変わり果てた魔装少女は、背後に庇った『彼』との馴れ初めをあなたに語る 作:春風れっさー
オリジナル:ファンタジー/恋愛
タグ:R-18 残酷な描写 ボクッ子 爆乳化 妊娠 快楽堕ち 異種姦 触手 芋虫 下の世話 セリフのみ ハッピーエンド?
幹部と相打ちになって魔界へ消えた彼女を追って、あなたは魔界の探索隊へ志願した。
その道のりは険しく、時間が掛かってしまってけれど、それでもきっと生きていると信じて努力を続けてきた。
そして念願叶って選ばれたあなたは、魔界の森で遂に彼女を発見する。
――何故か芋虫の妖魔を庇う、淫靡に変わり果てた姿を。
――ま、待って!!
えと、その、言いたいことも、やりたいことも、分かるよ? でも、待ってほしいの。
……うん。だからその通信機を、降ろしてほしい。本部へ連絡しないで。ちゃんと話すから。
……ありがとう。
その、ボクを探すためにすごく頑張ってくれたんだよね。その装備を見れば分かるよ。それに魔界への探索隊に選ばれるなんて、すっごく努力しなきゃいけないって知ってるし。……きっとボクの為に、そこまでしてくれたんだよね。
でも……ボクは戻れないんだ。
うん。話すね。今まで何があったのか。そして……
……なんでボクが、芋虫の妖魔を庇ってるのか。
まずはどうしてボクが魔界に落ちてしまったのか。その経緯は君が知っている通りだよ。
人類を守る魔装少女として戦っていたボクは、魔界から侵攻してきた敵の幹部と戦っていた。そして自爆しようとした奴から仲間を守るため、アイツを連れたままゲートの向こう側に突っ込んで……その時の衝撃でゲートが閉じて、ボクは帰れなくなった。多分そっちじゃ、生死不明扱いになってたよね。
うん。幹部は倒せた。奇跡的にその時は怪我もしなかった。でもボクの魔装も壊れて、連絡も出来なくなっちゃったんだ。だからトレードマークのピンクと白のハイレグも、ただの露出度の高い服になっちゃった。
……今は、それすら着てないけど。
……え? 本物かって?
あぁ……それはそうだよね。ここは魔界。人ならざる妖魔たちの暮らす世界。物理法則すらボクたちの住む世界とは大きく違う。そこに突然遭遇した人間が見知った顔をしていても、まず疑ってかかるのが当然だよね。しかも妖魔と一緒だし。うん、正しい反応だよ。
でも、それほど様変わりはしてないと思うんだけどな。
顔はそのまま。自分で言うのもなんだけど、整ってる方だよね? 友達にもモデルみたいって持て囃されるくらいで、結構自慢なんだ。表情が幼げなのが玉に瑕、とも言われたけどね。
パッチリした目は澄んだ海のような青色。肩に掛かるくらいの髪はピンクブロンド。奇抜な色なのは、魔装少女だから。実は魔装が壊れた際にバグったのか、元に戻らなくなっちゃったんだよね。まぁ、好きだからいいんだけどさ。……ちょっと髪が伸びてる? それは仕方ないよ。こっちの世界に来てもう長いんだから。
身体は……あれ、見せたこと無かったっけ?
……そうだっけ。まぁ、いいや。
実は、こっちはちょっと様変わりしちゃったんだ。色々あってね。
身長は変わらず、少し低めの155cm。脚は長めで、座高は低い方。骨盤が小さくて、お尻は小ぶりなんだよね。昔はちょっとコンプレックスだったなぁ。……まぁ、そんな訳で骨格ごと変わってる訳じゃないよ。骨格は、ね。
……そうだよね。こっちは一目で分かるね。
だって今のボクのおっぱい、一抱えくらいあるもん。
この世界に来る前がリンゴだったとすると、今はスイカくらいあるかな。豊胸手術したみたいだね。それが一糸纏わず曝け出されてるんだから、気になって仕方ないよね。
平均的な乳輪はピンク色で、少し太めの乳首はツンと起ってて。……あはは、ごめん。実は諸事情で常に発情気味なんだ。だからみっともなく勃起してても許してね?
