三月下旬の深夜帯。会社からの帰宅途中、俺はスーツ姿で夜道を歩きながら休日である明日の予定を考えていた。彼女も友人もいない俺には大した予定など組めるはずもなく、結局いつも寝て終わるのだが、休日を目前にして計画を立てるこの行為が好きだった。今日もどうせ計画を立てても無意味に終わるのだろうと思いつつ、思案を巡らせる。
そんなときだった。正面から歩いて来る少女の姿を目にした。
街灯に照らされる暗闇の中、はっきりと確認できる金色の髪。リボンを使って首の後ろで束ねた髪が吹いた風で揺れている。丈の短いフレアスカートと白いブラウスに身を包む少女は、遠目から見ても整った容貌をしていることがわかった。穏やかな微笑みを浮かべ、正面にいる俺を見ているような気がした。
「あの、すみません」
少女が俺に向かって声を掛け、俺の傍で足を止めた。外国人の少女だろうか。ぱっちりとした眼の内に宿るアメジストに似た瞳。世間の汚い物事とは無縁そうな、清楚で可憐な雰囲気。容易にお目に掛かれない美しい容姿に目を引かれつつ、俺は少女の接近に戸惑う内心を隠しながら平静を保って応対した。
「なにか?」
「初めまして。僕、シャルロットといいます」
少女は礼儀正しく一礼し、名前を告げた。こんな夜遅くに外を出歩く少女に少しだけ警戒していた俺だったが、その柔らかい声と態度に警戒心が薄れる。何か事情があって外にいるのだろう。不審者の類ではないことは確かだと思った。
「突然ですが、今お時間よろしいですか?」
「別に、構わないけど」
「そうですか。良かったぁ、最初に出会った人が優しそうな人で」
俺を見てほっと胸を撫で下ろすシャルロットという少女。彼女の浮かべる笑顔に俺は少しドキリと胸を高鳴らせた。やはり滅多に出会えないほどの美少女だ。スカートから覗く白い太股も魅力的で、こんな少女と付き合えたらいいのに、という欲望が湧いてしまう。
そんな俺の下心が透けて見えていたのだろうか。彼女は恥ずかしそうに頬を赤らめた。
「えっと……」
視線を慌てて太股から逸らし、彼女の顔を見つめて誤魔化すように言葉を発する俺。
そんな俺に向かって、彼女は言葉を続けた。
「お兄さんの名前を聞いてもいいですか?」
「え、俺?
「下の名前は?」
「……
名前を聞かれ、つい答えてしまった。無用心だとは思うが、目の前の彼女にはその心配は不要だろう。見たところ手ぶらで、危険物を持ち歩いているわけでもない。むしろ、この時間に外を出歩く彼女の方が危険だと思った。
「素敵な名前ですね。あ、一樹さんって呼んでもいいですか?」
「……構わないけど」
外国人だからか、妙に積極的だった。
「一樹さん」
初対面の美少女から下の名前を呼ばれただけで俺は高揚感を覚えた。何て単純な生物だろう。だけど、仕方がない。今まで女性とは殆ど無縁の二十余年間を過ごした俺には美少女との会話自体が貴重なのだ。
「ねぇ、一樹さん」
俺が内心で喜んでいると、彼女は俺へと距離を詰めてきた。
近い。身長差のために下から覗き込むように俺を見上げる彼女。少し息を吹けば相手の頬に当たる距離。俺は突然の急接近に戸惑った。
「な、なに?」
どうしたのだろうか。俺は後退りそうになった足を止めた。
このとき、俺は予想もしていなかった。少し積極的な外国人の少女がただ俺に道を尋ねてきただけ、と思っていた。彼女との会話はこの場限りで終わり。そう思っていた俺の予想は大きく裏切られたのだった。
「僕の人生を買ってみませんか?」
「……は?」
あり得ない提案が彼女の口から飛び出た。俺はあまりのことに放心してしまった。
少しの間茫然としていた俺だったが、やがて我に返った。
今の発言は何だったのだろうか。事もなげに言われたことで現実味がなく、俺は彼女の発言が夢だったのではないかと思いながら再確認してみた。
