「媚薬トレーニング?」
素っ頓狂な声を上げたのは、『氷の絶対女王』。いつでも冷静に行動し、ジェットバトルの世界で名声をほしいままにする大人気選手……永雪氷織だ。
「コーチさんの言っているそれは、一体なんなのですか。いかがわしい響きがするのですが」
鋭い目が俺を射貫く。胸元まで下ろしたライトブルーの長髪に、曇りのない真っ直ぐな紅い眼差し。彼女のことをよく知らない人が相対すれば、この雰囲気だけで縮み上がってしまうだろう。
だが、俺は怯まない。彼女の弱点を知っているからだ。
「勝負だ」
「勝負」
氷織の目の色が変わった。彼女はファンからクールのお手本と思われているが、その実、『勝負』と聞くと勝たずにはいられない極度の負けず嫌いでもあるのだ。
実際、彼女はついさっき『超大盛りラーメン登場!10分以内に完食で無料サービス!!』というポスターに釣られ、ラーメン屋の店主をドン引きさせるほどの食いっぷりを見せたばかりだ。なんなら、付き添った俺がダメ元で注文したぶんまで完食してくれた。この子の胃袋と精神力はどうかしている。
だからこそ、俺はこんな荒唐無稽なことを言い出す蛮勇を持てる。
「端的に言えば、忍耐力を鍛えるためのトレーニングだ。まずお尻に媚薬効果のある座薬を入れる。だんだん身体が興奮して快楽を求めたくなるんだが、そこから6時間アナルの疼きに耐えきることが出来れば氷織の勝ちだ。景品は海津見ナンバーワンレストランのフルコース奢り!」
「フルコース……いえ、待ってください! お、お尻にですか? それはいくらなんでも……鍛錬にならないのでは……」
氷織は赤面し、あからさまに困惑した。まあ、自分でもめちゃくちゃなことを言っているのは分かっている。これは明らかな詐欺だ。セクハラだ。だが、それを分かっていても、彼女の身体を見ていると我慢が出来なかった。
彼女はジェットバトル界において頭抜けた成績を誇る人材だが、同時に並外れたプロポーションを持つ美少女でもあるのだ。練習着やユニフォームを窮屈そうに押し上げる爆乳。マシンに乗り込む度、ぷりんと突き出されるむっちりした巨尻。こんなものを傍で見ていたら、劣情を抱かないわけにはいかない。
ともかく、氷織は勝負心と疑義の間で揺れている。ここはもう一押しだ!
「逃げるのか? うちの杏里は12時間でも耐え抜いたぞ」
「なっ……!?」
氷織は驚いた。かつてのライバル、陽南杏里がこの試練を乗り越えたというのだ。それも、目の前のコーチが提示した6時間という設定を大幅に超えてのフィニッシュ……!
「……それなら、私も負けてはいられません!どれだけお尻がムズムズしても、私は屈しません……24時間でも耐えきってみせます!」
「いい返事だ!さあ、そうと決まればKIRISHIMA
の特別トレーニングルームへ向かおう!」
話は決まった。ふんふんと気合を高める氷織と共に、俺は部外秘の『トレーニングルーム』へと向かうのだった。
まあ、杏里が12時間耐えたのはウソなんだけどな。実際は1時間くらいで音を上げていた気がする。あれは毎日お尻に種付けしまくっているからかなり不利だったが、氷織にはこういうセクハラをするのは初めてだからな……お手並み拝見だ……!
