「う、あ……な、何……?」
その時、全身を弛緩させていた月宮が、薄く目を開いた。さすがにこれだけ派手に絶頂してしまうと、薬の効果も薄れてしまうようだ。
「おい、コイツ目ぇ覚ましたぞ」
「効きが悪かったのかね」
「ま、ここまで来たら関係ねえけどな」
しかし、男達にさしたる動揺はない。眠りから覚めても薬の効果が残っていることはこれまでの経験から分かっているし、何より既にここまで犯した女に抵抗する力など残っていないと知っているからだ。
そんな彼らの声も、覚醒したばかりで意識が朦朧としている月宮の耳には届かない。数秒の間、ボウっとした表情で自分を見下ろしている男達の顔を眺めた後――
「………………え?」
ようやく頭が回り始めて、アメジストのような紫の瞳を見開いた。
「な……え、あ……? い、一体……なに、がっ……?」
未だ色濃く残る薬の影響で完全には覚醒しきれていないためか、己の置かれている状況がまるで理解できず、戸惑った声を漏らす月宮。
というより、あまりにも予想外の状況に理解が追いつかず、この光景が信じられなかったのだ。
意識を取り戻したら、何人もの男達に組み敷かれて犯されているなど、想像もしていない事態だった。ましてや、彼女は天使と吸血鬼の混血であり非常に高い戦闘能力をもつのだから、尚更だっただろう。こうしてただの一般人の男達に陵辱されることなど、自分に限って有り得る筈がないと、彼女は考えていたに違いない。その油断が、月宮に迂闊な行動を取らせ、このような事態を招いたのだ。
「こ、こんな……ありえな……ひあぁうッ!?」
「ごちゃごちゃうるせよ、っと!」
あまりのことに呆然としてしまっている間に、新たな男が己の剛棒で月宮を貫いた。そこには、突然のことでショックを受けている女への気遣いなど微塵もない。相手のことなどまるで構わず、性処理道具のように扱って自分の欲望だけを満たす、身勝手なケダモノめいた行為だった。
「んああぁッ! ひぐっ、ああっ、んひぃっ、あはぁぁ……ッ!」
濡れそぼった膣内を勢いよく擦り上げられて、月宮の脳内に火花が散った。気をやった直後で敏感になっているところにこの責めは刺激が強すぎて、覚醒したばかりの意識が再び飛びそうになる。自身が置かれた状況を受け止める余裕もなく、乱暴な挿入の衝撃で肢体が反り返り、強張った。
「くぅっ、チンポが千切れそうだぜ! おらっ、もっと声を出しやがれ!」
「ふあっ、んはぁんッ!」
意識を取り戻したことでよりいっそう締りを増した秘部の感触に呻きながら、男が荒っぽい抽送を開始する。たっぷりと注がれた精液で滑りの良くなった蜜壺を蹂躙されて、体に色濃く残る絶頂の余韻が、あっという間に燃え上がっていく。
「な、なん、で……わ、私……こ、こんなに……感じ、て……ッ!?」
ペニスが勢いよく抜き差しされる度に、下半身が蕩けるような愉悦に襲われる。そんな自分の体の反応に、月宮は戸惑った声をあげる。こんな連中にこんな乱暴に犯されているのに、心には怒りと嫌悪が渦巻いているのに、こんなに感じてしまうのが信じられない。
「んっ、ふっ……! くぅっ、うぁっ、んんっ……んんふぅん……ッ!」
