※この作品はR-18です。

秘密の潜航部 〜陰キャな僕らの検証記録〜
作者:

オリジナル:現代/恋愛
タグ:R-18 学園 露出 ラブコメ
新学期みたいな眩しい季節は特に陰が濃くなる。

あくまでも主人公はあいつらで、ボク達はモブ以下のエキストラだ。

強いスポットライトが当たる事なんてないし、カメラがこちらを向くときは嘲笑の的にされる時だけ。

気づけば光を避けて目立たないように、陰に集まるボク達には最悪の季節だ。

だから誰とも目を合わせず、誰からも話しかけられないこの窓際の最奥部だけが、ボクに許された唯一の安全地帯だった。

…チュッ

「え…!?えぇぇっ」

また同じクラスだね。と島本みほが言う。ターキくんも明るいの苦手でしょ?自分達への注目に意識した陽キャ達の行動。疲れない?私もつい苦しくなって教室の隅に行くと、いつもターキくんがいるんだ。

「い、いや、何でキスしたのっ」

つまりさ、カーテンの裏で私たちみたいな陰キャがキスしても誰も気付かないんだよ。……あ、急にキスして怒った?ゴメンね。

「いや、し、島本って見かけによらず大胆だなって…」

見かけ…ね。私、見かけによらずセックスも上手いんだよ?

「え?…せ、セック、って…っ」

島本みほは地味で目立たないけど、スゴク変わった女だった。

『ねぇターキくん。今度学園で潜らない?』

耳元で囁かれたこの言葉から、ボクの日常は一変していったんだ。
地味な少女に誘われるままに、ボクはとても気持ちイイ検証を重ねていく事になる。