身体も、随分肉付いてるよね。太ったっていう程じゃ無いけど、引き締まってるとは言い難いくらいには。運動してないからなぁ。……女の子らしくなったと言えば聞こえはいいかな。例えるなら柔らかそうなマシュマロってところだね。特に、下半身。むっちり肉付いて、太ももとか指で押せば沈み込みそうでしょ? お尻が大きくなったのは、実は嬉しかったり。叩くとすごく良い音が鳴るんだよ。ボクも気持ちいいから喘ぎ声を出しちゃって、まるで二つの楽器で奏でてるみたいに……
……え? もういい?
ボクが本物なのはよく分かった? だからそれ以上語らなくて良い?
……君がそういうなら、それでいいけど。
……じゃあ、そうだね。ボクが魔界に落ちてからの話をしようか。
それからどうなったのか、だよね。君が知りたいのは。
ゲートも完全に閉じてしまっていることを確認したボクは、どうにか帰還する術を探して魔界を彷徨い始めたの。どこかに帰れる手段があるかもしれないと思ってね。それに食べ物とかも探さなきゃ、飢え死にしちゃうから。魔界の生き物、妖魔たちなら魔界に満ちた瘴気を吸い込むことで補給無しで活動可能だけど、魔装を失ったボクはただの生身だったしね。
けど魔界なんて歩いたことの無かったボクはすぐに迷ってしまった。それに、失念していたんだ。
人間の少女であるボクは、妖魔たちの絶好の餌食だって。
最初に出会ったのは、オオカミの妖魔だったかな。
群れで行動してた。そして偶然見つけたボクを追い立ててきたの。走っても走っても逃げ切れなくて、疲れたところを押し倒されて捕まっちゃった。
そこからは酷かったよ。妖魔から見ればボクは絶好の繁殖壺だもん。みんな涎を垂らして、血走った目で見つめてた。そして砂漠で見つけた湧き水のように群がられた。処女を失ったのも、そこでだよ。
……最初は、すごく痛かった。それに悲しかった。こんな醜い奴らに犯されることも、あげたかった処女を無惨に散らされたことも。悔しくて惨めで、泣いて泣いて、泣きじゃくって。でも全然許してもらえなかった。当然だよね。妖魔にとってボクは物同然だし。服も、ビリビリに破かれちゃった。特に邪魔になる下半身は。
すごく強い力で組み敷かれて、獣みたいに蹲わされて後ろからガンガン突かれた。お腹の奥にまで深く突き刺さって、鉄の棒で肉が抉られるみたいだった。そしてそのまま、初めての中出しもされて。熱いゼリーが身体の中にひり出されてるって感じで、すごくおぞましかった。……それが、十数匹分続いた。
輪姦、って奴だよね。すごく辛い時間だった。涙や鼻水で顔をぐちゃぐちゃにして泣き喚いても、オオカミはまるで意に介さず犯し続けた。あまりにも辛くて、途中からは女の子であることを呪ったりもしたなぁ。あのまま奴らの慰み者として生きることになってたら、ボクすぐ自殺していたと思う。
でも、知ってるでしょ? 妖魔って別種族で仲間意識なんてないから。妖魔同士も敵で、すぐに殺し合うって。
奪り合いになったんだ。
オオカミたちがボクを代わる代わる犯していたら、すごくおっきな巨人が乱入してきたの。緑色の肌をしていて、一軒家よりも大きかった。そんな奴が、ボクを奪いにきたの。
オオカミたちも折角捕らえた獲物を渡すまいと抵抗したんだけど、巨人の方が強かった。蹴散らされ、オオカミたちは這々の体で逃げるしか無かった。
ボクも当然、捕まった。オオカミたちに犯された所為で足腰も立たなかったしね。でも巨人には、犯されなかったんだ。
ただ、玩具にされただけ。