こんな連中に犯されて乱れた姿を晒すなど、月宮のプライドが許さない。せめて声だけでも抑えようと、唇を噛みしめて耐えようとするが、その儚い抵抗を男達は嘲笑う。
「今更ガマンなんざ無駄だぜ。さっきまで散々よがりまくってイキまくってたんだからさ」
「う、嘘、よ……そんな事、あるわけ、が……ッ」
「嘘なもんかよ。ほれ、これ見てみろ」
唇から漏れる喘ぎを必死に堪えながら否定する月宮の顔の前に、周囲にいる男の一人がケータイを見せつけてくる。
――そこには、眠っている自分がこの男達に陵辱されている姿が、確かに映っていた。
「う、あ……あぁ……」
目の前に映し出されたものがすぐには受け入れられず、呆然と凝視してしまう月宮。そこへさらなる追い打ちをかけるように、男は画面をスライドさせて、いくつもの撮影した画像を突きつけてくる。
胸と秘部を露出したあられもない姿で男達に全身を嬲られている自分、膣内にペニスを挿入されて犯されている自分。ピストンを受けてだらしなく蕩けた顔で喘いでいる自分の画像を見たときには、一瞬それが自分だとは分からなかった。
さらには、大股開きで注ぎ込まれたばかりの精液を秘所から垂れ流している姿や、射精されたばかりでぽっかりと開いた牝孔を間近で撮影したものまであった。
次々と飛び込んでくる衝撃的な画像が、自分が意識を失っている間にこの男達に犯されたことと、自らが晒した無様で淫らな姿が真実であると、何よりも雄弁に語っていた。
「――ッ!! あ、あなた達……絶対に、許さな――」
衝撃はすぐに激烈な怒りへと変わり、月宮は周囲の男達へ殺気に満ちた視線を向ける。その一瞬、激情が薬の効果も快楽も凌駕し、わずかだが体に力が戻る。
そのまま、怒りに任せてまずは目の前の男を振り払おうとして――
「うるせえ、黙って犯られてろ!!」
「んひぃぃんッ!?」
子宮口へ力任せの一撃を受けて、戻った力があっさりと霧散した。
「かっ、ひっ……ッ! おっ、あっ……うあぁ……ッ!」
下半身で炸裂した甘く鮮烈な悦楽が瞬時に全身へと広がり、動こうとした体が硬直した。弓なりになった体が何度も痙攣し、ペニスで貫かれたままの秘所から愛液が噴き出す。
「……あ、へあぁ……ッ」
そのまま数秒間、肢体を大きく痙攣させた後、唐突に虚脱して、月宮は全身をぐったりと弛緩させた。
「うわ、コイツ即イキしてんぞ。やっぱ奥が弱点なんだな」
「ああ、すげえ締め付けだぜ。ほれっ、ここがいいんだろうが!」
「んへあぁ……ッ! ひっ、ひぐっ、あひぃあぁッ!」
いきなり頂点へと押し上げられた衝撃に、四肢を投げ出して脱力したまま痙攣する月宮。
しかし絶頂の余韻に浸る暇もなく、膣を犯している男が二度、三度と追撃をしてくる。未だ絶頂の終わり切っていない膣内の奥底を抉られる度に、弾けるような肉悦に襲われ、艶めいた悲鳴が飛び出す。
「くあっ、いひぃんっ、そ、そんな……奥、ばかり……突い、たらぁ……ッ!」
眠っている間に探り当てられた性感帯を執拗に責め立てられ、押し寄せる暴力的な悦楽に必死に抗おうとする月宮。
だが力強いピストンを受ける度に強くなっていく疼きに、自分の体が意思とは裏腹にどんどん高みへと近づいているのが嫌でも理解できてしまう。
「くっ、あぁ……ま、待って……待ちな、さい……ッ! や、やめっ……んはぁぁんッ!」
