タワマン住み爆乳高身長お姉さんたちに死ぬほど可愛がられるマゾのヒモ生活 作:ちよだ。
オリジナル:現代/ノンジャンル
タグ:R-18 女性上位 おっぱい 甘やかし ハーレム 短小 甘々
初投稿です。
たぶん誤字とか脱字とか、なんかよくわかんない描写とか矛盾とかあると思うんですけどごめんなさい。
あと本番がない理由は自分がどうしようもないマゾだからです。
意識がゆっくりと浮上してくる…。
最初に感じたのは、頬に触れる上質なシーツの滑らかさと、それ以上に心地よい「誰かの体温」だった。
目を開けると、目の前に巨大な二つの山が視界を塞ぐ。
意識がはっきりしてくると、1人の女が自分をすっぽりと包み込むように抱いていることがわかる。
「…起きた?…」
自分の気配に気づいたのか、零の長い睫毛が揺れ、銀髪がさらりと流れた。
彼女はすでに起きていたようで、視線が合うと、感情をあまり表に出さない氷のような瞳が、こちらに対してだけは柔らかく細められる。
「……おはよう」
そのまま自分の額に━━白金 零は優しく口付けを落とした。
「もう起きる?…普段より早いけど…」
彼女の名前は白金零。年齢は23歳。
少し前、彼女の提案で、自分はヒモとして都内のタワーマンションで同棲を始めた。
在宅で仕事をしているらしく、有名ラグジュアリーブランドのビジュアルコンサルタント……らしい。
正直、詳しいことはよくわかっていない。
なぜなら仕事の話を掘り下げようとすると、「お前には関係ない」と言わんばかりに、強く抱き寄せられてそのまま会話を終わらされてしまうからだ。
生活費どころか、お小遣いも有り余るほど渡されている。
その結果、社会復帰など到底考えられないほど、自分は徹底的に甘やかされてしまっていた。
その彼女は時計を見つつ呟く。
時刻は8時30分、そのまま寝ぼけた頭で、ベッドでむんにゅりと変形した、彼女のたっぷりと実る「枕」に顔を埋めてしまう。
「ん…いいよ、おやすみ」
零は全てを察し、そのまま受け入れる。
零の短い囁きと、頭を優しく撫でる手の感触を最後に、自分は再び深い眠りへと落ちていった…
次に目が覚めたとき、部屋に差し込む光の角度はすっかり変わっていた。
視線を上げなくても、窓から見える景色の明るさで、もうすぐ正午に近いことがわかる。
零は、自分が二度寝している間もずっと、その姿勢を崩さずに抱き続けていたようだ。
自らよりも遥かに大きい彼女の体躯は、全てを包み込む完璧な檻のように温かい。
「……おはよう。よく眠れた?」
頭上から、静かに落ち着いた声が響く。
零は顔を上げたのを確認すると、両手で頬を包み込んだ。
「お腹空いてる?何か作るから…リビング行こうか」
そう言って、彼女は名残惜しそうに腕を解き、ベッドの上に座り直した。
零の言葉に頷き、ベッドから立ち上がる、彼女が立ち上がると、見上げるような高さだ。
彼女は自分の歩幅に合わせるように、ゆっくりとリビングへ向かって歩き出す。
━━自分は彼女の腰にゆっくりと手を回す。
そのままふりふり♡と揺れる尻肉を揉みだす。
クールな顔に似つかわしくない、下品なほどに肉付きの良い尻、薄手のスウェット越しに、女性らしい柔らかな
肉の感触が手に伝わる。
むちゅん…♡もにゅ…むに…♡
片手に収まりきらない雌肉をたっぷりと掴み、手のひらにオスとしての幸福感が溢れだす。
普通の女性なら驚いて声を上げそうな場面だが、零は眉一つ動かさない。
ただ、自分の指先が動くたびに、彼女の歩調がほんの少しだけ緩やかになる。
「…元気だね」
彼女は短くそう言うと、自身の尻を揉みしだく手の上に、そっと手を重ねた。拒絶するのではなく、まるで「好きにしろ」と許可を与えるかのような、静かな慈愛。
そのまま二人は、陽光が降り注ぐ白黒モダンなリビングへと辿り着く。
「……そこに座ってて。すぐ準備するから」
零はソファへ促すと、ゆっくりと別れを惜しむようにこちらの手を離し、キッチンへと向かった。
高身長の零が選んだ家具はどれも自分には少し大きなサイズで、自分が横になると、まるで大きな雲に包まれているような感覚になる。
同棲して初めの方に2人で選んだソファ━━ショールームで零さんはひたすら自分を座らせ、本人は全く座らず買った━━カウチソファに深く座る。
手元のタブレットを開き、適当な動画を流したり、ニュースを眺めたりしながら、ゴロゴロと寝返りを打つ。
キッチンからは、トントンと小気味よい包丁の音や、ジューッという瑞々しい焼き音が聞こえてくる。
「……今日は、君が好きなオムレツにしたよ。チーズ、多めに入れておいたから」
零は完璧な手際で料理を仕上げていく。
乳は彼女が腕を動かすたびにたぷたぷ静かに波打ち、Kカップの重量感を感じさせる。
彼女がキッチンに立つだけで、そこが高級レストランの厨房であるかのような、凛とした空気で満たされる。
やがて、バターの香りがリビングまで届き始めた。
「……お待たせ」
零が両手に皿を持って近づいてきた。
テーブルに料理を並べる彼女の体からは、ほんのりと石鹸の清潔な香りがひろがる
今の時刻は11時30分、テーブルに朝食(あるいは昼食)が並ぶ。
横に零が座り、ずっ…しりとした下半身を迎えたソファが深く軋む。
彼女の隣に座り、その大きな体にぴったりと寄り添う。
「……甘えん坊だね。いいよ、おいで」
零は困ったような素振りも見せず、当然のことのように自分を受け入れた。
彼女の肩に頭を預けると、零はそのまま食べ始める。
しかしテーブルには自分のフォークが置かれていない。
そのことを気にも留めず、零は自らの食事を進めだす。
零は流れるような動作でフォークをこちらの口元へ運び…
「はい、あーん…」
彼女が使っている銀のフォーク。そこには、つい数秒前まで彼女の唇に触れていた熱が残っている。
自分が口を開けてそれを受け入れると、とろけるようなチーズのコクと、零と共有しているという背徳的な甘さが口いっぱいに広がった。
「……美味しい? 良かった」
頭を撫でてくれた彼女は自分の口にも同じフォークでオムレツを運び、淡々と食事を続ける。間接キスなど彼女にとっては日常の一部でしかないのか、それとも確信犯なのか。氷のようにクールな横顔からは読み取れない。
緩めのスウェットからでもわかる零のぶっとい太ももに手を乗せ、咀嚼しながら待っていると、彼女はまた自身の分を食べ、もう一つのオムライスを一口分掬い上げて運んでくれる。
「あーん…」
大きな体に身を預け、同じ食器で食事を分け合う。それはまるで、雛鳥に餌を与える親鳥のような、あるいは愛犬を慈しむ飼い主のような、静かで濃密な時間だった。
……視界の隅で激しく主張を続ける零の乳、何度も見ているはずなのに、視界の端にちらつくたびしっかりと確認してしまう吸引力。
我慢の限界が来たように、そのまま鼻息を大きく吐く。食事中にもかかわらず、横から手を伸ばし、乳をしっかりと揉みしだいた。
「……ん」
零は自分の手がガッツリと胸を掴んでも、顔色ひとつ変えずにフォークを動かし続ける。
たぷ…♡もにゅ…♡たぷたぷ…♡
重さを確かめるように下から弾ませつつ、しっかりと全体の乳肉をこねる。
むにゅにゅ〜〜♡むにゅっ♡にゅむむっ♡
鼻息荒く自分がその感触を楽しんでいると、彼女はまた、丁寧にオムレツを運んでくれる。
それを続け、零の皿は既に空、自分のオムレツの最後の一口になった。
零はそれをフォークで掬うと、なぜか自分の唇へと運ぶ。
「……」
零は一生懸命乳を揉む隣の存在を見る。
自分の分を食べられたのにも気づかず、固くなっていく乳首の感触を楽しむのに夢中なこちらの顎を掬い上げ、彼女が静かに身を乗り出してきた。
驚きで固まるこちらの口内へ、体温と共に先ほど口に入れた最後のオムレツを滑り込ませる。
んむっ…!?驚きで声が漏れ、自分は目を見開く。
鼻先が触れ合うほどの至近距離。銀髪が頬を撫で、彼女の吐息が熱く混ざり合う。
完全に飲み込むまで彼女は唇を離さず、じっと反応を見つめていた。