巨人がボクを持ち上げると、ちょうど掌サイズだった。握ると胴体がすっぽり手の中に入って、頭と足がはみ出る感じ。それこそフィギュアみたいだったね。
巨人はボクをしげしげと眺めて、手足や頭を摘まんだり、お腹を押したりしてボクの反応を愉しんでた。
……すごく、怖かったよ。自分より何倍も大きな相手に玩ばれるのは。ボクの腕より太い指がグリグリ全身をまさぐってくるし。ちょっと力加減を間違われたらあの世逝き。それが怖いから自分から動くことも出来なくて、歯をカチカチ言わせてただ震えてた。
怖くて、怖くて。……だから、しちゃったんだ。
失禁。
チョロチョロお股からおしっこ漏らして、巨人の手を濡らしちゃった。気付いた時は血の気が引く思いだったよ。怒らせて握りつぶされるかもしれなかったし。
でも幸い、巨人は怒ることは無かった。むしろ興味深そうに、ボクの股間を覗き込んだ。
……いや、前言撤回。全然幸いじゃなかった。巨人はボクを犯すことは無かったけど、でも結局は妖魔。とても残忍だった。
おしっこがボクの股ぐらにある穴から漏れていると分かった巨人は、ニタリと笑って人差し指を突っ込んできたの。さっき言った通り、ボクの腕より太い指を。
……痛かったなぁ。破瓜してまだ数時間だったし。でも多分関係なかった。いつでもあれは痛かったと思う。
自分の中からゴリゴリって音が鳴ったことある? 内から内臓が押し上げられて苦しくなったことは? 当然、無いよね。だからその時のボクの気持ちは同じ経験をした人にしか分からない。
声も出なかったよ。まぁ、それは目の前でニタニタ笑ってる巨人の顔面があったからかもだけど。どのみちボクは悲鳴すら出せず悶えるしかなかった。
反応するのが面白かったらしくて、巨人はしばらくボクで遊んだよ。
……どれくらい経ったかな。多分一日は経ってないと思うけど、分かんない。怖すぎて時間感覚なんて吹っ飛んじゃったし。あるよね。苦痛すぎて体感時間が滅茶苦茶になること。
巨人も若干飽きてきて、ボクの脚を摘まんで逆さまにブランブラン揺らしていた時だったな。そこに次の邪魔者が飛来してきたんだよね。
ドラゴンだった。鱗の身体に羽を生やした、典型的な奴ね。遠目で見てもすごく大っきいって分かったよ。間近で見たらビルくらいはあったんじゃないかな。それでドラゴンは火を吹いて巨人に襲い掛かったの。嵐みたいに強烈な炎を。巨人は焼かれたけど、分厚い皮膚で耐えられた。そしてドラゴンを殴りつけにいったの。多分、そのまま見てたら大スペクタクルだったんだろうなぁ。
……うん。見れなかったよ。
だって分厚い皮膚で覆われてたのは巨人だけ。
ボクは最初の火に焼かれて、巨人の手をすっぽ抜けちゃったもん。
熱かった……って感覚も無かったな。ただただ痛くて苦しかった。それを抑えたくて息を吸っても、呼吸する度激痛が奔ったっけ。
大きく放り投げられて、それで落下死しなかっただけ儲けものなんだけどね。落ちた先が森で、地面の柔らかい草地でよかった。じゃなきゃ首でも折って死んでたもん。
……でも、死んでた方がよかったってすぐに思った。ガソリンが撒かれたわけじゃ無いから火は燃え移ることも無くすぐに消えたけど、全身焼け焦げて一歩も動けなかった。その時を鏡で見てないから分かんないけど、でも火傷よりも焦げ痕が残ってたんじゃないかな。失敗した焼き肉みたいな。
うん。言いたいことは分かるよ。今のボク、焦げどころか火傷跡すらないもんね。綺麗でつるつるなお肌でしょ?
