やぁ、催眠おじさんだよ。
催眠おじさんは催眠おじさんがまだ少年だった時にチート催眠能力に目覚め、それ以来催眠能力を使い好き勝手な生活を送ってきたんだ。
始めのうちは女に催眠を掛けて性に爛れた生活を送っていたんだ。でもそんな生活をずっと続けているとやっぱり飽きてきてしまったんだ。
人生をもっと楽しむために例えば、湯水のように金を使ったりとか、抜きゲーみたいな性に爛れて開放的な街とかを作ろうとしたりとか、色々な事をしたけど結局チート催眠能力があるから最終的にどうなるかは予想と結果が殆ど一致してしまうんだ。
催眠おじさんの催眠が効く対象はどれもこんな調子になってしまって面白くないから少年時代以来のゲームブームがおじさんに来たんだ。機械越しの催眠はともかくゲーム自体になら催眠能力は効かないからね。
そんなこんなで沢山ゲームをやって女を犯してゲームをやって女同士のセックスを見たりしたときに素晴らしいゲームジャンルに出会ったのさ。それこそシミュレーションゲーム。もっと正確に言うならシミュレーション放置ゲームになるのかな。
兎に角それに出会い、おじさんに天啓が舞い降りたんだ。
変態催眠をかけて放置してどうなるのか結果を予想する、そんな遊びを思い付いたんだ。
基本のルールは三つ。
一、催眠で一般的ではない性癖を対象に植え付ける。
二、その性癖に気付くようにきっかけを与える。
三、それ以降は何もせず、ある程度時期が経ったらどうなったのかを確認する。
状況によってはこれ以外の事もするけど基本はこれだけ。
催眠おじさんはこれを催眠放置ゲームと呼んでいるよ。
これが始める前の予想よりも遥かに楽しくてハマってしまったんだ。予想だと大したことにならないだろうと思った人が大変なことになったり、その逆もあったり。催眠おじさんの想像力じゃ思いつかないことが起きたり、偶に予想通りの結果になったりもする。まったく予想があてにならなくて最高の遊びなんだ。
さぁ、前置きが終わったところで今回の催眠放置ゲームの話をしようか。
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おじさんが世界にかけた催眠により、子供を作るにはある程度の条件が必要であると世界的に認知を弄った。その条件とは、まぁ簡単に言ってしまえば優秀さだ。つまり平均より上位の人間のみ、その遺伝子を後世に残す権利を得られる、という訳だ。これを一単語で表現すると優生主義になる。
『優秀さ』という単語の意味合いを厳密に定義している訳ではないが、何か秀でたものがあれば子をなしてもよいとしている。それは例えば容姿であったり、IQ等の頭の良さ、芸術的なセンスに運動神経とかそういった様々なものだ。そういったものがあるなら子供を作ってもよいと、世界的に催眠をかけた。
この催眠は間接催眠で世界中にかけているので、おじさんがこの世を去った後でもルールとして残り続け、数世代も経てば今の世界で上位とされる群が平均的になる程に人類が進歩するかも知れない。そう思ってかけた催眠である。強いて欠点があるとするならその世界をおじさんが観測できないことか。
とにかく、こういった催眠を世界にかけた。これによって最近は街中で若い人を見るとほぼ全ての人の容姿が優れている。容姿による女漁りがやり易くて困っちゃうね。
だけどこうして茶化せない程度に困った問題も併発した。少子化だ。
単純に人類の内の半数が子供を作れなくなったので、産まれる子の数も単純に半減してしまった。おじさんの頭にもこれはまずいんじゃないかと浮かんでしまったので、頭のいい人達に考えて貰ったら遺伝的多様性が失われて人類が滅ぶなんて言われてしまった。
なので当時、急いで追加の催眠をかけた。子供を作れる権利がある人は必ずそうするべきだと。
これによって代理出産が世界的に認められた職業になったりもした。とにかく、この追加の催眠によって遺伝的多様性は守られるだろう、というのが頭の良い人達の結論になり、おじさんは人類を絶滅の危機から救った知られざる英雄になった。
さて、ここまで話の枕と前提であり、ここからが今回の催眠放置ゲームの話だ。
つまり平均以上の方々は子供を作るのが半ば義務となったが、それは法律で決まっている訳ではなくあくまで善意に基づいた行動、というのが今の社会だ。
それでもこの条件だと子供を作らない人が存在する。例えばレズカップルなんかがそうだ。
それでも大体は生殖遺伝子をどっかに提供して後は知らんぷりをして世間からの声を黙殺したりするんだが、それすらしない人が極一部いる。目の前にいるレズカップルがその世界的に見て珍しい存在だ。