ゆっくりと唇が離れると、零は親指で口角をそっと拭った。
「…ごちそうさま。美味しかったね」
わずかに瞳を細めた彼女は、満足そうに頭を一撫でして立ち上がる。
食器を片付けるためにキッチンへ向かう彼女の後ろ姿。その背中は、どこか誇らしげでもあった。
「…それ、ちょっと恥ずかしいんだけど…」
洗い物をする零がこちらに言う。
零が立ち上がった直後のソファには、彼女の体を支えていた重みと、確かな温もりが残っている。自分は迷わずそこへ顔を埋めていた。
高級な柔軟剤の香りと、零の体から移った清潔な匂い。
そして、彼女が座っていた場所特有の、わずかに熱を持った「女」の匂いが鼻腔をくすぐる。
クンクンと鼻を鳴らしながら、お尻の跡に顔を擦り付けていると、キッチンから皿を洗う水の音が止まる。
その光景を静かに見つめる零。普通なら引かれてもおかしくない行動だが、彼女はただ、慈しむような視線を向けるだけだ。
「もう…」
零は布巾で丁寧に手を拭きながら、こちらへ歩み寄ってくる。乳が歩調に合わせてゆったりと揺れ、再び自分の隣に腰を下ろした。
「…私今日仕事休みなんだよね、今更だけど」
つまり今日は好きなだけお前を愛せるぞ、と言わんばかりに、自分の太ももの上をトントンと叩き、「おいで」と無言で促した。
ソファから顔を離し、彼女の膝の上に正面から座る。
零の腕が腰に回され、逃げられないように、もしくは優しく固定された。
零ははそのまま、至近距離でこちらの顔をじっと見つめる。銀髪の隙間から覗く氷のような瞳で。
声を出せば唇が触れてしまいそうな至近距離。
彼女の手が、背中をゆっくりと上下になぞっている。
彼女の穏やかな吐息が顔に当たり、くすぐったさと興奮で肌が粟立つ。
その瞳には、外の世界で見せる冷徹さは微塵もない。ただ、目の前の小さな「飼い猫」をどう愛でようかと思案しているような、深い静寂と独占欲だけが揺らめいている。
しばらく見つめ続けたら、先ほどの口移しはなんだったのか、と思うほどゆっくりと顔を近づけ始める。
自分は即座にこれから起こることを理解し、期待と興奮で腰がカクカクと浮つきだす。
ゆっっくりと顔が近づていく。
焦らされることで、より一層これから起こることへの想像が膨らんでいく。
零の顔に自分の下品な欲を孕んだ鼻息が当たり続ける。
自分はこんなにも鼻を鳴らし、みっともなく腰を震わせているのに、彼女はまるでおくびにも出さず顔を近づける、その対比にさらに興奮を煽られてしまう。
そしてとうとう、彼女の薄い唇が自分の唇と密着する。
その瞬間自分の唇をかき分けぬろぉん…♡と舌が侵入してくる。
至近距離で見つめ合ったまま、互いの視線が絡み合い、逃げ場のない密着状態に陥る。
零は激しい接吻にも全く表情を変えずに、ぐいぐいと腰を自らの方に抱き寄せる
「…んぅ…んー…♡」
ぬりゅん♡にゅりゅにゅりゅ…♡ぬろぬるぬるん…♡
ぬりりっ♡ぬぅるん♡ぬるん…♡
唇同士をしっかりくっつけ、零の舌が口内を蹂躙する。
氷のようにクールな彼女の瞳は、自分を見つめたまま、ほんのわずかに熱を帯びて潤んでいる。
こちらは舌を捩じ込まれるたび、腰がヘコヘコ動いてしまい、ん゛ぅっ…♡と汚い声が漏れだす。
そんなことは意に介さず、彼女は慈しむように、けれどどこか独占的に舌と舌を絡める。
「……んんー……♡」
にゅらにゅら…♡ぬりゅりゅ…にゅろん… ♡
口内性交に夢中で耽る零。
むちゅ♡にりゅりゅりゅ…♡ちゅむむ…♡
━━じゅぅぅぅぅっ♡じゅぞぞぞぞぞっっ♡♡
━━━ぢゅっぱっ♡
どうやら零がおくちの全てを隅から隅まで舐め終わったらしく、口内の全てを卑しく吸い尽くし、卑猥な音を立てて口を離した。
その後よだれまみれと自分の口元を、ぬ゙ろぉん…♡舌でしっかりと拭き取る。
最後にぶっちゅりと唇にキスをし、大きな手のひらで頬を優しく撫でる。
対して自分は、沸騰した脳を冷やすように必死で新鮮な空気を体に送りこみ、体の力が抜け、首がふらふらと定まらない。
焦点もあまり合わない目を零は見つめる。
その瞳には、外では決して見せない、蕩けるような愛情と支配欲が混ざり合っていた。
「…脱いで」
その言葉を聞き自分はふらふらと支えて貰いながら立ち上がる。
そのままゆっくりと下の衣服を脱ぎ捨てる。
ところで、今自分はソファに座る零のふとともに正面から座っている、つまり立ち上がると零の顔の真ん前に股間が来てしまう……だからしょうがない、これは当然の摂理だろうと言いたいのか、しっかりと太ももを掴まれ、下着越しのモノにじっとりねっとりと視線を注がれる。
二つの瞳の衆目に晒されながら、自分のモノを躊躇いつつ晒しだす…
━━ぽろんっ
「…ふふっ…♡」
零の笑い声を聞いた瞬間、短い棒はぴくんっ♡と跳ねてしまう。
同棲を始めてすでに何回も見られているはずなのに、いまだにこの(少なくとも零にとっては)可愛らしい包茎のおちんちんを、目の前に出すたびに羞恥心が自分を蝕む。
そして今の零の笑いが嘲笑なのか、愛しさゆえに漏れてしまった微笑なのか、判断するには脳があまりにも興奮しすぎていた。
恥ずかしさから逃げるため、観察途中の視線を振り切りもう一度零の太ももに座り直す。
零はバカみたいに大きいおっぱいのため、椅子に座っている時太ももあたりは自分からは見えない、そのため座ってしまえばバカみたいに大きいおっぱいでちんちんが見えなくなる寸法だ。
いざ座り直した瞬間、太ももを支えていた手はいつのまにか下で待ち構えており、二つの玉に細い指がさわさわと這い回る。
お゛っ…♡思わず間抜けな声が口から出て、腰が大きく跳ねてしまう。
「……♡」
零は頬を緩め、今日一番の笑顔を見せる…側から見たら無表情と対して変わりないのだが。
浅ましい考えは全て見抜かれ、一連のどうしようもなく恥ずかしい流れを瞬きもせずしっかりと目に焼き付けられてしまう。
恥じらいが限界を迎えそうな頃、零は無言で、背筋を少し正し始める。
スウェットの奥にいる、おちんちんをいじめた復讐すべき相手の一部がだゆん…♡と揺れだす。
自分は勢いのままスウェットに手をかけ、その下にある巨大な質量を力任せに揉みしだいた。指先が沈み込むほどに柔らかく、それでいてずっしりとした重量感が掌に伝わってくる。
むにゅにゅっ♡もにゅっ♡もにゅっ♡ぐにゅう♡ぶるんっ♡ぶるるっ♡
これでもかと手のひらに肉を集め、揉み、揺らす、しかし零は乱暴な復讐を拒むどころか、さらに胸を突き出すようにして受け入れだす。
意識が完全に乳肉に注がれるのを眺めつつ、零は両手をおちんちんにターゲットを合わせる。
乳によりターゲットは見えないはずだが、まるでわかっているかのようにに玉を持ち上げ棒ごと包む。
彼女の手は、こちらのサイズに対してあまりにも大きく、包み込むだけで全てを支配してしまう。
彼女は顔をじっと見つめ、その反応を一つも逃さないように確認しながら、ゆっくりと、けれど執拗に、皮の上から亀頭の輪郭をなぞり、丁寧に動かし始める。
くちくちくち…♡くち…♡にゅる…♡
皮の中にも指を入れ、ありとあらゆるところにしっかりと指を這わせる。
手が動き始めると同時に、だんだん乳を弾ませる手は止まっていった。
股間に与えられる刺激を取りこぼさず受け止めようと、数少ない脳のリソースを割かれ完全に手が停止する。
乳肉からおててに包まれている子供おちんちんに、意識が流れていく様もきちんと確認した零は、玉と棒を触る指の速度を緩やかにあげていく。
くちくちくち…♡ふにふに…♡
くちくちくちくちくち…♡♡
指で輪っかを作り、カリ首の段差を丹念に刺激する。
今までのおてて遊びとは違い、明確に射精を意識させる動き。
手の中の愛しい宝物が、ぴくぴくといつもの予兆を発する。
もはや動きは完全に停止し、声を漏らし脳は快楽物質を読み込むだけになってしまった「それ」の顔の耳元に、口をぴったりくっつけ
「イけ」
びゅくっっ♡びゅぷぷっ♡♡びゅ〜っ♡びゅっ…♡
「ぴゅっぴゅっ〜…♡ぴゅ〜…♡ぴゅく、ぴゅく…♡」
