貞操逆転世界に転生した引きこもり燃え尽き症候群男子が気まぐれで雇った帰還兵女軍人との切羽詰まった処女童貞交換えっちで精通させられる話 作:ぽぶきち
オリジナル:ファンタジー/恋愛
タグ:R-18 男女比1:999 貞操観念逆転 PTSD 退役軍人 恋愛 純愛 完全人力執筆 一般公開
そんなとき、新しい警護官の雇用リストを見て、どことなく自分と似た雰囲気の女性をみつける──。
貞操逆転世界に転生した引きこもり燃え尽き症候群男子が気まぐれで雇った帰還兵女軍人との切羽詰まった処女童貞交換えっちで精通させられる話。
この世界の男子は、成人時までに100人の女性を妻とする義務がある。
『ふっ、ふっ、ふっ……っこのように、女性が腰を動かしながら、男性様を射精反射に誘導します』
タブレットのなかで、男性をもした模型のうえに和式トイレにするようにM脚でしゃがんだ女性が、小さなディルドを股に咥えてゆさゆさと上下している。
この世界の男性の好みらしく、胸は男と見まごうほど慎ましい。
そして、挿入しているディルドは僕の平常時の半分もないサイズで、これが普通のようだ。
僕は、『
僕は、男女比が偏った世界に生まれた。
たぶん、偏った世界だと思う。
この世界では男性が生まれてくる確率は0.1%らしいから、男女比は1:999となるのだろうか。
生まれたときから隔離されていたから、ここが本当にそんな世界なのかはわからない。
初等教育で受けた内容を鵜呑みにしているだけだ。
だが、僕がこのように過剰に保護されているということが一つの証拠なのではないかとも思う。
中学生になってある程度の自由が効き始めたものの、それでも僕の外出は基本僕を警護する女の人──男性観察官の許可が必要だ。
多くの男子はこれを不満に思うらしく、代替として多くの娯楽が家のなかで完結するようになっている。
僕に不満なんてない。
そもそも、僕は一度死んでいるのだから、得られた余生に文句を言うなんておこがましいだろう。
ベッドの上に横になって、高い天井を見上げる。
僕は部屋から殆ど出ない。
料理は男性観察官の人が用意してくれるし、リモート授業も部屋で受ける。
二つの部屋を交代で使っているから清掃もあるし、そもそもユニットバスが自室内に存在している。
まるで大企業の社長息子のような生活を送っている。
僕は惰性で生きている。
前世で色々やって、疲れてしまったのだ。
人と関わることや、何かを達成しようとすることに。
そんなだから、男性観察官の人からも若干距離を置かれている。
これまでも数回男性観察官が変わったが、どうやら僕を外に連れ出せないことを咎められての担当変更だったようだ。
多くの男性観察官の人が僕を見ては少し怖がるから、そうでなく事務的に接してくれるいまの男性観察官は相当なエリートなのかもしれない。
「もうすぐ、交代の時期だな……」
自分が発声可能な生物であることを確かめるために天井に向かって独り言を放つ。
あと数日で、いまの男性観察官も変わる。
確か、次は自分で担当官を決めないといけないんだったか。
教育によって決断力が一定以上養われたと判断されたからだと思う。
いまのうちに決めておこうと、僕はタブレットを取り出した。
開いた特定のページには、
着任可能な担当官のリストが表示されている。
中学生になってから男性観察官を変える際には、観察官ではなく『警護官』という役職の人を選ぶ必要がある。
発育が甚だしくなり襲われやすくなった男性に対し、保護よりも警護に比重をおいた職務を行う公務員職。
正直どうだっていいが、できる限り僕を怖がらない人がいい。
タブレットをスクロールしていく。
優しそうな顔の女性。
母性がありそうな女性。
線が細い女性。
勝ち気な表情の女性。
「…………?」
そこで一人、他とまったく違う顔つきをしている警護官の写真があった。
「……呉井マナ」
まるでこの世そのものを恨みつつ、恨むことすら諦めたような顔。
幽鬼の形相が、地として張り付いて適合したような顔。
きっと僕なんかよりも何十倍も凄まじい経験をしているのだろうが、
僕はそれでもどこかシンパシーを感じた。
まず、保留リストに追加した。
そこから少し考えて、着任申請を続けて行う。
……が、その前に、何らかのチェック画面が開いた。
『この警護官はソメイユです。本当に着任申請を行いますか?』
ソメイユ。
この国の最前線で他国との戦争に駆り出されている存在のことをそういうらしい。もっとちゃんとした定義があるらしいが、それはよくわかっていない。
僕の生まれた世界は男女が偏っているだけでなく、隣国との戦争も常態化しているようなのだ。
特にためらいもなくYesのボタンを押した。
どうせほとんど顔を合わせないのだから、問題ないだろう。
‐‐‐
ある日、観察官から配膳されてくる料理の味が変わった。
口に含んで、疑問が生じる。
調味料の加減を間違えたのか、舌がピリつくほど辛かった。
「あ、そうだった……」
確かこの前申請した警護官の着任日は今日じゃなかっただろうか。
そう思ったとき、配膳トレイに何か挟まっているのが見えた。
挨拶の手紙だ。
これまでも観察官が何度か送ってきたことがあった。
確か、何を好むとか、どういったことが出来るとか、そういう自分を売り込む文章が書かれていたはずだ。
