ジンセイガニドアレバ銃で中学生に戻った秋。電車に乗っていると痴漢に遭遇する。満員電車で身動き取れず得意の合気道は使えない、中学生に戻っているため身体能力も落ちている。抵抗できない状態で痴漢の手慣れた手つきに感じてしまう。
 挿入まで許して絶頂させられる。堕ちかけるがジンセイガニドアレバ銃のタイムリミットを思い出し逃げる。
 後日、大人の姿で電車に乗った秋は、先日の痴漢に再び会う。痴漢は中学生モードの秋を彼女の娘だと思っている。娘の恥ずかしい姿をネタに脅してくる痴漢。
 再び痴漢を受けると前回でほぼ堕ちてた肉体は陥落。今回はホテルに連れ込まれ激しく抱かれて心も快楽堕ち。



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日向秋、ダイナマイトなボディを痴漢に貪られる

 休日の遠出を楽しんだ人々が帰路につく電車の中は、平日(くぎょう)を耐え抜いたご褒美の余韻に浮かれてる人、全力で遊んだ心地よい疲れに浸ってる人、明日から再開する学校や仕事のことを思い憂鬱な気分が押し寄せてきた人でひしめき合っている。

 

 浮かれてる人グループの中に日向秋も属していた。出版社で漫画編集の仕事に携わる秋は休みが取れないことも多く、たまの休みに羽根を伸ばすため遠出をした。娘の夏美や息子の冬樹と一緒に過ごそうと思ったのだが、二人とも予定が入っていてスケジュールが合わなかった。

 

 敏腕編集者として忙しい日々を過ごし、家庭のことは夏美に任せっきりがちな秋は、たまの休日こそ子供たちと触れ合いたかったのにと少し寂しい思いをした。だが中学生ともなれば交友関係も広がるし、当然こういうこともあるかと自分を納得させる。

 

 寂しいなんて思ってしまうのは親の我儘なのかしらね。子離れできない母親にはなりたくないし、ここは素直に子供たちの成長を喜ぶことにしましょう。

 

 休日ぼっちが決定した秋は、普段とは違う楽しみ方を考えた。そこで思い出したのはジンセイガニドアレバ銃の存在だった。日向家に居候する宇宙人の仲間が開発した道具で、光線を浴びせた人間を若返らせる効果がある。

 

 以前、秋はジンセイガニドアレバ銃の光線を浴びて二十歳ほど若返ったことがある。そのときは冬樹に間違われて息子に迷惑を掛けてしまった。

 

 知ってる人がいなそうな場所でなら使っても大丈夫よね。あのころに戻って青春を楽しみたいわ。

 

「ク~クックックック。ちょうどジンセイガニドアレバ銃を改良してたところだ。自分から実験台に志願してくれるなら願ったり叶ったりだぜ」ケロロ小隊の作戦通信参謀クルル曹長はいつもどおり不気味に笑った。

 

 クルルの説明によればジンセイガニドアレバ銃は、若返ってから三時間以内に『人生は甘くないモード』に設定し、効果を打ち消す光線を浴びなければ大人に戻れない欠点があった。今回そのタイムリミットを倍の六時間まで延ばしたらしい。

 

「六時間あれば青春気分を味わって帰ってくるまでには十分ね」

 

 そう言って秋は自分から進んでジンセイガニドアレバ銃の光線を受けた。

 

 中学生に戻った秋は全体的にミニマムになる。百七十二センチと女性にしては長身な背は縮むし、大人状態ではバスト九十二センチ、ヒップ八十六センチを誇るダイナマイトボディも縮小する。それでも平均的な中学生よりは肉感的な体をしており、後の発育を十分に感じさせるのだが。

 

 大人状態の私服が合わない秋は夏美の制服を借りて出かけた。前回の若返り時は冬樹の制服を借りたため、今回は娘の制服で出かけてみたいという単純な理由だった。

 

 大人である自分を脱ぎ捨て、中学生に戻った気分で街を歩くのは楽しかった。もう少し遊んでいたかったがタイムリミットあるため仕方ない。少々物足りなさも感じるところで切り上げた。

 

 そして家路につくため乗った電車で秋は異変に襲われる。

 

 ――嫌だ、痴漢?

 

 なにかがモゾっと尻の辺りで動いた。人の手だと気づくまでに時間はかからなかった。電車の揺れを利用した動きは初め、故意とも偶然とも判断がつかなかった。しかし秋が抵抗しないと見るや次第に手の動きは大胆になる。

 

 ちょんちょんと腰より少し下をタッチする動きから、尻の丸みや弾力を楽しむように撫で回す動きに変化した。円を描くように手が動く。さらに双臀の割れ目に手刀を射し込み、シュッシュッと谷間を往復された。

 

 運動神経抜群で合気道の達人でもある秋が抵抗しなかったのは、いくつかの理由が重なっている。

 

 第一に満員電車の中では身動きが取れず、得意の合気道が使えなかったこと。

 

 第二にジンセイガニドアレバ銃の効力で身体能力が中学生時代に戻っていたこと。

 

 第三に痴漢を捕まえ駅員に突き出していては、その後の事情聴取に掛かる時間も考えると、タイムリミットまでに家へ戻れなさそうだったこと。

 

 痴漢などという卑劣な行為を受けながら誠に口美味しいが、秋は耐える選択をした。

 

 そんな彼女を痴漢は抵抗できない気弱な少女と見たか、ますます調子に乗って尻を触る。大胆に手のひら全体を使って撫で回す。ときおり尻たぶを掴んで揉んだりもしてきた。

 

 痴漢の触り方は巧みだった。これまでも同様の手口で女たちの体を堪能してきたのだろう。強すぎず弱すぎず絶妙な力加減が堪らない。夫が仕事で長く家を留守にしていた日向家では当然、夫婦の性接触もなく秋は女盛りの肉体を誰にも愛してもらえず持て余していた。

 

 テクニシャンの指先が触れた箇所から全身に微弱な電流が流される。ビリビリと体が痺れる。特に仙骨や尾てい骨を伝わって甘い痺れはポルチオに溜まった。

 

 なんなの、この感じ……ああ、むずむずする……痴漢に変な気分になってるの……?