背骨から弾けるような快楽が弾け昇り、体の全てを放出するように射精する。
同棲して始めの方に恥を忍んでお願いし、それからほぼ毎回やってくれる零のイけとぴゅっぴゅっに合わせ、全てを出しきる。
手の中の脈動も終わり、全身の力が抜け、零の体に全てを預けてしまう。
零は愛おしそうに、手の中の物を触れさせないよう器用に腕を使って抱きしめる。
「お疲れ様…頑張ったね…♡」
そのまま自分は射精後の余韻を抱きしめられながら楽しんだ━━
ソファに座り、役目を終えくたくたになった下半身を出したまま、ぼーっとしていると、改めて零がハグをしてくる。
零は首筋に鼻先を寄せ、深くその匂いを吸い込んだ。
彼女に包み込まれていると、自分の汚れも、彼女の汚れも、すべてが彼女という巨大な器の中に溶け込んでいくような感覚に陥る。
「…シャワー浴びようか、一緒に」
脱衣所の鏡に映る二人の姿は、あまりにも対照的だ。
自分は先ほどの行為の熱に浮かされ、肌は上気し、額にはうっすらと汗が滲んでいる。
対する零は、長身を悠然と直立させ、呼吸一つ乱していない。
服を脱ぎ捨て、露わになったその肌はどこまでも白く、陶器のように滑らかで、汗ひとつかいていない。
その温度差に、抗いがたい独占欲と、彼女という存在の大きさを改めて突きつけられる。
バスルームに入り、柔らかなスポンジにたっぷりと泡をたてる。
「……じっとしてて。綺麗にしてあげる」
彼女の手が、泡と共に自分の体を優しく撫でていく。汗ばんだ首筋、胸元、そして先ほど彼女の手を汚してしまった場所まで。
彼女は無言で、けれど労るような手つきで、一箇所ずつ丁寧に汚れを落としていった。
シャワーの熱気で浴室が白く霞む中、すぐ目の前には、お湯を弾いて瑞々しく輝く双丘がゆさゆさと迫る。彼女は自分の体が濡れることも厭わず、ただ清潔にすることだけに集中していた。
「…かゆい所はない?」
視線を上げると、零はやはり普段と変わらない、静かで落ち着いた瞳で自分を見つめている、しかしその顔の下には似つかわしくない下品なデカ乳がぶら下がっている。
その徹底した「余裕」が、興奮をさらに煽っていく。
「……ごめん、私も洗ってもらえる?」
突然彼女は手に持っていたスポンジを自分に持たせた。
零はこちら側にいわゆる手伝いをほとんどさせないため、少し驚く。
まぁいいかと珍しさを感じつつも洗おうとすると
だぽん…♡
「………」
ぐいっと腰をかがめ丁度いい位置に乳をぶら下げてくる零。
…乳を非常にわかりやすく見続けてしまったこと、「言い訳」を作ってもらったこと、おそらく先ほどの射精もあり、今度はあくまでこちら側の無いも同然のプライドを保つように誘導してくれたこと。
数々の恥ずかしさが脳内でぐちゃぐちゃに混ざりだす。
食事中に揉んでいたのだから、今さら恥などないと言われれば確かにそうなのだが、それでも一応、気を遣われたことに照れる程度の尊厳は残っている。
が、今日既に呆れるほど触っているのに、脳が構わず洗えと命じてくる。
大人しく脳に従い、泡立てた手とスポンジを乳に這わせた。
たぷたぷ…♡たぷたぷたぷ…♡もちゅもちゅ…♡もにゅにゅ〜…♡
開始数秒ですでに洗うという名目はどこかへ消え去り、ただ執拗にその柔らかな肌を捏ね、重厚な弾力を楽しむだけの時間になった。
「…………」
零はただ、目を細めて「洗う」手つきをじっと見つめている。指先が乳輪をなぞり、重みを支えるように下から何度も持ち上げても、彼女は嫌がるどころか、心地よさそうに身を委ねている。
「……洗うの上手だね…♡」
やや上擦った声で零がそう呟く。
普通に体を洗えば多少なりともおっぱいマゾから名誉挽回はできるはずだが、その手は乳を丹念に洗いあげる。
とことん自分が愛されていることを確認し、全てを出し切ったと思った下半身が、熱を帯び出す。
「……ん♡」
本能のままに、情けなく声を漏らしながらその豊かな肉体に体を擦り付けると、肌と肌が吸い付くような密着感と共に、泡が弾ける独特の音が響く。
先ほどまで丹念に洗っていたおっぱいが、抱きつくと体を滑り、左右に逃げるように動く感覚は、脳をさらに理性の外へと追いやる。
そのまま彼女のむちむちの白くしなやかな太ももに縋り付き、泡でヌルヌルになった肌の感触を頼りに、必死に腰を動かした。彼女の足はどれほど情けないヘコヘコとした腰振りすらも受け止めてくれる。
床オナをするように太ももに擦り付けたおす。
左右に腰を振りぬちぬち…♡
上下に腰を動かしぐりゅぐりゅ…♡
前後に腰をかくかくへこへこ…♡
カチカチになった竿を勢いよく擦りつけ、滑らかな肌を亀頭が滑る、その感覚がたまらなく気持ちいい。
そしてあっという間に限界を迎えてしまう。
びゅっ♡びゅくっ…♡びゅびゅるっ…♡
びゅっ…びゅっ…♡
前回ほど勢いはなく、完全に甘えきったマゾ射精を太ももにかけていく。
体を洗うどころか、むしろもう一度汚した犯人の背中を優しくさする零。
「…全部洗えたかな、ありがとう」
彼女はそう言って、大きな手で優しく引き寄せ、その胸の谷間に顔を埋めさせた。情けなく果てたことも、ぶとももを汚したことも、すべてを「一生懸命な奉仕の結果」として処理し、こちらのプライドを傷つけないように配慮している。
そのまま零はシャワーを手に取り、自分の足元と、こちらの体を優しく流し始めた。
「……はい、綺麗になったよ。…ちょっと冷えるね……湯船沸かそうか」
零は浴室のパネルを操作する。自動でお湯が注がれる音が響き始め、広い浴槽に少しずつ熱いお湯が溜まっていく。
零が椅子に座り、その膝の上に自分を乗せた。
「溜まるまで、こうしてようか」
彼女は頭を優しく撫でながら、シャワーの温度を少し下げ、体に優しく当て続けてくれる。
湯船が沸くまでの数分間、泡の流れた後の清潔で滑らかな肌同士が密着し、浴室の静寂の中に二人の鼓動だけが響く。
おっぱいがたっぷりと胸板に押し当てられ、彼女の落ち着いた体温が、射精後の少し冷えかかった体をじんわりと温め直していく。
浴室に反響する、湯が注がれるゴーッという音を聞いていると、またしても胸の奥から猛烈な羞恥心がこみ上げてきた。
自分の浅ましい欲望など、とっくに見透かしたうえで。それでも零は、あえて「体を洗ってくれてありがとう」と体裁を整え、気づいていたはずの汚れさえも見なかったことにして流してくれたのだ。
その圧倒的な年上の余裕と、こちらを決して傷つけないための徹底した優しさ。
それらを真正面から突きつけられて、思考が追いつかないまま、ただ頭がくらくらとしていく。
こちらの恥じらいを感じ取ったのか、自分の手に零の細やかな指が絡ませられる。
お互いの肌の熱が水滴を介してダイレクトに混ざり合い、繋いだ手からも彼女の安定した鼓動が伝わってくる。
「…………」
お湯が溜まり始め、さっきより静かになったフルオートバスのお湯を貯める音が白く霞んだ浴室に反響する。
彼女の首筋に顔を寄せ、その清潔な匂いを吸い込む。
零は握った手に力を込め、体温を確かめるように静かに目を閉じた。
視線のすぐ下には、お湯を弾いて瑞々しく輝くKカップの双丘が、胸板を押し返すような弾力をもって存在している。
けれど今は、その肉感的な誘惑以上に、繋いだ手の温もりと、至近距離で重なり合う吐息の静けさが、何よりも心地よかった。
「…そろそろ貯まったかな」
お湯はまだ完全に張り切ってはいないが、2人が体を温めるには充分貯まっていた。
「…入ろっか」
手はしっかりと繋いだまま、彼女はエスコートするように、たっぷりと湯気の上がる浴槽の縁へと導く。
たっぷりのお湯が、二人の体が沈み込むたびにザァッ……と贅沢に揺れる。
彼女が座り、その膝の間に自分が収まると、浴槽の中は彼女の体温と熱いお湯、そして零の香りで完全に密閉された空間になった。
すると零がこちらに顔を近づけ、口を少し開ける。
べろちゅーの奴隷である自分は、パブロフの犬のように反射的に顔近づける、が。
━━ほおぉぉ〜〜〜♡♡♡
たっぷりの熱と湿気を保った生暖かい吐息が顔に吹きかけられる。
