とも綺麗だよ。女の子の裸なんて、アリサちゃんとすずかちゃんのしか知らないけど、絶対他の人のより綺麗だよ」
「そ、そう……ありがと」
「えへへ♡ キミにそう言って貰えるなんて嬉しいな♡ んしょ……ほら、見るだけじゃなくて、触っても良いんだよ♡」
彼の浸かっている湯に入り、彼へと迫るすずか。そんな彼女に負けてられないとアリサも急いで彼に迫る。
急に視界を埋め尽くす肌色に彼はたじたじとしてしまう。
もう……っと思った二人は固まった彼の手を取ると、膨らみかけの胸に持っていく。ふにっとした柔らかさが手のひら全体に感じる。
固まっていた彼も柔らかさをもっと感じたいと再起動して、手を動かす。
「どうって聞く必要もなさそうね♡ んんっ♡ はぁ……♡ こんなに触るだなんて♡」
「おっぱい柔らかい? キミだけのおっぱいだから、独り占めしていいんだからね♡」
左右で違う乳房を掴んで感触を比べる。アリサのはまだ固く、それでも男の自分とは違う柔らかさをしている。固いというより、弾力が強く手を押し返すかのようだ。
反対にすずかの乳房は柔らかく、膨らみかけだが指が沈み込んでしまいそうになる。二人ともつんと立った桜色の乳首をしている。
興奮すると乳首も彼の肉棒同様に大きくなると二人に説明されたから覚えている。
乳房の柔らかさだけを楽しむのではなく、つんとしている乳首も触れて楽しむ。二人は乳首が弱いらしい。どう弱いのかまではまだ分からないが、触れると可愛い声を聞かせてくれる。
恋人になった日から、優しくなったアリサの声も甘く、もっと聞きたくなる。すずかは日頃から甘く、さらに甘くなった声を聞かせてくれる。
「ねぇ、二人とも。僕、二人のおっぱいを触ってるとまたおちんちんがムズムズしてくるんだけど……」
「あら本当だわ♡ ふふっ♡ 私たちで興奮してくれてるのね♡」
「わぁ……♡ おちんちんがあの日みたいにピーンってなってる♡」
透明感のあるお湯の中にあっても丸見えで、二人の視線を集めてしまう。
二人の裸を見たあの日以来の勃起だ。股間がムズムズし、二人をもっと欲しいという欲求が沸いてくる。
本能に振り回されないようにと、強靭な理性で彼は二人に尋ねる。自分よりも彼女たちは詳しいと知っているからだ。
「えっとね、前も言ったけど男の子は好きな女の子の裸を見るとおちんちんをおっきくしちゃうの♡ だから、それは恥ずかしくないんだからね?」
「……うん」
「でも放っておいてもおちんちんは小さくはなりはしないわ♡ そうなったら女の子に頼むのよ♡ おちんちんを小さくなる手伝いをしろって♡ お願いじゃなくて、命令する気持ちでね♡」
彼よりも性知識を持っている彼女たちは自分たち好みな方法を彼に教えていく。来年には保健体育で彼も本当のことを知るだろうが、優しい彼のことだ。自分たちが教えた方法を使ってくれるだろう。
回転の早い頭を使って彼女たちはそう結論を付けた。
「頼むのに命令するの?」
「えぇ♡ 女の子は自分のモノだって知らせるの♡ 女の子は好きな男の子のモノになりたいの♡ だからキミも私とアリサちゃんに命令して♡」
「ほら、言っちゃいなさい♡ おちんちんを触れって♡ 私たちはアナタの女なの♡ 好きな人に命令されたいのよ♡ 」
耳元で熱い言葉を囁かれ、混乱してきた彼の中にスッと入り込んでいく。
まだ雄として自覚していない彼の本能を呼び起こさせるようや言葉。強気な彼女から命令されたいと聞き、この女は自分のモノだと言う気持ちがフツフツと沸いてくる。ほら彼女たちが言ってるんだ。言ってやれ。自分のモノにしちゃえ。自分の声に似た悪魔の声が頭の中で木霊する。
「……二人とも」
「「はい♡」」
「僕のおちんちんを触れ」
「「はい♡」」
命令された二人は顔を赤くし、彼の命令に従う。
