無垢な聖女が敵軍司令官に捕まり、他の兵士たちの前で何度も犯され快楽に抗えず絶頂セックス漬けになる話 作:月見ハク
夜明けの空気で、フィーネは目が覚めた。
まだ、少し眠い。
昨夜は、最終的にうつ伏せになり動けなくなったところを何度も突かれて、気付いたら意識を失っていた。
あんなに乱暴にされたのに不思議と体に痛みや疲れはない。
フィーネは念の為、自分に治癒を掛ける。
隣でいびきをかいて寝ているエコンドの腕から、ゆっくりと抜け出した。
ベッドを見回すも、着られるような服はない。
床に替えのシーツが畳んで置いてあった。
(あれをまとって、エラのところに……)
「どこへ行こうというのだ?」
体が硬直する。昨晩、散々植え付けられた本能的な恐怖が蘇る。
起き上がったエコンドが、フィーネの肩を掴んでいた。
「ククク……これは仕置きが必要だな」
フィーネは怯えながら後ろを振り返る。そこには目を血走らせ獰猛に笑う獣がいた。
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昨夜、興奮して眠りに付けなかった兵士たちはフィーネの嬌声で目を覚ました。天幕からは、またあの可愛らしく艶かしい声が響いている。
その天幕に向かってズンズンと歩くタブツ騎士団長の姿があった。タブツは天幕に入るなり、その淫らな光景に息を呑んだ。
「あぁっ、あんっ、やぁっ、おねがい、もうっ……あんんっ、やっ、んうぅぅっ……」
エコンドの開いた両膝に挟み込まれながら、膝立ちになったフィーネが後ろから突かれていた。フィーネは両肩を掴まれ、体を反らせている。昨日夢中で舐め回した美味しそうな乳房がエコンドの突きに合わせて激しく上下に揺れていた。
タブツは思わず生唾を飲み込む。
「ああっん、んあっ、あっ、ひぁんっ、あんんっ、あんっ……ふぁっ、あぁあああっ――――――!」
フィーネは、起きてからすでに三回もエコンドに精を放たれていた。
やがて「ぐおおぉぉっ」という野太い声を出して射精したエコンドは、気絶したフィーネを無造作に放った。支えを失ったフィーネの体がシーツの上に倒れ込む。
タブツはその姿を目で追いながら、エコンドを睨みつけた。
「フィーネ嬢の処女を奪って、王にはなんと説明するのです?」
「ふぅ……そうカッカするな。道中、責め苦に耐えかねて自害したとでも言っておけばよい」
「そんな虚偽報告が、まかり通るわけがないでしょう」
「まかり通るさ。口止め料は、この娘の味見だ」
タブツは、それ以上何も言わなかった。
その目にはもう、ベッドに投げ出された艶かしい少女の裸体しか映っていない。タブツは兵士の大半――少なくとも自分は、それで口をつぐむだろうと実感していた。
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温かいものが体を包み、護衛騎士のエラはゆっくり目を覚ました。
体が縛られている。服を着ていない。捕虜として捕えられたままだ。
北部特有の渇いた空気――帝国領か。
「エラ、無事で良かった……」
ハッと声のするほうを見ると、目に涙を浮かべたフィーネの姿があった。
「フィーネ、さま……!」
フィーネの頬には涙の跡がある。にこりと笑う顔はぎこちなく、疲れが見て取れた。
体に異常がないか視線を下げた瞬間、エラは驚愕に目を見開いた。
フィーネは、男――それも大柄な男性のシャツを着ていた。ボタンは上から二つが外れており、綺麗な肩がチラリと見える。覗き込まれれば、乳房も見えてしまうだろう。
なぜこのような淫らな格好を……。
そう思ったときエラはさらに目を疑った。
フィーネは、ズボンもスカートも履いていなかったのだ。滑らかな太ももが大胆に露出している。おそらく下着も付けていない。
よく見ると首すじや胸元には口吸いで付いたと見られる、赤い印がいくつも刻まれていた。
誰かに、着させられている。
今の自分の状態と照らし合わせたエラは、その優秀な判断力でフィーネと自身の置かれている状況、少女に起こった悲劇をすべて理解した。
「フィーネさま、申し訳ありません。私を、殺してください」
「それはダメだよエラ。私なら大丈夫。だから、生きて」
(そんな……そうしたらフィーネ様が……)
「治癒は済んだか、フィーネ」
「……はい」
一転して無表情になったフィーネは、声のほうを振り向くことなく固まった。
エコンドがゆっくり近づいてきてフィーネの背後に座ると、彼女のシャツの胸元へ乱暴に手を突っ込んだ。シャツの下で、エコンドの手がフィーネの乳房を揉みしだいている。
フィーネは「うっ」「んっ」と苦しそうにうめきながらも、うつむいて耐えていた。
「貴様ッ……フィーネ様から汚い手を離せッ!」
「手放すわけがなかろう。フィーネは一生飼う。その間、お前は生かし続ける」
「なんだ、と……!」
「天幕に戻るぞフィーネ」
「……ごめんね、エラ。また後で来るね」
フィーネはエコンドに手を引っ張られて、去っていった。
「待てっ!」と叫ぶエラの口に自殺防止用の手ぬぐいが噛まされる。
しばらくして、エラは天幕から漏れてくるフィーネの嬌声を聞き、静かに涙を流した。
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その後、エコンドの部隊から怪我人が出ることはほとんど無くなった。
士気は異常なほど高く、配置換えを猛烈に拒んだり、必死になって入隊を希望する兵士が続出したりするという珍妙な事態に陥った。
上官や幹部が訳を聞いても皆一様に口をつぐみ、「最高の部隊だから」としか言わなかった。
怪しんで監査に入った幹部も「特に異常はない」と報告するばかりで、ただなぜか、監査を希望する幹部は後を絶たなかった。
しばらくして、駐屯中の部隊で大規模な爆発事故が起きた。
エコンドがいたはずの天幕は灰となり、中から数人の焼死体が見つかった。帝国上層部は状況証拠からエコンドとその部下数名、王国で捕えたという性奴隷の死体だと結論付けた。
二週間後、帝国領辺境の開拓村にギラついた目をした中年男性と、天使のような美貌を讃えた少女が流れ着いたという。
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