完全な不意打ちを喰らい、肩が思い切り跳ねてしまう。
「これ好きだよね…」
これもまた、同棲を始めた頃に恥を忍んでお願いしたものだった。
当初はやや困惑していた零も、今では何も言わずともやるようになってしまった。
そんなふうに慣らされてしまった自分の変態さを、どこかで反省しつつも。
零がひとつ息を吸い込み、次の弾を準備するその顔を間近にして、結局は期待に胸を熱くさせながら待ち構えてしまうのだった。
れる…♡にゅむ…にろにろ…♡
━━ちゅ〜……ぱっ♡
「……そろそろ上がろうか。のぼせちゃうから」
吐息攻撃からのベロキスを終えた零はそう言うとゆっくりと湯船から立ち上がった。
高身長の彼女が立ち上がると、浴槽の縁から滝のようにお湯が流れ落ち、浴室内に再び静寂が戻る。
脱衣所へ出ると、こちらをバスマットの上に立たせ、自分はまだ濡れた体のまま、迷いなく大きなバスタオルを手に取った。
「……じっとしてて」
彼女は膝をつき、目線を合わせるようにして、ふかふかのタオルで髪を優しく包み込んだ。
自分の体から雫が滴り、足元を濡らしていることなど、彼女にとっては些細なことのようだ。
「……ん。耳の後ろ、まだ濡れてるね」
彼女は無言で、けれど徹底的に丁寧な手つきで、体から水分を吸い取っていく。首筋、脇の下、そして先ほどまで熱を持っていた足の付け根まで。
彼女が自分いう小さな存在を壊さないように、細心の注意を払って手入れをしているその光景は、どこか神聖な儀式のようでもあった。
コンプレックスであるその部分も、彼女は一切の迷いなくタオルを当て、まるで宝物を磨くように優しく、けれど確実に水分を拭い去る。
「……はい、綺麗になった。……保湿もしておこうか」
彼女はこちらの体を拭き終えると、棚から高級なボディクリームを取り出した。
…自らの濡れた身体を放置し、こちらに保湿さえしてくれる零への献身っぷりにいたたまれなくなり、保湿が終わったタイミングで零を拭こうとこちらからタオルを持ち出す。
「あ…、ありがとね」
そしてまた、零は拭きやすい位置にだぽん…♡と例の物をぶら下げ、構わず自分の腕の水滴を、既に持っていたタオルに吸わせる。
………そのまましっかりと零の考える自らの役割をまっとうした。
脱衣所の壁一面に広がる大きな鏡。
そこに映る2人の姿は、あまりにも不釣り合いで、だからこそ歪な美しさを放っていた。
零は濡れた銀髪を背へ流し、一切の装飾を削ぎ落とした彫刻のような裸身のまま、淡々と着替えを用意している。
対してこちらは、情けないほど細い手足でタオルを握りしめているだけだった。
彼女の胸の高さにこちらの頭があり、その体躯にすっぽりと収まる距離感。
肉体の質量の差が、否応なく被支配感を突きつけてくる。
それと同時に。
これほど強大な存在が、自分1人のために跪き、すべてを捧げているという事実が、胸の奥に静かな征服感を満たしていく。
零はそんな自分の優越感に満ちた視線すらも優しく受け流し、用意していた清潔な部屋着を手に取った。
まずは下着から順に、一つひとつ丁寧にこちらの体に通していく。
「……足、通して。そう、良い子だね」
そういえばこの部屋に住み始めてから自分で着替えたことがないな…とほてる頭で考えつつ、零に最後まで服を着せてもらった。
二人は再びリビングへと戻ってきた。
彼女がゆったりとソファに腰を下ろすと、自分はその横に滑り込み、吸い寄せられるようにその大きな体に抱きついた。
お風呂上がりの零の体は、いつもよりずっと温かい。
リラックスウェアとして彼女が選んだ厚手の布越しでも、その芯から溢れ出るような熱と、零の香りがダイレクトに伝わってくる。
自分の身体が、彼女の脇腹からおっぱいの重厚なふくらみにかけて押し当てられ、どっしりとした安定感に包み込まれた。
「……まだあったかいね…」
零はこちらの肩を抱き寄せ、自分の体温を分け与えるように静かに寄り添う。
この静寂と独占感が永遠に続くかと思われた、その時だった。
カチャリ、と。
玄関の扉の開く音が聞こえ、廊下を歩く足音が響く。
零の身体が、ほんのわずかに動き、彼女は驚くこともなく、ただリビングの入口へと視線を向けた。
「ただいま〜…あ、やっぱお風呂入ってる。風呂の匂いすると思ったわ」
アッシュグレーのウルフカット、すらりとした高身長…そして零に負けずとも劣らない爆乳。
この部屋の2人目の飼い主、佐野緋波が帰宅した。
彼女は佐野緋波、23歳。
緋波はファッションカメラマンで、零とは学生時代たらの付き合いになる良きビジネスパートナーらしい。
彼女自身の家は別にあるため、形式上は3人暮らしというわけではない。けれど、ほぼ毎日のように顔を出しているせいで、実態としては半同棲のような状態になっていた。
零が終始こちらに恭しく、過保護なほど丁寧に接してくるのに対し、緋波は真逆だ。
わざとからかい、反応を引き出しては楽しむように振り回してくる。
とはいえ、根っこの部分では愛情の量に大差はないらしい。
結局のところ、どちらも最終的にはこちらを甘やかし、なぜかお小遣いまで有り余るほど渡してくるのだから、逃げ場は最初から用意されていないのだと悟らされる。
帰宅早々アッシュグレーのウルフカットの隙間から、緋波の鋭くも茶目っ気のある瞳がこちらを射抜く。
彼女は長身をしならせ、無造作にカメラバッグを投げ出すと、迷いなくこちらの座るソファへと歩み寄る。
「あ〜…疲れた〜…」
緋波は自分の隣にどっ…しりとした下半身をソファに沈める。
ソファが2人と一応1人の尻肉を受け止め更に深く軋む。
「……緋波、今日早いんだね」
「そ〜、なんかあっさり終わっちゃってさぁ〜…あ、今日泊まるから」
緋波が答えつつ着ているシャツのボタンをプチプチと外していく。
零に抱きつくのをやめないまま、もう1人の何気ない脱衣に目を奪われていく。
「はい、準備オッケ。おいで♡」
シャツの下に着てきたキャミソールをさらけ出し、手を伸ばしてこちらを迎え入れようとする緋波。
飽きた、とは口が裂けても言えないが、今日1日触り続けたものより、新しいメスの刺激を欲しがった両腕がフラフラと誘蛾灯に飛ぶ虫のように向かう。
そのまま身体ごと緋波にむぎゅう〜♡とめいいっぱい抱きついた。
「や〜♡いらっしゃ〜い♡」
緋波はやや汗ばむ谷間に顔を迎え入れ、激しく頭を撫でる。
先ほどまであんなに甘えていた自分から簡単に乗り換え、また別の女に甘えだす。
しかし零のその顔は眉1つ動かさず、ただ日常の風景であるかのように、緋波と視線を合わせた。
「……そういえば、今日で撮影終わりでしょ?次のシーズンのメインビジュアル、もう少し影を強調したほうがいいかな。…どう思う?」
「ん〜?…あー…どうだろ…あっちが結構リクエスト飛ばしてくるしな〜」
二人の頭上で行き交う、極めて事務的で落ち着いたビジネスの会話。
2人の美女が、そのあいだに自分を挟み飼い猫のように共有しながら平然と仕事の話を続ける。
零は、こちらが緋波の胸を堪能しているのを横目で見つつ、見守るような瞳で、背中を静かに撫でつけた。
そのまま緋波のJカップの重厚な弾力に深く顔を沈めたまま、思考を止めることにした。
鼻腔いっぱいに広がる緋波の体温と、柔らかい肌が顔の輪郭に沿って形を変える感覚。
視界は彼女の白い肌とキャミソールの生地だけで覆われ、耳元には彼女の一定な鼓動がトク、トク、と響いている。
乳肉越しに、二人の会話がどこか遠い世界の出来事のように聞こえてくる。
「……結局、あっちのスタジオは零が買い取ったんだっけ?」
「そう、ちょうど良かったしね」
緋波の大きな手が、頭をゆっくりと撫で回す。
時折、彼女が喋るたびに胸腔が微かに震え、その振動が顔全体に伝わってくるのがたまらなく心地よい。
零は零で、緋波の胸に埋もれているのを眺めながら、腰のあたりを手で静かにとん…とんと叩いている。
二人の間に流れる空気は、嫉妬やドロドロした感情とは無縁の、完成された平穏だった。