ヒリヒリする舌を水で癒しながら、手紙を開く。
書かれている内容は短かった。
『呉井マナと申します。この度はご登用頂き誠に感謝申し上げます。死を厭わず、身命を尽くして兼高ユウキ様に仕えます』
端的で、極端な内容だった。
死を厭わず……
警護官といっても、命の危険があるような事態になることは、おそらくほぼないだろう。
成人済みのソメイユは、ほぼほぼ徴兵帰りの退役軍人だ。
この呉井マナという人もそうだったのだろう。
任務には命の危険がつきまとうもの、という認識があるのかもしれない。
‐‐‐
それから、数日が過ぎた。
部屋を替える際に、呉井マナさんとは何度か会った。
この世界の基準に漏れず、とても美しい人だった。
だが、やはり目は死んでいた。
僕と目を合わせた途端、その場で土下座してきたのには驚いた。
どうやら、女性嫌いの男子の前に姿を見せたことを自らの手落ちだと思ったらしい。
僕は別に女性が苦手なわけじゃない。
なんとか彼女をなだめたが、あのままでは責任を取って腹を斬るとか言い出しそうだった。
今日も同じように部屋前に置かれていた配膳車に乗っている膳をとり、室内で食べる。
今日は塩と砂糖を間違えたのか、魚が甘かった。
それでも別に気にしない。
こういうのも良いかもしれないともぐもぐ食べていると、盆に何かのあとをみつけた。
それを見て、僕は仰天した。
血だった。
茶碗を上げると、下に、少なくない血痕があった。
食べるのを止め、部屋を出る。
久しぶりに階下へ下りると、そこには掃除をしている呉井マナさんがいた。
手に包帯を巻こうとしている途中だった。
その包帯には、血が滲んでいる。
「……兼高ユウキ様……!!」
彼女は目端で僕を捉えるやいなや、その場に起立して片膝をついた。
あまりこういった反応をされたことがなかったので、戸惑ってしまう。
「……そういうのはいいよ。……どうしたの、それ?」
「これは……不覚にも、料理中に……」
「そっか。貸して」
僕は彼女の巻こうとしていた包帯を剥がす。
この世界についてまったく何も知らない僕だが、その処置の仕方があまり良くないものであることはわかる。
巻き直そうとしたが、ちょっと物が悪い。
「もっと清潔な包帯は……?」
「……私の私物のなかにはありません」
僕は部屋を見回した。
見るからに高そうな救急箱があるのは、最初に目についていた。
「あれは……?」
「兼高様がお怪我をなされたときのものです」
「そう」
彼女の元を一旦離れ、
救急箱を慎重に運ぶ。
救急箱を開くと、若干の冷気が漏れた。
「いけません、私などに……」
「いいんだ。僕がいいと思ってるんだから」
ガーゼを彼女の手に当て、圧迫して止血する。
そして、そのまま上から包帯で固定する。
「不覚でした……」
ぽつりと呉井マナさんがこぼした。
「難しいものですね。刃物の扱いには慣れていたはずですが」
「……確かソメイユ?なんだっけ」
「はい」
「他には痛むところとかある?」
僕は彼女の顔を見た。
深い隈、掠れた唇、どこか遠くを見ているかのような瞳。
健常というわけではないだろう。
これまで見た人のなかでもっとも不健全そうな顔だ。
少なくとも、僕よりも隈が深い人は初めて見た。
「他には……なにも」
「ほんと……?」
「………………」
「……何か、隠している?」
「………………味覚が、」
「味覚が?」
「味覚が、ありません」
その返答に、僕は得心する。
食事が少し不味かったのはそういった理由だったのか。
あんまり気にしていなかったが、塩と砂糖をあんなにも高頻度で間違えるのは相当だ。
とりあえず僕はキッチンに立った。
各所の棚などを開けて物の配置を確認する。
冷蔵庫を見たが、品質が怪しいものなどはないようだった。
嗅覚は問題がないのだろうか? いや、風味なども感じないなら多少は損なわれているのかもしれない。
僕は、有り合わせのもので、簡単なスープをつくった。
小松菜などもあるのはよかった。加熱に時間がかからない。
豆腐や卵なども加えて、調味料で中華風に味付けしている。
鍋を持って食卓に向かうと、呉井さんはさきほどの場所に座っていた。
いや、少しだけ位置が違う。動いている。
さきほどまでなかった黒いバッグが置かれている。
「それは……?」
「…………荷物です」
「どうして?」
「……お暇をいただくと思いましたので」
少し話して、どうやら僕と彼女の間に誤解があることを察する。
僕から解雇されると思っているらしい。
「せっかく千載一遇の機会をいただいたのに、棒に振ってしまい、申し訳ありません」
そう言って丁寧に一礼された。
僕は額をおさえて、彼女に説く。
「僕はあなたを解雇したりなんてしない」
「…………お戯れを……」
「とりあえず、食べない?」
僕は彼女と一緒に食卓に座った。
対面に座ろうとして、少し考え直して隣に座ることにした。
「これからは僕が料理することにするよ」
「…………申し訳ありません」
「なんで謝るのさ」
呉井さんは、僕と話すことを可能な限り避けているようだった。
嫌われているというよりは……、いや、嫌われているのかも知れないが、なんとなく遠慮があるような気がする。
これまでの観察官たちもそうだった。
僕と話すときには必ず許可を求めて来るような人までいたのだ。
