「手練れとは思っていたが、あそこまで手練れだったとは…」
未来の妻と別れ、県内を練り歩く俺はまさに手詰まり状態である。神子を通して妖魔を捕まえようとしても、全て躱されてしまいほぼ手がかりゼロ。妖魔の臭いを持たせた奴を複数県内外に配置し、特定させないようにした上で更に自分の霊力を複数の妖魔に与えることで余計に特定しづらくさせていやがる。無駄に頭を使ってやがる…。
「神子の為にも俺が探し出して殺さねぇと…」
俺の全能力を用いて神子を誑かす妖魔を探し出して殺す。こういう妖魔は長生きさせてはいけない。俺の中の警報が一日中鳴り止まない。
神子を妖魔どもの手に渡らせてはいけない…。あれは俺の女だ。
「あっ…ようやく見つけました…」
後ろから聞き馴染みのある声がして視線を前から後ろへ向けると
「お前が俺を探してたなんて随分珍しいじゃねぇか。何の用だ?」
「神子さんのこと聞きました。僕にも何か手伝えることがあればと思いまして…」
「…退魔士とは言えお前はまだ9歳のガキだ。今回の相手はかなり強い。未来ある退魔士に何かあれば俺がどやされるから遠慮してもらえないか?」
「急にダサ…いえ、僕が周囲から期待されているのも知っていますが、あれほどの方が妖魔側に渡ってはいけません。なんとしても阻止しなけれな…」
いや、ダサいって言われてもな…。お前のその睡眠最高Tシャツにパンツまで睡眠って書いてあるファッションの方が…。ま、まだ小学生だし…きっと成長と共に良くなる…はずだ。
「それに神子は俺が守るから安心しろ。帰って宿題でもしてな」
「そんな余裕があるのですか?」
「…何?」
「神子さんの自我が侵食され始めただけでなく、現実と幻が混ざり曖昧になっている…それは一刻も早く原因である妖魔を排除しなければならないということ。だから貴方は内心焦っている。違いますか?」
「人の記憶と心から情報を盗むのを得意とする豊川らしいいやらしさだなオイ」
「それが僕ら豊川の長所ですので」
満面の笑みで言うことか?それ。悔しいがコイツの力も当てにするか…。
時間がないのも事実だしな。
「お前の目的はなんだ?神子に近づく理由を教えろ」
「理想は神子が僕のお嫁さんになってもらう事ですけど…」
「今すぐここで消してもいいんだぞ」
「こわーいお兄さんがいるので今は諦めておきますけど…そのお兄さんに借りを作ることが目的ですよ」
「めんどくさいお願いはごめんだからな」
「大丈夫ですよ。そんな面倒なことにはならないはずですから」
クソガキが…もうちょっと仮面つけてろ腹黒ショタが。
「じゃあ俺とお前で手分けして妖魔を殺しまくるが、いけるのか?」
「僕を誰だと思ってるんですか?豊川の至宝ですよ?」
「そうか、なら県内全てのめぼしい場所を送るから今日中に全部排除してくれ」
メッセージに県内全てのめぼしい場所を記したマップを送りつけて、俺は県外全てのめぼしい場所を暗記する。
「……ご武運を」
「お前もな」
ーーー
最近妹たちがオレに甲斐甲斐しくお世話をしてくれる。という名の監視であるけど…ロリに世話されるとか役得過ぎないか?ご飯も風呂も基本誰かと一緒。姉妹仲が深まらないわけが…わけが…わけが…。
「姉様!気をしっかり!」
「姉様!自慰しないで!」
「姉様!エロい顔しないで!」
「姉様!隠れてオナニーしてもバレてるから!」
妹たちからの日々絶えないダメ出しが辛い…。ち、違うんだよ?オレとしてはね?ご飯食べるのと同じなんだよね、オナニーって。それぐらい浸透して…して………。
「……オレ、いつからオナニー中毒になった?」
気づけばオナニーをしてしまうくらいにオナニーは普通になってる。若い子たちが暇さえあればSNSを覗くように、オレのオナニーもごく普通であり当たり前になっていた。確かに三大欲求の一つではあるが、いつもやってたらそりゃ色狂いとか思われても仕方ないよな。
最近は大河としたからなのか、エロい夢は少なくなった。けどなくなってはいないから、ムラムラしてしまうのだ。
毎日オカズを出されてたら主食もしたくなるというもの。でもオナニーを毎日するのって、普通じゃない…よな?性欲強い人とかならまだしも、オレは別にそんな事ない…し。あの妖魔のせいであってオレの性欲がバカ強いってわけじゃないし。