そのまま緋波の胸の重みを顔全体で受け止めながら、意識が溶けていくような感覚に陥っていた。
「……あ、寝ちゃいそう? 」
緋波が少しだけ体を揺らし、胸の弾力で意識を現実に引き戻そうとする。
その揺れに合わせて、零も静かに身を乗り出しうなじを優しくなぞった。
「……いいよ、寝かせちゃって。今日は頑張ったもんね…」
「なにそれ〜…そんなすごいことしたの?」
二人の大人の女性が交わす、低くて落ち着いた声のトーン。
顔から伝わる一定の鼓動と、背中をゆっくりと叩く大きな手の平のリズム。
それらが最高のゆりかごとなり、意識は急速に深い闇へと沈んでいった。
「━━あ、起きた…?」
ふかふかのカシミアのブランケットに包まれ、夢と現実の間を漂っていた意識が、ゆっくりと浮上してくる。
どうやら抱きついたまま寝てしまい、その上からどちらかがブランケットをかけてくれたらしい。
頬に触れるしっとりとした肌の質感と、ずっしりとした乳の重みを感じ取り意識がはっきりしだす。
ふと下に目をやると、キャミソールによだれの跡を発見してしまう。
おそらく完全に安心しきり、大きく口をおっぴろげて熟睡していたのだろう、怠惰の証がしっかりと染み付いていた。
焦って拭こうとするも、緋波はそれを制止する。
「いいよそのままで、可愛かったし…♡」
そのままこちらの頭を首筋に近づけさせ、肩に乗せる。
うなじ越しに横を見ると、寝る前と同じ位置に零が座っていた。
彼女はタブレットを片手に、2人の様子を静かに見守っていたようだ。
「…おはよう、よく寝たね」
零の声は、どこまでも澄んでいて心地よい。
西日が差し込むリビングで迎える夕暮れ。自分の身体は長い手足と大きな胸の間に、すっぽりと収まったままだ。
「ね、映画見ていい?寝てる間に見ようと思ったんだけど、音で起こしたら申し訳ないかなって…」
緋波の提案に自分が肯定すると零がサイドテーブルのリモコンを引き寄せる。
「私が好きそうなやつらしいんだよね…昨日配信始まったって緋波が」
「あ、電気消してよ。雰囲気でるでしょ」
「はいはい…」
零が淡々と鑑賞と準備を進める、一方で緋波に身体の正面をテレビ側に回され、ブランケットの中で両手をにぎにぎされている。
自分は当然膝の上で鑑賞させられるらしい。
「…こっちくる?どうする?」
全ての準備を終えた零が隣に座り確認する。
ブランケットの中の手がぎゅ…♡と、応えるように力を強めた。
……ブランケットの中の温もりを少しでも見逃したくなかった自分は、このまま緋波の膝にいることを告げる。
「ん、そう」
自分の頬に口づけを落としたあと、零は緋波の隣に座り直した。
その瞬間、視線はテレビに向けたまま、ブランケットの中へ片手を差し入れてくる。
緋波に握られてるうちの片方を引き剥がし━━そのままこちらの指を絡め取り、逃がす気はないと言わんばかりに強く握り込んだ。
「……言えばあげるのに…」
「………」
照明を落としたリビングに、モニターの青白い光だけが揺れていた。
映画の静かな導入部が流れる中、零と緋波は声を潜め、ライティングについて言葉を交わしている。
映画の静かな会話劇が、淡々と流れている。
零はモニターを眺めながら、ブランケットの中でこちらの手を優しく包みこんでいた。
まだ寝起きの余韻の中にいて、零の体温と、背後にある緋波の重厚な柔らかさを持つ乳に包まれ、心地よい倦怠感に身を委ねている。
そのせいか、最初は、勘違いだと思った。
ブランケットの重みか、握ってないほうの緋波の手が、体勢を変えた拍子に触れただけだと。
けれど、太ももの付け根あたりで、何かがモゾモゾと、本当にわずかな動きで蠢いている。
緋波は隣に座る零と
「……確かに、構図の取り方が零の好みっぽい」
なんて、ごく自然なトーンで会話を続けている。その美しい横顔には一切の邪念がなく、映画に集中しているようにしか見えない。
しかし、ブランケットの下、ズボンの上にある彼女の手は、確実にそこを捉えていた。
指先が布地を介して、撫でるというよりは、微かな振動を与えるように、極めて慎重に動いている。
さわ……♡すり……♡…すぅり……♡
だんだんと体が反応し、もぞもぞと動いてしまう。
零に気づかれないよう、音も立てず、体の動きすら最小限に抑えさせるような、熟練した手つき。
緋波は視線をモニターに向けたまま、耳元に唇を寄せ、囁きというよりも吐息に近い声で、零に聞こえないほど小さく呟いた。
「ねぇ…零集中してるよ……邪魔しちゃダメじゃん…♡」
その問いかけと同時に、指先が小さな膨らみを、キュッと優しく、けれど逃がさないように捉えた。
身体がビクンと強張りそうになるのを、彼女は背中側から抱きしめる腕の力で巧みに抑え込む。
零は隣で、こちらの手の甲を親指でなぞりながら、画面を見つめ続けている。
身体は、ブランケットの下で起きている静かな侵食に、ただ身を委ねるしかなかった。
緋波の指先が触れるたび、映画の光が視界の隅でちらつき、熱を孕んで滲んでいく。
零に気づかれてしまうという焦りと、背後から押し当てられる緋波の乳肉感。二つの刺激に挟まれて、鼻息は次第に荒くなり、顔は茹で上がったように赤く染まっていく。
緋波は、体越しに心拍が跳ね上がるのを感じ取ったのだろう。
アッシュグレーの前髪に隠れた瞳が、暗がりの中で獲物をいたぶるように愉悦に細められた。
「この俳優可愛いよね〜」
彼女は零にいつも通りの声色で語りかける。
その声音とは裏腹に、ブランケットの下では、もはや引き返せない一線が踏み越えられていた。
しなやかな手が、パンツの隙間を探り当て、静かに内側へと入り込んでくる。
直接触れる、彼女の肌の冷たさと、指先の滑らかさ。
彼女の手は小さなその部分を、まるで小さな雛鳥を包み込むようにまるごと覆い隠してしまった。指の節々が、熱を持った肌の上をゆっくりと、執拗になぞる。
さわさわ…♡ふにふに…♡さわさわさわ…♡
━━ふぅぅ〜〜……♡
緋波は零の視線を盗むようにして、耳元に唇を押し当て、熱い吐息を吹きかける。
その間も、彼女の指は、理性を粉々に砕くような絶妙な力加減で動き続けていた。
リビングには、映画の劇伴と微かな衣擦れの音だけが漂っている。
パンツの中の手は、さらに熱を帯び、粘り気のある愛撫へと変わっていく。
小さな先っぽを、親指の腹でゆっくりと円を描くように追い込み、余った皮の皺のひとつひとつを確かめるように這い回る。
くにくに…♡くる…くる…♡くにぃ〜…♡
溢れそうになる声を必死に抑え、背後にある乳肉に背中を深く沈ませた。
腰が上下に震え、ブランケットを静かに波立たせる。
隣の零は不自然に動くブランケットを一瞬見やり、何事もなかったように映画へと目を戻す。
緋波の執拗な動きに、零と繋がれた手の内側に汗が滲んでいる。
それでも零の指は絡められたまま。
逃がすつもりなど最初からないらしい。
緋波もからかう言葉すら飲み込み、ただ純粋に、指先の感触だけで追い詰めていく。
くにくにくに……♡くちくちくちくち…♡
誰も口を開かないまま、映画だけが先へ進んでいくリビングで、ついにその時が訪れた。
緋波の長い指先が、真っ赤に主張する亀頭を容赦なく、そし深く押し潰した瞬間、腰の奥から熱い快楽の塊が飛び出すのを感じる。
ぅあ゙っ…あっい゙くっ…っ…♡
びゅ〜っ♡びゅびゅ〜っ♡びゅっ♡びゅっ♡
堪えきれなかった声が、喉の奥から情けなく漏れ出した。身体を弓なりに逸らし、背後にある緋波の重厚な山脈に背中を強く押し当てる。
ブランケットの下で、熱い塊が勢いよく放たれ、パンツと、二人の体を包んでいた高価なカシミアの毛布を汚していった。
「ん゙ふっ…っ、ふふ…いやごめ…いっ、いや、ちょっと…声情けなすぎて…っふふ…」
「……も〜………」
それまで無言を貫いていた緋波が、我慢しきれないといった様子で吹き出した。
彼女は耳元で我慢の限界といった笑い声を上げる。
一方、隣に座っていた零は、映画の再生をリモコンで無造作に止めた。
「…やっぱり注意しておけばよかった…」