「スープ苦手?」
「苦手では…………」
呉井さんは、僕が掬ったスープを両手で大事そうに持ちながら、おそるおそる口をつけた。
「おいしいです」
「味わからないんでしょ」
「ですが、本当に……おいしっ、ぅ」
僕は仰天した。
呉井さんの両目からぽろぽろと涙が溢れ始めたからだ。
「ご、ごめん、無神経だった。それに、傷のある手を使わせちゃだめだった。もっと他の……」
「いえ、そうでは、そうではなく…………」
涙を拭とうとする彼女の手を止めて、僕がその大粒の液体を掬った。
‐‐‐
それから、僕は毎食を呉井さんとともにすることになった。
人とちゃんと話すのは久しぶりだった。
誰かに料理を作るのも久しぶりだった。
「憲兵隊?」
「はい。そこで隊内での規律のため、大勢の仲間を殺しました」
「そっか」
隣に座っている呉井さんが過去を教えてくれた。
ソメイユとして徴兵されているとき、彼女は憲兵隊という隊に所属し、軍法を乱したものを大勢斬ったのだという。
そのときに、味覚もいつのまにか失った。
「軽蔑していますか?」
「いや。」
僕はハンバーグを切り分けて、その一口分をフォークでとり、彼女に向けた。
利き手を怪我した彼女には、こうして僕が食べさせることがあった。
もぐもぐしている呉井さんを見るのは、少しだけ幸せな気分になる。
「男子様が、こんなに手の込んだものを毎食作らずとも……」
「いいじゃん」
「それに、私は味覚がないのですよ?」
「そうだね。でも、変わらないよ」
僕は毎食、味見をしながら料理をした。
彼女は薄味が好きなのか、濃い味が好きなのかはわからない。
‐‐‐
昼下がり、昼食の後、呉井さんはウトウトとまどろんでいた。
僕が彼女の仕事をずいぶんと奪ってしまっているから、こうなるのも当然だ。
上着を着せる。
その綺麗な髪に触れようとして、やめた。
「、う」
「おはよう」
しばらく眠っていた彼女の隣で西日を眺めていると、
ふいに呉井さんが目覚める。
「あっ」
僕のほうをみて、慌てて立ち上がった。
「す、すいまっ────」
直立から頭を下げて謝罪したのだろう。
でも、僕が近くにいたことと姿勢が悪かったこともあって、彼女は足を崩した。
倒れそうになる呉井さんを支えようとするが、まだ前世ほど成熟しきっていないこの体は、むしろ呉井さんに引っ張られる。
二人で、フローリングに倒れた。
「本当に、申し訳……」
横に倒れたまま、涙まじりでこちらを見てくる彼女の腕を引いた。
「あー、その……なんていうかさ」
「は、はい、どんな処罰でも、兼高様になら……」
「いや、そうじゃない、そうじゃないんだ。
ただ、寝顔がかわいくておこせなくて」
「っ…………」
言ってしまって、なんて馬鹿なことを吹いているのだろうと自覚する。
まるで口説いているみたいだ。
観察官もそうだったが、この世界の住人の特徴なのか、呉井さんは見ていると目眩を起こしそうなほどの美貌を持っている。
僕の目と、呉井さんの目がぶつかった。
顔が赤い。
頬が赤い。
僕は、ゆっくりと手を伸ばす。
そして、少し怯えながら、呉井さんの髪をかきあげた。
両の目が、熱を帯びた目で、こちらを見ている。
「ね、呉井さん」
「…………はい」
「好きな食べ物とかってある?」
「……いえ」
「本当に?」
「………………────じゃがいもの、煮っころがしが、好きでした」
僕は、彼女の頬をなでながら、素朴な好みに破顔した。
「じゃあさ、味覚が戻ったら、いっしょに作ろっか」
「はい…………、。はいっ……」
噛みしめるように返事をする呉井さんに恐る恐る腕を回して、
僕たちは悪い子どものように、そのまま床で少しだけ微睡んだ。
‐‐‐
僕は引きこもりから少し脱却した。
あくまで少しだけだ。
少なくとも、自分の部屋に閉じこもることは無くなったという程度。
僕は現在中学生に該当する年齢だが、僕と同年代のほとんどの男子は部屋から出ることは無いらしい。だから、呉井さんが政府などに近況報告をしているなら、きっと僕は「落ちこぼれ」から「まだマシ」な男子へと格を変えられたりするのだろう。
僕が見ているタブレットには、呉井さんの評価画面が写っている。
それに最高評価を押して閉じると、他の警護官がサジェストされる。
みんな美人で、胸が小さい。
武闘・家事のいずれかにおいて高い実績を持っていることがことさらに強調されている。
ソメイユは一人もいない。
僕はスワイプしてその画面を消した。
僕が人間としてまともに暮らし始めたのは、呉井さんに出会ったからだ。
もっと昔に、こういうことがわかっていれば。
「──────」
廊下で、なにか声が聞こえた。
呉井さんの声だった。
いや、わからない。
ちょっと、甲高すぎた。
「呉井さん?」
僕は彼女の部屋に向かう。
返事がない。
扉に手をかける。
驚くことに、鍵はかかっていなかった。
「来るなっ!!」
言われて、僕は扉を開こうとしていた手を止めた。
だが、どうやら僕に向かって言われた言葉ではないようだった。
「来るな!! 来ないで!! 来ないで、ください!」
呉井さんが、壁に向かってものを投げていた。
誰もいない。
力が強く、小物を投げているというのに壁が崩壊し始めている。
もしかすると、僕が近づいたら一捻りで殺されてしまうかも知れない。
政府に連絡する……?