*****
「ふーっ……ふーっ……は、入って……きました……」
「よし、これで媚薬が丸ごと入ったな。タイマーをオンにするぞ!」
「はい……よろしく、お願いします」
氷織はいつものように落ち着いた様子を装いながら返事をしたが、実際はかなり変態じみた格好になっていた。
というのも、彼女はいま、所属チームであるKAZAMIの練習着……を模したドスケベ衣装に身を包んでいるのだ。
一見、それは濃紺を基調にまとめた全身タイツのようになっている。身体を引き締め、無駄なく筋肉を使うために考案された、KAZAMIの高い技術が詰まった逸品だ。本物と違うのは股間の部分。ぱっくりとハート型の切れ込みが入り、服を着たままアナルが丸見えになるよう改造されている。
氷織はいま、座薬を入れられるために四つん這いでお尻を突き出しており、それだけでもピンク色のつぼみがいやらしく強調されてしまっていた。
「あ、あまり見ないでください……! それは、勝負とは関係ないでしょう……!」
今しがた座薬を呑み込んだばかりのアナルに見とれていると、彼女は慌てて姿勢を正し、顔を赤らめながら俺を睨み付けた。
「ああ、悪い悪い。それじゃ、改めてルールを説明するぞ」
・氷織はこれから6時間、トレーニングルーム内で過ごす。
・コーチは別室で待機し、カメラで氷織の状況を分析する。
・トレーニングルーム内の設備は自由に使ってよい。
・どうしてもお尻の疼きに耐えられなくなった場合、コーチを呼んで媚薬を解毒することができるが、その時点で氷織の負けとなる。
「わかったか?」
「ええ、大丈夫です。何事もなく勝利してみせますので、どうぞご心配なく」
氷織はぐっと両腕でガッツポーズをし、余裕を見せつけた。……かっこいいんだが、正座の下でお尻の穴が丸見えになっていると考えたら途端に卑猥な感じがしてくるな。
*****
「ふっ、ふっ、ふっ……」
媚薬を入れてから30分が経過した。
氷織はロデオバイクに乗り、ぐわんぐわんと身体を揺さぶられながらも一定の呼吸を保っている。俺が退出した直後は不安そうにキョロキョロしていたのだが、いつものようにトレーニングを始めると心が落ち着いたようだ。
本人が平然としている以上、状況がおかしいことを教えてくれるのは、ロデオバイクの背後に設置されたカメラへ映る彼女のケツ穴だけ。手に余りそうなほどのデカ尻がぶりんぶりんと揺れ、みっちりと詰まった尻肉にピンク色が見え隠れしている。
これだけでも一生物の宝物になりそうな盗撮映像だが、しばらく観察しているとさらに異変が起きた。
「んっ……? ふっ、ふぁっ、んうぅ……!」
氷織の呼吸が急に乱れたのだ。彼女は違和感に気付くと、すぐさまリモコンを操作した。ピピッと音を立て、ロデオバイクの振動が停止したあとも、彼女の呼吸はなかなかもとに戻らなかった。
「はぁ……はぁ……こ、これは……?」
ウォーターサーバーから水分を補給し、額ににじんだ汗をタオルで拭き取り……それでも、身体の違和感は消えない。そしてとうとう、氷織はその発生源に気がついた。
「……んっ……ふぅ…………」
壁にかけられた大鏡に向かってお尻を突き出し、むちっとした臀部を両手で拡げる。彼女は眉を寄せながら上体をくねらせ、鏡越しに映る卑猥な尻穴を不審げに眺めた。
氷織が尻をぐにぐにと動かすと、それに合わせて尻穴も収縮する。俺からすると、その様子は先ほど媚薬を呑み込んだときと変わっていない。だが、彼女にとっては確実に変化が起きているようだ。その証拠に、氷織は尻を触るたび小さく吐息を漏らしていた。
やがて、彼女は自分のデカ尻を揉むのをやめた。再びトレーニング機材のほうへ向かおうとしたが、ふと立ち止まる。
「……いや……ロデオの最中に感じた刺激……これのせいだとしたら……」
氷織は恐る恐るといった調子で手を動かし、再び自分の臀部に添わせた。練習着の生地に乗った手が、慎重に中心部へと向かい、やがて切れ込みを乗り越えて生肌に触れる。さらに速度を落とした指が、たっぷりと時間をかけて移動し、ついに薄桃色の蕾に触れ──
「んんっ!?♡」
突然、艶やかな声が聞こえてきた。普段の氷織の様子からは想像もつかないような、甲高い嬌声だ。彼女自身、慌てて手をお尻から離すと、自分のしたことが信じられずにしばらく固まっていた。
「ぅあ……むずむず、しますね……これが……媚薬の、効果……?」