知った理由は簡単、そういった人がいるならおじさんの耳へ入るようにしているからだ。さっきも言ったけどおじさんは人類滅亡を阻止しなければならないからね。
ここでいつもだったら適当に催眠をかけるんだが今回はそうしなかった。見た目が好みなのをあるし、何より子供を作らない理由がいい。自分と関係が無くても愛する恋人の遺伝子をどことも知らない男に穢されるのは耐えられない、だそうだ。そして相手にそれを強いているから自分も卵子を提供しない。こういった理由で代理出産も、普通に孕むこともしない訳だ。
そう言い放ったのはレズカップルのボーイッシュ的な格好を好むタチの方。区別の為にこっちをボーイッシュちゃん、その恋人をガーリッシュちゃんとする。実際見た目もそんな感じだからね。
そんなボーイッシュちゃんの見た目だが、女子の平均より上で高身長。全体的にスラッとしてシンプルな服装を好み、髪も短く纏めている。胸も大して膨らんでいないので、遠目から女だと判別するのは難儀だ。けれど近づいて顔立ちを見れば、男性にしては整いすぎているので漸く女性だと気付ける。
それにしてもモデルとか女優とか、そういった仕事をしていても不思議ではないほどの美形だ。まぁ、そうやってチヤホヤされるのが性根に合わないからこうして男装めいた格好を好んでいるのだろう。話をさせてみると実際そうみたい。それに性同一性障害とかトランスジェンダーとかそういった面倒な要素もかみ合った結果らしい。
ガーリッシュちゃんの見た目だが印象としては逆ボーイッシュちゃんだ。身長は低くて髪は長い。服はフリルが付いたりとかそういったものが好み。ゲームの攫われるお姫様みたいな感じといえば大体こんな容姿だろうといった所か。
ボーイッシュちゃんは全身レズみたいなものだが、こっちは殆どノンケみたいだ。女同士が無理な訳ではないが、といった所にボーイッシュちゃんと出会い、積極的なアプローチを受けて交際を始めた。二人が付き合いだした経緯はそんなところだ。
つまり前述の恋人の生殖細胞を犯されたくないと考えているのはボーイッシュちゃんで、ガーリッシュちゃんは恋人がそれを望んでいるなら相手の嫌がることはしたくないといった具合で、子供を作らないと決めたみたいだ。
思っていたよりもかなりの純愛物語を不意打ち気味に食らってしまったせいで、おじさんちょっと感動してしまった。適当に暇つぶし感覚で触りだけ聞いて後は適当に流そうと思っていたが、出会う前の鬱屈とした社会への感情とか、出会いから晴れて恋人になるまでの過程とか、付き合った後の話をとかを随分長く聞いてしまった。下手な映画よりも面白かったね。
しかし、彼女たちへ近々不幸が襲い掛かることは確定している。子供を作るルールが世界的に法律によって明文化されてしまうのだ。今は草案の段階だが施行されることは確定しており、この法律に背いて子供を作らないと人権が剥奪されることは決まっている。そして彼女たちは子供を作る対象だ。
まぁ適当に催眠を使えば守られるが、それよりも催眠放置ゲームに参加させた方が暇つぶしになる。丁度法律の施行はまでは一年と少しあるので催眠放置ゲームの期間はある。勝てたなら催眠で世界を誤魔化し、このカップルの生殖細胞と心を守ってあげようと心決めて催眠をかけた。
今回催眠をかけるのはボーイッシュちゃんだけ。彼女の繁殖欲を増大させる催眠のみをかける。ガーリッシュちゃんに催眠を掛けないのは、恋人に合わせている面が強く、普通に別れを切り出して子供を作るのが分かり切っているから。先の見えるゲームは面白くないからね。
これで一年後に別れもせず、どっちの子供もできていなければレズカップルの勝ち。
催眠に負けて子供を作るのか。欲望の誘惑に耐え切るのか。耐え切ったのならば二人の関係はどう変わるのか。それとも何も変わらずに今と日常の延長線上に居るのか。
予想が全くつかない、面白いゲームになりそうだ。
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さて一年後である。家へ呼び出して話を聞くことになったので待っている。来るのはボーイッシュちゃんのみだ。なんせ催眠を掛けたのは一人だけだし、もしもガーリッシュちゃんと別れてたら無理やり顔を合わせる事になって気まずいだろうからね。とにかく話を聞くのはボーイッシュちゃんからだ。
そんなボーイッシュちゃんのお腹は膨らんでいない。おお、欲望に打ち勝ったのか。それとも爆速で孕んでもう中に居ないのか、若しくは小さくから気付いてないって可能性もあるな。やはり催眠放置ゲームの結果発表前のワクワクは格別だ。
──この一年の間に人類の未来に貢献した?つまり子供を作った?