執拗に腰を打ちこんでくる男の動きを何とか止めようと声をあげる月宮だが、そんなもので止まる筈がない。むしろ、より嗜虐に満ちた表情を浮かべた男に、子宮口を思い切り突き上げられる。
「あっ、かっ……ッ! ひっ、いひっ! だ、だめぇ……! そ、それ……す、ごぉぉ……ッ!」
下半身を中心に目も眩むような恍惚感が爆発して、月宮の美体が跳ね踊る。そのまま繰り返し逞しい腰使いでペニスが叩き込まれる。その勢いで大量の愛液が押し出され、白濁液と撹拌される水音が室内に何度も響く。
「んひっ、あぎっ、ひぅんっ! う、うそ……い、いやぁ……こ、こんな……ことでぇ……ッ!」
そうやってしつこく膣奥を抉り回されている内に、肉体が再度の絶頂に向かって急速に昂ぶっていくのが分かり、月宮は拒絶の声を漏らす。
もうこれ以上、こんな連中の前で無様を晒すなど耐えられない。混血天使は頂点へと押し上げられそうな意識と体を何とか押さえ込み、必死に快楽に抗おうとする。
「へっ、無駄なことしてねえで、大人しく感じてろっつーんだよ!」
「ひあぁうっ!? あぎっ、あおぁっ、んえあぁぁ……ッ!!」
だがケダモノめいた連中がそんなことを許す筈もなく、月宮が達しかけていることに目敏く気づいた男が、ピストンをさらに苛烈なものにしていく。がむしゃらな腰使いで弱点である膣奥を集中的にこねくり返される愉悦に、碌に抵抗も出来ないまま、月宮は絶頂へと追いやられてしまう。
「くっ……出るぜ! おらあっ、イっちまえ!!」
「ん、あぁぁぁッ!!」
止めとばかりに子宮へと捻じ込まれた怒張の先端から、大量の白濁液が解き放たれる。瞬間、駆け巡った圧倒的な快感に月宮の肢体が跳ね上がり、反った喉から嬌声が迸る。
「い、いや、あぁ……私、こんな奴に……中、出され……あはあぁぁ……ッ!」
女性の聖域に牡の欲望を目いっぱい浴びせかけられる法悦に、だらしなく頬を緩ませて、膣内射精に感じ入る月宮。半開きになった唇から舌を突き出して喘ぎ鳴きながら、屈辱と恍惚に全身を焼かれ続ける。
「……あ、うぁ……あひっ、んおぁぁ……ッ」
「くあぁっ、この穴、最高だったぜ……」
子宮にたっぷりと精液を注ぎ込んで満足した男が、肉棒を引き抜いた。一方の月宮は強すぎる快感に晒されてすっかり打ちのめされ、息を荒げて放心している。
「あ、あなた達……こんな真似をして……ただで、済むと……思ってないでしょうね……ッ」
しかし混血であるためか、月宮の精神も肉体も、並みの女よりはるかに強靭だった。ようやく快楽責めから解放された月宮は、エクスタシーの余韻に痺れる体と意識を必死に奮い立たせ、どうにか目の前の男達を睨む。
普段であれば、ハーフヴァンパイアの月宮の殺気の混じった視線を受ければ、ただの人間など動けなくなったであろう。しかし、その顔が隠しようもないほど喜悦で蕩け、瞳も潤んでいては、迫力などあったものではない。
「うわ、タフだな。大抵の女は、ここまでやると泣くか動かなくなるだろ」
「いいじゃん、こういう生意気な女をぐちゃぐちゃにしてやる方が燃えるし」
「だな。やっぱ反応がねえととつまらねえしよ」