「ごめん。今なんて言ったのか、もう一度言ってくれるか?」
「はい。僕の人生を買ってみませんか?」
夢でも、俺の妄想が産んだ幻聴でもなかった。彼女は確かにそう言った。
「……どういうこと?」
俺の脳内で、売春という単語が浮かんだが、それとは少し違う気がした。人生を買う。人の人生は買えるほど安いものではない。ただの会社勤めの俺に向かって放たれる言葉では決してない。
「今、ご主人様を探しているんです」
「ご主人、様?」
「はい。僕の体を、隅々まで愛し尽くしてくれるご主人様です」
俺は言葉が出なかった。それくらい、彼女の発言が衝撃的だった。
彼女は十代の学生のはずだ。その彼女が旧時代の奴隷のように身を売ろうとしている。学生が行う売春とは格段に異なる、人生の譲渡。それはつまり一生彼女を手元に置いておくことができるということに他ならない。ただし、彼女の人生に吊り合うだけの対価を支払えばの話だが。
「どうしてそんなことを……」
親に借金でもできたのか。いや、仮にそうだとしても俺のような会社員を捕まえて提案する話ではない。もっと適切な体の売り方があるだろう。普通の売春のように通りすがりに声を掛けて提案することでは絶対にない。
彼女の事情が気になった。彼女が抱える深い闇を覗いてみたくなった。
「束様からのご命令です。道を歩いて、通りがかった人に人生を売ってみろ、って」
「なんだよ、それ……」
その束という奴に微かな怒りを覚える。そいつに弱みを握られていて、仕方がなく人生を売っているのだろう。人を人とも思っていない性格が手に取るようにわかる。束という名前からして、女だろうか。
束と聞くと、国際指名手配となっている
彼女が言っている束というのは、篠ノ之束のことではないだろう。篠ノ之束は今、世界中から追われている身で行方不明と聞く。何でも、ISの原動力である核の製造はISを世に知らしめた張本人にしか作れないのだそうで、篠ノ之束は核の製造を止めて逃げ回っているのだとか。
それでは、その束というのは何者か。俺の怒りの矛先は束に向いていた。
「それで、どうしますか?」
「え?」
「僕を買いますか?」
「まさか。そんなことはしないよ」
「そうですか」
少し残念そうな彼女。その反応からは、誰かに弱みを握られているような負の感情は読み取れなかった。まるで、束という人間の命令を真っ当なものだと認識し、それに従って行動することに何の疑問を抱いていないようだった。
「それでは、僕はこれで失礼しますね」
彼女は頭を下げて、俺から背を向けて歩き出した。
「ちょっと、ま、待って」
もはや俺にとっては彼女との接触は利益をもたらさない。面倒事を抱えることになるだろう。話しかけても得など何一つないというのに、俺は彼女に声を掛けてその歩みを止めたい欲求に駆られた。
少女がゆっくりと俺の方を見る。
「なんでしょうか」
「君は、これからどうするつもりだ?」
「他の人と交渉してみます」
「人生を売るのか?」
「はい。そう命令されましたので」
「その命令には逆らえないのか? 弱みを握られているとかで?」
「弱み?」
俺が聞くと、彼女は可笑しそうに笑った。
「弱みなんてないですよ。僕は、自分の意思で束様の命令に従っています。買ってもらえる人が見つかるまで、ずっと歩き続けるつもりです」
「……この夜道を?」
「はい。朝になっても、出会う人に声を掛け続けます」
何が彼女をそうさせるのだろうか。弱みがないなど、嘘ではないのだろうか。
俺はそう思いながら、彼女に手を差し伸べずにはいられなくなっていた。
「わかった。俺が君を買う」