 

 気がつくと秋は、誘うように腰をくねらせてしまっていた。

 

「お嬢ちゃん感じやすいんだね。知らない人に触られて好(よ)くなってきちゃったか」痴漢が耳元でささやいた。年配の男の声だった。秋よりも少し上、四十代かそこら。

 

 違うと否定する間を痴漢は与えてくれない。彼の手がスカートの裾を捲り上げて侵入してくる。

 

 尻たぶをマッサージするように揉まれた。スカート越しではない肌と肌の接触に総毛立つ。それでも抵抗しないでいると手は腰の辺りから下着の中へ滑り込んだ。

 

 なんて大胆な痴漢なの、どこまでするつもりなのかしら。ここは電車の中なのよ。

 

 秋は周囲の様子を窺う。まだ彼女がされてることに周りは気づいてないようだ。みんな自分のことに集中し、こちらの気配には目も向けてない。

 

 恥ずかしい姿を見られずに済んでるのは不幸中の幸いだが、それで事態が好転する訳でもない。男の中指が尻の割れ目に沿って谷間を走る。敏感なツボが集中する峡谷を往き来しながら揉みほぐす。女の膣に刺激を与え、その気にさせてしまう卑猥な指圧を受け、秋の子宮が寂寥感を訴えた。

 

「んんっ♡ んんっ♡ んふぅっ♡ んふっ♡ んんんっ♡」

 

 よく育ったフルーツのように甘ったるい吐息が漏れる。喘ぎだけは奥歯で噛み殺して我慢するが、鼻に掛かった息までは抑えきれない。

 

(はぁぁぁん! 駄目ぇ……っく……はぁぁっ! あぁぁっ!)

 

 男の手に会陰部を弄られ、気がつくと前の茂みが泥濘(ぬかる)み始めていた。

 

 痴漢の手で感じてしまうなんて……。そう己を戒めてみても、夫に愛されない人妻の欲求不満が見知らぬ男の手で引きずり出され、さらなる愛撫を期待して尻を擦り寄せてしまう。己の行動に秋自身が深いショックを受けていた。

 

 彼女の欲しがりな動きを嘲笑うかの如く男の手が引き抜かれる。

 

「……えぇ?」

 

 もう終わりなの。まるで痴漢されることを自分から楽しんでいるかのような感想を抱き、はっとして秋は固く口を閉じた。

 

 当然こんなところで痴漢も終われない。スカートの中で尻や鼠蹊部を撫でながら男の手が前に回る。まさかと身構える秋のヘソの辺りから手は前に侵入した。指先が姫割れに到達すると男は肉びらを押し開き、すでに欲望の露で濡れていた秋の蜜壺を掻き混ぜる。

 

「あっ、やっ……」

 

「悪い子だ。知らない男の人に触られて、もうこんなに濡らしてる。もっと悪いことを教えてあげよう。脚を開きなさい。気持ちよくなりたいだろ」

 

 こんな話に耳を傾けてはならない、これ以上は本気で抵抗しなければ、大声を出さないと。そう思っても心の中で呟くだけで実際は声が出ない。男に言われたとおり脚を開いていく。

 

「ほら周りを見てご覧。さっきまでと気配が違う。みんなお嬢ちゃんが痴漢で感じてるって気づき始めたよ」

 

 男に促され秋は周囲を探る。何人かの乗客と目が合った。彼らは慌てて目を逸らす。誰も彼もが中学生くらいの美少女が痴漢されてる姿を興味本位で視姦してくる。

 

「んんッ……ぁンンンっ!」

 

 乗客の視線に気がついた秋は、彼らに痴漢で悦んでる姿を見せまいとする。しかし男の指が蜜壺を掻き回し、くちゅくちゅと濡れた肉を掻き回せば恍惚とした表情で目を細め、目元がほんのりピンクに色づく。声だって抑えようとしても先ほどよりボリュームが上がってしまう。

 

「あっ、ンッ! や、やだっ、みないれ……ッ♡ あっ♡ んゥっ!」

 

 押し殺そうとしても艶めかしい息が漏れてしまう。見た目の年齢には不釣り合いな――秋本来の年齢からすれば違和感がない――淫靡な気配に周りの男性陣も釘付けだ。吊革を掴みながら体はやや前かがみになってしまう。

 

 酷いわ。誰か助けてくれてもいいのに。

 

 痴漢してる当人だけでなく周囲の男にも視線で穢される屈辱。欲情が漲った視線にさらされて秋のプライドはズタズタに傷ついた。それでありながら彼女は見られていることに過去、感じたことのない陶酔を覚える。

 

「く……うぅ、んぅ……くふぅ……♡」

 

