貞操逆転世界で【種付けおじさん】に選ばれたので、美少女たちの体も心も完堕ちさせてしまう話。 作:黒い床
SIDE:四葉
とんでもない夢を見た。……しかも、生徒会の仕事中に。
それもこれも先輩が無防備すぎて女心を誘惑してくるのが悪いと思う。あの人、魔性の男すぎるんだもん!!!
わたし、小宮四葉は自分の部屋のベッドで悶々としていた。
思い返すのは生徒会室でのやり取り――
◇
「ところで先輩。一ノ瀬先輩とニーナ先輩はどうしたんですか?」
「二人とも今日は生徒会室に来ないぞ。一ノ瀬には体育会系の部活との調整を任せたし、ニーナは先生たちとお茶会を開いてる」
「お茶会って……ニーナ先輩は相変わらずめちゃくちゃですね~」
「それな」
――こっちはドキドキしながら話しているのに、先輩は涼しい顔で言ってのけた。
密室に男女が二人きりなのに!!!
わたしと二人っきりなのに!!!
「……え? つまり今日って、先輩とわたしの二人きりですか?」
「そういうことになるな。だからって俺を好きなだけからかっていいわけじゃないぞ?」
「別にそんなことは企んでません! ……はあ、ほんと天然すぎるんだよなぁ」
普通は女子と二人きりになったら警戒するものだ。相手がわたしみたいに同性から『肉食系』って言われているタイプの女なら尚のこと。
なのに先輩はちっとも気にした素振りを見せない。
え、なに? 先輩は本当になんとも思ってないの? わたしはめちゃくちゃドキドキしてるんですけど? 二人きりだからちょっとくらい変な空気になっちゃうんじゃないか、って期待しちゃってましたけど?
どうしようもなくムラムラしてしまう。
だって、先輩ってすごくエッチなのだ。ワイシャツのボタンは上二つを開けてるし、その下に着てる黒い肌着がチラチラ見えてるし、何なら鎖骨も――って、これじゃあわたしが変態みたいじゃん!
違う、違うの……!
わたしは健全な女子高生だ。補足があるとすれば、周囲から『肉食系』扱いされているけど本当は処女を拗らせてる、ってことくらい。でも、そんなのはよくあることだから!
わたしは断じてスケベじゃない。……そのはずだ。
なのに、気付くとわたしはヘンテコな夢を見てしまっていた。
――いつの間にか、わたしは生徒会室とは違う場所にいた。壁に埋め込まれている液晶にはこんな文字が書かれている。
******
ここは、【セックスしないと出られない部屋(レベル1)】です。
脱出ミッションを達成することで、脱出可能となります。
なお、この部屋の中で女性が妊娠することはありません。
膣内に放出された精液は『受精経験値』として換算され、レベルアップの査定に使用されます。
また、【セックスしないと出られない部屋(レベル1)】滞在中は3分の1の速度で時間流れます。
******
二度見、いや三度見した。
だけど見間違いではなかった。【セックスしないと出られない部屋】って書いてある。レベルとか経験値とか、そんなのはどうでもよかった。
セックスしないと出られない部屋。
それはエッチな漫画や小説に出てくる、いわゆる〝鉄板設定〟の一つだ。
よくSNSでもネタとして扱われているから、わたしも知っている。……その手のオカズにお世話になったこともないわけじゃない。というか、結構ある。
だ、だって、エッチじゃん……!
エッチなことをシなきゃいけない環境で男の子が乱れる展開が堪らないんだもん!
って、そんなことはどうでもよくて!
問題は【セックスしないと出られない部屋】に――先輩と一緒に閉じ込められてしまったらしいことだ。
「せ、先輩!? え??? じゃ、じゃあ、これから先輩とシちゃうってこと!? そ、そんなことが許されるの? で、でもっ、脱出のためには仕方ないし……」
「落ち着け、小宮。まずは状況を整理しよう」
「は、はい……ひぃひぃふぅ、ひぃひぃふぅ~。……深呼吸をしたら落ち着きました」
「それは深呼吸とは違うと思うけどな」
こんなときでも先輩がいつものノリでかっこいい。
それとも、先輩はこれがどういう状況か分かってないんだろうか? ……分かってなさそうだなぁ。すっごくうぶだし。
パニックになりかけた頭で考えて――すぐに答えが出た。
これは夢だ。
そうじゃなきゃ、こんなにも女に都合のいい展開が訪れるわけがない。
わたしがそう結論づけていると、夢の中の先輩が難しい顔でスマホを見つめていることに気が付いた。
どうしたんだろう?