当然といえば当然だが、尻穴で快感を得るなんてことは彼女にとって初めての経験だったのだろう。彼女は神妙な面持ちでウォーターサーバーへ向かい、勢いよく水を一杯飲み干した。
「……いけませんね。心を落ち着かせなくては……瞑想……瞑想をしましょう……」
*****
「……………………」
媚薬を入れてから1時間半。
驚くべきことに、氷織はあれから微動だにせず瞑想を続けていた。ベンチの上で佇んでいる姿を見るのは、絵面としては面白くない。ただ、アナルの疼きを抑えるにはこれが最も効果的かもしれない。ロデオバイクのように身体を動かす運動をしていなければ、腰回りに余計な負荷がかかることもなく、刺激を受けてしまうこともない。こんな状況でも勝負の最適解を見つけるとは、さすが絶対女王だ。
とはいえ、彼女にだって限界はある。
整った顔から珠のような汗が垂れ、ばるんと張った乳房に水滴が落ちたと同時に、彼女はまた可愛らしい声を上げ始めたのだ。
「……っ! はぁ……あっ、ん、ふぅ……!♡」
媚薬が浸透して敏感になった身体は、汗が垂れた程度の刺激でも反応してしまうのだろう。だが氷織はその事実を認められないようだった。きっちり閉じられていたまぶたが開き、赤い瞳が動揺する。彼女は快感を否定するかのように、口をきゅっと結んで姿勢を正そうとする。
「んはぁっ……!?♡」
しかし、それが良くなかった。腰を持ち上げ、どっしりとベンチに座り直した途端、お尻にかかった圧力が尻穴を通して快楽に変わってしまう。氷織は再び目を見開き、電撃のような刺激を受けて硬直した。
一度刺激を感じ始めたら、もう止まらない。彼女が身じろぎをするたび、わずかな筋肉の動きでも感じてしまう。立ち上がろうとしても、座り直そうとしてもそれは同じだ。
自分の動きが自分自身を苦しめることになると再認識したのか、氷織はそのうち身体を動かしたくなる衝動を何とか抑え込んだ。だが、一旦感じ始めた身体の火照りは彼女の意思に反して激しい欲情を生み出し続けているようだ。ピッチリした練習着の胸元からは、つんっ♡と尖った突起が生まれているし、股間は汗だけではないじっとりとした湿り気を漂わせている。
「あァッ♡ んっ……くふぅ……っ♡♡」
その状態で一定の姿勢を保つことは、訓練された彼女にとっても簡単なことではない。すぐにベンチの上で崩れ落ち、次いで甘ったるい嬌声が部屋の中に響き渡った。快感から逃れようとしているのか、天井に向かってみっともなく腰を突き出している。むき出しの尻穴の周りはやはり汗まみれになっており、照明が反射してテカテカとアナルを光らせているのがなんとも卑猥だった。
「ふ~~っ……ふーっ♡ うぅっ……んぅう…………♡」
身体が疼きすぎて、じっとしているのは耐えられない。しかし、身体を動かすと不慣れな快感に襲われてしまう。八方塞がりな状況の中でしばらく硬直していた氷織だったが、しばらくして1つの妥協案を思いついた。ベンチの上でお尻を突き出した格好のまま、フリフリと腰を揺らし始めたのだ。
微かにお尻を刺激し続けることで、快楽への餓えを解消し、あわよくばそれに身体を慣らそうという発想だろうか。ベンチの真横から見る画角ならともかく、天井のほうに設置されたカメラの映像を見ていると、こちらに向けてケツ穴を振って誘っているように見えてしまう。拡大すると股間の染みがどんどん広がっているのは明らかだし、なんなら染みのせいで綺麗なスジも膨らんだマメもくっきり浮き上がっている。氷織は無自覚なまま、あまりにも卑猥な格好をさらけ出していた。
もっとも、この姿勢が疼きをこらえるのに有効なのは確かだったようだ。彼女は腕枕に頭を突っ込み、荒い息をつきながらも、ドスケベな腰振りダンスをするだけでこの状況を制することに成功していた。
「はぁ、はぁ、んはぁ……ぁあ……っ♡♡ この、まま……このまま、耐えれ、ばぁ……♡♡」
──しかし、彼女は気付いていない。
この時点で、媚薬トレーニングはまだ全体の3分の1にすら達していないのだ。
*****
40分もすると、氷織は一段とだらしない格好になっていた。
「んぉ゛……♡ ほっ……おっ♡ へっ……へっへっ♡ んふぅぅぅ……♡♡」
いつの間にやら、変態チックなケツ振りに手の動きが加わっている。左手は、ベンチと胴体に挟み込まれてむぎゅっ♡と飛び出した爆乳の先端へ。そして右手は、カメラへ見せつけられているピンク色のアナルへと張り付いていた。
