ショタ主(しょたるじ)さまがプリンセスたちとコネクトしまくる話 作:古井京魚堂
キョウカ「WSS(わたしがさきにすきだったのに)」
なお矢印はコッコロちゃんに向いている
ミソギとキョウカが見つめる先で主従は果てた。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
何度目かも分からない射精の後、さしものユウキも倒れ込んだ。
倫を絶する精力それ自体はまだまだ余力を残していたが、あいにくと体力が追いつかなかった。息が荒い。少年は純粋に疲れ切り、大の字に手足を投げ出し寝ころんだ。
「主さま。水分補給いたしましょう」
仰向けになった主人の腰に跨る形で身を起こすと、コッコロはベッドの脇の机に手を伸ばして――届かないので精霊に運んで貰った――七宝の水差しを掴み取り、注ぎ口から直に中身を口に含むと、口移しで主さまに水を飲ませた。
身を屈めて顔を寄せ唇を合わせる。少女の舌が少年の口を割り開き、流れ込む水が彼の乾いた喉を甘く潤した。
「んっ……あむ……こくこく」
下の口で主さまの肉棒を咥えこんだまま、それを何度か繰り返す。あたかも雛鳥に甲斐甲斐しく餌を与える親鳥のように振る舞った。主さまが十分に水を飲んだと彼女が判断するまで続いた。
やがてそれがキスに変わるのは自然な流れであったろう。
「コッコロちゃん」
「はい。主さま」
ユウキがもじもじと遠慮がちに訴える。
「あのね。僕また大きくなっちゃった」
「くすっ。はい。存じております。先ほどから大きな主さまを感じておりました。あっいけません。お立ちにならないでくださいまし。わたくしが動きますので、どうぞ主さまは今しばらくおくつろぎください」
コッコロは微笑みながらユウキの手を取り、お互いの掌をあわせて指を絡ませる。
「では、動きますね」
そう言うと彼女はゆっくりと腰を動かしはじめた。
先刻のケダモノめいた激しいセックスとは一転した静かな交合。やさしく、愛情をこめて、八の字を描くようにお尻を動かす。妖精を思わせる華奢なる肢体が主人の上で艶めかしく踊った。
「あぅ……コッコロちゃん、すごくエッチだよぉ」
従者が動くたびに膨らみかけの乳房が微かに動く。玉の汗が浮かぶ白磁の肌に隆起した薄紅色のポッチにユウキは目を奪われた。
美乳、巨乳、幾つものオッパイを堪能してきたユウキであるが、見るたびに新しい感動がある。
少年の表情を確かめながら、コッコロは騎乗奉仕を続ける。
「うっぁぁ……♥️」
「これがよろしいのですね♥️」
「うんっ! うんっ! すごい……♥️」
弱点への絶妙な攻撃。少年はたまらず艶めかしく喘いだ。
嗚呼。主さまの欲望を感じます。
コッコロは肌が粟立つ感覚を覚えた。
普段はぽやぽやとした主人が見せる野獣のような眼光にぞくぞくする。
結んだ掌を通じて互いの熱を高め合う。
主さまの体に跨り、上から見下ろすという、彼女の価値観からすると不敬と言う他ない体位がもたらす異様な高揚感。倒錯した感動を仕える者にもたらしていた。
押し倒され、むさぼられたい。不遜を躾けられ、屈服させられ、身も世もなく咽び泣かせられたい。
どこぞの赤毛のドMもかくやの被虐的な仄暗い願いが次々に湧き起こる。
淫靡なる微笑の奥で算段する。もう一手二手媚態を示し、挑発すれば、たちまち主さまはケダモノに変身して襲い掛かってくるだろう。
けれどコッコロがそれに飲み込まれることはなかった。彼女は己を律すること大であったし、なにより彼女が言う主さまはSMの御主人様ではないのだから。
欲望にそっと蓋をして本道に立ち返る。
主人の体に過ぎた負担がかからないように注意を払う。
「いかがですか。主さま」
「すっごくきもちいい」
「それはようございました」
ゆっくりとしたスローテンポなセックスを二人は楽しんだ。
やがて、それは頂点に達した。
「ビュービューおもらししてくださいませ♥️」
限界を迎えたユウキに向けて、コッコロは甘やかすようにして射精を乞うた。
どく。どくっ。どくどくどくっと白濁の奔流がコッコロの膣内を蹂躙した。
コッコロの秘所から肉棒が引き抜かれると、栓を抜かれた孔からゴポゴポと卑猥な空気音を響かせながら大量のザーメンが零れ落ちる。
自身の股座から逆流するザーメンをコッコロはしばし惜しむように眺めた後、おもむろにデバガメ二人へ視線を転じる。