事実、男達は月宮の怒りなどまるで意に介さず、さらなる凌辱を続けようとする。未だ抵抗の意志を失わない月宮の前に、入れ替わりに新たな男が現れ、愛液の滴る牝孔の入り口へとペニスを宛がった。
「は、離れなさい……! 近づかない、で……ッ」
こちらへ圧し掛かってくる男から逃れようと、必死に体を動かそうとするが、まるで言うことを利かない。全身も快感のせいだけでなく不自然に弛緩していて、身動ぎするのが精一杯だ。
「あー、無駄無駄。薬が残ってるから、動こうなんて無理無理」
「つーか、こんだけ感じまくってイキまくってたら、薬なんてなくても力なんて入らねえだろ」
ゲラゲラと嗤いながら、抵抗する月宮を口々に蔑む男達。事実、彼らの言う通り無駄な抵抗でしかなかった。天使と吸血鬼の混血であり高い戦闘能力を持つ筈の月宮だが、今は無力なただの女のように、覆い被さってくる男の腕であっさりと押さえ付けられてしまう。
それでも、ただ黙って凌辱されるなど許せる筈がない。組み敷かれたまま身動ぎし、何とか脱出できないかと、薬物と絶頂の余韻でくらくらする頭を必死に回転させる。
「いい加減、大人しくしとけって」
「んんうぅッ!?」
しかし、そこで突然、挿入しようとしているのとは別の男に、キスで唇を塞がれた。咄嗟のことで反応できないでいる隙に、相手の舌が素早く滑り込んできて、口内を舐め回される。
「んちゅっ、むあっ、んうぅっ! ちゅるっ、んふぅっ、うむぅ……ッ!」
ぬめる舌に口内を蹂躙され、呻きとも喘ぎともつかないくぐもった声が漏れる。本来、ハーフヴァンパイアである月宮は相手の血を吸って情報を得たり、貧血に追い込んで無力化する事が出来る。かつて日向にも使った手だ。
だが不意打ちの上に、全身を包む肉悦で感覚が鈍り切っていては、そんな手を使う余裕は欠片もなかった。碌に抵抗も出来ないまま、男の舌技に翻弄されてしまう。
「あふぁっ、ふむぅっ、ちゅるっ、ぐむっ、くふぅん……ッ」
貪るような口付けは、陵辱者による物とは思えないぐらいに甘く、心地良かった。男の舌遣いは実に巧みで、気持ちいい場所を舌先で的確に刺激してくる。その恍惚とした感覚に月宮は無意識に頬を緩ませ、鼻にかかった声を漏らしてしまっていた。
「……ぷはっ、もっ、やめっ……むふぅんッ!? むふっ、うんえぁっ……あふぁっ、んふあぁ……ッ」
このままでマズイと思って逃げようとするが、すぐに頭を押さえ付けられて動きを封じられる。
ならばと自分も舌を使って相手の舌を押し退けようとすれば、逆に絡め捕られ、啜り上げられてしまう。伸ばした舌をねぶられると甘く痺れるような心地よさに襲われ、体から力が抜けていくのが分かった。
「ほら、飲んでくれよ」
「んんふぅんっ!? んっ、んっ、んちゅんっ……んむっ、むふぅあぁ……ッ」
快感と呼吸の苦しさで抵抗の意志がどんどん薄れ、頭がモヤがかかったように茫洋としてくる。そこへ唾液を流し込まれると、汚らしいものの筈なのに、気づけば素直に嚥下してしまっていた。
「……んんっ、ぷはぁ……ッ! はあ……はあ……はあ……ッ」
濃厚な口付けはその後もしばらく続き、ようやく解放された時には、月宮の顔はだらしなく蕩け、乱れた呼吸は火傷しそうなほどの熱を孕んでいた。その体はすっかり脱力し、どこか焦点の合わない瞳を虚空に彷徨わせている。