「おぉぉぉ゛っ……♡ これ……これぇ……♡♡」
氷織は情けない喘ぎ声を出しながら、乳首とケツ穴を優しく刺激し続ける。カリカリ♡カリカリ♡二つの性感帯に爪を立てて快楽を貪っている姿からは、そんな擬音が聞こえてきそうだ。彼女は時々ピンッ♡と爪を勢いよく動かし、気持ち良すぎてたまらないと主張するように、腰をヘコヘコと前後に揺らしていた。
氷の絶対女王と呼ばれるような美貌の選手が、こんなにも卑猥な格好でオナニーに耽っているなんて……。この姿を俺に見られている時点で、勝負だとか関係なく人間として超えてはいけないラインを超えてしまっている気がする。だが、『コーチを呼び出した時点でギブアップ』というルールで勝負を始めた以上、彼女がその行為に至らなければ問題はない。この時点では、まだ何も結果は決まっていないのだ。
俺はいつの間にか彼女のことを応援し始めていた。頑張れ、氷織……! 何とか軽いオナニーまでで我慢するんだ! それ以上エスカレートしたら、どんどん淫乱になってしまうぞ……!
*****
「んほっ♡ おっ♡ おっ♡ おっ♡ おほぉおっ♡♡」
ダメだった。
彼女がオナニーを始めてから20分……通しで数えると2時間半の時点で、すっかり彼女のオナニーはエスカレートしてしまっていた。
軽く乳首を刺激するだけだった左手の動きは、コリコリの勃起乳首をぎゅっ♡ぎゅっ♡と潰して虐めるような激しい圧迫に変わった。直腸の入り口をカリカリ♡していた人差し指は、腰を振った拍子にアナルに食い込み、そのまま穴の中をズポズポ♡と前後するようになってしまった。
媚薬を使っているとはいえ、獣のような声を上げて乳首オナニーとケツ穴オナニーにいそしむ彼女の姿は淫乱そのものだった。多分、この光景を見たら氷織がジェットバトルで大活躍しているなんて誰も信じてくれなくなるだろう。今の彼女は、巨乳とデカ尻で男を誘うケツ穴狂いの変態にしか見えないのだ。
「んぉ゛おぉ~~っ♡♡♡」
氷織が野太い声を上げ、ガクガクと腰を震わせた。突き出した股の間からボタボタと粘ついた液が垂れている。これでもう、ケツ穴で絶頂するのは4回目。彼女の身体はジェットバトルだけでなく、スケベなことに対しても抜群の才能を持っているらしい。
下品にケツまんこでイキ散らすと、氷織の身体は一旦落ち着くようだ。だが、彼女は数十秒もするとまた耐え難い劣情に呑み込まれてしまう。切なそうに太ももを擦り合わせ、すぐに愛撫を再開させる。
「おっおっおっおっおぉぉっ♡♡」
指ちんぽをズポズポすると、イったせいでまた敏感になったアナルがとんでもない快楽を受け取って仰け反ってしまう。
その時、彼女はトレーニングルームの端にあるものへ目を留めた。
「ふあぁっ、あっ、あぁ……?♡♡」
しばらく動くのをやめた彼女は、数十分ぶりにベンチから身体を起こす。その跡にはぐっしょりと体液が染み付いており、カメラごしにも熱気が伝わってくるようだった。
彼女はだらしない表情でヨダレを垂らしながらも、なんとか立ち上がって壁の方へ歩いていく。足取りは不安定で、ふりふり♡と腰を大ぶりに動かすせいで床にまで愛液が広がっていた。
「……これ、は……なるほど……♡ そういう、ことだったのですね……♡」
彼女が見出したのは、壁にかかっていた1枚の電子パネル。そこにはこう書かれている。
『腰振りトレーニング用ディルド』
誰がどう見ても馬鹿げたテキストだ。こんなものでトレーニングをしようと思いつく者は、スケベなメスか、メスの痴態を見たがる変態男しかいない。……まあ、これ作ったのは夕離なんだけど……。
ともかく、氷織はこの機器の使いどころに気が付いたようだ。部屋に入ってきたときは意味不明にしか思えなかったこの機器も、すっかり淫乱になった氷織からすれば疼きを発散させる格好の道具に見えていることだろう。
「……ふ、太さを選ぶのですね……♡ 極細……細い……普通……太い……ごく、ぶと……♡♡」
氷織の細長い指が、吸い込まれるように『極太』を選ぶ。
『一生普通のオナニーには戻れないほど気持ち良くなってしまう可能性があります。それでもよろしいですか?』
物騒な注意書きが表れても、彼女は怯まない。
「わ、私は……そんなものには、屈しません……♡ どんなスケベな責め苦にも……勝利、してみせます……♡♡」
自分を奮い立たせるように呟き、OKのボタンを押す。
──がしゃんっ!