そうしたら、呉井さんはどうなる。
僕は、ガタついた扉を、勢いよく開けた。
「呉井さん。」
「だ、だれっ」
呉井さんの手が止まる。
焦点のあっていない瞳で、僕を見つめた。
寝間着をびりびりにして、髪を振り乱した呉井さんがそこにいる。
その体を抱きしめた。
「落ち着いて」
「あっ、やめて、」
「思い出して。ここには僕と呉井さんしかいない」
予想に反し、彼女の力はさっき見たほど暴力的じゃなかった。
徴兵帰りのPTSD。
彼女はずっと、この恐怖を抱えてきたのだろう。
安心させるように、背中を撫でる。
「かねたか、さま……?」
その柔らかい手が、僕の肩に伸びる。
「かねたかさまっ、」
ひっかけられるようにして、呉井さんが座っていたベッドに押し倒される。
呉井さんは震えていた。
震えながら、僕を見ている。
瞳孔が開ききって、焦点は依然として定まっていない。
「わすっ、」
首を傾げて続きを促すと、呉井さんはしゃくりあげるように言った。
「わすれ、させてっ、」
この世界では、きっと呉井さんの行為は処罰の対象なのだろう。
だが正直、前世の記憶を持つ僕からすれば……。
「いいよ。」
「──っ」
服を破かれる。
ひどく荒い息をした呉井さんが、僕を押し倒す。
そのまま、上半身に舌を這わせた。
さすがにこれはちょっとアブノーマルかも。
じっとしているうちに、下半身を脱がされた。
肉棒が外気にされされる。
前戯があるのかなと思ったが、次の瞬間には、肉棒が何かに呑み込まれる感覚があった。
口淫じゃない。
呉井さんの膣に、僕の肉棒が入り込んでいた。
「ぉっきぃっっ♡」
僕のそれを下の口で咥え込んだ呉井さんは、腰をぐりぐりと動かしながら、涎を垂らしてイッていた。
破れた服を着たまま、彼女は下半身だけすっぽんぽんになっている。
待っていたが、呉井さんは動く気配がない。
僕もこういったことは初めてだったから、どう対処すればいいのか本当はよくわかっていなかった。
意を決して、起き上がる。
彼女の体を下にして、正常位の形に変えた。
「あっ♡ ふ♡」
「呉井さん、体から力抜いて?」
「あ、あぁっ♡」
肉棒は、まだ入り切っていない。
処女膜に当たる感触がある。
呉井さんは肩をいからせ、M字に開脚して足に力を入れている。
その部位をなでながら脱力させていく。
頬に触れて、キスをした。
「僕に任せてくれる?」
「んっ♡ 犯す♡ 犯すっ♡」
「だめだよ。呉井さんはまだ怪我してるんだから」
自信はなかったが、少し緊張しながら、彼女にキスをする。
「ん、ご……ごめん、あんまり慣れてないけど……」
「んふーーっ♡ ふーーっ♡♡」
もう一度唇を絡ませる。
ゆっくりと舌を入れた。
少し緊張した舌先で、呉井さんのそれと睦み合う。
頭がふわふわする。
きっとそれは呉井さんも同じだとなんとなくわかった。
意識的に理性を取り戻す。
かなり脱力してきた呉井さんの下半身に、ゆっくり、肉棒を沈めていく。
「ぉ゛っ♡ ぉお゛っ♡?」
呉井さんの
まだ成長しきってない僕のそれでも、奥に届くくらいには。
「う、」
僕は、呉井さんに反射的にしがみつく。
何とか射精感を堪えた。
「呉井さん、大丈夫、僕が、動く、動くからね」
「きもちいいっ゛♡ いっ゛♡」
その乱れてもなお綺麗な髪を撫でて、
慎重に腰を動かしていく。
呉井さんのそこが、僕の肉棒をずりずりと刺激しつつも、さきほどまで処女だったことが信じられないくらいの名器で締め上げ、子宮口らしき部分が逃さないとばかりにちゅうちゅうと吸い付いてくる。
呉井さんは嬌声をあげながら、半目のとろけた視線を僕に向けていた。
「やばいよ、これっ」
「えっち、すごいっ♡ すごい゛♡♡」
快楽に耐えるように前傾姿勢になると、いつのまにか呉井さんと額を突き合わせていた。
我慢できず、その唇にむしゃぶりつく。
さきほどの労りなどまったくない、互いを求め合うディープキス。
歯止めが利かない。
そのまま腰を動かす。
キスしている呉井さんの喉奥から「ぉ゛っ♡ お゛っ♡」という嬌声が聞こえる。
激しくしすぎて、たまに歯が当たる。
それに、腰が少し痛い。たぶん姿勢が悪い。
でもそれをすべて帳消しにするくらい気持ちよかった。
互いの顎に唾液を垂らしまくりながら、必死に求め合う。
動きを止めた。
射精した。
「ん゛んぉお゛ぉぉお゛お゛っ゛♡♡♡♡」
口を塞がれたまま、呉井さんが低い嬌声を上げる。
腰が引っこ抜かれたと錯覚するほどの脱力感、快楽。
それでも本能的に互いを求めあってキスは止めない。
唇を離したのは、射精が終わってからだった。
「はっ♡ はっ♡ ぉ゛っんッ♡ ふ♡」
呉井さんの身体が何度かはねて、僕の体を浮かした。
「か、かねたか……さま……?」
「はぁ……はっ……、呉井さん、もう大丈夫?」
多分僕は疲れてまぶたが半分落ちている。
彼女に問うと、呉井さんはすべてを思い出したのか、ひっ、と涙を浮かべた。
「すいまっ、せん゛っ、わたし、わたしっ……」
「いや、きにしてない、むしろ──」
「しにます、しなせてください、ないふ、ないふをっ」
バッグに手を伸ばそうとする呉井さんの腕を掴む。
そして、指を恋人繋ぎに絡めて元を取れなくする。
「呉井さん、無駄にしないで」
「わたし゛っ、ごみ、くずっ……!!」
「僕のファーストキスも、童貞も、ぜんぶあげたんだよ? 呉井さんが死んじゃったら、ぜんぶ無駄になっちゃう」
その言葉に、呉井さんの
「僕ね、初めてだったんだ」
「……げ、源液提供、が……?」
「射精が」