零はそう言って少しだけ呆れたような溜息を吐いたが、その瞳には冷たさなど微塵もなかった。彼女は立ち上がると、クローゼットから新しいタオルと洗浄用のウォーターを取り出して戻ってくる。
「…っふ…はぁ〜……あ〜かわい…♡」
やっと笑いが収まり、耳に緋波が軽いキスをする。
そんなことも気にせず、零が汚れたブランケットを剥ぎ取ると、夕闇の中でいじめられた情けない下半身が露わになる。
長身を折り曲げ、こちらの前に膝をつくと、汚れたパンツを迷いなく脱がせた。
そしてくったりとしつつもピクピクと震えている小さな部分と、精子で汚れた太ももを、大きな手で丁寧に、けれど手際よく拭き取っていく。
「…………」
無言で、徹底的に。
零の大きな指先が、皮の皺の間に残った汚れまで一拭きにするたび、羞恥心で顔を覆うしかなかった。
この騒動の原因である緋波は、その様子を上から見下ろして、時折「そこまだ汚れてるよ」なんて意地悪な指摘を入れてくる。
2人の圧倒的な美しさと体格差、そして自分のあまりの情けなさ。
すべてを清算するように、零は最後に頭を優しく撫でた。
「再開するけど、映画は戻さないからね。そのまま再生するから」
零は静かに、緋波へ言葉を向けた。
とぼけたように顔を逸らす緋波の膝から、自分はそっと引き離される。
ソファの中央に腰を下ろした零。その膝へと、そのまま収められた。
無言のまま、背後から肩に回される腕。
胸元ごと包み込まれ、強く引き寄せられる。
緋波のぶつくさとした文句を尻目に、零はリモコンへ手を伸ばした。
つむじに零の鼻先が預けられ、深く匂いを吸い込まれる。
そして何事もなかったかのように、映画は再び動きだした。
…射精直後の気だるい虚脱感。脳内を支配する、とろけるような疲労。
……映画は射精直後の停止シーンから続いてる、自分もかなり戻さないと内容が理解できないのだが、零はこちらに何も聞かずに再生した。
……… どうせ射精後は眠くなるから問題ない、という判断なのだろうか。それとも、お前は映画よりも後ろに密着する二つの山を背中でじっくり楽しむ方が好きなのだろう、という日常からの推察なのだろうか。
……………最近本当に赤ちゃんのような扱いをされている気がする…
後ろから守護者に密閉され、彼女の体温に蒸されているうちに、意識は思考を完全に放棄した。
映画のストーリーを追うのをやめ、ただ、自分を慈しみ、飼い慣らしている女性の圧倒的な存在感だけに、すべての感覚を委ねることにした。
劇伴が静かに消え、スタッフロールがゆっくりと画面を流れていく。
「かなり良い映画だね、映画館行けばよかったな…」
「ね〜、逆に損した気分」
映画が再生し終わっていたことを、すべてが終わったあとになって知り、はっと現実に引き戻された。
「ね、良い映画だったよね〜?」
自分が起きたのを確認した緋波が、ニヤつきながらこちらにも話を振る
「いじめないの…じゃあ、私夕飯作るから」
零はそう告げると、隣に座る緋波の方へ、壊れ物を扱うように慎重にこちらの身体を移した。
再び緋波の膝の上へ。今度は正面から向き合う形で収まった私を、彼女の長い腕が迷いなく受け止める。
だが、キッチンへ向かおうとした零は、ふと足を止めた。
緋波を射抜くような、鋭く冷えた視線で見下ろす。
「……見えてるからね」
「へいへい」
零はその言葉を確認すると、最後にもう一度頭を優しく撫で、キッチンへと消えていった。
リビングに残されたのは緋波と自分のみ。
零の言い付け通り、それ以上の悪戯はせずに、ただ正面から小さな体をぎゅっと抱きしめた。
「も〜…2人の時間が台無しだね…」
そう言いながらも、彼女はこちらの背中に回した手に力を込め、自身の体を強く押し付けてくる
先ほどまでの執拗な愛撫とは違う、少し拗ねたような、けれど温かい抱擁。
自分はその柔らかな肉感と、彼女自身の体温を全身で感じることにすることにした。
緋波は空いている左手でスマートフォンを操作し、仕事のメールか何かをチェックしている。けれど、もう片方の大きな手は、ずっと背中や後頭部を優しく、一定のリズムでなで続けていた。
「…………」
先ほどまでの小悪魔的な攻めはどこへやら、今の彼女は驚くほど静かだ。
彼女の身体は、座っているだけでもこちら覆い尽くすような包容力がある。背中に回された手のひらは大きく、指先が肩甲骨のあたりをトントンと優しく叩くたび、心臓の鼓動まで彼女のペースに飲み込まれていく。
キッチンからは、零が野菜を炒める香ばしい匂いと、時折カチャカチャと食器を並べる音が聞こえてくる。
零が用意する完璧な夕食と、緋波が提供するこの上ない休息。
はっきり言ってこれ以上の贅沢はない。
自分は緋波の胸の鼓動を子守唄のように聞きながら、零に呼ばれるまでの時間を、ただ幸福な「飼い猫」として過ごし続けた。
静かなリビングに、キッチンから漂う美味しそうな香りが満ちていく。
彼女の静かなかわいがりに身を委ねていたその時、零が夕食をテーブルに並べ出す。
テキパキと人数分ならべ、あっという間に食事の準備が整う。
緋波は自分を膝から下ろし、零との間に座らせる。
「いただきます」
「いただきま〜す」
三人分の食事が並ぶのに、箸は二膳だけの食卓。
それでも特に疑問を挟むことなく、二人は食事を始めた。
やがて零が、自分の箸で一口分の白米をすくい、そのまま差し出してくる。
促されるまま口を開け、素直に迎え入れた。
いつもの緋波なら、格好のネタにして逃がさなかっただろう。
けれどそんな段階はとうに過ぎている。
上手に食べられたことを確かめるように、緋波はにこりと笑い、そっと頭を撫でた。
━━━━餌付けのような夕食が終わり、零は食器の片付けに勤しむ傍ら、再び緋波の谷間に甘え倒す。
「そうだ、これ見てよ」
緋波はスマートフォンを取り出し、逃がさない距離で画面を突きつけた。
映し出されていたのは、彼女自身が撮影したのだろう、思わず息を呑むような美女たちの写真。
どの女性も見上げるほどの長身に、抜群のプロポーション。
凛とした美しさと、どこか影を孕んだ色香を身にまとっている。
「これ、全部私が撮ったんだけどさ」
緋波はスマホを片手に、指先で慣れた調子のスワイプを続けている。
素人からでもわかる写真の上手さに感心していると、続けて言った。
「モデルの子たちと話す機会も多いでしょ? そのとき、ちょくちょく君の話もしてるんだよね…♡」
一瞬、思考が止まる。
この生活、この距離感、この痴態まみれの日常が、外に漏れている、その事実に、遅れて動揺が押し寄せた。
それを察したのか、軽く言い添える。
「あー、細かいことまでは言ってないよ? こういう子がいて、すごく可愛いんだ〜って。惚気みたいなやつ♡」
正直、大差ない気もするが、そんなこちらの内心など気にせず、彼女は画面を流し続ける。
「…まぁ寝顔はたまに見せてるけど…会ってみたいって言ってる子、結構いるんだよね」
ふと思いついたように、指を止める。
「あ、明日ここに呼んでみよっか。予定合う子、1人いるんだよ」
そのタイミングで、片付けを終えた零がタオルで手を拭きながら近づいてくる。
「……なに? 誰か来るの?」
緋波は悪びれもせず、振り返って答えた。
「ほら、前に話してた子。明日ここ呼んでいい?」
「あぁ……あの子か」
零は一瞬考える素振りを見せてから、あっさりと頷く。
「いいよ。仕事はあるけど、リビングでやるし」
じゃあ決まりね〜、とでも言うように、話はトントン拍子に進んでいく。
零の反応を見る限り、この生活を他にも知っている者がいること自体に、疑問は抱いていないようだった。
そしてこの部屋に、二人の共通の知り合いである“女”が来る。
それはつまり━━そういうことなのだろうか。
胸の奥に、一抹の不安と、薄暗い期待が同時に首をもたげる。
それを振り払うこともできないまま、自分はまた、二人の温もりに身を委ねていた。
明日の予定が決まり、早めに風呂へ入ることになった。