そんな風に甘美な余韻に放心している月宮を、男達が下卑た表情で囃し立てる。
「キスにも弱いとか、こいつマジでエロすぎねえ?」
「バーカ、オレのテクが凄いんだよ」
「はいはい、言ってろよ」
「何でもいいから、今の内にさっさと入れちまえよ。後がつかえてんだって―の」
「分かってるって」
力の抜けた月宮の体を男が抱え込み、今度は床に寝かせて押し倒すや否や、愛液を滴らせる蜜壺へと狙いを定める。口虐で腰が蕩けるまで感じてしまった月宮は、それに抗うことができない。
「あ、あぁ……や、やめっ……んんぅああッ!」
弱々しい制止の声は当然ながら無視され、勃起した肉棒を捻じ込まれる。つい先ほどまで責め立てられ絶頂し、白濁を注ぎ込まれたばかりの秘部は月宮の意志に反してスムーズに異物を受け入れ、怒張を根元まで飲み込んだ。
「あっ、かっ……! ひっ、あぁっ、んはあぁぁ……ッ!」
野太いペニスに貫かれ奥底を叩かれた途端、下半身を痺れるような快楽電流が襲い、新たな愛液が勢いよく溢れ出た。挿入されただけで軽く達してしまったのだ。散々弄ばれた牝孔は、既に快楽に対してひどく従順になってしまっていた。
「ぐおっ、いきなり食いついてきやがって……ッ! そんなにチンポが欲しいなら、たっぷりくれてやるぜ!」
「ち、ちが……ああぁぁ……ッ!」
突き入れた直後に怒張をきつく食い締めてくる肉襞の心地良さに、男の方も呻く。月宮本人の意志とは関係なく、牝の本能で纏わりついてくる膣肉の動きに応えようと、男はすぐさま腰を振りたくった。
「ひぐっ、あひぃッ! い、いきなり……激し、すぎっ……ひぐっ、いひぃあっ、んあぁぉぉッ!」
慣らす間もなく強烈なピストンで責め立てられ、月宮の巨乳が上下に踊る。軽くとは気をやってしまったばかりの膣内を抉り立てられる甘美さに、抗議しようとした言葉はあっさりと零れ出す喘ぎの中に消えていってしまう。
「んあぁっ、ひあぅっ、くっ、ふうっ……だ、だめっ……こん、な……くあぁっ、あはぁんッ!」
何度も絶頂へと押し上げられた秘部を逞しい剛棒で突きまくられるのは、たまらない恍惚だ。気を抜けば、自分から腰をうねらせてしまいそうなほどの快楽に、月宮は理性を保つのが精一杯だった。
「ひぐっ、あはぁっ、ひはぁんっ! こ、の……ッ! いい加減、に……しなさい……ッ!」
認めるのは死ぬほど屈辱的だが、このままでは、自分はこの男達のもたらす快楽に屈服し、逆らう気力も意思も奪われてしまうに違いない。
そんな危機感を抱いた月宮は、身を焦がすような肉悦に苛まれる体に鞭打って、気持ちよさそうに腰を振りたくっている男を押し退けようとするが、腕にまったく力が入らない。薬を使われている上に、立て続けの絶頂や全身が弛緩するほど気持ちいいキスを味わわされた体には、既に力などほとんど残っていないのだ。
「あー、うるせえ。口使うならコレでも咥えてろや」
「んぐむぅッ!?」
この期に及んでまだ抵抗しようとする月宮に苛立った男の一人が、彼女の頭側の位置に移動し、顎を掴んで上向かせる。そして己の硬くなった肉棒を、強引に口内へ捻じ込んできた。突然の暴挙に、月宮はくぐもった呻き声を漏らして目を見開く。