……そこで、出会ったんだ。
ボクの後ろにいる、
火に焼かれて瀕死のボクに彼は寄ってきた。森の奥から臆病そうに。それを熱で濁った視界で見上げたボクは、ここで死ぬんだと悟ったの。
だって見ての通り、ミニバンくらいの大きさがある芋虫だもん。食べられる、って直感したね。
実際、彼は口を開けるとボクを飲み込んだ。逃げられもしないボクは無抵抗にそのままつるりといかれたよ。そして液体がボクを包み込んだとき、このまま溶かされて死ぬんだなって思いながら意識を手放した。
……けど、そうはならなかった。彼はボクを癒やしたの。
具体的なことは分からないけど、ボクの身体は治ってった。目を覚ましたら既に痛みは引いていて、肌を見ると液体に浸かっている部分が逆再生みたいに綺麗になってく。ボクの身体はすぐに元通りになった。むしろ肌艶は前よりよくなってたかもね。
治した理由? それは簡単だよ。
だって妖魔にとってボクは孕み袋だもん。
にゅるって肉色の触手が伸びてきて、その先端にあるのが亀頭そっくりなことに気付いた時、ボクは全部察したよ。
心の中で深く絶望して、そして逃げだそうと必死に抵抗した。といっても、手足をバタバタさせるくらいしか出来なかったけど。それもパシャパシャ液体を掻くだけで、浅瀬のプールで溺れる子犬みたいだったなぁ。
すぐに伸びてきた他の触手に取り押さえられて、ボクは膣内へと挿入された。けどね、それは今までと全然違ったの。
……すごく、気持ちよかったの。
オオカミや巨人の指とはまったく違う。すんなりと入ったうえ、背筋にビリビリとした甘い感覚が奔ったんだ。最初はそれが何か分からず、目を白黒させちゃって。
ようやく気付いたのは抽挿が本格化してから。ずぽずぽほじくり回される内にそれが快楽だって分かった。同時に、認めたくない絶望がボクの心を覆ったよ。
当然でしょ? 化け物のチンポで気持ちよくなるなんて。
泣いて泣いて、泣きじゃくって、許しを乞うた。その頃にはもう抵抗する気力すら失って、完全に折れちゃってた。といってもまだ全部を諦めて受け入れた訳じゃ無くて、戦う元気が無くなっただけだったけどね。
それも、すぐに無くなった。
真っ白に弾けた快楽が、ボクの頭を全部塗りつぶしたの。
絶頂だった。今までで感じたことの無いくらいの快楽の爆発。背筋が弓なりに反って、腰をガクガク揺らしながらオーガズムした。すごかったよ。オナニーじゃ決して味わえない、暴力的な悦楽。今までの常識を全部覆されるくらいの衝撃。ううん、そこで初めて生まれた意味を知ったんだって、後になって気付いたよ。
そしてボクが我に返った時にはもう、膣の中に白濁した液体が流し込まれてた。
それから、ボクの苗床としての生活が始まったの。
始めはやっぱり、認めなくて抵抗したり泣きじゃくる日々が続いたよ。でも快楽には抗えなかった。ボクの苦しみや悔しさ、恐怖や絶望を全部、気持ちいい波が塗りつぶしていくの……。万年筆で書いた丁寧な文章を、クレヨンでする乱雑に上塗りしていくみたいにね。
それでも四六時中犯されている訳じゃ無かったから、そうした時には正気に戻って唇を噛み締めるの。屈辱や、恥ずかしさ。泣き出したい思いも全部堪えてね。その中には、君に向ける顔が無いって絶望も混じってた。
でもそれも、すぐにもっと激しい感情に揺さぶられた。
ふふっ。何か分かるかな? ヒントは、ボクは生まれたままの姿で捕まって、しかも丸呑みされて外に出られないってこと。
……ぶっぶー、時間切れ。答えはー……下の世話も、触手がやる、でした!