「ひっ……♡」
操作パネルの下、壁の中から勢いよくトレーニング用機材が飛び出した。と言っても、その実態は小型のイスと横向きのディルドだ。それぞれ高さや前後の位置が調整できるようになっており、無駄に快適な造りを実現していた。
氷織はすぐに、イスとディルドの位置関係をパネルで微調整していく。その間も、身体のムラムラを抑えられずに胸や股間を触り、小さく喘ぎ声を漏らしているのがいやらしい。
「でき、ました……♡ これで……これで、このお尻のムズムズも……収まる、はず……♡」
ついに調整を終え、氷織が壁へ背を向けながらイスに腰掛ける。腰を下ろし、ちょうど良い位置にくっついたハンドルを握るまでは、ジェットバトルのマシンに乗るのと似ていた。しかしそこからは、卑猥なスケベトレーニング専用の動きが始まる。カエルのように股を開き、足をくの字に曲げると、剥き出しになったトロットロのケツ穴をディルドへ近づけていくのだ。
「ふ、ふと……いぃ……♡ 私の指では……これには、勝てません……♡」
アナルをディルドの亀頭部分に密着させると、氷織は感動ともとれるような声色で感想を述べた。実際、操作パネルのそばに付いた特等席のカメラから見てもそのサイズ感は明らかだ。女性の指どころか、一般的な成人男性のペニスをも超える大きさの極太ディルドが彼女の尻を貫こうとしている。
──いや、貫こうとしているというのは正確ではなかった。なぜならこれは、腰振りトレーニング用の機材に過ぎないからだ。
氷織がそれを呑み込むのは、あくまで自分の意思によるものなのだ。
「んっ……ほっ……♡ おぉぉおぉおぉぉぉ゛……♡♡♡」
微動だにしないディルドへ向かって、氷織の淫乱尻が深々と突き出される。指オナニーでほぐれきった彼女の欲しがりアナルは、極太ディルドをいとも容易く呑み込んでいった。氷織は待ち望んでいた快楽の奔流を受けとめ、至福の表情でアヘ顔を晒している。
さて、腰振りトレーニングの本番はここからだ。ただ挿入しただけでは意味が無い。彼女は自分の力で、このディルドを引き抜かなくてはならないのだ。
「ぉほっ……いぐっ♡ ケツ穴いぐっ♡♡ いぐいぐいぐぅぅぅっ♡♡♡」
氷織はゆっくりと腰を動かしながら、信じがたいほどの気持ち良さに溺れかかっていた。アナルから極太ディルドが抜け出ていくと、それにつれて排泄にも似た感覚が生まれることになる。彼女はきっと、挿入するときより何倍も大きな快楽に襲われているのだろう。
「んぉ゛っ……♡ ん゛ふっ……ぐぅ……♡♡」
ようやくディルドの先端が見えてくる。直腸を一発でイきまくらせた凶悪な亀頭は、彼女のスケベ汁をまぶされてテラテラと光っていた。
一度マジイキをして満足するかと思いきや、氷織はそこからますます素早いピストンを始めた。ディルドを相手に、自分から後背位で腰を振るドスケベセックスをし始めたのだ。ぷしゅぷしゅとアクメ汁を撒き散らし、一心不乱にケツ穴をほじくり続けるその姿は、もはや淫乱の代名詞とでも言えそうなくらいの痴態だった……。
*****
「お゛っ……♡♡ んぉ゛……ぁあぁぁ……♡ ぎもぢいい……♡ ぎもぢいいのぉ……もっとぉぉ……♡♡」
通しで3時間半が経った。彼女がケツまんこで絶頂した回数は、もはや数えるのが馬鹿らしいほどになっていた。なにしろ一突きごとに痙攣しながら、それでも満ち足りずに腰を振り続けているのだ。脳みそでなくアナルでものを考えているかのような惨状である。