「ええ、作りましたよ。正真正銘、私の子です」
──じゃあ、今お腹が膨らんでいないのはもう産んだから?それと孕んで直ぐなの?
「ちょっと何を聞いているのか分からないですね」
──じゃあ貴方の卵子をどこぞに提供して、それの現状を把握しているって事?
「え?何で私が卵子を持っているという話になるんですか?」
──ん?
「え?」
──嘘を吐いてないよね?
「ないですよ」
ボーイッシュちゃん本人に嘘を吐いている自覚はない。つまり完全に自分を騙して真実を誤認しているね。
つまり子供を作ったのは真実だが、それが自分の遺伝子を持っているのは怪しい。そういえばこいつは性自認だのなんだのが面倒な人種だった。
こういった場合の対処は簡単。催眠を使い、この一年を時系列順で出来事を語らせればいいだけだ。ガーリッシュちゃんとの出来事を中心に語らせてみた。
「一年前、貴方に出会った後からですかね。捨てたはずの執着心といいますか、欲望が日に日に大きくなっていくのを感じたんです。自分の子が欲しいと。
それでも自分では抑えていたつもりだったんですけど、ある日ガーリッシュちゃんに言われて気付いたんです。最近体を求める頻度が上がったねって。確かに言われてみればそうだなって感じですよ。それまでは週に二回あれば多いねって話してたのが隔日毎に体を重ねてましたから。
それでも初めの内は満足できていたんです。でも段々と物足りなくなっていって。キスしてまぐわうだけじゃなくて、次第に相手の中に侵入したくなっていったんです。それで初めてペニスバンドを買ったりして。毎日するようになっても心の欠けている感覚が消えなかったんです。
そんな時ですかね。二人でデートしている時にナンパをされたんです。二人組の男に。いつも通りにあしらったんですけど、妙に後ろ髪を引かれる思いが消えなくて。何でだろうって考えていたら気付いたんです。彼らはガーリッシュちゃんを孕ませられるのに、私は不可能なのが憎いって。
あはは、おかしいですよ。だって私は男で、今はガーリッシュちゃんを孕ませ……、あれ、なんか、変だな」
催眠。あー、つまりここら辺のタイミングで自分の事を男だと思い込んだって事か。その話を聞くのは面倒だから催眠でパス。ついでにこの話をしている最中は精神崩壊を起こさない様にしよ。
んで、どうやってガーリッシュちゃんを孕ませたのか教えろ。
「ああ、それは簡単ですよ。私に注がれた精液を彼女に受け渡しただけです。さっき話した通りにナンパは割かし日常茶飯事でしたから、精液の提供元にはそこまで困りませんでした。それより、ある程度良い遺伝子を選ぶことの方が、時間がかかったくらいですね。
デート中にナンパをされたら、ガーリッシュちゃんにバレない様に連絡先を交換したりして、密会中に膣内へ精液を封入して貰うんです。後はガーリッシュちゃんとマンコを擦り合わせてる時なんかに中出し精液を受け渡すんです。これを基本として後は幾つか派生があるって感じです」
──ガーリッシュちゃんにバレたりしなかったの?
「元々私はタチですし、世間知らずと受け身な姿勢なお陰で違和感を覚え難かったんです。精液だって知識の上でしか知らない箱入り娘ですからね。それでも少しは疑問に思うことはありましたけど。でもそういう時は頭を抱き寄せてキスをすれば、直ぐ私に夢中になってくれるので大丈夫でしたよ」
──中出し精液の膣移し?以外にはどうやって精液を運んだの?
「特注で作った双頭ディルドを使ったりもしましたね。男性器の尿道を模した一方通行の管があって、そこを通って私の膣からガーリッシュちゃんの膣へ精液が移動するんです。私が射精をして孕ませてるみたいで興奮したな。まぁ、あまりしっかりとしたものでは無かったので、貢献できたのかと言われると返答に困るんですけどね。
あとは精液を恵んでもらう時にコンドームを使って貰って持ち帰って。それをローションだのなんだの言ってセックスに持ち込んだりもしましたね。これはさっきの方法よりも生きた精子を運べたと思いますけど実際どうなんですかね。興味が無くて調べてないですけど、射精から時間の経った精子はその能力が弱まるとか、コンドームには殺精子剤があるから死んでるとか。
どちらにせよこれでは孕んでないと思いますよ」
──じゃあどんな手法で孕んだと思っているの?