買いはするが、当然何もしない。ただ、彼女を俺の家に一時的に匿うだけだ。厄介な状況になったと自分でも理解してはいるが、それでも見知らぬ男に人生を売って好き勝手に抱かれる彼女を見たくはなかったからだ。
「本当ですか? ご購入ありがとうございます」
彼女はまた頭を下げる。本当に、自分の人生などどうとも思っていない様子だった。
「それで、俺はいくら支払えばいい?」
買うとなれば、金銭を支払わなくてはならない。ただ、正直払える自信がなかった。人の人生がいくらなのか。そんなこと考えたことも、考えたいとも思えなかった。人に値段はつけられないのが本来正しい在り方なのだから。
「はい。お代についてなんですが、実は……」
続く彼女の言葉を聞かされた俺は、絶句した。
「それじゃあ、始めるよ?」
シャルロットはそう言うと、俺の股間に顔を近づけた。
場所はマンションにある俺の自宅。俺は下着姿でソファーに腰を下ろしていた。
そして、開いた両足の間にはシャルロットの華奢な体があった。俺の両脚に挟まれる形で正座をしている。
「ん、汗臭い……」
シャルロットが肉棒を覆い隠してできた膨らみへと鼻先を近づけ、臭いを嗅いでいた。汗臭いと言いながらもスンスンと鼻を鳴らし、嗅ぐのを止めない。愛しそうに肉棒を包む下着を見つめた後、俺の目を見ながら下着の隙間に指を移動させた。
「一樹さんのおチンポ、僕に見せて?」
「あ……」
俺が止める間もなく、シャルロットは下着のから俺の肉棒を取り出した。
ブルンッ、と勢いよく肉棒が飛び出す。これまで共に人生を歩み、今まで一度も使われることのなかった無用の長物。性欲だけは立派で性欲処理に何度も困らされてきたそれは、遂に女性の手に触れた。
相手はシャルロットという少女。愛称はシャル。高校に通う一年生だったが、今はもう退学しているらしい。両親はいるのか。どこに住んでいるのか。詳しい事情を聞いても話してはくれなかった。ただ明確なことは、シャルロットは束の命令を守ることだけを考えていて、決して命令に背く気はないのだという。
俺はそんなシャルロット、シャルを家に連れ込んだ。
そして、シャルを匿う対価に、俺は今シャルとの性行為を要求されている。
そう、要求されたんだ。俺が自ら望んだことではない。シャルの人生を買った俺に求められたのは金銭ではなく、シャルとの性行為だった。シャルが見知らぬ男に人生を捧げるのを防ぐために、俺がシャルを汚す結果となることに矛盾を抱かざるを得ないが、シャルは頑なだった。性行為を拒むと、またすぐに外に出て行きそうになって、俺は渋々了承した。
ドツボに嵌っている気がする。俺はいったい何がしたいのだろう。
関わらないのが一番良かったのに。後悔は先には立たない。既に契約は完了していて、俺はシャルのご主人様のような立場だ。その主従関係を少しでも意識しないために、敬語を止めさせて自然な対応をしてもらうようシャルに伝えたが、シャルの眼差しは依然として主を見つめる眼差しだった。
「硬くて、すごく大きい……」
うっとりと頬を染めるシャル。軽く唇を舌で舐める仕草もあって、魅惑的な色気を感じた。肉棒を弄るシャルの細い指。滑らかな肌と伝わる温もり。自分の手とは何もかも違う感覚に、肉棒はビクリと何度も震えた。
気持ちいい。女性に触ってもらうということがこれほどの快楽を与えてくれるとは思わなかった。俺は感動を覚えた。だが、シャルと性行為をするという抱く罪悪感も忘れてはいない。
俺はこの状況を望んではいない。仕方がないことなんだ。
自分に言い聞かせ、俺はシャルに肉棒を委ねた。
「どう? 気持ちいい?」
「あぁ」
シャルにシコシコと肉棒を優しく扱かれ、俺は素直な感想を伝えた。
「良かった。もっと、気持ちよくなってね?」