彼女にとって不幸なのは、自分の体力が次第に尽きていくのに対し、アナルの性感はますます強まっていることだろう。あまりにも凶悪なディルドを使っているにも関わらず、彼女はさらなる刺激を求め続けていた。この媚薬は、それだけ強力な代物ということだ。実はこれ、セレナにもらったものなのだが、どんな卑猥なインスピレーションを得たらこんなものを手に入れることになるのだろうか。
身体の動かし方を変えてみたり、ハンドルの代わりに両乳首を握って引っ張ってみたり、ドスケベな淫語をわめき立ててマゾ快楽によがってみたり……彼女は散々に工夫したが、それでも媚薬には勝てなかった。
残された手段は、あと1つしかない。
「……コーチ……しゃん……♡♡ 見ているん、でしょう……♡ きて……♡ きて、くらしゃい……♡」
*****
「……俺を呼んだってことは、氷織の負けで良いのか?」
「うっ……うぅ……♡ はい……♡ わたくしは……♡ もう、耐えられません……♡♡ ケツまんこ、疼いて疼いて……っ♡ 我慢、できないんですぅ……♡」
トレーニングルームへ移動した俺を迎えたのは、土下座した氷織だった。ヘコヘコと腰を振り、淫液まみれのアナルをひくつかせながら、丁重に三つ指をついて許しを請うている。
「負けです……♡ わたくしの、負けですからぁ……♡ どうか、どうかっ……この、淫乱ドスケベアナルをぉ♡♡ 元に、戻してくだしゃいぃ♡♡」
ここまで哀れな姿を見せられたら、助けてやらないわけにはいかない。ただ、俺は重要なことを説明し忘れていた。
「あのな、氷織」
「ひゃい♡」
「それさ、解毒するには精液が必要なんだ」
「ふぇ……?」
はち切れんばかりに勃起したペニスをズボンから取り出す。俺は、顔を上げた氷織の眼前にそれを突きつけた。涙目だった彼女の目が、どろん♡と濁った情欲に支配される。
「お゛っ……♡ おおきい……♡♡ ぶっとくて……反り返ってぇ……♡♡ ディルドより……ずっとぉ……♡♡ 逞しいです……♡」
「分かるか? 氷織のスケベな本性を見たせいで、俺の金玉にたくさん精液が溜まってるんだ。ほら、嗅いでみて」
「すぅぅ……ぅお゛っ♡♡ くっさ♡♡ はぁぁぁ゛……♡ いっ♡♡ イぐッ♡♡ ちんぽのニオイで……♡♡ いっぐぅぅ……♡♡」
「このこってりしたやつを直接ケツ穴に塗り込まないと、氷織の媚薬は解毒できないんだ。本当にいいのか? コレを氷織のケツ穴にぶち込んで射精するまでアナルセックスしなきゃいけないんだぞ。もうオナニーじゃなくて、男と女のセックスになるんだぞ? ただ負けるだけじゃ済まないぞ……?」
念入りに確認しようとすると、氷織はおずおずと身体を前に進め、俺の巨根を顔面に載せて頬ずりした。
「構いません……♡ コーチさん……いえ、旦那様ぁ……♡ こんなカッコいいおちんぽ様を見せつけられたら、もう、離れられませんから……♡ わたくしは、一生、あなた専用の生ハメまんこになります♡♡ 解毒された後も、あなたにこのスケベな身体を捧げますっ♡♡ おっぱいもお尻もっ、おまんこもアナルもぉっ♡ ですから……旦那様……♡ わたくしのケツまんこ、ズコズコ犯して……濃厚な精液をコキ捨ててくださいぃ……♡♡」
ねっとりとした愛の告白を聞き、興奮した肉棒がびくんと跳ねる。びたんっ♡と頬を打ち付けた熱と重さを感じ、彼女はまたしてもみっともなくアヘ顔を晒していた。
勝利の余韻に浸ったのも束の間、俺は居ても立ってもいられずに彼女の身体を抱え上げる。氷織をベンチへ連れて行くと、その上へ寝転がるような姿勢にさせた。