この世界で、僕はまだ一度も射精していなかった。
呉井さんのなかで果てたのが最初だったのだ。
「精通、しちゃった……。呉井さんのなかで」
「っ…………」
「僕、うまくできた?」
僕は、呉井さんに抱き寄せられた。
彼女がこういう積極的な行動をとるのは初めてだった。
嬉しくなって、背中に手を回す。
「あ。えっと、もし赤ちゃんできたら責任取るから。一緒に育てよう? ああっ、でも呉井さんが嫌なら、僕一人で、いや、産んでくれたのに一人でってのは違うかもしれないけど──」
「っ♡」
これまでで一番強い力で抱きしめられる。
それにより、抜けかけていた肉棒が再度膣奥に
「んっ♡ く♡ すきっ♡ なんでっ♡ すき、すきっッ♡♡」
「ぼ、僕も。すきですよっ? 呉井さんが」
「~~~~~~っ♡♡♡」
呉井さんの大きな胸が、僕の胸元で形を変えている。
それくらい強く抱きしめられていた。
「でもっ、わたし、こどもできないっ……」
「……そうなの?」
「できない、体質でっ…………」
口ごもりながらも、呉井さんはそう教えてくれた。
僕は、励ますべきか、抱きしめるべきか、悩んだ。
そして、思ったことをそのまま言うことにした。
「じゃあ、たくさん中出しえっちできるね……?」
沈黙が場を支配する。
やってしまったか、嫌われてしまったか、そう思った。
だが、次の瞬間、
これまでにない膣圧が肉棒を襲った。
まるで求愛するかのように、ぎゅうう、と締め付けられる。
「ぐっ♡ ぁ゛♡♡ す゛きっ♡♡ すきすきす゛きっ♡♡♡ すきなのっ♡♡♡ だんしさまっ♡♡ ゆうきさまっ♡♡♡」
「まって、おち、ついてっ、」
肉棒を抜こうとするが、あまりに強い締付けで抜けない。さっきの行為で腰の筋肉を疲れさせてしまったことと、快楽で体にうまく力が入らないことも要因だ。
「で、でちゃう、でちゃうよっ?」
「だしてっ♡♡ せーえきっ♡♡ ゆうきさまのせーえきっっ♡♡♡」
体を離そうとする僕と、それをしがみついて阻止する呉井さん。
僕は、彼女を再度脱力させるために、胸を揉む。
「あぅっ♡♡ なんでやさしく、さわるのっ♡♡ なんでっ♡♡」
「い、いや、強くしたら痛いかなって……」
「も゛ぅっ♡♡」
恋人つなぎした手に力が込められる。
僕はそのまま呉井さんの拘束から脱することができず、二回目の射精をした。
‐‐‐
僕は、計四回ほど射精した。
全て呉井さんに中出しだ。
僕は彼女に抱きしめられ、その大きな胸元に顔を埋めている。
二人とも全裸だ。
「呉井さん、」
「ん……♡? なんでしょう」
「僕が大人になったら、結婚してくれる?」
「……そのときに、ユウキ様が、まだその気だったなら。僭越ながら、お側にいさせてほしいです」
柔らかな胸元から顔をあげ、ずいと彼女の顔に近づく。
お腹のうえにまたがって、顔を両手で掴み、キスをした。
「ずっと側にいてね」
「ぁ……♡ はい…………♡」
‐‐‐
それから、僕たちはたまにえっちをする関係になった──
────どころではなかった。
「あっ♡ あっ♡ ゆうっ、ゆうきさまっ♡♡♡」
掃除をしていた呉井さんの後ろ姿がえっちで襲ってしまった。
背後から抱きついて脱がし、挿入しても、呉井さんは嬉しそうに四つん這いになって僕の肉棒を迎える。
呉井さんに必要かもしれないと、トレーニングルームを作った。
そこで鍛錬に耽る彼女は、かっこよかった。
動きは目で追えないほど速い。
だが、そんな彼女の汗で蒸れた姿に我慢できず、
シャワールームに向かった呉井さんを追いかけて、乱入して襲った。
「んっ♡ ん♡ んむっ♡♡」
呉井さんに口淫されている。
僕たちは、生活のなかで早々に服を着なくなった。
僕か、呉井さん。
どちらかが発情したらすぐにつながる。
二人とも全裸で暮らしているから、基本的に互いが互いに発情しっぱなしだった。
この世界では、男子の精液は貴重だ。
それを子宮ではなく口に入れる行為というのは、この世界で御伽噺のように語られる至上の愛情表現……らしい。
蕩けた目で僕の肉棒をしゃぶる呉井さんの髪を撫でる。
いっしょに食事を始めてから、髪に艶がもどってさらに美人になった。
あったかくてぬるぬるした口内。
そのなかで裏筋を丹念に舐められ、僕は我慢できずすぐに射精する。
「っぉ゛っ♡♡♡ んん゛っ♡♡♡」
僕の体が成長途上なのをいいことに、呉井さんは僕を壁にもたれさせたまま持ち上げて、逆の肩車のようにして逃げ場のないフェラをしている。
こういうときに頭を撫でると、呉井さんはさらに口淫を強める。
精通からまだそう期間が経っていないペニスから精液をぶっこぬかれ、僕は脱力した。
基本的に、起きた時、挿入したまま呉井さんのうえで眠っているか、
先に起きた呉井さんに絞られているかのどちらかだ。
今日は前者で、僕は正常位で呉井さんに突き入れたまま眠っていたようだった。
呉井さんの目元から、隈が消えている。
実は、僕もそうだ。
体力消費は昔よりもずっと多いはずなのに、僕も呉井さんも隈ややつれが消えていた。
僕は腰を動かす。
「ぁっ♡ ん♡ ゆーき、さまっ♡♡」
僕の名前を呼ぶのは、気持ちいいことは僕とするものだとこの数ヶ月で覚え込ませたからだ。
彼女の
「く、れいさん、でるっ」
「ん♡ っ♡? ぉ゛っ♡? ぉ゛♡」
「でるよ、」
「ぉ゛ぉぉおお゛お゛お゛ッッッ♡♡♡♡」
射精しながらも、快楽を求めて腰を振る。
それによって呉井さんは完全に目覚める。
この世界の人特有のことなのかはわからないが、射精されると大きな快感を得るらしい。