「うおっ、コイツの口、すげえ! チンポが溶けそうだぜ!」
「んごっ、むぐぅっ、んんおぉ……ッ!」
怒張を包み込む口粘膜の感触に歓喜の声をあげた男が、乱暴に腰を使い始める。月宮の口を女性器に見立ててピストンを行い、ペニスを激しく叩きつけてきた。その度に彼女の表情が苦悶に歪み、塞がれた唇から苦しげな声が漏れる。
「んぶぉっ、むぐぅんっ、おぶっ、ぐむぅぅ……ッ!」
あまりの息苦しさに、月宮は首を振って逃れようとするが、顎をガッチリと掴まれていてはそれも叶わない。ならば少しでも苦痛を軽減できればと、舌で必死に怒張を押し退けようとする。
「おおっ、いいぜ! もっと舌を使えよ!」
「んふぅんッ!? んむっ、ふぐぅっ、んむぅおぉッ……ッ!」
しかし、それは相手をさらに悦ばせる結果にしかならなかった。己の勃起したペニスを美女の舌で刺激される心地よさに、男はますますいきり立って腰振りの速度を上げてくる。喉奥に繰り返し肉棒をぶつけられる苦痛に、月宮の体が強張り、ビクビクと痙攣した。
「おっ、こいつ、口にチンポ突っ込まれた途端、締めつけてきやがったぞ」
「おいおい、マゾの素質まであるのかよ。ただの変態じゃねえか」
「男に興味なんてありませんって顔をして、とんだ淫乱ってわけだ」
「んごっ、おぶっ、んぐふぅぅ……ッ!」
口々に好き勝手な事を言う周りの男達に、反論する余裕もない。飛びそうになる意識をどうにか保ちながら、肉棒で塞がれた口から苦しげな呻き声を漏らすのがやっとだった。
「おいおい、こっちも忘れんなよ!」
「ぐむぅぅんッ!? んおっ、あぶっ、ぐむぅん……ッ!」
イラマチオの激しさに対抗するかのように、蜜壺を陵辱している男もストロークの勢いを上げていく。荒々しい腰使いで膣内のいたるところをほじくり返されて、男達の間で月宮の肢体が大きく弾んだ。
「ぢゅぷっ、ぐむっ、うぐぅっ! ふぐぅんっ、むふぅあっ、んあおぉ……ッ!」
仰向けの体勢で上と下の口を同時に蹂躙されて、身を焦がすような悦楽と苦痛が同時に襲う。剛直の先端で子宮を押し上げられれば狂おしいほどの愉悦が沸き起こり、口内で怒張が暴れ回ると先走りが撒き散らされて牡の臭いが鼻孔を満たす。
「んぶっ、ふぅむんっ、ふむぅんっ、んむあぁ……ッ」
苛烈な凌辱に晒され続ける月宮の理性が急速に浸食され、削り取られていく。もはや喉奥に亀頭を押し込まれる苦しさすら心地良さに変換されつつあった。限界に達して狂わされつつある心と体が、与えられる刺激すべてを快感として受け止め始めているのだ。
(こ、これじゃ……本当に、私……ッ)
男達の言うようにマゾの変態だ――そう思ってしまうのを、必死に内心で否定する。だが、子宮口を、喉奥を肉棒で抉られれば甘美すぎる愉悦が全身を駆け抜けて、我知らず恍惚としてしまう。もはや月宮は正常な判断力さえ失いつつあった。
「んんっ、ふっ……うぐぅんっ、んむぅぅ……ッ」
全身を貫く快楽と呼吸困難で再び意識が朦朧とし、月宮の体から力が抜けていく。男達を押し退けようとしていた腕が垂れ下がり、瞳からは理性の輝きが急速に薄れていった。
「へっ、この女、やっと大人しくなりやがったか」
「とうとう諦めたみたいだな」