氷織はむっちりしたデカ尻を思いっきり割り広げ、ほかほかのケツまんこを拡げて見せつけてくる。
「はぉ……はぁ……♡ あ、あの……♡ よろしいのですか……?♡ け、ケツ穴いっぱい振りますよ……♡ 四つん這いになれば、わたくしも旦那様のお手伝いができるのですが……♡」
「大丈夫だよ」
俺は氷織の媚びきった発言をやんわりと制し、彼女の身体にのしかかりながら亀頭をアナルにあてがった。
「んひゃっ……♡」
「俺が氷織のこと、満足させてあげるから」
──ずどんっ♡♡♡
「んォお゛っっ!?!?♡♡♡」
体重をかけ、肉棒を一気に腹の奥底まで打ち込むと、彼女は今までにない下品な嬌声を上げた。驚きを伴った声が、一拍開けて凄まじいメスの鳴き声に変わっていく。
「ぐッほぉぉォおォ~~~~っ♡♡♡♡」
ぴぃぃんっ♡と両脚を伸ばし、ぶしゅぶしゅ♡と絶え間なくアクメ汁を噴く氷織。それでも外から見える変化は序の口だ。実際はもっと凄いことが起きている。
俺が押し潰すような勢いで寝バック挿入をしたせいで、彼女の胸もクリトリスも子宮もぐっちゅりと圧迫されていた。それと同時に直腸の奥底、S字結腸を亀頭で突き込んだものだから、氷織は4つの性感帯を同時にイかされた形になっているのだ。
その結果、ケツ穴の中は万力のような締め付けを始め、ご主人様と認定したペニスに対して熱烈な奉仕をしていた。アナルはもちろん、S字結腸のくびれに至るまで、敏感なケツまんこの全てが精液をねだるために全力を尽くしている。みちみちとしたケツひだが竿やカリ首に巻き付き、放っておいても射精してしまいそうなくらいにうねっている……。
「おっ、おぉぉ……! 氷織……すごいな……!」
「ぉお゛~~っ♡♡ ほっ、ほォっ♡♡ ほめにゃいでっ、くらさっ♡♡ いィっ♡♡ いっ、ぐ♡♡ 嬉しくてっイぐっゥうぅぅ~~っ♡♡」
氷織の理性は完全に壊れ、不規則に痙攣を続ける全自動のケツ穴オナホと化してしまった。俺も彼女の求愛に応え、デカ尻に向けてばすん♡ばすん♡と全力のピストンを叩きつける。
すると彼女は、一突きごとにますます激しい奉仕で俺の肉棒を責め立ててきた。早く精液が欲しい、中出しされたい、イかされたい、そんな淫らな欲求がアナルを無意識に動かしているのだろう。
特に心地良いのが、ちんぽを引き抜こうとする瞬間だ。腰を浮かせると、彼女は腸が抜けるんじゃないかと思うほどの吸い付きでカリ首を責めてきた。
「んぉ゛お゛ぉお゛っ♡♡ いがにゃいでっ♡♡ チンポいっちゃやらぁあァ♡♡♡」
お望み通りにまた突いてやると、今度はトロトロになった腸の奥が亀頭を出迎えてくれる。
「きたっ♡♡ きだぎたぎたぁぁあ♡♡ しゅきっ♡♡ 旦那様しゅきぃっ♡♡ お゛っ……ほぉ゛おぉ゛ォオ~~ッ♡♡」
彼女の身体は、何をしてもチンポに喜びを伝えてくれる極上のオナホに成り果てていた。愛おしさで胸がいっぱいになり、しつこくしつこくケツ穴をほじくる。そのたびに氷織がイく。淫らな言葉をわめき立て、俺への愛を叫ぶ。倒錯と情欲にまみれた変態交尾は、そう長くは続かなかった。
「あぁぁぁあっ!!! イくっ!!! イくぞ氷織!!! 受け止めろぉぉっ!!!!」
「ひゃいっ♡♡♡ いっイぎましゅっ♡♡♡ 旦那様の濃厚こってりザーメンでいぎまひゅ♡♡♡♡ ひおりのっドスケベけつまんこにったっぷり種付けしてくらひゃぃい~~ッ♡♡♡」
──どぢゅっっっっ♡♡♡♡
「ッッ♡♡」