「ぉ゛ぉぉおッ♡♡♡♡ ゆ゛っ♡♡ ゆ゛ーきっ♡♡♡♡ さまっ♡♡♡」
「おはよ、呉井さん」
「おはようッ゛♡♡♡ ござっ♡♡♡ あっ゛♡♡ あぁっぁ゛あ゛ッッッッ♡♡♡♡」
ぐりぐりと亀頭を膣内に押し当てて、子宮に精液をなじませる。
これまでのえっちで、呉井さんの膣は僕の形に完全にフィットするようになっていた。
「じゃ、いっしょにごはんつくろっか」
「はぅっ♡ はっ……♡ はいっ♡♡」
シャワーを浴びて、そこでも少しえっちをする。
呉井さんの髪を乾かす。
ついでに歯磨きもしてあげる。
呉井さんはこの期間で、表情が柔らかくなっていた。
いっしょにお風呂に入るときなどはカピバラみたいにぬぼーっとしていてかわいい。
僕が呉井さんの歯を磨いている今も、だらけきって口の端から歯磨き粉の泡がはみ出している。
「こら、嗅いじゃだめだよ。歯磨きに集中して」
「んむ……」
膝枕している僕の肉棒を嗅ごうとした呉井さんをおさえ、歯磨きに意識を戻させる。
そのあと、
昨日の仕込みを使って、朝食を作る。
裸エプロンの呉井さんの姿が扇情的だ。
味見をしたが、今日の味噌汁は出来がいい。
隠し味が効いている。いつか呉井さんが驚く日が来るかも知れない。
「ゆうきさま」
「どうしたの?」
「口寂しいです」
「わかった」
呉井さんにキスをする。
この期間の間に僕は少し背が高くなっていた。
呉井さんの腰をひいて、長いキスをした。
「ん、ぱ、……。ゆうきさま……」
「満足できた?」
「ゆうきさまのキスに、」
「うん」
「味が、味があります」
僕はその言葉を聞いて、段々と目を見開いた。
つまり、
「味覚が戻った……?」
「はい、おそらく」
呉井さんの顔がくしゃりと歪む。
思わず、さらに強く抱き寄せていた。
「やったね。呉井さん」
「はい、はいっ、ありがとう、ございまずっ」
「今日は煮っころがしにしようか」
「覚えていて、くださったんですね、でも、冷蔵庫には」
「取り寄せるよ。いますぐに」
僕は呉井さんと額をごっつんこする。
触れ合う鼻先が愛おしい。
「飲み物もなにか用意する? 好きな飲み物とかある?」
「それは…………」
呉井さんは少し迷ったあと、下を見た。
そこには、呉井さんのエプロンをかいくぐってその下腹部に直に押し当てられている肉棒がある。
「あ、の、飲む?」
「……はいっ♡♡」
僕は、裸エプロン姿の呉井さんに三回ほど口内射精をした。
いつもと違って味わうように舐めあげる呉井さんに僕は我慢が効かず、その後本番えっちもした。
‐‐‐
この世界では、どうやら男性の精液とは、国宝、とまで呼ばれるほどのものらしい。
男女比が1:999などというだけではなく、精液そのものに『膣内からの摂取で女性の老化を遅らせる』効果がある、とのことだ。
だから、たとえ男性が少なくても世の中が女色を中心に回ることはない。
この時期になると、間接源液提供というものが始まる。
病院に赴き、そこで射精して精液を国に納めるのだ。
この世界の男子のほぼ全員が、この間接源液提供の時期になるまで、外に出ることはない。
だから、まずは提供に向けて、外に出る練習をしないといけないのだが。
「ぉ゛っ♡♡ ぉ゛♡♡ ぉお゛っ♡♡」
僕たちは外に出られる状況じゃなかった。
ほぼ毎日、朝昼晩セックスしている。
僕と呉井さんは、
互いに全裸で暮らし、
隣り合って料理し、
隣り合って食事し、
いっしょにお風呂に入り、
毎晩肌を密着させて眠っている。
教育課程がそれほど詰め込まれていないのをいいことに、僕たちはタガがハズレてしまっていた。
呉井さんに中出ししまくっているせいで、呉井さんの肌艶はどんどん良くなっている。
これも老化を遅らせる精液の効能によるものなのだろうか?
「ねぇ、呉井さん。呉井さんにえっちしすぎて、全然年齢取らなかったらどうしよう」
「ん゛っ♡♡ ぁっ♡♡♡ ぁ゛♡♡♡ おちんちんッ゛♡♡♡ ちんちんきぐっ゛♡♡♡♡」
「すぐに僕が呉井さんの見た目年齢においついて、お似合い夫婦になっちゃうかも」
「っ♡♡♡」
呉井さんが甘えるようにお尻をおしつけてくる。
それに少しだけ腰を引いてすぐにばつんと押し付けると、呉井さんは「ぉ゛ぉっ♡♡!?」と嬌声を上げて潮を吹いた。
何回か射精し、
硬度を失った肉棒を呉井さんに見せつける。
呉井さんは起き上がって、座っている僕の目の前に立った。
僕の眼前に、呉井さんのピンクの女性器がある。
呉井さんは僕に見せつけるようにガニ股になって、手を頭の後ろに回して小さくスクワットを繰り返す。
「おきてっ♡♡ おちんちんおきてくださいっっ♡♡」
そんな姿をみて僕の肉棒はすぐに硬度を取り戻し、
起き上がった僕は、全裸でガニ股スクワットをしている呉井さんにそのまま突きこんだ。
「ぉ゛っんぉっ゛ッ♡♡♡♡!?!?」
立ったまま最高速で腰をストロークする。
呉井さんはスクワットの状態のまま、脚をがくがく震わせて快楽に耐えていた。
一度立ったまま
体位を変えて、四つん這いなった呉井さんを背後から犯す。
「やっばぃッッ゛♡♡♡♡ しあわせやばぃいッッッ♡♡♡♡ もどれっ、♡ もどれないぃッッッ♡♡♡♡」
びゅーーー、と収まることを知らない性欲によって、呉井さんのなかに追加の射精をした。
病院で精液を納める間接源液提供に対して、性行為のことを直接源液提供などと呼称するらしい。
普通なら、直接源液提供を受けられる女性は全体の1%にも満たない。