……もしかして、ここから悪夢に突入する展開?
不安になって聞いてみると、こんな答えが返ってきた。
「あそこに書いてある『脱出ミッション』の内容が俺のスマホに送られてきたんだよ」
「こ、これはっ! わわわ、わたしが……先輩と………?」
******
【脱出ミッション】
・5回膣内射精をする(達成率:0/5)
******
先輩のスマホ画面に表示されていたのは、とんでもなくエッチなミッションだった。
膣内射精って……膣内射精だよね!? そ、そんなのエッチすぎる。夢とはいえ、いくらなんでもやりたい放題しすぎでは?
……でも、だ。
妄想を禁止する法律はない。
現実で先輩を襲っちゃったら間違いなく犯罪だけど、夢の中でエッチをするのは自由だ。業の深さを実感することにはなるけど。
だからわたしは――
「わたし、処女ですけど……経験ない、ですけど…………先輩のことは本気で大好きなんです。ずっと前から……昔、助けてもらったときからず~っと……大好きなんです。だから……だめ、ですか?」
あまりにもみっともない告白をした。
処女丸出しだな、と思う。夢の中でくらい綺麗な言葉を並び立てたかった。
自分が嫌になる。
でも、夢の中の先輩は優しく笑ってくれた。
「……じゃあ、ここを出るために俺とシてくれるか?」
「っ♡ は、はいっ……よろしくお願いします」
――夢の中の〝初恋〟に脳を焼かれた。
わたしの妄想が優秀すぎて困る。もうアソコは濡れてるし、お腹の奥もキュンキュンしちゃってるもん。エッチをする準備は万端だ。
せめて女らしくリードしてあげなければ。
わたしはやる気に燃えていた。……ヤる気にも燃えていたけど。
処女なりに先輩をリードしようと頑張る。
……頑張るつもりだったのだけど。
「んあ♡♡ だめっ、もう、イってるのにぃ♡ んにゃっ、あんっ♡♡』
「くっ……俺も、そろそろ、出る』
「っ♡ いい、ですよっ♡ いっぱいください♡♡ せーえきっ♡ だしてっ♡♡』
あっさりと先輩に主導権を握られて、わたしはメチャクチャにされていた。
本当に夢なのか疑いたくなるくらいの快感が全身を貫いて、おかしくなる。アソコを出入りする先輩の硬くて熱いおちんちんが愛おしくて、何回も何回もイった。
そして。
――びゅるるるるるるっ
火傷しそうな熱がお腹の奥に吐き出される。
全身の細胞が喜んでいた。子宮が精液をごくごく呑んでいるのが分かる。
でも――この夢はまだ終わらない。
「あと四回、だな」
「っ♡♡ ……先輩、わたしをめちゃくちゃにしてください♡」
「……ああ、望むところだ」
五回膣内射精されるまで、夢は終わらない。
「ん゛お゛ぉ♡♡ しぇんぱい♡♡♡ しぇんぱいしぇんぱいしぇんぱいしぇんぱぃぉぉぉぉ゛~~~~!?♡♡♡」
「これがっ、最後だ――ッ!」
「っ゛♡♡ ん゛あああああああああああああああああ゛~~~~~~♡♡!?」
二回、三回、四回――と。
溢れるほどの精液を注ぎ込まれて、わたしはケダモノみたいに喘いでいた。
◇
――これがわたしの見た、非常に業の深い夢の話。
今思い出すだけでも子宮が疼く。熱くなったアソコに指で触れると、ぐちゅ、といやらしく濡れていた。
「あ~~~~~~! 好きな人とエッチする妄想とか最低! で、でも先輩がエッチなのが悪くない!? 毎日誘惑され続けてるわたしの身にもなれ~~~~! って、こんな風にみっともなく言い訳してるわたしが一番最低です生きててごめんなさい!!!!」
自分を責めながら、それでもオナニーが捗ってしまう。
結局その日は、寝落ちするまでずっと自分を慰め続けたのだった。