シャルは俺の目をじっと見つめながら肉棒を亀頭から根元まで扱く。手だけでこの快感だ。シャルの口や膣で肉棒を包み込まれたら、いったいどうなってしまうのか。いけないとわかっていながらも俺は期待せずにはいられない。
「あぁ、いい臭い。汗臭くて、それにイカ臭い」
扱きながらシャルは俺の睾丸に鼻を押し当てて、直接臭いを嗅いでいた。この子は、何なのだろうか。どうしてこんなにもエロいのか。俺は生唾を呑みくだした。
「精子がいっぱい詰まっているからかな。ずっしりしてるね?」
シャルの指先が俺の睾丸を持ち上げるように揉む。いい感じだった。肉棒の底から湧き上がる熱を感じる。シャルによってマグマのようにどろどろとした欲望が股間を中心に体中に広がっていく。
少しの間睾丸を揉み、肉棒を扱いていたシャルは、やがて口を亀頭に近づけた。
「それじゃあ、そろそろ舐めてあげる」
シャルはそう言って口を開くと、伸ばした舌で亀頭を軽く舐め上げた。
「ぅ……」
「あぁ、なにこれ、凄い……」
一度舐め始めたシャルは、歯止めが効かなくなったかのようにペロペロと肉棒を舐めた。裏筋を舌先で擦り、肉棒を舌で撫で、啄むような口づけも放つ。丁寧に揉んでいた睾丸も口に含むと、ちゅぽっと音を立てて吸引と解放を繰り返した。
「これがチンポ、美味しい。もっと、舐めていたい……」
シャルは舌を唾液で濡らし、その唾液で肉棒を洗っていく。睾丸に生えた毛の一本一本に至るまで唾液に濡らされ、俺のシャルの唾液で包まれた俺の肉棒が照明の光を受けてテカテカと光って見えるようになるまで時間は掛からなかった。
「ぢゅぶっ、ぐちゅっ、ぶちゅっ、ぐぷっ、ぢゅるるっ、ぢゅーっ、ぐちゅっ」
肉棒舐めから流れるように始まった、シャルのドスケベフェラチオ。肉棒を口に咥え、窄めた頬の内側で上下に扱く。温かな唾液に満ちた口内でずりずりと擦られ、快楽は否応なく高められていく。俺が快楽に身悶えていると、シャルは嬉しそうに頬を緩ませて肉棒をしゃぶり続ける。
「ぢゅぶっ、ぐぶっ、んぶっ、ぢゅるるっ、ぢゅぽっ、ぐぽっ、ぢゅぶぶぶっ」
「ぅ、ぉ……」
人生初のフェラチオはノーハンドバキュームフェラだった。
「ぢゅっぶっ、ぐぶっ、ぐぢゅぶっ、ぢゅるるるっ、ぐぶっ、ごぶっ」
真っ直ぐ俺を見ながらシャルの口内に肉棒が出入りする。シャルは自ら喉奥に肉棒を押し込み、陰毛の生えた俺の股間に窄めた口を密着させる。根元から食らい尽くされそうな、凄まじいフェラチオだった。
「しゃ、シャル……!」
「ぢゅるるっ、ぢゅーっ、ぢゅーっ、ぐぶっ、ぐぷっ、れろぉ、ぢゅぶっ」
「や、やばいっ……!」
このフェラチオに耐えられる男はいるのだろうか。俺はシャルの技術に、ただ身を震わせることしかできなかった。男の肉棒をしゃぶるために生まれてきたような激しい高速フェラチオを見せつけるシャルを見ながら、俺は絶頂を迎えた。
どびゅびゅびゅるるっ、びゅるるるっ、どびゅるるっ、ぶびゅっ、どびゅびゅっ。
「ん、ぐぅっ!? んぐっ、ごくっ、ごくんっ、ごくっ……!」
驚きで瞠目したシャルだったが、すぐにその表情はいやらしい笑みに染まった。
「な、なんなんだ、この子は……! おおぉっ!?」
「ぢゅーっ、ぢゅーっ、ぢゅるるるっ、ごくっ、ごくっ……!」
射精中にも関わらず、吸引を始めたシャル。精液が勢いよくシャルに奪われる。
頭の中が真っ白になるほどの快感。俺はソファーの背もたれに深く背を預けたまま、シャルに精液を吸われ続けた。相変わらず並外れた射精の量だったが、シャルの前では少なく感じてしまう。
「んっ、あぁ、しゅごいよ?」
シャルが口を開き、精液に塗れた口内を見せつける。濃い白濁の粘液が、美少女の口内を我が物顔で汚している。その光景に俺の欲望は加速し、射精したばかりにも関わらず肉棒はむくむくと戦意を取り戻した。