この世界の男子は100人の女性と結婚する義務があるから、比率で考えれば10人に1人は男性と結婚することになるはずだが、それはあくまで形式上のものらしく、実際に営みをするのは極まれなのだとか。
そんな世界で呉井さんに毎日中出しえっちをし続けていたので、呉井さんは初期のクールな様子からは考えられないような淫乱えっちな人になってしまった。
荒い息を吐きながらベッドに倒れる呉井さんの、その背中に僕も倒れる。
汗だくセックスのあとでしっとりとしながらもすべすべとした背中の感触に、至上の幸福を感じた。
挿入していた肉棒を抜いて、呉井さんの上にのしかかる。
その後ろ髪に鼻を埋める。
「呉井さんの匂いすき……」
「ん♡ んぅ……♡♡」
角度を変えて首の裏を舐めたり、耳を食んだりしたのち、僕は呉井さんの肩に顎を軽く乗せる。
「くれいさん……」
「なぁに……?」
「間接源液提供、どうしよう」
僕たちは長らく服を着ていない。
呉井さんなんかは、ネクタイの結び方を忘れているから必要な時は僕が結んでいる。
全裸四六時中えっちの生活に慣れてしまった僕らにとって、外に行くというのは少しハードルが高い。
「がまん、しましょう」
「……?」
「初の間接提供に向けて、一週間、えっちを我慢しましょう」
呉井さんは少し震えながらそう言った。
一週間。
呉井さんとのえっちを我慢。
「できるかな」
「頑張りましょう」
‐‐‐
その日から、挿入が禁止になった。
1日目は耐えれた。
二人で少し手間取りながら着替え、外に行ってみた。
呉井さんは猛獣のように周囲を威嚇していたので、抱きしめてなだめた。
やはり女性は男子がめずらしいのか、熱のこもった視線を向けてくる。
なんなら、こっそり自慰をしている女性もいた。美人だった。
2日目から、だんだん体が重くなる。
呉井さんは僕のために家でも服を着てくれている。
が、その服の下に、さんざん性欲をぶつけてきた肢体があることを容易に想像してしまう。
3日目は、僕も服を着ることになった。
勃起しっぱなしだから、呉井さんのほうが我慢できなくなる可能性があるらしい。
むしろ、僕よりも呉井さんのほうがつらそうだ。
徴兵時代から忍耐力には少し自信があるといっていた呉井さんだが、気づけば僕の胸元をさわさわしているときがある。
4日目で、僕と呉井さんは限界が近づいてきていた。
「呉井さんっ、呉井さんっ、」
「うっ♡ ゆ、ゆうきさまっ♡?」
互いに半裸だ。
僕は、ベッドの上で股を開いている呉井さんを見ながら、一心不乱に自慰をしていた。
この伴侶を犯したい。
そんな気持ちを何とかこらえ、ごしごしごしと竿を擦る。
その様子を、じっとりとした熱い眼差しで呉井さんが見ている。
指を咥え、秘所にもう片方の手の指を突っ込んでガシマン自慰をしていた。
その指にすら嫉妬してしまう。
僕は呉井さんの顔をみながら射精し、とびちった大量の精液が、呉井さんの白い肌にかかる。
同時に、呉井さんも腰を浮かせながら潮を吹いて、僕の体を汚した。
5日目。
僕たちは部屋を分けた。
そもそもずっと同じ部屋でえっちしながらダラダラと毎日を過ごしていて忘れていたが、もともと部屋は分かれていたのだ。
性欲にまみれた僕たちは、互いに互いのえっちな写真を求め、ケータイで送信しあって、自慰に耽った。
「呉井さん、呉井さんっ」
『ゆうきさまっ、ゆうきさまっ、イクっ♡♡ イクっ♡♡ い゛ッ♡♡』
別の部屋にいるというのに、お互いとのえっちしか考えられず、僕たちは四六時中通話を繋いでは互いの声を聞きながら自慰をした。
6日目。
原液提供は明日だ。
今日我慢すればいい。
今日、我慢すれば───、
「呉井さん、ご、ごめんっ」
「だめですっ、ゆうきさまっ、あ゛ッ♡♡」
僕はカーペットに呉井さんを押し倒し、正常位で抱きしめて小刻みに動いて怒張を服の上から呉井さんの股に擦り付けていた。
もはやどちらの体液かもわからぬほど擦り付けあっている股間がぐちょぐちょで、服が張り付いて、相手の互いの局部の形が明瞭にわかる。
僕を押し戻そうと呉井さんが掴んでくるが、その力は酷く弱い。
あっけなく僕は呉井さんの両手を逆に掴みあげて、恋人繋ぎにし、キスで口内を貪った。
「ぉ゛♡ お゛♡」
「呉井さん、唇離したのにイキ続けてる。可愛い。好き。愛してる」
僕はズボンを脱いで、呉井さんのショートパンツを脱がせた。
びちゃびちゃになった下着に肉棒を滑り込ませようとする。
「呉井さん、僕、もう間接源液提供なんて知らない」
「ん゛ッ♡ で、ですがぁっ♡♡」
「ぜんぶ呉井さんの
「う゛ッッ♡♡♡」
ぷしっぷしぃっ、と、呉井さんが潮を吹く。
何度もキスをして互いの顎をよだれでよごしながら、僕は肉棒を呉井さんの下着のなかに侵入させる。
弱い力で動こうとする呉井さんを上から押さえつけ、種付けプレスの要領で、膣内にぬぷぷ、と肉棒を沈めている。
久しぶりの結合に、呉井さんの体がはねた。
体がバグったかのように大量に体液を撒き散らしながら、何度もイッている。
「呉井さんのイクところ見るの好き。イキ顔好き。もっと見たい」
「んッ゛゛お゛ッッ♡♡♡ やッ゛♡♡」
快楽で震えるその唇を優しく食みながら、僕は呉井さんの顔の横に口元を移動させる。
「マナ。」
下の名前を呼んだ。
呉井さんの体は動かなかった。
僕が全力で抱きしめていたから。
「マナと料理するの好き。マナの横顔好き。えっちするときの目も好き。声聞いてるとふわふわして好き。誰にも渡したくない。ずっと、一緒にいたい」
「─────」
全力で抱きしめていたはずなのに、僕の拘束を解くように、呉井さんの体がガクガクと震えた。