「どうやら他の男連中も嬢ちゃんのスケベな姿に興奮してるようだな。みんなこっちの味方って訳か。酷い連中だよ。こんな可愛い子が俺みたいなおっさんに、おまんこ指でほじられてるのに誰も助けちゃくれないんだから」

 

 男のセリフに最も近くにいた何人かは、ばつの悪そうな顔をする。それでも彼らはもはや歯を食いしばることもできず、半開きになった口からか細い喘ぎ声を漏らす秋の姿から目を離さない。

 

 膣内に埋まった男の指が二本に増やされる。人差し指と中指で少女の未熟な蜜洞をくぱぁと拡げた。これからここに指よりも太いモノが入るんだぞと報せるように。

 

 秋は心の中で悲鳴を上げながら膝を震わせる。気持ちよすぎて、脚が己の言うことを利かず、ガクガクと痙攣した。痴漢は媚粘膜から掬い取った愛液をたっぷり塗した指で、クリトリスを器用につまんだ。

 

「ぁ、あっ、あんっ――ああっ! あっ! やぁぁっ♡ も、もうやめてぇ♡」

 

 陰核を指で扱かれて秋は自立できなくなる。カクンと脚から力が抜けた。吊革に掴まることで辛うじて倒れることは防ぐ。その胴体に男の腕が回された。おまんこを弄ってるのとは反対側の腕に体を預け、秋は無防備に痴漢の愛撫を受ける。

 

(もう少しでイクっ……イッちゃう……なんとかやめさせないと、このままイッたら我慢できなくなっちゃう)

 

 体は中学生だが中身は経験豊富な人妻。秋は自分の体と理性の限界を冷静に見極めていた。

 

 だからといって痴漢の愛撫で指先まで感電したように痺れ、力が入らない彼女に男の腕を振りほどくだけの力は残されていない。

 

 ぬちゅっ、ぐちゅっ、ずぶりゅぅっと再び痴漢の指が膣内を掻き乱す。彼の指の動きで秋の思考も千々に乱れる。

 

「もう準備はできてるじゃないか。これなら挿れても大丈夫そうだな」

 

 挿れる。その言葉の意味が理解できる前に秋は男に下着をズラされた。膣口に硬いものが押し当てられる。まさか電車内でそこまでと驚き、やめてくれと懇願しようとした矢先だった。

 

 ズドンという衝撃と共に男の腰が秋の尻とぶつかる。

 

 挿入(いれ)られた!

 

 いくらなんでも電車内では最後までしないだろう、触って満足するだけだろうと秋は常識の範囲内で男の行動を考えていた。だが痴漢は周囲の乗客も自分側に就いたと見てか、彼らの前で最後まで獲物を辱めようとする。

 

「んひぃ? ひゃ! はぁ! んぁ? あ、あなた、なにをかんがえて……ふほぉ!」

 

 煩い口答えするなとばかり男のちんぽが最奥を押し上げる。立ちバックで子宮頸部に押し当てられ吊革を掴んでいることもできなくなった。ぐったりした体を完全に男に預けて秋は突かれるままになる。

 

「い、やぁ……そこ、だめぇ……ゃっ! あ……ゃだ、ゃだぁ! やだって言ってるのにぃ……」

 

「嘘つけ。嬢ちゃんのほうからグイグイ俺のちんぽ締めつけてくるぞ。抜かないでくれっておねだりしてるじゃないか」

 

 それは肉体の反射のようなものだ。秋自身の意思とは関係ない。だが、それゆえに体は純粋に吐精を求めてしまってるとも言え、より罪深いことに感じられた。

 

 満員電車の中では男が動けるスペースに限りがある。派手なピストンができないぶん彼は最奥に押しつけ、子宮頸部を我慢汁でヌルヌルになった亀頭で虐めた。そんな場所を夫にされたことはあっただろうか。あの人が知らない急所まで易々と入って来る痴漢のちんぽに、お腹の奥が熱く滾ってしまう。

 

 指で絶頂寸前まで追い詰められていた秋は容易く達してしまう。

 

「イッたね。ナカがうねうね動いてる」

 

 男に指摘されて秋は顔を伏せる。もうなにも見られない。顔を上げて誰かと目が合うのは怖かった。窓に映る自分の顔を直視する勇気もない。

 

「若いんだ。持て余してる体力ここで全部使い切っちゃうくらいの勢いでイキまくれ」男が言って腰の律動を再開した。

 

 相変わらず小刻みで膣奥をノックするような動き。ダイレクトに子宮を揺らされ切ない感じが胎に溜まる。

 

 動きは小さくとも指とは比べものにならない存在感の肉棒が膣洞を擦る圧力に、秋の体はイッたばかりの高みから下ろしてもらえない。

 

(入ってる! 夫以外のおちんちんが、私のナカに……膣の一番奥まで、根本まで。全部入れられて、奥、突かれてるっ!)