その流れのまま、脱衣所で服を脱がされている。
「腕、上げて……そう。上手」
零の声が、スウェットの布越しに少し籠もって聞こえた。
彼女は自分の腕を一本ずつ抜き、頭からスウェットを引き抜く。
脱衣所の空気が、自分の肌にひやりと触れた。
だがすぐに、零の腕がこちらの腰へと回される。
豊かな胸元へと引き寄せられ、身体が密着した。
「寒くない? 大丈夫?」
「…過保護」
こちらの頭をひと撫でしたあと、
ぼそりと緋波が呟き、浴室へと入っていく
浴室の扉を開けると、真っ白な湯気がこちらを包み込んだ。
背の高い零は、自分の手をやさしく引き、洗い場の椅子へと導く。
彼女は長い銀髪を手早くまとめると、自分の正面に静かに膝をついた。
屈んだその姿でも、こちらとの視線の高さはほとんど変わらない、むしろわずかに彼女のほうが高い。
「じゃ、洗うね…」
泡立てたスポンジを手に、零は丁寧に身体を洗いはじめる。
いつの間にか緋波も背後へ回り、こちらの背中側から同じように手を伸ばしてきた。
「お客様〜……お痒いところはありますか〜……♡」
緋波の手が肩から胸、胸から腰へと泡を纏わせつつ身体を滑り降りてくる。
「…緋波、洗うだけだからね」
「わかってるって〜♡流石に洗うだけでそんなことにはならないでしょ〜♡」
……なんとなく、いたたまれない気持ちになる。
ふと、洗う場所が下半身へ移っていた零と視線が合った。
一瞬だけ、彼女は微かに笑う。
そして緋波の視線を盗むように、膝へと柔らかな感触をぷにゅり♡と寄せてくる。
そのささやかな仕草に、零の優しさを噛み締める。
やがて二人による洗体は終わり、
自分はそのまま、湯船へと連れ込まれるのだった。
「やっぱ浴槽広いと良いな〜、私も家で足伸ばしたいわ」
「…まぁその足だとね」
2人のあいだに自分が収まり、3人並んで湯船に身を沈める。
緋波は、一般人にはまず縁のないであろう脚を持て余すように湯から持ち上げ、ぼそりと呟いた。
水面の上で、肉付きのいい太ももがぶるん♡と重たく揺れる。
……2人の足元に、思わず視線が吸い寄せられる。
揺れる水越しに、緋波とそれよりもわずかに太い零の脚が、静かに存在感を主張していた。
両手を静かに二人の太ももへと這わせる。
そのまま指を広げ、おそるおそる掴んだ。
むんにゅ…♡
柔らかさはあるものの、乳尻と比べたらぱっつんとした張りがある。
拒む気配も、制される気配もないと悟った瞬間、指先に込める力が増し、探るようだった動きは次第に確信を帯びたものへと変わっていく。
むにむに…♡むんに…♡ぎゅむ…♡むちゅ〜…♡
「……♡」
「………」
うちもものあたりがいちばん柔らかいと悟り、そこを意識して揉み込む。
緋波は、こちらの肩に頭を預けたまま、ゆったりとその様子を眺めていた。
一方、零は浴槽の縁に頬杖をつき、ときおりこちらの肩へお湯をすくってかけてくれている。
「…足太い方が好き?」
緋波が問いかける。
恥ずかしさからか、何も言わず視線を落としたままかすかに首を縦に振る。
「んふ〜♡…そっかぁ…♡」
そう零すと、緋波はそのままこちらに体重を預け、腕を回して抱き寄せてくる。
「……そろそろ上がろっか」
太ももに込めていた力がひと段落したのを確かめてから、零が静かにそう告げた。
脱衣所に戻るや否や、零は緋波に手を出させる隙もなく、こちらの手入れを終えてしまう。
そしてそのまま、リビングのカウチソファへと連れていかれた。
湯上がりの火照った身体を、リビングの冷えた空気が優しく撫でる。
ソファに深く沈み込み、そのすぐ隣には、零がぴったりと寄り添うように座った。
「喉乾いてる?飲み物持ってきたよ」
零はストローを差したグラスを手にしたまま、こちらの口元へと静かに寄せた。
歯磨き後の甘いものは零から禁止されているため、冷えた水をストローから飲む。
一口飲み終えても、それをテーブルに戻すことはなく、変わらず手の中に留めている。
おそらく飲みやすいようずっと持っているのだろう、零の献身さが際立つ。
「早く会いたいから、明日の朝には行きたいって〜」
そう言ったのは、隣でスマホを眺めながらソファに寝転がっていた緋波だった。
どうやら、明日訪ねてくるらしい女の到着時間が決まったようだ。
「いいけど……この子、起きるの11時くらいだからね」
「あ〜……そっかぁ〜」
と、緋波は少し間の抜けた声を漏らす。
疑問も持たれず11時まで寝ている扱いをされ、少しだけ居心地の悪さを覚える。
無論寝ていることは事実なのだが、明日は早めに起きるつもりだった。とわざわざ伝えることにした。
「お〜♡じゃあ良いね、OKって伝えておくわ」
こちらの言葉を聞きスマホに文章を打ち込む緋波。
「……じゃあ私と同じぐらいに起きよっか、早起きえらいね…♡」
零はグラスを持ってない手で丹念にこちらの頭を撫で回す。
同棲相手の起床時間に合わせるだけで早起きだと褒められ、撫でられる。その過剰な甘やかしに照れを覚えつつも、心は正直に浮き立っていた。
メッセージを送り終えた緋波が、ゆっくりと身を起こし、こちらへと滲み寄ってくる。
そのままこちらの手を取ると、指をゆったりと絡め、逃がさないと言わんばかりに握りしめた。
「じゃあまぁ…朝早いし…」
「…早めに済ませちゃおっか…♡」
零もグラスを置き、同じく空いてる手に指を絡めてくる。
こちらが抵抗しないことを了承と取ったのか、2人は立ち上がり寝室へと手を引き歩き出す。
一度、手は解かれる。
そのまま肩を押され、ベッドの中央へと静かに寝かされた。
「……動かなくていいから」
零の低く落とされた声のあと、間を置かず、再び手を取られる。
今度は指先までしっかり絡められ、逃げ道を塞ぐように握り込まれた。
左右から体温が近づき、2人の口元がこちらの顔に近づいてくる。
ベッドの中央に収められ、手を繋がれたまま、次を待つしかない位置だった。
━━むちゅ♡ちゅっ♡ちゅ♡ちゅ〜…ぱっ♡ぶちゅ♡ちゅっちゅっちゅっ♡
顔の至るところを塞ぐように、有り余るキスを注がれる。
早めに済ませるとのだったはず、しかし頬に残される一つ一つの感触は、やけに丁寧で逃がす気がない。
ちゅ♡ちゅぱっ♡ちゅ〜…♡
べろぉ…ん♡ねろ…♡べろ…べぇ…ろん♡
とうとう顔舐めすらも始まる。
自分には握られた両手に力を込める以外できる事はなかった。
「…舌、出して」
2人は、ひとまずマーキングには満足したらしい。
だが、捕食者めいた光を宿す零の視線に射抜かれれば、従う以外の選択肢はなかった。
おそるおそる差し出した舌へ、競うように2人が迫る。
互いの舌が触れ合うことすら厭わず、逃がさぬと言わんばかりに絡め取り、唾液を刷り込むように動かしてくる。
にゅりにゅりにゅり♡にゅろねろれろ♡ちゅっ♡にゅぷにゅるにゅる♡
絶世の美女2人が、性欲を剥き出しにして迫り、視界そのものを塞いでくる。
舌は互いを確かめ合うように絡み、もはや主が誰なのかすら曖昧になっていた。
ぢゅばっ♡れろぬるれろ…♡ぢゅるるる〜…♡
━ねっ…とぉ…♡
そうして理性を先に引き戻した緋波が、ねっとりと何重にも絡んだ粘ついた糸を引かせて口を離す。
その瞬間を待っていたかのように、まだ正気に戻れない零が、空いた1人分の隙間へ強引に舌を捩じ込んだ。
「零ほんとちゅーすきだよね…」
四つん這いのまま、誇示するようにデカケツを揺らし、緋波はこちらの下半身へと近づいてくる。
誰にも見られぬまま、ただ衝動に任せて跳ね続けていた自身の下半身が、ようやく出番を与えられたのだと悟る
太ももに緋波のおっぱいがもにゅり♡と形を変え落とされ、思わず反応してしまう。
緋波は服を汚さぬよう完全に下半身を露出させる。
「お〜…準備万端じゃ〜ん♡」
すでに4回射精しているとはいえ、充分に硬度を保ったまま緋波の前に姿を現す。
「剥いちゃうね〜…♡」
そう言うと、口を窄め小さく先端にキスをする。
ぴくりと跳ねるのを尻目に、そのまま皮と亀頭の間に舌を差し込み、心を込めて粘ついた唾液を塗り込む。
ぬ゙…ち…♡ぬ…る…♡ぐりゅ…♡