……最初は、口の中に触手を挿れられたんだ。ボクは当初、イラマチオでもさせようとしてるのかなって思った。でもその先端から甘い液体が染み出して、これが給餌なんだって理解した。
迷ったよ。こんな化け物の分泌液なんてって。得体が知れないし、気持ち悪いし、それに何が含まれてるか分かった物じゃ無かったし。
でも最終的には、受け入れた。だって栄養を取らなかったら、脱出だって出来ないから。……君にまた会いたいって、そうも思ったからね。
だから、それは我慢して受け入れた。いや、我慢するという程でもなかったかな。だってすっごく甘くて美味しかったし。
……後から思えばそれは中毒とかそういう類いの物だったんだろうけど、気付いた時にはもう遅かったね。今ではそれ以外の食べ物を何も受け付けなくなっちゃった。ボクが彼の元を離れられない理由の一つ。
で、食べたら当然、出す、でしょ? そっちの世話も、触手がやった。
……あはは。こっちは、給餌とは比べものにならないくらいに、屈辱的だったよ。だってお尻の中に触手を挿入されたんだもん。
前の方に挿れられたのと同じくらいのサイズを、じゅぽじゅぽ後ろの穴で音を立てて中を引っかき回すの。内容物を食べてたんだね。
不思議と、気持ち悪さは感じなかった。代わりに感じたのは、快感だった。
……お尻の穴で感じる変態だと思った? ふふ。もしかしたらホントはそうだったのかもだけど、残念。実際には、そういう風に身体を書き換えられちゃった、が正しいよ。
……うん。最初の時の、身体が治ってった時ね。あれは単に身体を元通りにするってだけじゃなく、芋虫妖魔の好きなように身体を作り直す作用も秘めていたの。むしろ、そっちが本題かな。
どんなに使っても壊れないよう、身体を書き換えたの。つまり、何でも気持ちよく感じるように。
普通、腸の中に神経なんて無い。あったら地獄だもんね。でも作り替えられたボクにはあった。それも、性感帯が。
おまんこをほじくられてるのとほとんど一緒だった。音を鳴らして中身を貪られると、腸壁が擦られて快感が奔るの。それが気持ちよくて絶頂すると愛液の代わりに腸液を分泌される。すると滑りが良くなった腸内を更に触手が這いずり回るの。それがまたすごく感じちゃうんだ。うんちを食べられてるのにね。
もっとキツかったのは、おしっこの時だね。
ボクが催すのが彼には分かったみたいでね。出したくなるとすぐ専用の触手が出てきた。
何に似てるかっていうと、舌かな。人間のベロ。ただその表面にはピンク色をした丸いブツブツがたくさん付いてた。それが、ボクの股間に宛がわれるんだ。……そして、なぞり上げられるの。
するとブツブツがボクの秘所やクリトリスを刺激して、すぐに身体から力が抜けちゃう。そして緩んだ尿道から決壊したみたいに漏れ出すの。あふれ出たおしっこは舌触手の中にごくごく吸収されてって、匂いもない。した記憶は無いけど、紙おむつみたいな感じかな?
でも多少は跳ねるから、ボクの股間も少し濡れるんだ。……そして舌触手は、それを舐め上げるの。味わうように、丁寧に。あるいは、不出来な子どもの後始末をするみたいに。
……悔しかったなぁ。自分でおしっこをして、それを拭き取るなんて当たり前の尊厳すら剥奪されるのって。それにすごく恥ずかしかった。まるでお前は赤ん坊なんだと言われてるみたいで。おしっこを我慢することも出来ない程無能で、自分じゃ下の世話もままならないくらいに無様で、そしてそれを撥ね除けることすら不可能な無力っぷり。涙が出るくらいに顔が赤くなった。
それに、いちいちそれが気持ちいいんだ。舐められるのも、おしっこをするのも。……その時は認めたくなかったけど、世話されることも。
赤ちゃんみたいに甘やかされると、どんなに心の防壁を張ってても色々貫通してくるんだ。自分が下等生物なんだって言外に躾けられてる気分。それに甘えてもいいんだって心が勝手に弱くなる。ボロボロボロボロ色んな感情が剥がれ落ちていって、最後に残るのは結局、己の欲求に素直に従う本能だけ。だからボクは、存分におしっこお世話アクメを決めた。
自慰みたいにエクスタシーしてたよ。毎日数回オナニーって、そう考えると結構すごいよね……
毎日しなきゃ生きていけない生理活動がそのまま快楽に繋がるって、それは天国かな、地獄かな?