「次は何しようか。束様にエッチな知識は頭に植え付けられているから、何でもできるよ? パイズリ? 騎乗位? 正常位? 立ちバック? 駅弁? いろいろあるから、全部やろうね。一樹さんが飽きるまで。ね?」
シャルの言葉に、俺は頷いた。こんな誘惑に、抗えるはずがない。
俺はシャルを寝室に連れて、ベッドに押し倒した。
「僕を好きなだけ召し上がれ」
両手を開いて笑顔で俺を受け入れようとするシャル。俺は無言で覆い被さり、シャルの抱擁を受けた。温かい。抱きしめられているだけでも気持ちがいい。間近で俺を見つめるシャルの紫色の瞳に、俺の平凡な顔が映っていた。
平凡な会社員の俺が突然出会った十代の美少女。確かな愛情を俺に向けてくれる目がとても嬉しくて、俺は認められた気分になった。もっとシャルのいろいろな顔を見てみたい。そう思うと、俺は居ても立っても居られなくなった。
上体を起こし、シャルの股を左右に開いてその間に体を割り込ませる。膝立ちになって、シャルの下半身を隠すスカートを捲った。すると、白い布地に覆われた股間が目に映る。清純で、穢しにくい雰囲気。それによって興奮を煽られ、俺は下着のクロッチ部分を横にずらし、シャルの陰部を直に目にした。
くぱぁと開いた先にある桜色に染まる秘所。使われた形跡などない。映像や画像で見てきたどの女性器よりも綺麗で、俺の肉棒が硬さを増した。早く挿入しろ。そう言われているような気分になって、俺は亀頭を小さな膣口に近づけた。
狭い穴だ。本当にこの穴に肉棒が入るのだろうか。
俺は膣口と亀頭とで接吻を何度か行った後、尿道口から溢れ出た精液の残り汁を控えめな潤滑油にしてゆっくり押し込み始める。
亀頭が膣口を押し広げる。少しずつ、シャルの熱を帯びた顔を時折見ながら腰を前に動かしていく。ぬぷぷっ、ぬちゅ。絡み付くように亀頭の先端から補食されていき、ギチッギチッと締め付けてくる。
これをもっと根本まで味わいたい。俺は自らのうちに沸く欲望に背を押され、より早く繋がろうと焦ってしまい、なかなか上手く入らなかった。
「頑張れ」
シャルからの応援。
「頑張れ、頑張れ。僕と一つになろう。きっとすごく気持ちいいよ。二人で深くまで繋がり合って、いっぱい愛し合おうね」
シャルの応援は俺の股間に響いた。もはや何の言葉を発する余裕もなく、俺は少しずつシャルと一つになっていく。
途中で抵抗感があった。だが、それは俺の一突きでブチッと容易く突破でき、破った勢いに乗って奥へ奥へと誘導される。そのままズブブブッと突き進んだ先には待つ場所に目掛けて、俺は腰を突き出した。
俺の肉棒は根本までシャルと繋がった。これ以上深くには押し込めない。何かが亀頭の進行を妨げている。その何かの正体は当然理解しているし、コンドームもなしに生でこの場所に挿入した危険性も理解している。
「おめでとう。僕の処女も、呆気なく破られちゃった。一樹さんのチンポを膣内に感じるよ。子宮口にキスして、熱々の肉棒でビクビク脈打ってる。一樹さんも、僕の膣内を感じてくれてるかな?」
「あぁ……。すごいな、これ。溶けそうだ。締め付けもすごい。あぁ、やばい。ずっとここに挿入していたい気分だ」
「いいよ、ずっと入れていても。僕の人生はもう一樹さんの物だから。僕のおまんこは一樹さんのチンポ汁搾り穴だよ。好きなだけ使って、卵子に精子をびゅーびゅー注ぐ的当てゲームをしてもいいよ。景品は勿論、僕と一樹さんの赤ちゃん。一樹さんが望むなら何人でも産んであげるね」
度重なる誘惑。俺の心を堕とすには十分過ぎる破壊力を持っていて、俺はシャルに再び覆い被さって無言で尻を上下に振った。結合部から溢れてくるシャルの破爪の血が見えていなかったわけではない。見た上で、乱暴にシャルを犯した。