はしたない女じゃないし、オレは。そう、オレは淑女…淑…女…。
「んっ…」
「姉様!!」
「はっ」
「はっ…じゃありません!また自慰しようとしましたね!罰として拘束させて頂きます!」
自身の股に伸びていたオレの手は瞬時に上へと持っていかれ、頭の上で両腕が霊力により作られたリングで捕まってしまう。
「うぅ〜…ムラムラしちゃったんだって!許して沙織〜」
「……はぁ仕方ないですね」
沙織はオレに呆れながら、電マを取り出すとそのままオレの性器に当ててきた。服の一部分だけを術で一時的に消す高等技術を無駄遣いしているのだけど、オレを脱がすのは流石に気が引けたのかな。
「あっ〝〝〝♡」
冷静に分析してたら電マ当てられただけでイってしまった。沙織には何度か介抱してもらったことがあるが、『オレが満足した後自分もオナニーしてるのお姉ちゃん知ってるからな』って言ったらいじめられた。
「………」
「んぎぃ〝!?イったばっかりぃ〝ぃ〝ぃ〝」
「妹に電マでイかされて、本気汁垂れ流すダメダメまんこを晒して恥ずかしくないんですか?姉様」
イってるのにすごく冷たい視線を送ってくる沙織にゾクゾクしちゃってる自分がいるのも自覚して軽くイってしまう。
「ダメ♡クリトリス弱点なのぉ♡」
「姉様、全身が弱点じゃないですか。クリトリスだけじゃないでしょう?ほら乳首も触って欲しくて勃起しちゃってますよ?」
「ちが、違うの♡こ、これは生理現象で…♡」
そう言って抗議するも、沙織は術でまた乳首周りの服だけを一時的消してオレの桜色の乳首がこんにちは。それをじっと見つめながらも電マは当て続ける沙織はゆっくりと乳首に顔を近づけて口を開いた。
「…はむっ」
「んほぉ〝ぉ〝ぉ〝ぉ〝お〝♡♡」
沙織のやつ♡乳首の感度を上げる術を使った上に発情させる術まで使いやがって…♡じゃ、じゃなきゃオレはこんな無様を晒して…ないんだから…な♡
「姉様?私は何も使ってませんからね?乳首を吸っただけでイった姉様?姉として恥ずかしくないんですかねぇ?ふふ…」
「う、嘘にぉ!?♡ダメ♡乳首噛まないでぇ♡♡」
「ほら、姉様見て下さい」
沙織が白い液体が付着した手を見せてきた。なんかちょっと甘い匂いがするような…?
「今しがた出た姉様の新鮮な母乳ですよ。ふふ、面白いですね。まだお腹は空っぽなのに…もうお母さんになる準備ですか。せっかちさんですね」
「う、嘘「嘘じゃないですよ。ほら?見えますよね、ビュー、ビューって姉様のおっぱいから出てるこの母乳、誰に飲ませるんですか?私が最初に飲んでもいいですか?」
「ダ、ダメぇぇぇぇぇ♡♡」
沙織はオレの胸を乱暴に掴んで両乳首を口に含む。そして容赦なく吸い上げ、飲み干す勢いだ。妹に母乳を飲まれる姉って………。
「おや?おかしいですね?下のおくちからも白い液体が溢れて…飲んで欲しくて堪らないのかなぁ?姉様?どうして欲しいですか?」
「…………です」
「聞こえないなぁ〜?」
「沙織にオレのおまんこ虐めて欲しいですぅ!」
「はぁい♡よくできました。いい子にはご褒美が必要ですよね?姉様♡」
術により作り出されたアダルトグッズはすぐさまオレの両乳首とクリトリスを覆うようにして出現する。
「あ…あ…や、やめ…」
「ゆっくり楽しみましょうね、姉様♡」
「イクゥ〝ゥ〝ゥ〝ゥ〝ゥ〝ゥ〝♡♡♡」
──こんなの耐えられるわけない♡♡
ーーー
先程まで神子が見ていたのは我が見せていた幻。途中までは本当だったが、神子の妹が姉を性的に弄っていたのは幻。それぐらい姉である神子が気づけないほどに神子は堕ちている。
ああ…それにしても神子の体は本当に良い。触るだけで力が満ち満ちてくる。そこにさらに性行為などすれば…我の力はどこまで上昇してしまうのだ。それに我と神子の半人半魔の子が出来れば世界は我ら妖魔のモノとなるのも決して夢物語ではなくなるだろう。実に、実に…楽しみだ。
「待っていろ、神子よ。我が貴様を必ず堕としてみせよう」
指定災害妖魔
「人間の真似事なんかしてよ…へっザコ妖魔らしいぜ」
などとほざいた低級妖魔は無間が欠伸しただけで消滅した。実力差を知る事もなく。それは幸せなことだろう。誰に喧嘩を売ったのか知らずに済んだのだから。