ボクにとっては地獄だったよ。
すぐ天国になったけどね。
程なくして、ボクは我慢することをやめた。他に誰も見ていない環境だったのも災いしたと思う。無様に腰を振って、大声で喘ぐ。気持ちいい気持ちいいと叫んで、酷いアヘ顔を晒した。人の目が少しでもあったら躊躇したろうにね。
でもそうしないときっと、心を保てなかった。暗い化け物の腹の中に収められて、触手で絡め取られて身動きも取れず、毎日毎日犯される。これ以上無いくらいストレスフルでしょ? だったら快楽ぐらい素直に受け止めないと、頭が狂っちゃったと思うんだ。……言い訳だけどね。
快楽への抵抗が無くなった頃、ボクのお腹は大きくなり始めた。執拗な種付けがこうを結んだんだね。
そのくらいの時にはもう、ボクの身体はすっかり様変わりしていた。
運動しなくなった分、脂肪がついて全身むちむちと肉付いた。お尻も太もももいやらしいくらいに太くなって、マシュマロみたいに柔らかくなってた。
胸は、もっとすごかった。ボクのおっぱいってそれまで手に収まるかちょっとはみ出すくらいだったのに、自分の頭より大きくなっていたんだもん。少し動くとたぷんたぷんと揺れて、持ち上げるとずっしり重いんだ。しかもそこも気持ちよくなっちゃうよう改造を受けていて……勃起しっぱなしの乳首とか、すごかったよ? 興味本位で触ったら一日中眠れなかった。しごいてしごいて、赤くなるまでイきっぱなしだよ。
しかも……母乳を噴きだしながら、ね。
赤ちゃんが出来たんだから、当然といえば当然のこと。でもそれが、すっごく気持ちよかった。母乳を出すこと、そのものが。
男の射精……に近いんじゃないかな。身体から放たれていく脱力感、っていうの? 潮吹きの強化版。コツはね、ちょっと我慢すること。乳首をしごきつつもぎゅっと強く握って穴を塞いで、出したいのを堪えるんだ。そしてもう限界ってくらいで解放するの。そうするとびゅびゅうって思い切り噴きだして、より一層のエクスタシーが味わえるの。うどんみたいにぶっとく噴射出来ると特に気持ちよかったね。
何故か黒ずんだりはしなかったけど、どう見ても出産間近の牝の身体。多分、そうなるよう促進する成分が餌や液体に含まれてたんだろうね。
いやらしく変貌してしまった身体に、返して、と泣きじゃくったよ。同時に、諦めの気持ちが湧き始めてた。
……何故って? だってこんなエッチな身体で、日常生活が送れる訳無いでしょ?
肌は全身敏感で、特におっぱいは触れられるだけで絶頂しちゃう。もし誰かとぶつかって、ぐにゅうって潰れたら……なんて以前に、服で覆えるかどうかすら怪しいよ。衣擦れだけでイっちゃいそう。
それに発情だってしやすくなってた。四六時中触手に犯されてたから実感しづらかったけど、明らかに平時より性欲が増してた。ちょっと放っておかれると無意識に手が股間に伸びて、暇つぶし感覚でオナニーをし始めちゃうの。クリトリスや乳首をひとしきり弄って、散々潮を噴いてイキ狂って、終いには芋虫に懇願するの。犯してって。イかせてって。
そんな状態で外の世界で暮らそうとしたら、どうなるかな?