「深イキしちゃった?」
耳元をはぷ、と甘噛みして、その耳穴を舌先でほじくる。
もう片方の耳も、回した手で温めるように揉み込む。
「僕の子種、ぜんぶマナが受け取って」
マナに挿れた瞬間から精液は漏れていた。
僕は、好き、と連呼しながら、腰を動かす速度を少しずつ速めていく。
しばらく経つと、のしかかったまま全力で腰を打ち付けるようになった。
「ぎっ♡♡♡ きもち゛ッッ♡♡♡ ぎも゛ちよすぎぃッッ♡♡♡♡」
えっちする度に、呉井さんが美人に見えていく。
きっと今の僕は遊郭のどんな美人の花魁に手を引かれても呉井さんを選ぶ。
呉井さんの首を舐める。
顎から、鎖骨にかけて。
もう何度も射精していた。
しながら動いていた。
目を白黒させながら発音もままならなくなっている呉井さんを押さえつけ、その僕専用に形状を教えこませた膣のなかで肉棒を往復させる。
大きいのがくる、
それがわかった。
きっと、呉井さんも気づいたのだと思う。
肉棒がこれ以上ないくらい膨張していたから。
「あッ゛♡♡♡」
逃げようとする呉井さんの肩を引き寄せ、腰を動かしならキスをする。
キスハメはこれまでたくさんねだられてきたので慣れた。
上半身は固定し、腰だけを高速で動かす。
逃げるのを諦めた呉井さんの体は、やわくたわんで僕の欲望を迎えていた。
そして、決壊する。
僕は呉井さんの肩に顎を乗せて、口を閉じて耐えた。
尿道を大量の精液が我先にと推し進む。
禁欲明け。これまでで一番の量が、呉井さんのお腹のなかに流し込まれていく。
女性としての本能で、子宮が濃厚なそれらをごくごくと飲み込んでいく。
「あく゛ッッ♡♡♡!?!?」
目から火花を散らすように見開いて、呉井さんが両手と両足で僕にしがみついた。
僕は射精の快楽になんとか耐える。
荒い息を呉井さんの耳元に吹きつけて、亀頭を子宮口に密着させ、睾丸に溜め込んだ呉井さん専用の精液をすべて出し切った。
「ぉお゛お゛ぉおおお゛お゛ッッッッッッ♡♡♡♡♡♡」
気持ちよさそうな声を出す呉井さんをぎゅっと抱いて、その横髪に頬擦りする。
腰元からびゅーびゅーと音が出るのを感じながら、僕は呉井さんの身体に身を預けた。
それから三回ほど、呉井さんの
‐‐‐
呉井さんとえっちしまくったことで、間接源液提供はそこまで長時間のものにはならなかった。
僕は呉井さんの顔写真をみながら二回ほど射精し、その精液を詰めた搾精器具を係の人に預けた。
なぜか驚いていたが、あまり顔写真を見ながらする人が少ないからかも知れない。
体調を心配する呉井さんとともに家に帰って、帰宅後そのまま繋がった。
「ユウキ様」
「ん?」
「ありがとうございます」
「何が?」
聞き返すと、呉井さんは薄く微笑んで誤魔化した。
裸のうえからカッターシャツ1枚だけを羽織っている彼女と、彼女が我慢できなくなるという理由でバスローブを着せられてる僕。
行為の後、
二人で庭を眺めながら、カフェオレを飲んでいる。
「今日のは、味が違いますね」
呉井さんの言葉に、僕は少し驚いた。
かなり細やかな味の変化なはずだ。それに気づいたことが少し嬉しかった。
「そうだよ。呉井さんの分は、新しく取り寄せた豆を使ったんだ」
「これまでもこういうことを?」
「いや」
「ユウキ様のは、古い豆を使っているのですか?」
「これでも十分おいしいけど」
呉井さんが、カフェオレを口に含んだ。
そして、僕に顔を寄せる。
その唇を受け止めると、口内に芳醇な液体が流し込まれる。
「どうでしょうか?」
「びっくりするほど、味が違うね。おいしい」
「でしょう」
「でも、呉井さんが口移しでくれたからおいしく感じただけかも」
「…………」
小言をいうように、呉井さんの頭が、ごつんと僕の肩の上に乗った。
それを一瞥して、僕は庭にさしかかる陽光に視線を戻す。
「もうすぐ春ですね。暑くなります」
「そうだねー」
「寝室のエアコン、変えましょ?」
「うん」
僕は、ぴろん、という端末の音に、振り向く。
端末をとって開くと、政府からのメッセージが来ていた。
「なんと?」
「この前の間接源液提供の結果報告だって」
開いて、一覧を見ていく。
成分表とか、その他のものとか。
「どう、でした?」
「呉井さん」
「はい」
「僕、着床値、測定不能、らしい」
手元に映し出されたPDF資料には、
『源液着床値:A+(上限値。測定不能)』
とあった。
そして、なぜか三千万が控除として口座に振り込まれるとの記載もあった。
でも正直、僕はA+という数字がどういったものを意味するのかはわからない。
男子の中でも種が有望ということだからかなりいい待遇になるような気はするが……。
「…………」
呉井さんは、カフェオレを口元からぼたぼたと落としていた。
そして、自分の下腹部に手を当てる。
さっきそのなかに二回ほど僕は源液を出していた。
「──嘘でしょ!?!?」
僕は呉井さんの口元を拭きながら、数十分ほど彼女をなだめることになった。
兼高ユウキの最初の警護官。童貞と処女を交換している。
『熱を徴収する異能』を持つ
海上戦で功績を上げ、ヒノモトの前線を大陸にまで押し上げた。
武術に長け、理論派であるため教えるのも上手い。
名刀『
人気投票1位となったことで過去話短編を作ることになった。
【挿絵表示】
【挿絵表示】
【挿絵表示】
この作品は本編のスピンオフです。よければお読みください。
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