「一樹さん。もっと暴れてもいいんだよ……?」
シャルは俺の体に両手足で抱きつき、耳元で囁く。
「僕は一樹さんの道具。ガシガシとチンポで掻き回して、無責任に中出ししちゃお? 養育費なら、優しい束様にもらったお金があるから大丈夫。孕ませて産ませて、子宮が空いたらまた孕ませちゃお? 女の子の人生食い潰すのって気持ちいいよね? もっと素直になろう。僕を子作り専用の肉オナホにしちゃお?」
ベッドが軋むほどの激しさで俺はシャルを無言で犯す。膣内の隅々まで肉棒を擦り付ける。膣壁と肉棒が触れ合う度に暴力的なまでの快楽を得る。もはや抗うことはできない。先程までシャルには手を出さないと心に誓っていたのは何だったのか。
俺はシャルという美少女に即堕ちし、シャルと交わり続けた。避妊など考えになく、気持ちよく果てることばかりを考えて体を動かす。
「出して、出して、出して、出して」
腰の動きに合わせて耳に向かって囁かれ、否応なく興奮度は上昇。そのまま止まることはなく、度合いに比例して腰使いを激化させた俺は、それを感じた。
股間の奥底に感じた熱い欲望。それを押さえつけられるほど俺は強い人間ではなく、一気に欲望を解放した。気を許したと同時に、決壊したダムのようにそれは外へと放出された。
そして、シャルの膣奥へと肉棒を押し込んだ直後、射精が始まった。
ぶびゅびゅびゅるる、びゅるるるる、どびゅーっ、どびゅるるるっ、びゅく、ぶびゅっ、ぶびゅー。
「あっ、んんっ! 一樹さんのザーメン来たぁっ! あっ、どくどくって出されてるのがわかるよ? ねぇ、十代少女に中出し気持ちいい? 孕ませセックス気持ちいい? あははっ、僕はすごく気持ちいいよ!」
やばい。気持ちよすぎて言葉にならない。笑みが止まらない。もっと出して、シャルの子宮を精液攻めすることしか考えられない。もっと出ろ、もっと出ろ。体内でのたうち回る醜い欲望に従って、ガッツリと生中出しを楽しんだ。
どくっ、どくっ。ゆっくりと射精を続けながら俺はシャルの体を抱き締める。シャルも俺を強く抱き締め返して、俺の精液を子宮で受け取り続ける。
長い時間そうして二人で抱き締め合い、俺達は二人の時間を過ごした。
「一樹さん。起きてる?」
「……あぁ」
「眠そうだけど、どうする? 僕のおまんこにチンポ突っ込んで子宮で精子泳がせたまま眠っちゃう?」
「まだやる」
「そっか。いいよ。好きなだけハメハメしてね?」
俺は肉棒を膣口付近まで引き上げると、ズブンッと再び膣奥に押し込んだ。一度射精したおかげで膣内は精液でどろどろになっていて、さっきまでとはまた違う味わい深い膣になっていた。腰だけを動かしてシャルを犯し、俺は気の済むまでシャルに種付けを繰り返した。
数回シャルの子宮に精液を敷き詰めた頃、俺は正気に戻っていた。
やってしまった。これでは何のためにシャルを匿ったのかわからない。ただシャルを購入しただけの男になってしまった。俺が望んでいたのはこの展開ではない。俺は自分を大切にしないシャルの身を案じたのだ。悪い男の手に落ちて酷い目に遭わないように。
でも、今の状況は別に悪くないのではないだろうか。
俺は次第、考えを改め始めた。確かに俺はシャルと交わってしまったが、大切にするだけの良識がある。悪い男の手からシャルを守るという目的は達成できたわけだ。その過程でシャルと繋がってしまったのは仕方のないことだ。俺が断ればシャルはすぐに別の男に身を委ねようとするのだから。
仕方がないことだ。これでいいじゃないか。
「一樹さん、大好きだよ」
俺を見つめてながら言ったシャル。
それに対して俺は、無言でシャルの子宮口に亀頭をぐりぐりと押し付けた。