男と同じ空間にいるだけでオナニーを始める? ううん、それだけならまだしも、擦れ違っただけでもう駄目だと思うね。脚をがに股に開いて腰をカクカク揺らして、犯してくださいって全身でアピールし始めるよきっと。自分の身体のことだもん。簡単に想像出来る。
だから……もうその頃には普通の生活なんて諦めてた。
出産を間近に控えて、中の子どもが動くのが分かるくらいになったぐらい。
触手は、芋虫はボクをどうし始めたと思う?
……今度はね、優しくし始めたんだ。
給餌とか、下の世話とかはいつも通りだけど、それ以外はお姫様を扱うみたいに労り始めた。お腹をよしよしと撫でたり、体中をマッサージしたり、悪阻が酷い時は背中をさすって介抱してくれた。
一番驚いたのは、外に出してもらえた時かな。急に口が開いて、ボクは久方ぶりの外の世界へ足を踏み出した。懐かしさすら覚える外気の涼しさを感じて、薄ら涙を流したっけ。
……あぁ、流石に逃げることは出来なかったよ。お腹はもう随分大っきくなってたし、足腰も弱ってたからね。何よりオオカミや巨人のことを思い出して、足が竦んだ。魔界への恐怖はもうすっかり刻み込まれてたから。
その時から、かな。ボクは彼と一生過ごすんだ、と漠然とながらも思い始めたのは。
だって、逃げ出しても他の妖魔に捕まったら前みたいに酷い目に遭う。魔界は広いから救助だって来るか分からない。魔装だって壊れちゃったから、位置だって教えられないしね。見つけてもらえる可能性は、限り無く低かった。現にこうして君と会えたのだって、数年経ってからでしょ?
でも彼と一緒にいれば、少なくとも命の心配は無い。身体の中に保護してもらえるし、飢え死にするようなことも無い。孕み袋としての価値さえ示せる内は、見捨てられる心配も無かった。そう考え始めたら、優良物件にしか見えないから不思議だよね。
……結局、ボクは彼のお腹の中に戻ったよ。自分の意思で。あの悍ましくも温かい、ボクの居場所に。
そしていよいよ、出産の時が来た。
ポコッと膨らんだお腹からそろそろかなって推測出来た頃、陣痛が始まったの。でもそれは、多分普通よりずっと小さかった。普通の出産の経験なんてないから分からないけど、ちょっとチクッとした程度なんてあり得ないでしょ?
それに……気持ちよかったんだ。
破水した瞬間、膣道を流れる羊水の甘い感覚で小さくイッちゃった。「おほっ」って淑女らしからぬ声を、出産なんて神聖な行為をしている最中に上げちゃった。人間として、最低だよね……
多分、母体に負担がかからないように神経が書き換えられてたんだと思う。苦痛が快楽になるように。だからそっから先は、別の意味で地獄だったよ。
出産の痛みは、尋常じゃ無い。それが全部、快感としてボクの全身を駆け巡るんだ。どれだけの快楽か、ちょっと想像付かないでしょ。正直、おまんこを犯されるより遥かに気持ちよかったよ。
ずっと絶頂から降りて来られなかった。意識がトンで、また快楽を叩き込まれて起きて、また吹っ飛んで……その繰り返し。おまんこからは羊水混じりの潮がひっきりなしに噴いて、腰はガクガク揺れっぱなし。子宮から発生した甘い電流が全身を絶え間なく刺激して、肉という肉が歓喜に震えた。……今でもあれはやっぱり慣れないね。想像しただけでオナニーしたくなっちゃう。君の前だっていうのに。
それでも子どもを産むために、ボクはいきまなくちゃいけなかった。だってそうしなきゃいつまで経っても終わらないし。それに……死んじゃったら可哀想だもん。もうその頃には、そのくらいの情は湧いちゃってたから。
でも絶頂しながら力を籠めるって、すごく難しいんだ。ひり出そうとグッと力を入れると、それで快感が増して力が抜けちゃう。そして果てる。何度も何度も頭が真っ白になって、気を取り戻す度に力を籠めなきゃってなって、でもそしたらまた……その繰り返し。ある意味自傷みたいな感覚かな? 自分から
