魔王ガノンドロフは封印され長い眠りについた。

そして闇の恐怖から開放された世界は、繁栄を望んだ。


文明は繁栄と衰退を繰り返し、いくつもの国が生まれ、また滅んでいった。



現在世界は繁栄を続け、先進国の街に工場が次々と建てられ煙突から排出される黒煙が空を覆った。


後進国は先進国の植民地になっていた。
その植民地となった国は先進国から搾取される未来しか無かった。


皮肉な事にこの世界は我々と同じ歴史をたどっている

。

空から眺める神々は、きっとこう思うであろう。

数千年たって魔王から上流階級に置き換わり、世界を覆った闇からスモッグに置き変わっただけではないかと…。



そしてかつての伝説も今を生きる人々にとっては、寝る前に子供に聞かせる童話のひとつになった……。