それでユウキも二人に気づいた。
「あれ! ミソギちゃんにキョウカちゃんだ。どうしたの?」
つられて顔を向けたユウキは呑気な顔と呑気な声で問いかける。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
「にへへ……なんかさ、すっごかったねー!」
「……どうもです」
いささかバツの悪い表情で覗きふたりが招き入れられる。
「今日はミミちゃんは一緒じゃないんだね」
「ミミの家に向かう途中でにいちゃんたちを見かけたんだー」
そして尾行したとまでは言わない。
「お久しぶりですキョウカさま」
いっそ場違いなくらい平然たる様子で久闊を叙する。ザーメンをぽたりぽたりと未だに垂らしているのが嘘のような態度だった。
「それとミソギさまでございますね。ようこそいらっしゃいました」
「あれれ。白いねえちゃん、ミソギのこと知ってるの? どっかであった……ことはないよねえ」
こんな特徴的なねえちゃんを忘れるはずがない。
「はい。ミソギさまとははじめまして、でございます。ですが、リトルリリカルの皆さまのことは、主さまよりかねがね」
「……驚きました。コッコロさんが仰っていた御主人様というのは、ユウキさんのことだったんですね」
「はい。左様でございます。わたくしも主さまよりキョウカさまのことを聞いた時は、なんと奇遇なことかと思った物です」
しみじみと感じ入った様子で言葉を交わす。なので初めましてだという気がしないのだとコッコロは語った。
「主さまから御友人ができたと聞いた時は大きな喜びと小さな不安とを感じましたが、大変に善くしていただけているとの由。ありがとう存じます。それに、聞けば主さまのおチンチンさんが大きくなってしまった時も、やさしく介抱してくださっているとか。なんと素晴らしい」
「ちょっ……まっ! え? えぇー! なっ! 嘘でしょう。あなたなんてことを報告してるんですか!」
あんまりにも赤裸々なユウキの所業にキョウカは顔を真っ赤にして怒鳴りつけた。
ぽかぽかと両手で殴りつける。
「おぉ! キョウカがあらぶってる。へへん。ミソギも負けないぞぉ。にいちゃん、かくごー! ちんちん、ぶらぶらさせてるんじゃないぞお!」
「あ! そうです! あんまり堂々としてるからスルーしちゃいましたけど、なんで出しっぱなしなんですか! 普通はしまうでしょう。へんたいさんなんですか!」
「え? だって。まだ」
キョウカの剣幕に目を白黒させながらもユウキは反論する。
「まだ。なんです」
「お掃除してもらってない」
「は? 掃除?」
脈絡のない単語に今度はキョウカが目を白黒させる。掃除。掃除って何だ。
「ぷっあははっ! へんなのーちんちん丸出しで掃除って何さ」
ミソギがケラケラと笑った。
「ふふ。僭越ながら、お二方どちらも御存知でない様子。御奉仕の後のお掃除はとても大切な物なのですよ。そうでございます。わたくしが実演して御教授させていただきます」
そう言うと、コッコロはユウキの足元に跪いた。
ちょうど顔のすぐ前に少年の股間が来る。
「え。コッコロさん、何を」
「なに、なに、さっきのフェラチオって奴?」
自分の胎内に好き勝手射精した後、力を失ってへんにゃりとしたおチンチンをうやうやしく持ち上げると、いつものように忠愛のくちづけを亀頭に捧げてから、愛液と精液とでドロドロになった肉の竿に舌を這わす。
棒に絡めた水飴でも舐め取るようにペロペロと満遍なく、貪欲に、丹念に、愛情たっぷりの舌遣いでお掃除する。
肉棒の汚れをすべて舐めとると、亀頭から竿をストローの様に咥えて、尿道に残った精液をすっかり吸い取ってしまった。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
実のところ。コッコロは前々からリトルリリカルの面々に、しっかりと御奉仕の技を仕込まねばならないと考えていた。
そして今日の邂逅は絶好の好機であった。
逃すつもりは欠片もなかった。
急に気温が下がった今日この頃。みなさまいかがお過ごしでしょうか。(この後編を書き始めた時は酷暑だったんですが)
作者は慢性前立腺炎を発症してしばらく痛みで座れない体になっていました。
次回 コッコロちゃんによるリトリリの御奉仕レッスン