「簡単ですよ。目隠し拘束したガーリッシュちゃんのすぐ近くで私がフェラで精液を抜いて、口から膣へ流したんです。この方法は他の方法より確実だと断言できるので、これを思いついてからは精液は全部そうしてましたね。
それに怪我の功名って訳でもないんですけど、この方法は直ぐに思いつかなかったのも良かったんですよ。なんせ思いついた時は児戯みたいなセックスなんて過去のもので、アブノーマルな事も毎日やっていましたからね。
フェラで抜いてる時間も放置プレイだって言えば、私を信じ切って待っていましたから。不慣れな私でも揚々とフェラに専念できました」
──中々に倒錯的な光景だけど、よくそんなのに付き合う人間がいたね。
「ああ、それは簡単に言えば性産業ですよ。フェラ抜きするからレズプレイを大人しく見ろって感じで人を募ってたんです。ほら、これでガーリッシュちゃんが子供を産んで育てるとなると、何かとお金が入用になるでしょう。そのお金稼ぎも兼ねてね。
元々逆ナンパで精液を求めるだか何だかって、ちょっとした知名度が私にあったみたいでね。私の精液を欲しい経緯を知った信頼できる人とそういったビジネスをしたんです。よく分からないですけど素行が良い人を厳選したとか何とか言ってましたね。そういう人だけが拘束されてるガーリッシュちゃんの姿を拝めたんです。
かなり倒錯的でエロいみたいで、リピート率が高いみたいですよ。なるべく拘束されたガーリッシュちゃんを男の目に入れたくなかったのでそれはありがたかったです」
──ガーリッシュちゃんは今もその事実は知らないの?
「もちろん」
余りも哀れで思わず声を上げて笑ってしまった。知らない内に恋人が同性を孕ませたいと拗らせて、男を漁ってその成果を子宮目指して膣へ流し込まれたとは。
それにしてもそれを主導していた男は何とも楽しい思いをしたに違いない。AVでだってこんな倒錯的なものは珍しいのにそれを目の前で見られたのだから。どんな人かは知らないが話を聞いていると金は有り余っていそうだ。
ともかくその甲斐あってガーリッシュちゃんは孕んだという訳か。じゃあ少しボーイッシュちゃんの事を聞こうか。
──ところで君が孕まないためにどんなことを?
「普通に避妊薬を飲んでただけですけど?」
──恋人の子供のために見ず知らずの他人とセックスしたのはどうだったの?
「私の体で精液を作るにはそういう行為が必要だったってだけです。体の自然な代謝などの一つですよ。どうこう言う話ではないですね」
──一番気持ち良かったセックスは?ガーリッシュちゃんとの二人きりは抜きで。
「目隠し拘束されている彼女の前でフェラしながらマンコも犯された時かな。男の人の性欲の見積もりが甘くてね。待てるだろうと思っていたが待ちきれなくてマンコでも奉仕することになってしまった。
色々としている内にマゾ性を開花させてしまったみたいでね。レイプされてるみたいで正直酷く興奮してしまった。それに時間をかけないよう気を使って貰った結果、本当に性処理の為だけにマンコを使われてね。雑に挿入られて射精をしたら直ぐ終わりだったんだが、それも道具扱いされてるみたいで興奮したよ。
それに放置プレイで目隠しも耳当てもしていたからガーリッシュちゃんがこの事を知ることが無かったにしろ、彼女の目の前で犯されたのも興奮が一入増したね」
──始めて親になるけど悩みとかある?
「親になるとは少し違うけど特大の悩みがあってね。彼女、妊娠二カ月目でお腹が膨らんできた頃なんだが、嫌に気落ちしていてね。私との子供のはずなのに全然嬉しそうじゃないんだ。
どうも自分でも知らない内にレイプされて孕んでしまったと思い込んでいるんです。いくら私との子じゃないかと言っても聞き入れてくれなくて、寧ろ私がおかしくなったと思って精神科を勧めてくるんです。
このままじゃ勝手に堕ろしても不思議じゃなくて、今は家に軟禁してるんですけどそれでも不安で。何かいい案があればいいんですけど」
そういう話になったので、おじさんが直々にガーリッシュちゃんへ催眠をかけて、この倒錯的なカップルを救ってあげることにした。その代わりに売春の様子を映像として売り出すという条件を一つだけ付けた。これでオナネタは定期的に供給されるといった訳だ。
ボーイッシュちゃんはこれからも男と女の間で破綻した理論を重ねて精神崩壊をしてもらう。その方が楽しめるからね。なに、本当に精神病棟へ入院することになっても社会的な福祉は沢山ある。産まれてくる子供はしっかりと成長できるだろう。それこそガーリッシュちゃんからも捨てられても。
今回の催眠放置ゲームはこんな感じの顛末になった。精神を壊して遊ぶのは何回もやったことが有るが、自分がこんなに直接的に関与していないのは初めてかも知れない。物珍しさはあったが話を聞くのが面倒だったからこの一回で満足かな。
さ、次はどんな催眠放置ゲームをしようかな。