 

 ずちゃっ、ぬにゅ、ぬぷにゅぷっと濡れた粘膜が卑猥な音を立てる。

 

「ぅ、ぅ♡ ぅ♡ ひ、んっ♡ ぅ、ぅ♡」

 

 痴漢は指使いだけでなく腰の動かし方も巧みだった。どれだけの数の女を抱けば、こんなにも女体を知り尽くした動きができるのだろう。

 

 濡れきった媚肉を掻き回され、ズンッ! ドシッ! と膣奥を叩かれると、止めどなく快感が沸き上がる。

 

「いい顔してるよ。男を元気づける蕩け顔だ。体は初心なのにときおり年期が入った女の顔をするじゃないか」

 

 外見は中学生でも中身は男を知り、子供も二人産んだ人妻である。ちんぽで楽しむ術は心得ていた。

 

(もう……イキそう……♡ でも、まだ……)

 

 イッてはいけない。短時間で連続絶頂してしまっては、男との行為で悦んでると認めたことになる。秋は唇を噛み、痛みで下腹部から押し寄せる快楽に抗おうとした。

 

「頑張るじゃないか。だけど無駄な足掻きだ」

 

 痴漢は下腹部に添えていた手で再びクリトリスを捏ね出す。さらに秋の上半身を支えていたほうの手で胸を鷲づかみにし、揉みしだいてきた。

 

「はぁうぅ♡ だめっ、膣内(なか)突きながら、クリまで……胸も……ふぁっ♡ ああぁっ♡ 突かれながらクリされるの、弱いのよ♡」

 

 容赦なく快感を送り込むための三所攻め。すでに喜悦の断崖に立たされていた秋に勝てる道理はなかった。

 

 ひとたまりもなく、彼女は絶頂へ押し上げられていく。

 

「んあぁぁっ♡ は、恥ずかしいけど……あぁっっ♡ あっ、あぁっ、い、いきそうっ、いきそうなのっ♡ はぁっ♡ あぁっ♡ あっ、いくぅうっっっっっっ♡♡♡」

 

 電車内ということも忘れて秋は背中を反らし、全身を痙攣させて盛大にイッてしまう。

 

 こちらの異変に気がついていなかった人まで彼女の声で視線を向けてきた。

 

「これ、あぁ……あなた、膣内(なか)に……」

 

「ゴムなんて着けてる暇なかったからな。だいじょうぶ、この後も付き合ってくれたらアフターピルあげるから」

 

「……この、あと……?」

 

 この続きがあるなんて冗談じゃない。何を馬鹿げたこと言ってるのか。真っ当な怒りが湧いてくる。しかし一方では、一回だけで終わって満足できるのかと自問する声があった。

 

 満足できるとかできないとかの話じゃないの。痴漢されたうえにレイプなんて犯罪よ。こんなこと許しておけないわ。でも……。

 

 秋が逡巡してると電車が停車駅に到着した。二人のセックスに見入っていた乗客も立ち上がる。

 

 ここしかない!

 

 秋は欲望に流されそうになる己を叱咤し、降りる客の流れに乗って痴漢から離れる。ホームに吐き出されると力の入らない脚で崩れ落ちた。

 

 その日はタイムリミット寸前で家に辿り着いた。帰りが遅い秋を心配してケロロたちが探しに来てくれた。そのころには身支度を調え、性行為の痕跡も消し去っていた。地球人の生殖行為に疎いケロロたちや、まだそういう経験ないだろう子供たちにはバレずに済んだ。

 

 

 

 

 

 あれから秋は頻繁に電車を使うようになった。仕事が終わると駅のトイレでジーンズから、痴漢が釣られやすいようスカートに履き替えるのが日課となった。

 

 あのときは捕まえられなかった痴漢を捕まえるため、犠牲者が増えないようにするため体を張る。大人状態の自分なら負けないはず。そう思って仕事終わりの疲れた体で駅に向かう。

 

 前回痴漢されてから一カ月が経っていた。あれから秋は二桁にも及ぶ痴漢を捕まえた。大人状態のダイナマイトボディは痴漢に対する誘蛾灯の働きをした。ふらふらと光に引き寄せられて現れた痴漢の手に尻を撫でさせる。その手つきで前回の男と同じか判断した。

 

 これまでに遭遇した痴漢はすべてハズレだった。

 

 みんなヘタクソね。女の体を何も分かってないんだから。ただただ不快で痛いだけ。あのときの痴漢は、もっと、こう……。

 

 あの痴漢にされたときのことを思い出しトリップした矢先だ。秋は尻に人の手が触れるのを感じた。ヒップの丸みを確かめるように撫で回してくる。

 

 お手並み拝見と無抵抗で触らせる。痴漢の手は慎重で繊細なタッチから、次第に大胆さを発揮し始める。それでいて服の上から触られるだけでは物足りない、直に触れて欲しいともどかしさを誘う繊細さもあった。それはあのときの痴漢と同じ触り方だった。

 

 見つけた! この人に間違いないわ。

 

「初めまして奥さん。魅力的なお尻なので触らせてもらいましたよ」

 

 声を聞いて秋は確信を深める。間違いない、あのとき耳元でささやいてきた男の声だ。

 

 前回は若返っていたため、向こうは秋と初対面だと思っている。それなのに馴れ馴れしく声を掛けてくるとは。

 

 疑問はすぐに解けた。彼が右手で秋の尻を撫でながら、反対の手でスマートフォンを見せてくる。

 

「――――ッ、これ!」秋は眼鏡の奥で限界まで目を見開いた。スマホの画面には痴漢されて悶え悦ぶ自分の姿が映っていたのだ。

 

 スカートの裾から手を入れられ、おまんこくちゅられて堪らない顔をしてる秋。電車内だというのに立ちバックでハメられ、言い訳しようがないほど感じてトロトロになってしまってる秋。

 

 第三者の目線で自分の狂態を突きつけられる。

 