ようやく抵抗をしなくなった月宮を見て、男達はその肢体を思う存分に味わおうと、責めをさらに激しいものにしていく。一人が猛然と腰を動かして膣の奥底を亀頭で何度も殴りつければ、もう一人は口内を剛直で突きまくって快感を得ようとする。
「んぶっ、あおっ……んんぅッ! んむっ、むぅぁっ、あおぉっ……んんぶっ……!」
壊れそうなぐらいの激しさで欲望を叩きつけられて、月宮は背を反らしてよがり狂った。押し寄せる圧倒的な快楽に呑まれつつある彼女は、自分でも気づかぬうちにうっとりと目を細めて口の中の剛棒へ舌を這わせ、腰を蠢かせて自分から快楽を求めていく。
「やっと素直になりやがったか。くぅっ、舌が絡みついてきやがる……!」
「おらっ、淫乱女! これがいいんだろうが!」
「むぐぅっ、んふうぅっ、うんむぁっ、うぐぅっ、んふぅあぁ……ッ!」
一心不乱に腰を振ってくる男達に、ボリュームたっぷりの二つの膨らみを盛大に跳ね踊らせながら、月宮は呻きと喘ぎの入り混じったような声をあげる。ペニスを舐めしゃぶる唇から漏れるその声には、明らかに官能の響きを帯びていた。表情も心地良さで緩み切り、蜜が滴る秘部は男根を歓迎するように搾り上げる。
「ちくしょう、エロい顔しやがって……ッ!」
「もう限界だぜ! おい、こっち使わせてもらうぞ!」
「オレはこのデカ乳だッ!」
激しい陵辱を受けて身悶える月宮の痴態に、周囲の男達もまた劣情を抑えることが出来ない。昂奮した男達は、我先にと混血天使の肢体に己の勃起したペニスを取り出して擦り付ける。
柔らかな乳肉で、肉付きのいい大腿で、細い腰や下腹部で、鎖骨や肩で、あるいは艶やかな髪で――あらゆる場所にいきり立った怒張が押し付けられ、性処理の道具として使われながら好き勝手に扱かれる。
「んふうぅぅッ!? んむぅっ、おごっ、むぅンンッ、ぐむぅぅんん……ッ!」
男達の手や肉棒でよってたかって全身を嬲られると、もはや快楽に抵抗するなど不可能だった。襲い来る気が狂うかと思うような法悦に呑み込まれ、彼らの為すがままに翻弄され、悩ましく身をくねらせることしか出来ない。
「くあっ、コイツの体、たまんねえ……ッ!」
「まるで体中がマ○コだぜ……ッ!」
「んぐぅぅんんッ! むごっ、んぶっ、むふぅっ、うぐぅぅ……ッ!」
限界が近いのか、男達がスパートをかけるように抽送の速度をさらに跳ね上げる。喉奥に叩きつけるようにして肉棒を突き立てられ、体内の奥底を深々と何度も抉り抜かれる。さらには両の乳房を始めとした全身のいたる所に押し付けられたペニスも動きを加速させて、欲望を吐き出そうとしている。
「むぅんっ、んんぅあっ、うんぁっ、んむぅぅぅ……ッ!!」
(う、ああぁ……こいつらのが……ふ、膨らんで……ッ!)
体中を蹂躙している肉棒がその大きさを増していき、今にも暴発しそうに震えている。それが自分に決定的な快楽と屈辱、そして屈服を齎すであろうことが分かっているのに、まったく抗うことができない。
むしろ射精への期待に子宮が強く疼き、胸の奥から悦びとも恐怖ともつかない感情がわき上がり、目が自然と媚びるように潤んでしまう。
「おらっ、出すぞ! しっかり受け止めろ!」
「こっちもだ! ちゃんと飲めよ!」
(来るっ、来るぅっ、来ちゃうっ……来、てええぇぇ……ッ!!)
