《キャラ紹介》
ライ
この話の男側主人公
黒髪の一般的男子だが ここでは『水』『火』『土』の一般的な能力はゼロの劣等生だが
希な能力の『電気』を少し使える
ミユキ
この話の女側主人公
少し長い黒髪を後ろでポニーテールにしていることが多い
『水』の力は先生クラスに匹敵するくらいのセンスを持っている
半年くらい前からライとカップルになり 寮では同棲している
胸はD
《塔の上の世界》
どこからそびえ立っている塔なのかは分からないが
この塔の最上階には広い空間があり その空間は壁で囲まれているらしいが
広すぎて その壁は見えない
その空間の真ん中にある建物で 何十人もの男女が
『力』をたかめるために
学び 鍛錬し 研究し また習得した事を伝え
ある程度の成長をしたら
二つある進路に進められる
一つは
塔を降りながらさらに力を高め 地上に向かうか
もう一つは
この広い空間の何処かで
この建物に危害を加えている『何か』が居て
その『何か』を討伐に向かうことになる
普段は 『先生』と呼ばれる人たちが『力』でこの建物を守っている
昼と夜に関しては 人工太陽の灯りで調整されている
四季の分別は無く ずっと春のまま
雨も曇りもない
なおこの空間の天井も 高すぎて見えない
眠い・・・・・・・・
窓の外から 人工太陽のまぶしい日差しが机に突っ伏している僕を照らしてるが
眠い・・・・・・・・
その日差しの暖かさのせいかもしれない
いや
今受けている実習が上手くいかないから
やる気が出てないだけかも知れない
ミユキ「ライ、相変わらす今日も成長度まったく無し・・・ね」
隣の席の女子が俺の髪をつつきながら話しかけてきた
ライ「もともと 僕の中に『水の力』が空っぽなんだから しかたない」
僕はその女子の方に顔を向け やる気が無いことを表情で伝えようとした
ミユキ「ホントに欠片もないもんね」
そう言って 彼女は 右手の平を俺に見せ
その手のひらに一瞬で水を溜めると
僕の顔に軽く水をかけてきた
ライ「うわ・・・・・・いきなりひどい」
ミユキ「顔を洗ってあげたんだから 感謝してよね」
ミユキのポニーテールの黒髪が 笑顔と共に揺れた
そんな僕たちを見て 数人が小さく笑った
今 この『教室』という部屋に17人がいる
そのうちの一人が『先生』という女性で
その人が僕たちに『力』について教えたり 指導したりしてくれている
他は男子8人 女子8人がいて 先生に習いながら『力』を身につけたり
その能力を高めたりしている
なぜ『力』を学んでいるのかは 知らない
気がついたら この建物の『ホール』というところに立っていて
その時からこの17人がそこに居た
その『ホール』にいた以前の記憶というモノは 一切無い
それは 先生以外の16人とも 皆 同じらしい
ただ 基礎的な知識やある程度の肉体的成長はしている
性についても 基礎的な事はなぜか知っている・・・・・・
外見上の変化も 異性同士意識したり 興味なんかも みんなあるようだし
貞操観念みたいなモノもある
それと関係があるのか無いのか分からないけど
この仲間(今後はクラスメイトと表現しよう)の間で
『600日以内に全員がカップルを成立させること』という決まりがあって
それが達成できなければ この建物の管理側が強制的にカップルを決めてしまうらしい
カップルになれば その2人の間で特別な関係が許され
『性行為』を行うことが出来るようになる・・・・
このカップルになる前の性行為については
建物の管理側からは 正式には認められず
過剰に触れ合うことや カップルでも無いのに性行為を求めたりすると
管理側や先生が決める『罰』というモノを受けなくてはいけないらしい
その内容は詳しくは聞かされていないが
軽いモノから 生死に関わるようなモノもあるらしい
ちなみに 僕とミユキは カップルである
シンヤ「相変わらず仲いいな」
近くの席に居た男子が すこしにやけた顔で俺達を見ていた
ミユキ「あら 羨ましいと思うなら 早く誰かとカップルになれば良いのに」
ミユキの指先が シンヤの頬を少し痛そうに突いていく
シンヤ「いたいいたい・・・・そんなに簡単にカップルになれるなら 苦労しないって」
茶色い髪で短髪 少し褐色の肌のシンヤは このクラスメイトの男子で一番仲が良い
シンヤ「その苦労してる中で 相談なんだけどさ・・・・・・・・」
少し顔を赤くしながら囁くように話しかけてくるシンヤ・・・・・・
ミユキ「・・・・・・え?まさか・・・・・今夜もって・・・言う?」
一気に赤面したミユキが少し大きな声を出した
先生「そこ うるさくなってきたわね ちゃんと『水』を出してなかったら額に穴をあけますよ」
この部屋を見回っている先生が 俺達の方を見て
少しだけ笑顔を見せて注意してきた・・・・・・
なぜか その表情が 少し怖かった
サユリ「シンヤのせいで怒られちゃったね」
シンヤの隣の席に座っているツインテールの女子がニヤニヤと話しかけてきた
シンヤ「俺のせいって・・・・・・そうか・・・・・そうかもしれないな」
先生「そんな似合わない反省する余裕があるなら 頑張って手のひらに水を出してみなさい」
歩み寄ってきた先生が シンヤの隣まで来た・・・・・・
スーツ姿で おそらく スタイルは凄く良い
が 眼鏡の奥の瞳が シンヤに威圧感を与えている・・・・・・
シンヤ「あ・・・・ほら 水 出せましたよ」
先生「・・・・・・出てませんよ?」
シンヤ「ほら・・・・・俺の背中 今 冷や汗で・・・・・・」
先生は指先に一瞬で氷の玉を作ると
それをシンヤの額に放った
少し痛そうな音をたて 氷が額で粉砕し
シンヤの額に大きな跡がついた・・・・・・・・
ミユキ「シンヤって 馬鹿よね」
サヤカ「馬鹿だし エッチだし」
シンヤ「え・・・エッチって!俺が?」
額を押さえたまま 隣のサユリに反論するシンヤ
この二人は仲が良いが まだ カップルでは無い・・・・・・
ミユキ「たしかにエッチよね 昨夜も 私たちの性行為を覗いてたもんね」
サユリ「・・・・やっぱり、ほんと少しはエッチな性格隠しなさいよ」
シンヤ「で・・・・・今夜も・・・・・・いい?」
ワクワクしている表情で 僕とミユキを交互に見るシンヤ・・・・・
サユリ「はぁ・・・・・そんなんじゃ 誰もあんたとカップルになりたがらないぞ」
少しあきれた顔をしたサユリを見て
シンヤ「俺の良さに 誰かが気付いてくれるまで!俺はエッチの経験値を上げておく!」
先生「今は 力の経験値を上げてくださいね」
シンヤはまた 先生の氷攻撃を額に受けていた・・・・・・・・・・
[選択肢]