「そっくりな娘さんですね。すぐに親子だと分かりましたよ」男が背後から耳元でささやく。「たまたま乗り合わせた趣味の仲間が撮影してくれましてね。娘さんの顔もバッチリ映ってるでしょ。こんなものが出回ったら大変だぁ。娘さんの将来に傷がつくんじゃないですか」

 

 趣味というのは痴漢のことだろう。初めから仲間と組んで撮影していたのか、たまたま男が言うように乗り合わせただけなのかは分からない。

 

「何が目的ですか」

 

 ガタガタ震える秋の前で制服姿の少女が犯される。それは自分のはずなのだが、他人が見て判別できるとは思えない。人は制服から分かる学校名で判断するだろう。

 

「まずは終点まで付き合ってもらいますよ。その先は言わなくても分かるでしょ。駅前に僻地にはもったいない綺麗なホテルがあるんですよ」

 

 言うなり痴漢はスカートの中に手を入れてきた。我が物顔で下着の中にまで侵入してくる。狭い隙間に入り込む蛇のような動きに迷いはない。この一カ月で捕まえてきた凡百の痴漢どもとは訳が違う。やはり上手いのだ、この男。それも格段に。

 

「おや? 奥さん自分から脚を開きましたね」

 

 はっとして自分の下半身を見下ろす。いつの間にか満員電車で許される限界ギリギリまで二本の脚は離れていた。

 

「違うんです」何が違うのか自分でも分からないが、とにかく違うのだと秋は抗議する。

 

「いや結構。そちらが協力的なら話が早い。娘さんの秘密も守られますよ」

 

 指先がクリトリスに触れた。挨拶代わりの軽いタッチで腰がビリビリ痺れる。声を漏らさなかっただけ自分を褒めてやりたい。痴漢は割れ目に指を進めてくる。そこは前回された行為を思い出し、独りでに濡れていた。

 

「まだ軽いお触りしかしてないのに、ずいぶんスケベな奥さんだ。お嬢さんも体は敏感でしたよ。血は争えないものですね」

 

 くちくちと濡れた肉を掻き混ぜ、男は指先を淫汁で濡らしていく。湿った指でクリトリスに触れると、優しく、優しく、宝石でも磨くように転がした。一発で主導権を持って行かれる巧みな触り方だった。

 

「はぁ、ン! ……うぅ、んぅ!」

 

「ほぉ~ら腰が揺れてきた。やはりスケベ女の母親はスケベ女と相場が決まってるもの。これが堪らないでしょう」

 

「ひッ! ゃッ! だめぇ、そこ……んあぁ! クリそんな風に撫でられたら……ぅあ! 摘まむのも、だめっ……そんな、そんな、恥ずかしいこと……あはッ、はッ、んぁン!」

 

 男は二指でクリトリスを摘まんで根本から扱こうとする。だが愛液で濡れた指先はヌルヌル滑った。鰻の手づかみに苦戦する人のように、痴漢の指から秋のクリトリスが逃げる。それも彼の狙いだったらしい。ちゅるちゅると指先で滑らされる刺激は、強弱をつけて転がされる刺激とはまた違った気持ちよさがある。

 

「奥さん俺らの界隈じゃ、ちょっとした有名人だよ。最近ここらで痴漢を捕まえてるらしいじゃないの。派手にやってくれたもんだね」

 

「お仲間の復讐って訳?」

 

「まさか。俺らは趣味で繋がってるが友だちじゃないんだ。だいたい痴漢で捕まるなんざヘタクソのろくでなしどもなんだよ。本物の痴漢ならキッチリ女を堕として従わせなきゃ」

 

 男の指が膣内に深く潜り込んでくる。膣内もしてもらえるんだ。また気持ちいいところ引っ掻いてもらえる。秋の胸は高鳴り、口の中に唾液が溢れてくる。ようこそと歓迎して膣がキューッと締まった。男の指をキツく咥え込む。

 

「奥さんはちょっとした賞金首みたいなもんさ。誰が最初に堕とせるか勝負してるんだ。やたら痴漢に遭うと思ったろ。もちろん奥さん自身が魅力的だからってのも理由だがね」

 

 いくら痴漢が多い路線でも一カ月で十人以上も狙ってくるなんてと不思議ではあった。よもや裏で卑猥な賭け事が繰り広げられていたなど知る由もない。男の説明でやっと合点がいった。

 

 しかし分かったからと言ってなんだ。痴漢の指先でいいように弄ばれ、感じてしまってる状況に変わりはない。

 

 痴漢が右手の指で膣内を愛撫したまま、左手でクリトリスをまさぐってくる。中と外から同時にされて秋の腰が引けた。

 

 深く刺さった指が肉襞を絡め取りながら回される。クリトリスに押し当てた指は高速で左右に振られる。

 

「あっ♡ あっ♡ い、い、イイ、あっ、あっ、あっ♡ あっ♡ あぁっ!」

 

「膣内はぐちゃぐちゃうねうね、クリはピンピン、痴漢されたがりの変態奥様は感度抜群だな」

 

「痴漢されたがりなんて、そんなこと……あ、あぁ、だめ、だめっ、そこぉ……」

 

「嘘はよくないよ奥さん。俺もベテランだから分かっちまうのさ。自分から触られるために乗り込んでくる変態女の気配は。ただの興味本位か、一度触られて自分の中に眠る性癖に気づいちまったか、いずれにしても触ってもらいたくて乗り込んで来る女ってのは見れば分かる。目つきが違うんだ」男は自信満々に言って、膣内に埋めた指を秋のGスポットに押し当てる。何度もそこを擦り上げられた。