告げられる射精予告に、心の中で絶叫する。もう来てほしいのかほしくないのか、拒絶しているのか望んでいるのか、自分でも分からない。ただ、背筋を駆け上ってくる得体の知れない感覚に、理性を蕩けさせた月宮は抵抗せずに身を任せた。
「んぐうぅぅッッ!!」
男達のペニスを思いっきり突き立てられ、上下から串刺しにされる。たまらず肢体を仰け反らせた次の瞬間、二本の剛直が爆発した。
「んんんんむううぅぅああぁぁぁッッッ!!!」
凄まじい勢いで放たれた白濁の塊が、口と胎内を蹂躙する。叩きつけられる獣欲と官能の渦に理性が消し飛ばされ、抵抗する術を完全に失って、圧倒的な絶頂感が全身を支配する。反り返った体が危険なほどに痙攣を繰り返し、何度も跳ねては股間から愛液を吹き上げた。
「くおっ、まだだ、もっとぶち撒けてやるぜ!」
「全部飲め、こぼすんじゃねえぞ!」
「んごっ、むぐぅんっ! んぶぅっ、おごっ、んおあぁぁ……ッ!」
上下の口を貫かれたまま肢体を戦慄かせる月宮へ、男達がさらにペニスを押し込んでくる。彼らは身悶える月宮の腰と頭をガッチリと掴み、逃げることを許さない。
そうして注ぎ込まれたあまりにも大量の精液は、精液が膣の入り口や口端から溢れ出し、顎を伝い落ちて床に染みを作った。
「むぐうぅんんんぅぅぅッッッ!!!」
そこへさらに、周囲の男達の肉棒からも欲望が吐き出され、次々と月宮へ放たれる。白濁のシャワーを全身に浴びせられた月宮の意識は、さらなる高みへと強制的に昇らされて、肢体がよりいっそう激しい仰け反りを見せてのた打ち回る。
(も、もう……ら、めえ……ッ)
全身に撒き散らされた精液が肉体だけでなく意識までも真っ白に染め上げ、月宮の意識はどこまでも高く飛翔する。
そんな絶え間なく訪れる絶頂の衝撃に震えていた月宮だったが、突然、跳ね回っていた腰が大きな震えを見せる。その直後、貪欲に肉棒を食い締めて精液を絞り取っている股間から、黄金色の液体が溢れ出した。
「うわっ、コイツ漏らしやがったぞ!」
「失禁するほど気持ち良かったってか?」
「マジで肉便器の才能ありすぎだろ、この女」
男達の嘲りの声も、月宮の耳には届かない。二本の肉棒で串刺しにされたまま蕩けきった表情を浮かべ、失禁絶頂の快感に酔い痴れるばかりだ。
「おっ、ごっ……んんっ、むっ……ぉぉぉ……」
そうしてしばらく痙攣を続けた後、月宮の瞳がフッと焦点を失い、強張っていた体から完全に力が抜け落ちた。四肢が投げだされて力なく垂れ下がり、全身がぐったりと虚脱する。
「お、気絶したみたいだな」
「別に関係無いだろ、このまま続けようぜ」
「あ、ちょっと待て。どうせなら写真撮ろうぜ、写真」
「いいな、後でまた本人に見せて、どんな顔するか拝んでやろう」
男達はあまりにも強すぎる快楽に気絶した月宮からペニスを引き抜くと、無造作に床へと放り捨てた。そして各々ケータイを取り出すと、好き勝手にシャッターを切り始める。
「ぁ、ぇ……う、ぁぁ……」
完全に気を失って地面に横たわった月宮は、強烈すぎる絶頂の余韻に肢体を何度も痙攣させ、荒い呼吸を繰り返している。その全身は白濁に染まり、口と秘部から逆流した精液を溢れさせ、さらには小水まで垂れ流す、あまりにも無残な姿だった。
その無様極まる彼女の姿が、男達のケータイに、次々と撮影されていく。
「ほーら月宮ちゃん。記念撮影しようなー」
「祝・初輪姦記念、ってか? いや、初かどうかはしらねーけど」
「いや、お漏らし記念だろ」
「どっちもホントだし、両方でいいんじゃね?」
様々な角度から撮影し、気絶しているのをいいことに卑猥なポーズを取らせたり、至近距離から精液と愛液と黄金水で濡れそぼった膣口を解説付きで動画で保存したりまで。
まるで玩具のように、聖夜に放たれたケダモノ達は、月宮の体を好き勝手に弄んでいく。
「なー、そろそろまた犯そうぜ」
「だな。撮影してたら、またチンコ起ってきたし」
「おい、次の奴だれだよ」
「オレオレ。うわ、このマ○コ、ションベンくせえ」
「じゃ、こっちは口使うわ」
「今日はオールだからな。朝までたっぷりと楽しませてもらおうぜ」
ひとしきり撮影が終わると、男達はぐったりと脱力したままの月宮へと再び群がり、欲望を吐き出していく。
――彼女の白濁まみれのクリスマスは、まだまだ終わる気配を見せなかった。