初めて触れる肉棒に恐る恐ると手を近づけ、まずは指先で感触を確かめる。
温かいお湯の中にあるのに、お湯よりも熱い。まるで中に鉄でも入っているかのように固く、触れているとドキドキしてくる。
「うっ……」
感触を確かめた後はゆっくりと肉棒を握る。握られた彼は思わず声を漏らしてしまう。
情けない声だが二人は気に止めず、彼に命令された通りに肉棒を手で包み込む。
自分が彼女たちに何をさせているのかまでは分からないが、本能が訴えてくる。こうすればもっと気持ち良くなれるぞ、と。
「二人とも、おちんちんを握ったら上下に手を動かして」
「えぇ、分かったわ♡」
「うん、任せて♡」
初めて聞く彼の男の声に胸を高鳴らせる二人。
彼の幼馴染でも聞いたことはないであろう声に優越感が去来する。あぁ、彼は自分たちを見てるんだと思える。
鉄のような固い肉棒を手で触るとビクビクと反応を返してくる。知識としては知っていたが、ここまでのものとは思ってもみなかった。
彼へ自覚した想いを告げ、彼の恋人になった二人はこっそりと男女のアレコレを調べた。
顔を赤くするものばかりだったが、見ていると彼にして欲しいという気持ちが湧き上がり、今日がチャンスなのだ。
すずかの家では彼女の両親や彼女の家で働いている人が大勢いるので、こんなことをすればバレてしまう。アリサの家も両親が遅くとも家政婦の人がいると思ってたのだが、タイミングよく休みを取っていた。
ここぞとばかりに彼女たちは彼を誘ったのだ。
「ちょっ……ちょっとタンマ! 何か出ちゃうからトイレに行ってくるから」
「……ならこっちに来なさい♡ ほら、そこに腰掛けて……うん。こうすればアナタの初めての射精が見れるわ♡」
「わぁ……アリサちゃんってば大胆♡」
「しゃ、射精? このムズムズしたのっておしっこじゃないの?」
「えぇ♡ アナタが出したいのはおしっこではなく、精子よ♡ 女の子にあげるもので一番喜ばれるのよ♡」
「そ、そうなんだ……」
ネットで集めた知識が元だからか、少し偏った知識を手にしたアリサ。
それは一緒に調べたすずかも一緒で、彼女の言葉を訂正しない。寧ろ、初めて見る精子にドキドキとしている。
「出る……出ちゃう……っ!」
「いいわ♡ アナタの初めての射精、ちゃんと見ててあげる♡ ほら、私とすずかの手でおちんちんを気持ち良くされて出しちゃいなさい♡」
「うん、見せて♡ キミが射精するところ、私とアリサちゃんがちゃんと見ててあげるからね♡」
二人の甘い声に誘惑され、高まった感情が爆発する。
―――ぶびゅるるるるっ♡びゅるるるるるるっ♡
肉棒の中にある管を登っていくナニかを感じ、腰を突き出す。
二人の手によって下ろされた皮の間からすっかりと顔を出していた亀頭の先端ーー鈴口から登ったナニかが勢い良く飛び出していく。
「ほっ、おぉ……」
精液を噴き出す肉棒と彼の顔を交互に眺め、彼の射精を手助けする。
ガクガクと全身を震わせ、人生で初の射精を身体中で受け止める。柔らかい女の子の手でする射精はバツグンに気持ちが良く、性知識のなかった彼の頭の中にしっかりと刻み込まれた。
「ぺろっ……ん、結構苦いのね。もうちょっと甘いもんだと思ってたわ」
「でも私は嫌いじゃないなぁー。だって大好きな人のだもん♡」
「む、そう言われると私も負けてられないわね」
はぁ……はぁ……と荒い呼吸を繰り返している彼には二人の言葉が届かず、何をしているのかは分からない。ただ謎の気持ち良さがグルグルと身体中を巡っている事だけが彼には分かった。
子供同士という感じを強調してみましたが、どうでしょうか。いや、こんなエッチな子供いねぇよと言われたらその通りですが(笑)
一応これで完結の予定です。本番までを書こうかと思ったんですけど、初々しい様子を書くのが難しいです。