 

「ひぐぅ♡ Gスポット♡ もう発見されちゃった♡ クリもだめ、あぁあぁ♡ クリ気持ちいいっ♡」

 

 深い快感が下腹部で渦を巻く。何らかの圧力が内側から高まっていた。いましも爆発しそうな何かが溜まっている。

 

 あぁ、嫌だわ、背後からおまんこ擦られて腰が動いちゃう。止まらない。電車の中で痴漢されてるのに、腰がクイクイって動いてしゃくり上げちゃう。自分から触ってもらいたくてする動き抑えられない。

 

 腰から下は痙攣しっぱなしで止まらない。高みへと追い詰められていく。

 

「娘に痴漢した男を掴まえるため? 立派な理由は方便でしかないだろ。本当は自分が触られたかったのさ」

 

 あの痴漢にこれ以上犠牲者を増やさせない。自分が囮になって捕まえる。勇ましい動機が嘘だと秋自身が一番よく知っていた。本当の理由は痴漢に看破されたとおり。あの指使いが忘れられなかったのだ。また会えないかと自警措置を建前に電車に乗っていた。

 

 こんなことして恥ずかしい女ね。久しぶりに抱かれた男のことが忘れられなくなるなんて、まるで成年漫画に出てくる欲求不満の人妻キャラじゃないの。

 

 秋は少年誌の担当だが、仕事柄幅広い漫画を読んでいる。それに昔から、アダルト誌で活躍する作家を一般に引っ張ってくるのはよくある話で、スカウトのための調査も兼ねていた。

 

 当然ながら男性向け成年誌に載っている漫画には、男性のドリームが詰まっている。その時代の男性にウケやすい――有り体に言えば、セックスしたいと思われる――女性キャラが、都合よく主人公とセックスしてくれる。

 

 ここ何年かは疲れた男の人を癒す年上キャラ、人妻キャラが安定した人気を誇っていた。それだけ世の男性がお疲れということなんだと同僚の男性編集者は力説する。

 

 成年漫画に出てくる人妻キャラは基本的に欲求不満で、夫のセックスには満足してないことが多い。彼女たちは夫以外の男性|(主人公)との触れ合いで女を取り戻し、再びセックスにのめり込んでいく。

 

 初回は強引に抱かれ嫌だ、嫌だと思いながらも強烈な快感が忘れられず、気がつくと自分から再度犯してくれるよう頼み込むパターンも定番の一つだ。

 

 そんなこと現実では起こり得ないけど、漫画として見るぶんには主要読者層の需要がどこにあるか分かりやすい、と秋は編集者目線で分析した。

 

 あの漫画に描いてあったようなことが自分の身に起こるなんて。想像もしてなかったことである。

 

「もう立ってるのもツラそうだな。一度イッておくか」

 

 男の問いかけに秋は素直に頷いてしまう。我慢できない。胎に溜まったモヤモヤを一度解放しないと変になってしまう。

 

「イカせて」

 

 お願いすると男の指が急速に回転した。

 

「いく、いっくぅ……イッちゃう」

 

 秋は手で口元を押さえる。そうしなければ大きな嬌声を上げてしまうと分かっていた。

 

「イケ」男が許しを与える口調で言った。

 

「イクッ、イクッ!」

 

 股間の奥に溜まっていたものが爆ぜた。

 

 秋の膣は埋め込まれた痴漢の指をしゃぶるように蠢く。蕩けたマン肉で指フェラされ心地よいのか、男も感嘆の息を漏らす。

 

「奥さんのナカは絶品名器だな。ちんぽ挿れるのが待ち遠しいよ。終点まで指だけで愉しませてやる。メインディッシュは焦らしたほうが美味しく食べられるだろ」

 

 言葉どおり男は最果ての駅まで愛撫だけで秋を何度もイカせた。人が少なくなってくると満員電車の陰に隠れてという訳にはいかなくなったが、男は一向気にした様子もなく彼女を自分の横に座らせる。掻き出された愛液でシートが変色するまで手マンを繰り返された。

 

 男の股間に顔を埋めて彼のちんぽをフェラチオさせられもした。前回は挿れられこそしたが見る機会なかった彼のイチモツは、やはり膣内で感じたとおり夫よりも大きかった。

 

 初めて見たといえば、電車が空いてから初めて秋は痴漢の顔を見た。彼女より十歳以上は年上の平凡な男だった。入社から三十年真面目に勤め社内での評判は良くも悪くない、残りの関心事は無事に退職して退職金を満額もらい、家は子供に譲るなり売るなりして田舎に隠居することといった身なり。

 

 とても真面目そうな人なのに痴漢なんてと感じたが、彼のような普通の人が身を持ち崩しやすいのも痴漢という犯罪の怖さだと前に何かの本で読んだ。

 

 

 

 

 

 男おすすめのホテルで部屋に入ると二人は口づけを交わした。終点まで触られ続けたおまんこは熱く蕩け、お漏らししたように下着はぐっしょり濡れている。

 

「ちゅ♡ はぁ♡ キス好きぃ♡ おまんこ溶けちゃいそう♡」

 

「やれやれ困った奥さんだ」

 

「あなたが私の体に火をつけたのよ。責任を取ってちょうだいね」

 