グチャグチャになって、多分何回か壊れちゃったと思う、ボクの心。そのくらい激しい快楽の嵐だった。
その度にたたき起こされて、産まなきゃってそれだけで頑張って、心を持ち直してた。でも、また狂った。
狂って。
狂って。
狂って。
――そんなループの果てに、ボクはようやく産み落とした。妖魔との、異形の子を。
羊水に濡れててらった、彼を小さくした一抱えくらいの幼体。手足の短いその身体をぐにぐに上下に動かして藻掻いてた。
それを見て、ボクは……ボクは……歓喜したの。
例え妖魔であっても、ボクが産んだ子ども。ボクのお腹から、出てきた子ども。そう思ったら、もうその子が可愛いとしか思えなかった。
出産で果てかけた身体に鞭打って、その子を抱え上げた。そして口元へ乳首を近づけて、おっぱいを飲ませてあげた。勿論敏感になった乳首からは気を失うくらいの快感が流れたけど、同時に幸せも感じてた。
ボクは……牝は、この為に生まれたんだって、初めて分かった。
そしてボクは、決心した。この為に生きようって。
ボクを保護してくれるこの妖魔の孕み袋となって、子どもを産む為に生きる。それが、真の幸せだって分かった。
だってこんなにも気持ちよくて、甘くて、優しくて、幸せなんだもん。
孕んでいない間は種付けしてもらって四六時中絶頂祭り。子どもがお腹が空いたらイキながら母乳をあげて、ボクが催したら彼にお世話してもらう。お腹が膨らんだらみんなでゆったりした時間を過ごして、綺麗な湖畔でピクニックしたこともあったよ。その後、青姦したけど。
人間の尊厳なんて欠片も無いけど、すごくすごく幸せな日々。
元の生活と比べても、もう戻りたいって思えなかった。
ボクの幸せは、もうそこにあったから。
これが、彼とボクが一緒にいる理由。もう、帰れない理由。
分かって、くれた?
……うん、だよね。君はそう言うと思った。だから、その通信機で増援を呼ぶ気なんでしょ?
でもね。
もう、遅いよ。
―――。
あはは、あっさり捕まっちゃったね! 後ろから近づいてくる子に全然気付かないんだもん!
……ふふふっ、そうだよ。今までのは全部、時間稼ぎ。君を捕まえる為の、ね。
うん。最初からそのつもりだった。だって、君はボクの心残りだもん。
ずっとずっと、引っかかってた。元の生活に未練は無いけど、君と離ればなれになることだけが、もう会えないって思うことだけが、ボクの胸を苦しめた。
もし元通りになれる道がちょっぴりだけでもあったとしたら、それは君の隣で歩くこと、その希望だったと思う。
……でもね、気付いたんだ。
だったら……君も一緒に、孕み袋になればいいって。
だってそうでしょ?
その方が幸せだって、ボクは知ってるもん。
だから一緒に行こうね。
……心配しなくて大丈夫だよ。その子はさっき語った一番最初に産んだ子だから。もうすっかり大人で、母胎の扱いだってちゃんと教えたし。君のことを無碍には扱わないよ。
……あぁ、大丈夫だよ、それは。だって最初に言ったでしょ?
彼らは人の身体を書き換えることが出来るんだから。例え男でも、子どもでも老人でも、彼らは若くて健康な母胎に書き換えられるんだよ。
そんなに心配しないで! もうそうして捕まった時点で、ボクと同じ幸福は約束されてるんだからさ!
あぁ、それと……君と一緒に来た探索隊って何人?
……そんなもんか。だったら心配ないね。
ん? ついでだから、他の子たちの母胎も宛がおうと思って。
大丈夫だよ。数は倍以上いるから! 勝てる勝てる!
駄目そうだったら撤退して、もっと数を揃えたら出直そう。産んで産んで、たくさん増やそう!
その時には……勿論、
君も一緒だよ?