一周30秒ほどかけ、亀頭の周りを舌が舐め回す。
ぬ゙ろん…♡ぬ゙ろ…ん♡ぬ゙ぅ…ろん♡
柔らかい舌が皮の間を所狭しと這いずる感覚がたまらなく気持ち良い。
そうして少しずつ唇を下へ下へと下ろしていき、根本の肌へぴったり♡と唇がくっつく。
長い皮剥きが終わり、また皮が巻き戻らないよう静かに口を離す。
「おちんちんカッコいいね〜♡」
唾液で皮がふやふやになり、ピンクの亀頭が露わになる。
緋波はその亀頭にキスを添え、どこか愉しげに微笑んで言葉を添えた。
一方零はいつのまにか性欲丸出しの口吸いを終え、こちらのおくち皮剥きに対する反応を、顔を近づけ愛おしように確認していた。
こちらが快楽に顔を歪めるたび、愛情が先走り頬にキスが飛んでくる。
そうして零が目の前で軽く息を吸い込み
━━ほぉぉぉ〜〜…♡♡
━━━━ふぅぅ〜〜…♡♡
皮剥きが終わり、いい反応を見せてくれたご褒美に、顔面にえっちな吐息をプレゼントされる。
「……あ〜♡…もう出ちゃいそうだね…♡どうしようかな…♡顔近くで見たいしな…♡」
零が下半身に視線を落としたまま逡巡する。
顔も見たいが射精にも関わりたい、スケベ女の贅沢な悩みが彼女の中で広がっていく。
「…んー♡…」
爪先でこちらの乳首をかり…♡かり…♡と刺激しつつ迷う。
そんな何気ない動作にも、こちらはわかりやすく反応してしまうので勘弁してほしい。
「…♡…やっぱこっち…♡」
今の乳首の反応がお気に召したのか、また頬にキスをする。
どうやら顔を見るほうにしたようだ、さらに顔の距離を近づけはっきりとこちらと目線を合わせる。
玉をふにふに…♡とじらし続けてきた緋波も待ちきれなかったのように玉と竿をまるごとぱっくん♡とお口で包み込む。
じゅぞぞっっっっ♡じゅっぽ♡ぐちょにゅる...♡にゅるん♡にゅじゅっっ~~♡
ぬるんっ♡にゅっぽ♡♡にゅぱにゅぱ♡
緋波が頬をへこませ、思いっきり口の中すべてを吸い込む。
明確に射精のみを考えた舌が、ありとあらゆる部分に刺激を
与え、たまらず全身で反応してしまう。
舌が玉を入念に揉みこまれ、竿が内頬に挟まり吸われ、眼前には慈しみを持った笑顔で美女に見守られ。
これはもう完全にセックスだと脳は大はしゃぎで誤認する。
誤認した脳が腰を勝手に持ちあげ始め、子供を作る用意に入ったのを感じる。
零はその仕草を見逃す事はなく、唇にキスをして耳元に近づく。
愛する相手の射精が近づくと耳元に口を添えることが、いつのまにか彼女の中で当たり前になっている。
頼まれたから、という意識はもうほとんど残っていない。
ただ大切に思う相手のために、してあげたいから続けているだけだった。
ただそれを続けるたびに、相手の頭を依存性のある快楽で埋め尽くしてしまうのだが、そんなこと知りもせず今か今かとその時を待ち侘びていた。
緋波も、来るべき瞬間を味わい尽くすつもりなのか、改めて亀頭だけをしゃぶりなおす。
くぽくぽくぽ♡くっぽくっぽ♡かぽかぽ♡
にゅりぬる…にゅるにゅるにゅるるる♡
普段はからかう言葉の裏に、さりげない気遣いが滲む、そんな愛情深い緋波。
その彼女が今股間に顔を埋め、男の精子をねだろうと必死に首を動かす。
この光景を見られるのは少なくとも今は世界で自分1人、その優越感がより射精欲を煽り続ける。
体が強張り始め、限界が訪れるのを悟る。
頭の表面がゾワゾワし、視界が滲み出す。
あっ…出る…でる…♡
「…イけ♡」
びゅっっ♡びゅっっっく♡びゅるびゅるっっっ♡
「ぴゅっぴゅっ〜…♡ぴゅっ…♡ぴゅっ…♡ぴゅるる〜♡」
「ん゙っ…♡…んむ…♡」
緋波が射精の勢いに少しだけ声を漏らす。
少しでも多く精液を出してもらおうと、亀頭をねりねり♡と刺激しつづけ、出てくる液体全てを口に溜め込んでいた。
…くぽくぽ…♡
━━ちゅ〜…♡っぽ♡
唇をしっかりと閉じ、慎重に口から役目を離した肉棒を抜き取る。
そのまま口元を押さえ、いそいそとこちらへ寄ってくる。
そして、零と自分の視線を意識するように、2人の目の前まで来ると
「……んぁ〜…♡」
むわぁ…♡ねと…♡ねちゃあ…♡
猫が狩った獲物を誇るように、大きく口を開けて狩りの成果を見せる。
むんわぁ…♡と、湯気が立つようなどろりとした精液が、口内いっぱいに満ちていた。
鼻息が荒くなる。
からかいながらも無償の愛を注いでくれる、緋波の口内を自分で汚したことに胸の奥がざわつき、興奮がじんわり広がっていく。
その様子に満足したのか、そっとこちらの手に触れ、迷いなく指を絡めてくる。
その指を絡めた手を、嬉しそうにふりふりする。
「んふふ〜…♡」
口内に男の性欲の塊を留めているとは思えない、可愛らしい仕草にまた広がった興奮を掻き立てられる。
そして可愛らしさを保ったまま、喉をこちらの耳に近づけてきた。
その動作で新たなご褒美が来ることを確信すると、期待感で小さく声が洩れてしまう。
「…あ、それやるんだ…♡」
頬杖をつき、隣で2人を眺める零が呟く、すっかり満足した彼女はもはや事後の雰囲気すら纏っている。
片耳に喉仏のあたりをぴったりとつけられ、そのまま
ごっ…くん…♡
自らの頭部に嚥下音が響く。
ただ喉を鳴らした音のはず、なのにその響きは頭に鮮明に刻みつけられた。
「…あぇ〜♡」
空っぽになった口内を容赦なく見せつけられる。
「………褒めて♡」
口を閉じた緋波は、繋いでいた手を解き、当然のように頬へ寄せる。
離す気配は無い。
「…ほら、褒めてあげて?全部飲めて偉いね〜って…♡」
緋波の頬に触れていたこちらの手首を、零が不意に掴む。逃がさない力で制され、そのまま撫でる動きだけを選ばされる。
今日散々褒められてきた相手に、今度は褒めろと静かに命じられる。
優しい声なのに拒否は許されず、甘く従わせるそのやり方が、どうしようもなく胸を熱くさせた。
「ありがと…♡…嬉しいからお掃除もしちゃう♡特別ね♡」
鼻歌を歌いながら再び下半身へ向かう緋波。
お掃除をしてくれなかったことなど一度もない、それでも嬉しそうな気配を隠しもせず、もう一度咥える。
「…射精上手だったよ…♡頑張ったね…♡」
額のあたりを撫でてくれている零が、逆らう気を奪うような甘い声で褒めてくれる。
「…おっぱい吸おっか♡ご褒美あげないと…♡」
裾をべろんと親指で捲り、たっぽん♡と長い乳をさらけ出す。
膝に頭を乗せられ、そのまま胸に挟み込まれる。もっちゅりとした感触が、逃げ場もなく包み込んでくる。
零は胸を掴み、そのまま乳首を口元へ運んでくれる。
けれど、もはや大好きな零の乳首すら受け止める余力はなく、吸うというよりも、だらしなく開いた口に押し込まれている、という表現の方が近かった。
緋波のお掃除が始まり、バキュームに反応して声が漏れ、下乳が小さく震える。
けれど、そんな反応さえも愛おしいのか、乳が揺れるたびに、頭を優しく撫でられていた。
「寝る前にえっちするとさぁ、次の朝めっちゃ寝起き悪いよね。平気なの?」
「別に…私が起こすし…無理はあんまりさせたくないけど」
2人の腕に導かれ、逃げ場のない位置に収まる。
前に零、後ろに緋波。
零の腕が先に回り、背中から静かに包み込む。
呼吸のたびに体がゆりかごのように揺れ、落ち着いた体温がじんわり広がった。
反対側では緋波が距離を詰め、太ももを絡める。
とにかく身体を密着させ、ありとあらゆるところを当てようとしてくる。
視界がゆっくり滲んでいく中で、零の低い声が耳元に落ちる。
「……そのままでいいよ」
緋波も小さく息を漏らして、額を寄せてくる。
「寝ちゃいな。ちゃんと挟んでるから」
守られているのに、捕まっている。
その矛盾が心地よくて、抗う理由がどこにも見つからない。
体温と体温の間で、意識がほどける。
2人に愛されている感覚だけを抱えたまま、ゆっくりと眠りに沈んでいく。
まぶたが落ちきる直前、零がほんの少しだけ身を寄せる。
吐息に紛れるほど小さな声で、耳元に落とされる━━
「……大好き」
自分はその温度に包まれたまま、安心しきって眠りへ沈んでいった。