──ぼびゅるるるるるる~~~~~~~っっっ♡♡♡♡♡ どびゅるるるるるるるっ♡♡♡ ごぷごぷごぷごぷごぷっ♡♡♡ びゅるるるっ♡♡♡ どぷどぷどぷっぶびゅぅうぅう~~~っ♡♡
「ァあ゛あぁ゛アァ゛あ゛~~~~~っ♡♡♡♡♡」
渾身の力で竿を捻じ込み、ぎゅぅぅっ♡と抱き締めながら射精を始めると、氷織もしっかりとした締め付けとドスケベなアクメ声でそれを迎えてくれた。愛しいアナル妻に向けて、3時間以上もおあずけを食らった精子をぶちまけるのは、これ以上ない至福のひとときだった……。
*****
──ずるるるっ……ぢゅっ……ぽんっ♡♡
「お゛ほぉっ♡♡ んぁ゛……あ~……♡♡ だんなひゃまぁ……♡」
──びゅぶぶぶっ♡♡ ごぶっ♡♡ どぽっ♡♡
「お゛へっ♡♡ ぉお~っ……♡ でりゅっ♡ せーえきっ……でへっ……いぐぅ……♡♡」
ようやく射精が止まったペニスを引き抜く。あれほどのアナルセックスをしたのに、ぴちっと入口が元へ戻っていくのは彼女の名器っぷりをよく表していると言えるだろう。だが、大量に放出した精液はそれでも抑えきれずに溢れてしまっている。彼女は精液を排泄する感覚で、まただらしなく絶頂しているようだった。
すぐに媚薬の効果は抜けると思っていたが、彼女の身体はまだ劣情にまみれていた。
「だんなしゃま……♡ もっと……♡ わたくしを、愛してください……♡」
精液をこぼしながらケツ穴を振りまくる彼女の痴態にあてられ、またペニスが勃起してくる。俺は結局、予定の6時間が経つまで彼女のお尻を犯し続けることになった……。
*****
あれから何日か経った。
自室のテレビを点けると、今日もニュースに見知った顔が躍っている。『氷の絶対女王』永雪氷織だ。彼女は相変わらず圧倒的な強さを他チームに見せつけ、凛とした表情のままインタビューに答えていた。
しかし、俺が彼女に見とれているのをよく思わない者がここにいる。
「旦那様♡ テレビの中の私ではなく、こちらも愛してください……♡ 今の私は、あなただけの生ハメ肉便器なのですから……♡」
俺の部屋の壁に手を突き、ケツを突き出した彼女の格好は、テレビの中とは似ても似つかない淫乱さを醸し出している。
「なあ、それ歩いてくる時にバレなかったのか?」
一見清楚そうな白いシャツからは、ノーブラなせいで色素の薄い乳首と乳輪が透けて見えている。爽やかな蒼いスカートは、太股まで達しないほどに短く加工されたせいで台無しだ。ほぼ丸出しの股間にはドロドロの汁が伝っていて、当然のようにパンツを履いていない。
「んふ……♡ 顔見知りの、ファンとすれ違いましたが……♡ 『あんな変態、氷織様なわけないわよね……』と、避けられてしまいました……♡」
「可哀想になぁ。今の氷織は、こっちが本性なのにさ」
真っ白な尻を鷲づかみにしてやると、クールな顔付きがだらしなく表情を緩ませた。
「は、はいぃ……♡ 旦那様におまんことアナルを捧げることだけが、私の生きる糧です♡♡ ですから、どうか……今日も私の身体に、ぶっ濃い精液をコキ捨てて……負かせて、ください……♡」
絶対的な勝利を求めていた、クールな永雪氷織の姿はもうここにはない。今の彼女は、ただひたすらに俺の肉棒と愛撫を求めるだけのマゾメスだ。
「んほぉ゛ぉおぉォ~~~♡♡♡」
氷織は、今日もチンポに負ける絶対的な快楽を求めてよがり狂っている……♡
ドルフィンウェーブの作品、これを投稿した時点でまだR-18ものしかなくて笑ってしまいました。