 こうされたくて一カ月も費やしたのだ。前に抱かれたときから、あの快感が忘れられないでいた女体は、もはや我慢の限界だ。秋は九十センチ超えの巨乳をぐいぐい男の体に押しつける。

 

 人妻の積極的な交尾おねだりに痴漢は余裕の笑みで応じた。二人は積極的に舌を絡め合う。

 

「ああっ♡ 熱い……♡ それに大きい。わたし壊れちゃう。んっ♡ んふぅ♡ あぁ♡……ちゅ♡ んっ♡ ちゅぅ……♡」

 

 深いキスを繰り返しながら秋は男の股間を握る。硬さや大きさを確かめるように上下に擦った。

 

「そんなに溜まってるのか。旦那は相手してくれないんだな」

 

「あの人とは仕事で別居状態だから。こんなこと何年もしてないわ」

 

「奥さんのようなエロい体した女を放ったらかしか。そりゃ他の男に盗られても文句はないな」

 

 男がわざと下卑た言い方するのを秋は悦んで聞いていた。

 

 盗られる。私、この人に寝取られちゃうのね、夫よりも大きなちんぽの女にされちゃうんだわ。普段の秋なら冗談じゃないと突っぱね、男を得意の合気道で組み伏せるところだが、電車の中でイカされまくって官能スイッチが入った彼女は淫らな妄想が止まらない。

 

「そうよ。私のエッチな体、セックスで満足させてくれたら、あなたの物よ」

 

 勝ち目がない宣言。九分九厘まで降参の言葉を吐きながら、これから始まる淫らな遊戯を思い心身が昂ぶる。

 

 全裸に剥いた秋をベッドに寝かせると、痴漢は彼女の両膝が腋に付くまで体を二つ折りにさせる。大きく開いた脚の中心で、陰唇が唾液を垂らしながら割られた。

 

「本当にスケベな体だ。娘が犯される姿を見ながら自分もシテもらう場面を想像してたんだろ。とんでもない淫乱女だよ」

 

 あれは娘じゃなくて自分なんですとは言えない。それに言ったところで大筋は変わらない。彼に抱かれたくて探し回っていたのは事実なのだから。

 

 痴漢のペニスは真っ直ぐに天井を向いて反り返っていた。電車内でもフェラで二発抜いてやったのに、ちっとも威容に翳りは見られない。太い血管がゴツゴツと浮かび、カリ首の溝も深い。この逞しいモノでまたおまんこ掻き回してもらえるんだ……一カ月前にされたことを思い出し、秋は大量の愛液を滴らせる。

 

 男は肉棒を秋の陰唇に宛てがう。腰を前後させ勃起で溝掃除した。先端の太い部分がクリトリスに触れるとセックスしたくて堪らない感情が抑えられなくなってくる。

 

 ちんぽに愛液を擦り付けた後、いよいよ亀頭が膣孔に押し当てられ、無言で腰を突き出してきた。ズブズブと愛液が湖のように溜まった膣内に太く、硬い肉棒が押し入ってくる。

 

「あんっ……あなた、すっごいビクビクしてるっ……あなたのちんぽ長いわ……こんな場所まで入ってきた人、いままで誰もいなかったもの」

 

 十分すぎるほどほぐされていた秋の膣洞は、なんの抵抗もなく痴漢の巨根を飲み込んだ。無条件降伏を受け入れた肉襞が、ねっとり愛液を分泌しながら包み込む。

 

「ふぅ~、最高だよ、奥さんのまんこは男を甘やかす慈愛のまんこだね。ナカの造りは娘さんも似ていたが、あっちはぐいぐい搾り取ろうとしてくる勢いが強かった」

 

 親子食べ比べの感想を漏らす痴漢。どっちも私なのよと教えてあげたい衝動に駆られた。

 

 男がゆっくり腰を引く。先っぽのエラが引っ掛かる。肉襞を刮げ落とすように引っ掻きながら、大量の愛液を掻き出された。まだ一往復しかしてないのに、シーツには大きなシミができる。

 

「奥もいいけど浅いところも好きなの。手前側も擦って」

 

 子宮への圧迫するような責めは前回で経験済みだ。今回は違う場所に当てたときの快感が知りたかった。

 

「これじゃどっちが犯してるか分からないな」皮肉っぽく笑いながらも男は秋のしてほしい動きをくれる。

 

 力任せなピストンとは違い、どこに当てれば相手が気持ちよくなるか考えながら、的確に突いてくる。この辺りは経験が物を言うのだろう。ときおり腰を旋回させる動きも加えてナカを余すところなく刺激された。

 

「あっ♡ あっ♡ あっ♡ い、い、イイ、そこ、そこ、イイっ♡ ああんっ♡ 初めてなのにどうして私が突いて欲しいところ分かっちゃうのぉ♡ おっ♡ おっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡」

 

 秋は媚び媚びに喘ぎながらシーツの上で体をくねらせる。齢を重ね、食べごろに熟した人妻の熟れた柔肉から放たれる色香が、男の獣欲を煽り立てた。前回抱いた少女が秋の娘と疑わない痴漢は、若い女とはまた違うセックスに熟(こな)れた膣洞を肉棒で隅々まで堪能する。

 

 ホテルの一室に二人の肌と肌のぶつかる音がこだまする。ぬちゅぬちゅと濡れた粘膜の擦れ合う音も鳴った。

 

「ほら次はバックだ。犬のように尻を高く突き上げて、わんわんスタイルで挿れてもらうのを待つんだ」

 

 痴漢は一度ペニスを引き抜くと、後ろを向けと秋の尻を叩く。夢見心地で突き上げられていた彼女は、くるっと体を反転させ俯せになる。この男とのセックスでは一秒たりとも時間を無駄にしたくない。

 

「この尻だ」突き出した尻を痴漢が撫で回す。「俺たちのような痴漢を誘う悪い尻だよ。この尻を見るとムラムラして自分が抑えられなくなるんだ。奥さん争奪レースに参加する気がなかった連中まで、間近で見たら我を忘れて手が伸びてたと言ってるぜ。魔性の尻だ」

 

 掌中の珠を愛でるように痴漢は尻たぶを撫でる。そのうち臀部に顔を近づけてキスし始めた。

 

 自分ばかりが男の肉棒や指先に夢中になってるとばかり思っていたが、実は彼も秋の肉体に魅せられていたのだと知り、そのことを嬉しく思う。

 

 秋は額をシーツに擦りつけ、限界まで腰を反らして尻を高く突き上げた。

 

「来て。あなたの大きいちんぽで私の急所を突いて。私のこと堕として、あなたの女にするんでしょ」

 

「ああ、いいとも、くれてやる」

 

 痴漢がいきり立ったペニスを根本まで一息に挿れた。潤滑剤で大洪水の陰部は大きなチンポでも軽々と丸呑みにする。二人の体がぶつかり合ってパンと音が鳴った。

 

「あぁっ! あんっ! 気持ちいい……ん、んんっ! ちんぽ気持ちいい!」

 

 欲求不満な人妻に己の好さを教え込み、堕落させようと痴漢は腰を振る。激しいピストン運動で二人の体はガツガツ衝突する。くぐもった手拍子のような音が股ぐらから発せられた。

 

「あぁっ♡ あぁ♡ あぁんっ♡ いい……イイのぉっ♡ あんっ♡ んんっ♡」

 

「俺も大概だがよ、奥さんの淫獣っぷりには参るぜ。いままで抱いた女の中でも一、二を争うスケベ女だ。ナカでヌルヌルトロトロした肉が蠢いて……くぅっ、こいつは油断すると俺のほうが持って行かれそうだ」

 

「あんっ♡ あんっ♡ んはあぁんっ♡ 気持ちいい~っ♡ ひぁぁぁああっ♡ すごいよぉ♡ こんなの初めてぇ♡ あぁ♡ あなたぁ♡ 好きぃ♡ あぁっ♡ 好きって言っちゃった♡ 私、夫がいるのに、子供たちが家で待ってるのに知らない男の人とセックスして、好きって言ったぁぁぁあああ♡♡」

 

 我を忘れた秋の悲鳴が部屋を満たす。久しく使ってもらってなかった膣孔を、男のちんぽで満たされ入り口から最奥まで擦ってもらう悦びは、決して他の行為では満たされない女の寂しさまでも埋めてくれた。

 

 秋は抱かれることによって初めて、こんなにも自分は寂しさを抱えていたのかと、誰かに慰めてもらいたかったのかと自覚する。空腹の限界に達して鈍感になった腹が、少量の食べ物で己の飢餓感を一気に取り戻すように、痴漢の男根で内なる渇きに気づかされてしまった。

 

 ぬめりを増した男女の肉が摩擦を繰り返す。シーツに押しつけた乳首がピストンされる勢いで擦れるのも気持ちいい。

 

「あっ、あっあああぁ……っ! い、いく、いっちゃう、なにかきちゃう、あ、あぁ――っ!」

 

 人生で初めて体験する規模の快楽が津波のように押し寄せ、彼女を呑み込もうとしていた。

 

「わたひ、こんにゃの、しらなぃっ、いひぃっ♡♡♡ すぐぅ♡ イッちゃうぅ♡」

 

「イキたいならイケ。どうせ一回じゃ終わらないんだ。俺も奥さんも一回じゃ満足できない好き者同士。ぶっ倒れるまでヤリ続けるぞ」

 

 男のピストンは回転数が上がる。肌のぶつかり合う打擲音は機関銃の銃声のように一繋ぎに聞こえた。

 

「おほっおッ♡ すごおっ、すごいですっ♡ ちんぽっ♡ ちんぽきもちいいっ♡ ちんぽっ♡ 好きっ♡ ちんぽすきっ♡」

 

 秋がシーツを固く握りしめるのと、男が膣口から抜ける限界ギリギリまで引いたちんぽを、一気に根本まで突き刺してくるのがほぼ同時。

 

 絶頂に向けて降りてきていた子宮を痴漢のガチガチに硬くなった亀頭がノックする。その衝撃で秋の括約筋が収縮した。膣洞が痙攣しながら締まる。真空パックのように秋の媚肉が男性器にまとわりついた。

 

 男が背後で獣じみた唸り声を上げる。彼にとっても秋の名器でちんぽを握りしめられるのは耐えがたい快感だったようだ。すぐさま尿道まで迫り上がってきていた子種汁が先端から迸る。

 

「――――ひにゃあぁぁぁっっっ♡♡ はっ、はっ♡ ひッ♡ うッ――――ッッッッ♡♡」

 

 体感したことがない噴射を膣で受け止めながら、秋の視界は眩い光に包まれる。

 

 夫にシテもらえなくなった体に、夫ではできない快楽を刻み込まれ、二度と夫では満足できない確信を抱きながら痴漢がしてくれるセックスに溺れていく。




Skeb依頼品。

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